キャンペーン
世界本の日 サン・ジョルディの日
書店専用ページ
インフォメーション
リンク
全国書店新聞アーカイブ
全国書店新聞
平成15年8月1日号
読書週間書店くじ実施要領

▽実施期間平成15年10月27日(月)より11月9日(日)まで。

書籍・雑誌500円以上購入の読者に「くじ」を進呈。

▽発行枚数700万枚。

書店には1束500枚3571円(消費税別)で頒布▽申込方法注文ハガキで束単位で所属都道府県組合に申し込む。

締め切り8月20日。

▽配布と請求方法くじは取次経由で10月25日前後に配布。

代金は取引取次より請求。

▽当選発表12月5日(金)、日書連ホームページ、書店店頭掲示ポスターで発表。

▽賞品賞品総額1億110万円、9・7本に1本の当選確率特等賞=図書カード5万円70本1等賞=同上又は全国共通図書券1万円1400本2等賞=同上又は該当図書千円2100本3等賞=同上500円2万1000本4等賞=図書購入時に充当百円70万本Wチャンス賞=同上1万円100本▽賞品引き換え特賞は当選券を読者から日書連に郵送。

1、2、3、4等賞は取扱書店で立て替え。

図書券不扱店または品切れの場合は、お買い上げ品代に充当。

Wチャンス賞は平成16年1月15日までに日書連にハズレ券10枚を送付。

▽引き換え期間読者は12月5日より16年1月10日まで。

書店で立て替えた「くじ」は1月31日までに日書連事務局へ送付。

▽PR活動「読書週間書店くじ」宣伝用ポスター1店2枚。

全国書店新聞、取次広報誌に記事掲載。

日書連ホームページで宣伝。



-無題-

◇新理事▽香川=西尾文士(東かがわ市・西尾誠文堂)▽徳島=平野惣吉(阿南市・平惣)▽神奈川=池本武夫(川崎市・尚文堂)◇再販研究委員会▽委員長=岡嶋成夫(東京組合)、▽副委員長=池本武夫(神奈川組合)

本屋のうちそと

「成績優秀。

読書好きで三国志を愛読していた」見出しになった長崎の少年の特徴である。

こんなふうに直截に書かれると、読書好きに問題があるように聞こえて、こどもの近くにいる私としては、なんだか哀しくなる。

本は人の内面を外に出してしまう。

好む本を見るとその人の関心やセンスがわかる。

それを最大限に利用していたのが、戦前、戦中の警察機構である。

本棚の本を根拠に、いとも簡単に人々を選り分けていった。

この伝でいくと、「成績優秀な三国志好みの12歳の少年に気をつけろ」ということになりそうだ。

しかし彼はほんとうに読書好きだったのだろうか?『三国志』にはどうもゲームのにおいがする。

と思って、ちょっと調べてみたら、案の定あるある。

しかし、こんなにバージョンがあるとは知らなかった。

本へのとっかかりがゲームの場合もあるだろう。

逆に、ゲームのための『三国志』だったかもしれない。

それを、成績優秀と並べて、単に読書好きと言ってしまうのはどうだろう。

成績は数字になっているから、情実の入りようがないが、読書にはさまざまな風景がある。

風景の読み方は、視点をどこに置くかによってまるで違ったものになる。

すくいとる深さとなると、誰が分析するかによってまるで違ってくるかもしれない。

教育の現場は、しばしば軽く局所的な見解に収めてしまう。

しかし、トータルで深い考察なしに問題の本質は見えてこないと私は思う。

(如意)

9月16、17日と委員長会議

日書連は9月16日午後1時から書店会館で全国広報委員長会議、17日は午後4時半から文京区の東京ガーデンパレスで、組織強化委員会・共済会合同全国地区委員長会議を開催する。

広報委員長会議は2年ぶりで、全国書店新聞、各県ホームページ、メーリングリストの特徴を生かした広報活動を考えていく。



横浜市をモデル地区に

出版文化産業振興財団(JPIC)と「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」は、横浜市の協力を得て「万引き防止モデル地区事業」に取り組むことを決め、7月18日、品川の高輪プリンスホテルで記者発表が行われた。

記者会見にのぞんだのはコミック作家の会からさいとう・たかを、藤子不二雄A、柴田未来弁護士、横浜市から中田宏市長、JPICは松信裕理事(有隣堂)の5氏。

記者会見では柴田弁護士が「書店の万引き被害は年間211万円。

軽微な犯罪を繰り返すうちに重大犯罪につながっていく。

書店、出版業界の問題にとどまらず、大きな社会問題として万引き防止に取り組むことになった」と趣旨説明。

松信理事は書店の立場から「身分のわかるものは所持せず、換金率のよいコミック、写真集を10冊、20冊と集団で万引きしていく。

見張りなど役割を決めた組織だった犯行が目に付く」と最近の万引き傾向を指摘。

「健全な地域社会づくりのお役に立ちたい」と、出版業界の考え方を説明した。

モデル地区となる横浜市中田市長は「1枚の割れたガラスをそのまま放置すると2枚、3枚と割られる。

万引きも放置すれば他の犯罪につながっていく。

青少年の万引き防止教育を学校、市民、警察などと連携して進めたい。

新古書店の買取り方法も指導強化が必要だ」と述べた。

今後、JPIC、行政、警察、書店の定期連絡会に横浜市にも参加してもらい、万引き防止の周知・啓発を図った上で、来年1月以降に具体的な事業に取り組むことにしている。


デジタル万引の対策

カメラ付携帯電話を利用して書店店頭でめぼしい雑誌記事をパチリ。

こんなデジタル万引きが問題になっている。

今年の雑誌月間キャンペーンで、雑誌協会がマナーキャンペーンとして撮影禁止を呼びかけるポスターを作成したのがきっかけだが、7月17日の日書連理事会でも対応を検討していく方針を決めた。

〔指導教育〕書店店頭でカメラ付携帯電話による記事のコピーが気軽に行われている問題で丸岡委員長は「デジタル万引」として雑協との対策協議、弁護士との相談、ポスター作成、日書連の見解表明を検討しているとした。

出席理事からは「携帯による撮影は無断転載と同じ。

店内での携帯の使用を禁止すべきだ」「東京組合は携帯電話はおやめくださいというポスターを作成した」「従来からメモを取ることも禁止していたので、携帯禁止は当然」などの意見があがった。

〔スタートアップ〕トーハンが発表した雑誌年間予約システムについて井門委員長は■取次によりサービスの格差が生じる、■書店扱い82掛、読者直送85掛の引き下げを要望したい、■扱い量が増えればさらに引き下げが可能とし、場合によっては協業化も提案したいとした。

沖縄からスタートした地方データベースに関しては運営費を日書連でプールして各県組合の負担学を少なくすること、各自治体、NGO団体、美術館などのISBN出版社記号の獲得を推進していく方針を了承。

貸与券問題では6月26日に連絡協議会が発足し、ビジネスモデルの確立に向けて書店側の意見を主張していくことになった。

〔情報化〕志賀委員長は、日書連MARCの勉強会が全国各地で連日のように開催されていることを報告。

最終的には高校図書館や公共図書館にも通用するMARCにしていきたいと述べた。

福岡組合からは久留米市内の小中学校42校を日書連MARCで電算化することが決まったと報告された。



久留米市の小中42校

福岡県書店商業組合(山口尚之理事長)は7月14日、久留米市役所教育委員会室で久留米市と学校図書館の納入契約を締結し、久留米市の小・中学校図書館42校は日書連MARCを利用した「FJナノ」で電算化することになった。

