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平成15年6月21日号
新理事長に野澤恒雄氏

埼玉県書店商業組合(植村稔理事長)の第19回通常総会が5月24日午後2時から、さいたま市浦和区の埼玉書籍4階会議室で開かれ、組合員156名(委任状含む)が出席した。

総会は佃茂明副理事長の司会、茂木孝一副理事長の開会のあいさつで始まり、今期をもって退任する植村理事長が「再販問題取り組みへの苦労、あるいは作家の瀬戸内寂聴氏を講師に招いた『世界本の日=サン・ジョルディの日』記念文化講演会を盛況裏に開催できたことについて、各組合員の協力に深く感謝し、改めてその責任の重さを感じた」と任期中を振り返って謝辞を述べた。

そして、「年々減少をたどる組合員数に心が痛む。

万引き、ポイントカードなど今後に問題を残したが、組合員295名の団結をもってこの難局を乗り切ってほしい」とあいさつした。

議案審議では中村二郎常任理事を議長に選任し、平成14年度事業報告・収支決算報告、平成15年度事業計画案・収支予算案などを審議。

いずれも原案通り承認可決した。

任期満了に伴う役員改選では5名の選考委員による理事58名、監事3名の指名推薦を一括承認。

初理事会で野澤恒雄氏を新理事長に選出した。

野澤理事長は所信表明で「厳しい経済状況のなか、各組合員におかれてはもう一度足元を見つめ直し、経営の基礎再構築をはかってほしい。

組合員とともに持てる力を出したい」とあいさつした。

続いて、野澤新理事長から植村前理事長に対して2期4年間の労をねぎらい、その功績に感謝状・記念品が贈られ、水野副理事長の閉会のあいさつで総会を終了した。

(長谷川正夫広報委員)〈埼玉組合役員〉▽理事長=野澤恒雄(三星社)▽副理事長=佃茂明(佃文教堂)吉田矩康(吉田謙受堂)小野太一郎(時習堂書店)水野兼太郎(水野書店)▽専務理事=高野隆(須原屋)

雑誌愛読月間キャンペーン

店頭で月刊誌・月2回刊誌の年間購読を申し込むと1カ月分が無料になる「年間定期購読キャンペーン」が7月1日から8月20日まで実施される。

夏の雑誌愛読月間に合わせて雑協、取協、日書連の3団体が共催するもので、対象雑誌は32社60誌。



日書連マークで市場守る

北海道書店商業組合は6月10日午後3時半から札幌市中央区のセンチュリーロイヤルホテルで第27回通常総会を開催。

今年度の活動方針などを決めた。

志賀健一理事長は取り組むべき課題として①図書館流通センター(TRC)対策②ポイントカード③雑誌の全国同日発売④書店の支払いサイト延長――などをあげ、「山積する問題を一つひとつ解決し、不況を乗り越えて生き残ることができるよう努力する」と、出版業界改善に意欲を示した。

総会は松本勇副理事長(松本書房)の司会で進行。

藤原史人副理事長(貴光堂書店)の開会宣言で始まり、志賀理事長(旭川冨貴堂)があいさつした。

志賀理事長は出版業界の現状について「マーケットが縮小するなか、積極的な動きも出てきている」としてICタグに言及し、続いて日書連で大きく取り上げられている問題としてポイントカードと図書館流通センター(TRC)に触れた。

ポイントカードについては「出版社は本来ルールがあるにもかかわらず、具体的な動きをとってくれない。

家電量販店ではヤマダ電機の5%がクローズアップされているが、『100満ボルト』が10%のポイントサービスを実施していることがわかった。

由々しき問題で、証拠をつけて日書連理事会で報告したい」と述べた。

また、TRCについては「TRCは日本図書館協会の事業の赤字を出版業界トップの判断で救おうと立ち上げた会社で、初代社長も書協理事長の服部さんだった。

今の姿は設立時とかけ離れたものになっている」と批判。

さらに「昨年まで4名だった小中学校向け営業マンを今年から40名に増員してマーケットを荒らし回っている。

TRCの小中学校におけるシェアは10~20%で、すべてを奪われる状況ではない。

教育委員会、教育センターを今のうちに固め、TRCに対抗することが必要」と述べ、昨年完成した日書連マークで小中学校マーケットを守っていく考えを強調した。

また、業界が一体となって改善すべき課題として雑誌の全国同日発売、書店の支払いサイト延長をあげ、「全国同日発売は道組合が提起し、その後日書連の方針にもなった。

実現に向けいっそう運動を強化したい。

今のように売上げが厳しい時代に、30日サイトで100%支払えというのは無理な話。

60日を目標に働きかけたい」と述べた。

議案審議では、議長に村上正人氏(マルイゲタ)を選び、志賀理事長、高宮要夫副理事長(誠文堂書店)、伊澤崇専務理事(伊澤書店)、松山雄洋氏(本のカナリヤ)が事業報告と事業計画を説明した。

