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平成18年4月21日号
景品規約変更で公聴会/消費者団体に意見の相違も/公取委

「出版物小売業公正競争規約」の変更案に関する公聴会が4月14日午後3時から東京・霞ヶ関の公正取引委員会で開かれた。公聴会では出版物小売業公正取引協議会の井門照雄会長、大川哲夫事務局長が変更案の概要を説明したのに続き、消費者団体、関連業界、学識経験者からなる6名の公述人が意見を述べ、主婦連合会を除いて変更案に賛成を表明した。
公聴会は公取委・柴田愛子委員の開会あいさつで始まり、同・菅久修一消費者取引課長が公正競争規約制度の概要について説明。続いて出版物小売公取協・井門会長が、公聴会に至るまでの経緯と景品規約変更に対する考え方(別掲)を述べ、大川事務局長が変更案の内容について①景品類を提供できる期間を「年2回90日以内」に変更する。②個店が行なうトレーディングスタンプ等のサービスは取引価格の2%。但し施行から1年間は1%とする。③平成21年までに見直しを行う――と説明した。
このあと公述人6氏が意見を述べ、主婦連合会を除いて賛成を表明した。消費者団体のうち日本消費者協会・市原由美子氏は「今回の変更で景品が消費者に提供される機会が増える」としたのに対し、主婦連合会・和田正江氏は「景品で顧客を誘引するのではなく、品揃えや注文対応などで競争すべき」と意見の食い違いを見せた。

【井門会長あいさつ】
今日ここに公聴会の開催に至りましたことに関して厚く御礼申し上げます。
出版物小売業公正競争規約は昭和56年9月の協議会設立以来、平成4年、平成11年、平成14年と3回にわたる変更を行なってまいりました。前回平成14年の変更後は、その施行日、平成14年7月1日より3年以内に見直しを行うということから、検討を重ねてまいりました。
しかしながら、私ども新刊書店が取り扱う出版物は、出版社により価格拘束された再販出版物が大部分を占めており、全国の書店のほとんどが締結している現行の再販価格維持契約にも割引に類する行為はしないと明記されています。景品付販売の緩和・変更は再販制度の維持の点で重大な影響を及ぼすと危惧する声も大きくございました。
また、私どもの公正競争規約は書店独自の景品規約であり、出版社の支援も得られず景品のコストを負担できない困窮の状況、すなわち原資のない書店が多いこと、また出版物はその特性から景品付販売になじみにくいとの考え方が強くあります。
しかし一方、カード等の普及により消費者へのサービスが多様化し、自分が認識するかしないかは別として、その渦中にあるのも事実であります。
そういう中、議論を重ねてきたわけでありますが、期限を10ヵ月延びた今日、ようやく公聴会を開くことができました。
私ども書店の使命は出版文化の向上と良書の普及であり、今後、書店での情報提供、並びに読者に喜ばれる品揃え、出版流通の改善を図りながら、迅速・確実に読者の要望に応えることが読者の利益になると考えています。
出版物小売業公正競争規約の運用にあたっては、規約の趣旨の周知徹底を図り、適切かつ公正な運用に努めていく所存であります。今後とも公正取引委員会のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

