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平成15年8月11日号
声明文「出版物にも貸与権の適用を」

21世紀に入り、出版界を取りまく環境は大きく変化をしております。

特に、最近各地に出現した「レンタルブック店」は、かつての「貸本屋」とは異なり、レンタルビデオでノウハウを蓄積した業者が、そのノウハウやシステムを活用して、人気のあるコミックスやベストセラー書籍のレンタルを大規模に展開しようとするものです。

私たちは、このような大規模な「レンタルブック店」の出現に、大きな不安を抱いてここに集まりました。

「著作物を、著作者に無断でレンタルしてはならない」と言える権利(『貸与権』)は、音楽や映画著作物には既に与えられています。

音楽家や映画製作者は、レンタルを許可する代わりに、レンタル業者にレンタル料の支払を求めることができるのです。

しかし、残念ながら、著作権法に「書籍・雑誌には貸与権を『当分の間』適用しない」と定められたまま約20年が経過してしまいした。

著作者の努力の成果をレンタルして利益を得ながら、出版物の著作者には、その利益が全く還元されないという状態が放置されてよいはずはありません。

私たちの調査によれば、隣国(大韓民国)では、著作者に利益を還元する法整備が行われないままこのような状態を放置したことが一因で、「レンタルブック店」が乱立し、「書き手」が激減し、出版界が危機に瀕しています。

コミック作家、文芸家、児童文学家、写真家、美術家などの著作者団体をはじめ、出版に携わる全ての団体は、この不公平を是正して、出版物にもCDやビデオと同様に「貸与権」が適用されるべきであると考え、日本の出版文化を守るための活動の第一歩として、協力して貸与権獲得を目指すことになりました。

私たちは、著作者の努力の成果が、正しく著作者に遭元されるシステムを構築するために、一致団結して活動する所存です。

本を愛する多くの方々のご理解ご支援を頂ければ幸いです。

<構成団体一覧>○21世紀のコミック作家の著作権を考える会○日本雑誌協会○日本児童文学者協会○日本写真著作権協会○日本書籍出版協会○日本推理作家協会○日本文芸家協会○日本漫画家協会○日本児童出版美術家連盟○日本児童文芸家協会○日本出版取次協会○日本書店商業組合連合会○日本美術著作権連合○日本ペンクラブ○マンガジャパン

レンタル店放置するな

出版物の「貸与権」回復を目指し15団体で設立された貸与権連絡協議会(代表=藤子不二雄A氏)は、8月4日午後4時半から日本出版クラブ会館で記者会見を行い、「出版物にもCD、ビデオと同様の貸与権が適用されるべきだ」と、著作権法改正に取り組んでいく方針を説明。

別掲の声明文を発表した。

記者会見で連絡協議会藤子代表は「平成13年から21世紀のコミック作家の著作権を考える会として貸与権を主張して活動してきた。

今回、文芸、写真、児童文学の皆さんとも一緒に獲得の運動をすすめることになった。

(レンタルが)底辺を広げると思われるかもしれないが、作家には一切還元しない。

我々の思いを理解して応援してほしい」と、アピール。

事務局をつとめる山崎弁護士は「昭和59年に音楽・映像に貸与権が認められたが、同じ著作物でありながら書籍・雑誌は当分の間、適用しないとされた。

(レンタルされることで)新刊、重版が減り、年に何十億の印税が消える。

経済的に大きな損失だ」と経過報告。

レンタル店を放置したことで売上が10分の1に激減した韓国コミック市場のVTRを放映した。

このあと、出席した作家が意見発表。

「韓国ではコミックは借りて読むものになった。

対岸の火事ではない」(弘兼憲司氏)、「今のところコミックが中心だが、人気推理小説がレンタルされる可能性は高く、看過できない」(大沢在昌氏)、「幅広い裾野で著作権が侵害されている。

