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平成16年6月11日号
書籍、雑誌に貸与権

書籍、雑誌にも貸与権を認める改正著作権法が6月3日、衆議院本会議で可決成立した。これにより、来年1月1日から書籍、雑誌にも音楽CD、ビデオと同じ貸与権が適用される。
書協、雑協、取協、日書連など出版業界と著作者15団体でつくる貸与権連絡協議会は、今後、貸与権の集中管理機構「出版物貸与権管理センター」を設立して運営していく方針。

共存共栄へ配慮求める/丸善丸の内出店で要望書/東京組合

丸善が9月14日、JR東京駅丸の内北口前の再開発区域「丸の内オアゾ」に総売場面積1750坪、蔵書数120万冊の国内最大級の書店「丸の内本店」を開店する問題で、東京組合千代田、中央両支部は5月19日付で8項目から成る要望書を丸善に提出、近隣書店への配慮を求めた。東京都ではこの夏から秋にかけて丸善をはじめ大型出店が目白押し。東京組合は6月2日の定例理事会で、出店側との話し合いを積み重ね出来る限りの対策を講じる方向性を確認した。山田出店問題委員長の報告によると、この夏以降予定されている大型出店は丸善のほか啓文堂書店吉祥寺店(8月上旬、550坪)、文教堂書店渋谷店(10月中旬、400坪)、ジュンク堂書店新宿店(10月下旬、1100坪)など。
丸善丸の内本店については千代田支部の大橋支部長が経過報告。近隣の丸の内、大手町、八重洲地区の書店をはじめ千代田、中央支部の書店にとって存続に関わる大きな影響を受ける問題であることから、両支部はこれまで丸善担当者を書店会館に招き話し合うなどしてきたが、共存共栄へいっそうの配慮を求めるため①原則として外商を行わない②原則として定価の20%引き・現金決済で仲間卸しを行う③再販制度を遵守し、違反行為は行わない④洋書や専門書などの充実により新規需要を掘り起こす方向を目指す⑤東京組合千代田支部に加入するなど8項目の要望を行った――と説明した。
これについて山田委員長は「大店法のない現状では要望書を出すことが有効な手段となる」、また下向副理事長は「組合との共存共栄を図る気がない大型書店もある。丸善とは周辺書店が話し合い交流を重ねる中で対応しており、今後の推移に注目している」と述べ、両支部と丸善との交渉経過を評価。出店問題では話し合いを積み重ねることが重要と指摘した。
流通問題では、大貫理事が「他県の問題だが」と前置きして、神奈川県横須賀市の中央図書館が6月1日からファミリーマート横須賀長井店に本の貸し出し・返却業務を委託したとの毎日新聞の報道を紹介。「強い憤りを感じる」と発言した。また、鳥井理事は「図書館とコンビニが手を組んでうまくいったらこうしたサービスが全国的に拡大していく。組合として正式な反対表明ができないか」と提起した。
これについて萬田理事長は「同様の取り組みは2年前から岐阜県の図書館でも実施されており、行政のアウトソーシングのニーズによって行われる場合もある。重要な問題を含んでいるので、日書連にあげて早急に資料収集、検討を行いたい。神奈川組合からも話を聞く」と述べた。
読書推進委員会からは「世界本の日=サン・ジョルディの日」記念文化講演会を7月9日午後6時半から文京シビックホールに1200名を招待して開催すると報告があった。講師は岸恵子氏。新潮社が協賛。また、雑誌愛読月間に合わせて7月1日から8月20日まで「定期購読キャンペーン」(日書連、雑協、取協共催)を実施する。キャンペーン対象誌は36社・75誌だが、これに東京地区限定で14社・16誌を加えて行うと報告があった。