【公述人の発言要旨】
市原由美子氏(日本消費者協会主任相談員)年2回90日への緩和や実施期間の適用除外規定の新設は、景品を消費者に提供する機会が増えることになるので評価する。3年後の見直し規定の設定も、社会経済状況の変化を捉えたものとして妥当だと思う。
和田正江氏(主婦連合会参与)景品で顧客を誘引することには反対。書店には品揃えや注文対応、店員の商品知識など、景品よりも先に顧客の要望に応えてほしいことがある。変更案は小さい変更であり出版物の売行きを喚起する効果は期待できない。景品よりもポイントカードに取り組むことを望む。
大竹靖夫氏(日本書籍出版協会・日本雑誌協会)出版物は文化性や公共性という商品特性から独禁法の適用除外になっている。小売価格と同様、景品も過大な提供に走ることなく顧客に対して公平性を保つことが望ましい。実施期間の適用除外規定の新設も、1~2%の範囲であれば小売店の努力次第で導入も可能かと思う。
土屋博功氏(日本出版取次協会)今回の変更案は書店にとり厳しい選択と推測するが、社会情勢の変化から止むを得ないと考え賛同する。だが本は内容で勝負するもので、お買い得感で購買意欲が大きく変化するとは思えない。書店が担う本来の機能とは違うところで競争原理が強まり、書店の経営体力が消耗するようなことになれば、読者の利益が損なわれかねない。
藤井勝敏氏(全国広告関連労働組合協議会)出版物の特殊性、国民の知る権利と利便性、競争のあり方という3つの観点から考えて変更案に賛成する。書店における景品の大幅な緩和は市場の混乱を招き、結局は消費者利益に反する。小幅な緩和で様子を見るべきで、変更案は緩和の程度が妥当だと考える。
岸井大太郎氏(法政大学法学部教授)独禁法上、景品は消費者を惑わせる一線を超えた場合のみ規制される。出版小売業では景品告示の規準に上乗せされているが、書店だけが特殊だとは言い難いし、再販を理由に景品規制を正当化することはできない。消費者の本の価格に対する意識は変化しており、3年後の見直しでは上乗せの妥当性をテーマにしてほしい。

組合員数6683店に/組織規模、20年前の半分に縮小

今年4月1日現在の日書連加盟、各都道府県組合の書店数は、前年の4月1日より355店(5・0%)減少して6683店になったことが日書連組織強化委員会の調べで明らかになった。1年間の加入数合計は全国で55店、脱退は加入の8倍近くにおよぶ410店と高い水準が続いている。
この1年間で加入数が脱退数を上回ったのは和歌山のみで、前年比2店(2・8%)増。増減なしが北海道、島根、香川の3組合。残る43組合は組合員数を減らしている。
加入の内訳は26組合が1年間に新規加入なし。加入数が多かったのは北海道12店を筆頭に東京7店、福岡6店、香川5店、京都、和歌山各3店。一方、脱退については、脱退数ゼロの組合は島根のみ。脱退数の多かったのは東京46店を筆頭に福岡28店、愛知27店、神奈川25店、静岡23店。
加入と脱退を合わせた増減をみると、減少数が多い順に①東京(39店減)②神奈川(25店減)②愛知(同)④静岡(23店減)⑤福岡(22店減)⑥大阪(19店減)⑦埼玉(16店減)⑦兵庫(同)⑨京都(15店減)⑩宮城(13店減)と都市部が上位を占める。また、減少率の大きい順に並べると①鳥取(16・7%減)①高知(同)③徳島(11・8%減)④岩手(9・1%減)⑤沖縄(8・8%減)⑥静岡(8・6%減)⑦愛知(7・7%減)⑧青森(7・5%減)⑨大分(7・4%減)⑩山梨(7・1%減)と、こちらは都市部以外の地域が目立つ。
日書連傘下組合員数は昭和61年の1万2953店をピークに20年連続減少となり、組織規模はピーク時の約51%まで縮小した。組織強化委員会がこの1年間の脱退理由を調べたところ、「廃業・閉店」221店(53・8%)、「自由脱退」59店(14・3%)、不明130店(31・9%)で、多くの組合員が廃業による脱退を余儀なくされている状況が続いている。
既存店の廃業による脱退が増加している状況を憂慮
する同委員会は、全国書店の経営実態を抉り出す必要があるとの観点から、まず昨年12月に全国組合加入書店を対象に書店経営実態調査を実施。今後は「書店業界環境改善政策審議会」「環境改善検討ワーキング機関」が中心となって、調査結果に基づき取引条件改善等の施策を提案していく。

