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平成17年7月11日号
7月21日から「雑誌愛読月間」

「みんなで読もうイチニッザッシ」を今年のキャッチフレーズに、雑誌協会主催の雑誌愛読月間が7月21日から8月20日までの1カ月実施される。
イメージキャラクターはタレントの岩佐真悠子さん
を起用。書店店頭で「定期購読キャンペーン」を行うほか、「愛読・PRキャンペーン」では抽選で読者にマガジンカードをプレゼントする。

特賞10名が名乗り/春の書店くじ

日書連の実施した「春の書店くじ」の特賞当選者は6月30日の締め切りまでに次の10名の当選者が名乗り出た。カッコ内は発券書店。
札幌市・大垣昭一(久住書房)、江戸川区・永瀬順子(椿書房)、成田市・石井陽介、新潟県南魚沼郡・上村沙織(文林堂高坂店)、安城市・竹内義喜(竹内書店)、滋賀県伊香郡・岩佐清和(ますや書店)、藤井寺市・辰巳英太郎、尼崎市・丹野知子、西宮市・門田早百合(みやこ書店)、広島市・金川武文

中小書店の生残り模索/花巻で東北ブロック大会

第57回書店東北ブロック大会が7月5日、6日の両日、花巻温泉「ホテル千秋閣」で開かれ、東北6県の書店と出版社、取次、輸送など約220名が出席した。大会は「語ろうフューチャー・ストア」をテーマに地域に根ざした、信頼される書店づくりを模索。経済産業省流通・物流政策室長の浜辺哲也氏が「ITで実現するフューチャーストア」を、講談社濱田博信取締役相談役が「万引き防止横浜モデル」を記念講演した。

東北ブロック大会は6日午後2時半から組合員のみによる第1部。まず、藤原直ブロック会長が「東北ブロック大会は今年で57回。昭和24年から延々と続いてきた。出版業界は昨年0・7%の伸びで、ようやくトンネルを脱したかに見える。日銀短観でも景気は回復していると発表されたが、小売書店の実感としてはまだまだ。わが出版業界の課題はポイント問題で、今までになくギクシャクしている。再販制度は値引きに類する行為をしないことが契約で決まっているが、公取からは読者サービスとしてどう考えるか問われている。今まで業界三者が一丸となって擁護してきた一枚岩が崩れかけている。こういう時こそ、業界として読者のために何をすべきか
知恵を出し合う機会にしたい。花巻の地で膝を突き合わせて話し合い、解決の糸口になることを期待している」と、あいさつした。
続いて、日書連丸岡会長がポイントカードの経過と現状を中心にあいさつ。公取から低率のポイントカード容認を求められている件について「低率のポイントを認めるということではなく、研究を始めるということ。5月の日書連総会で結論が出なかったため新執行部で対応を図っていくことになった。これに伴い読者サービス研究委員会で読者サービスについて考えていく。その選択肢の一つに低率のポイントもある」と、日書連の取り組みを報告。
さらに「ポイントを入れれば最初は1%でも、やがて3%、5%になり、再販がなくなる危惧もある。赤字経営の中で中小書店はやっていけないという厳しい見方もある。書店は定価で売っても、カードで買えばカード会社がポイントをつけて値引きと同じになる。商店会のサービスはどうか。単純に値引きか景品か線引きできない。こういった問題も含めて判断していきたい」と述べた。
このほか、小売公取協の景品規約改正問題、組織強化、読者開発などの取り組みを紹介し、町の書店の生き残りのため一層の協力と支援を求めた。
議案審議は藤原会長を議長にすすめられ、一般報告では、東北6県理事長会の審議を経て①会員書店の減少がはなはだしく、組織強化・拡大を図る、②CVSが書籍に力を入れており、対抗策を考えていく、③大店立地法改正の動きがある中で、大手が撤退したあとの検証をしていく――の3点を日書連に報告・提案していくとし、会計報告とともに承認した。また、来年は宮城県で開催することを決定した。
出版社、取次、輸送をまじえた大会第2部では開催県を代表して岩手組合赤澤理事長が「宮沢賢治の故郷、花巻温泉へようこそ」と歓迎のあいさつ。
赤澤理事長は「57回の長い歴史の中で、この10年間に日書連の仲間が3千店減少し、東北ブロックも1511店が625店に減っている。反面、郵便局の2倍、4万店のコンビニの本棚が拡充し増殖を続けている」と警告。出版業界の制度疲労と、書店の低利益体質からの脱却を求め、岩手大会が地方中小書店にとって明るい未来を築くきっかけになってほしい」と呼びかけた。
記念講演は経済産業省の浜辺哲也流通・物流政策室長が「店舗のあるべき姿をITで実現する『日本版フューチャーストア』」。講談社取締役相談役で万引き防止横浜モデル協議会会長の
濱田博信氏が「しない・させない・見逃さない万引き防止横浜モデルから全国展開へ」を講演した。
このうち、経産省浜辺室長は「情報量が大きく、データの書き換えが可能なICタグは次世代型のバーコード」として、「当初は流通での活用が期待されていたが、原材料、生産者から
店舗、消費者までの履歴がわかる。商品のライフスタイルがわかる」として小売店での活用が期待できることを指摘。アパレル、婦人靴から導入が始まっており書店においても「書籍、CD、DVDなどいろいろな組み合わせでかつようできるのではないか」と示唆。会場からの質問に「来年以降、中小企業のEDI化の裾野を広げるため、中小企業庁を通じて補助金、減税などを考えている」と政府の中小企業支援策を明らかにした。
また、講談社濱田氏は「いま、一番万引きが多いのはコミック。版元としても責任がある初発型犯罪の万引きをなくすことで青少年の非行防止に役立った。今後も息の長い啓蒙活動を続けていく」と述べた。