このうち、活性化特別委員会から、昨年7月に実施した組合員アンケート調査で、組合が取り組むべき課題は①情報共有化②財政見直し③出版社、取次との連携――との結果が出たので、具体化への道を模索しているとの報告があった。

また、組織強化については「日書連の動きに連動し、道組合も昨年12月に高宮副理事長が在札取次支店長を訪問。

組合加入促進へ協力要請した。

4月30日現在の組合員数は300名。

組合員新規獲得へいっそう努力する」と報告があった。

なお、総会に先立ち午後2時より同会場で、イーブックイニシアティブジャパンの鈴木雄介社長が「『電子ブックマーケット』のこれから」をテーマに講演した。



-無題-

☆ベストセラーになったから、あるいは、売れ続けているから、その本たちの装幀がイイというわけではない。

むしろ、売れている本の装幀の大半はよくないと思う。

例をあげるのは控えるが、いいと思えるのはわずかである。

売れているから、すべてがイイと思いこんでしまうのは軽率。

イイ装幀とは、なにか?読者にとっては、この本なら、こういう装幀で読みたい!と思えるものをいうのだろう。

出版社にとっては、売れ行きに影響を及ぼすのがイイ装幀、つまり、読者にスムーズに渡るようなデザインが、イイ装幀だと思うべきだと考える。

しかし、この読者と出版社との装幀に対する思い(考え)に、時として深い溝ができてしまうことがある。

店頭で目立つことを追及したために、まわりにならぶ本たちとは違う色彩を使う。

それで、読者の気を引くこととなり、売れる情報があふれていたこともあってベストセラーになったが、読者にしてみれば、こんな冷たい色の装幀で読みたくなかった。

といったような差である。

装幀がよくなくても、話題性や著者の人気などでベストセラーになった本は多い。

(読者にとっての)装幀がよいというだけで、ベストセラーになった本は、極めて少ない。

結論として、装幀の良し悪しは、80%くらい、本の売れ行きとカンケイない!と言い切っていいと思う。

問題は、残りの20%でどう活躍するかだ。

売れる装幀の基本は、白地に赤、つまり紅白の組み合わせ、あるいはそれに近い、クリーム地、黄色地に、黄色やオレンジの組み合わせ。

そして、小さく緑やキレイなブルーを加えたものだが、ケースバイケースで、発表時の店頭の装丁の状況、季節などによって変えなければならない。

つまり、目立つことを考えればいい。

そして、それが読者に読む気を起こさせるものであればベターなのである。

トコロデ、美しい女性編集者から、なつかしい郵便物が届いた。

『私たちはいま、イラクにいます』(講談社)。

「爆撃で殺されるのは、私のような子どもなのです」。

13歳の少女が書いた平和へのメッセージで、イラクの子どもたちの写真がつまっている。

戦争は終わったわけではない。

読者にイイ装幀のこの本を、ぜひ売ってください!

-無題-

愛媛県書店商業組合(井門照雄理事長)は6月5日午後4時より、第15回定時総会を松山市二番町のワシントンホテルで開催した。

松岡理事(アテネ書店)より、委任状を含む出席者が42名で総会の成立が報告された後、井門理事長を議長に選任して議事を進行。

井門理事長はあいさつで、全国的に組合員数の減少が続くなか、本県も同様となっており、組合員数の維持が重要だと訴えた。

事業報告では、四国地区発売日の繰り上げ、講談社「おはなしキャラバン」への協力、日書連共済会への全店1口加入、学校図書館納入・日書連マークの説明会など、この1年間の活動報告が行われた。

本年度事業計画では、組合員研修、ホームページの刷新、愛媛県の出版物のデータベース化、ファックス配信の整備等が示された。

引き続き、収支決算・予算案が光永専務理事(松山堂書店)より報告され、すべて満場一致で承認された。

役員改選では、現在の厳しい状況に対応するため、組合員からも現役員の留任の要請があり、引き続き現執行部が担当することになった。

なお監査役が欠員となっており、審議の結果、片山東作氏(かたやま書店)を選任した。

終了後、午後6時より出版社、販売会社19名を交えて和やかに懇親会が行われた。

(光永和史広報委員)〈愛媛県組合役員〉▽理事長=井門照雄(丸三書店)▽副理事長=日吉英夫(マスヤ書店)安藤大三(明屋書店)谷本博紀(谷本書店)▽専務理事=光永和史(松山堂書店)


