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平成16年3月11日号
ポイント制は値引き/公取委から改めてお墨付き

出版再販研究委員会は2月25日付で「再販売価格維持契約書ヒナ型におけるポイントカード制の解釈について」を発表。改めて再販出版物販売におけるポイント還元は値引きに当たることを再確認した。東京都書店商業組合が開いた3月2日の定例理事会で同資料が配布された。2日の東京理事会で再販問題を報告した岡嶋委員長は、再販研究委員会が公表した文書は公取委の了承を得ているものと紹介して、違反店には「次の段階の措置」が必要であることを強調した。
さらに同委員長は神田駅周辺のポイントカード発行店の経過について「前田書林、りんご屋は廃業し、東書店は新規発行を中止した。現存のカードもあと半年で失効する。いずみ書店もあと3ヶ月」などと説明。萬田会長は「違反店に対する取次の指導を全力で後押ししているところだ」と述べた。
万引き問題では、3月都議会で都青少年条例の改正が可決される見通しだと報告があった。改正条例では青少年からの質受け及び古物買受けの制限項目が新設され、違反すれば罰金は30万円。
一方、この条例では指定図書類の販売について「青少年が閲覧できないように東京都規則で定める方法により包装しなければならない」として、ビニール包装を求めている。
このため、コンビニ業界でつくる日本フランチャイズチェーン協会は、出版社に対して「不健全図書の包装・帯封の完全実施」を申し入れ、注目されている。
東京組合では2月に万引き防止キャンペーンに関するアンケート調査を行ない、2日現在の集計として回答のあった105店中94店、約90%の書店が東京組合の配布した万引き防止ポスターを掲示し、75%の書店がポスターの効果があったと回答している。
このほか、流通改善問題では雑誌増刊・別冊のL表示に問題が多いとして、返品期限などの問題を取次と協議していく方針を確認した。

再販売価格維持契約書ヒナ型におけるポイントカード制の解釈について

公正取引委員会は、平成8年の景品規制に関する告示等の改正で、「取引通念上妥当と認められる基準に従い、取引の相手方に対し、支払うべき対価を減額すること(複数回の取引を条件として対価を減額する場合を含む。例えば、×××円お買上げごとに、次回の買物で○○円の割引)は、原則として、『正常な商慣習に照らして値引と認められる経済上の利益』に当たる」(景品類等の指定の告示の運用基準)としました。また、平成14年12月5日の「不当な価格表示についての景品表示法上の考え方」の一部改定についての別添1において、「次回以降の商品の購入時に支払うべき対価を減額する」ポイント還元について、「ポイント還元は、『取引通念上妥当と認められる基準に従い、取引の相手方に対し、支払うべき対価を減額すること』として、原則として正常な商慣習に照らして値引きと認められる経済上の利益に当た」るとしています。
出版再販研究委員会では、上記のようなポイント還元が出版―取次間契約書ヒナ型第2条で出版社が指定した再販価格の減額となり、取次―小売間の契約書ヒナ型第3条で定める「割引に類する行為」にも該当すると解釈しています。また、上記のようなポイント還元を行うポイントカード制が景品類に該当しないことは公正取引委員会の見解のとおりであります。
もとより、この解釈は当委員会が作成した契約書ヒナ型における考え方であります。
平成16年2月25日
出版再販研究委員会
構成団体
(社)日本書籍出版協会
(社)日本雑誌協会
(社)日本出版取次協会
日本書店商業組合連合会

7月から雑誌定期購読キャンペーン

雑協、取協、日書連の3団体は3月3日、今年の雑誌月間について打ち合わせを行い、今年も夏の雑誌愛読月間に定期購読キャンペーンを展開する方針を確認した。定期購読キャンペーンは全国展開を始めて今年で3年目。書店の参加申込み制で実施し、期間中、参加誌の年間予約を申し込むと、定価の1カ月分相当がサービスになる。昨年は6千店が申込み、7200件の予約があがった。
この日の会議では、申込書店数に対し予約獲得件数が少ないことから、参加誌の拡大を図り、東京、愛知の両組合を重点地区として実効性をあげていくことにした。重点地区については、書店側から取り上げてほしい雑誌銘柄のリクエストも前向きに検討する。
書店からの申込み締め切りは5月28日。申込店には6月末までにポスター、チラシなどの宣伝物、読者申込書をセットにして配布する。今年のキャンペーン・キャラクターはゴールデンアロー賞グラフ賞受賞のタレント、井上和香さん。