契約には山口理事長、安徳寛筑後支部長とSA特別委員会から中尾隆一委員長以下6名全員が出席し、契約書を締結。

17日には久留米市内の全書店を集めて、経過報告と、今後の具体的な学校図書館納入について説明会を行った。

電算化に伴って、学校図書館42校の蔵書をすべてデータベース化する予算もついている。

福岡県内ではすでに北九州市で7校が「FJナノ」で図書館運営を行い、周辺の教育委員会から問い合わせが来ている。

(鹿子島慶正広報委員)


共済会給付

(15・6・19~15・7・16)▼病気傷害港区赤坂1―5―13祥文堂書店吉碕海一殿岐阜市泉町5郁文堂書店浅野弘殿4口輪島市河井町23部172―1大下書店大下七郎殿10口京都市北区小山上総町14大垣書店大垣和男殿5口神戸市長田区長田町2―3―6アイヨ堂書店桑山峻三殿5口大分市中央町1―1―17晃星堂書店後藤武範殿5口高石市東羽衣3―3―2ホロホロ堂書店川俣久義殿▼地震水沢市佐倉河字東広町46―2松田書店松田英三殿2口18万5千円大船渡市大船渡町茶屋前60―8ブックボーイ大船渡店佐藤勝也殿5口100万2千円上閉伊郡大槌町小槌27―3―4ブックボーイマスト店佐藤勝也殿22万1千円石巻市南中里2―9―36ヤマト屋書店中里店阿部博昭殿5口3百万円▼漏水杉並区和泉3―15―11芳山堂書店松原芳明殿10万円▼水害東かがわ市三本松680―72西尾誠文堂西尾文士殿12万8千円▼その他被災甲賀郡甲西町菩提寺1586―1仲西書店仲西一郎殿4口4万円

6月は2.7%減少

日販経営相談センター調べの6月期書店分類別売上調査によると、6月の書店売上げは前年同月比97・3%となり、5月の98・3%より1ポイント悪化した。

書店規模別、立地別ともすべて90%台。

とくに商店街は92・1%と落込み幅が大きい。

昨年6月はサッカー・ワールドカップ開催で客数、売上げが大幅に落ちているが、今年はさらに前年実績を下回った。

ジャンル別では『バカの壁』(新潮社)に加えて、『創竜伝13』(講談社)の発売が後押しして新書が13・5%と大幅増。

コミック(1・8%増)、文庫(1・1%増)とともに3ジャンルがプラスになった。

コミックはテレビ化の原作が好調で、3か月連続で前年を上回っている。

客単価は1048・6円で、前年と同額。

40坪以下店、121坪以上店はほぼ横ばい。


在庫品の切替え不安

〔再販〕理事会の前日、7月16日に大阪、滋賀、兵庫、和歌山4組合が小学館、講談社を訪問。

ポイントカード実施店への対応を求めたことが報告された。

また、同日、東京組合は文芸春秋、東京布井出版、筑摩書房、工業調査会の4社を訪ね、同様の意見交換を行った。

再販弾力運用に関する出版社アンケートは、岡嶋委員長が「現在集計中で、問題部分の検討を加えた上で発表したい」と報告した。

〔消費税〕来年4月からの消費税総額表示は、一般的には小売店が表示義務者だが、財務省に確認したところ、再販出版物は出版社に責任があることが明確になったと下向委員長が説明。

近く、消費者団体とも意見交換する方針を述べた。

池本副委員長は「店頭在庫の表示が切り替えられるか不安。

秋に表示切り替えの進行状況を確認したい」と、消費者との間のトラブルを心配した。

〔公取協〕三省堂書店のポイントカードについて公取協影山専務理事が経過報告を行い、公取消費者取引課の判断も「景品類」に当たるとしていることを説明。

近く萬田会長と三省堂書店側の会談が行われると報告した。

〔流通改善〕雑誌発売日本部委員会あてに全国一斉発売の実現など日書連の基本方針5項目を申し入れる。

第2土曜休配に関しては今年度は6月13日、7月12日、来年2月7日の3回に決定した。

祝日法の見直しでハッピーマンデーが増加していることから、土曜休配は困難になっている事情を藤原委員長が説明した。

新聞社系週刊誌が新聞販売店、スタンドで1日早く売られている問題では、大阪組合が朝日新聞社に抗議文を送り、同社から回答が寄せられたが、大阪組合では抗議文と回答を同組合のホームページに掲載する。

www.osaka-books.ne.jp/〔組織強化〕鈴木委員長はトーハン、日販の両社とも新社長になったことから、組合加入について再度両社の協力を求めたいと述べた。

組合定款の見直しについては、中央会から講師を派遣してもらい、勉強会を企画したいと説明した。

〔増売運動〕児童図書出版協会と共催している夏休み新刊セールの参加呼びかけがあった。

「読書週間書店くじ」は7百万枚発行し、特賞5万円が70本。

今春実施した「春の書店くじ」ダブルチャンス賞は4645通の応募があり、理事会の席で当選者100名を決定した。

〔読書推進〕学校図書館図書整備の予算化について、高須委員長が現状を報告。

今年度予算化したのは238区市町村で全体の15%程度にとどまっていること、教材などに回り図書購入に十分使われていないことが明らかになった。

このため、文部教育省あてに学校図書館図書整備の申し入れを行う方針を承認した。

〔共同購買〕ワイシャツのポケットに入れてもかさばらない日書連特製手帳「ポケッター」2004年版は昨年より製作部数を落として15万5千部発行する。

書店への卸単価は店名なし1部73円からと据え置き。



「声」

出版社に注文する手段に電話やFAXがありますが、それ以上に格安にできる方法としてメール注文があります。

メールだとほとんど通信費ゼロで注文を行うことができるのです。

そのメール注文ですが、体裁がまちまちでは、出版社や取次での処理に手間取ることになり、効率も悪くなります。

何かの決まった形式があれば、双方がスムーズに処理が行えるのではないでしょうか。

私は外商管理ソフト「楽樂ほんやさんシリーズ」の開発をしている「本屋の村」のメンバーです。

このたび、決められた体裁でメール注文ができる客注管理プログラム「ラク注」を作成しました。

メール注文を受けてくれる出版社を直接確認した最新のデータが入っています。

メールを使えるパソコンであれば簡単にメール発注ができます。

普通にFAXで注文するための注文短冊も印刷でき、入荷や事故などの管理もできるようになっていますので、総合的な客注管理が可能です。

この「ラク注」は既に十数店で使用していますが、メール注文の場合、確実に入荷が早くなっています。

現在メール注文を受けてくれる出版社は379社。

地方小出版流通センター宛にもメール注文が可能です。

このソフトを使う書店が多くなれば、さらに多くの出版社が対応してくれるのではないでしょうか。

このプログラムは現在テスト版で、当分の間無料で使用できます。

ご希望の方には送付手数料として1千円で、インストールCD―ROMをお送りしています。

詳しくはホームページをご覧ください。

http://www.hon-shop.com/raku/chu/


ポイント問題で小学館・講談社を訪問

日書連近畿ブロック会(今西英雄会長)8名は7月16日、小学館に相賀社長、講談社に浜田副社長らを訪ね、ポイントカード問題について話し合った。

会談を終えて、今西会長は「両社とも前向きに取り組んでいるという感触を得た」と感想を話した。



高千穂峡へのバス旅行に36名が参加

大分県書店商業組合は7月12日、宮崎高千穂峡へ日帰り研修バス旅行を行い、36名が参加した。

梅雨どきで時折雨に出会ったが、新緑の山と渓谷、水量の多い自然の川とアーチ橋に、日々の仕事の忙しさを忘れる1日になった。

福利厚生委員会・斉藤勝義委員長による空クジなしの福引も用意され、参加者の親睦も図られて全員が満足。

大隈劭理事長は、帰りのあいさつの中で「情報委員会・福田健太郎理事による県組合ホームページの立ちあげも、準備が着々と進んでいる。

大分県下の出版物ベストセラー案内、各店の書籍在庫の紹介ページ、組合員の名簿等を公開、インターネットでの注文受注に結びつき売上増になる。

日書連マークを使用した図書館装備納入を学校現場へ推進し、書店自らパソコンに触れて慣れ親しんでいく」と述べた。

(金光直明広報委員)

