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全国書店新聞
平成18年9月21日号
10月6日に開催/共済会地区委員長会

日書連共済会は10月6日午後1時より書店会館で全国地区委員長会議を開催し、改正保険業法に関わる日書連共済会の今後の対応を説明する。
議題は①日書連共済会解散に至る経緯、②解散手続き、③その他で、これまでの経過と、改正保険業法への対応をめぐって弁護士と行った検討内容を地区委員長に報告する。

書店は杉本、奈良氏/出版平和堂合祀者

日本出版クラブは10月3日正午から箱根・芦ノ湖畔の出版平和堂で第38回合祀
者顕彰会(旧称=合祀祭)を開催する。
今年の合祀者は昨年8月
から今年3月までになくなった以下の7名の方々。
〔版元関係〕
中尾是正(グラフ社)、小田嶋進(秋田書店)、中村勝哉(晶文社)、吉川長一(CQ出版)、尾西清重(NHK出版)
〔書店関係〕
杉本貞幸(東京・木場書
店)、奈良次男(埼玉・ならいち)
関連行事として、これま
でに日本出版クラブが合祀してきた「38回の合祀祭、1054名の出版功労者たち」とした展示を11月8日から12日まで出版クラブ会館で行う。

読書週間書店くじ/申込みは今すぐに

10月27日から始まる読書週間に協賛して日書連は読書週間書店くじを配布します。今回の特賞は「英国7日間の旅」60本。1等賞は「図書カード1万円」が600本。書店くじの申し込みがお済みでない書店は、大至急、日書連「書店くじ係」へお申し込み下さい。頒価は1束(500枚)消費税込みで3750円です。

新販売システムに協力/書店経営改善の手始めに/千葉総会

千葉県書店商業組合は9月12日午後1時から千葉市中央区の千葉書店会館で第23期通常総代会を開催。書店マージン拡大のため日書連と講談社が共同開発した新販売システムについて、千葉組合も全面的に協力していく方針を了承した。
総代会は飯合副理事長の司会、長谷部副理事長の開会宣言で始まり、鈴木理事長があいさつを行った。この中で鈴木理事長は「組合員数は減ったが、事務の合理化を図り、借入金を減らせた。引き続き、経費を圧縮して、書店用品の斡旋など、さらなる事業を継続していく」と組合運営の基本方針を述べたほか、日書連の課題としてマージン拡大があることに触れ「日書連ではこのたび40%の利益をあげる新販売システムを開発した。千葉組合も全面的に応援していきたい。返品については出来るだけ早く入荷と返品入帳が一致するようにもっていきたい。そのほか支払いサイトの問題、正味など日書連に協力していきたい」と、日書連の中核組合として運動していくことを強調した。
また、学校納入で図書館流通センターや県外の大型書店が入りこみ、従来から納入してきた地元書店の市場を荒らしていることについては「全国的に大きな問題で、千葉組合として県教委を通じて各市町村に地元優先の原則をお願いしたい」とし、「23期も組合員の皆さんの声を集めて運営していく」と述べた。
来賓の日書連丸岡会長は、先ごろまとまった経営実態調査の結果を紹介して「マージンが少ない、欲しい本が来ないというのが大きな問題だった。これに対応するため、講談社と新販売システムを構築した。事前注文、買切り、返品ゼロでマージン40%になる。流通合理化を図り業界三者の利益を増やしていく試みの第一歩としてご理解いただきたい。何とか成功させて第2弾に踏み込む。販売目標2万部をクリアして、日書連の力を示したい。返品入帳、支払いサイトの問題も詰め、書店のファンダメンタルを改善していかなければ、町の書店の存続はむずかしい」と、日書連の重点課題を説明した。
このほか、日書連共済会については「4月に保険業法が改正され、無認可共済も保険業法をクリアしなければいけないことになった。日書連9月理事会で存続か解散かを判断するが、保険会社として継続することはむずかしいという判断だ。解散するにしても福利厚生は必要で、何らかの求心力は残したい。税金の問題もある。担当委員会で検討しているが、加入者の立場を考えて取組んでいきたい」と基本的考え方を説明した。
鈴木理事長を議長に進められた議案審議では、村田副理事長が事業報告、事業計画を説明。事業部活動では『前立腺がんQ&A100』『公園への小さな旅』『神宮館暦』など有利な販売条件の商品斡旋を継続し、新年度も『千葉のうまいそば』(幹書房)などを取り上げていくとした。
また、取次の月末請求と返品入帳の関係について、「取次によって1週間の差がある。月末まで返品入帳して請求は月初でもよいのではないか」という考え方を説明した。
役員改選では新理事による互選で鈴木理事長と長谷部、村田、飯合副理事長を再選したが、本郷副理事長は退任して、監査役に就任した。