課題図書、朝日新聞に告知/本の帯・創作コンクール/大阪組合

大阪府書店商業組合は4月15日午後2時から組合会議室で定例理事会を開いた。今月は総代会議案として提案する会計報告、定款等改定案を慎重に審議した。また、3書店の脱退が報告された。主な審議内容は以下の通り。
〔定款等改定委員会〕
「中小企業団体の組織に関する法律」改正を受けて改定された日書連定款等を参考にして、大阪組合も定款改定案を5月に開かれる総代会で提案する。削除する条文、字句訂正される条文について逐条的に説明があり、承認された。
〔読書推進委員会〕
「本の帯・創作コンクール」(帯コン)のタイムスケジュールについて説明があり、課題図書が4月13日から15日の朝日新聞に掲載された。また、「読書ノート」の50冊読了者の氏名が同18日から4回に分けて朝日新聞に発表される。また、平成18年度の「読書ノート」参加募集の告知は同21日の朝日新聞に掲載。参加申込の締切は同28日。応募多数の場合は抽選となる。
〔雑誌発売日励行委員会〕
大阪地区雑誌発売日励行委員会が4月13日に開催された。1件の違反通知があり、調査継続中。
(中島俊彦広報委員)

こどもの読書週間POPとしおり作成/読進協

読書推進運動協議会(野間佐和子会長)は4月23日から5月12日まで3週間にわたり実施する「こどもの読書週間」のPOP(写真・上)としおり(同・下)を作成し、同協議会のホームページ(http://www.dokusyo.or.jp/)でPDFファイルの配布をスタートした。これまでのはがきサイズに加え、今回からA4サイズのデータを用意。カラープリンタで手軽にプリントして使うことができる

北から南から

◆青森県書店商業組合第19回通常総会
5月16日(火)午後3時から、青森市のアラスカ会館会議室で開催。午後2時から役員会、午後4時から懇親会。
◆東京都書店商業組合第30回通常総代会
5月18日(木)午後2時から台東区の池之端文化センターで開催。
◆愛知県書店商業組合第23回通常総会
5月18日(木)午後3時から、名古屋市千種区の愛知厚生年金会館で開催。午後5時より懇親会。
◆大阪府書店商業組合第24回通常総代会
5月19日(金)午後2時から、大阪市北区のホテルモントレ・グラスミアハウスで開催。優良従業員・優良家族従業員表彰、在阪出版社・取次・総代による懇親会を行なう。
◆福島県書店商業組合第22回通常総会
5月21日(日)午後1時半から福島市飯坂温泉の吉川屋で開催。
◆埼玉県書店商業組合第22回通常総会
5月27日(土)午後2時から、さいたま市浦和区の埼玉書籍会議室で開催。
◆京都府書店商業組合第22回通常総代会
5月29日(月)午後2時から、京都市中央区の京都ホテルオークラで開催。
◆北海道書店商業組合第30回通常総会
6月13日(火)午後3時から、札幌市中央区のセンチュリーロイヤルホテルで開催。
◆長野県書店商業組合第22回通常総会
6月22日(木)午後1時から、小諸市のグランドキャッスルで開催。午後6時より合同懇親会。

Bビジョンで店頭にプロモーション情報

書店店頭に設置したモニターに最新の売れ筋ランキング、おすすめ本、イベント情報などのプロモーション情報を流す「B―Vision」が、4月から水戸市・大野書店、流水書房成田空港店、栄松堂相鉄ジョイナス店など4法人5店舗で始まった。
放映する内容は最新の売上げトップ10、ジャンル別ランキングや、サイン会開催などのイベント告知、店舗スタッフのおすすめ本、店舗周辺のタウン情報紹介など。書店が提供した素材に基づき、DVDを制作して月に1回更新する。出版社のCMが入ることで書店の経費は無料になる。
CMを提供している出版社はJTBパブリッシング、日経BP、帝国書院、国際地学協会、楽天舎書房の5社で、ゼンリンなど地図出版の7社が検討中。
同システムを開発したトキワ工業では「書店店頭活性化のお役に立ちたい」と言っている。問合せは日本地図共販営業部(電話03・3294・5208)または開発元のトキワ工業へ(電話029・248・1625)