春の書店くじ申込みは大至急

4月23日の「世界本の日=サン・ジョルディの日」「子ども読書の日」をはさんで4月20日から30日まで実施する「春の書店くじ」の申し込みがお済みでない書店は、大至急、所属都道府県組合までお申し込み下さい。頒価は1束5百枚単位で3571円(消費税別)。読者謝恩、販売促進にお役立て下さい。

新古書店対策など推進/小野国家公安委員長が答弁

衆議院予算第1分科会は3月1日午後、同院内で分科会を開き、公明党の太田昭宏衆議院議員が警察庁について質疑。特に万引き問題では政府に対して万引きに対する認識、今後の対応等を質した。
書店での万引き、換金目的の組織的窃盗が発生している状況に対し、小野国務大臣・国家公安委員長は「処分先である新古書店に対し、本人確認の励行の指導を行うなど対策を推進する」「どのような具体案が最も効果的であるか、全力をあげて取り組んで参りたい」と答弁した。
質疑を傍聴した日書連丸岡副会長、白幡専務理事は分科会終了後、太田公明党幹事長代行の同席により院内控室で小野国務大臣、池坊衆議院文部科学委員長と懇談。青少年健全育成と古物営業法施行規則の一部見直しを要請した。

茨城県組合がホームページ開設

茨城県書店商業組合(大野豊治理事長)は、2月26日より組合ホームページを開設した。URLは、http://www.ibarakiken.or.jp/shoten/
ホームページでは、組合活動・役員の紹介をはじめ、業界の重要課題である再販と万引き問題の解説ページも設置。「茨城県内書店案内」には市町村ごとの組合書店リストを掲載し、読者が最寄の書店をすぐに探せるようになっている。リストには、店名・住所・電話・FAX番号とともに、取扱い商品やPRコメント欄、図書券・図書カード取扱いの有無、店のメール・ホームページへのリンクが設けられており、お店の紹介に一役買っている。

第2回京都出版三者交流会を開催

京都府書店商業組合(中村晃造理事長)は2月9日午後4時から、京都タワーホテルで第2回京都出版三者交流会を開催した。
この会は、京都出版業界の三者相互の親睦を図るとともに、忌憚のない意見交換を行い、アイデアを出し合って将来のために今何が出来るか業界全体が考えよう、という意図で催されたもので、100名を超える参加があった。
第1部は分科会形式をとり、「流通対策委員会」「IT委員会」「読書推進委員会」がそれぞれテーマを掲げ各部屋に分かれて行った。1時間ではあったが、熱気を帯びた討議がくりひろげられた。
第2部では、参加の取次・出版社がブースを設け、各社の紹介や商談を行いつつ懇親会が行われた。終始和やかな雰囲気で、今後も業界の発展に協力していくことを確認して閉会した。(棚橋良和広報委員)

共済会給付

(16・1・23~16・2・17)
▼病気傷害仙台市青葉区中央1―1―1エスパル内ブックス・ミヤギ相江茂文殿5口
仙台市青葉区中央1―10―1アイエ書店駅前店相江茂文殿19口
練馬区北町2―17―20大貫書店大貫稔殿
神奈川県足柄下郡湯河原町門川35高杉書店高杉渉殿2口
摂津市鳥飼野々1―30―27とりかい書店中西収殿2口
京都市下京区河原町七条角大谷書店大谷健郎殿2口
京都市左京区岡崎北御所町56岩崎文屋岩崎泰久殿
尼崎市下坂部1―20―25小松書店小松恒久殿3口
▼死亡弔意岩手県二戸郡一戸町字向町45―2一守書店一守愛二郎殿4口
仙台市青葉区中央1―1―1エスパル内ブックス・ミヤギ相江茂文殿5口
仙台市青葉区中央1―10―1アイエ書店駅前店相江茂文殿19口
新宿区余丁町3―9新宿橋本書店橋本文子殿2口
中央区新富1―9―10丸竹書店有賀菊雄殿2口
浜松市元浜町82平和堂書店平山仲子殿
高松市兵庫町2―9高松書林庭村シヅノ殿
▼前名義人死亡(辻田二郎)佐世保市上京町6―25博文堂辻田信殿6口
▼配偶者死亡(村上啓子)橋本市橋本1―1―11村上三光堂村上宏視殿5口
▼その他被災石巻市後生橋1―27岡部書店渡波中央店岡部栄穂殿

