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平成17年4月1日号
4月1日からの施行で個人情報保護法対策の手引き/書協・雑協

「個人情報の保護に関する法律」が4月1日から全面施行される。日本書籍出版協会と日本雑誌協会は「出版社における個人情報保護対策の手引」を作成し、ホームページを通じて配布している。出版社も事業者として一定の義務を課されるからで、同手引きから個人情報保護にあたってのポイントを紹介する。

「個人情報保護法」の目的は「高度情報通信社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることから、個人情報を扱う事業者の遵守すべき義務等を定め、個人の権利利益を保護する」というもの。電子的情報にとどまらず、紙等で収集・管理されている個人情報も利用適正化と安全管理が義務付けられている。
個人情報に含まれるのは氏名、生年月日、住所、電話、会社の役職、所属、メールアドレス、雇用管理情報から防犯カメラに記録された映像情報まで多彩。さらに、こうした個人情報データベースも管理が必要となる。
個人情報を取り扱う事業者は「個人情報取扱事業者」と呼ばれ、取扱事業者としての義務が課されるが、個人情報5千人以下の事業者は除かれる。しかし、取扱事業者に該当しない場合でも、該当事業者と同様の適正な措置をとることが重要だと「手引き」は指摘している。
取扱事業者の義務としてあげられているのは、①個人情報利用目的の特定、②収集に際しての利用目的の通知、③個人データ安全管理の適切な措置、④本人の同意を得ない第三者提供の原則禁止――など。「手引」では出版社における代表的な個人情報として会社関係者の個人情報(役員、株主、従業員、著作者)と、社外の個人情報(読者、アンケート・懸賞・プレゼント応募者、定期購読者、作品応募者、イベント等の参加者)を例にあげ、利用が終了した個人情報は、はがき、電子データなどの種類を問わず完全破棄しなければならない。
こうした個人情報を安全に管理するため組織体制・規定の整備、正社員、アルバイトなどの従業員教育、委託業者との契約が必要。
書店の場合も顧客名簿や防犯カメラに記録された映像が個人情報に含まれるため、規模に応じた対応が求められる。日書連では指導教育委員会が当面の対応窓口になる。

20日から書店くじ/SJキャンペーンは20年目

各地から桜の便りが届いて、春本番。4月23日「世界本の日=サン・ジョルディの日」に向けて、20日から「春の書店くじ」配布が始まる。
サン・ジョルディの日のキャンペーンが始まって今年は20年目とあって、特賞は「スペイン8日間の旅」を復活。60本を用意した。
また、昨年、雑誌出版社と共同企画で行った「心が揺れた1冊の本」のハガキとインターネットによる投票約1万1千通から上位158点を紹介したパンフレット、平成17年度「本のある風景」入賞作品を紹介したリーフレット各1万5千部を作成。名古屋、帯広などのイベント会場や全国縦断文化講演会会場で読者に配布することにしている。
春の読書週間と重なるのが4月23日から5月12日まで行われる「こどもの読書週間」。読書推進運動協議会を中心に各地でキャンペーンが展開される。
子ども読書推進会議と出版文化産業振興財団は5月3日、4日、5日の3日間、東京・上野公園で「上野の森親子フェスタ」を開催。1日10万人が来園する
同公園で2万冊の児童書チャリティ・ブック販売、講演会、ワークショップ、読み聞かせなどの楽しいイベント計画している。

〔05年版心が揺れた1冊の本ベスト10〕

①『世界の中心で、愛をさけぶ』片山恭一、小学館、②『アルジャーノンに花束を』D・キース、早川書房、③『こころ』夏目漱石、新潮社ほか、④『五体不満足』乙武洋匡、講談社、⑤『だから、あなたも生きぬいて』大平光代、講談社、⑥『解夏』さだまさし、幻冬舎、⑦『塩狩峠』三浦綾子、新潮社ほか、⑧『星の王子さま』サン・テグジュぺリ、岩波書店、⑨『赤毛のアン』L・M・モンゴメリ、新潮社、⑩『ノルウェイの森』村上春樹、講談社