-無題-

京都府書店商業組合は5月28日午後2時から、京都ホテルオークラで第19回通常総代会を開催した。

総代42名(委任状含む)が出席した総代会は、野村理事(宮脇書店京都店)の司会で進行、春日理事(かすが東林書店)、横田理事(富士書房)を議長として行われた。

冒頭で中村理事長(桂書房)が「京都組合もピーク時に組合員数は450軒あったが、今期末には290軒に減少した。

業界としても組合運営上も大変厳しくなってきている。

今こそ一致団結して知恵を出し合い、生き残れるように組合は会員書店のため一層努力する決意だ」と述べた。

審議では事業報告、事業計画、決算報告、収支予算等、すべての議案が原案通り承認された。

特に事業計画では、各委員会より各種講座の開催、日書連マークの推進、各種組合推薦商品の拡売、読書推進などで前向きな意見が出て、たいへん和やかで有意義な総代会となった。

このあと理事、監事の任期満了に伴う役員改選を行い、理事22名、監事3名を選出。

第1回理事会で中村理事長を再選した。

(棚橋良和広報委員)

-無題-

山口県書店商業組合は5月30日正午から小郡町のホテルみやけで第15回通常総会を開催し、組合員68名(委任状含む)が出席。

役員改選では満場一致で冨永信理事長(冨永書店)を再選した。

総会は姉川憲一専務理事(明林堂書店)の司会で始まり、冨永理事長があいさつ。

「書店経営が厳しいといわれて久しいが、出版社、取次も同じこと。

書店全体が英知を結集し、頭脳、身体を駆使して懸命に汗をかけば売上げ、利益を伸長させることは現在でも可能だ。

新島襄の言葉に◆儻不羈(てきとうふき)があるが、自分の考えを明晰にもち他人に御せられないという意味で、ぜひ書店人のロマンと負けん気を持っていただきたい。

山口県が全国で一番元気がよいと言われるよう私も尽力する」と述べた。

中野哲男副理事長を議長に、平成14年度事業報告、平成15年度事業計画案、決算報告等を審議して原案通り承認可決した。

事業計画では、2005年に山口県で開催される国民文化祭の準備や、本年10月に「本の学校」で行われる冨永理事長の講演に先駆けて同テーマによる研修会を実施するなどの報告があった。

(山本信一広報委員)〈山口県組合役員〉▽理事長=冨永信(冨永書店)▽副理事長=中野哲男(中野書店)都野隆司(都野書店)▽専務理事=姉川憲一(明林堂書店)

-無題-

神奈川県書店商業組合の定例理事会が6月4日に組合会議室で行われた。

主な決定事項は左記の通り。

1、ヤマダ電機のポイントサービスについて、再販契約違反として小学館、講談社両社の社長宛に要請書を送付した。

2、組合で行っている読書ノートはかなりの部数が出て、それなりの効用があるので、今年度も積極的に活用する。

また、夏休みの推薦図書が今月上旬に各取次から搬入となっているので販売に努力することにした。

3、神奈川新聞が組合の企画に大変協力的であるため、増売に協力することにした。

4、川崎駅前に名古屋のあおい書店が1千坪の大型出店を行う。

法律的に止めるのは不可能なので組合加入を条件とした。

5、日書連マークの普及に努力する。

6、横浜市が発行する広報誌「横濱」(季刊)の取扱いを組合事業として行うことになり、横浜市内の書店に協力をお願いすることにした。

詳細は事務局まで(045-321-1984)。

(平井弘一広報委員)

6年連続の減収だが

トーハンは6月27日に開催する株主総会に先立ち、平成14年度決算概況を発表したが、前期に引き続き減収増益。

だが、当期利益はこの10年で最高になった。

第56期(平成14年4月1日~15年3月31日)売上高は前年比2%減の6657億1300万円。

売上の内訳は書籍が0・4%増の2544億円、雑誌が2・2%減の3649億円、NM商品は11・9%減の463億円だったが、返品率は全体で0・4%改善され、32・5%になった。

