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全国書店新聞
平成16年9月21日号
製本所から書店まで/ICタグ装着し追跡調査

スタートアップ21委員会
は9月9日、書店会館で会合を開き、貸与権問題、ICタグの現状、書店データベースなどについて井門委員長が経過報告を行った。
このうち貸与権問題では
9月中にもレンタル許諾の仕組みが決まること、来年1月からシールを貼っていない書籍はレンタルできなくなり、出版物管理センターが日本音楽著作権協会(JASRAC)のように許諾料を徴収することになると説明した。
この説明に委員からは「もぐり業者をどうやって摘発するのか」「新刊をレンタルされることで書店も被害を受ける。利益の配分が必要」などの意見があがった。
ICタグについては、昨年度、昭和図書と三省堂自由時間で本への装着実験が行われたが、16年度は11月中旬から製本所、出版社倉庫、取次倉庫、書店、図書館、リサイクル書店での実証実験が行われる計画。6月には実験に参加する「出版RFID企業コンソーシアム」が設立されている。
井門委員長は「昨年の実験はユビキタス、どこに何があるかの実験だったが、今回はモノの流れを追うトレーサビリティのテスト」とし、「ICタグは現状で1個50円程度だが、経済産業省の響きプロジェクトで3年以内に5円以下にするよう動き初めている。アパレル業界ではブランド品の値札、保育園の名札などに応用されている」と、出版業界での実用化も近いことを示唆した。

10月8日に全国広報委

台風18号の影響で開催を延期した全国広報委員会議
は、10月8日(金)午後1時から東京の書店会館で開催することになった。9月16日の日書連理事会で了承された。

許諾料一括前払い方式に/課金めぐり業者側と合意/貸与権

今年6月の著作権法改訂により、来年1月からは著作権者に無断で本・コミックのレンタルができないことになった。現在、レンタル業者の団体と著作者・出版社の間で許諾の仕組みについて検討が行われており、9月9日の協議では許諾料金の徴収について一括前払い方式をとることで合意した。本のレンタルは一昨年頃から大手のレコードレンタル業者がビデオ、CD、DVDなどとともに本の貸出しを始め、大手業者ではコミックス2~3万冊を揃え、2泊3日、50円、1人30冊までなどの料金で貸し出していた。各社の新刊、売行き良好書の品揃えは新刊書店以上で、深夜2時まで営業する店もあり、周辺書店の売行きに悪影響を及ぼすことが懸念されていた。
事実、韓国では新刊コミックスはレンタル店で借りて読むのが普通になり、今やレンタル店8千店に対し、新刊書店は2千店に激減。人気のコミックスでも刷り部数は10万部がやっとで著者がいくら本を出しても印税が入らなくなったという。
事態を重く見た著作者団体と出版業界の働きかけで今年6月に著作権法が改訂され、来年1月1日からはレコード、CDと同様に、著作者の許諾がなければ本のレンタルもできないことになった。
これを受けて著作者・出版社団体の代表と、レンタル業者の団体「日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(CDVJ)」との間で「出版物貸与管理センター準備会」が設立され、貸与権許諾の枠組み作りが進められてきた。
これまでの話し合いで著作者団体側は①許諾料金は定価1冊分を上乗せする、②新刊発行後、一定期間レンタルしない貸出準備期間をコミック3ヶ月、文芸書など一般書6ヶ月とする、③料金徴収方法は販売時に許諾料金を上乗せするサーチャージ方式――と提案。徴収方式は定率の自己申告制などとするCDVJ側と食い違いをみせていた。
9日の協議では許諾料金を一括支払い方式とすることで合意をみたものの、具体的金額の面では、定価1冊分とする著作者側と、36円とするCDVJ側に大きな開き。貸出準備期間についても、CDVJ側はレコードレンタル並みの「最大3週間」を主張。「3ヶ月」とする著作者側と調整がついていない。
このほか、CVDJは商品流通面で既存のコミックレンタル卸業者から仕入れたいとしているが、著作者団体は新古本ルートからの仕入れを継続するのではないかと警戒を強め、レンタル本はあくまで取次ルートから新刊を仕入れるべきだとしている。
今後、有限責任中間法人として「出版物管理センター」を設立し、年内に許諾条件の告知、全国に2~3百店と言われるレンタル業者との契約が行われることになる。出版物管理センターの設立役員候補は以下の各氏。
顧問=三田誠広(日本文芸家協会)、角川歴彦(角川ホールディングス社長)
理事=藤子不二雄A(21世紀のコミック作家の著作権を考える会理事)、楡周平(日本推理作家協会理事)、田沼武能(日本写真家協会会長)、相賀昌宏(書協副理事長)、浜田博信(雑協常務理事)、酒井仁志(雑協主管)
監事=ちばてつや(日本漫画家協会常務理事)、勝見亮助(雑協専務理事)