ふるさとネットワーク/関東・東京ブロック編

〔東京〕
芭蕉の句に「花の雲鐘は上野か浅草か」とあり、江戸の桜の総本山とも言われるのが上野恩賜公園。明治から終戦頃までの庶民の人気は『名勝荒川堤櫻』の碑がある足立区江北。「珍種の櫻花を以て名のある荒川堤の五色櫻は満開を迎え、千住吾妻橋汽船会社は毎日汽船を通ずる」「日本中でも東京は世界の櫻の名所と言って可い。其東京で一番名木が多く集まった所は荒川堤である」「際限なき櫻のトンネル」と連日報じられたのも今は昔。尾崎行雄東京市長によってワシントン市へ贈られ、ポトマック河畔に育った荒川の桜がレーガン大統領ナンシー夫人によって里帰りして復活への道が開かれた。荒川堤の桜は78種もあったと言われ、楊貴妃、鬱金、駿河台匂、御車還、一葉、関山、松月などなど五色櫻復活に賭ける地元の熱意は高く、首都高速王子線で、世界最大の2階建て構造の江北ジャンクションは『五色桜大橋』と名付けられた。(小泉忠男広報委員)

〔茨城〕
関東平野の真ん中、茨城、栃木、群馬、埼玉にまたがる渡良瀬遊水地は、面積33平方キロ、東京ドーム700個分の広さで全国でも釧路湿原に次ぐ規模です。上空から見るとハートの形をしています。水上スポーツ、バードウォッチング、サイクリング、釣り、ウィンドサーフィン等のアウトドアが楽しめます。また広大なヨシ原が広がり、そのヨシを材料にしてつくる「よしず」は古河市の特産品です。毎年春の芽吹き前に行われる野焼き(葦焼き)は一見の価値があり、カメラマンには絶好の被写体で場所取りも大変だそうです。今年は3月27日に開催されました。20キロ以上離れている私の住まいまで灰が飛んできます。最後に栃木、群馬、埼玉の広報委員の方、ネタいただいちゃってごめんなさい。写真はプロカメラマン杉田徳一さんの作品です。(館野弘広報委員)

〔栃木〕
「日光を見ずしてけっこうというなかれ」と言われてきた日光山内は二荒山神社、東照宮、輪王寺の2社1寺によって構成され、参詣人の絶えることがない聖域である。
古く芭蕉の「奥の細道」は東京三輪から旅立ち、最初の目的地は日光だった。
あらたふと
青葉わか葉の日の光
芭蕉や蕪村の句碑なども含め近世、近代の文士往来の足跡を語る文学碑や著書が数多く見られる。
国木田独歩などとも親交があった日光出身の小杉末醒(のち放菴)。「小杉放菴記念日光美術館」は97年に開館し、近代美術と文学が溶け合った瀟洒な佇まいをみせている。歌詠みでもあった放菴の歌碑16基を解釈案内した石川正次さんの著作『いしぶみの語るらく』(雁塔舎版)はいま静かなブームをよんでいる。(元理事長・落合雄三)

〔群馬〕
「上毛かるた」は戦後2年4ヵ月経た1947年12月に誕生しました。群馬県は昔、上毛国と呼ばれました。戦後の生活苦と闘う大人たちの下で健気に手伝い無邪気に遊ぶ子供たちの姿に将来の日本を重ね、教科書に代わって遊びながら学べる方法として作り出されたのが44枚の読み札から成る「上毛かるた」です。
戦後日本が歴史地理道徳教育の禁止という占領軍の政策を呑まざるを得なかった時、助け合いの精神の上に郷土愛、祖国愛、先祖を敬う心を込めて作られました。上州人であることを誇りとして生きた先人たちのメッセージを、群馬県人は読み詞(ことば)として受け継いでおります。「つる舞う形の群馬県」の札には「君たちは鶴は千年、亀は万年というめでたい鶴の背に乗っているのだよ。これしきにくじけず苦難を超えて飛ぶ鶴のように堂々と胸を張って翔け」と呼びかける子供たちへのメッセージでもあります。(竹内靖博広報委員)

〔埼玉〕
生まれ育った街が消えた。
4月1日、江戸時代から栄えた城下町、全国に名高い人形の産地岩槻市は合併により「さいたま市岩槻区」として生まれ変わった。岩槻市としての最後の催し、まちかど雛めぐりが駅周辺の商店街で4月3日まで行われている。75軒の商店、人形店、しもた屋が人形職人たちの作品や代々家に伝わる雛人形を飾り、街を訪れる人々に楽しんでもらおうと始めたもの。簡単な人形作りや人形の顔作り、雛めぐり限定の食べ歩きメニュー等用意して人形の素晴らしさを伝えようと頑張っている。
当店も50年前の雛人形を物置より引き出し、ホコリをはらい修理をほどこし、御殿雛の組み立てに苦労しつつ、やっと飾り付けに成功した次第=写真=。イベントの終わりとともに希望不安さまざまな思いを胸にさいたま市岩槻区へと旅立つ。(水野兼太郎)