ポイント問題取次に早期是正を求める/読書推進会の推薦図書を販売/神奈川

神奈川県書店商業組合(池本武夫理事長)の3月定例理事会が4日午後2時から、横浜市のトーハン横浜支店で開催された。
再販問題では池本理事長が「ヤマダ電機のポイントカードについて早く取次に是正措置を取るよう求めているが、ごまかそうという姿勢ばかりで残念。ヨドバシカメラやビックカメラにも日教販を通じてサービスの中止を要請している。事態は進んでおらず、今度の再販研究委員会で取次の最終決断が出る予定」と経過を報告した。
神奈川県読書推進会の活動については、県児童福祉審議会が推薦する第1回の優良児童書48点が決定。推薦図書の販売について、3月25日に書店に注文書を配布、組合へ4月3日締切で申込み、4月20日までに店頭に配送とのスケジュールが報告され、販売への協力が呼び掛けられた。第2回推薦図書は秋に決定する予定。
あおい書店川崎店が組合に加入しない問題について、日書連に加入働きかけを依頼していた件では、日書連から日販役員に申し入れをしたと報告を受けたが、進展がないため4月の日書連理事会で状況を聞きたいとした。
世界本の日/サン・ジョルディは、昨年同様神奈川新聞社にお願いし紙面でPRを行うことになった。

生活実用書・注目的新刊

「最近では免疫について、さまざまな論議があるが、私は免疫というのは、白血球を中心とした直接、異物に向かう働きだけではなく、もっと大きく神経系統をも含めた全身の働きと捉えている」と語るのは、自律神経免疫療法を考案した、外科医でもある福田稔氏である。
福田稔著『実践「免疫革命」爪もみ療法―がん・アトピー・リウマチ・糖尿病も治る―』(講談社+α新書193―1B740円)は、成果を上げている免疫療法をわかりやすく紹介した本。
薬指を除く指の爪の生え際の約2ミリ下を、指先や爪先または楊枝の頭などで押すだけという簡単なものである。一回10秒ほど、日に2~3回押しもめばいい。薬指を押さないのは「これは薬指だけは交感神経を刺激する働きがあることによる」からだ。
図解写真を見ると、中でも小指に一番直したい病気の刺激ポイントが集中している。脳梗塞、ボケ、パーキンソン病、物忘れ、不眠、高血圧、糖尿病、肩こり、腰痛、腎臓病、肝炎など書かれているものだけで25の症状がある。ただし、やりすぎは逆効果なので要注意。いつでもできるが就寝前が最も良く、足の爪も押せばさらに効果的である。
本文では著者が施療して回復した胃ガン、糖尿病、C型肝炎、アトピー性皮膚炎などの具体例が語られる。
長年におよぶ病院の勤務医を辞めるのに、いささかもためらわなかった著者は「方法論なんぞ関係ない。患者がよくなればそれでいいのだ」と言う。現代医学に基づいた治療の限界を突き小気味よい。
巻末に自律神経免疫療法を行う全国36医院も紹介。
この本の推薦文を書いている安保徹氏の新刊は『こうすれば病気は治る―心とからだの免疫学』(新潮選書1000円)である。興奮の体調を準備するのが交感神経で、リラックスは副交感神経。この二つから成る自律神経のバランスであらゆる体調が作られている。この基本から発想すれば、薬を頼らずとも健康を取り戻すことができる。35億年の進化の中で、遺伝子も含め生体系はめったに間違いを起こさない。ただ適応を越えた生き方が病をつくるのである。本書も人が漠然と考えている健康に新しい視点をもたらしてくれる。棚に一緒に並べて欲しい二冊である。
(遊友出版・斎藤一郎)

参考図書

◇『図書館人としての誇りと信念』
日本図書館研究会理事で、「市民の図書館」運営を実践して図書館界に大きな貢献を果たしてきた伊藤昭治氏の古稀を記念する論集。出版ニュース社刊、A5判上製・286頁、本体3000円。
同書は第一部「公共図書館と貸出」、第二部「図書館員の視点」、第三部「伊藤昭治に学ぶ」で構成。執筆は現役の図書館員が中心となって担当し、図書館の進むべき方向についての論文や、図書館員としての素朴な思いを述べた文、伊藤氏に影響を受けた図書館学研究者の論文などを収載。図書館に関わるすべての人の励みになる論集となっている。