千葉組合新役員
理事長=鈴木喜重(ときわ書房)
副理事長=長谷部泰三(みなと書店)、村田正喜(学友堂)、飯合幸夫(西口アサノ)
専務理事=竹内正男(友信堂書店)
監査役=市川公一(和国屋書店)、本郷栄司(本郷書店)
相談役=仁木雄作(仁木書店)
顧問=鈴木進

洋販、米独立書店を買収

日本洋書販売(賀川洋社長、略称=洋販)はカリフォルニア州バークレーにある米国の独立系書店コディーズを買収し、洋販の100%子会社として経営統合を図った。賀川氏は同社の会長に就任する。
コディーズは1956年に設立。バークレーとサンフランシスコに店舗を持ち、内外に多くのファンを持つ個性的書店だが、近年、営業不振に陥り、閉店に追い込まれていた。

うみふみ書店日記/海文堂書店・平野義昌

私、このたび本紙に間借りすることになりました。店を代表してとか、体面を気にするとか、何もございません。ヒラの平野であります。ふだん店のPR紙「カイエ」やHP、外部の依頼で私が書いておりますのは「おちゃらけ・下ネタ・嫁の自慢」、顰蹙買いまくりです。本稿いつ編集部からストップがかかるかわかりません。皆さん油断しておられると、「あれ、どないなった?」となる可能性大きいです。緊張して書店新聞をお読みください。
出版社工作舎さんのHPに「本の仕事人」という連載があります。名だたる書店・書店員の棚づくり・品揃えの秘訣を紹介してくれています。「頑固」な「こだわり」、「喜び」と「覚悟」、何よりも「愛」が伝わってきます。今月当店、関西勢として初出場いたしました。今までのお店は担当者顔写真入りですが、当店は店内風景のみ、私の顔は外に出せません。
書店出身の作家たちの活躍、業界紙などで知る書店員たちの働きぶりに、いつも勇気をもらっています。皆さんの、本が好き、本屋が好きという気持ちが伝わってきます。自分の好きなことを仕事にするのは、簡単なのですが、ある意味贅沢なことなのです。
私は仲間に恵まれストレスなく働いているうえ、気楽な私の贅沢・わがままを美人の嫁が許してくれ助けてくれるという、「貧乏であることの幸福」を享受しております。五十歳を越えた自称「大器晩成」男を支える内助の功です。
さて、海文堂書店は名前のとおり海事図書の出版・販売が始まりです。今もこの分野での品揃えを看板にして、各担当者「これはどうだ!」「ワタシを探して…?」と傲慢且つ謙虚にアピールしています。神戸では数少なくなった地元独立店(誇り高きインディペンデント・絶滅寸前レッドデータ)として、生き残りを賭け、他店ではできないイベントや、ひとひねりしたフェアを心がけています。詳細はHPを、本稿でも追々。
海文堂は皆さんに勇気をあげられるでしょうか。次回また。