高野仁氏が副社長に/風間、山﨑常務は専務昇格/トーハン

トーハンは4月10日、臨時取締役会を開き、高野仁専務を取締役副社長に、風間賢一郎、山﨑厚男両常務を専務取締役に、馬場章好取締役を常務取締役に昇格する役員人事を決めた。
同日付で発表された機構改革では、4月1日から全量スタートする桶川返品物流の完成、注文物流への挑戦を目指し、①桶川在庫・注文構築のための体制整備、②桶川を使った営業改革として、市場開発、既存店底上げ、返品減少徹底を行っていく。これに伴って事務管理センターと商品整理部を廃止した。
人事異動では部長昇格が4名、シニアマネジャー昇格1名、マネジャー昇格17名。広報室長に佐川二亮、桶川計画室長に栃木裕史、雑誌部長に柏木祐紀の各氏が昇格した。○は新任。 〔役員人事〕
取締役副社長○高野仁
専務取締役○風間賢一郎
同○山﨑厚男
常務取締役○馬場章好
〔執行役員〕
委嘱取引部長兼任、解改革推進副本部長兼販売改革室長兼任委嘱
専務山﨑厚男
解桶川計画推進部長兼任委嘱
常務池田禮
解企画推進部長兼任委嘱
執行役員石井孝文
委嘱販売改革室長兼任、解販売改革副室長兼任委嘱
執行役員志村真嗣
〔退任役員〕
執行役員、中国四国営業部長石原篤
同、九州営業部長
高倉龍則
〔人事異動〕部長級
▽広報室長(広報室M)○佐川二亮▽桶川計画推進室長(SCM推進部SM兼桶川計画推進質SM)○栃木裕史▽命桶川計画推進室GM兼任、解西台雑誌営業所長兼上尾センター長兼任(流通管理部長兼西台雑誌営業所長兼上尾センター長兼トーハン桶川SCMセンター副センター長)吉浜茂
▽桶川計画推進室GM兼企画推進部長(企画推進部GM)関口晴生▽営業本部GM(事務管理センター所長)森田義一▽雑誌部長兼コミック部長(雑誌部M)○柏木祐紀▽雑誌部GM(雑誌部長兼コミック部長)鶴巻和儀▽販売改革室GM(広報室長)山田康平▽取引部GM(取引部長)柴豊▽解休職、命CS営業部長(休職他社出向)小島俊一▽CS営業部GM兼首都圏CS営業部長(特販第3部長)貝沼保則▽任職員、命首都圏営業部GM(九州営業部長)高倉龍則▽近畿営業部GM(大阪支店長兼近畿トライスセンター長)下村敏夫▽大阪支店長兼近畿トライスセンター長(販売改革室GM)岩田新治▽中国四国営業部長(首都圏営業部GM)石川二三久▽九州営業部長(CS営業部長)岩田浩▽特販第3部長(CS営業部GM兼首都圏CS営業部長)清水美成▽任職員、命流通管理部GM(中国四国営業部長)石原篤▽流通管理部GM兼西台雑誌営業所長兼上尾センター長(流通管理部M)○工藤信▽解桶川計画推進室GM兼商品管理部長兼任(トーハン桶川SCMセンター整品部長)池田政夫▽桶川計画推進室SM兼任(流通管理部SM)新井正英▽桶川計画推進室SM兼流通管理部SM兼総合専門書センター所長(開発営業部SM)鈴木林蔵▽解休職、命取引部SM(休職、東販自動車出向)○渡辺政雄▽流通管理部SM(同)片桐巳喜雄

移転

◇日本ヴォーグ社
出版受注センターを5月15日(月)より左記に移転する。受注・出荷業務は12日(金)まで現行通り。15日より新倉庫へ。電話、FAXは15日より新住所へ。
新住所は〒352―0015新座市池田1―2―5保谷配送センター内、℡048・480・3322、FAX048・482・2929

