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平成17年6月21日号
秋田県7書店で読み聞かせ会

秋田県書店商業組合は5月28日、6市町の組合加入7書店で読み聞かせ会を実施。書店員やボランティアらが主に小学校低学年を対象に絵本、児童書の読み聞かせを行った。「こどもの本の日」事業の一環として、7月までの毎月第4土曜日に実施。参加無料。読み聞かせ実施店は、加賀屋書店(秋田市)、ひらのや書店(同)、榊田分店(大仙市)、金喜書店(横手市)、ブックポート島田(雄物川町)、ブックス太郎と花子(湯沢市)、又久書店(大館市)。さらに、同組合では7月2日に秋田県中央シルバーエリア、3日に横手市かまくら館で、絵本作家・とよたかずひこ氏によるイベント「えほんができるまで」を開催する。(木村和一広報委員)

会期中限定の特別報奨も/仕入れ・商談会に注目/東京国際BF

日本最大の本の国際見本市「東京国際ブックフェア2005」(東京国際ブックフェア実行委員会/リードエグジビションジャパン主催)が7月7日から10日までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。第12回目となる今回から会期が4月から7月に変わり書店来場者の大幅増が見込まれることから、仕入れ・注文などの商談がこれまで以上に活発に行われることになりそうだ。
このブックフェアには世界25ヵ国より過去最多となる650社(国内500社、海外150社)が出展。実用書、自然科学書、人文・社会科学書、学習書、児童書、絵本、雑誌、コミック、CD‐ROMなど様々な分野の書籍・製品を一堂に展示する。また、会期が7月に変更になったことから書店、教育関係の来場者増が見込まれており、総来場者数は昨年を5千人上回る5万3千人に達するものと予想されている。
各出版社のブースでは「書店向け仕入れ・商談会」が実施され、書店にとっては会期中限定の有利な条件で出版社から直接仕入れ・注文ができる絶好の場となる。同フェアで仕入れを行うメリットは①新刊本から売れ筋本まで、あらゆる書籍の現物を見て仕入れができる②出版社から優先的な配本を受けることができる③会期中限定の特別報奨など有利な条件で仕入れができる④新刊本(7月以降発売)の事前注文ができる⑤会場で出版社の販売担当者と納期、支払などの条件交渉ができる――などがある。仕入れ・注文する本を「仕入情報ダイジェスト」で事前にチェック、番線印を持参して会場を訪れ、各出版社ブースで販売担当者と直接交渉すれば、よりスムーズに仕入れ・注文を行うことができる。
また会期中、併催イベントが多数実施されるが、「書店向けセミナー」として以下が行われる。▽7月7日(木)午後2時半=「お客と書物に対する『思い』が生きた売り場を創る」(ジュンク堂書店池袋本店副店長・田口久美子氏)▽同・午後4時=「『本を読みたい!』『本が欲しい!』子供で賑わう児童書売り場のつくり方」(くまざわ常務取締役営業推進部長・熊沢宏氏)▽7月8日(金)午前11時=「バーゲンブックで集客力強化!―バーゲンブックを取り入れていかに売上を伸ばすか―」(八木書店、第二出版販売社長・八木壮一氏)▽同・午後1時=「隙だらけ万引き・内引き対策」(ウェリカジャパン代表・豊川奈帆氏)