取引条件改善運動に全面協力/岡山総会

岡山県書店商業組合(吉田達史理事長)は6月21日、岡山市「ピュアリィまきび」で第18回通常総会を開催した。
委任状を含め71名の出席者を前に吉田理事長が冒頭あいさつ。「昨年度、岡山県では転廃業店2店、新規加入店0店の状況。既存店の脱退を減らすべく、取引条件改善等について業界3者で提案、意見交換するとの日書連の方針に全面的に協力する意向である」と組織強化を訴えた。また、読書推進の一環として行われている「子どもの本ワールドinおかやま」の今年度開催要旨を発表、決定し、協力を求めた。
続いて山田専務理事を議長に選出して議案審議を行い、すべての議案を全員一致で承認した。この後、情報化推進委員会・小野正道委員長より岡山県のTRC対策について現状報告があり、きめ細かく研究された資料が配布された。
引き続き作家・浅田次郎氏を発掘した元・河出書房新社の石野泰造氏が「編集者のなれの果て」をテーマに講演。取次など関連会社が参加して懇親会が催された。(荒木健策広報委員)

生活実用書・注目的新刊

女性専用車両というのが鉄道に定着してきた。かつては
女性子供専用車両があった。当時の、おそらくか弱い人を
守ろうという思想と同じではあるが、呼び名から子供を外
したことで、一層痴漢防止の意味が強くなった。大阪の地
下鉄では、専用車が全体の中央にあるので、うっかり飛び
乗ってしまいそうになる。
卑劣な痴漢から女性を守るのに異論はないが、そういう
馬鹿のために男性全体が何だか差別されている気がする。
そんなことを考えていたら幸井俊高著『男のための漢方』(720円文春新書428)を見つけた。これは堂々と男のためと書かれているが、テーマが病気ではやや寂しい。しかし読んでみると中高年に多い病気を取りあげているので、男子専科というものの本書は女性も読んで構わない。
自らの体を愛し、将来にわたって大切に扱おうという「漢方思考」の薦めである。「現状よりも、よりよい状態をめざす。病気になる前に、体質を改善して病気を予防する。感謝を忘れない。」この考えから漢方薬は生まれたという。
注目するべきは、西洋医学との比較である。たとえば、病巣を取り除くのと症状を緩和する目的の西洋医学に対して、転移しないように免疫力を高めるなど根本原因を改善する方向の漢方医学。現代科学の有効性は立証済みとしながらも、自分の持つ治癒力が病気を治すのだから、体が発する内なる声に耳をすますことも大切であると説く。現代人の陥りがちな5つの体質、また20の症例に対するアドバイスもある。本書は現代人にスローライフを薦めている。
星野泰三著『統合医療でガンを防ぐ、ガンを治す』(705円角川ONEテーマ21C―91)も、医師の立場ながら統合医療という新しい治療を提言する。前著とも同じように、基礎とするのは西洋医学である。「症状はもちろん、その人を取り巻く環境や免疫力など、まずは患者の状況を把握してから、トータルな治療法や改善法、今後の健康づくりについて考える。」そうして、一人一人に相応しい医療を選んでゆく。
いずれの本も単一な現代医療に対し疑問を感じている。
最近の新書はこのように医療や健康をテーマにしたものが増えている。隣りに置けば販売に大きく繋がるはずだ。
(遊友出版・斎藤一郎)