〔千葉〕
浮世絵の始祖、菱川師宣(1631年~1694年)は安房国保田(現・安房郡鋸南町)の出身。同町にある「菱川師宣記念館」は師宣の作品、資料を展示し、師宣の業績を紹介するとともに、多数の版本、肉筆画などの浮世絵や江戸風俗に関する資料を展示している。世界でも珍しい浮世絵専門の美術館である。
師宣は若いとき京に上り、その後江戸で狩野派、土佐派などの画風を学んで「浮世絵」という新しい絵画ジャンルを確立した。また、肉筆浮世絵から木版による浮世絵を考案、一部特権階級の占有物だった絵図を一般庶民にまで広め、江戸の文化に大きな影響を与えた。1人立ちの美人画「見返り美人」は戦後の記念切手第1号となり、優艶細緻な筆線と描法は日本のみならず世界的に高い評価を得ている。

〔神奈川〕
小田原出身で最も世に知られた人物は二宮尊徳(金次郎)でしょう。小田原城の南側に尊徳を祭神とした報徳二宮神社と、尊徳関係の資料、記念品を集めた報徳博物館があります。郊外には尊徳の生家が今も保存されており、その近くに小田原市で運営している尊徳記念館もあります。
尊徳の行動は、人間だけではなく宇宙に存在するすべてのものにそれぞれ備わっている長所(徳)を生かす(報いる)という「報徳」の思想に裏打ちされています。経済の行き詰まりが言われるなか尊徳の思想が見直され、出版物でも大きく取り上げられていることは、小田原の住民として喜ばしいと思います。
日本だけでなく中国でも報徳思想は高い評価を受け、いくつかの大学に尊徳研究のゼミがあり、国際的な研究者の大会が北京で開かれたと聞いております。また、北京大学大学院の女子学生2人が尊徳研究のため小田原に留学し、1年間研究のうえ先日帰国。日中友好の一助ともなりました。(平井弘一広報委員)

共済会給付

(17・2・17~3・16)
▼病気傷害練馬区向山3―10―20文誠堂書店八田哲彌殿3口
▼死亡弔慰市原市牛久1197福田書店福田稔殿

東京組合・港支部/港区図書館6館の装備作業を受注

東京都書店商業組合港支部は、日書連MARCを武器に、長年培ってきた信頼関係で、港区立図書館6館の装備作業を4月から1年間受託することになった。
港区立図書館は日販の見計らいで選書し、書店組合を通じて書籍を購入している。物理的な装備作業はこれまで図書館員が行っていたが、人件費削減のため外注化が図られることになり、競争見積もりの結果港支部が契約を獲得した。
委託契約内容は、期間内に新着する書籍、購入・寄贈併せて9万3千冊程度について、6箇所の図書館にパソコン・プリンター等を持ち込み、人材を派遣して背ラベル、蔵書バーコード貼り付け、図書原簿作成、全面コーティングの装備作業を日書連MARCを用いて行うというもの。装備済みの書籍に関しては図書館員がTRCMARCを用いて登録作業を行う。
教育システムの装備ソフト「本屋ツール」入りノートパソコンに携帯電話カードを取り付け、インターネットで新刊データの即時取り込みを可能にした。さらにフィルムルックスがデータの加工、ラベル印字でソフトを港区図書館仕様に改良するなど、大きな協力が得られた。
(日書連情報化推進委員会・長尾幸彦専門委員)