30代書店人、闊達に語る/北海道組合が懇談会

北海道書店商業組合は5月17日、札幌市の組合事務所で「30歳代書店人懇談会」を開いた。同組合は昨年11月、5地域から広報委員を選出し、第1回広報委員会で現場の意見を組合活動に反映するにはどうしたらいいか議論。その1つとして現場で活動している30歳代の書店人を集めて懇談会を開催、日頃思っていることを自由に発言してもらい、組合活動に反映していくことになり、理事会に趣旨を報告し了承を得た。
懇談会は松山雄洋理事の司会で進行。出席者が自己紹介と書店人になった経緯を話し、書店人になってうれしかったことについては「図書館の本(絶版)の代換品を出版社に交渉してお客様に渡して感謝された」「年配のお客様で我々外商社員の訪問を心待ちにしている方が多い」「店長として売上の伸びと部下の成長を確認できた」「本の品揃えが当った」「急ぎの注文品に応えることができた」との話が出た。一方「注文品を夜遅く届けに行って家を探したが、見つからなかったときは泣きたくなった」との苦労も語られた。
業界への要請としては「雑誌の全国同日発売を実現してほしい。新聞広告を見て雑誌を買いにくる読者からお叱りを受ける」「流通は他業種から比較しても遅れている。お客様の変化に対応して正規ルートでももっと早く品物が届くようにして」との厳しい指摘も。さらに「同じ雑誌でもCVSと比べて書店扱いは付録が違い、読者から苦情がある」「配本もCVSと比べて少ない」「大手出版社の一部では売切方式で増刷をしないものもある」との意見も出た。大型ナショナルチェーン出店については「仲間取引の交渉をして共存の道も探るべき」との提言があった。また、今後は特色ある運営が鍵になるとして「本のCVSを目指すつもりなので、取次も協力を」との意見が出た。接客の重要性については「ある意味で接客のほうが商品よりも大事」「忙しくて笑顔での接客が難しくなっているが、『いらっしゃいませ』と元気にあいさつするよう努力したい」「袋代も経費を圧迫する厳しい現実もあるが、接客を第1にしたい」との意見が出た。
松山理事は「大事なことは読者との接点を、またその視点を業界として理解していくこと。10年後にこの業界がなくなっていたということにならないよう、組合としても努力していく。書店勤務者も気軽に立ち寄れる組合事務所にすべく工夫したい」と述べた。
なお、詳細は北海道組合ホームページ(http://www.h6.dion.ne.jp/~h-syoten/hsk.htm)に掲載。(松山雄洋広報委員)

井門照雄理事長を再選/遅配事故など1年間の状況報告/愛媛総会

愛媛県書店商業組合(井門照雄理事長)は6月7日午後4時より、松山市二番町ワシントンホテルで第17回定時総会を開催した。
開会にあたり松岡理事(アテネ書店)より総会の成立が報告された後、井門理事長を議長に選出し議案審議が行われた。
事業報告では、本年2月に発生した一般誌の遅配事故の状況をはじめ、昨年の台風21号の被災に対して日書連共済会から組合員へ見舞金の支給が行われたこと、その他、講談社おはなしキャラバン、日本ペンクラブ「平和の日」松山の集いへの参加等の報告が行われた。発売日励行委員会からは、この1年間の違反件数の報告があった。引き続き、光永専務理事(松山堂書店)より、平成16年度収支決算報告が行われ、17年度予算案とともに満場一致で承認された。役員改選では、昨年度3名の理事が廃業し欠員が出ている現状が報告されたが、協議の結果、現在の理事のまま運営することとなった。
総会終了後、午後6時より出版社・販売会社21名の参加をいただき、和やかに懇親会が行われた。
(光永和史広報委員)

〈愛媛組合役員〉
▽理事長=井門照雄(丸三書店)▽副理事長=日吉英夫(マスヤ書店)安藤大三(明屋書店)篠崎武一(篠崎書店)▽専務理事=光永和史(松山堂書店)

大野豊治理事長を再選/茨城総会

茨城県書店商業組合(大野豊治理事長)の第19回通常総会が5月28日午前10時半から水戸市の「ホテルテラスザガーデン水戸」で開催された。
組合員92名(委任状含む)が出席した総会は、川又英宏副理事長の司会で進行。塚越賢次副理事長が開会宣言し、大野理事長があいさつを行った。続いて大野理事長を議長に議案審議に入り、平成16年度事業報告、決算、平成17年度事業計画案、収支予算案などを原案通り可決承認した。
役員改選では、指名推薦の方法で理事25名、監事2名を選出。理事会で理事長に大野豊治氏、副理事長に塚越賢次、美野輪博一、川又英宏、田所和雄、髙木祐治の各氏を選任した。
最後に来賓の茨城県中小企業団体中央会・喜古謙一郎総務部長があいさつし、美野輪副理事長の閉会の言葉で午後12時20分終了した。(舘野弘広報委員)

「声」/付録挟み込み済の雑誌送本に感謝/府中市・分梅書店・下向磐

6月1日の幼年誌の発売に際して、付録の扱いが、混載する方式から本誌に1点ずつとじこめて送本されている雑誌がありました。
付録の不足や、数違いのとじこめから解放されて、そのまま店頭に出すことも出来ますし、ヒモくくりも出来ます。書店業務の一工程が簡略化されました。
その雑誌は、『ディズニーランド』『げんき』『おともだち』の3誌です。ありがとう、講談社担当の皆さん。五月晴れの天候に、店先でもにぎやかに笑い声がひろがりました。
小さい一歩ですが、書店の実状をくみとったあたたかい配慮を感じました。