赤羽好三理事長を再選/長野総会

長野県書店商業組合(赤羽好三理事長)は6月25日午後1時半より千曲市綜合観光会館で第21期通常総会を開き、組合員93名(委任状含む)が出席した。
総会は塩川副理事長の司会で進行。冒頭、赤羽理事長は「組合員減少に歯止めがかからない。理事長拝命の頃は174店だったのが現在114店となり悲しい限り。公取委と折衝しポイントカードは値引き行為と議論してきたが、中小書店が廃業に追い込まれ組合員の苦境が続いているにもかかわらず、理解してもらえない現状に悩むところ。図書カード移行、取次が月末に売れないムックを大量送品してくること、個人情報保護法、万引き防止など、山積する諸問題の解決に努力したい」とあいさつした。
続いて議長に宮原副理事長を選出して議事に入り、すべての議案を原案通り承認可決。任期満了に伴う役員改選では赤羽理事長を再選した。
総会終了後、沓掛理事の司会で、来賓の出版社、輸送会社が出席して新企画発表を行った。懇親会は上山田温泉「ホテル晴山」に場所を移し、来賓、組合員を交えて盛大に行われた。
〔長野組合役員〕
▽理事長=赤羽好三(凌雲堂書店)▽副理事長=塩川明人(花屋書店)宮原洋一(宮原書店)犬飼隆(明金堂書店)森隆(玉屋)
(高嶋雄一広報委員)

訂正

本紙7月1日付6面掲載、「週刊ダイヤモンド」2005年版法人申告所得ランキングの表で、書店ランキング9位「精文館書店」(申告所得3億5百万円、伸び率115・2%)の記載が抜けていました。お詫びして訂正します。

25カ国・650社が出展/東京国際ブックフェア

「第12回東京国際ブックフェア(TIBF)2005」が7月7日から10日までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。今回は書店、教育関係者が来場しやすいよう、会期をこれまでの4月から7月に移しての開催。過去最高の世界25ヵ国から650社が出展した。
初日のテープカットには同フェア名誉総裁の三笠宮仁親王殿下をはじめ、日書連・丸岡会長など各業界団体や各国代表が勢揃いした(写真)。
会期中、日書連、書協、取協など7団体は「活字文化推進コーナー」を設置し、「サン・ジョルディの日」「第4土曜日は、子どもの本の日」など全国の様々な読書推進の取り組みについてパネル展示等で紹介した。また、日書連は7日午後2時から会場内商談室で「情報化推進・デジタルコンテンツ研修会」(全国情報化推進委員長会議)を開催し、日書連マークの現状などについて学んだ。

盛況だった講演会/兵庫組合

兵庫県書店商業組合は6月14日、ラスカル神戸で定例理事会を開催。冒頭、三上理事長は東京、大阪だけでなく他府県でも理事長交替が多くあったこと、書店くじ、ポイントカード、個人情報保護法、ISBNコード13桁化など、日書連報告を交えてあいさつした。
5月21日に神戸私学会館で行われた文化講演会については、300席がほぼ満席の盛会となり、サイン会のために用意された20点各5冊の書籍も柳田邦男先生の時間を延長した丁寧なサイン会のお陰でほぼ完売になったと報告があった。
各支部報告では、大規模出店や組合員の廃業が続いていると報告された。第3支部からは6月21日に第4回「話してナンボ」を開催したと報告があった。版元担当者とより親密になるための集まりで、今回の招待版元は京阪神エルマガジン社。また、5月22日の第2支部役員会で、これまで独立していた伊丹地区の同支部への復帰がまとまり、支部会員に文書で通達した。6月までに異議申し立てがなければ、7月理事会で承認の運びとなると報告された。(中島良太広報委員)