ポプラ社『グッドラック』の著者・ロビラ氏が来日

6月の刊行以来、77万部を超えるベストセラーとなっている『GoodLuck』(ポプラ社)の著者アレックス・ロビラ氏が来日し、9月10日に同社会議室で報道関係を集めてインタビューが行われた。
スペインでコンサルティング会社を経営するロビラ氏は、経済学者であるとともに心理学や民俗学にも造詣が深い。『GoodLuck』は今年末までに68ヵ国で刊行が予定されている。自著についてロビラ氏は「運と幸運の違いをコンセプトにした。運は偶然で長続きしないが、幸運は努力して勝ち取るものだと言いたかった。児童書、哲学書、ビジネス書といろいろな捉え方があるが、自分では哲学の寓話と考えている。(共著者のフェルナンド・トリアス・デ・ベス氏との役割分担について)オリジナルのアイデアは私で、執筆は2人で推敲を重ねた。マーケティングの共同パートナーなのでうまく仕事ができた」と話した。
日本で大ヒットしている理由については、「ポプラ社がすばらしい仕事をしてくれた。本の装丁はベストで、ここまで凝って丁寧にやってもらったものは他にない。短くて読むのが簡単ということがあるが、日本人の考え方に特に合致したのではないか」と分析した。

井狩春男の必殺まるす固め

☆『ハリ・ポタ』⑤の初版290万セット・580万部という数字を、静山社とBSSはどうはじき出したのだろうか。エラソーなことをいって申し訳ないが、ボクなら初版200万セットとして、読者の予約分はもちろん満数、店頭販売分は、残りの部数の中から申し込み数と④の実績から割りあてで出荷したところだ。原則買切だから、申し込んだ数だけくるのがあたりまえではないか、という苦情に対しては、「調整なし」で出荷した結末の、あきれるほど売れ残って、誰一人として立ちどまることのない店頭の光景を思い浮かべれば、出版社の「責任」として、ジッとがまんの子であるべきではなかったのか?
この原稿は、発売2週間後の様子を見ながら書いている。大型書店の残りよう、書店さんからの「売れてません…」というささやきを聞いて、独断で、売れ残る!と決めつけて書いている。まだ、2週間しかたっていなくて、結果が出ていないのに、けしからんとお叱りをいただくかもしれないが、出版界全体の幸せを考える者と認めていただいて、どうかお許しいただきたい。
初版200万部というのは、④の実売から割り出した数だ。①から読まないとわけのわからない本は、巻を追うごとに右肩さがりになるのが常識だが(もちろん、ケース・バイ・ケース)、『ハリ・ポタ』の場合は、⑤あたりから、急な下降線を描くことも予想できる。読者は、熱しやすくさめやすい。全員が5年もの長さを、夢中になり続けるとは考えにくい。大騒ぎされた本ほど、「もういい」という人がどっと現れる。それは、1冊もののベストセラーが、パタと売れ行きが停まり、大量の返品が押し寄せて、出版社の経営が窮地に立たされた多くの例を思い浮かべるに、推測できる。
たぶん静山社もBSSも、そんなことぐらい百も承知だったのだろう。お祭りのようにして売られる「商品」。大量に売れる本で、原則買切。買切だから、満数はあたりまえ。予約を沢山取ります!景品をつけて囲い込みます!ワゴンで大々的に売っていきます!などと求められたら、「調整なしの満数出荷」にせざるを得なかったのだろう。少なく出荷し、売れたら作る、などという余裕などなかった。
売れてる店と、たっぷり在庫のある店があるようだ。追加の注文を、在庫のある店から引きあげ、回す。BSSや取次でできないものか。