青少年を守る母の会と懇談/大阪組合・今西理事長

「大阪青少年を守る母の会」の会合が3月8日にホテルプリムローズ大阪で開かれ、大阪組合の今西英雄理事長が出席した。
今西理事長はあいさつで、書店業界の状況と組合活動について説明。「いま組合では、ポルノ・暴力・犯罪教唆の3テーマを好ましくない本と位置づけ、その追放を一つのテーマに置いている。二つ目として、良書の普及のための読書推進運動を『読書ノート』などで具体化しており、悪書追放と良書普及を両輪に活動を進めている。もうひとつ本屋の悩みは万引き問題。換金目的の万引きが増えており、受け皿として万引き本を買い受ける業者が存在するという現実があるのは問題だ。東京の府中市で本の万引きに初めて有罪判決が出たのは画期的なことだ」と述べた。
その後質疑応答が行われ、母の会より「青少年に有害な影響を及ぼす恐れのある図書類の適切な販売等について(お願い)」という文書を受け取った。同文書は、「小学校の通学路に面した店外で有害図書を陳列、子ども向け図書と有害図書類を混在して並べたり、有害図書類のビニール包装・封印シール等の破損をそのままにしている。また、有害図書類を小学校低学年が立ち読みしていても、店員が注意しない等が見受けられた。青少年に販売しない、区分陳列を行う等の適切な対応をしてもらうよう組合加盟書店に伝えてほしい」と求めている。(坂口昇広報委員)

ポイント問題で議論集中/帯コン課題図書申込みは2千冊に/大阪理事会

大阪府書店商業組合(今西英雄理事長)の定例理事会が3月12日に組合会議室で行われた。主な討議・報告事項は次の通り。
〔総務委員会〕
総代会について、準備委員会委員は総務委員が務める。近年は優良従業員表彰・家族表彰の申請が少ないので、各支部で該当者選出の徹底を図る。
〔出版販売倫理委員会〕
大阪府子ども青少年課・山中課長、田仲主査と「大阪府青少年健全育成条例」について意見交換した。それとは別に、「大阪青少年を守る母の会」から有害図書についての申し入れ書を受け取った。
〔読書推進委員会〕
「読書ノート」の書店くじ引換券の応募は約2900枚となり、くじ約2万9千枚を贈呈する。「本の帯創作コンクール」課題図書の申込みは約2000冊になった。
〔出店問題委員会〕
水島書房くずは駅店、ヴィレッジヴァンガードくずはモール店、WonderGoo守口店が開店する。ヴィレッジヴァンガードは従来から組合に加入しないが、本部責任者と面談して改めて加入を申し入れる。
〔雑誌発売日委員会〕
新進系ディーラーの違反が多発していることから、違反店が前渡し停止を解除される時に「次に違反した時は前渡し契約を破棄されることを甘受する」旨の誓約書を提出するという方向で議論を進める。悪質違反店だった平野区の杉中商店への納入業者が、阿倍野区の森田(取次・トーハン、大阪屋)であることが判明した。
〔再販・公取協委員会〕
日書連萬田会長が低率のポイントカードの仕組みを検討すると発表したことについて議論が集中。「出版社に再販契約に基づいて運用するように要請することが独禁法に触れるのであるから、それだけを控える。そのこととポイントカードを容認することは別問題だ。再販制度解体につながるポイントカードを容認する意見に組するべきではない」という意見が大勢を占めた。日書連理事会で大阪組合の立場を明確に説いてほしいと議論がまとめられた。(中島俊彦広報委員)

2月は6.2%マイナス/前年クリアはコミックのみ/日販調べ

日販経営相談センター調べの2月期書店売上げは前年比6・2%減で、4ヵ月連続のマイナスになった。
規模別にみると、81~120坪店が7・7%減だったのをはじめ、41~80坪店6・9%減、40坪以下店5・5%減、121坪以上店5・1%減と全規模で前年割れ。立地別でも軒並み前年を下回った。
ジャンル別で前年を上回ったのは、3・8%増のコミックのみ。『20世紀少年』(小学館)『ONEPIECE』(集英社)など人気シリーズの新刊が好調だった。前年クリアが1ジャンルだけだったのは、2001年6月以来3年8ヵ月ぶり。文芸書は、史上最年少の芥川賞受賞作が話題となった昨年の反動で、22・9%の大幅減。
客単価は3・7%増の1100・2円で、「その他」の立地を除き各クラスで前年を上回った。