「景品提供のルール」パンフレット作成

出版物小売業公正取引協議会は、景品提供の期間制限改訂などが行なわれた「出版物小売業の景品に関する公正競争規約」を、分かりやすくまとめたパンフレット『景品提供のルール』を発行した。
新しい景品規約は今年5月25日から施行されており、公正取引委員会の助成を受けて作成されたもの。パンフレットでは、景品の実施期間、トレーディングスタンプ等による複数回取引の景品提供など今回改訂した箇所のほか、懸賞による景品最高額、ベタ付き景品の最高額、年末年始の儀礼的物品、開店記念セールなどの特例等について、簡潔にまとめている。

「声」/吉村昭氏に手相を見られた思い出/西東京市・小林書店・小林偉査史

自ら求めた苦痛は快楽に通ず
若いとき肺結核を病み肋骨を何本か切除する大手術から生還した体験からか、40年前に私の息子の誕生を祝って色紙に書いてくださった、作家吉村昭氏の言葉です。
吉村氏が亡くなられたことが8月初めの新聞に大きく報道されて驚くとともに、文壇では大きな存在だったことを今更のように感じました。そんな氏との40数年前のことが、昨日のように思い出されました。
作家として歩み出された頃ではなかったでしょうか。私は結婚前の28、9歳、氏は30代後半、井の頭線ガード下の私の従姉妹がやっている小さなバーに4、5人の知人と連れ立って行った時のことです。
僕は手相を見ることが好きで良く当るんだと言って、みんなの手相を見、私には、40歳で病にかかり2年後には亡くなるだろうと見たのです。プロの占い師でもないし、未だ20代だった私も、醜くならない40歳まで生きればよいだろうと思っていたのでした。
瞬く間に年月は経ち、ちょうど40歳になった時、市での胃の検診にひっかかってしまい、精密検査をして下さいと病院を紹介されたのです。その時、あの手相のことを思い出しました。その間に氏は著名な作家になっておられたのです。そんな有名人の手相術は決して出鱈目な術でなく、本当に勉強されたに違いない、するとやはり42歳で死んでしまうに違いないと思うと恐ろしくなり、食欲もなくなって病院の検査結果が出るまで生きた心地もしませんでした。
氏の酒の席での遊びだったのか、その後は武蔵野市の方に引っ越されて聞く機会もなく、亡くなられた今は永遠に聞くことができなくなってしまいました。私はあれから30年近く何事もなく過ごしてきたのですが、あの時の怖さは忘れることはできないのです。
そんな氏がご自分で点滴の管やカテーテルポートの針を取られて亡くなられたと、奥様の津村節子さんが語られておられたのを読むにつけても、「自ら求めた苦痛は快楽に通ず」の色紙の言葉通りに旅立たれて逝かれたようです。
吉村昭先生を偲んで私の思い出を書かせていただきました。ご冥福をお祈り申し上げます。