万引き、取引問題で切実な声相次ぐ/福島総会

福島県書店商業組合は5月28日午後1時半から会津東山温泉「原瀧本館」で第20回通常総会を開き、組合員73名(委任状含む)が出席した。
総会は岡部貢治専務理事の司会、長沢明彦副理事長の開会宣言で始まり、高島季雄理事長が「福島県もこの10年で62店が脱退。後継者難、経営難などで廃業が続出と厳しい状況が続いている。本日の総会開催地、会津若松市でも書店が相次いでなくなっており、文化の灯が消えて市民は大変迷惑している。経済状況は好転しつつあると政府は言うが、書店業界にまだ青空は見えない。具体的な行動をとりつつ一歩一歩前へ進むしかない」とあいさつした。
議長に佐藤良平副理事長、副議長に西猛理事を選出して議事を行い、事業報告、事業計画、決算報告、収支予算などすべての議案を原案通り承認した。恒例の各支部提出議案の審議では万引き、取引問題等で切実な意見が相次いだ。提出議案の概要は以下の通り。
県北=①図書券発行中止に反対②ポイントカード問題の早期解決、県中=①図書券発行の継続②週刊誌発売日を関東地区と同一に、県南=組合員と非組合員に差をつけ組合加入のメリットを、相双=①組合員を増やし、中小書店の声を集約して取次、出版社にぶつけることができる強い組織作り②インターネットの活用③日書連マークで図書館納入を取り戻す、いわき=①万引き問題への強い施策②適正配本の実現、会津=①万引きを助長する新古書店の未成年よりの買い取り禁止を②日書連は取次との支払いルールを確認し、100%支払い強要を認めるな③成人向け雑誌はビニールパックして配本を
これを受けて書店東北ブロック会の藤原直会長が来賓あいさつ。ポイントカード問題について「出版社は消極的な姿勢を転換しつつあり、取次も年初の週報で中止要請を掲載するなど、少しずつ再販を守る方向へ前進している」、雑誌発売日問題について「全国同時発売への努力を今後も続ける」、支払いルールについて「トーハン、日販の上層部は100%支払い強要はないと明言している。そのようなケースがあれば申し出てほしい」として、日書連は組合員の声に応えるべく全力を尽くすと述べた。
このあと日書連の長尾幸彦情報化推進専門委員が日書連マークをテーマに講演して、総会を終了。引き続き出版物小売業公正取引協議会福島支部総会、書店永年勤続者表彰式、出版社新企画発表会、合同懇親会を行った。
〈永年勤続者〉
▽勤続20年=広辺信夫、鈴木順子、藁谷茂子(鹿島ブックセンター)▽同15年=後藤明子(博向堂書店)
▽同10年=岡田真紀子(博向堂書店)

万引本買取り防止へICタグ実験/新古書チェーン団体で

新古書店大手7社で構成するリサイクルブックストア協議会は、日本出版インフラセンターの協力のもと、万引された本の買取防止に向けたICタグ実験を5月27日に行った。新古書店の視点から、ICタグによる不正流通書籍の換金防止の可能性などを検証しようというもの。
実験は相模原市のブックオフ古淵駅前店で行われた。はじめに従来の買取手順を示した後、ICタグに新刊書店での精算記録がない書籍が持ち込まれた場合を想定した買取作業のデモを実施。検知ソフトウェアを稼動させ、ICタグリーダで書籍の読み取りを行った。リサイクルブックストア協議会事務局の栗山英紀氏は「販売履歴のない本が1冊でも含まれる場合、買取自体を受け入れず全ての本を持って帰ってもらう」と説明した。

ポイント問題等で質疑/茨城総会

茨城県書店商業組合は5月24日午前10時半から、水戸市の茨城県民文化センターで第18回通常総会を開催。組合員100名(委任状含む)が出席した。
総会は塚越賢次副理事長の司会で進行し、田所和雄副理事長が開会宣言。所用で欠席した大野豊治理事長に代わってあいさつした川又英宏副理事長は、「最近一部大企業の中には景気回復の兆しが見えるが、中小企業特に書店業界は厳しい状況が続いている。そんな中でも出版の貴重さを確認し、小さな出版社を買収する人も出てきた」と出版業界の動きを紹介した。
続いて川又副理事長を議長に議案審議を行い、平成15年度事業報告、平成16年度事業計画案、決算、収支予算案などの議案を原案通り可決承認した。質疑応答ではポイントカードや組合ホームページのアクセス状況等について質問があり、これに対してポイント問題への取組み状況の説明や、ホームページのアクセスは現在約700との報告があった。来賓の県中小企業団体中央会・美野輪明事務局長から祝辞があり、田所副理事長の閉会の言葉で終了した。(舘野弘広報委員)