中部地区で日販おはなしマラソン/157名の親子参加

日販は2月の第4土曜日(26日)を中心に名古屋・中部地区の6書店で読み聞かせ会「おはなしマラソン」を開催し、合計157名(子供91名、大人66名)が参加した。今回はひなまつりなど季節を意識した内容のものが多く読まれ、プログラムに工夫をしている書店が多く見られた。
なお、今回で「おはなしマラソン」の開催書店は累計483店、参加者は延べ5万4936名(子供3万5359名、大人1万9577名)となった。
2月の主な開催状況は以下の通り。
▽リブロ金沢店(石川県金沢市)
「春を待つひなまつり」をテーマに手遊び・体操などを加え、『のはらのひなまつり』(金の星社)などの絵本に集中できる環境を整えた。趣向を凝らしたプログラムに子供たちも飽きることなく参加した。
▽谷島屋イオン浜松店(静岡県浜松市)
子供たちの年齢層が揃っており、みんな熱心に聞いていた。「さっき読んでいた本を買いたい」という声もあり、保護者の関心も高いことがわかった。
▽夢屋書店アピタ鳴海店(愛知県名古屋市)
『もこもこもこ』(文研出版)をはじめ、親子で楽しむ姿が目立った。

移転

◇晋遊舎
業務拡張のため新社屋に移転した。新住所は以下の通り。
〒102―0073東京都千代田区九段北1―15―14
代表=℡03(5213)3411、FAX03(5213)3400
営業=℡03(5213)3451、FAX03(5213)3452

参考図書

取次8社でつくる「雑誌目録刊行会」は、このほど全国書店で発売している雑誌約3600誌を収録した『雑誌のもくろく2005年版』を発行した。B6変型判、288頁、頒価350円(税込み)。
誌名、雑誌コード、出版社、版型、定価、発売日を誌名の50音順で掲載。「週刊誌」「コミックス」「TV・ラジオテキスト」「外国雑誌」はそれぞれ部門を設け、分冊マガジンは一覧表にまとめて掲載している。さらに、63の部門別誌名検索には解説文を付す。また、昨年休刊した雑誌は一覧表で表示している。
問い合わせはトーハン内の雑誌目録刊行会まで。TEL03(3266)9587

読みきかせらいぶらりい/JPIC読書アドバイザー・杉本愿恵

◇2歳から/『まほうつかいのおばけちゃん』中村徹=作/いりやまさとし=絵/学習研究社880円2005・4

魔法使いのおばけちゃんはお散歩しながら魔法の練習。大きな木にむかって「へんしんへんしんくるりんぱっ!」って唱えると…。おまじないの調子も良く優しい絵の中の仕掛けは、ワクワク、ドキドキ感を高めて、子供の想像力を膨らませます。親子で一緒に楽しみたい絵本です。

◇4歳から/『ねこがさかなをすきになったわけ』ひだのかな代=作・絵/新風舎1400円2004・12

表紙の赤い猫がダイナミックで美しく刺激的です。猫が魚を好きになった、どんなわけがむかしむかしにあったのでしょうか。早速タイムスリップして王さまと空から落ちてきた赤猫の住んでいるお城をたずねてみましょう。垢抜けた配色は目を楽しませ魚嫌いな子も好きになるかも。

◇小学校低学年向き/『じいじのさくら山』松成真理子=著/白泉社1300円2005・3

嬉しいことがある度に木を植えてさくら山をつくったじいじはすごい!草や虫や花のこと何でも知ってるじいじはすごい!祖父とすごした時間が柔らかな色彩と力強いタッチの絵の中で季節と共に流れてゆきます。文のリズムが詩情を感じさせ心にしみます。桜の時季のお薦め絵本です。

日書連のうごき

3月1日組織強化委員会打合会へ鈴木、冨永正副委員長他出席。
3月2日雑誌愛読月間推進会議へ井門委員。日書連共済会監査会へ村田、井上両監事出席。
3月3日全国中央会団体事務局長会議へ大川局長出席。
3月4日全国学芸科学コンクール表彰式典へ萬田会長出席。
3月8日JPО運営委員会へ志賀委員、同在庫情報整備研へ柴崎委員他出席。
3月9日活字文化振興基本法案ヒヤリングへ丸岡副会長他出席。再販問題打合会へ萬田会長、岡嶋委員長他出席。
3月11日シグマ・ブック書店部会へ井門委員。ICタグ実証実験見学会へ井門委員他出席。
3月14日ISBN規格改定ワーキンググループへ柴崎委員他出席。
3月15日雑誌返品問題で井門副会長、主婦の友社村松社長を訪問。スタートアップ特別委員会。再販研究委員会。出版物公取協規約改正小委員会開催。日経BP渡辺社長他、萬田会長を訪問。
3月16日活字文化推進会議へ萬田会長、光文社光文3賞贈呈式典へ萬田会長他出席。
3月18日JPIC万引対策委員会へ丸岡委員他出席。
3月22日春の書店くじ・取協進行委員会との打合会。
3月23日雑誌発売日本部・同実行合同委員会開催。
3月24日在庫情報配信でFIPとの打合会。JPIC評議員会・理事会へ萬田会長他出席。情報化推進で井門副会長他、小学館、集英社訪問。