送品前年比は返品前年比を1・3ポイント上回り、効率販売施策の効果が現れている。

販売管理費は返品率改善や上尾センター稼働に伴う経費の減少により、前年比96・7%と売上伸張率を1・3ポイント下回った。

この結果、営業利益は9・4%増加して平成8年以来の130億円台になった。

法人税を控除したあとの当期利益34億8700万円は、この10年で最高。

記者発表を行った藤井副社長は「売上は10年前、平成4年の水準に逆戻りしているが、デフレ経済下にあっていかに増益を達成するかが経営課題。

東ロジ、送品業務の合理化で増益を実現した。

財務基調は引き続き健全性を維持している」と説明した。

この期の転廃業は449店、2万2700坪。

来期の売上目標は0・2%増の6671億9100万円。

トーハン損益計算書(単位百万円)売上高665、713売上原価588、263売上総利益77、450販売費及び一般管理費64、445営業利益13、005営業外収益2、740受取利息286その他の営業外収益2、453営業外費用8、358支払利息29売上割引8、229その他の営業外費用99経常利益7、387特別利益757特別損失1、228税引前当期利益6、629法人税等3、141当期利益3、487前期繰越利益1、225当期未処分利益4、713


売場の活性化提案

太洋社は6月14日午前10時から文京区水道の本社で第13回夏の市会「すいか祭」を開催した。

「売り場が明日を創造する/読者の買いたい、本屋さんの売りたいを応援します」をテーマに、3階特設会場に新刊書、コミック、開発商品などを展示したほか、児童図書コーナーでは「夏を感じる絵本」「くだものの絵本」などを提案。

童心社の協力で紙芝居の実演も行われた。

主催者あいさつを行った沢野常務は「決算は厳しかったが、取引先の健闘により売上げは前年を若干クリアできる。

新戸田流通センターは6月30日に建物引渡し、9月から本稼働の見通し。

10月より本社は書籍だけの流通センターになり、物流の高品質化が図れる。

提案営業の高度化、POSデータの分析も年内に稼働し売上げが上がる提案をしていく。

会場にはアニメや児童書コーナーを展示した。

少しでもお店に取り入れてほしい」と述べた。



新社長に鶴田尚正氏

日販は6月27日に開かれる定時株主総会と取締役会で、菅徹夫社長が代表取締役会長に、鶴田尚正副社長が代表取締役社長に就任する役員人事を内定したと発表した。

また、柴田克己専務は副社長に、大野隆樹常務が専務に、鈴木暁取締役が常務にそれぞれ昇格。

石田耕二氏が新取締役に就任する。

第55期決算(平成14年4月1日~15年3月31日)では、売上高が7325億1700万円で前年に比べ1・6%減収となったが、営業利益は7・6%増の133億9千万円、経常利益は20・2%増の47億4千万円、当期利益も1・5%増の19億8千万円と、いずれも過去最高益を計上した。

売上高の内訳は書籍2493億円(0・2%増)、雑誌3769億円(2・2%減)、開発商品1062億円(3・2%減)。

返品率は書籍38・3%、雑誌31・0%、開発商品5・4%、合計で前年より0・1ポイント増の31・1%。

販売管理費では、運賃・荷造費などの販売費を5・8%削減できたことから、販売管理費全体で前年比2・6%減と売上げの落ち込み以上に経費が抑制できた。

決算概況を説明した柴田専務は「第55期は中期経営計画ネオステージ21の最終年度だった。

V字回復まではいかなかったが、安定して収益を生み出せる体質に変わり、U字回復は果たせたのではないか」とコメントした。

期中の増床は449店、3万8083坪、減床が507店、2万3621坪。

差引き58店減、1万4462坪増加。

日販役員人事
(◎昇任、○新任)代表取締役会長◎菅徹夫代表取締役社長◎鶴田尚正取締役副社長(営業本部長)阿部洋一郎取締役副社長(秘書室・管理部門・物流部門・システム部・ネット事業部総括)◎柴田克己専務取締役(経営相談室・取引部・CVS部総括)◎大野隆樹常務取締役(仕入部門書籍部・雑誌部・取協担当)橋昌利常務取締役(経営戦略室長・経理部・不動産事業部担当)古屋文明同(特販支社・商品開発部担当)◎鈴木暁取締役(商品開発部長)鎌谷照夫同(関西支社長)遠藤光一同(雑誌部長・CVS部長)高橋滋世同(システム部長・ネット事業部長)井上顯一同(物流部門担当)高見吉弘同(関東支社長)小林利夫同(特販支社長)○石田耕二常勤監査役笠井三千男同黒岩紘司同(公認会計士)和井内清監査役(新潮社社長)○佐藤隆信相談役(紀伊國屋書店会長兼CEO)松原治同(講談社社長)野間佐和子同(小学館社長)○相賀昌宏同(有隣堂社長)○松信裕同(三省堂社長)○亀井忠雄同小関道賢*取締役を退任する野谷清氏は顧問に就任予定。