これからの日本の産業再生にもかかわってくる」(猪瀬直樹氏)などと、貸与権の重要性を訴えた。

日本文芸家協会・三田誠広氏は声明文を朗読したあと、図書館の公貸権についても言及し、「図書館の貸出しは除外規定があるが、世界の国々で保証金を認めている。

今や公共図書館はベストセラーを多く揃え、コンビニで貸出しを始めたところもある。

推理作家協会は新刊貸出を6か月禁止するよう求めている。

今後の経緯を見守り、図書館側とも交渉を続ける」と述べ、図書館に対しても何らかの著作権料を求めていく方針を明らかにした。


民間から山口理事長

福岡県教育委員会は「福岡県子どもの読書活動推進計画」を策定するため、同計画策定委員会を設置したが、同委員会委員に福岡県書店商業組合の山口尚之理事長が委嘱された。

委員長には福岡教育大学の中村重太教授、副委員長に福岡県学校図書館協議会の東和男会長(春日市立春日野小学校長)が任命されたのをはじめ、市町村教育委員会、公立図書館、幼稚園、保育所、小・中・高校、青少年育成団体などが委員に加わっている。

民間団体からは山口理事長と、福岡「子どもの読書」関連団体連絡協議会代表の2名が参加し、16名の委員で構成。

委員の任期は来年3月31日まで。


本屋のうちそと

梅雨が開けたとたん暑い日が続いている。

ビールの旨い夏がやってきた。

さほど飲めるクチではないのだが。

従業員がいない夫婦二人の書店では、組合活動や地域の活動もままならず、会合は忙しい日を避けてほしいと思う。

支部会は都合が悪いと休むことも出来るが、組合本部の会合は責任があるので出席の努力をしている。

従業員のいる書店は社長が留守にしても店は運営されるが、零細書店ではままならず、店主兼雑用係は忙しい。

一通り配達しないと一日が終わらない。

誰かがやってくれるものでもない。

何が何でも二人です。

会合のある日は早起きして配達して、集合時間に間に合うように出かけている。

現在の支部の状態では、次にやる人がいない。

商売そっちのけで組合活動には出られない。

こんなにパソコンが普及しているのに、インターネットでの理事会とか情報交換が普及しないのはなぜか。

いま少し情報を共有化し、ホームページには掲示板を作り、全地域支部からの情報を吸い上げて活動する方向に持っていけると良い。

支部の書店数は4割減った。

支部会に集まる人数も減って、集まってくるのは零細書店ばかり。

駅前の大型店は支部会に出てこなくなっている。

高齢化し、後継ぎがいない零細書店。

誰もが考えているのは、幾つまで営業できるかと言うこと。

出版業界の不振、書店の経営難、まだまだいるはずの読者、本が読みたくなる環境を作らなくてはならないのだろうが。

(とんぼ)

-無題-

◇チェコ装丁デザイン展文京区水道の印刷博物館は「ブックデザインの源流を探して/チェコにみる装丁デザイン」を9月28日まで開催中。

仮綴じ本を自家装丁するヨーロッパの伝統を脱却して、印刷装丁デザインの可能性に着目したチェコの芸術家たちの20世紀初頭の書籍を中心に350タイトルを展示する。

入場料は大人800円。


日販王子まつり

東京地方にようやく梅雨明け宣言が出て本格的な夏の訪れ。

日販は8月1日夕、王子流通センターで第33回王子まつりを開催した。

東京外語大学ブラジル研究会によるサンバ・パレードで開幕した「王子まつり」は、安西浩和所長が「王子まつりは書店、出版社、運輸、社員が一緒になって協力会社、近隣のご愛顧に感謝する会。

