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全国書店新聞
平成17年9月21日号
82出版社共同で第5回謝恩価格本フェア

出版社共同企画として「期間限定謝恩価格本フェアが」10月12日から12月12日までインターネットのサイト「バーゲンブックjp」で展開される。今回の出品は82社から1205点。初回、追加あわせて5万6千冊を用意。販売価格は50%オフ。送品はブックサービスが担当し、送料・手数料はカード決済300円、代引500円。

地区書店の声集約/各地で移動理事会開催へ/千葉総代会

千葉県書店商業組合は9月14日午後2時から千葉市中央区蘇我の千葉書店会館で第22期総代会を開催した。
安達倭木氏(まき書房)の司会で始まった総会は、鈴木喜重理事長が「今期は県内を8ブロックにして常任委員会でブロックの声を集約した。次期は各ブロックを執行部が回って書店の声を組合活動に反映していきたい。県立図書館の購入予算削減で受注減が予想される。新規出店者が組合加入しない問題は、1店ずつ働きかける。日書連で書店経営実態アンケートを行うことになっており、問題点を把握して改善につなげていく」と、県組合の当面の課題を述べた。
飯合幸夫副理事長を議長に議案審議を行い、村田正喜副理事長が平成16年度事業活動、17年度事業計画を報告提案。①県内8ブロック選出の常任委員会が発足した、②今期は移動理事会で組合員の声を活動に反映していく、③『電源開発物語』(水野清著、時評社)、『前立腺肥大症・前立腺がんQ&A』(和泉書房)、『僕おじいちゃん大好き』(千葉日報社)などを推薦図書として正味安で斡旋する、④レジ周りに最適のベストセラーを開発、提案していく――などの説明を行った。また、情報化委員会からは開発中の千葉組合ホームページの概要が報告された。
決算・予算案は長谷部泰三副理事長が提案説明。県立図書館の売上げが減少、賦課金収入も組合員の減少が響き緊縮財政を組んでいると報告。事業報告、事業計画、決算、予算案をいずれも原案通り承認した。
来賓の日書連丸岡会長はあいさつで書店景品規約の改正問題に触れ「今年6月で現行規約の期限が切れ公取委から一般ルール並みに改訂するよう求められている。現在、影山私案について各県支部の意見を集約中で、これをもとに日書連案をまとめ、公取委と折衝する。千葉組合の意見もまとめてほしい」と述べた。

10月16日は孫の日/祖父母から絵本プレゼント

愛知県書店商業組合は10月16日(第3日曜日)の「孫の日」におじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんに本を贈り、本の好きな豊かな心を持つこどもに育てようと、おすすめ絵本プレゼント、「孫の日」ふれあい川柳募集、孫の日イベントなど多彩な企画で読書推進運動を展開している。
「孫の日」読書推進運動は、愛知組合高須博久理事長の提案で、昨年から展開されている。核家族化が進む生活環境の中で、祖父母が孫と触れ合う機会が減っていることから、「孫の日」に絵本をもって会いにいき、ゆっくり読んであげればお孫さんも大喜び。贈られた絵本をきっかけに本に親しむ習慣が身に付いて豊かな心のこどもに育つという趣旨。今年7月に施行された「文字・活字文化振興法」でも、文字・活字文化に関わる民間団体の役割が示されており、書店組合のすすめる読書推進運動として注目を集めている。
愛知組合では「孫の日」のおすすめ絵本として、0歳から、3・4歳から、5・6歳からと年齢別に選んだ12点をリストアップ。これらの本を中心に組合書店で販売するほか、「よみきかせ絵本ガイド116」(ポプラ社)の進呈、購入者には特製メッセージカードを用意している。
また、遠くに離れていてお孫さんと会う機会のないおじいちゃん、おばあちゃんのために、先着100名に愛知組合が本人のメッセージを添えて「おすすめ絵本」を送るプレゼント企画も実施。書店店頭の応募用紙からも受け付ける。
このほか、お孫さんとのふれあいをテーマに川柳を募集。応募作品は10月16日の「孫の日」に名古屋テレビ塔3階に展示するのをはじめ、同会場では図書ボランティアによる紙芝居、パネルシアター、バルーンアートや、おじいちゃん、おばあちゃんのための絵本読み聞かせ講座、絵本作家・しらたにゆきこさんのミニトークを行う。入場無料。