日販損益計算書(単位百万円)売上高732、517売上原価656、098売上総利益76、419販売費及一般管理費63、025営業利益13、393営業外収益1、273受取利息311その他収益962営業外費用9、926支払利息316売上割引9、202その他費用406経常利益4、741特別利益220特別損失1、228税引前当期利益3、733法人税・住民税及事業税2、368法人税等調整額▲615当期利益1、980前期繰越利益491土地再評価差額金取崩額161当期未処分利益2、633

1980円ソフト年内百タイトルに

ソフト開発のソースネクストは6月2日、東京・南青山のスパイラルホールで記者発表会を開き、2月下旬から推進している「コモディティ化(日用品化)戦略」の経過と、今後の事業展開を説明した。

また、格闘家のボブ・サップ氏をゲストに招き、新製品タイピング習得ソフト「特打ボブ・サップスペシャル」の発表を行った。

コモディティ化は、パソコンソフトの主力製品をすべて1980円で販売し、書店などに販路を広げ市場拡大を図る事業戦略。

2月よりタイピングソフト「特打」、セキュリティ対策ソフト「マカフィー」、ユーティリティソフト「驚速」など53タイトルを1980円で発売した結果、販売本数シェアは25%を突破し、国内第1位になった。

松田憲幸社長は「1980円シリーズを年内100タイトルまで拡大する。

2003年度までに販売チャンネル1万5000店、販売500万本、2005年度には5万店、1500万本を目指す。

書店の専用什器を作って買いやすいようにし、現在の700店から3000店まで広げる」と今後の展開を説明。

「安さ、買いやすさを実現すれば、パソコンソフト市場はもっと拡大する」と述べた。



学校図書館4賞で萬田会長が祝辞

全国学校図書館協議会は6月7日、九段会館で学校図書館賞、学校読書推進賞、学校図書館出版賞、同メディア賞の表彰式を行った。

学校図書館出版賞には旬報社の『福祉のこころ』(全5巻)、特別賞に農山漁村文化協会の『そだててあそぼう』(既刊54巻)が選ばれた。

来賓として日書連萬田会長が祝辞を述べた。



催し

◇トーハン書店大学「実践!POPの描き方」㈱トーハン・コンサルティングは7月8日午後1時半から新宿区のトーハン本社大ホールでトーハン書店大学「実践!POPの描き方セミナー」を開催する。

POP広告指導で定評のあるベテラン講師が、実習を中心に費用をかけず店頭に活気をもたらす実践的POP作成のノウハウを伝授する。

参加者には自店ですぐ使えるテキスト資料、POP用具一式を提供。

プログラムは①POP広告の基礎知識、②細丸ペン・角ペンによるレタリング、③POP広告に活かすエフェクト、④アイキャッチャーづくりなど。

受講料は全国書店共助会参加店5千円。

非加入店1万円(テキスト、教材費、資料代、消費税含む)。

お問合せはセミナー事務局へ。

電話03(3267)8686

人事

◇中央社〔機構変更〕1、営業企画室を廃止、総合推進室を新設する。

2、雑誌部、書籍部を廃止し、仕入部を新設する。

3、コミック・メディア部を廃止する。

4、特販部を新設する。

5、取引部を新設する。

6、総務人事部に法務課を置く。

7、情報システム部に情報システム課を置く。

8、仕入部に雑誌仕入課、書籍仕入課を置く。

9、販売部に販売一課、販売二課、販売三課を置く。

10、特販部にコミック・メディア課、特販一課、特販二課、開発課を置く。

11、取引部に取引管理課を置く。

12、名古屋支店に営業課を新設する。

13、関西支店に営業一課、営業二課を新設する。

14、業務部に雑誌業務課、書籍業務課、注文管理課、輸送課、商品管理課を新設する。

〔告示〕委嘱営業倉庫部長兼任取締役外山義朗委嘱書籍部長兼任取締役山坂義行〔辞令〕仕入部長(雑誌部長)大谷敏夫特販部長(営業企画室長兼コミック・メディア部長)斎藤進取引部長(経理部長)矢下晴樹法務課長兼任(総務人事部長)佐塚徳雄注文管理課長兼任(業務部長)小暮豊博特販部長代理(コミック・メディア部長代理)川崎隆取引部長代理(営業倉庫部長)岡田益男営業倉庫部長代理(営業倉庫部課長)関根道夫