野澤恒雄理事長が続投/埼玉総会

埼玉県書店商業組合(野澤恒雄理事長)の第21回通常総会が5月28日午後2時から、さいたま市の埼玉書籍会議室で行われ、組合員134名(委任状含む)が出席した。
総会は高野隆専務理事の司会で進行し、水野兼太郎副理事長の開会の辞に続いて野澤理事長があいさつ。中村二郎常任理事を議長に選任して議案を審議し、平成16年度事業報告・収支決算報告、平成17年度事業計画案・収支予算案などを審議し、いずれも原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選では、理事55名、監事3名を承認し、野澤恒雄理事長を再選した。
また50年の永きにわたり組合運営に尽力した奈良次男氏の退任にあたり、感謝状と記念品が贈呈された。来賓の県中小企業団体中央会・松本充良主任から祝辞をいただき、吉田矩康副理事長の閉会の辞で総会を終了。午後3時半より懇親会を行った。

〈埼玉組合役員〉
▽理事長=野澤恒雄(三星社)▽副理事長=水野兼太郎(水野書店)吉田矩康(吉田謙受堂)小野太一郎(時習堂書店)長谷川正夫(文泉堂)▽専務理事=高野隆(須原屋)

丸岡体制支え難題乗り切ろう/山口県組合総会で冨永理事長

山口県書店商業組合(冨永信理事長)は5月28日に新山口駅前の「ホテルみやけ」で第17回通常総会を開催、組合員62名(委任状含む)が出席した。
菅原公夫専務理事(文榮堂)を議長に、平成16年度収支決算報告、平成17年度事業報告、日書連報告等を行い、いずれも満場一致で可決承認された。
席上、冨永理事長が以下のあいさつを行った。「先般の日書連理事会、総会で私が心から尊敬申し上げる萬田会長が、健康上の理由でご勇退された。我々書店界においてこの上なく素晴らしいリーダーであっただけに心の中に大きな穴があいた思いだ。日書連総会終了後、あらためて感謝の意を込めてごあいさつ申し上げたら、萬田会長の方から手を差し伸べられ、堅い握手のもと『後を頼むね』と言われ全身が震える思いだった。萬田会長の後、丸岡新体制を我々理事他が総力で守っていき、業界の直面する難題を乗り切っていかねばならないという責任を感ずる。山口県の皆様においても、さらなるご支援とご協力をぜひお願いしたい」。(山本信一広報委員)

馳星周氏講演に350名/愛媛

愛媛県書店商業組合は6月12日、松山市総合福祉センターで、「世界本の日=サン・ジョルディの日」記念文化講演会を角川書店の協賛をいただき開催した。
講師は馳星周氏で、会場には早くから若いファンが集まり、開演の午後1時半には350名のホールがほぼ満席の状況となった。理事長あいさつの後、馳氏は「私と読書」を演題に、子どもの頃からの読書体験や膨大な読書量を披露し、その積み重ねが現在の仕事にいかに役立っているかを述べられた。そして集まった聴衆にも、日常的に本に接する習慣を勧められた。
馳氏は作家として以外に、サッカーや競輪の解説者としても有名であり、その幅広い見識・豊かな経験を交えた話は興味深く、聴衆から大変好評をいただいた。講演会終了後行われた著書のサイン会には長い列ができ、講演の好評が伺えるものであった。
(光永和史広報委員)

日書連のうごき

5月2日消費税問題で書協事務局との打合せ。下向理事、柴崎、岡嶋両委員出席。
5月6日SJ共同企画予備抽選会。舩坂、大橋両委員出席。
5月9日春の書店くじ/SJ共同企画合同抽せん会。日書連会計監査会に安井、長谷川両監事出席。
5月10日秋の読書週間書店くじ特賞「フランス8日間の旅」(団長=赤澤理事)出発。故高須相談役通夜に白幡専務理事参列。
5月11日第13回日本出版インフラセンター運営委員会に大川事務局長出席。日本図書普及役員会に萬田会長他役員出席。出版物公取協会計監査会に村田、中田両監事出席。「新潟県中越大震災の被災地へ本を贈る会」第4回連絡会に大川事務局長出席。
5月12日第44回全出版人大会に萬田会長他役員出席。
5月13日日本出版インフラセンター平成17年度決算役員会に井門副会長出席。出版倫理協議会に丸岡副会長他役員出席。学校図書館整備推進会議運営委員会に大川事務局長出席。
5月17日SJの日共同企画最終抽選会に舩坂委員他役員出席。
5月18日情報化支援要請で萬田会長、大川事務局長が集英社訪問。
5月19日JPIC評議員会・理事会に萬田会長他役員出席。
5月20日全国万引犯罪防止機構設立発起人会に丸岡副会長出席。学校図書館整備推進会議総会に大川事務局長出席。
5月25日日書連5月定例理事会。日書連正副会長ブロック長会議。ISBNマネジメント委員会に井門、志賀両副会長出席。
5月26日日書連第17回通常総会。九州雑誌センター株主総会に萬田会長他役員出席。
5月27日電子書籍コンソーシアム書店部会に井門副会長出席。
5月30日出版物公取協規約改正問題打合せ。読進協理事会・総会に大川専務理事出席。
5月31日全国中央会理事会・総会に丸岡会長出席。