『山形県文学全集』の拡売研修会開く/山形組合庄内ブロック

山形県書店商業組合の庄内ブロックは9月6日、『山形県文学全集』(郷土出版社刊)の拡売研修会を開催した。
『山形県文学全集』は、7月末に開かれた山形県組合総会で今年度増売最重点商品に決まり、全県下で増売運動が進められている。今回は庄内ブロックとしては初めての研修会開催で、郷土出版社としても全国初のこと。15書店が参加し、たいへん勉強になったと喜んでいただいた。
研修会では始めに版元の佐々木支社長より、掲載の63作品から庄内が舞台となる作品一つひとつの丁寧な説明があった。このほか他県の拡販実践の報告や、発売元の山教販・柴田氏より現状報告と目標が提案され、それに基づき質疑応答が行われた。
その後、客とセールスマンになって各自の営業の仕方を学習。最初は初めてのことで戸惑いながらも、和気あいあいと楽しみながら繰り返し学びあった。佐藤副理事長は、この企画を実施した経緯について「昨年山形県で国民文化祭を開催したことから、実行委員会に提案した」と趣旨を報告。全国各県持ち回りで開催される「国民文化祭」で主催県ごとに「文学全集」が作られれば、後年国民的文化遺産となる、そんな書店人のロマンが語られた。
(佐藤一雄)

大手書店の出店相次ぐ/小学館『世界の国々』を拡販/大阪理事会

大阪府書店商業組合は9月11日午後2時から、書店組合会議室で定例理事会を開催した。
日本図書普及・佐藤堅太郎専務取締役から、平成17年秋実施の「全国完全図書カード化」について、①カード全面展開の前提として組合加盟全店に読取り機を導入することを最優先する、②図書カード普及のため「500円カード」を全面展開する――などの説明があった。
理事会審議では、出店問題委員会から、堺市浅香のダイヤモンドシティ内に紀伊國屋書店とヴィレッジヴァンガードが出店すると報告。紀伊國屋書店は堺東店からの移転増床オープンで、ともに組合への加盟を求めている。泉南市のりんくうタウンに旭屋書店が460坪で出店する件で、地元書店が対応に苦慮していることから、地元書店の要望に組合としてできるだけ応えたいと報告があった。
事業委員会からは、総務委員会と合同で11月の「子どもの本フェスティバル」に協力することや、小学館「世界の国々」を組合拡販商品とするとの報告があった。この他、雑誌6ヵ月定期読者獲得キャンペーンは前回より応募状況が低調なため、各理事に参加者を募ってほしいと呼びかけた。

「声」/トーハン桶川計画説明会に参加/大阪市・Books愛らんど・中島俊彦

トーハン「桶川計画」についての説明会が、9月3日午後4時からトーハン大阪支店5階ホールで開催。概要説明を桶川計画推進室・森岡憲司マネジャーが行い、主なものとして以下の質疑応答があった。
①「必要な商品を必要な時に送品」という説明の「必要」はトーハンにとって必要なことで、必ずしも書店の益になるものではないのではないか。(答え)販売データの共有で適正発注を目指す。相互不信からくる過剰発注を排除することを目的としている。注文品の返品を引き取らないかのような誤解があるが、返品は従来通り受け入れる。
②注文商品の調達スピードアップは本当に実現するか。(答え)送品はいずれダンボールから専用オリコンに変更するが、スピードアップのためオリコンの最小サイズについて検討中。従来週1回の集品だった出版社にはできるだけの協力を要請する。
③送品事故をなくすという目標達成の時期をいつに想定しているか。(答え)稼動1年以内を目途にしている。
④「POS販売データの提供」とあるがトーハン指定のPOSでなければいけないのか。(答え)トーハンの物に限定していない。
⑤「契約を交わし、データの共有」というが、費用負担は発生するか。(答え)課金とその方式については検討中。
⑥物流を桶川に一元化するというが、支店在庫はどうなる。(答え)全国的な注文物流の効率化を図るものではあるが、支店のサービスを極端に下げることはしない。支店の何をどれだけ残すかは書店の要望も踏まえこれから検討する。オーダーベスト、長期委託のきめ細かな見直し等で書店の棚作り支援、商品の手当てはしたい。