「声」

出版不況が言われて久しい。

昨年の売上は10年前の水準と言われ、毎年1千以上の書店が閉店しています。

当店の近隣でも、この2~3年で5店舗が閉店しました。

これだけの店が閉店すれば当店の売上は激増するはずですが、全く変わりません。

ある店が閉店した時多少売上が上がりましたが、それでもその店の売上の10%以下にすぎません。

残りがすべて駅ビルの大型店と近くのコンビニに吸収されたとは、とても考えられません。

廃業で書店が減少した分がそのまま業界全体の売上減少につながっているのです。

ここに出版業界に対して疑問と憤りを感じる嘘のような本当の話があります。

最近マスコミに多く取り上げられている地元出身者の自伝が、大手K社から出版されました。

当然、地元書店には注文が殺到しましたが入荷がありません。

1カ月後、その注文品が一度に多数入荷しました。

なんと、すべてが初版本でした。

大型店に平積みされていた返品本だったのです。

近くの大型店に平積みされている本を1カ月も待ってくれたお客様が何人いたでしょうか。

人から借りたり図書館で借りて済ませたりした人も多数いたはずです。

商品が速やかに入荷されれば売れた本なのです。

「買う店がない」「買う本がない」のです。

そういったお客様の不満を目の当たりにしているのは私達です。

私達書店側がお客様に示すことのできる真心と誠意にも、肝心の商品がなければ限界を感じずにはいられません。

大手取次店、大手出版社の方は、増え続ける中小書店の廃業と現在の出版不況の関係を、どの程度まで結びつけてお考えなのでしょうか。

中小書店を切り捨てて、大型店のみでこの業界を発展させることができるとでもお思いなのでしょうか。

何でもすぐに手に入る時代だからこそ、「ご近所の本屋さん」に商品をそろえようと、何故お考えいただけないのでしょうか。


読みきかせらいぶらりい

◇2歳から『まり』/谷川俊太郎=文/広瀬弦=絵/クレヨンハウス1000円/2003・1“まり”って、あかちゃんみたい。

ころん、ころころろと転がるまりは、あかちゃんのほっぺの感触かしら、お顔の表情かしら。

「かきーん」の擬音語で立方体に変わって、かっくんかっくんと転がって、また「まり」に戻りました。

言葉の響きを楽しめる、人気絵本になりそうです。

◇4歳から『がんばる!たまごにいちゃん』/あきやまただし=作・絵/鈴木出版1100円/2003・5殻から出たたまごにいちゃんは、おかあさんから「みんなのお手本になるようがんばってね」と言われました。

でも独りになるとため息をついて、「やっぱりたまごがいいなあ、おかあさんに温めてもらえるし…」。

すると、ともだちが心配して集まって来ました。

何が始まるのかな?◇小学校低学年から『FLIX(フリックス)』/トミ・ウンゲラー=作/今江祥智=訳/BL出版1300円/2002・6ネコのクラル夫妻に生まれてきたのは、なんと犬のあかちゃんでした。

とまどいながらも母ネコは力強く言います。

「大事にしてあげて!私たちの子どもじゃないの」。

立派に成長したフリックスは、とうとうネコ町・イヌ町合併市長に当選しました。

そして、プードル犬の奥さんとの間に生まれて来た子どもは…?


組合員減・発売日問題等を討議

北信越ブロック会(森井清城会長)は7月13日、長野県・別所温泉の「臨泉楼柏屋別荘」でブロック会を開き11名が出席した。

各県から、組合員の脱退や組合費問題などで、資金面で運営に悩んでいるとの発言があった。

発売日問題で、東京同時発売の運動継続、運送会社への返品運賃軽減要求の運動展開を話し合ったほか、ポイントカードの件などが議論された。

また、日本図書普及㈱が図書カードを主力とし、図書券発行中止の方向に動いていることについて、消費者と書店を無視した行動以外の何物でもないとして、発行を今後も継続するよう働きかけることにした。

観光は1日目に信州の鎌倉と言われる塩田平を散策し、無言館、信濃デッサン館、前山寺、安楽寺を見学。

2日目は北斎美術館、中島千波美術館、高井鴻山記念館などを見学した。

(高嶋雄一広報委員)

新BIRDネットPOSデータ

〔実用書〕『アンドディノス2003夏号』扶桑社429円4-594-03927-8『1mウォーキング・ダイエット』講談社1200円4-06-274113-X『恐竜のおりがみ1』誠文堂新光社1500円4-416-30106-5『赤ちゃんのしあわせ名前事典』ベネッセコーポレーション1500円4-8288-5651-X『ゴルフは、かっこよく気持ちよく。

』ゴルフダイジェスト社1500円4-7728-4031-1『決定版毎日のおべんとう』主婦の友社1200円4-07-236257-3『アクションポーズ写真集Act.1』エム・ピー・シー2500円4-87197-666-1『経済のニュースがよくわかる本日本経済編(最新版)』小学館1500円4-09-379304-2『超入門版まったく分からない人のパソコン入門』西東社1000円4-7916-1181-0『恐竜のおりがみ2』誠文堂新光社1500円4-416-30107-3〔新書〕『バカの壁』新潮社680円4-10-610003-7『創竜伝13』講談社800円4-06-182301-9『仙台・青葉の殺意』双葉社800円4-575-00725-0『熱海・湯河原殺人事件』中央公論新社819円4-12-500809-4『愛なきハネムーン』ハーレクイン640円4-596-11873-6『極妻のススメ』心交社850円4-88302-871-2『明日香・幻想の殺人』徳間書店819円4-19-850601-9『聖刻群龍伝亢龍の刻(とき)3』中央公論新社900円4-12-500804-3『常識力@検定.com』講談社850円4-06-211749-5『遅すぎた初恋』ハーレクイン610円4-596-50989-1〔コミック〕『HUNTER×HUNTER17』集英社390円4-08-873443-2『バガボンド17』講談社524円4-06-328891-9『ヒカルの碁22』集英社390円4-08-873432-7『フルーツバスケット12』白泉社390円4-592-17882-3『ピーチガール16』講談社390円4-06-341339-X『エンジェル・ハート7』新潮社505円4-10-771096-3『BLEACH-ブリーチ-8』集英社390円4-08-873435-1『はじめの一歩65』講談社390円4-06-363246-6『完全版ドラゴンボール14』集英社933円4-08-873457-2『完全版ドラゴンボール13』集英社933円4-08-873456-4


-無題-

図書館が電算化される、すなわちTRC(図書館流通センター)に公共図書館・学校図書館からの書籍の注文を奪われる、という辛酸をなめてきたわれわれ書店にとって、「地元小中学校がTRCデータで電算化される」という計画を聞くと、「地元をないがしろにするから反対」「地元議員に頼んでなんとかしてもらう」など「とにかく反対!」を叫ぶ以外の方法はなかった。