今年は36社91誌参加/雑誌定期購読キャンペーン

雑誌協会は夏の雑誌愛読月間特別企画として、期間中、読者が一括前払いで雑誌年間購読を申し込むと1カ月分が割引になる「年間定期購読キャンペーン」を実施する。
今年のキャンペーン参加雑誌は36社91誌。申込み期間は7月・8月・9月の3カ月で、トーハン、日販、大阪屋取引店は各社の予約購読システムに準拠し、システム不参加店と栗田、中央社、太洋社、協和取引書店は、年間購読終了後の来年8月頃、1カ月割引分を各取次と精算する。通常定価と特大号の差額分は出版社負担。
定期購読の予約受付は書店店頭が基本だが、今年は再販弾力運用の観点から、雑誌協会のホームページで対象雑誌、参加書店のリストをPR。読者の近くに書店がない場合はホームページ上でも受け付ける。また、ブックハウス神保町には対象雑誌とバックナンバーを陳列し、販売も行う。
以前、キャンペーン参加誌で1年間の購読料を前受けしながら、休刊になったケースがあったが、そうした事態に対応するため、出版社には参加1誌につき1万円の拠出金を出してもらい、これを雑協でプール、対応することにしている。

人事

◇日本図書コード管理センター
マネジメント委員(事務局顧問)久保田実事務局長(事務局次長)
※JPO事務局長代理 兼JPO商品基本情報センター長兼任田宮修
事務局顧問(同 事務局長)関口巌夫

◇法研
取締役出版事業部担当(取締役事業部長)土居国明
出版事業部長(営業部長)
前田和彦

◇中経出版
取締役副社長(社長補佐、営業・管理部門管掌)
安部毅一
上席執行役員営業本部長兼商品管理部総括マネージャー○小崎安行
執行役員営業部総括マネージャー○藤井喜代子
同営業推進部総括マネージャー○豊田達也

◇東大出版会
営業局長高橋朋彦
販売部長(第2編集部長)
黒田拓也
販売部部長流通管理担当
吉田健司
同直販担当木村大八
宣伝部長(販売部長)
竹内康一

新入社員12名/大阪屋で入社式

大阪屋は4月1日、12名(男子7名、女子5名)の新入社員を迎え、大阪市西区の本社5階会議室で平成18年度入社式を行った。三好社長のあいさつ要旨は次の通り。
「役職員を代表して心からお祝い申し上げます。縁あって当社に入社されたわけですから、本をたくさん読んでください。大阪屋を今よりもっとよい会社にしようという自覚と責任を持ち、自分の成長のためにも最大限の力を発揮してもらいたい。今日から始まる大阪屋の第60期事業年度は第7次中期経営計画の2年目になります。4年後の創立60周年に売上げ1500億円を達成し、取次業界におけるベストカンパニーを目指しています。期待する社員像として、日々反省を繰り返し、常に次の目標に挑戦していく予習・挑戦型であってほしい。自分を生かしながら広く公に尽くす活私開公も大切です。新社会人として立派に成長し、若い力を大いに発揮していただくことを期待し、お祝いの言葉とします」

話題の本

■『新文化05年縮刷版』
出版業界紙「新文化」の昨年1年分をまとめた縮刷版が新文化通信社から発行された。A4判484頁、定価1万5750円。特集レポート、連載、テーマ別ニュース、企業別ニュースなどの記事インデックスと、人名インデックスが付いていて検索に便利。
■『子どもの学ぶ力を伸ばす「朝の読書」』
トーハンの関連会社、メディアパルから発売。林公著、A5判112頁、定価1260円。自ら考え、自ら学ぶ意欲を育てる「朝の読書運動」の提唱者である著者が、朝の読書が子どもたちに及ぼす効果、学校教育における重要性を語る。巻末に『世界』03年1月号に載った齋藤孝明大教授との対談「読書は力だ」を収めた。

セミナー

◆個人情報保護セミナー
日本出版クラブは4月25日午後1時半から新宿区神楽坂の日本出版クラブ会館でセミナー「知らないではすまされない!こんなときどうする?個人情報と出版業界」を開催する。
第1部は無料説明会「認定個人情報保護団体対象事業者登録のご案内」、第2部は表題のセミナー。施行後1年を経過した現時点で社内の個人情報セキュリティ対策を改めてチェックし、社内研修の方法についても解説。講師は経産省から個人情報保護団体の認定を受けたJAPHIC山田俊也、黒川靖の両氏。
第2部参加費3千円(出版クラブ未会員社4千円)。申込先は同クラブセミナー係(℡03・3260・5271)