催し

◇神保町ブックフェスティバル
第14回神保町ブックフェスティバルは10月30日、31日の両日、東京・神田神保町の神田すずらん通り、神保町さくら通り、小学館前、集英社前、救世軍前広場の各会場で開かれる。神保町ブックフェスティバル実行委員会(大橋信夫実行委員長)が主催し、神田すずらん通り商店街振興組合、神保町さくら通り実業会、東京都書店商業組合千代田支部、日本児童図書出版協会の共催で開かれる。
東京組合千代田支部が主催する自由価格本フェア「『本』の得々市」、定価販売の「在庫僅少本フェア」を目玉に、チャリティーオークション、著者サイン会、地方出版フェア、小学館・集英社前広場の子供ランドなど多彩な行事が催される。


◇文藝賞
第41回文藝賞の選考会が8月26日、東京・丸の内の日本工業倶楽部で開かれ、山崎ナオコーラ氏「人のセックスを笑うな」、白岩玄氏「野ブタ。をプロデュース」の2作品を受賞作に決めた。なお、授賞式は10月18日午後6時から東京・お茶の水の山の上ホテルで開かれる。
◇講談社ノンフィクション賞、同エッセイ賞
第26回講談社ノンフィクション賞および第20回講談社エッセイ賞は9月8日、以下の通り決定した。ノンフィクション賞=岩瀬達哉氏『年金大崩壊』『年金の悲劇――老後の安心はなぜ消えたか』(講談社刊)、魚住昭氏『野中広務差別と権力』(講談社刊)。エッセイ賞=荒川洋治氏『忘れられる過去』(みすず書房刊)、酒井順子氏『負け犬の遠吠え』(講談社刊)。贈呈式・祝賀会は10月26日午後6時から東京・丸の内の東京會舘で行われる。
◇日本自費出版文化賞の作品募集
全国の中小印刷会社の連合体「日本グラフィックサービス工業会」とNPО法人「日本自費出版ネットワーク」は第8回日本自費出版文化賞の作品を募集している。著者が制作費用の全額または一部を私費で負担し、日本国内で1995年以降に出版され、主として日本語で書かれた書籍が対象。大賞には賞状ならびに賞金30万円が贈られる。最終選考会を来年6月初旬、表彰式を7月中旬に都内で行う予定。応募締切は11月30日(当日消印有効)。
問い合わせは日本グラフィックサービス工業会内、日本自費出版ネットワークまで。℡03(5623)5411。ホームページhttp://www.jsjapan.net/

収支改善策など検討/東京で全国地区委員長会議/日書連共済会

日書連共済会は9月15日午後4時半から東京・お茶の水の東京ガーデンパレスで全国地区委員長会議を開き、本部役員、共済会運営委員、組織強化委員、地区委員会代表者ら総勢46名が出席。各地区の取り組みを報告し、収支改善策、加入促進策などを話し合った。
会議は白幡義博専務理事の司会で進行し、萬田会長があいさつ。「組織強化委員会でさまざまな働きかけを行っているが、組合員数は依然として減少傾向にある。1986年の1万2935名から今年は7463名と、ピーク時の58%の規模に縮小した。日本経済は2年半前に景気の底を打ってから回復を続けているが、出版業界には及んでいない。マクロに対するミクロの政策を具体的に示すことが必要だ。数々の大きな災害に見舞われた中、皆さんのナマの声を聞きながらこれからの共済会のあり方について意見をたまわりたい」と話した。また、組織強化委員会の鈴木委員長は「共済会は組合員の心と心を結び合わせる絆として有効な手段。脱退の歯止めにもなっている。今後も末端書店への配慮をお願いしたい」とあいさつした。
続いて共済会運営委員会の木野村委員長が経過報告。「災害時に補償するための剰余金はここ2年マイナス。将来、万が一支払い不能になったとき日書連の信が問われる事態を招くので、いま手を打たねば。組合員数が減少している現状では加入口数増加も望めない。会費収入が減少しているにもかかわらず給付は変わっていないので、収支はマイナスになっている。入りが少なくなったら出を締めるよりほかない」として、収支改善策として「割戻の減額」を提案した。
このあと木野村委員長を議長に議事に移り、伊澤副委員長が新年度募集について説明。続いて各地区代表が加入促進策や問題点を報告し、「割戻の減額」については「やむをえない」とする意見が大勢を占めた。木野村委員長は「皆さんの意見をもとに委員会で議論し、できるだけ小幅の減額となるようにしたい。赤字にならない体質づくりを目指したい」と述べた。