書店組合の団結説く/京都総代会で中村理事長

京都府書店商業組合(中村晃造理事長)は、5月26日午後2時より京都ホテルオークラにて第20回通常総代会を開催した。
総会では冨田氏(葵書房)が総代出席者34名と総会成立を報告して開会を宣言、議長に黒澤氏(アポロン書房)、副議長に中田氏(中田書店)を選出した。
冒頭で中村理事長は「7年連続マイナス成長で組合員の減少に歯止めがかからない状況が続く一方、大型店の出店は続いており、中小書店の経営環境はますます厳しいものとなっている。万引、不健全図書販売の規制強化、電子ブックの販売等、業界を取り巻く問題は山積しているが、より一層書店組合が団結していくことが大切だ」とあいさつした。
議案審議では平成15年度事業報告、会計報告、収支決算、予算案などをいずれも可決承認。続いて各委員長から平成16年度事業計画案の説明が行われた。この中で、今年も開催された京都出版三者交流会、本屋さんへ行こうキャンペーン、お話しを絵にするコンクール、小学一年生増売・店頭装飾キャンペーンを継続して行っていくなどの報告があった。これらをよりよいものとするため、各キャンペーンの見直しを検討する委員会を設置することなどが提案され、閉会した。
総代会終了後、役員表彰、従業員10年勤続表彰、お話しを絵にするコンクールスリップ表彰、小学一年生飾りつけ・増売コンクールの表彰が行われた。この後懇親会が開かれ、終始和やかな雰囲気で閉会した。
(棚橋良和広報委員)

トップは長野組合/共済会加入優良地区

日書連共済会は5月21日の日書連通常総会終了後、加入優良地区として長野県組合をはじめ16の地区委員会を表彰した。表彰基準は人員比率50%以上で、加入口数比率100%以上の地区。優良地区と順位は以下の通り。
①長野、②香川、③滋賀、④茨城、⑤宮城、⑥愛媛、⑦和歌山、⑧岩手、⑨東京、⑩鳥取、⑪島根、⑫岐阜、⑬大分、⑭福島、⑮青森、⑯神奈川

高橋理事長を再選/群馬総会

群馬県書店商業組合は5月24日、前橋問屋センター会館にて第17回通常総会を開き組合員54名(委任状含む)が出席した。
総会は石坂理事(事務局)の司会で進行し、高塚副理事長の開会で始まった。高橋元理理事長はあいさつで、最近の出版業界の動向や県内の大型ショッピングセンターの出店等について述べ、また昨年実施された青少年保護育成条例改正について、各書店の取組みに対し、お礼を述べた。
大沢副理事長を議長に議案審議に入り、平成15年度事業報告・決算報告、岸田監事より行われた監査報告、平成16年度事業計画案・予算案などを原案通り承認可決。任期満了による役員改選では高橋理事長はじめ執行部を再選した。
議事終了後、中小企業団体中央会の石井主事より祝辞があり、高塚副理事長の閉会のあいさつで終了。版元の企画説明会、運送業者との懇談会等が開かれ、そのあと懇親会で幕を閉じた。(竹内靖博広報委員)

県の万引防止推進協議会で対策研究/埼玉総会

埼玉県書店商業組合(野澤恒雄理事長)の第20回通常総会が5月22日午後2時から、さいたま市の埼玉書籍4階会議室で行われ、組合員140名(委任状含む)が出席した。
総会は水野兼太郎副理事長の開会の辞で始まり、野澤理事長があいさつ。中村二郎常任理事を議長に選任して議案を審議し、定款変更の件、平成15年度事業報告・収支決算報告、平成16年度事業計画案・収支予算案などを審議し、いずれも原案通り承認可決した。事業計画案では、行政・教育・警察・関係商業団体で組織する「万引防止推進協議会」を通じ、防止策や対処法を研究することなどが報告された。
総会終了後、出版物公正取引協議会の埼玉県支部総会を開催。来賓の県中小企業団体中央会・根本修一大宮支所長からあいさつがあり、吉田矩康副理事長の閉会の辞で終了。引き続き懇親会が開かれた。