廉価なPOS開発/光和コンピュータ

書店向けコンピュータシステム「スーパー・ブック・ショップ」を開発販売してきた光和コンピュータは、新しくWeb―POS「WebSTAR」とハンディターミナル「Webハンディ」を開発、4月1日から書店向けリアルタイムASPサービスを開始。従来より安価に販売分析・発注が可能になった。
「WebSTAR」はインターネットを利用して商品マスタ参照や売上登録がリアルタイムでできるほか、インターネットが切断されても、すべての業務が可能。保守も365日、全国114箇所から受けられる。「Webハンディ」は検品、発注、定期改正、返品、棚卸に威力を発揮。主要取次6社とEDIでつながり、全取次向け返品伝票を発行する。
料金はWebPOSの初期費用1台15万円、POSシステムに2段バーコードリーダーが付いて月額2万5300円(5年リース)。ASPサービス利用料月額8千円。
書店ASP「BookAnswer」は初期料金5万円、利用料月額1万6千円。Webハンディは設置費用7万円。ハンディターミナル本体月額3千円、通信機プリンター月額6300円。取次オンライン利用料金月額1社2万円、2社目から6千円。
光和コンピュータでは単店や情報投資を抑えたい月商4~5百万円規模から導入できるという。

人事

◇煥乎堂
代表取締役○小林卓郎
取締役津久井正美
同高山澄
監査役○秦野瑞穂

高橋元理代表取締役、高橋里枝子取締役、明峯治彦取締役、倉田治那監査役は退任。高橋徹相談役は辞任。小林二郎相談役は留任。

◇今井書店グループ
代表取締役副会長
今井直樹
代表取締役社長
田江泰彦
◇中央公論新社
局次長待遇営業局販売部長・営業局長代理(営業局販売部長)吉村治
営業局販売促進部長(販売促進部副部長)
森本広美
営業局販売部副部長(販売部次長)飯田冨美男
営業局販売部次長
高野忠克
営業局付(営業局長代理兼販売促進部長)小林進
◇主婦と生活社
(3月25日付、○新任)
代表取締役会長遠藤大介
代表取締役社長村山秀夫
取締役(生産部長)
山西邦夫
同(編集第3部長兼編集第4部担当兼別冊私のカントリー編集長)江原礼子
同(広告本部長)
佐々木行夫
同(販売本部長兼宣伝部長)古川一夫
同(管理本部長)
○高納勝寿
監査役豊嶋秀直
役員待遇(レオン編集長兼ニキータ編集長)岸田一郎
同(編集第2部長兼ジュノン編集長)○永井道雄
同(編集第1部長兼週刊女性編集長)○伊藤仁

阿蘇品修取締役は退任、坪中勇役員待遇は退職。

◇メディアワークス
代表取締役会長佐藤辰男
代表取締役社長○久木敏行
常務取締役(営業部長、デジタルコンテンツ部長、宣伝部担当、広告部担当)
○塚田正晃
同(経理部長、商品部長、出版部担当)○山口貴
取締役(第5編集部長、第3・第4編集部担当)
後藤靖彦
同(総務部長、法務部長)高野潔
同(第1編集部長、第2編集部担当)渡部雅人
非常勤取締役(㈱エンターブレイン代表取締役社長)浜村弘一
監査役染谷恵司
非常勤監査役(㈱紀伊国屋書店代表取締役会長兼CEO)松原治
同(成和共同法律事務所代表弁護士)渡邊顯
非常勤相談役(㈱角川書店常務取締役)井上泰一

角川歴彦取締役会長は3月31日をもって取締役を退任。

◇語研(2月23日)
取締役営業部長
高島利行

作家35名が読書体験熱く語る

朝の読書推進協議会の協力により、作家が子どもの頃の読書体験を語る『本はこころのともだち』がメディアパルから発売された。四六変型判240頁・定価本体950円。
「みんな本を読んで大きくなった」シリーズの第3集。城山三郎、高樹のぶ子はじめ「朝の読書」で人気の作家35名が読書に対する思いをわかりやすい言葉で綴る。「本は一生の友達」を書いた江崎雪子さんは闘病生活の中で創作活動を行ってきたが、この本の完成を待たず3月15日に亡くなられた。巻末に作家が取り上げた本のリストを掲載しているので、選書に利用できる。
朝の読書実践校は3月22日現在、全国で1万8800校になった。