〈出席者〉
〔日書連本部〕
▽会長=萬田貴久
▽副会長=鈴木喜重、今西英雄、藤原直、高須博久、中山寿賀雄、丸岡義博
▽専務理事=白幡義博
〔共済会運営委員会〕
▽委員長=木野村祐助
▽副委員長=伊澤崇
▽委員=中山寿賀雄、赤羽好三、中村晃造、西尾文士、河合正行、村田正喜、古澤隆
〔組織強化委員会〕
▽委員長=鈴木喜重
▽副委員長=木野村祐助
▽委員=西本功、河合正行、井上俊夫、金田喜徳郎
〔地区委員会代表〕
阿知良由紀美(北海道)熊谷清彦(青森)木村和一(秋田)玉山慶彦(岩手)塩川久治(宮城)山ノ井健次郎(福島)大野豊治(茨城)越雲進一郎(栃木)水野兼太郎(埼玉)村田正喜(千葉)岩下寛治(神奈川)家田通久(東京都)古澤隆(静岡)高須博久(愛知)後藤文献(岐阜)川口力(三重)治田正良(新潟)赤羽好三(長野)清水祥三(福井)宇野壽晃(滋賀)金田喜徳郎(大阪)中村晃造(京都)前田修(奈良)宇治三郎(和歌山)大杉誠三(兵庫)永井伸和(鳥取)吉田達史(岡山)西尾文士(香川)光永和史(愛媛)河合正行(福岡)小野賢一(佐賀)中山寿賀雄(長崎)二階堂進(大分)藤堂信(宮崎)井之上博忠(鹿児島)山田親夫(沖縄)

新年号表紙は氷川きよし/65万部目標に主婦の友臨増

『主婦の友』2005年新年特大号は11月19日に1月号臨時増刊として発売されるが、報道関係への説明会が9日、同社で行われた。今年の発売は主婦と生活社『すてきな奥さん』と同日発売。新年号の表紙は若い人から年配者まで幅広い人気のある氷川きよしを起用して、昨年の実績65万部を確保する構えだ。
藤岡編集長の説明によると、本誌は「すぐ役立つ、すぐ実行できる、すぐトクする」暮らしの知得情報1000連発がテーマ。小林カツ代、かづきれいこ、ドクター・コパ、デューク更家などシュンの著者を多数起用して編集した。
付録は「365日おかず家計簿」と、AB判オールカラー、ムック並み164頁の「奥薗壽子さんの決定版ラクうまおかずの本」。綴じ込み付録として「暮らしの知得/家事ワザ88事典」「冷凍ワザ88シート」「2005年カレンダー」。応募者全員サービスは「風水リボンセット」。
同誌の年末発売スケジュールは11月2日に12・1月合併号、19日に臨増の新年特大号、12月2日は発売なし、12月27日頃、2月号発売。「のぼり」「前だれポスター」「陳ビラ」の宣伝3点セットを用意して、12・1月合併号、2月号と新年特大号の並列販売を強く呼びかけている。新年号の拡販規定と予約獲得賞は以下の通り。
〔拡販店〕
200~399部130円
400~499部140円500~599部150円600~699部160円700~799部170円800~999部180円(千部以上は相談)
〔完売賞店〕(ビール券)
A賞(30~49部)4枚B賞(50~99部)8枚C賞(100~149部)16枚
D賞(150~199部)24枚
(年内完売賞プラス2枚)
〔予約獲得賞〕(ビール券)
20~29部2枚、30~39部3枚、40~49部4枚、50~59部5枚、60~69部6枚、70~79部7枚、80~89部8枚、90~99部9枚、百部以上10枚

取次創立55周年祝う

◇大阪屋大阪屋は創立55周年を記念して9月7日、KBC屋上に祀る稲荷祭を開催したが、台風18号の強風により屋内で鈴木会長、三好社長ら関係者が玉串拝礼を行なった。創立55周年の節目ということから、大阪屋友の会連合会田村会長、書協大阪支部佐藤支部長、大阪出版協会小谷理事長、輸送業者でつくる阪和会の会員社17名が参加。会社発展と商売繁盛を祈願した。
直会での懇親会で三好社長は「創立55周年を節目として次代に向けて大いなる飛躍が遂げられるよう懸命に努力する。今期はそのチャンス」と決意を語った。