8年ぶりに売上増加/実態ベースでは純利益も倍増/トーハン

トーハンの平成16年度(16年4月~17年3月)売上高は前年比0・6%微増の6486億2800万円となり、8年連続の前年割れに歯止めがかかった。内訳は書籍2551億5900万円(3・8%増)、雑誌3542億9600万円(1・4%減)、NM商品391億7200万円(1・4%減)。返品率は書籍36・9%、雑誌31・8%、NM商品16・3%、全体で前年より0・4ポイント低い33・2%。書籍が1・8ポイント改善したことが貢献した。
販売管理費は前年比98・6%で、売上伸長率を2ポイント下回った。管理費だけでは96・8%で、売上伸長率を3・8ポイント下回る。貸倒引当金は将来リスクに備え、前期をさらに10%、9億円積み増した。この結果、営業利益は前年比4・5%増の128億6600万円、経常利益も5・7%増の70億9700万円となった。
税引前当期純利益は70億円で約3割減、当期純利益は43億円で2割減だが、前期は厚生年金基金代行部分返上益52億円を特別利益に計上していたため、これを除いた実態ベースでは前年比197・3%と増収増益の決算になる。
年間転廃業は351店(前年比43店減)、1万6619坪(同3929坪減)。藤井副社長は「年間1万坪が開店し、9千坪が廃業すると、書籍の売上げが増えても雑誌の減でトータル12億円のマイナス。雑誌拠点数の減少が雑誌売上げ減につながっている」と指摘した。

トーハン損益計算書
(単位百万円)
売上高648、628
売上原価573、391
売上総利益75、237
販売費及び一般管理費
62、371
営業利益12、866
営業外収益2、864
受取利息379
その他の営業外収益
2、485
営業外費用8、634
支払利息29
売上割引8、547
その他の営業外費用56
経常利益7、097
特別利益19
特別損失92
税引前当期純利益
7、024
法人税等2、677
当期純利益4、346
前期繰越利益1、210
役員退職慰労積立取崩3
当期未処分利益5、560

人事

◇人文会
代表幹事=佐藤英明(白水社)、会計幹事=平石修(御茶の水書房)、書記幹事=新保卓夫(誠信書房)、販売委員長=浴野英生(草思社)、同副委員長=段塚省吾(紀伊国屋書店)、杉田啓三(ミネルヴァ書房)、弘報委員長=鎌内宣行(春秋社)、同副委員長=平川恵一(筑摩書房)

カードの伸び2桁に/10月から全国完全カード化準備/図書普及

日本図書普及の平成16年度決算が発表になった。図書券・図書カードの発行は704億8800万円(前年比97・0%)、回収は693億8400万円(同99・7%)で、発行・回収とも3年連続マイナス。内訳は図書券が発行477億4千万円(89・2%)、回収518億6百万円(95・8%)、図書カードが発行227億4800万円(118・7%)、回収175億7700万円(113・3%)で図書カードの伸びが顕著。
税引後当期純利益は前年比20・7%増の2億2800万円。転換社債を売却し、供託用国債を購入する際の売却益、不動産投資信託による運用益が寄与した。
3月末現在の加盟店数は前年比431店減の1万922店。図書カード読取機設置店は1053店増加して1万444店。
同社では今年10月1日から全国完全図書カード化をスタートさせることに伴い、機械代金、設置費用、広告宣伝費、新たに投入する500円カードの発行経費増を見込んでおり、45年続いた図書券の発行停止について全国書店の理解と協力を呼びかけている。
役員改選では書店選出の萬田貴久、今西英雄両氏が退任。新しく丸岡義博(日書連会長)、面屋龍延(同副会長)の2氏が取締役に就任する予定。