首都圏と同一の週刊誌発売日に/新潟組合総会

新潟県書店商業組合(西村俊男理事長)の第21回通常総会が6月27日午後3時半より新潟市カルチャーセンターで行なわれ、組合員64名(委任状含む)が出席した。
総会は西村理事長を議長に議案審議。齋藤幸成専務理事より平成16年度事業報告、収支決算報告が行なわれた。17年度事業計画では①首都圏より遅れている週刊誌類の発売日を首都圏と同じになるよう運動する、②読書推進運動を日書連と連携を密にして進める、③日書連共済会の加入促進を行う――とし、収支予算案とともに原案通り承認した。
任期満了に伴う役員改選では理事19名、監事2名を承認し、西村理事長を再選した。総会終了後、永年勤続従業員14名を表彰。勤続35年の吉崎芳二郎さん(萬松堂)に西村理事長が賞状と記念品を贈った。午後5時半からは地元出版社、販売会社、運送会社を交えて懇親会を行った。
新潟組合役員
▽理事長=西村俊男(新潟市・文進堂書店)
▽副理事長=柿村徳成(上越市・柿村書店)、覚張良郎(長岡市・覚張書店)、柳本雄司(新潟市・考古堂書店)
▽専務理事=齋藤幸成(新潟市・北光社)
(熊田雅明広報委員)

人事

【トーハン常務に池田、山﨑両氏】
トーハンは6月29日付けで以下の役員人事と機構改革、人事異動を発表。池田禮、山﨑厚男両取締役が常務取締役に昇格した。
役員人事
(◎昇任、○新任)
常務取締役◎池田禮
同◎山﨑厚男
顧問○金田万寿人
新任執行役員
開発営業部長鈴木仁
特販第4部長本川幸史
東部営業部長藤原敏晴
商品開発部長酒井修
SCM推進部GM
森岡憲司
改革推進部長志村真嗣
注鈴木常夫上席執行役員は㈱金文図書出版販売新社の経営支援にあたる。
退任役員
取締役金田万寿人
執行役員吉浜茂
同清水美成
同池田政夫
顧問遠藤健一
〔機構改革〕
1、改革推進本部の書籍部、雑誌部、コミック部を営業本部に移管する。
2、トーハン桶川SCMセンターを新設する。
〔人事異動〕部長級
解休職、命CS営業部長(休職・他社出向)岩田浩任職員、命CS営業部GM兼首都圏CS営業部長(中部営業部長)清水美成命東北支店長兼東北メディア営業センター所長(CS営業部長兼首都圏CS営業部長)小野晴輝任職員、命流通管理部長兼西台雑誌営業所長件上尾センター長(同)吉浜茂
任職員、商品整理部長兼桶川計画推進室GM(同)池田政夫


【日販グループ各社】
◇お茶の水商事㈱
代表取締役社長○箕田良二専務取締役◎神野修二
取締役大野隆樹同加藤哲朗
監査役黒岩紘司
◇㈱エヌ・エー・シー
代表取締役社長阿部洋一郎取締役阿部忠彦
同吉岡豊
同橋昌利同○渡辺雅雄
監査役黒岩紘司
◇日販運輸㈱
代表取締役社長菅徹夫代表取締役常務小泉尚昭
取締役黒田宗良
同柴田克己
同髙見吉弘
同安西浩和
同○池田隆
監査役笠井三千男
◇日販メディア㈱
代表取締役社長◎加藤哲朗取締役浅野和夫
同阿部洋一郎
同○鈴木暁
監査役黒岩紘司
◇日販製函㈱
代表取締役社長菅徹夫
常務取締役◎緒方信義
常務取締役齋須昭
取締役柴田克己
監査役笠井三千男
◇㈱出版パッケージ
代表取締役社長大越隆司
取締役柴田克己
同安西浩和
同飯田哲夫
同高田誠
監査役笠井三千男
◇㈱みずうみ書房
代表取締役社長安西崇
常務取締役九里保
取締役安藤修三
同橋昌利
監査役黒岩紘司
◇㈱日販図書館サービス
代表取締役会長菅徹夫
代表取締役社長川名雄作
専務取締役種橋康昭
常務取締役深野真一
取締役小林利夫同瀧澤儀意
同○大野隆樹監査役黒岩紘司
◇日販アイ・ピー・エス代表取締役社長入田規弘
常務取締役○新田修平取締役岩田孝弘
同林田和之
同○井上順一同加藤哲朗
監査役黒岩紘司
◇日販コンピュータテクノロジイ㈱
代表取締役社長川名雄作
取締役幸田謙三
同佐賀治夫
同柴田克己
同井上顯一
同○佐々木敏夫監査役笠井三千男
◇㈱マクス
代表取締役社長鎌谷照夫
取締役北邑敏夫
同○高橋滋世
同○石田耕二
監査役黒岩紘司
◇日本メディアリンク㈱
代表取締役社長石田耕二
専務取締役◎内田誠
取締役永木久雄
同笠原和彦
同阿部洋一郎
同加藤哲朗
監査役笠井三千男
同谷田昌広
◇㈱ほるぷ出版
代表取締役社長◎安西崇専務取締役図師尚幸
専務取締役◎左田野渉
常務取締役九里保取締役橋昌利
同井上顯一
監査役黒岩紘司
◇出版共同流通㈱
代表取締役社長菅徹夫
専務取締役髙見吉弘取締役亀川正猷
同國弘晴睦
同柴田克己
同○三好勇治同○中山剛監査役森内日出美