府立高校の図書館IT化、日書連マークで落札/大阪組合

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は、定例理事会を9月9日に組合会議室で開催した。面屋理事長は「1年にわたり交渉してきた府立高校学校情報ネットワークシステムについては、大阪組合が日書連マークで落札することができた。理事各位を始め府会議員の先生方のご協力のお陰だ」とあいさつした。主な委員会報告は次の通り。
〔総務〕
定款・規約改定に続き、本年12月までに規程改定案の審議を終えたい。
〔定款等改定〕
規程改定は総務委員会と相談して詰めたい。「子どもの本フェスティバル」について、読売新聞社との打ち合わせ会を9月15日に開催する。
〔出版販売倫理〕
大阪府から「『青少年健全育成条例』の関係団体から各団体ごとに優良店舗2店を推薦してほしい」と依頼があった。
〔読書推進〕
「帯コン」校内コンクール実施校は29校あった。最多出品校は能勢町立久佐々小学校、最高出品率校の表彰校を抽選で大阪市立北津守小学校等に決めた。「読書ノート」については、来年度は配布希望校には百%贈呈したい。原資として、課題図書出品社以外の出版社にも広く協賛金の拠出を依頼したい。
〔広報〕
「組合だより」特集記事で「府立高校図書マーク」入札問題を取り上げたい。
〔事業〕
日書連が出版社に要請していたマージンアップに応えて、「完全買切り・責任販売」を条件に講談社から2作品がマージン率40%で提供される。増売に向けて各店は協力してほしい。
〔共同受注〕
大阪市立中央図書館が「来年度から雑誌納入も入札制に移行したい」と通知してきた。組合としてどう対処すべきか来月理事会で意見集約したい。
〔組織強化・出店問題〕
今月の出店連絡は9件。このうち未来屋書店大日店の説明会を開催、取次のトーハンは出席したが、未来屋書店は出席しなかった。大垣書店・豊中緑ヶ丘店と水嶋書房2店については、組合会議室で説明会を開催すべく手配する。紀伊國屋書店・泉北店増床については組合加入を呼びかける。
〔雑誌発売日励行〕
7月1件、8月1件の発売日違反の通知があった。東淀川区の件は、売店が少年ジャンプを新聞紙に包んでお客に手渡していた。東大阪市の件は、通りに面した所には正規の商品を展示し、違反誌は店内に入ってから売るようにカムフラージュしている。取次の指導責任を明確にしたい。
〔学校図書館・IT関連化〕
府立高校学校情報ネットワーク問題は、図書マークの入札について日書連マークで大阪組合が落札した。正式契約までの細部については、深田理事のアドバイスを得ることにした。マーク運用上の問題は、㈱教育システム・長尾氏と深田理事が対応する。今後の図書納入は新しい展開となり、48校はTRCマーク、99校は日書連マークと混在することにもなる。早急に今後の方針を決め、それを確認しながら各書店が学校側と緊密な連絡を取り合って慎重に進めてほしい。
小中学校図書館電算化モニター校募集については委員会を9月22日に開催する。(中島俊彦広報委員)

書店ルート2.6%マイナス/再びマイナス成長、構成比横ばい/ルート別出版販売額

2005年のルート別出版販売額は、書店ルートが1兆5076億円、前年比2・6%減で、再びマイナスに転じた。構成比は65・8%で前年より0・1ポイント減。一方、CVSルート(取次経由)は0・4%減の4892億円と3年続けて前年を下回ったことが、㈱ニッテン調べ「2005年出版物販売額の実態とその分析」(日販『書店経営ゼミナール会報』特集号)で明らかになった。

〔CVSルート3年連続の減少/ルート別販売額〕
2005年度の出版物販売額2兆2920億円をルート別に整理したのが表1。このうち書店ルートは1兆5076億円で前年比2・6%減と、8年ぶりにプラスとなった04年から再びマイナスに転じた。構成比も前年より0・1ポイント減とほぼ横ばいで65・8%だった。
CVSルート(取次経由)は4892億円で前年比0・4%減。前年の0・7%減から0・3ポイント改善したものの、3年連続のマイナスとなった。構成比は0・4ポイント増えて21・3%になった。また、二次卸などを経由する販売額は167億円で、この結果CVSルートの総額は5059億円となり、前年比1・8%減少した。
この他のルートを見ると、構成比で7・6%を占める卸売ルートが3・1%減。生協ルートは4・4%減で、鉄道弘済会ルート11・6%減、スタンド販売ルート3・7%減、輸出ルート5・2%減、その他8・3%減となっている。鉄道弘済会ルートと、スタンド販売ルートのマイナスは12年連続になった。