代替案を示すことさえできず、計画自体に正面から反対するよりしかたなかったのである。

この結果、各地で教育委員会と書店組合との関係が悪くなったケースも見聞きしている。

しかし、日書連MARCの出現により、ようやく、小中高等学校市場においてTRCに十分対抗できる環境が整った。

つまり立派な「代替案」を示すことができるようになったのである。

この状況の変化は虐げられていた日書連加盟書店にとって画期的なことである。

ただ勘違いされると困るのであるが、書店の自助努力無しに「誰かがなんとかしてくれる」「日書連MARCさえあれば大丈夫」なんて甘い話ではない。

TRCは、今まで4人であった学校担当の営業マンを40人に増員して、本気で学校市場の奪取を狙って来ている。

TRCのある副部長はこう言った。

「われわれも日書連さんとおなじで本が売りたいのです」。

危機感のない一部の書店に申し上げたい。

ある日突然、学校や教育委員会はあなたの店から本を買ってくれなくなる。

自ら守る意志と行動がないなら、必ずその日はやってくる。

●学校図書館が急速に電算化される背景多くの外商を行う書店にとって、図書館への納入は大きな定期的売り上げであることは間違いない。

公共図書館の多くは、すでにTRCに席巻され、書店は組合を通じて手数料を受け取るだけに甘んじている。

でも多くの学校は、まだわれわれ書店の顧客である。

その市場が危機に瀕していることを理解してほしい。

学校内の情報化とコンピュータ機器整備に関して、各自治体は国から次のような内容を柱とした第3次整備計画(平成12~17年度)の実施が求められ、すでに地方交付税交付金で予算も付いている。

すなわち、まだ電算化されていない自治体の学校も、原則、平成17年度までには電算化される(目標なので数年の遅れはあり得る)。

*すべての小中高等学校において▽普通教室(1年1組など)特別教室(理科室など)すべての教室にLAN配線を行い、高速にインターネット接続ができること。

▽コンピュータ実習室に42台、普通教室各2台、特別教室計6台のコンピュータの整備を行うこと。

▽図書館は情報センターとして活用されること。

(文部科学省HPよりhttp://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/020801a.pdf)●タイムリミットは平成17年度平成13~15年度全国46地域において、学校図書館資源共有型モデル地域事業で補助金施策が行われた。

これら学校図書館のデータベース化モデルとして進められた地域46カ所や、すでに先進地域として知られていた千葉県市川市を見本として「資源共有型学校図書館」が、各自治体予算で数多く作られようとしている。

また、小中学校で「総合的な学習の時間」がはじまって、自ら学び調べる「調べ学習」に重きがおかれるようになった。

インターネットを使って、あるいは図書館で自分で調べるという学習内容の変化は、学校図書館の電算化の流れの加速させる力にほかならない。

今年度(15年度)多くの地域で学校図書館の電算化は実施された。

来年度(16年度)予算編成時期は目前であり、今年度以上の自治体で電算化が行われることは確実である。

次の調査結果をご覧頂きたい。

注目は前回調査からの増加数値(+10.0P)である。

今年度はさらに二次曲線的な増加が予想される。

*平成15年1月29日文部科学省初等中等教育局発表「学校図書館の現状に関する調査結果」(概要)より抜粋蔵書のデータベース化の状況(平成14年3月31日現在)小学校…17・4%(平成12年3月末7・4%)(+10・0P)中学校…18・2%(平成12年3月末8・6%)(+9・6P)高等学校…42・2%(平成12年3月末33.4%)(+8・8P)データベース化率100%の学校小学校…7・0%(平成12年3月末3・1%)(+3・9P)中学校…5・8%(平成12年3月末3・0%)(+2・8P)高等学校…8・8%(平成12年3月末6・8%)(+2・0P)●MARCとは図書館の電算化には全蔵書の書誌データを蓄積することが必要だが、方法としては、データベース会社から100万件以上の全件書誌データ(MARC)を購入、もしくは使用権を購入してISBNコード等で検索抽出して構築する方法と、すべての書誌項目を手入力する方法がある。

実際この作業を手作業(キーボード入力)で行うのでは非効率で、しかも作業内容にばらつきが出てしまう。

MARCがあればISBNを元に書誌情報を抽出でき、データとしても統一感のある状態にすることができる。

すなわち、MARCがなかったら、「書名」「シリーズ名」「各巻書名」「著者名」「出版社名」といった書誌データを、すべてキーボードで打ち込まなければならないが、MARCがあればISBNコードなどをキーにして書誌データは入力しなくても良くなり、非常に楽ができるのである。

従来、MARCは非常に高価で、一般的に学校図書館で購入されることはまれだったが、最近は低価格化して急速に普及しつつある。

学校市場においては特に「TRCDJr」という廉価版CD-ROMが有名で、熱心な学校司書、教員は独自で購入して電算化の準備をしていることも多い。

このMARCは、TRC、出版取次、国立国会図書館などが独自に作成し提供している。

書誌データ使用許諾契約は、著作権者と使用者間で直接結ばれ、一般的に書店やシステム会社は(紹介はできるが)介在できない。

ところが日書連MARCは、われわれ書店や装備業者に使用許諾している点が、他社MARCとの最大の違いである。

つまり、MARC作成会社が直接書籍の販売を行わないので、日書連加盟の書店であればだれでも利用できる、きわめて公平性の高いMARCである。

●実際に学校図書館を電算化する場合の課題蔵書の電算化で検討すべき課題は以下の通りである。

1、今ある書籍のバーコード貼りとデータ抽出、もしくは入力の問題書誌データMARC全件を購入したとしても、骨董品的書籍を含むすべての本のデータがあるわけではない。

しかも1981年以前の書籍にはISBNコードが振られていないので、書名、出版社名等で検索をかけてデータを抽出する必要があるうえに、それでも見つからない場合は、すべての項目を手入力する作業がある。

5000冊の書籍にバーコードを貼ってデータ入力するのには、1日6時間作業として20人×日(4人で5日程度)かかる。

古い蔵書の廃棄ができていない場合は、それ以上の時間がかかる。

そのため、まず多くの本をこの機会に廃棄するように学校を指導する必要がある。

あるいは蔵書が少なく、棚が空く場合は、台帳から消して、貸出できない本として図書館に置いておくという方法もある。

全国の書店のなかには、この作業を請け負ったり、先生や図書館ボランティアのPTAへの指導、補助を行うことで市場を守っているケースも多い。

2、新規に購入する書籍のバーコード貼りとデータ抽出、もしくは入力の問題従来の図書の装備(貸出カード、ブックポケット、基本カード)は電算化により不要になるが、代わりにバーコードラベル貼りとデータ抽出作業が派生する。