図書普及損益計算書(単位百万円)
売上高364
売上原価211
販売費及び一般管理費
3、205
営業損失3、052
営業外収益1、868
受取利息1、216
有価証券売却益636
雑収入15
営業外費用57
支払保証料16
賃貸費用40
経常損失1、241
特別利益2、056
未回収収益2、033
貸倒引当金戻入23
特別損失438
収益計上券回収損435
固定資産処分損3
税引前当期純利益376
法人税、住民税及び事業税189
法人税等調整額△42
当期純利益228
前期繰越利益9
当期未処分利益237

米国の小学生は歴史をどう学ぶのか

アメリカ大陸発見からベトナム戦争、ウォーターゲート事件まで『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』(ジェームス・M・バーダマン編、ジャパンブック、定価1500円)が売行きを伸ばしている。今年2月に7千部でスタート、6月8日現在、8刷6万部。
小学生向けの平易な言葉で書かれている上、見開き左頁に英文、右頁に対訳がつき、生きた英語が学べると、学生、サラリーマンが買っていく。日本の歴史教科書がアジア各国から批判を受ける中で、アメリカは歴史をどう教えているのか、アメリカ人の考え方を知る意味でも、ビジネスマン必読の書。
ジャパンブックは講談社インターナショナル常務を退任した大村数一氏が設立した出版社で、同社初の単行本。オフィス丹羽が販売協力している。

よく学び、よく遊べ/すいか祭に270名/太洋社

太洋社の夏の市会「すいか祭り」が6月11日、文京区水道の本社で行われ、270名を越える出席者で賑わった。
今年は「よく学び、よく遊べ」をテーマに、6階の特設会場では書店コンサルタント、石塚昭生氏の講演会、作って遊ぼう!大人の科学講演会、手作りPOPコンクール、SA説明会などが、3階イベント会場では駄菓子や映画ポスターを並べ「昭和レトロ横丁」を演出したほか、ナルニア国、映画王国、コミック王国の展示で店頭活性化を提案。生ビールや軽食、すいかをサービスするコーナーを設けた。
開会あいさつで国弘社長は「今年はてんこ盛りの内容で、スタッフ一同が前日遅くまで準備した。6月は太洋社の決算月。4月、5月が予想より悪いものの、売上げは485億円、3・5%の伸びと、3期連続で増収になる見通しだ。取引先とともに問題を解決して、来期は年商500億円を達成したい。提案コーナーで少しでもお店の活性化に役立つことができれば、ありがたい」とあいさつした。

世界文化社『リリィ、はちみつ色の夏』/米では350万部

全米で350万部売れ、世界19カ国で翻訳された大ベストセラー『リリィ、はちみつ色の夏』が世界文化社から6月17日に刊行された。四六判フランス装、定価1680円。
舞台は1964年、サウスカロライナの夏。母親を早く亡くした14歳の少女、リリィが家を飛び出し、養蜂を営む黒人3姉妹の家で生活しながら母親の真実と死の謎が紐解かれていくストーリー。
パイロット版による読者モニター・アンケートによると、10代から40代までの女性読者の圧倒的支持があり、アメリカ南部の豊かな情景描写と思春期の少女が悲しみを乗り越えていく心の旅に絶賛が集まったという。著者のスー・モンク・キッドの最初の長編で、ニューヨークタイムズでは73週連続でベストセラーリストに入っている。
世界文化社は3万部でスタート。全国主要書店のウインドー・ディスプレイ、多面販売を仕掛け、書店発のベストセラーとして20万部を目標に販促する。

西山さんが絵本出版

本紙に毎号時事マンガを連載している西山進さんが戦争の悲惨さを描いた絵本『あの日のこと/ぼくの消えない記憶1945・8・9』をクリエイティブ21から刊行した。B5上製120頁、定価1890円。
西山さんは1928年生まれ。高等小学校卒業後、三菱長崎造船所に養成工として働いていた時、被爆。戦後、上京して漫画家に。現在、福岡市に住み、福岡市原爆被害者の会副会長として核兵器廃絶を訴えている。西山さんが体験した原爆被災者の悲惨な姿が生々しく描き出されるが、小学生にも理解できるよう総ルビ付きにした。

日販、新作DVDを雑誌ルートで配送

日販は6月下旬より新作DVDの配送ルートを雑誌配送ルートに乗せる。日販は書店のDVD販売に積極的に取り組んでおり、DVD取扱店は常設3百店、一般書店約2千店。これまでは1日平均3百個、年間7万個を宅配便ルートで配送していた。
今後、1月に開設したDVD専用の物流拠点、三芳メディアセンターから、雑誌配送拠点のねりま流通センターに配送し、同センターから発売日の前日、書店に到着するよう雑誌と同送する。また、個人からのネット注文分のDVDについては今後、ネット注文専用倉庫、web―Bookセンターの書籍と同送体制を予定している。