理事長代行に長谷川氏/神奈川

神奈川県書店商業組合の6月理事会が4日、神奈川県民センターで開かれた。主な審議事項は次の通り。
1、池本理事長より、一身上の都合で理事長の職務ができないため代行を置いてほしいと要請があり、協議の上、長谷川義剛氏(長谷川書店)が8月の総会まで理事長の職務を代行することになった。新理事長は総会で改めて選出する。
2、組合事務局員を、県教科書販売の元職員の方にお願いすることにした。さらに県教販に適宜応援をしていただくことになった。
3、事務局の負担を軽くするため、種々の合理化・簡素化をして新しい体制を確立するよう理事会で検討することとなった。
4、読書ノートが全国的に評判となり、他府県の組合からも実施したいとの希望があるので、今後一層の拡充をすることにした。
5、神奈川県夏の推薦図書が6月上旬各書店に搬入、店売や学校取りまとめに努力することとした。
6、TRCが学校への働きかけを強めているとの情報があり、日書連マークのPRをお願いしたいとの要望があった。
(平井弘一広報委員)

SJ講演会、棟方志功BFで成果/青森総会

青森県書店商業組合(鶴谷祿郎理事長)は5月14日、アラスカ会館で第17回通常総会を開催した。
総会では平成15年度事業について、①「サンジョルディの日」記念・大沢在昌氏講演、棟方志功生誕100年記念ブックフェアを開催。②万引き問題で組合員に実態調査のアンケートを行った。③本屋の村の庫本善夫氏らを迎え情報化推進セミナーを開催、学校図書館納品問題では2度にわたり教育システム・長尾幸彦氏を講師に講習会を開き、青森県図書情報装備センターを立ち上げるに至った――と報告があった。
平成16年度は、①7月に「第56回書店東北ブロック大会」を主管開催し、地域書店の再生をテーマにしたシンポジウムを行う。②万引き問題はアンケート結果を元に各方面へ働きかけを強める。③学校図書納品に関しては、日書連MARCの使用について理解を深め装備センターを軌道に乗せる。ネットワーク構築など組合員の情報化を更に推し進める――を決定し、取次・流通各社を来賓に迎え懇親会を開催した。
(黒滝恭一広報委員)

生活実用書/注目的新刊

車社会になっても、日本の鉄道ファンは健在である。前に勤めていた出版社の新入社員がある時「出張が、実は僕大好きなんです」と言ったことがあった。聞けば、彼は幼少からの鉄道マニアだった。普段はわからないが、こんな風に鉄道ファンは意外にたくさんいる。いずれにしろ鉄道の旅には、言いしれぬ感傷と妙に心はずむものがある。
二村高史・宮田幸治著『ローカル私鉄なるほど雑学』(山海堂1500円)は、鉄道の中でも私鉄に、私鉄の中でもローカルにこだわる。その定義はあいまいだが「大手ではない中小の私鉄」というほどの意味であるらしい。
ローカル私鉄の路線から、運行、車両の3章に構成されていて、それぞれにオヤッと思わせる現実やデータが解説されている。たとえば「北海道は私鉄不毛の地?」。旅客営業は北海道ちほく高原鉄道のみで、あとは札幌市営地下鉄、札幌市電、函館市電だけである。しかし昭和30年代の地図や時刻表を見ると、夕張鉄道、定山渓鉄道など数多く
の私鉄が走っていた。大半が石炭の輸送だったために、炭坑の閉山と運命を共にしたのである。また、飲んべえに耳よりな夏場のビール列車。津軽鉄道、江ノ島電鉄など全国にあり、近江鉄道では飲み放題料理付きで3500円也。巻末にローカル私鉄一覧。
野田隆著『にっぽん鉄道旅行の魅力』(平凡社新書227780円)。こちらはJRだ。北海道から九州まで12路線のぶらり旅である。
名古屋から大阪に向かうにはまず東海道新幹線、あるいは近鉄特急がある。ところが本書は関西本線のルートを辿っていく。東海道線より、近鉄よりも最短距離にもかかわらず、直通列車はない。まず一日一往復だけ運行されている急行「かすが」に乗る。二両編成のディーゼルで、奈良駅が終点である。かつてこの「かすが」は準急列車として1958年にデビューし、名古屋と大阪の湊町間の運転だった。現在は奈良から「大和路快速」に乗り換える。行き過ぎる風景、車内の様子が語られる。巻頭にSLやユニーク列車、駅弁包装紙などがカラーで紹介されている。
書店では、これらの鉄道の本が地図や旅行書の隣りに置いてあることはまず少ない。本の分類はむずかしい。
(遊友出版・斎藤一郎)