WWW推進部を新設/4月1日付で機構改革/日販

日販は3月18日、第58期組織機構改訂と取締役の業務分担変更、職制人事を発表した。第58期は中期経営計画「ビー・イノベーター」の最終年度に当たることから、計画の完全遂行と環境変化、顧客ニーズの変化に即応できる体制整備を目指した。
今回の改訂では、800書店、170出版社が参加、SCM銘柄も常時50点稼動と充実が図られるトリプル・ウイン・プロジェクトの拡充に向けて、従来の営業推進室トリプルウイン推進課を部組織に強化。また事業領域拡大のため、従来の商品開発部を廃し、事業戦略部を新設した。

〔役員業務分担変更〕
委嘱=特販支社・経営相談室・取引部総括、解=経営相談室・取引部・CVS部総括
専務取締役大野隆樹
委嘱=CVS部・事業戦略部担当、解=特販支社・商品開発部担当
常務取締役鈴木暁
委嘱=書籍部・雑誌部担当、解=書籍部・雑誌部・CVS部担当
常務取締役高橋滋世

〔組織機構一部改訂〕
1、事業戦略部を新設する。
1、営業本部にwww推進部を新設する。
1、商品開発部を廃止する。
1、書籍無伝返品実行準備室を廃止する。

〔役員待遇人事〕
事業戦略部長・役員待遇兼事業戦略部国際課長(商品開発部長・役員待遇兼商品開発部本所メディアセンター長兼商品開発部国際課長)加藤哲朗
www推進部長・役員待遇(営業推進室長・役員待遇)吉川英作
大阪支店長・役員待遇(中国・四国支店長・役員待遇)福田保

〔部長人事〕
経営戦略室部長出向(CVS部長)箕田良二
システム部長(同部課長)○藤重雅継
CVS部長(広島支店長)○本間三也
事業戦略部部長出向(人事総務部企業年金課長)
○新田修平
事業戦略部部長出向(商品開発部部長出向)
入田規弘
営業推進室長(特販第2部第4課長)○大河内充
中国・四国支社長(四国支店長)○根岸真
九州支社長(首都圏支社北関東支店長)○南雲勉
営業本部長付出向(九州支社長)内藤正志
流通管理部長兼流通管理部サービスセンター長(流通管理部サービスセンター長)○森山正道
物流部門担当付部長出向(書籍無伝返品実行準備室長)中山剛
物流部門担当付勤務(流通管理部長)星野逸郎
事業戦略部本所メディアセンター長兼任
上田繁樹
解・経営戦略室ライツ事業課長兼任小松賢志
解・東北支店長兼任
鈴木敏夫

本屋のうちそと

小学館「小学一年生」4月号が飛ぶように売れる。無論それ程の数が売れる我が店では無いのですが。取次に電話「売り切れたけど在庫無いー?」取次「無いんですよ、付録が良いので一年生以外も買っちゃうから」。小学館へ電話「少しで良いですから出してー」小学館「減数有りの5部でいかが?」貰える物なら喜んで頂きます。売れる「小学一年生」4月号、喜んでいて良いのかというと実はそうでも無い。以下の数字は小学館の方々はとっくにご存知の数字なのだが、今より昔、平成元年のこの国の小学校入学者数は151万1870名、それが昨年は119万1708名に減っている。21%の減である。では小学校在学者数はと言うと平成元年が960万6627名、それが昨年は720万933名、25%もの減となっている。
我が田舎町はといえば、入学者数は平成元年が384名、それが昨年は283名、26%の減、全国平均を大幅に上回っている。子供のコミック、売れないわけだよ。この小学一年生君、今後増えてくれる可能性は余り無い。今や働く3人に1人は派遣かパートである。年収100万円台でどうして結婚や出産が考えられようか。
大新聞には「景気回復」「雇用回復」の文字が躍る。しかし、その雇用の中身に付いては殆んど触れられていない。最初から正社員として雇って貰えるのはエリート候補のごく一部、残りの多くは契約社員だろう。競争の無い「ゆとり教育」がさっさと終る訳だわサ。(海人)
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