ブーブル・コム、5週年キャンペーン

日販アイ・ピー・エス㈱(入田規弘社長)が運営するオンライン書店「ブーブル・ドット・コム」はオープン5周年を記念して、4月3日から5月31日まで、すべての買い物が送料無料となるキャンペーンを展開している。
ブーブル・ドット・コムは書籍、雑誌定期購読、CD、DVDのショッピングができるオンライン書店で、2001年9月にオープン。アフィリエイトプログラムを導入し、現在1万5千以上の提携アフィリエイトサイトが登録されている。出版情報ブログ「ブーブログ」の運営や、メルマガ発行など、本の情報発信サービスも提供している。

夏休み課題図書今年の18点選ぶ

学校図書館協議会と毎日新聞社の主催で行われる第52回青少年読書感想文コンクールの課題図書18点が別掲の通り決まった。一般読者には6月上旬、毎日新聞社告で告知される。
第52回青少年読書感想文コンクール課題図書
〔小学校低学年〕
『どんなかんじかなあ』中山千夏文、和田誠絵、自由国民社▽『ビーズのてんとうむし』最上一平作、山本祐司絵、童心社▽『とくべつないちにち』イヴォンヌ・ヤハテンベルフ作、野坂悦子訳、講談社▽『あかちゃんてね』星川ひろ子、星川治雄著、小学館
〔小学校中学年〕
『わたしたちの帽子』高楼方子作、出久根育絵、フレーベル館▽『ダニエルのふしぎな絵』バーバラ・マクリントック作、福本友美子訳、ほるぷ出版▽『ロボママ』エミリー・スミス作、もりうちすみこ訳、村山鉢子絵、文研出版▽『イシガメの里』松久保晃作、小峰書店
〔小学校高学年〕
『紅玉』後藤竜二文、高田三郎絵、新日本出版社▽『うそつき大ちゃん』阿部夏丸著、村上豊装画・挿絵、ポプラ社▽『こんにちはアグネス先生』カークパトリック・ヒル著、宮木陽子訳、朝倉めぐみ絵、あかね書房▽『ライト兄弟はなぜ飛べたのか』土佐幸子著、さ・え・ら書房
〔中学校〕
『空色の地図』梨屋アリエ作、金の星社▽『少年は戦争へ旅立った』ゲイリー・ポールセン著、林田康一訳、あすなろ書房▽『走れ!やすほにっぽん縦断地雷教室』上泰歩文、ピースボート編、なみへい絵、国土社
〔高等学校〕
『その日のまえに』重松清著、文藝春秋▽『オリーブの海』ケヴィン・ヘンクス著、代田亜香子訳、白水社▽『オシムの言葉』木村元彦著、集英社インターナショナル

家の光読書エッセイ

家の光協会が募集する第5回家の光読書エッセイは「忘れられない本」をテーマに募集を行ったところ、国内・海外から990編の応募があり、「家の光読書エッセイ賞」に三重県・大森和哉さん(44歳)の「大きなカブ大きな幸せ」が選ばれた。優秀賞3編、佳作5編とともに家の光ホームページに掲載中。日書連は読進協、取協、JPICとともに後援団体に名を連ねている。