おすすめ絵本
〔0歳から〕
『からすのパンやさん』(偕成社)『しろくまちゃんのほっとけーき』(こぐま社)『いないいないばあ』(童心社)『もこもこもこ』(文研出版)
〔3・4歳から〕
『おばけのてんぷら』(ポプラ社)『ねえ、どれがいい?』(評論社)『三びきのやぎのがらがらどん』(福音館書店)『だいちゃんのちびねこ』(ポプラ社)
〔5・6歳から〕
『モチモチの木』(岩崎書店)『ぼくたちのコンニャク先生』(小学館)『かわいそうなぞう』(金の星社)『オコジョの住む谷』(あかね書房)

共済会給付

(17・7・21~17・8・20)
▼病気傷害北海道上川郡風連町仲町92丸市高橋商店高橋吉吾殿3口
岩手県東磐井郡東山町長坂字町124和光堂渡辺和敏殿7口
京都市東山区今熊野椥ノ森町11大新堂書店大井三郎殿2口
奈良市東向南町21バンリ書店川岸繁男殿2口
▼死亡弔慰京都市東山区東大路渋谷上ル森地書店森地米治殿10口

秋のレクリエーションで名古屋へ/三重組合

三重県書店商業組合は9月4日、組合員の親睦をはかるため秋のレクリエーションを実施。初秋の名古屋城と中部国際空港「セントレア」を訪れた。
まず、「名古屋は城でもつ」と言われ、6月19日まで万博会場に展示されていた金鯱も元に戻された名古屋城を見学。昼食はウェスティン・ナゴヤキャッスルのランチバイキング。続いて2月17日に開港し、中部地方で初めての24時間対応の国際空港として大きな期待を集めている中部国際空港「セントレア」を見学。
帰路は高速船「カトレア号」に40分乗って、津市・なぎさ町港へ。台風14号の前日とはいえ、天候に恵まれ優雅な船旅を味わい、楽しい1日を過ごすことができた。(藤田忠男広報委員)

初年度5万部目指す/11月に『類語新辞典』刊行/三省堂

三省堂は秋の二大企画として検索性、実用性、見やすさに優れた『三省堂類語新辞典』、現代俳句界の総力を結集した『現代俳句大事典』を11月に刊行する。
『三省堂類語新辞典』は実生活や教育現場、短歌・俳句の実作などで必要な5万項目を3大分類・18ジャンルに体系的に収録。探したい言葉の掲載ページが直接わかる50音順索引が付く。また、類語辞典では初の本文2色刷、400点余のイラストを収録し、見やすさにも配慮している。中村明早大教授(主幹)、芳賀綏東工大名誉教授、森田良行早大名誉教授編。A5判、予1696頁+カラー7頁、定価7140円。初年度販売目標は5万部。
『現代俳句大事典』は俳句3大協会が結社を超えて初めて一堂に会した、調べる、読む、詠む、鑑賞するための俳句事典。掲載句4000句、人物1000人、事項500項目収録。このうち代表句1000句には鑑賞と合わせて季語・季節を明示している。稲畑汀子、大岡信、鷹羽狩行監修。A5判、約800頁、定価7140円。初年度販売目標は4万部。
9月8日に東京・水道橋の東京ドームホテルで開かれた企画発表会で、五味敏雄社長は「類語辞典は講談社が3年前にヒットさせた実績がある。今度は三省堂が出すということで各書店の反応もいい。『現代俳句大事典』はターゲットもはっきりしており売りやすいと思う。電子辞書、ネット辞書の影響で紙の辞書の売上げは落ちているが、辞書を引くニーズは高まっている。1つのコンテンツをマルチに展開するなど努力したい」とあいさつした。
北口克彦販売部長は「辞書の中で類語、俳句、ことわざなど『特殊日本語』の分野は対前年比149・6%と拡大している。角川、講談社、大修館3社の類語辞典3点で計40万部の市場があり、俳句人口は150万人と短歌人口の3倍。類語辞典と俳句事典を並列して販売すれば相乗効果が期待できる」と述べた。
このあと、書店を代表して久美堂外商センターの太田幸紀営業部長が「秋の企画の中では一番売りやすい商品」と話し、『類語新辞典』の編者・中村明氏が同辞典の特色、魅力をテーマに講演した。