その作業を外部に委託する場合、日書連協力装備会社フィルムルックスが引き受ける。

学校へ納品する際には、「即、貸し出し可能な状態」で本は納品されるので、専任司書がいない小中学校でも図書担当先生の負担が軽減される。

●図書館受入装備作業とはこれまで述べた貸出、返却を行えるようにするための作業を「装備」と呼ぶ。

従来これは図書館司書の仕事であったが、さまざまな理由でその作業は業者に任されるようになってきた。

すなわち本を納める書店側の作業になった。

厳密に言うと「装備作業」と「ローカルデータ引き当て処理」という2つの作業なのだが、これらを書籍納品時に行ってくれる業者が、図書館にとって「便利な業者」である。

蔵書管理システムにおける蔵書データベースは、書誌データ(=MARC)、ローカルデータの2つで構成される。

書誌データとはその名の通りで、書名、著者名、出版社名、ISBNといった「その本」を特定するデータである。

一方、ローカルデータとは、館内における図書コード=館内用バーコードラベル、財源、図書館での設置場所、配架(=NDC分類)受入先、受入日を指す。

ここではローカルデータの要素にNDCが入っていることを記憶してほしい。

ということは、本を納品する業者は書籍に請求記号と呼ばれる「背ラベル」を作成し、貼り付ける作業を行わなくてはならない。

この請求記号には、NDC(日本十進分類法)による分類記号が記載される。

一部児童書には書籍奥付けにNDCが記載印刷されているものもあるが、その見直しも含めて、図書館司書の手によって、その分類は行われるのである。

本来的に、この「NDCに分類する作業」とは、図書館の書架のどこにどの順序で並べるか、を決定することである。

図書館ごとにその館の司書が行う仕事で、決して「MARCデータの通り」と、書店やTRC、もしくは装備会社に任せっきりにすべきものではない(実は極めて主観に左右される仕事である)。

ところが現実は、「便利である」という理由で多くの図書館は、その分類(配架)作業を放棄して、TRCに頼ってしまっているのである。

つまり、本来MARCに記載されているNDCはその図書館で分類するための、あくまで参考にすぎなかったのだが、TRCのMARC通りのNDCに従い分類し配架する。

すると、どの図書館も「同じ本」ばかりが「同じように」並び、「どこの図書館も特徴のない金太郎飴のようだ」という現状ができあがってしまっている。

●著作権と使用許諾を基礎とした顧客囲い込みMARCには著作権があり、著作権者であるTRCはMARCの使用許諾を図書館にしか与えていない。

ゆえに書店はそのMARCでその本に対してどんなNDC分類が与えられているか知るすべがないので、背ラベルを貼ることができない。

他のMARCのNDCを流用して背ラベルを貼り付けると、MARCデータと現物書籍の背ラベルの不一致が起き、書籍の紛失につながるのでもちろん御法度である。

図書館員は自分たちが便利であるから、装備を丸投げできる業者から本を買いたい。

その結果、書店は書籍に装備するという行為に関与できず、すべての図書の発注はTRCにする方向へ急速にシフトしている。

書店は図書館の「ごめん!むこうに頼むと便利だから」という声に黙るしかない。

顧客が便利さを追求し、便利な業者で購入するのは当然で非難されるべきことではないが、果たして公共図書館の役割を全うしているのであろうか。

●公共図書館の役割公立図書館が国庫補助を受けるためには、館長に司書資格が必要であった(図書館法13条3項)。

ところがこの条文は平成11年に削除された。

一般的に行政職の館長は「予算獲得に強い」と評判が良い場合も多いし、志の高い人物も多い。

ただ、そうでないケースもある。

果たして多くの行政は公共図書館の役割をどうとらえているのだろうか。

議会へ説明するための利用率という数値に翻弄され、ベストセラーを多数購入することが「良い住民サービス」で「良い図書館」と勘違いする勢力に、貸本屋ではない図書館の「真の役割」を説明する責務があるのが公共図書館長のはずである。

地域文化向上の担い手であるはずの図書館に、「貸し本屋的数値目標」を導入した行政側の責任は、決して小さくはない。

(注)イギリスにおいて図書館では、原則同一書籍は2冊までしか購入できない。

一方、東京都内の某公共図書館が、宮部みゆきのベストセラー「模倣犯」を数100冊購入して、マスコミに取り上げられたのは記憶に新しい。

●書店の政治力を使わせないための懐柔策一部の書店は、TRCからMARC導入時、「手数料支払い契約」により、手数料を受け取っているが、その金額は年々減らされているのが全国の趨勢である。

その手数料の支払いを定めた、TRCとの「図書納入に関する合意書」には、「第1条(書店とTRCは)図書館納入について誠意をもち協力してのぞむものとする」とある一方、「第11条(この契約は)更新しない旨の通知がない限り更新される」とある(日書連調べによる)。

つまりTRCは、一方的に「更新しない」と通知すれば良いのだ。

これが「懐柔手数料」と私が呼ぶ所以である。

「自分のところは違う」と思い込んでいる書店があまりにも多い。

装備、納品、システム化まで、すべて取り上げられてしまってから気づいたのでは遅いのである。

特にこの点、警鐘を乱打しておきたい。

(注)青森県青森市の市民図書館では、納入組合が法人格を持っていないことを理由に、一方的に取引が中止された。

神奈川県逗子市では、今年から突然、書店との契約は打ち切られた。

いずれの場合も、書店を外し、TRCと自治体の直接契約になった。

行政は多くの場合こう言う。

「MARCデータはTRCのものを採用するが、書籍は今まで通り書店さんで購入します。

バーコード貼りやデータ引き当て処理は先生がやりますから大丈夫です」と。

しかし現実は、全国でなし崩し的に「今まで通り書店さんで購入」しなくなっていることをわれわれは知らなくてはならない。



新BIRDネットPOSデータ

〔ムック〕『徹底反復百ます計算』小学館500円4-09-104425-5『スターオーシャンTilltheendoftime』スクウェア・エニックス1524円4-7575-0932-4『おもいッきりテレビ23』日本テレビ放送網552円4-8203-9852-0『クッキン!ラクラク献立夏』オレンジページ476円4-87303-230-X『新型レガシィのすべて』三栄書房400円4-87904-656-6『ナンバープラス欧州サッカーを愉しむ。

』文藝春秋819円4-16-008130-4『私のカントリー45』主婦と生活社1300円4-391-61693-9『いないいないばあっ!20037・8月号』講談社570円4-06-346736-8『夏ぴあ首都圏版』ぴあ667円4-8356-0528-4『スペシャル版どんどん目が良くなるマジカルアイ』宝島社933円4-7966-3380-4〔単行本〕『ファイナルファンタジー-2アルティマニア』デジキューブ1800円4-88787-126-0『世界の中心で、愛をさけぶ』小学館1400円4-09-386072-6『サカつく3公式ガイドブック』アスペクト1300円4-7572-0953-3『あいのり5』学習研究社933円4-05-402081-X『開放区』集英社1900円4-08-780377-5『魔法の杖』ソニー・マガジンズ1800円4-7897-1859-X『朝には紅顔ありて』角川書店1200円4-04-883825-3『大悟の法』幸福の科学出版2000円4-87688-361-0『学力は家庭で伸びる』小学館1000円4-09-345361-6『不安の力』集英社1300円4-08-781289-8〔文庫〕『キノの旅theBeautifulWorld』メディアワークス530円4-8402-2386-6『恐怖の霧』早川書房540円4-15-030723-7『“It(それ)”と呼ばれた子完結編』ソニー・マガジンズ720円4-7897-2054-3『“It(それ)”と呼ばれた子幼年期』ソニー・マガジンズ650円4-7897-1925-1『緑の午後』集英社400円4-08-747586-7『“It(それ)”と呼ばれた子少年期』ソニー・マガジンズ700円4-7897-1992-8『慟哭』東京創元社720円4-488-42501-1『薔薇の木枇杷の木檸檬の木』集英社648円4-08-747585-9『病む月』集英社476円4-08-747584-0『寝台特急カシオペアを追え』徳間書店571円4-19-891899-6