1969年に雑誌輸送をスタートした王子センター開設当初からの祭りだ。

王子イノベーターとして日販革新の先鞭を切りたい」とあいさつ。

鶴田社長は「出版物流はこれからも大変だが、暑い時にやるのが日販のエネルギー。

今後もご支援を」と述べ、日販労組高瀬委員長の祝辞に続いて、柴田副社長の発声により乾杯した。

焼き鳥、とうもろこし、タコ焼きなど、各部署ごとに工夫をこらした模擬店が出され、夏の夜を満喫した。



ミネルヴァ書房

ミネルヴァ書房は、日本史に名を残す200名以上の人物評伝叢書「ミネルヴァ日本評伝選」の刊行を9月10日より開始する。

監修委員に上横手雅敬京都大学名誉教授、芳賀徹東京大学名誉教授を迎え、さまざまな分野で活躍する多彩な研究者が執筆を担当。

政治、経済から芸術、宗教まで幅広い人物を取り上げる。

四六判上製カバー・220~360頁、本体価格2200~3500円。

毎月10日、2冊ずつ刊行する。

第1回配本は『京極為兼』『吉田松陰』。

8月1日に山の上ホテルで行われた記者会見で、ミネルヴァ書房・杉田啓三社長は「当社は1948年京都に創業、55周年の特別企画として叢書を刊行する。

混迷する日本と言われるが、偉大な先達が何を考え、どう生きたか、足跡をたどる中から未来を切り開く指針を得られるのではないか。

長い歴史と伝統に恵まれた京都より何かを発信したいと考え、当社ならではの本格的評伝シリーズを作る。

毎月2冊ペースでほぼ10年かけて刊行し、その後も100点、200点と積み重ねていきたい。

全社挙げて後世に残るシリーズにしたい」とあいさつ。

叢書の特色を説明した上横手教授は「執筆担当者には、著者の人間性を打ち出してもらうようお願いしている」、芳賀教授は「おもしろい研究を発表している人に担当してもらった。

歴史を通して、人間と日本の何たるかについて実のある把握ができるのではないか」と述べた。



取協会長に小林氏

日本出版取次協会は7月31日の臨時総会で役員改選を行い、金田万寿人会長(トーハン)が退任。

新会長に小林辰三郎氏を選出した。

また、菅徹夫常務理事(日販)が退任、後任に鶴田尚正氏が選任された。

会長=小林辰三郎(トーハン)常務理事=鶴田尚正(日販)三好勇治(大阪屋)亀川正猷(栗田)秋山秀俊(中央社)大藤耕治(日教販)国弘晴睦(太洋社)雨谷正己(協和)理事=風間賢一郎(トーハン)橋昌利(日販)福眞峰穂(鉄道弘済会)吉見寿文(東邦書籍)監事=佐藤千晴(日本雑誌販売)山本和夫(公認会計士)