景品規約改訂問題を討議/北区に3百坪でジュンク堂/大阪

大阪府書店商業組合は9月10日に定例理事会を開いた。会議に先立ち、東京ニュース通信社から「TVガイド」年末・年始号の拡販について依頼があった。また、事業委員長の辰野氏が廃業したので委員長の後任として猿田氏を推薦し、理事会の承認を得た。このあと議事に入り、面屋理事長から7月理事会以後の組合活動について説明があった。各種委員会報告は以下の通り。
〔読書推進委員会〕
10月29日の「帯コン」表彰式に向けて応募作品の選考中で、今のところ受賞作は30点ほど選出される予定。各市長賞の授与については細目を確認中。発表展示会には3百~5百点を展示の予定。次年度「帯コン」課題図書選定については、9月30日にSLAの先生と相談する。
〔経営活性化委員会〕
クロネコヤマトブックサービスは、掛け率の高いことを除いては書店にとって損になるところは見当たらないので推奨したい。一部理事から、品切れ商品の連絡が遅い時があるから、連絡を早くしてもらうよう注文をつけるべきという意見があった。
〔再販・公取協〕
出版物小売業公正取引協議会の提示した「影山私案」について、小売公取協大阪支部の意見を「現行規約通りの運用、もしくは影山私案4項目のうち第3項のみ賛成」と集約した。
〔出店問題・組織強化委員会〕
大阪市北区のヒルトンプラザイースト5階にジュンク堂が3百坪で11月に出店する。説明会を後日開催する。枚方市のツタヤ枚方店の説明会での話と実際の営業にくい違いがある、正しく説明すべきであると指摘があった。レディースランチの会は来年2月頃実施の方向で検討中。
(中島俊彦広報委員)

『リアルシンプル』日本版/新しいライフスタイル誌/日経BP10月創刊

日経BP社はライフスタイル誌「リアルシンプル・ジャパン」を10月20日に創刊する。同誌は米国タイム社が発行する「REALSIMPLE」(2000年創刊、180万部)の日本版。仕事や家事で忙しい中にあっても豊かで質感のある暮らしを求める35歳~45歳の女性がメインターゲット。毎月20日発行、A4変型判、約160頁、定価480円。
9月14日に東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で開かれた新企画発表会の席上、日経BP出版センターの岡部力也社長は「書店、取次の皆様と取引を始めてから12年目を迎え、新たな展開として現代女性のためのライフソリューション誌を発行することにした」とあいさつした。
日経BP社の大輝精一社長は「多忙の中にあって豊かな生活をしようと思っている現代女性のニーズに応えるため、実用的でわかりやすい雑誌を作る。日経BP社は経済と技術の雑誌を出すことで生活を豊かにすることに貢献してきたが、今回の『リアルシンプル』創刊で、ついに生活者に直接向き合う時がやって来たと感じている」と話した。
石川栄子編集長は同誌の特徴について①美しい文章とわかりやすい文章、すっきりしたレイアウトの誌面②賢い時間節約法や無駄の省き方を提案③編集部が使い手の立場で商品をテストし、質の高い情報を厳選して提案④誰でも簡単にできる生活のアイデアを提案――と説明。「ライフスタイル誌というコンセプトは米国版と同じだが、コンテンツは日本女性向けのオリジナルな編集内容。多忙な現代女性が抱える問題への回答集として、多くの読者に支持されると思う」と自信を示した。
日経BP社の佐藤俊直執行役員は宣伝販促計画説明の中で「まもなく創刊!手書きPOPコンクール」の開催を発表。入賞作品にはダイソンの掃除機、ル・クルーゼの鍋など、同誌のコンセプトにぴったりの賞品が贈呈される。
続いて、来賓の有隣堂・松信裕社長は「複雑にデコレートされた生活用品に国民は皆うんざりしている。シンプルさを求める時代の流れの中で、今回の創刊は的を射ている」、トーハン・小林辰三郎社長は「本家の米国版を超える雑誌に成長してほしい」とエールを送った。