-無題-

〔福岡県〕○久留米市(福岡県組合直接契約)緊急地域雇用創出事業予算を使って、市内40校の図書館電算化を行う。

日書連MARCの安さと、地域書店と学校との連携で、学校現場に無理なく図書館コンピュータ化と運用を行うという新しい試みと理解していただき、契約成立となった。

学校司書、図書担当者の説明会、久留米図書装備マニュアルの作成等、組合、教育委員会で会議を数回開催、学校現場の理解を求めるとともに、地域書店の研修会を開催し準備を進め、8月より12月まで週2校ずつのペースで蔵書登録を行う。

○北九州市(中尾書店、後藤書店他)昨年は、北九州市が学校図書館資源共有化事業の対象地域であり、図書館ナノの導入をストップしていたが、地域書店のサポート、蔵書登録の簡単さが学校現場に理解され、4月以降6校の導入が決定し、流れが日書連MARC、図書館ナノに移ってきている。

それに応じて、北九州市内の15書店(予定含む)が装備ナノを導入し、図書館ナノへのデータ提供とカードなど従来装備の態勢が全体的に整いつつある。

○直方市(佐野書店、宮原書店)従来から納入組合があり、持ち回りで担当していたが、教育委員会よりバーコードを全校添付するよう要請があり、筑豊支部・佐野晴美SA委員(佐野書店)を中心にバーコードを作成、添付開始し、装備ナノを導入して統一装備サービスを始めた。

○宮田町(佐野書店)宮田町中央公民館図書室に図書館ナノを導入、蔵書登録(1万4千冊)を含め佐野書店が契約。

店に蔵書を毎日持ち帰り、登録後戻すという作業を1カ月繰り返した。

事務室にサーバーを置き、クライアントを図書室に2台、事務室に4台置いた。

相手の実態に合わせて台数を調整、小さい図書館ならではのシステムを構築、提案した。

その分金額が安く済んだので契約をとることができた。

この他、福岡組合では各支部ごとに市町村教育委員会に日書連MARCの紹介と、書店による図書館システム導入のメリットを提案してまわっている。

書店がメンテナンスを行うことから、教育委員会で好印象をもたれているとともに、図書館導入の選択枝の有力なものとして圧倒的な評価を得ている。

〔他県の成果〕○三重県上野市(山本芳文堂)担当者が校長に紹介し、採用が決定。

教育委員会との契約で、データメンテナンスとソフトメンテナンスを書店が行うことで、図書館ナノを随意契約で導入が決定した。

装備ナノの使用方法の説明後、蔵書登録を職員が作業、夕方までに1校では1100冊、1校では1500冊を終了し、数日ですべて終了した。

メドがたったことから、2学期より図書館システムをを動かす予定。

○岡山県書店商業組合(小野書店を中心にライブラリーサポート岡山)日書連MARC、図書館ナノ・装備ナノの普及と図書装備業務を行う組織を設立し、小野書店を中心に岡山市西小学校をモデル校として導入決定、岡山市版図書館ナノ・装備ナノに変更し、司書会に紹介していく予定。

このほか地域書店として出雲市(武田書店・3校)、指宿市(文花堂・1校)が決定するなど、学校と図書館の連携を図り、書店と学校図書館の新しい動きを目指して活動している。



心にのこる子どもの本新刊セール

日書連が主催、日本出版取次協会、日本児童図書出版協会が協賛する児童書増売運動「2003心にのこる子どもの本新刊セール」にぜひご参加ください。

日本児童図書出版協会会員社が2002年4月から2003年3月までに刊行した新刊の中から、全国学校図書館協議会と日本図書館協会によって選定・推薦された186点を厳選し、「絵本セット」「読物セット」「あそびと学習セット」「読み聞かせにふさわしい絵本セット」の4ジャンルに分けてご用意しました。

お店のお客様に合わせた品揃えにぜひご活用ください。

〈実施要領〉▽主催=日書連▽協賛=日本出版取次協会、日本児童図書出版協会▽セット内容=①絵本セット(小学校低学年まで)81点81冊、セット本体価格9万5803円②読物セット(小学校低学年中心に)47点47冊、セット本体価格5万7404円③あそびと学習セット(小学生向け)38点38冊、セット本体価格5万671円④読み聞かせにふさわしい絵本セット(小学校低学年まで)20点40冊、セット本体5万1600円※全点セット186点206冊、セット本体価格25万5478円。

▽条件=6カ月長期委託▽申込締切=8月末▽発送=10月中旬▽申込先=日本児童図書出版協会〒162―0828東京都新宿区袋町6日本出版会館内℡03―3267―3791、FAX03―3267―5389[絵本セット]▽まじょのケーキ(あかね書房)▽ベンジャミンのたからもの(あすなろ書房)▽だっこちゃんどこ?/えんじぇるまもたんピーマンなんてこわくない(アリス館)▽かえるのかさやさん/ブォーン!クジラじま(岩崎書店)▽かたつむりのグルーイのおはなし/イライラライオン(旺文社)▽うたってくださいことりさん/だいじょうぶかしらねずみくん/メイシーちゃんレモネードをつくります/おはよう!メイシーちゃん(偕成社)▽おたんじょうびのエルンスト/どうぶつ句会(学習研究社)▽うまかたとこだぬき(教育画劇)▽うさぎちゃんうみへいく/まほうよりもすごいもの/うさぎちゃんつきへいく/うさぎちゃんスキーへいく(金の星社)▽トリフのすてきなけっこんしき/いろいろあってね(くもん出版)▽ピッケとポッケ/ねぇだっこ/ももちゃんのおさかなズボン(佼成出版社)▽てまりのき/えをかく(講談社)▽パパとおはなし(国土社)▽しらかわのみんか/もっくりやまのごろったぎつね/ぼく、ムシになっちゃった(小峰書店)▽ミッケ!がっこう(小学館)▽ぎゅうぎゅうかぞく(鈴木出版)▽とらよりこわいほしがき(太平出版社)▽ベロキラプトル(大日本図書)▽すりすりももんちゃん/ももんちゃんのっしのっし/かまきりのかまくん/とんぼのあかねちゃん/14ひきのとんぼいけ(童心社)▽あきいろおさんぽ/たんじょうびのおきゃくさま/うさぎのそり/あしたはてんき(ひかりのくに)▽いぬのハンニバル/おおかみルルのクリスマス/こわがらないでうさぎくん/ゴリラのスターライト(ひくまの出版)▽バースデーケーキができたよ/ころわんのおるすばん/あめのひのえんそく(ひさかたチャイルド)▽おねがいだからなかよくしてね(評論社)▽ちびろばくんとなかよしのヤッキー/かいじゅうのこんだて/歯がぬけた(PHP研究所)▽お日さまをみつけたよ/あおおじさんのあたらしいボート/ゴリラとあかいぼうし/どろだんご(福音館書店)▽あたしクラリスビーン/ハエをのみこんだおばあさん/ペットになりたいねずみ(フレーベル館)▽スティーナとあらしの日/父さんと釣りにいった日/パイがいっぱい(文化出版局)▽ロボット犬とっちーとライバル犬ペペ(文溪堂)▽ゴイサギはみていたのかな/みててね、おじいちゃん(文研出版)▽うさぎのくにへ/ねんねだよ。