青風会ビヤ・パーティ

東京組合目黒・世田谷支部の青年部「青風会」は8月1日午後6時から恵比須ガーデンプレイス内「ビヤステーション恵比須」で第30回ビールパーティーを開催。

書店50名、出版社40名が出席した。

パーティーの冒頭、あいさつした山辺真次会長(やまべ書店)は「常務理事4名を出すなど、青風会は東京組合で重要なポジションを占めている。

東京組合青年部を軌道に乗せ、TS流通協同組合を立ち上げることにも大きく貢献した。

今年で創立30周年。

これからも『青風会には目が離せない』と言われるよう頑張りたい」と述べた。

初代会長をつとめた梅澤鈴夫名誉会員(紅梅堂書店)は「創立から30年はあっという間だった。

青風会出身者が東京組合、日書連で活躍しているのは喜ばしい。

今後もご努力をお願いしたい」とあいさつ。

東京組合青年部・渋谷真会長(四季書房)の発声で乾杯した。


ベストセラーの秘術

高松市・番町書店の斉藤秀信店長が「わらし仙人」の筆名で「普通の本をベストセラーにする7つの秘術!」を出版した。

A5判90頁、定価本体980円。

自ら主宰するメルマガで読者書評を募集する、地元紙に献本するなど、ベストセラー作りのテクニックを伝授する。

ペンネームや書名、イラストまで、冗談とも本気ともとれない秘術が紹介されるが、冗談だとすれば「売れる本」に対する強烈なブラックユーモアに満ちている。

ISBNがないので、申込みは直接同店へ。

電話、FAX087・862・3169番。



お盆休みの荷物

輸送業者夏季統一休暇は8月13日(水)から15日(金)だが、取次各社は特別態勢で商品を出荷する。

トーハン
本社はじめ各書籍流通センターでは14日、15日の両日、ブックライナーの「本の特急便」と「e-hon」の客注品出庫作業を行う。

15日には注文品の出庫作業も行い、お盆休み明け出荷に備える。

「本の特急便」は13日までの受注分を14、15の2日にわたり宅配便で出荷。

12日にも統一休暇の影響で着荷の遅れが出る一部エリアに特別出荷を行う。

「e-hon」で宅配希望の読者には13日~15日も出荷。

ブックライナーのコールセンター、e-honサポートセンターは通常通り営業。

日販
書籍の発送拠点、王子流通センターはお盆期間中、13日を除いて休まず稼働、書店に商品供給する。

ネット書店専用倉庫のWebブックセンターは休まず稼働。

日販が運営するインターネット・ブックモール「本やタウン」や提携サイトにも対応する。

さらに、今年は今までの稼働実績を踏まえて、8月13日(2日目地区)と14日(3日目地区)の取引書店へ配達を実施する。



常任理事会で総会事項等を審議

山形県書店商業組合(五十嵐太右衛門理事長)は7月22日午後1時半より、山教販会議室で、総会を開催するのに先立ち常任理事会を開いた。

会議では平成14年度決算概況について説明が行われた。

単年度では黒字決算となるが、未収賦課金が滞積している組合員への対応に関し、督促から除名まで検討がなされた。

また、未加入の書店へ加入を積極的に働きかけることとした。

図書館納入システムについては、日書連からの助成金によりOA機器の購入を行っており、今後組合員に呼びかけ利用を啓蒙する。

「子どもの本の日」キャンペーンについては、八文字屋の本支店11店で開催する読み聞かせ会の日程を地元新聞紙上に発表した。

今後各地区での開催を呼びかける。

なお、通常総会は8月19日(火)午後2時より、山形グランドホテルで開催することを決定した。

(原田吉則広報委員)


生活実用書・注目的新刊

「さう、何か現世にこせこせしながら生きてゐるのが厭になったら、いつでもいい、ここに来て、半日なりと過ごしてゐること。

」堀辰雄『大和路・信濃路』の「十月」の第一章、「夕方、唐招提寺にて」に奈良の旅の印象が綴られている。

第二次世界大戦が開戦されようという昭和十六(1941)年というのに、時の隔たりを少しも感じることがない。

『大和路・信濃路』には、寺の門をそれと知らず通り過ぎようとした時、満開の馬酔木と出会う『浄瑠璃寺の春』も収められているが、現在は堀辰雄全集でしか読むことができない。

同じ頃、奈良を訪れて古寺や仏像の姿をフィルムに焼きつけ続ける若い写真家がいた。

「遠い先祖の遺産が、これらの写真によって、時代という断絶を越えて、現代の人々に何かをもたらすならば幸いである」と書いた土門拳である。

土門拳写真・文『土門拳古寺を訪ねて奈良西の京から室生へ』(小学館文庫838円)は、薬師寺、唐招提寺、飛鳥の里と南大和の寺、室生寺と室生の里の写真が百点あまり収録されている。

1940~78年に撮影したもので、たとえば「薬師寺東院堂観音菩薩立像」の横顔は穏やかで静謐、宗教観を持たずとも見る者を惹きつけずにおかないだろう。

『古寺を訪ねて』は、ほかに「斑鳩から奈良へ」「京・洛北から宇治へ」もある。

大正7年の旅を書いた和辻哲郎『古寺巡礼』(岩波文庫)はあまりに有名だが、奈良の古寺をテーマにした本は実に数多く出版されている。

五木寛之著『百寺巡礼第一巻奈良』(講談社1500円)は第十巻九州まで続くシリーズの初回配本。

ガイド版もそれぞれ同時発売の大型企画で、書店店頭を賑わせている。

古いインドに人生を四つの時期に分ける考え方があるが「考えてみると、現在の私たちは、季節の流れのように順をおって人生を生きることが不可能な時代に生きているのかもしれない。