組織強化、読書推進など広範に討議/北海道理事会

北海道書店商業組合は9月6日、同事務所で定例理事会を開催し、秋に向けての活動方針を決めた。
今月事務所が移転するため現事務所最後の会議は志賀理事長含め10名が参加。新しい事務所移転の報告にはじまり、組織強化の取組みについての検討、第2回中学生フェア終了報告と今後の活動、今秋書店くじ申し込み報告と今後の参加書店促進、共同受注事業の新規提案、「全国書店新聞」についてのアンケート調査実施、その他について真剣に討議された。
来月から新しい事務所での新生書店組合の出発を約して散会した。
(松山雄洋広報委員)

書店ルート3.7%のプラス/8年ぶりに伸長、構成比も増加/ルート別出版販売額

2004年のルート別出版販売額は、書店ルートが1兆5481億円、前年比3・7%増で8年ぶりにプラスとなった。構成比は65・9%で前年より1・5ポイント増。一方、CVSルート(取次経由)は0・7%減の4910億円と2年続けて前年を下回ったことが、㈱ニッテン調べ「2004年出版物販売額の実態とその分析」(日販『書店経営ゼミナール会報』特集号)で明らかになった。

〔CVSルートは0・7%減少/ルート別販売額〕
2004年度の出版物販売額2兆3481億円をルート別に整理したのが表1。このうち書店ルートは1兆5481億円で前年比3・7%増と、前年の伸び率6・0%減を9・7ポイントも上回り、8年ぶりのプラス伸長となった。構成比も前年より1・5ポイント増えて65・9%だった。
CVSルート(取次経由)は4910億円で前年比0・7%減。前年の1・9%減を1・2ポイント上回ったものの、2年連続のマイナスとなった。構成比は0・4ポイント減って20・9%になった。また、二次卸などを経由する販売額は234億円で、この結果CVSルートの総額は5150億円となり、前年比0・5%減少した。
この他のルートを見ると、構成比で7・6%を占める卸売ルートが7・7%減。生協ルートはほぼ横ばいで、鉄道弘済会ルート7・3%減、スタンド販売ルート3・3%減、輸出ルート6・8%減、その他45・8%減となっている。鉄道弘済会ルートと、スタンド販売ルートのマイナスは11年連続になった。

〔セブンイレブン1879億円/CVS売上額〕
店舗数100店以上の大手CVS28社を年間総売上額順に並べたのが表2。CVS全体の店舗数は4万3863店で、前年より1094店増加した。大手3社で見ると、セブンイレブンは523店増の1万826店、ローソンは256店増の8077店、ファミリーマートは224店増の5994店。また、店舗数100店以上の28社の店舗数は合計4万2299店で、CVSチェーン61社全体の96・4%を占めた。
書籍・雑誌売上額はCVS総合計5150億円で前年比0・5%減。大手3社はセブンイレブン1879億円(4・2%増)、ローソン824億円(5・7%減)、ファミリーマート509億円(11・1%減)。年間総売上額が1千億円以上の11社合計では4579億円で、CVS総合計の88・9%、出版物総販売額の19・5%を占めた。大手28社の合計は5007億円で、これはCVS総合計の97・2%、出版物総販売額の21・3%にあたる。
年間総売上額に占める書籍・雑誌扱い比率は、CVS全体平均で6・7%。年間総売上額1千億円以上の上位11社平均では6・8%だった。11社中で最も扱い比率が高いのは、スリーエフの9・8%。次いでミニストップの8・8%、ポプラ8・0%となっている。また、1店当たり書籍・雑誌年間売上額は、上位11社平均で1226万円となった。トップはセブンイレブンの1736万円で、以下スリーエフ1709万円、ミニストップ1422万円。