〔セブンイレブン1店1600万円/CVS売上額〕
店舗数100店以上の大手CVS26社を年間総売上額順に並べたのが表2。CVS全体の店舗数は4万3856店で、前年より7店減とほぼ横ばい。大手3社で見ると、セブンイレブンは484店増の1万1310店、ローソンは289店増の8366店、ファミリーマートは290店増の6284店。また、店舗数100店以上の26社の店舗数は合計4万2280店で、CVSチェーン57社全体の96・4%を占めた。
書籍・雑誌売上額はCVS総合計5059億円で前年比1・8%減。大手3社はセブンイレブン1874億円(0・3%減)、ローソン817億円(0・8%減)、ファミリーマート577億円(13・4%増)。年間総売上額が1千億円以上の10社合計では4568億円で、CVS総合計の90・3%、出版物総販売額の19・9%を占めた。大手26社の合計は4914億円で、これはCVS総合計の97・1%、出版物総販売額の21・4%にあたる。
年間総売上額に占める書籍・雑誌扱い比率は、年間総売上額1千億円以上の上位10社平均で6・7%だった。10社中で最も扱い比率が高いのは、スリーエフの7・9%。次いでミニストップの7・8%、デイリーマヤザキ7・7%となっている。また、1店当たり書籍・雑誌年間売上額は、上位10社平均で1198万円となった。トップはセブンイレブンの1656万円で、以下スリーエフ1319万円、ミニストップ1236万円。

〔売上額上位50社で53%の占有率/出版社売上額〕
出版社4260社の年間売上額と占有率の関係をまとめたのが表3。売上額上位5社の合計額は、前年比6・5%減の6065億円。6~50位は5・0%減の8182億円、51~100位は9・7%減の2964億円だった。前年比プラス伸長は、1001~2千位、2001~3千位の2クラスのみとなっている。
売上額を占有率で見ると、上位5社で22・6%と全体の5分の1以上。6~50位は30・5%を占めており、合算すると上位50社で出版社全売上額の53・1%と過半数を占有している。以下、占有率は上位100社で64・2%、同200社で75・2%だった。

受賞

◆家庭画報大賞
「夢のある美しい暮らし」をテーマにした読者参加コンテスト、第11回「家庭画報大賞」の各賞が決まり、9月14日昼、帝国ホテルで表彰式とパーティーが行われた。
応募は昨年を上回る2915通にのぼり、コーディネート部門大賞に山梨県・村岡由梨さん、手づくり作品部門大賞に熊本県・藤崎節子さんはじめ、45作品が入選した。
表彰式で世界文化社鈴木勤社長は「毎年、力作が集まり、受賞者のライフスタイルが伝わってくる。作品はプロ級というより、プロを超えている」と、今年の作品を紹介したあと、「『家庭画報』はご愛顧をいただき、来年2月発売の3月号で50周年。創刊した昭和23年2月にはコート紙を使った大判のビジュアルな婦人雑誌はなかった。さらに一段と期待に沿う誌面を作る。50周年記念号をぜひ手にとっていただきたい」とあいさつした。
入選作品は10月11日から17日まで大丸心斎橋店で展示される。入場無料。

ポータルサイト「知恵門」を開設

太洋社は出版業界総合ポータルサイトを運営する㈱知恵門を5月25日に設立。資本金1千万円の出資は太洋社51%、㈱オープンナレッジ(尹泰聖代表取締役)49%で、代表取締役社長に牧野伸一太洋社仕入本部長が就任した。
「知恵門」は出版業界各社、関係者の持つ情報と知識を集め、関連付けて潜在的な新規需要の開拓や売場活性化、人材育成をサポートするのが狙い。9月中にプレ公開、10月上旬から中旬にグランド・オープンを予定。当面、モニター会員として書店、出版社を中心に利用者拡大を図っていくという。

紙とWebで提供/三省堂『大辞林』『ウィズダム英和・和英』

三省堂は、書籍とウェブを同時出版する辞書「デュアル・ディクショナリー」を発表した。『大辞林第3版』を10月27日に、『ウィズダム英和辞典第2版』『ウィズダム和英辞典』を10月10日に発売。同時に書籍版と同内容のウェブ版辞書サイトをオープンして書籍購入者に提供する。
ウェブ版には本文項目検索や類語情報、書籍版未採用項目などの機能・情報を搭載し、内容を随時更新していく。ウェブ版の利用は、書籍の情報をブラウザ上で入力、認証することでパスワードを発行する形式で行なう。
『大辞林』は11年ぶりの改訂で、現代語義を優先した分かりやすい語釈とともに、用法・アクセント・書き方などの言語情報を充実。簡便な用語辞典・小百科事典の役割も持たせた。定価は『大辞林』が8190円(2007年5月31日まで発売記念特別定価7665円)、『ウィズダム英和辞典』『ウィズダム和英辞典』が各3300円。
9月11日に東京ドームホテルで行なわれた記者発表会で、八幡統厚社長は「紙の辞書は年々縮小しているが、電子辞書の登場で辞書市場は2・5倍以上に広がった。媒体特性を活かしたコンテンツ開発と、媒体統合によって新しい辞書のスタイルを作り出したい。『大辞林』は21世紀になって初めての大型国語辞書刊行。これを新たなスタートとして、ユーザーの視点に立ち積極的にチャレンジしていきたい」と述べた。