」と著者は語り始める。

「何かを感じるだけでいいのだ」という決心で旅は始まるものの、思索は古代と現代を駆けめぐる。

奈良へと心は強く誘われるが、最近の書店で関連書を探すのは大変である。

大型企画に添って奈良や寺の関連書なども展開してほしいものだ。


読者と共同で『奥の細道』ツアーを企画

鶴岡市の鶴岡書店は読者と共同で「芭蕉とめぐる“庄内奥の細道”紀行」を企画、第1回のツアーが7月25日に行われた。

このツアーは、角川書店『週刊おくのほそ道を歩く』の刊行前より顧客にもちかけられて企画したもの。

鶴岡書店、新俳句人、生協教育活動センターの三者共催による企画で呼びかけたところ、30人の申し込みがあった。

庄内地域のみの限定企画、全5回コースで、雑誌が会費に含まれており全員に配布された。

7月18日には事前説明会が開かれ、芭蕉が来庄した314年前はどんな時代であったかについてと、初回のコースの説明があった。

初回の7月25日は、新潟や酒田からも参加して総勢23名がマイクロバスに乗車。

芭蕉が初めて庄内にたどり着いた最上川乗船跡をスタートに、羽黒山コースを歩いた。

昼食は、芭蕉が食したであろう山伏の精進料理を味わい、314年前にタイムスリップ。

1週間滞在したと言われる別当跡南谷へ、新俳句人の会幹部の方から説明を受けながら1時間余歩いた。

時折立ち止まりながら一句一句メモする方もあり、次回の月山湯殿山コースを楽しみに帰宅した。

(佐藤一雄広報委員)


研修、見学会の活動を報告

奈良県書店商業組合(西本功理事長)の第19回通常総会が7月12日、橿原市の橿原ロイヤルホテルで開かれ、組合員86名(委任状含む)が出席した。

総会は吉岡章理事(現代社)の司会進行により午後3時に開会、冒頭のあいさつで西本理事長は「出版不況の中、組合が力を結束し何とか打開していけるよう、みなさんの熱のこもった意見交換を行っていきたい」と述べた。

議長に辻本照洋理事(ジャパンブックス生駒)を選任、あらかじめ提出されていた各議案の審議を行った。

平成14年度事業報告では、西本理事長より「経営者セミナー」(経営者、従業員のモチベーションの高め方など)、「夢フェスタとっとり見学視察」「婦人部親睦研修会」「POP講習会」「異業種交流会」「先進書店見学会」「日書連マーク説明会」などの活動報告があった。

このほか決算報告、次年度事業計画案・予算案、その他の案件の報告説明があり、原案通り了承されて審議を終了した。

続いて庫本善夫副理事長(庫書房)より、全国情報化推進委員会に出席した報告とあわせて、奈良県組合での情報化の現状、学校図書館への取り組み方などの詳細説明があった。

休憩を挟んで引き続き同ホテル別室において、出版社、取次など来賓多数をまじえて和やかに懇親会が行われ、宴は午後7時頃まで続いた。

(森谷勝則広報委員)