北から南から

◆第56回書店東北ブロック大会7月8日(木)午後2時から青森県鯵ヶ沢の「ホテルグランメール山海荘」で開催。午後3時から第2部特別シンポジウム「出版業界の再生と地域書店の活性化策」、午後7時半から第3部懇親会。翌9日はゴルフと観光を設定。
◆長野県書店商業組合第20期通常総会6月23日(水)午後1時半から、上諏訪温泉「ぬのはん」にて開催。(高嶋雄一広報委員)

8月末日まで開催/栗田児童図書展示会

栗田出版販売は5月31日
から8月31日まで本社ならびに北海道、大阪、九州の各支店で「栗田優良児童図書展示即売会」を開催するが、初日の31日午前9時から本社新物流センターで開会式が行われた。
来賓として児童図書出版協会小峰紀雄会長(小峰書店)、後藤敏彦委員長(ポプラ社)、北区ふたば書店田中進社長が出席。亀川社長は「児童書展示即売会は昭和51年に本社新築移転の際、第1回を開催して以来29回目。児童図書は本屋の原点であり、子どもたちにとって読み書きは一生を左右する社会生活の基本になるもの」と展示会の歴史と役割に触れたあいさつを行い、小峰会長祝辞のあと、テープカットを行った。
展示内容は児童図書出版協会加盟各社の児童図書および学校図書館、幼稚園、公・私立図書館向け児童図書、絵本、教育書など。特別展示は環境、日本語・国語力コーナーほか。

福岡を皮切りに子どもの本BF

トーハンは取引書店との共催により、子どもの本と子どもを考える本3万点5万冊を集め「2004こどもの本ブックフェア」を6月上旬から福岡、熊本、京都、岡山の4会場で開催する。今年で26回目。
児童図書、保育・教育書、一般書をジャンル別に分類し、展示即売するほか、学校図書館向けの商品も展示する。このほか、ノンフィクション作家・柳田邦男氏の「いま大人に薦める絵本」コーナーや「いわさきちひろの世界」「年代別ベスト絵本」「朝の読書」などの企画コーナー、読み聞かせ、紙芝居、押し花はがき体験などのイベントも用意する。会場、日程は以下の通り。
福岡=6月9日(水)~13日(日)、エルガーラホール
熊本=6月18日(金)~20日(日)、グランメッセ熊本
京都=7月25日(日)~27日(火)、京都産業会館
岡山=7月30日(金)~8月1日(日)、コンベックス岡山