◇日販日販は9月10日本社5階会議室で創立55周年記念式典を行い、あわせて社長賞1組、特別協力賞、日販事業グループ優秀賞各2組、日販事業グループ貢献賞3組を表彰した。式典で鶴田社長は「日販は5年前に第3の創業、業界革新の旗を掲げ、金融再編の嵐の中で不良債権を一挙に処理し、企業再生を果たした。しかし、業績拡大については逆風の中にあり、売上7千億円にこだわるのは、トップ企業の日販が崩れれば業界が地盤沈下するからだ。ISBNの変更やICタグなどのコストアップ、流通コスト増など環境変化に耐えうる基盤整備と業界の制度改革の道を開き、全国の書店の取引を財産に新しい事業展開を考えたい」などと述べた。

今期売上高468億円/2期連続してプラスに/太洋社

太洋社は9月29日午前10時から文京区水道の本社で定時株主総会を開くが、これに先立ち第51期(平成15年7月1日~16年6月30日)の決算概況を発表した。
これによると今期の売上高は前期より3・7%多い468億3800万円と2期連続のプラスになった。しかし、戸田センター立ち上げに伴う販売管理費の増加で営業利益では1億円の赤字、売上割引など営業外費用増加の影響もあり、経常利益は1億5千万円のマイナスとなった。一方、特別損益では、九段の営業所閉鎖による固定資産売却益があり、当期純利益は前期比126%の3424万円になった。
売上げの内訳は雑誌243億4千万円(1・0%増)、書籍211億9千万円(7・3%増)、その他13億円(1・4%減)。返品率は雑誌35・3%、書籍36・5%、その他15・9%、合計35・4%。来期の売上げ目標は5・8%増の496億円。
役員改選では安富諭常務が取締役を退任し、監査役に。新取締役として牧野伸一仕入副本部長(52歳)、永澤克彦取引管理部長(48歳)、土屋正三仕入企画部長(56歳)が就任する予定。また、役員任期は1年に短縮するよう定款を一部変更する。

損益計算書(単位千円)
売上高
46、838、987
売上原価
41、951、112
販売費及び一般管理費
4、988、366
営業損失▲100、492
営業外収益228、809
受取利息及び配当金
63、002
雑収益165、806
営業外費用282、704
支払利息18、774
売上割引230、909
雑損失33、020
経常損失▲154、387
固定資産売却益
529、049
特別損失312、348
固定資産除却損
18、845
子会社整理損
293、503
税引前当期純利益
62、314
法人税、住民税及び事業税
2、400
法人税等調整額
25、668
当期純利益34、245
前期繰越利益
264、806
当期未処分利益
299、052

本屋のうちそと

斜向かいのスーパーが突然閉店して5年になる。この空き店舗に時おり大型トラックが出入りし、借り主が決まったかと喜んでいると、関西、福岡方面からやって来る
ヤバイ系のバッタ屋か、アヤシゲ系の健康器具や食品売りである。
ヤバイ系は期間が短いが、毎朝開店と同時に洗濯物を持ってくるので緊張する。有無を言わせない雰囲気を漂わせ、汚れが落ちていない、シワが取れていない、応対が悪いと、これが男かと呆れるほど細かい。お笑い系のイメージとは二味も違うもう一つの大阪の顔を見る思いだ。
アヤシゲ系は最初無料で配るガラクタをエサに、2千円の商品を百円で、1万円の商品を千円でと止めどなく金額をエスカレートしていく。但しこれにありつくには、缶詰状態で1回2時間ほどの「洗脳」を受けることが条件。これを1日3回繰り返す。カモ、いやお客はほとんどが70歳以上で、電動車椅子で通う常連もいる。「社員」は若いイケメンが多く、物腰柔らか。毎日通っているうちに情が移り、孫のように可愛くなるらしい。やがて、エビがクジラに化け、30万円もするという健康マットなどを持った「社員」を従えて、電動車椅子が帰っていく。それ見たことかと思うのは傍目の浅はかさ。
「面白くて親切、退屈させない。3ヶ月も楽しませてもらい、長生きの道具まで安く売ってもらってありがたい」という。商店街に入るべきお金が、目の前で根こそぎ吸い上げられていく。残念ッ!(どんこ水)
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