日書連のうごき

7月2日読進協事業委員会へ舩坂委員。

活字文化交流会へ萬田会長他出席。

7月3日ICタグ研究委員会へ山口委員。

公取委へ景品問題で影山専務他訪問。

7月4日出版再販研究委員会開催。

7月6日関東ブロック会へ萬田会長出席。

7月7日JPIC万引対策打合会へ丸岡委員他。

故小林一博さんを送る会へ萬田会長他出席。

スタートアップ特別委員会開催。

7月8日再販問題ラウンドテーブル会議に岡嶋委員長他。

活字文化推進会議へ萬田会長出席。

7月9日JPO運営委員会へ志賀委員。

同出版在庫情報研究委員会へ柴崎委員他出席。

7月10日公取協景品問題で伊従顧問との打合会。

7月11日東北ブロック大会へ萬田会長他出席(於ホテルグランドパレス)。

7月14日青森県情報化研修会へ志賀委員長他出席。

7月15日札幌情報化研修会へ志賀委員長他。

読進協事業委員会へ舩坂委員出席。

7月16日指導教育、読書推進・増売、組織強化・共同購買、共済会運営、流通改善、再販研究・公取協、消費税問題、広報各種委員会開催。

7月17日定例理事会。

共済会理事会。

公取協理事会開催。

第4土曜日は子どもの本の日実行委へ高須委員長他出席。

7月18日中小小売商連絡会へ丸岡委員出席。

7月23日出版平和堂合祀祭選考委員会へ萬田会長他。

読進協常務理事会へ萬田会長出席。

7月24日活字文化議員連盟設立総会へ白幡専務出席。

7月28日出倫協出版ゾーニング委員会へ丸岡委員。

分野協常任理事会へ白幡専務。

ICタグ研究委員会へ山口委員出席。

7月29日公取委事務総局幹部講演会へ萬田会長他。

広島県情報化研修会へ井門委員他出席。


学校図書館納入は日書連MARCで(2)

〔日書連の取り組み〕具体的には次の方法で普及、サポートを行う。

〔その1〕加盟書店向けサービス…ソフト「装備ナノ」(ナノビット製)、「本屋ツール」(教育システム製)の安価提供と日書連MARCオンラインデータ配信外商を行う書店は、学校の電算化に対応した店にならないことは、学校市場を失うことを意味する。

日書連より提供される本屋ツールと日書連MARCを用いて、あらたに買ってもらった書籍にはバーコードラベルを貼って、日書連MARCを利用してデータ引き当て作業を行ってから、納品することが必要になる。

*「本屋ツール」機能①普通のレーザープリンターでバーコードラベルが印字できる。

②MARC引当処理と同時にローカルデータ作成、台帳印刷が出来る。

(注)納品する書籍を装備するためのソフトであり、受発注処理等不可。

ただし、台帳は納品書として利用可能。

加盟書店向け日書連MARCデータ提供価格登録料金1万円毎月新刊データ提供料金担当学校数に応じて(月額)1校まで2000円6校まで3000円9校まで4000円15校まで5000円16校以上6000円※更新データはインターネットダウンロードによる。

通信費、プロバイダー経費は書店負担*このメリットは極めて大きい。

理由を述べる。

①学校図書担当者の大きな関心を得られるとともに先生の啓蒙になる。

②発展的な先生は、そのまま、貸出、検索ソフト導入まで進んでいく。

③書店が電算化に対応できることを証明でき、大きなアピールになる。

④学校が電算化を検討する時に「書店の貼っているバーコードが生かせないか」と問い合わせが必ず来る。

⑤装備ソフトを利用して作業を行うことで、業務の効率化が図れる。

⑥書店は納品した書籍のリストをデジタルデータで所持、重複チェックや選書アドバイスに利用できる。

⑦電算化の際にはわれわれ書店が先行して遡及入力作業を終えているアドバンテージがある。

〔その2〕学校図書館向けMARC付きツールソフト「司書ツール」の提供TRCDJrというデータベースソフトが、熱心な司書教諭、教員のなかに浸透していることをご存知だろうか。

意識の高い司書教諭、図書館担当教員は、いずれ学校図書館の電算化は確実だから、あらかじめデータ作成を始めようと考える。

そこで作業が進み次第、順次「調べ学習」にも使えそうだ、学習用件名がついていると宣伝されている小学校版TRCDJrという商品を購入してデータ蓄積作業を行おう、という現象が起きている。