日書連のうごき

2月4日JPO・出版在庫情報第3分科会へ柴崎委員他出席。
2月5日日本放送出版協会企画説明会へ萬田会長出席。
2月6日毎日新聞社主催青少年読書感想文コンクール表彰式典へ白幡専務、青少年と社会環境中央大会へ丸岡副会長出席。
2月9日雑協主催雑誌月間キャンペーン打合会へ舩坂委員、21世紀コミック作家の著作権を考える会へ井門委員出席。
2月10日情報化推進委員会開催。読進協事業委員会へ舩坂委員出席。日書連定款見直し問題で鈴木委員長他で経産省を訪問。
2月12日出版再販研究小委員会へ岡嶋委員長他出席。
2月13日税制問題特別委員会小委員会へ下向委員長他出席。情報化推進補助金審査会へ萬田会長他出席。
2月16日貸与権連絡協議会へ井門委員出席。
2月17日小売商連絡会幹事会へ丸岡委員出席。
2月18日指導教育、読書推進・増売、共済会運営、流通改善、消費税問題、再販研究、公取協、広報、情報化推進、組織強化各種委員会。児童図書増売三者会議開催。図書コード管理運営委員会へ井門委員、消費税問題打合会へ下向委員長他出席。
2月19日日書連定例理事会、公取協理事会、共済会理事会開催。JPO野間運営委員長来局、萬田会長他と懇談。第4土曜日は子どもの本の日実行委員会。2月20日雑誌発売日本部同実行合同会議。中小業者団体連懇談会へ下向理事他。日本文学振興会主催芥川賞・直木賞表彰式へ萬田会長他出席。
2月23日出版サロンの会へ萬田会長他出席。
2月25日出版再販研究小委員会へ岡嶋委員長他出席。
2月26日サン・ジョルディの日「本のある風景」審査会開催。

2ヵ月連続でプラスに/コミック、新書が引っ張る/日販調べ

日販経営相談センター調べの1月期書店売上げは前年同月比2・7%増となり、12月の0・9%増に続いて2カ連続して前年を上回った。2カ月連続のプラスは25カ月ぶり。
売場規模別で41~80坪クラスが0・9%減少している以外は、各規模、立地とも前年の数字を上回った。
ジャンル別では前月プラスだったコミック、文庫、新書の3部門に加え、児童書、実用書、文芸書、学参書の7ジャンルが前年をクリアした。
コミックは10カ月連続して前年をクリアしており、『花より男子』36巻は長期連載の完結と電車中吊り広告効果で好調。文庫も5カ月連続、新書は9カ月連続の前年クリア。文芸書は史上最年少の芥川賞受賞で話題となった『蹴りたい背中』『蛇にピアス』に加えて『13歳のハロー・ワーク』が好調。

東海ラジオで絵本の読み聞かせ番組/日販

日販は、東海ラジオの人気番組「かにタク言ったもん勝ち」(毎週月~金曜日・午前10時~12時)の中で、絵本の読み聞かせの新コーナー「絵本の時間おはなしマラソン」を3月3日からスタートした。
日販は名古屋市で20年以上にわたり児童図書展示会を毎年開催するなど、東海地区での読書推進活動を定着させている。この企画は活動の一環として、愛知・三重・岐阜を主なエリアとする東海ラジオ局と、出版社9社との連携により実現したもの。創立55周年記念事業の一つに位置づけ、地元の人気ラジオ番組との連携により一層の活動活性化をめざす。
番組は毎週水・木・金曜日の午前10時40分頃から約5分間放送。絵本の読み聞かせや、絵本に関する情報、書店読み聞かせ会の情報告知などを行う。読み聞かせは同番組の人気パーソナリティー、蟹江篤子東海ラジオアナウンサーが担当する。
同エリアの書店では、番組内で紹介された絵本のコーナーを設置し、ポスター、チラシなどラジオ企画と一体化した店頭活性化につながる売場提案を行っていく。

「声」/埼玉組合・東武ブロック会を開催/草加市・大坂屋書店・武内稔

埼玉県書店商業組合の東武ブロック会が去る2月5日、春日部市ヤマヤ食堂において開かれた。
当日は公務多端の折にも関わらず、来賓としてお二方のご来席をいただいた。日書連・白幡専務理事と、私どもの営業の根幹となる流通面を担当する、カンダコーポレーション岩槻事業部長兼物流センター長の原島氏である。会ではそれぞれ業界の状況を分かりやすく講演していただいた。
白幡専務理事は、遺憾ながら平成15年も全国小売書店から1600店以上もの閉店が出てしまったと報告。3年越しの課題となっているポイントカードの現況を説明し、解決のため出版社、取次に対し一層是正を働きかけていくとの力強い話があった。
原島氏からは「平常は皆さん方に大変ごひいきをいただいている」との謝辞があったが、40数年前は鉄道便による雑誌の入荷で、連日午後のひと時仕事を中断して駅から引き取っていた。あの時期のロスは絶大のものがあり、現在は本当にありがたいことで、つくづくお礼を申し上げた。
後半は少々遅い新年会もかねて書店方々との懇親会をにぎやかに行い、有意義な半日を過ごした。
場所設営の地元書店の方々、そして来賓の方々、お忙しいところありがとうございました。