TV放送と連携強化/エッセ新年号6.6%増加/扶桑会

扶桑社は6月9日午後4時から東京全日空ホテルで扶桑会を開催。350名が出席した。
扶桑会勝木会長はあいさつで「書店は年明け以降、雑誌で厳しい状況が続いている。読者の選択肢が多様化しているのも要因の1つ。旧来の流通から新しい形を模索する時期に来ている。扶桑会のあり方も含めて検討していきたい。販売集団であることを改めて確認し、さらに結束していきたい」と述べた。
本年1月に着任した扶桑社片桐社長は「デルプラドの倒産では会員に大変なご迷惑をかけたが、3月末で一応の収束を図れた。経営的には相当ダメージを受けたが、今後、堅実な企業をめざしていく。新しい歴史教科書は中国・韓国から中傷を受けているが、読んでもらえればレベルが高く、バランスのよい内容だとわかる。雑誌は収支の悪いものを見直し、エッセ、スパの実売も急激に伸びている。フジテレビとの関係では我々は連結子会社。TVから生きのよい企画をもらい、できるだけ多く出していく。今後もご支援たまわりたい」とあいさつした。
年度報告では、エッセ新年号増売コンクールに274社が参加し、19万4563部、前年比6・6%の伸びを達成したと発表されたほか、2005年S会員は238社、A会員5社、計243社になったことが報告された。
新年度の販売企画ではエッセ新年号はじめ、栗原はるみスペシャル・ムックフェア、扶桑社海外文庫1000点突破記念フェアなどを取り上げる。また、6月29日に発売される文芸新刊リリー・フランキー『東京タワー』が紹介され、著者が販売協力を呼びかけた。

米国の小学生は歴史をどう学ぶのか

アメリカ大陸発見からベトナム戦争、ウォーターゲート事件まで『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』(ジェームス・M・バーダマン編、ジャパンブック、定価1500円)が売行きを伸ばしている。今年2月に7千部でスタート、6月8日現在、8刷6万部。
小学生向けの平易な言葉で書かれている上、見開き左頁に英文、右頁に対訳がつき、生きた英語が学べると、学生、サラリーマンが買っていく。日本の歴史教科書がアジア各国から批判を受ける中で、アメリカは歴史をどう教えているのか、アメリカ人の考え方を知る意味でも、ビジネスマン必読の書。
ジャパンブックは講談社インターナショナル常務を退任した大村数一氏が設立した出版社で、同社初の単行本。オフィス丹羽が販売協力している。

本屋のうちそと

駅前から私の住む街までかつては百貨店とスーパーマーケットが4店舗ずつ。人をかき分けながらアーケードを歩いた記憶があります。しかし現在は百貨店が2店舗とスーパーマーケットが1店舗に減少してしまいました。駅前商店街・○○商店街・△△商店街・そして私が住む◇◇商店街とつながっていたのが、今では○○と△△商店街の衰退とともに全体が活気を失っています。
わが◇◇商店街は近代化事業で通りは5・5㍍の歩道に電柱も立てず商店街の先まで見通せるきれいな姿に変身しました。それに併せて春から秋にかけてのイベントを毎月1回7年間開催しています。
産地から仕入れた山菜の販売、お昼には天ぷらうどん、季節に合わせた郷土食など本業そっちのけで準備に追われながらご近所の仲間と楽しく走り回っています。今月は「笹巻き」。笹の葉にもち米を詰め茹であげたものを千五百個の目標です。私の母からみんなで技を伝授したのが五年前。山に笹の葉を採りに行くところから主人たちも巻き込んでの戦闘モードに入っています。
天候に左右される屋外テント。自分の商売とは無縁な商品の販売にも慣れ、「あら、今日は本屋さんじゃなく八百屋さんなのね」とお客様が声をかけてくれます。
隣りの△△商店街では空き店舗にテナント募集の貼り紙が目立ちます。夕方5時閉店の百貨店、6時半閉店のスーパー、気まぐれな臨時休業や自分の都合に合わせて閉店するお店が軒を連ねる商店街に魅力があるでしょうか?「テナント募集もいいけれど自分たちのやる気を見せて」(あかり)
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