対抗手段がなかったころはともかく、このまま放置すれば知らぬまにTRCデータによる囲い込みは進んでしまう。

日書連では対抗策として、教育システムの装備ソフト「本屋ツール」に、日書連MARCを同梱し、TRCDJrにとって代わる商品「学校版司書ツール」を作成した。

それを書店に極めて負担のかからない条件(1枚目は無料。

2枚目以降1枚500円、運賃着払い)で提供を開始する。

希望する書店は、配布を希望する地域と必要数量を記入の上、日書連事務局まで必ずFAX(03―3295―7180)で申し込んでほしい。

配布時期は9月1日出荷開始を予定。

問い合わせ先=提供条件等は日書連事務局、ソフトの技術的問い合わせは㈱教育システムまで〔その3〕図書管理ソフトウェアメーカーに対する日書連MARCの提供学校向け図書管理ソフトウェアは多数あるが、現時点で日書連MARC対応の図書館管理ソフトウェアは、ナノビットの「図書館ナノ」と教育システムの「情報BOX」の2点だけである。

図書管理ソフトウェアメーカーは自社ソフトの拡販が目的である。

従来はTRCMARCにだけ対応しており、管理ソフトウェア間では各社横並びの状態にあった。

あとは営業力とソフトの使い勝手、価格での競争であった。

彼らにとって新興勢力である日書連との連携は、営業戦略としては有効であろう。

学校で利用可能な図書館ソフトウェアを増やして、そのソフトウェアの使い良さ、好みにより普及した場合、結果的に日書連MARCの学校市場へ浸透が進むことになる。

また、結果はすぐに出ないとしても、MARCはTRC製だけでないことが、「日書連MARC対応」とソフトハウス各社のカタログ等への記載により周知されることで、間接的に学校教育委員会へのアピールにもなろう。

〔その4〕各地域の情報システム会社への働きかけ各自治体での図書システムの典型的な導入は、次の通りである。

学校図書館を電算化する方針が、行政側で決まったとする。

行政は予算計画を立てるのに業者に見積もりを依頼しなくてはならない。

教育委員会の情報教育担当が主になり、計画し予算案をたてる。

図書館担当は、補助的に意見を述べる役割を果たすことが多い。

書店は電算化に対応できないと行政は思いこんでいるので、コンピュータ実習室のパソコンシステムを導入した出入りのコンピュータ業者に、「図書館の電算化がしたいのだけど良いシステムを紹介してくれ」と依頼する。

コンピュータ業者は図書館が全くわからないので、ホームページや近隣の状況等情報を集める。

多くの場合は、そのまま書店は何も知らずに計画は進行していく。

われわれ書店の多くは、学校に対してソフトウェア販売の経験が乏しい。

ましてやハードウェア機器やネットワークシステム導入経験に関しては門外漢であり、教育委員会から見ると完全に蚊帳の外である場合がほとんどである。

現在、ほとんどの教育委員会には、出入りのシステム会社が存在する。

彼らのほとんどは書籍の販売を行うことはない。

なかには行っている教材併売書店も存在するが、大規模なシステム会社ほど我々書店とは商売が競合しない。

すなわち書籍の販売とは無関係で、図書システムとコンピュータが販売できれば良いのである。

彼らとのパイプを持つことが必要である。

各地域の書店が、これを怠るとなんら悪意なく、もっとも有名な会社TRCにすべて丸投げされることになる。

全国的には、学校システム事情に精通している㈱教育システムを通じて、各地域の教育委員会に影響力を持つシステム会社との連携を行っている。

成功例としては、埼玉県川越市、神奈川県平塚市が挙げられる。

〔その5〕MARCをより良くするための連携「日書連MARC」のデータ料金は他に類を見ない安価な点、速報性、許諾範囲の広さなど優位な点が多く、学校図書館での利用には充分機能するだけの情報内容を備えている。

しかし内容面で、TRCに比べると少々貧相であることは否めない。

ただ学校顧客によっては、「調べ学習には内容検索できることが絶対条件である」とまで言い切る場合も多い。

日外アソシエーツは、日書連MARCに不足している「内容検索」情報をサポートするデータベースを構築している。

ネット書店「アマゾン」へのデータ提供でも有名であるが、大学、公共図書館への数多くの実績を持つ日外アソシエーツが、小中高等学校市場向けに「日外BookPlusスクールサービス」をオンラインで提供する。