人事

◇小学館
(5月27日付、◎昇任、○新任)
代表取締役社長相賀昌宏
専務取締役(全社統括、ポスト編集局)白井勝也
常務取締役(児童・学習編集局、コミック編集局、コミュニケーション編集局、マルチメディア局)
中村滋
同(マーケティング局)
蜂谷紀生
同(社長室、総務局)
五十嵐光俊
同(経理局、製作局)
川島隆雄
同(広告局)◎後藤庄三
取締役(経理局)
猪俣光一郎
同(情報誌編集局、女性誌編集局)山岸博
同(出版局)田部井満男
同(広告局)○安田征克
同(マーケティング局)
○大住哲也
同(マルチメディア局)
○亀井修
同(非常勤)上野明雄
同(非常勤)田辺茂男
常勤監査役堀内茂樹
監査役梅沢慎司
同谷山尚義
〔執行役員〕
社長室GM佐藤善孝
総務局GM山了吉
経理局GM大木武志
製作局GM広岡克己
マーケティング局GM
○熊谷玄典
マーケティング局GM
○三宅克
マーケティング局GM代理
○早川三雄
児童・学習編集局CP
平山隆
コミック編集局CP
辻本吉昭
情報誌編集局CP
岩本敏
ポスト編集局CP
○竹内明彦
女性誌編集局CP
桶田哲男
コミュニケーション編集局CP宮木立雄

◇小学館パブリッシング・サービス
(5月26日付、◎昇任、○新任)
代表取締役社長国近紘一代表取締役相賀昌宏
常務取締役小泉明允
同(営業本部長)
◎加藤醇司
取締役蜂谷紀生
同(総務本部長)
○今津貞彦
監査役猪俣光一郎
役員待遇(関西支社長)
○寺西洋
同(CSC本部長・九州支社担当)○石井伸二
同(首都圏支社長)
○福井雄治

山田忠男取締役、今野勝介顧問は退任。

◇主婦と生活社
主婦と生活社は6月2日の臨時株主総会で代表取締役会長の遠藤昭氏が退任して特別顧問に就任。後任には常任監査役の遠藤大介氏が代表取締役会長に就任した。
特別顧問(非常勤)
遠藤昭
代表取締役会長
遠藤大介

◇光文社
(6月1日付)販売局長(販売促進部長)◎原田水穂
経理局長(販売局長)
谷利周二
販売局販売促進部長(出版局学芸図書編集長)
丸山光順
同物流管理部長(広告局広告部長)中川由紀夫
販売部長代理・部長待遇
(物流管理部長兼販売部長代理)高橋純夫
販売促進部長代理・部長待遇(文芸局翻訳出版編集長代理)本田源五

◇ブックス・ミヤギ
代表取締役社長藤原直
代表取締役小松実
取締役鈴木久光
同小山武衛
同相江吉信
取締役店長柴修

◇日本書籍出版協会
5月21日の評議員会、27日の理事会で次の役員を選任。○は新任、△は再任。
理事長=朝倉邦造(朝倉書店)
副理事長=前田完治(三修社)小峰紀雄(小峰書店)金原優(医学書院)相賀昌宏(小学館)○佐藤隆信(新潮社)
専務理事=山下正
常任理事=○京極迪宏(学芸出版社)古岡秀樹(学習研究社)志村幸雄(工業調査会)○井村寿人(勁草書房)浜田博信(講談社)菊池明郎(筑摩書房)岡本健(ひかりのくに)新田満夫(雄松堂出版)及川清(養賢堂)
理事=△岩崎弘明(岩崎書店)岡田吉弘(海文堂出版)南條光章(共立出版)筑紫恒男(建帛社)牛来辰巳(コロナ社)佐藤徹哉(新興出版社啓林館)○矢部敬一(創元社)鈴木一行(大修館書店)○中村仁(中央公論新社)○山口雅己(東京大学出版会)○平田直(中山書店)本郷允彦(南江堂)渡邊隆男(二玄社)山本格(培風館)○今井俊夫(PHP研究所)○市川昭夫(法政大学出版部)△森北肇(森北出版)○野澤伸平(山川出版社)
監事=長祥隆(技報堂出版)○村松邦彦(主婦の友社)○坂本尚(農山漁村文化協会)○荒井喬(みすず書房)○室中道雄(公認会計士)

◇人文会
5月21日に開催した年次総会で新役員、担当委員長を決定。昨年に引き続き販売委員会の下に企画、調査、図書館の3グループ、弘報委員会の下に弘報、ホームページの2グループを置いて活動していく。○は新任。
▽代表幹事=大江治一郎(東京大学出版会)
▽会計幹事=○平石修(お茶の水書房)
▽書記幹事=新保卓夫(誠信書房)
▽販売委員会委員長=○浴野英生(草思社)
▽弘報委員会委員長=○鎌内宣行(春秋社)