1千点突破を記念して、新赤版装丁リニューアル/岩波新書

岩波新書の「新赤版」が4月20日発売の『世界共和国へ』(柄谷行人著)で1001点となった。岩波書店では1千点突破を記念して装丁をリニューアルし、4月、5月は各10点を発売する。
新しい装丁は、これまで本扉にあったギリシアの風神をモチーフに新しいマークを作り、カバーに掲げたほか、書名を縦書きに。従来の岩波新書イメージを継続させつつ、新しさを打ち出した。風神のマークは1冊1冊から吹き出す風が希望ある時代への想像力をかきたててほしいという願いを込めた。
岩波新書は1938年に赤い表紙、定価50銭で創刊。戦後、1949年に青版として再出発し、77年に黄版、88年に新赤版と版を重ね、総刊行点数は2500点を数えている。創刊以来の発行部数トップは永六輔『大往生』(1994年)で、以下、②大野晋『日本語練習帳』(1999年)、③清水幾太郎『論文の書き方』(1959年)、④梅棹忠夫『知的生産の技術』(1969年)、⑤井上靖『日本の歴史(上)』(1963年)。
4月新刊の10点は『世界共和国へ』のほか、長谷部恭男『憲法とは何か』、末木文美士『日本宗教史』、斎藤美奈子『冠婚葬祭のひみつ』、神田秀樹『会社法入門』、坪内稔典『季語集』、熊野純彦『西洋哲学史』、見田宗介『社会学入門』、筑紫哲也『スローライフ』、久保田麻琴『世界の音を訪ねる』。

吉川英治3賞

平成18年度吉川英治賞の贈呈式が4月11日午後5時から日比谷の帝国ホテルで開催された。吉川英治文学新人賞は『隠蔽捜査』(新潮社)の今野敏氏が受賞。同文化賞は琵琶職人の田村晧司氏、コウノトリ飼育員の松島興治郎氏、シベリア抑留者をホームページで公開する村山常雄氏、全国を童話行脚する本村義雄氏の4氏が選ばれ、吉川英治国民文化振興会野間佐和子理事長から賞牌と副賞百万円、置時計が贈られた。吉川英治文学賞は該当作なしとなった。
『隠蔽捜査』について選考委員の高橋克彦氏は「今野さんはダントツで選ばれた。警察小説として大きな収穫」と選評。文化賞の堀田力氏は「4名の方はいずれもその道一筋で情熱を燃やし続けることに心を打たれた」と述べた。

トーハン『出版販売の基礎知識』第12版

トーハンは書店実務マニュアル『出版販売の基礎知識』(第12版)を発売した。A5判2色刷192頁、頒価1050円。
書店の仕事に不可欠な基本的知識を体系的にやさしく解説し、新人・パートから店長まで幅広く活用できる。第12版では新刊流通、注文流通、返品流通の詳述頁を新設。トーハン桶川SCMセンター稼動に伴って変更になった返品実務についても、わかりやすく記載する。出版業界に関連する法律として景表法や個人情報保護法も紹介。
内容は出版業界の概要、書籍販売、雑誌販売、マルチメディア商品販売、書店の実務、接客の各章と巻末資料。注文・問合せはトーハン営業担当者またはトーハン・コンサルティングまで。℡03・3267・8686

本屋のうちそと

4月25日にホテルニューオータニで自民党83会の出版パーティーがある。付き合いのあるわが町の市長が衆議院議員になり、知っている人は全員来いと言う。行こうかな、どうしようかな。会費1万円の立食で帰りに1冊本をくれる。みんなに渡すと本屋さんで売れないよね。
先日、取次の雑誌担当ともめて、係長クラスの人が謝りに来た。親の代より書店を始めて通算66年、紆余曲折はあっても何とかやってこれたが、時代が変わっても、変わらないのは書店と取次の問題。なぜ取次は書店の現状をわかろうとしないのだろうか。
書店で扱う雑誌は、スタンド、コンビニ、ネットと拠点が広がったが、在庫の種類は書店の方が豊富。店頭でお客様に聞かれた雑誌はなるべく入荷させたい。しかし、雑誌担当は「必ず売り切れるなら配本するが、売れ残るなら配本しない」という。当店で売れない雑誌、ムックは大量に送ってきて、「いらないから止めろ」といっても止まらないのに、必要とするものは1冊の雑誌も配本出来ない。返品率を気にしすぎて配本できないの?
雑誌配本は、昨年3、4、11、12月のデータを基にしているという。随分古いデータで配本しているのですねえ。新学期は人の異動が多い時期。雑誌の販売状況も大きく変化する。定期改正は常に行っているが、配本がない雑誌はどうしようもない。書店に雑誌を探しにきたお客様は、書店以外に買いに行く。POSを入れないといけないのかなあ。 (とんぼ)
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