小中学校年間1万2000円、高等学校2万4000円という定額料金(年間)で、蔵書の「表紙画像」「内容要旨(帯情報)」「目次」「キーワード」が利用でき、「調べ学習」で大変威力を発揮する。

日書連MARCと「日外BookPlusスクールサービス」のデータ同定作業と一括オンライン提供は「㈱教育システム」が窓口で行っている。

(注)その結果、日書連MARCは加工され、教育システムからの日書連MARC提供は「KSBookデータBasic」という商標で行われている。

「調べ学習」特化ホームページの提供教育出版大手である㈱新学社(本社・京都市)と、日書連、教育システムのタイアップ企画としては、この秋から始まるホームページがある。

キーワードや件名で書籍を検索する方法は後述の通りだが、それなりに検索技術を要する。

だが、学校現場教員からの「『庄内平野の米づくり』の授業で役立つ本をリストアップしてほしい」という切実な要望に対応する企画が、「教科書単元から探す、役立つ資料リストとリンク集(仮称)」である。

この企画は、多くの書店が経験しているはずの「この授業に関連してよく売れている本を紹介して」という教員の要望を具現化したものである。

書店外商の営業活動にも役立つ。

司書教諭の授業時間軽減策もなく、専任司書がほとんど配置されていない現状、授業内容をピンポイントヒットさせたレファレンスサービス(参考図書提供)を実現した画期的な試みである。

〔学校版司書ツールを使用した図書装備作業〕[学校版司書ツールの主な機能]1、学校ごとの個別館情報の登録館内用バーコード桁数や、バーコードに印字する学校名などを登録することができる。

2、館内用バーコードラベルの印刷専用のラベルシートを用いて、図書管理ソフトウェアでも貸出・返却処理などを行うことができる、館内用バーコードラベルを印刷する。

3、日書連MARCを用いたデータ引当作業ISBNコードを利用して、日書連MARCを引当し書誌登録する。

4、引当作業を行った資料のデータの更新作業登録した書誌データに誤りがあった場合など、改めて修正を加えることができる。

5、引当作業を行った資料の図書台帳印刷引当作業を行い、書誌登録した資料の図書台帳を印刷する。

6、蔵書データの出力図書管理ソフトウェアを導入することが決まったときに、それまで引当作業を行い作成した書誌データを、図書管理ソフトウェアに投入するためのデータの出力を行うことができる。

7、新刊MARCデータの受入日々出版される書籍のデータをインターネット経由でダウンロードし、登録する。

データの提供はウィークリーで行われる。

[学校版司書ツールを用いた引当作業]1、館内用バーコードラベルを書籍に貼り付けるあらかじめ印刷しておいたバーコードラベルを、書籍の裏表紙の背ラベルに近い下のほうに貼り付ける。

(とくにバーコードラベルの貼る位置に規定はない)2、「蔵書引当入力」を行う①ISBN欄で、書籍のISBNバーコードの読取をする(バーコードがない場合は、ISBNコードを手打ちし、Enterキーを押す)。

ISBNが入力されると、システムが日書連MARCを検索し、書名、著者名、出版社名など、必要な情報を瞬時に引き当てし、表示する。

②ISBN欄の下の価格バーコードを読み取りする。

書籍のISBNバーコードの下に印刷されている、価格バーコードを読み取る。

ISBNから引当処理が行われた場合、すでに価格が入力されているので、Enterキーを押して価格を確定することもできる。

③館内用バーコードを読み取る。

書籍に貼り付けた館内用バーコードを読み取る。

④書誌データを登録する。

画面下にある「登録F5ボタン」を押して書誌データの登録が完了する。

ISBNコードがない資料など、引当処理できなかった資料は、書名などから検索を行い、ISBN引当同様に、書誌データを引当することができる。

日書連MARCは新刊書籍に関しては99%以上のカバー率があるので、新規購入した図書のほとんどはバーコード読取作業だけで、書誌データを蓄積していくことができる。


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