日教販社長に森内日出美氏

日教販は6月29日開催の臨時株主総会及び取締役会で大藤耕二社長が相談役に退き、日教販デジタルメディア社長の森内日出美氏(62歳)が代表取締役社長に、松本誠二常務が取締役副社長に就任すると発表した。

〔日教販役員〕
(カッコ内は現職)
代表取締役社長(日教販デジタルメディア社長、ブックモールジャパン社長)
森内日出美
取締役副社長(常務取締役)松本誠二
相談役大藤耕治

取締役副社長の三戸勝秀氏は退任。

〔森内日出美氏略歴〕
昭和16年11月25日生れ、62歳。昭和35年日教販入社、60年大阪支社長、平成3年取締役仕入部長、7年販売部長、9年常務取締役営業本部長、11年専務取締役渉外担当、15年ブックモールジャパン代表取締役社長、日教販デジタルメディア代表取締役社長。

女性ターゲットに和テイストの手帳

社会経済生産性本部は5月31日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで手帳「JIZAING」を発表、8月から発売する。
「JIZAING」は自由自在の「自在」にINGを加えたネーミング。時間をデザインする喜び、自由に使う楽しさを重視して開発し、20代から40代の積極的で高感度な女性をコアターゲットに展開する。海外からも注目される和のテイストをモダンに融合させ、世界に向けて発信するブランドを目指す。「NAGARE」(1890円)、「FUZEI」(1260円)、「JIKUU」(630円)の3つのシリーズで構成。シリーズの最高峰「NAGARE/INDEN」(1万5750円)は日本の伝統工芸素材「印傳」を使っている。

過去最高の経常利益/売上2.5%減、7145億円/日販

日販の第56期(平成15年4月1日~16年3月31日)決算がまとまった。売上高は書店店頭の厳しさを反映して対前年比2・5%減の7145億円にとどまったものの、長期借入金の一括返済により支払い利息が大きく減少。経常利益は3・0%増の48億8400万円と過去最高益を計上した。
また、厚生年金代行部分の返上及び年金制度改革にかかわる損失37億円を主に、39億円強の特別損失を計上したが、税引後の当期純利益は9億4500万円を確保した。
売上高の内訳は書籍2485億円(0・3%減)、雑誌3677億円(2・4%減)、開発商品982億円(7・6%減)。返品率は合計で32・1%。
期中の増床は438店、3万7272坪、減床は419店、2万1225坪だった。
6月29日に行われる株主総会ならびに取締役会では橋常務が専務に、高橋取締役が常務に昇格する予定。

〔取締役業務分担〕
(◎昇任)
代表取締役会長菅徹夫
代表取締役社長鶴田尚正
取締役副社長(営業本部長)阿部洋一郎
同副社長(秘書室・管理部門・物流部門・システム部・ネット事業部総括)
柴田克己
専務取締役(経営相談室・取引部・CVS部総括)
大野隆樹
同(首都圏支社総括・取協担当)◎橋昌利
常務取締役(経営戦略室・経理部・不動産事業部担当)古屋文明
同(特販支社・商品開発部担当)鈴木暁
同(書籍部・雑誌部・CVS部担当)◎高橋滋世取締役(関西支社長)
鎌谷照夫
同(システム部長・ネット事業部長)井上顯一
同(物流部門担当)
高見吉弘
同(首都圏支社長)
小林利夫
同(特販支社長)
石田耕二
同(積文館書店代表取締役
社長)遠藤光一
〔監査役〕
常勤監査役笠井三千男
同黒岩紘司
監査役(公認会計士)
和井内清
同(新潮社代表取締役社長)佐藤隆信
〔相談役〕
相談役(紀伊國屋書店代表取締役会長兼CEO)
松原治
同(講談社代表取締役社長)野間佐和子
同(小学館代表取締役社長)相賀昌宏
同(有隣堂代表取締役社長)松信裕
同(三省堂書店代表取締役社長)亀井忠雄
同小関道賢