フルートの伴奏でお話し/秋田と横手で第4土曜のイベント

5月、6月、7月と「第4土曜日は子どもの本の日」の読み聞かせを行っている秋田県書店商業組合は、7月2日、3日の両日、秋田市と横手市の2カ所で絵本作家とよだかずひこ氏を招いて「読み聞かせ&サイン会」のイベントを催した。
3日に横手市・かまくら館で行われたイベントは、とよだ氏の小学校の同級生というフルート奏者、若松久仁光氏がジョイントしてフルート演奏つきの読み聞かせ。
幼児、小学校低学年の子どもとお母さん60名ほどを前に、とよだ氏は『ゴロゴロゴロン』『でんしゃがくるよ』の大型紙芝居から読み聞かせを始め、『バルボンさんのおさんぽ』『どんどこモモンちゃん』はスクリーンに映写して、おはなしの展開に合わせて若松さんがフルートを演奏した。会場からは、おはなしが終わるごとに暖かい拍手が送られた。
おはなし会のあと、とよだ氏が一人ずつ時間をかけて楽しいイラストつきのサインを行い、読者との記念撮影にも応じていた。
イベントのおぜん立てをした和泉徹郎秋田組合副理事長(金喜書店)は、「県南でチラシ5千枚を配布し、新聞社にもPRをお願いした。読み聞かせのイベントをやることで若いお母さんが店に来るようになり、地区の読み聞かせグループ、読書グループと交流ができたこともよかった」と、手応えを感じた様子。
県内の読み聞かせ実施店は加賀谷書店、ひらのや書店、榊田分店、島田書店、ブックス太郎と花子、又久書店、金喜書店の7店。金喜書店では、6年前から独自に第1・第3日曜の読み聞かせを続けており、通算で150回。「吹雪の日にこどもが1人しか来なかったこともある」と笑って話してくれた。

本の学校「夏」講座8月に開講

米子市「本の学校」では第11回となる「書店人教育講座・夏講座」を、8月3日から3日間開講する。
6月に書店人基本分野研修「春講座」を終了。「夏講座」は経営の中核となる幹部書店人の研修。書店・出版評論の永江朗氏、出版社、書店現場の10人の講師を招聘し、10講座を用意している。講座は以下。
「書店経営を支援する小集団リーダーの育成」(信山社・柴田信)/「書店現場のインターネット活用」(トーハン・井上憲昭)/「読者を広げる書店販促」(青田コーポレーション・青田恵一)/「中小書店生き残りの鍵―いま改めて棚の重要性を」(往来堂・笈入建志)/「小さい村に本屋がある理由」(イハラ・ハートショップ・井原万見子)/「読者はこんな書店がほしい」(フリーライター・永江朗)/「選ばれる書店とは」(オリオン書房・高田鉄)/「パネルトーク」(司会・永江朗)/「デジタルコンテンツを活用した新しい読書スタイル」(リーディングスタイル社・落合早苗)/「文芸の新しい潮流」(新潮社・鈴木藤男)
受講料は1万5千円。問
い合わせ・申込みは、本の学校郁文塾。〒683―0801米子市新開2―3―10電話0859(31)5001番。