〔売上額トップ5社で22%占める/出版社売上額〕
出版社4260社の年間売上額と占有率の関係をまとめたのが表3。売上額上位5社の合計額は、前年比0・2%減の6488億円。6~50位は0・5%増の8617億円、51~100位は2・4%増の3281億円だった。1001位から2千位、2001位から3千位までのクラスは2ケタ減と落ち込んでいる。
売上額を占有率で見ると、上位5社で22・3%と全体の5分の1強。6~50位は29・6%を占めており、合算すると上位50社で出版社全売上額の51・7%と過半数を占有している。以下、占有率は上位100社で62・9%、同200社で74・6%だった。

小学館雑誌新企画/12月に『チュチュ』

小学館は9月9日午後、如水会館で販売会社に向けて2005年下期雑誌企画説明会を実施した。
説明会の冒頭、大住常務は小学館の最近の業績を中心に次のように述べた。「8月締めの上期は全体で2%マイナス。書籍はマルチメディアを含め3%増、コミックは前年並み、雑誌が6%マイナスだった。学年誌は110%、『キャンキャン』123%、一般向け雑誌も108%と伸びている。下期は低迷を続ける週刊誌とコミックを元気づけるよう全社あげて取り組む。緊急課題はフリーペーパーやネットの無料コンテンツに対して、いかに圧倒的なコンテンツを出せるか。読者に足を運んでもらえる魅力的な店ができるかだ」と、今後の課題を指摘した。下期の主要雑誌企画は以下の説明があった。
『決定版カムイ伝全集』
画業50年記念出版。第1部15巻、第2部12巻、外伝11巻の計38巻。9月末刊行開始。以降毎月2点刊行。定価1260円。全巻予約限定3千名にオリジナルぐい呑み3点セット、第1部のみ予約者は白土三平描き下ろしイラスト入りTシャツプレゼント。
『週刊日本庭園をゆく』
日本庭園の魅力を訪ねて参観できる名園を200以上紹介する30巻。10月4日創刊、毎週火曜発売。創刊第1号「桂離宮」第2号「金閣寺・龍安寺」2冊同時発売。創刊記念特別定価各250円。全巻予約一時払い特別定価1万5千円。
『わしずむ』
小林よしのり責任編集の16号は特集「日本統治論」。ゴー宣EX「親米強化書の正体」ほか。10月5日発売。B5判196頁、定価千円。
『ちゅちゅ』
『ちゃお』を卒業する小学校高学年から中学生を対象に創刊。12月14日発売、予価4百円。予約獲得キャンペーンとして専用申込書で予約した読者全員に漫画家からイラスト入り年賀状がもれなく届く。予約申込みハガキには書店番線印が必要で、書店控えが予約台帳になる。