ちびかいじゅう/森のおひめさま(平凡社)▽たこぼ1たこぼがやってきた/たこぼ2たこぼとおはな(星の環会)▽ぼく、いってくるよ!/おばあちゃんは木になった/こおりのくにのシロクマおやこ(ポプラ社)▽おつきみパーティ/なつのぼうけん/いちばんすてきなひ(リブリオ出版)▽カピバラアくん/あしたえんそくらんらんらん/クークーとおおきなともだち(理論社)[読物セット]▽ぶなぶなもりのくまばあば/海へでる道(あかね書房)▽魔法のスリッパ/ローワンとゼバックの黒い影(あすなろ書房)▽かしこいぶたのロリポップ(アリス館)▽おばけがっこうぞぞぞぐみ/アカネヒメ物語春色のミュージカル/アンコール・ワットの神さまへ(岩崎書店)▽ぼくの学校は駅の10番ホーム(旺文社)▽神の守り人〈来訪編〉(偕成社)▽パパが消えた?/どんまい(学習研究社)▽おてんきてんしのおくりもの/アライグマのあらいくん(金の星社)▽まぶらいの島/雄太昆虫記(くもん出版)▽うみのべっそう/ぼくの夢は学校へ行くこと(佼成出版社)▽ドッジGO!GO!(講談社)▽けんか屋わたるがゆく!(国土社)▽リューンノールの庭/モンスター・ホテルでパーティだ(小峰書店)▽さすらいの旅―続・生きのびるために(さ・え・ら書房)▽五人と一匹ミルトン屋敷の謎(実業之日本社)▽ダレンシャン7(小学館)▽るいちゃんのチンパンジー/ロケットにのって(新日本出版社)▽もいちどあおうね(大日本図書)▽お料理コンテストスパゲッティで大勝利(汐文社)▽ムジナ探偵局満月池の秘密(童心社)▽きすみ野ビオトープものがたり(農山漁村文化協会)▽山の家のロッキー/さよならアンナ(ひくまの出版)▽教室にウサギがやってきた/おみやげっていいな(PHP研究所)▽きつねのルナール(福音館書店)▽きえた学校ぼっこ/おかあさんになったつもり/真夜中くすり屋では…(フレーベル館)▽びりっけつのビッケ/ジュウベエとあたし犯人を追う(文研出版)▽庭を出ためんどり(平凡社)▽里山の少年(星の環会)▽おばけマンション/森のネズミのたんけん隊/まじょ子とドキドキの森(ポプラ社)▽天使のかいかた(理論社)[あそびと学習セット]▽ようこそ世界の特急/えいご絵じてんABC(あかね書房)▽ずらーりカエルならべてみると(アリス館)▽十二支のおはなし(岩崎書店)▽はじめてのずかん1/ノンタン・タンタンあそび図鑑/のりものかけちゃうよ(偕成社)▽いきもの・くらし/小学生日本不思議ぎもんランキング/日本史人物55人のひみつ/大リーグのひみつ/スプーンおばさんのお料理絵本のお菓子編(学習研究社)▽すぐに打てる超カンタン囲碁入門(金の星社)▽かいぶつトンボのおどろきばなし/のってみよう!蒸気機関車/大地のめぐみ土の力大作戦(小峰書店)▽〈全面新版〉学習漫画世界の歴史1エジプトとメソポタミアの繁栄(集英社)▽ドラえもんマジックルーペをさがせ(小学館)▽新おりがみランド28おりがみ入れ物いろいろ(誠文堂新光社)▽おもしろからだことば・頭編/おもしろからだことば・体編(草土文化)▽つつんでむすんで(大日本図書)▽心がやさしくなるうた/心がたのしくなるうた(汐文社)▽料理とワラ加工(農山漁村文化協会)▽イルカの大研究/身近な単位がわかる絵事典/キツネとタヌキの大研究/くらべてみよう拡大写真事典(PHP研究所)▽ほねなしカイト/アマガエルとくらす/糸あそび布あそび(福音館書店)▽かお。

かお!かお?/サメ、真実の世界(フレーベル館)▽FieldSelection7野山の鳥(北隆館)▽漢字とあそぶ(星の環会)▽四季のおりがみ百科/山菜と木の実の図鑑(ポプラ社)[読み聞かせにふさわしい絵本セット]▽ぴいすけとぷうすけのおはなし(あかね書房)▽どうするティリー?(あすなろ書房)▽洲本八だぬきのものがたり(アリス館)▽きいろいふうせん(岩崎書店)▽オオカミのひみつ(偕成社)▽へんしんトンネル(金の星社)▽くもんの読み聞かせえいごえほん6(くもん出版)▽なめれおん(佼成出版社)▽新1年生のためのおはなし絵本館日本の昔話1(講談社)▽ちゃんとたべなさい/ひとりぼっちのタツノオトシゴ(小峰書店)▽はじめまして(鈴木出版)▽3びきのこぶたのおみせやさんごっこ(PHP研究所)▽あなたの小さかったとき(福音館書店)▽はなさかじい(フレーベル館)▽うちにかえったガラゴ(文溪堂)▽ナイトシミー(平凡社)▽声にだすことばえほんおっと合点承知之助(ほるぷ出版)▽ひとりじゃないよ(ポプラ社)▽ともだちからともだちへ(理論社)
ふるさとネットワーク・中国ブロック編

[鳥取]米子市を中心とした11市町村を舞台に、今年も「全日本トライアスロン皆生大会」が行われました。
発着点となった米子市皆生温泉は、日本トライアスロン発祥の地。
1981年に幕を開けた国内初の大会はわずか53人の参加でした。
しかし、23回目を数える今年は668人という大勢の参加者で賑わいました。
この大会が長年にわたって続いているのは、参加選手の数が増えたからだけではありません。
スタッフ、ボランティア関係者はもちろん、地元市町村民の沿道からの暖かい声援があるからこそ。
単に声を上げて盛り上げるのではなく、ゼッケンを頼りに「○○さん頑張れ」と選手の名前が呼ばれるのです。
スイム、バイク、ランの合計約186キロに挑んだ鉄人達に、今年もいたる所で惜しみないエールが掛けられ、感動のドラマが生まれました。
(津田千鶴佳)
[島根]県西部、白い砂浜が続く江津市波子町に、中四国最大級のしまね海洋館アクアスがあります。
人気者はなんと言っても、シロイルカです。北極海からやって来た3頭、意外に大きく、先ずはビックリ。
その割には目やしぐさが可愛らしく、東のタマちゃんを凌ぐものでしょう。
青みがかった大水槽の中で飼育係とピッタリ息の合った演技に、思わず微笑と拍手、拍手。
カメラは、パシャ、パシャ。
夏の暑さを忘れさせる癒しのひと時、必ずお約束します。
その他、海底トンネル、島根の神話やサメにまつわるコーナー等、島根の海を凝縮しての海中散歩、涼を求めてご家族一緒でいかがですか。
子供さんの受け保証します。
是非、ご来場下さい。
お待ちしています。
(桑原利夫広報委員)
[岡山]岡山孤児院は1887年、日本で最初の孤児院として、宮崎の人、石井十次によって創設されました。
岡山で医学を学んでいた十次は、在学中に患った病気の療養と医学実地研修を兼ねて診療所の代診を勤めていた時、夫を失い途方に暮れる貧しい旅の母子に出会い、長男を預り育てる決心をします。
他に2児も預り、岡山市門田屋敷の三友寺に孤児教育会(のちに岡山孤児院と改名)を創設、本格的な孤児救済運動を始めます。
「人は二主に仕うること能わず」という聖書の教えに従い、医学書を焼き孤児のために一生を捧げようという十次の仕事は、一時は1200人もの孤児を抱え困難を極めましたが、倉敷市の大原美術館創立者、大原孫三郎(倉敷紡績会社社長)らの経済支援を得て、歴史に偉大な足跡を残しました。
(土井利彦広報委員)
[広島]広島県の「顔」に挙げられる史跡・厳島神社。
神社のある厳島は「安芸の宮島」として日本三景の1つに数えられる風光明媚の地である。
厳島神社は6世紀末から7世紀始め頃に創建されたと伝えられ、現在みられる壮麗な社殿群の基礎は、平安時代末に平清盛により造営された。
建物はすべて国宝か重要文化財に指定されており、平成8年には原爆ドームとともにユネスコ世界遺産に登録されている。
海からそびえる朱の大鳥居は8代目に当たり、明治8年に完成したもの。
厳島神社は平成3年9月、台風で能舞台が倒壊するなど創建以来の大被害を受けたが、復旧工事により見事によみがえった。
平安時代から度重なる災害に見舞われながらも、そのつど旧来通りに修築されており、造営当時の面影を今に伝えている。
[山口]中国山地に源を発する錦川は長さ124㎞、山口県最大の川である。
平常はすくって飲めるほどに清澄であるが、いったん降雨が続くと、まるで狂ったように濁流滔々として水嵩を増す。
この錦川の河口に発達した城下町が岩国市である。
錦帯橋は岩国城下の城門橋として誕生した。
錦帯橋は延宝元年(1673年)、第三代岩国藩主吉川広嘉によって創建以来276年、不落を誇ってきたが、1950年キジア台風によって流失した。
1952年再建後、現在50年振りにヒノキ材等を駆使して平成の架け替え工事中のなか、その大事業を目の当たりにしたい観光客でごったがえしている。
平成16年完成予定。
木造橋としては他に類例のない古さ、更にはその構造の複雑なこと等で、世界に誇りうる建造物といえる。
(山本信一広報委員)