売上げ482億円に/4期連続の増収には届かず/太洋社

太洋社は9月27日午前10時から文京区水道の本社で株主総会を開くが、これに先立ち第53期(平成17年7月1日~18年6月30日)の決算概況を発表した。
これによると第53期の売上高は前期より3億9千万円、0・8%少ない482億7400万円で、4期連続の増収にはならなかった。内訳は雑誌249億9500万円(0・3%減)、書籍221億4100万円(1・1%減)、その他が11億3800万円(7・0%減)。返品率は雑誌37・7%、書籍40・1%、その他15・9%で全体では前年比2・8ポイント高い38・5%。返品率2・8%は送品金額で21億円に相当するといい、5月までは前年を上回る売上げペースだったが、6月の返品増が響いた。
経費面では物流コストの増加を一般管理費でカバーして、売上高のマイナスを上回る96・4%に削減。この結果、営業利益は前年の赤字から今期は黒字に転換した。
営業外収益では売上げ割引の増加と雑収入の減少が響き、経常利益はマイナス、最終的に4500万円の当期純損失となった。
決算内容を説明した大和取締役は「減収減益だが、営業利益は改善されており、問題ない。来期は売上げ3・6%増の500億円、返品率35%を目指したい」と述べた。

損益計算書(百万円)
売上高48、274
売上原価43、305
売上総利益4、968
販売費及び一般管理費
4、890
営業利益77
営業外収益204
受取利息及び配当金63
雑収入140
営業外費用362
支払利息16
売上割引327
雑損失18
経常損失79
特別利益14
貸倒引当金戻入益14
税引前当期純損失66
法人税、住民税、事業税2
法人税等調整額△23
当期純損失45

本屋のうちそと

秋は祭りのシーズンです。あちらこちらで賑やかなお祭り。神や祖先の霊をまつり、実りの秋に感謝して、五穀豊穣と商売繁盛の祭り。
うら盆の前後に老若男女が多数集まって踊るのは、年に一度この世に戻ってくる精霊を迎え、送るための風習に発した。富山市八尾(やつお)町で九月一日から三日まで行われる行事。風の神を鎮め豊年を祈り、胡弓(こきゅう)の加わった地方(じかた)のはやしに合わせて「越中おわら節」を歌い踊り明かす。
私の町でも、お祭りは最大のイベントになり、全国から担ぎ手がやってくる。この神輿に付いて歩く体力が無くなった。山車を引く子どもも減って、これじゃ、まるで敬老会の山車のようだ。ところが、帰り道になると俄然子どもが物凄い勢いで増える。曳き終ったらお菓子をもらえるからです。
夜店に集まる人々はいつも街中でお会いすることも無い人々。子どもも大人も沢山やってくる。昼間の人口密度が少なくなったと思いきや、何処からこれだけの人が出てきたのか。
祭りの季節は読書の秋でもある。若い人たちが本を読まなくなり、パソコンの普及で漢字を忘れてしまった。映画の字幕が読めなくなり、ひらがなが多くなった。一昔前の文学作品などはルビがふっていないと読めない。これは困ったものです。本を読まなくなった人も困りものですが、出版業界も困りましたね。出版社にはパソコンにも携帯電話にも負けない楽しい本を作って欲しいものです。 (とんぼ)
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