〔損益計算書〕
(単位百万円)
売上高714、500
売上原価638、851
販売費及一般管理費
62、367
営業利益13、281
営業外収益909
受取利息163
その他746
営業外費用9、306
支払利息44
売上割引9、152
その他108
経常利益4、884
特別利益596
特別損失3、935
税引前当期純利益
1、545
法人税、住民税及事業税
3、468
法人税等調整額
▲2、868
当期純利益945
前期繰越利益986
土地再評価差額金取崩額
▲339
当期未処分利益1、591

扶桑社20周年を祝う/エッセは婦人実用誌トップに/扶桑会

第17回扶桑会総会が6月2日午後4時から赤坂の全日空ホテルで開かれ、会員書店219名が出席した。
総会であいさつした勝木健俊扶桑会会長は「今年は扶桑社満20周年の節目で、『エッセ』新年号も75万部と日本を代表する婦人誌になった。景気は昨年末あたりからよくなってきた感じだが、あらゆる分野で2極化が進んでいる。出版の勝ち組は扶桑社。フジ・サンケイグループのメディアとして時代を先取りしている。販売に最大限の協力をしていきたい」と述べた。
続いて扶桑社中村守社長は「『エッセ』は新年号75万部で婦人実用誌ナンバーワンになった。これに甘えることなくさらに読者満足を追求する。昭和58年に扶桑社として再スタートしてから20年。定期誌は9誌を数え、今期3月決算も売上げはほぼ前年並みながら増益だ。今後も期待に沿うよう頑張っていく」と、会員の協力に感謝を述べた。
年次報告ではS会員236社、A会員31社で合計267会員。『エッセ』新年号は251社が販売企画に参加して17万5千部(10・7%増)申込み、仕上がり率は88%だった。川庄販売部長は「2年前と比較して20%の伸び。新年号の増売が平常号の部数に残っている」と説明したほか、書籍では文庫仕掛けキャンペーンは「20坪の店からも全国に仕掛けられ、重版部数に応じて特別報奨をお支払いしている。今年もヒット作を出していく」とした。
今年は20周年記念企画として、9月24日に40代の男性誌『ストレート』(予価630円)を創刊するほか、『栗原はるみのジャパニーズ・クッキング』(定価3990円)をイギリス、オランダ、スペインで同時発売。買切り企画として会員1店舗3部申し込みを目指す。
総会終了後、取次、広告、印刷など関連業界もまじえて「ありがとう!ESSE日本一扶桑社20周年パーティー」を行った。

本屋のうちそと

我が家に買い物に来る小さなお客様、「こんにちは」と元気よくやってくる。お兄ちゃんが一年生のときに、妹は後をついて買い物に来ていた。お兄ちゃんの言うことをよく聞き、帰り道も「お兄ちゃん、危ないから妹と手をつないでお帰り」と言うと「はい」と素直に従う。
毎月2人で買い物に来ていた。初めのころはお兄ちゃんが「コロコロコミック」妹は「ちゃお」。だんだん大きくなって、お兄ちゃんは「五年生」、妹は「三年生」。
ある時、お兄ちゃんが読み物の本を探しに来た。買おうとしたら、50円足りない。妹が「お兄ちゃん貸してあげるよ」と50円を差し出した。お母さんとやってきた時には、もう赤ちゃんではないから絵本はやめなさいと、児童書を買っていった。
子どもたちのおじいさんは、町会の役員で一緒だったが、少し気難しいところがあった。その点子どもたちは素直だ。
二人の子供は、どこで会っても「こんにちは」「こんばんは」と元気が良い。話しかけると素直な答えが返ってくる。いま、買い物に来る子どもたちは、無言で本を指し出し、お金を払い、無言で帰っていく。
お母さんに話を聞くと、学校では知らない人はもちろん、知っている人でも挨拶してはいけないと指導している。殺伐とした人間関係になってしまった。この町では新学期に子どもの連れ去りが連続的に起きた。小さい子どもの手を握り連れ去る。子どもたちが安心できる町にするのが大人の責任だ。(とんぼ)
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