聴衆に勇気と元気与える

千葉県書店商業組合(鈴木喜重理事長)は、6月8日、「世界本の日=サン・ジョルディの日」記念文化講演会を千葉市のぱ・る・るプラザで開き、400席の会場に立ち見が出る盛況であった。

講師は平成13年度直木賞作家の山本一力さん。

迎えの車を断り、途中の駅まで自転車で奥様と見えた山本さんは、「生きかた雑記帳」として約2時間話された。

高知県出身の山本さんは、13歳で上京、新聞配達をしながら高校を卒業し実社会へ出る。

幾つかの職歴を経て、作家の道に。

その間、事業の失敗で莫大な借金も。

波乱万丈の体験を織り込みながら、人との出会いの大切さ、人間の生き様について語られた20余年前に亡くなられた母親の教えの一言が、10年、20年経て「ああ、あの言葉の意味はこういうことだったのか」と気が付いたと山本さん。

私語一つ出ないほど熱心に聴き入る会場の姿が印象的であった。

事業に失敗して多額の借金を背負った女性は「講演を聞いて勇気付けられた」。

また、難病と闘う人も「明日は味方という山本さんの言葉に元気をもらった」と感想を語った。

講演後の著者サイン会では、1人ひとりに丁寧に応対される山本さんに県組合は感謝と同時にファンになったことを報告したい。

なお、講談社には講師派遣の後援、取次には著書の販売などで応援をいただいた。

(河口洋一広報委員)

お詫びと訂正

本紙6月11日付4面に掲載した講談社下期雑誌企画発表の記事で『おとなの時間』月刊化とあるのは、『おとなの週末』の誤りでした。

お詫びして訂正いたします。



徳間松下社長が講演

北陸トーハン会は6月5日午後2時から加賀市・山代温泉「瑠璃光」で第12回総会を開催。

書店29名と版元など85名が出席した。

北陸3県の支部会に続いて、石川県宮本常任理事(ブック宮丸)の司会で第1部会員総会、第2部は出版社を交えて行われ、吉岡会長(文苑堂書店)が全国トーハン会代表者会議の模様を報告。

販売コンクールで前後期3位ながら、年間販売商品が23位のため総合12位になったとして、今年こそ上位めざして頑張ろうと檄を飛ばした。

議案はいずれも原案通り承認した。

来賓のトーハン風間常務は、平成2年まで北陸支店長だったため知己も多く、会員書店に読者の視点で本を売っているかと訴えた。

研修会では徳間書店松下社長が「地方書店の将来」のテーマで書店のあるべき姿を教示。

「現在の不況はバランスシート不況であり、トップは逃げてはいけない。

全責任はトップにある」と一刀両断した。

(渋谷恵一広報委員)

本屋のうちそと

昨年の春、『ハリーポッター』の上映で失敗して以来死んだふりをしていたわが映画センターが『たそがれ清兵衛』で一年ぶりに息をふきかえした。

原作が地元出身の藤沢周平、監督山田洋次による映画化とあって当日は満員の盛況。

「たそがれ」の題名が閉塞感漂う現代に絶妙にマッチしただけでなく、ロケも県内で行われ、製作段階から話題になっていた。

さらに、直前に日本アカデミー賞を総なめしたことも追い風となった。

六十歳以上千円という「シルバー券」(前売券)が店頭で五百枚近くも売れ、当日の入場者は六十歳以上がほぼ九割を占めた。

六月には村田喜代子原作の映画『蕨野行』を老人クラブと共催で取り組んだ。

こちらも二年にわたって県内ロケが行われ、恩地日出夫監督や主演の市原悦子がロケに訪れるたびにマスコミで紹介され、地域上映が待たれた映画である。

江戸時代のうば捨て山を題材にした映画に、平均年齢七十代半ばとも思われるお年寄りが何と千五百人近く押し寄せ、五百席の会場は直前に追加上映を決めた夜の部を含め終日超満員となった。

原作本の人気を当て込んで失敗した昨年の映画会とは対照的な結果だ。

少子化が予測を越えて進み、〇六年から人口減少がはじまるという。

店内から子供達の賑やかな声が消えて久しい。

毎日顔をみせる年輩のお客は映画会の客と重なる。

消えた客を数えるより、目の前にいるお客に対応する店作りの必要を教えられた、元気のでる映画会であった。

(どんこ水)

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