催し

◇日販書店社員セミナー
全国9会場で「パート・アルバイトの戦力化」をテーマに開催。講師は㈱日本コンサルタントグループ・副部長代理コンサルタントの今泉真木子氏。
主な内容は、①戦力化のポイント=キャリアプランの作り方・仕事の内容と達成基準・キャリアランク設計②初期教育の強化=初期教育の内容・教育プラン設計・入社から4日間の教育プラン③初期教育の演習=初期教育シーンのロールプレイング。受講料は昼食代込みで日本出版共済会加盟店6千円、未加盟店1万1千円。申込みは日販各支店または経営相談室へ。
〈開催日程・会場〉
▽9月13日=岡山・ピュアリティまきび▽14日=広島・RCC文化センター▽16日=仙台・日販東北支店4階会議室▽20日=福岡・セントラルホテルフクオカ▽21日=大阪・日販堂島ビル2階会議室▽28日=東京・日販本社5階会議室▽29日=東京・日販本社5階会議室▽10月20日=静岡・静岡商工会議所会館301号会議室▽21日=名古屋・日販名古屋支店3階会議室

定期獲得1名で5百円/『家庭画報』などキャンペーン/世界文化社

来年2月に創立60周年を迎える世界文化社は、①『家庭画報』定期獲得チャレンジキャンペーン、②『MISS』『MENSEX』『Begin』3誌増誌チャレンジキャンペーンを展開する。
家庭画報キャンペーンは9月1日発売の10月号から3カ月以上の新規定期を獲得すると1名につき5百円の報奨金を支払う。新規定期申込みの読者にも「家庭画報特製ダイヤリー」をプレゼントするほか、6カ月以上の申込者には「家庭画報」が収納できる特製切抜きファイルを進呈する。応募方法は新規定期読者名簿に必要事項記入の上、同社販売本部あて直接FAXで。締切り7月31日。
このほか、参加店の中から定期獲得数上位30位までと、5部以上新規定期を獲得した書店で10月号実売数の上位30店を表彰。1位は5万円相当の旅行券。
一方、3誌合同増誌キャンペーンは『MISS』10月号、11月号、『MENSEX』10月号、11月号、『Begin』11月号、12月号の各号を対象に、基準号配本数によって増誌数を設定。実売率75%以上を達成した場合は実売数に対して1部50円の報奨金を支払う。
3誌のうち1誌だけでも参加可能で、基準号増誌数は基準号配本数1~9部=増誌2部、10~19部=3部、20~29部=5部、30~39部=7部、40~49部=9部、50~59部=11部、60部以上は基準号の15%となっている。申込みは7月27日までに同社販売本部へFAXで。
7月1日に行われた説明会で同社大塚専務は「『家庭画報』は小社の看板雑誌で、再来年に創刊50周年を迎える。来年は小社60周年で2つの大きな節目。読者層は50代のシニア層で、活動的で金と時間のある大きなマーケット。一言添えて、お客様の背中を押せば3カ月定期はとりやすい。1万部の新規獲得が目標」と、協力を求めた。

第35回赤い鳥文学賞に李錦玉氏

赤い鳥の会が主催する、赤い鳥文学賞、新美南吉児童文学賞、赤い鳥さし絵賞の贈呈式が7月1日午後1時から、池袋のサンシャイン60で行われた。
今回受賞したのは、第35回赤い鳥文学賞に李錦玉氏『いちど消えたものは』(てらいんく刊)、第23回新美南吉児童文学賞にやえがしなおこ氏『雪の林』(ポプラ社刊)、第19回赤い鳥さし絵賞に卯月みゆき氏『祈祷師の娘』(福音館書店刊)。
贈呈式で、選考経過について高橋健氏は「今回は候補作に優れた短編集がそろった。李さんの詩集は素直な視点で心の動きが語られており、家族思いのやさしい目に共感を覚えた。やえがしさんは同人誌『びわの実ノート』から生まれた新人作家。『雪の林』は宮沢賢治の世界を受け継ぎつつある作品で、これからも自然との深い対峙をお願いしたい」と述べ、あまんきみこ氏は「シンプルな空間を演出する斬新な絵を描いた卯月さんを評価し、受賞となった」と報告した。