売上げ5百億めざす/増売コンクール73店が入賞/太洋会

一昨年、各地太洋会を統合して全国組織になった太洋会の第2回総会が9月8日、文京区のフォーシーズンズホテル椿山荘東京で開かれ、会員書店106名、出版社208名など348名が出席した。
総会であいさつした太田会長(大田区・フジブックス)は「太洋会は売る集団として大いに販売促進していきたい。引き続き次回増売商品も用意している。太洋社は先代社長が創業して2代目に引き継いだ。書店との信頼関係が厚く、和気藹々の雰囲気もある。先日、NHKが居酒屋チェーンの激戦の様子を取り上げた。書店も特色を出して差別化していかなければならない。太洋社と会員が一体となって情報交換し、発展していきたい」と、太洋会の役割を強調した。
太洋社沢野常務は「2007年から始まるわが国の人口減少で産業構造は大きく変化する。コンビニは高齢者向けに御用聞き営業を始めた。雑誌の配達も始めるのではないか。太洋会トップセールス賞の成功事例を紹介した。売上げを上げる工夫を積み上げてほしい。太洋社の53期は在庫の充実を図り売上げ5百億をめざす」とあいさつした。
太田会長を議長に事業報告、会計報告を承認したあと、増売コンクール表彰式に移り、雑誌販売総合賞、書籍販売総合賞、定期雑誌増売賞など8部門で入賞書店73店を表彰した。支部対抗特別賞は四国支部が第1位となった。ポプラ社坂井宏先社長の講演に続き会員紹介と交流会が行われた。
午後6時からの懇親会では太洋社国弘社長が「出版業界は昨年8年ぶりのプラスになったが、今年上半期はマイナスに逆戻りし、緊張感をもって販売に取り組んでいる。太洋社は前期486億円で過去最高の売上げ。3期連続増収になったが、作業場の改編、戸田流通センターなどで減益になった。新しい発想と行動力、チームワークで課題を克服し、ビジネスチャンスをものにしていく。今後も密接なパートナーシップを」と取引書店、出版社に呼びかけた。

3期連続で増収/太洋社決算

太洋社は9月28日午前10時から文京区水道の本社で定時株主総会を開くが、これに先立ち第52期(平成16年7月1日~17年6月30日)決算概況を発表した。
第52期の売上高は雑誌250億6500万円(3・0%増)、書籍223億7900万円(5・6%増)、その他12億2300万円(6・4%減)で合計486億6700万円。前期比3・9%増加し、3年連続で売上増となった。
反面、書籍の占有比が45・2%から46・0%に増加し売上原価率が4・0%増加したこと、経費面で戸田流通センター立ち上げによる建物・設備の減価償却費、システム投資、返品量の増加などで販売費が1・7%増加したことから4600万円の営業損失。営業外損益でも売上割引が2割増加し1億2100万円の経常損失となった。当期未処理損失は4548万円。配当は1株30円。来期は5・9%増、515億円の売上げを目指す。
役員改選では松本弘取締役が退任。社外監査役1名
を増員する。

損益計算書(百万円)
売上高48、667
売上原価43、641
販売費及び一般管理費
5、072
営業損失46
営業外収益253
受取利息及び配当金62
雑収益190
営業外費用328
支払利息19
売上割引279
雑損失29
経常損失121
特別損失4
固定資産除却損4
税引前当期純損失126
法人税、住民税、事業税2
法人税等調整額△50
当期純損失78
前期繰越利益32
当期未処理損失45

本屋のうちそと

お客様から雑誌のバックナンバーの注文をいただきました。月2回刊の分冊百科なので号数を間違ってはいけないと思い、取次からの入荷データをダウンロードしているパソコンで必要な号数2号分を確認しました。そしてWeb上で雑誌のコード発注をしました。
お客様にはバックナンバーの場合、特にお時間をいただくことをご了解いただき、待つこと18日。意外に早く入荷したねと感激していたら2冊のうち1冊が号数違いで入荷しました。添付された短冊は間違った号数に変身していたのです。お客様にはお詫びをし、再注文することで了解をいただきましたが、注文過程のどこで間違いが生じたのか非常に不思議。
Webで注文したら普通は取次で電算短冊が作成されるはずなのに、出版社で作成された短冊が添付されていたのです。取次から出版社への注文がデータで送られるとしたら送る方か受ける方かの入力ミスとしか考えられませんが、それを追跡することは無理でしょう。
もう一つ不思議なこと。それは添付された短冊には本誌のどこにも印刷されていないISBNコードが印字されているのです。試しに謎のISBNコードで取次のWeb上での検索をしてみると検索不能なのに、出版社のWebサイトでは検索可能。でも出版社の方でのキーワードを入力しての検索はいくら挑戦してもヒットしませんでした。もしもISBNで検索できていれば、まず号数間違いなんてなかっただろうに…。
取次のWeb上で発注履歴を確認すると本来発注した商品はまだ集荷作業中のままになっています。永遠に入荷しない……。(あかり)
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