「声」/新聞社系週刊誌に一言/大阪市・並河昂二

駅売店や新聞販売店では「週刊朝日」「サンデー毎日」は月曜日に売り出されます。私たち書店には火曜日に入ってきます。月曜は書店が古書店になります。
朝日新聞、毎日新聞2社は全国同時発売に表向きは理解を示しながら、速報性をタテに同一発売を拒否し続けています。
書店向けの両誌には「この本は月曜日には並べないで下さい」「賞味期限は日曜日です」と刷込むか、張り紙をするよう提案します。
また、書店用ポスター「当店では一部古本を扱っています・日書連流通改善委員会」を作って下さい。駅売店で買いそびれ、書店で買った客は週遅れに気づき、不信をもちます。
独禁法の目的は消費者利益の確保ですが、月曜の客は法の外にあります。乱丁・落丁と同じ性質の欠陥品ですから、書店は取替えに応じるべきです。取次は取り扱いを中止して下さい。新聞社はまともな商品として売れるまで前記の便宜を図るべきです。「速報性」と「情報の同時性」は照応すべきものと考えます。

河原町で抽選会/京都組合本屋さんへ行こうキャンペーン

京都府書店商業組合(中村晃造理事長)は2月7日午後3時より京都市河原町のゼスト御池で「本屋さんへ行こうキャンペーン」の公開抽選会を開催した。このキャンペーンは昨年10月下旬から12月末日まで行われたもので、通算4回目、京都組合の主催になってから2回目。協賛出版社、取次各社の協力を得て、3千名を超える応募があった。
抽選会では液晶テレビ3台はじめ豪華賞品の抽選が行われ、330余名の当選者を決めた。
抽選会終了後、反省会を行い、来期も業界活性化と発展のため継続していく方針だ。(棚橋良和広報委員)

駒屋さん送別会

マガジンハウス駒屋正男営業局長の退職を祝う送別会が3月3日夕、マガジンハウス1階のワールドマガジンギャラリーで行われ、業界関係者2百名あまりが参加した。駒屋氏は昭和46年の入社以来、広告部、週刊平凡デスク、同副編集長、宣伝部、大阪支社長を勤め、平成11年に本社に戻ってからは宣伝局長、営業局長を歴任した。
発起人代表の高知・金高堂吉村社長のあいさつ、マガジンハウス石崎社長の乾杯に続いて、大阪から田村書店・田村社長、京都からふたば書房・洞本社長や芸能リポーターの梨本勝氏ら幅広い友人・知人があいさつ。最後には赤いアロハ・シャツ姿の駒屋氏が得意のウクレレでハワイアンを披露すると、2階席から紙吹雪が舞う演出で賑やかな送別会になった。

人事

◇河出書房新社
(2月26日付、○新任)
代表取締役社長
若森繁男
取締役編集担当
井汲一郎
同営業本部長野澤慎一郎
同制作部長兼総務部長
吉田正夫
同編集本部長○山本濱賜
監査役○野村智夫

◇リブロ
2月27日開催の取締役会で1月28日に逝去した千本木正夫社長の後任として代表取締役専務の早見知範氏が代表取締役社長に就任した。◎昇格、○新任
3月1日付
執行役員高島美樹
同宮本雅夫
同藤原雄二
同○小川寿治
担当分野の変更
代表取締役社長・経営全般・社長室長
◎早見知範
取締役・池袋本店担当
村松誠
執行役員・管理部長
藤原雄二
同・社長室統括部長○小川寿治