日書連のうごき

6月1日第23回出版ゾーニング委員会に丸岡会長と大川専務理事出席。
6月3日電子書籍コンソーシアム第6回書店サービス部会に井門副会長出席。
6月6日北海道組合総会に丸岡会長出席。
6月7日大阪屋友の会に面屋副会長出席。第15回東京組合青年部通常総会に丸岡会長、大川専務理事出席。
6月9日TIBF実行委員会に大川専務理事出席。
6月10日出版物公取協規約改正問題打合せ。井門会長ほか。
6月13日文字・活字文化振興法案問題で、大川専務理事、下向理事、岡嶋委員が、石井郁子、肥田美代子両代議士を訪問。
6月14日公取山木取引部長と菅久取引課長を出版物公取協として、井門会長、影山専務理事、大川事務局長が訪問。日書連正副会長ブロック長会議にて各種委員会編成を検討。
6月15日日書連情報化推進委員会。全国公正取引協議会連合会総会に影山専務理事出席。太宰治賞贈呈式に丸岡会長出席。全国商工団体連合会との懇談会に大川専務理事、下向理事が出席。
6月16日絵本ワールドの展開について事務局打合せに大川専務理事出席。
6月17日第1回出版平和堂委員会に大川専務理事出席。
6月21日出版サロン会に丸岡会長、大川専務理事出席。
6月22日日書連各種委員会(指導教育、増売、読書推進、共済会、組織強化、流通改善、消費税問題、再販研究、公取協、広報)。児童図書増売新刊セール三者会談。
6月23日日書連定例理事会。出版物公取協理事会。日書連共済会理事会。
6月24日日本出版クラブ運営委員会に丸岡会長出席。日本図書普及㈱の株主総会に丸岡会長ほか役員出席。出版倉庫流通協議会6月定例会に大川専務理事出席。
6月27日「子どもの読書推進会議」平成17年度総会に大川専務理事出席。
6月28日「まちづくり三法」研究会に大川専務理事と下向理事出席。

心の痛み癒す『悲しい本』が好評

最愛の息子を失った男の独白をつづった異色の絵本『悲しい本』(あかね書房・定価1470円)が話題を呼んでいる。
著者のマイケル・ローゼンはイギリスの詩人。同書では離別の悲しみ、やり切れない思い、絶望、息子との楽しい日々の思い出などが語られる。揺れ動く心の遍歴をとらえた谷川俊太郎氏の訳文が、静かに胸に迫る。イギリスを代表する児童文学作家、クェンティン・ブレイクのユーモアをにじませた絵が男の悲しみを際立たせている。
昨年12月に発行して以来、現在7刷5万部を突破。6月11日にはNHK「おはよう日本」で、この本に出会った読者が大切な人を失った悲しみを見つめ直し、心の慰めを得る姿が紹介され大きな反響を呼んだ。編集を担当した重政ゆかりさんは「自分だけがもつ悲しみとじっと向き合える本。書店でタイトルと絵に惹かれて手に取り、買われた方が多いようだ」と話す。読者は30代以上から中高年層の女性が多いが、徐々に男性にも広がりを見せているという。あかね書房では全国紙での広告を企画しており、今後さらに注目を集めそうだ。

本屋のうちそと

家族ぐるみでお買い物に来るお客様がいる。ご主人はスポーツマンタイプ、一人息子とともに奥さんが元気そのもの、買い物に来ると「こんにちは」と挨拶して入ってくる。引っ越してまもなく、ご主人はスポーツで足を骨折。子どもは小学校に入ったとたんに鉄棒から落ちて腕を骨折、二人が包帯を巻いた状態で来ていたが、今はもう元気になった。家族で明るく楽しくやってくる人も珍しい。
若い子などは、口を利かずに買っていくのがスマートだと考えているのか口を利かない。「ください」でもなければ、探し物を聞くわけでもない。ヌーと入ってきて、店の中をうろうろ探して帰っていく。「何をお探しですか」と聞いても無言または「別に!」「大きい本屋に行かないとないか!」と捨て台詞。
母親とやってくる子どもも、親がまわりのことを気にかけないのか、子どもに何の注意もしない。母親は自分が見ている雑誌に熱中している。子どもはくたびれてその辺の本の台に座る。「商品の上に座らないでください」と言えば商品をどけて座らせる。「そこ座る台ではないですよ」と言えば、子どもが疲れたのだからしょうがないでしょうと開き直られる。「子どもさんが見た本を片付けてください」ともうこの時点でお母さんはプッツン、「こんな本屋に来るか!」とえらい剣幕。自分が雑誌を探したいから子どもは本屋さんで遊ばせている状態です。
昔からの常識と非常識は現在では通用しないのかな、それとも常識はずれが多くなってきたのかな。お客様は温かくお迎えしないといけないのだろうが。(とんぼ)
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