新雑誌クウネル

昨年3月よりanan増刊として3号刊行してきたマガジンハウスの「Ku:nel」(クウネル)が、隔月刊誌として9月20日に新創刊される。
同誌は「いいものに時間とお金を惜しまない」大人の女性が対象。
クリエイティブスタッフに作家の川上弘美、江國香織、料理研究家の長尾智子氏らを迎え、気持ちのいい暮らし「シンプル&スローライフ」を提案する。
A4変形判・無線綴じ、予価680円。
7月17日、東京・東銀座の同社1Fホールで開かれた創刊発表説明会の席上、吉田高取締役は「これまで出した3号は号を追うごとに実売が上がり、北海道から沖縄まですべての都道府県で動きがいいため、正式創刊に踏み切った。
『食う』と『寝る』をテーマに、ゆったりした生活のヒントがたくさん入っている。
書店、取次に協力いただき早く一人前の雑誌に育てたい」と述べた。

読み聞かせ応援グッズ

アリス館、岩崎書店、学習研究社、フレーベル館、文研出版の児童図書出版社5社は、今春、書店の読み聞かせ支援のため「おはなしサポートの会」を結成。
お母さん向けの小冊子『ぽかぽか』(B6判16頁)、シール、読み聞かせ向き児童書10点をセットにした応援ツールを書店向けに配布している。
セット内容は小冊子『ぽかぽか』50部、シール百枚と児童書10タイトル。
小冊子『ぽかぽか』には版元5社が読み聞かせに最適の児童書各4タイトル20点を年齢別に掲載。
小冊子に掲載した20点を常備することで読み聞かせ会との連動が図れるという。
以後、2集、3集も検討中。
セット希望者はサポートの会事務局のフレーベル館に申し込みを。
■03(5395)6613

家庭画報大賞

「季節のインテリアと人形づくり」をテーマに募集した第8回家庭画報大賞の表彰式が7月23日正午より帝国ホテルで行われ、インテリア部門大賞に東京都・堀江喜代子さんの「春の気配サヨリ、夏のウニ」が選ばれたほか、準大賞、審査員特別賞、優秀賞、協賛社賞が贈られた。
表彰式で世界文化社鈴木勤社長は「今回も素晴らしい作品応募があった。
入賞作の構成、色彩センスは見事。
『家庭画報』は昭和33年の創刊以来、12月号で550号を迎える。
時代が変わっても読者とともに歩むがモットー。
10月に刊行する『国際版家庭画報』は5月のテスト版がニューヨークの紀伊国屋書店で月間ベスト10の1位になった。
国内でも予想以上の評判で、女性読者が70%以上。
創刊にご支援を」と述べた。
受賞作品は8月4日まで日本橋三越本店7F催物会場で展示される。

-無題-

東京書店栗田会は7月24日午後5時半から千代田区のアルカディア市ケ谷で第6回総会を開き、会員書店51名(委任状含む)が出席した。
総会は高橋小織氏(隆文堂)の司会で始まり、奥村弘志会長(南天堂書房)があいさつ。
「出版業界は6年連続マイナス成長だが、世の成り行きに身をまかせているだけの書店は生き残れない。
大店は独力でやっていけるが、こういう時こそ中小書店は手を取り合ってグループ化することで力を発揮せねば。
ネット21のような行き方も必要ではないか。
ベストセラーが出てから後追いするのではなく、書店自らベストセラーを作り出す積極的施策が求められる」と述べた。
続いて栗田出版販売の亀川正猷社長が祝辞。
亀川社長はアンドレ・シフレン著『理想なき出版』(柏書房)を紹介して、「アメリカ書店業界はディスカウントで売上が減りチェーン店が増え、個性ある書店が廃業に追い込まれていった。
日本も同じ道を辿る可能性があるので、三者で真剣に対策を考えたい。
栗田は書店の要望はすべて聞く立場、なんでも言ってほしい」と述べた。
奥村会長を議長に議事を進行し、事業報告、会計報告、事業計画案、会計予算案などすべての議案を原案通り承認した。

城東日販会

城東日販会(本間守世会長)は7月23日午後3時から神田明神の明神会館で第10回総会を開催。
直木賞作家の山本一力氏が特別記念講演を行った。
会長あいさつで本間会長は「苦境、右肩下がりの10年だった。
生き残りをかけた厳しさが続いている。
先日は蓮田センターの無伝返品を見学した。
素晴らしい設備で、入帳も早い。
入帳ミスの指摘があったが、一つずつ解決して信頼を築いていきたい。
別冊・増刊の対応では、L表示で返品しても入帳しない。
出版社と取次で相談してほしい」と、注文した。
前年度の共同拡販は平凡社『東京の地名』と、NHK出版『趣味の園芸入門』を取り上げたほか、新年度の事業計画ではコミック、文庫の返品システム、新雑誌コードの研修会などを行う計画を了承した。
来賓あいさつで日販高橋康雄東京支社長は「会が発足した10年前は大江健三郎のノーベル文学賞、向井千秋さんの宇宙飛行があり、売上げも順調だった。
現在は大苦戦だが、いよいよ梅雨明け、夏本番。
日販は鶴田新社長のもと古い体質の改善を図る。
蓮田では雑誌に続き、今期中に文庫、コミック、第3段階で全書籍の無伝化を実施し、商材開発も積極的に行う」と日販の施策を説明した。
直木賞作家・山本一力氏の講演で、山本氏は「オール読み物新人賞」を受賞した頃の編集者とのやりとり、作品を仕上げるための努力を語り、「書店によい商いをしてもらうため、売れる本を書くことに努めていきたい」と強調した。
城東日販会は地元、門前仲町在住の山本氏を応援するため、著書9点のセットを会員に配本。
山本一力フェア用のPOPも準備して販売を強化していく。
pagetop▲
書籍、雑誌、コミック、電子出版… 情報満載小学館公式サイト
書籍、雑誌、コミック、電子出版… 情報満載小学館公式サイト


集英社の雑誌、書籍、コミックス情報満載!!SHUEISHA WEB INFORMATION


プレゼント・クーポンなどお得な情報使えるエンターテインメント情報