垣根、笹本両氏に第6回大藪春彦賞/徳間文芸賞

第6回大藪春彦賞は垣根涼介氏『ワイルド・ソウル』(幻冬舎)と笹本稜平氏『太平洋の薔薇』(中央公論新社)、」に決定。日本SF作家クラブが選ぶ第24回日本SF大賞は冲方丁氏の『マルドゥック・スクランブル』(早川書房)、第5回日本SF新人賞は八杉将司氏『夢見る猫は、宇宙に眠る』。佳作に北国浩二氏『ルドルフ・カイヨワの事情』、片理誠氏『終末の海・韜晦の箱船』が選ばれ、5日午後6時から東京會舘で贈賞式が行われた。
贈賞式で大藪賞選考委員の大沢在昌氏は「委員の評価が分かれたのでなく、2作とも満票の受賞。『ワイルド・ソウル』は日本のエンタテイメントで出色の出来。『太平洋の薔薇』は冒険小説の王道を行く作品」と選評。大藪家からブックエンド型トロフィー、徳間書店松下社長から賞状と賞金が授与された。
日本SF大賞、同新人賞の表彰に続いて、徳間書店松下社長は「今年の受賞者はレベルが高い。これをきっかけに花開くことを期待している。徳間書店は3月19日に創業50周年を迎える。社員一同心を新たに百年を目指したい」と出席者にお礼を述べた。

景気回復は実用書から/伊東で日販オートマ研修会

第39回日販オートマチックセール研修会が3月4日、5日の両日、伊東温泉「ハトヤホテル」で開かれ書店140名、出版社31名、日販から55名など225名が出席した。同セールの参加店はAセット100店、Bセット128店、合計228店。
4日午後6時から行われた懇親会では、日販鶴田社長が「昨年来、トリプル・ウインへの参加は出版社140社、書店501店に達し、その中でSCM参加店は222店と大きく育った。SCM銘柄54タイトルの売行きは85%、返品率も数%にとどまり、成果をあげている。実用書もSCM銘柄に取り上げ、育てていきたい」とあいさつ。
書店を代表して紀伊国屋書店松原会長は「ここ7年連続して売上げが減少し、売上げは14・7%減った。新刊点数は15・1%増と版元も努力しているが、構造不況下で出版業界は萎縮してきた。しかし、昨年12月後半から、1月、2月と全体的に売行きは回復基調にある。実用書は昨年、サーズ騒ぎ、イラク戦争で旅行書が落ち込んだが、11%のシェアを占めている。今後も回復は実用書から始まるのではないか。出版社には内容の濃い商品を送品してもらい、一層の販売努力でオートマチックセールの成功を期したい」と述べた。
出版社を代表して主婦の友社村松社長は「実用書は時代を映す鏡であり、マーケット・リーダー。書店にお願いしたいのは、実用書は展示場所によって売行きが違う。関連商品の場所に置けば部数は伸びる。月1回転をSクラスとして、S、AからDまで定番として並べれば売れ方が違う。トリプル・ウインは品切れを起こさない良い仕組みだと思う。また、旅行書、料理書などリピーターが多いのも実用書の特徴で、店頭で読者管理をきちんとして、情報公開していけば、まだまだ伸びるジャンルだ」と指摘して、乾杯の音頭をとった。
翌5日は斉藤孝明大教授が「これからの読者文化と書店」のテーマで記念講演を行った。

本屋のうちそと

この頃、お客様の注文スタイルが変わってきた。インターネットからメールで来る、直接版元にパソコンで注文してくる、電話、FAX。ただ困ることは住所がいい加減。全部が全部ということではないが、連絡先が携帯電話になっていて、なかなか連絡が取れない場合もある。
お店に来るお客さんで住所も電話番号も言いたくないと本の注文をしていく人がいる。何度も断っているが、「絶対に取りに来ます」と断言していく。もし取りに来なかったらと思うと安請け合い出来ない。そういう注文に限って、取りに来なかった時の返品がきかない出版社が多いのです。
住所と電話番号が他の人にわかると悪戯されたり、変な電話がかかってくるので教えない。悪用することはないと説明しても教えない。
当然お客様との信頼関係がなくなる。別の書店にも注文して二股かけて早い方という人もいて、話を聞いているうちに危ないと感じたら断るようにしている。前金をお願いすると、大抵はそれなら要らないという。
電話での注文、ナンバーディスプレイに表記された番号は携帯電話。でもいつも名前が違う。少しばかりHなコミックの注文は頼んだ翌日に来たかと催促の電話。10日以上かかりますよというのが判らないのかな?一日おきにもう来たかと督促、一年前に注文されて品切れと断っているのに、一年経った頃に注文品来てますかって!またしばらく悩みの種が出来た。本を頼む以上書店の仕組みを判ってほしいものです。(とんぼ)
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