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平成18年10月21日号
JPIC、読ませ大賞を募集

JPICは文字・活字文化の日PRと読書推進活動の一環として、読者参加型の「読ませ大賞」をスタートする。キャンペーンのイメージキャラクターには人気モデルの押切もえさんを起用し、10月27日の朝日、毎日、読売、日経はじめブロック紙・県紙50紙で大々的に告知する。
キャンペーンは10月27日の文字・活字文化の日から12月31日まで、読者から「好きな人に読ませたい作品とメッセージ」を投票してもらい、来年1月下旬に「読ませ大賞」と上位作品を発表する。web投票の応募先はhttp://読ませ大賞.jp

来秋にも立上げ目指す/政官民で文字・活字文化推進機構

昨年7月に成立した「文字・活字文化振興法」の具現化に取組むため、書協、雑協、取協、日書連など出版関連団体を中心に「文字・活字文化推進機構」設立準備会が発足。11月25日には千代田区内幸町の日本プレスセンターでシンポジウム「言葉の力と日本の未来」を開催する。
推進機構設立準備会には日本ペンクラブ井上ひさし理事長、日本漢字能力検定協会大久保浩副理事長、日本総合研究所柿本寿明前理事長、日本新聞協会北村正任会長、日本作詞家協会たかたかし理事長、日本労働組合総連合会高城剛会長、活字文化議員連盟中川秀直会長、日本薬剤師会中西利夫会長ら教育、経済、労働、流通、言論などの代表が世話人に名を連ねる。機構を母体に人間理解力やコミュニケーション力の豊かな人材を育て、知力と活力に満ちた社会の実現に寄与したい――というのが設立趣旨だ。
11月25日のシンポジウムはパネリストに日本新聞協会北村会長、経済同友会斎藤博明副代表幹事、連合高城会長、作家・林真理子、国立国会図書館国際子ども図書館村山隆雄館長を迎え、児玉清氏のコーディネートで議論を深める。
10月12日に行われた記者発表で書協小峰理事長は「各団体がそれぞれの立場で読書活動を展開しているが、文字・活字法の具体化のためには、広く国民運動が必要」と述べ、JPIC肥田理事長は「学校、財界、医療と各分野で言語力の低下が問題になっている。一緒になって読書運動を考えていきたい」と、基本的考え方を説明した。

新販売システム第1弾/10月27日に2点を発売

日書連と講談社のタイアップで実施する「新販売システム」第1弾は、9月28日としていた締め切りを10月10日まで延長、全国書店からの申込み部数は『トットちゃん』が1万1千部、『だいじょうぶだいじょうぶ』が1万2千部となった。両著とも10月27日、文字・活字文化の日に発売。
大型版『だいじょうぶだいじょうぶ』の発売を記念して、神保町ブックフェスティバルの会場で著者・いとうひろしさんのサイン会、作曲家・はなわさん、歌手・内藤安紀さんによるミニ・コンサートが開催される。
サイン会&コンサートは10月28日(土)、正午から小学館・集英社前広場、12時半から三省堂神田本店特設会場。

中学生はこれを読め/東海3県も中学生フェア

愛知県書店商業組合(高須博久理事長)は、三重、岐阜両県書店組合とともに読書週間の始まる10月27日から来年1月15日まで中学生読書推進キャンペーンを実施する。
近年の各種読書調査によると、小学生の読書量に比べて中学生の読書時間は激減している。これは、書店に中学生向けの棚がないからではないかという反省から中学生に読んでほしい5百冊の選書リストを作成。愛知、三重、岐阜の117店で「中学生はこれを読め」コーナーを展開する。
「本屋のオヤジのおせっかい/中学生はこれを読め」は札幌・久住書店の発案で北海道組合が取り上げ、注目を集めたキャンペーン。愛知組合では北海道組合の取り組みを参考にキャンペーン告知用ポスター、チラシ、帯を加盟店に配布するとともに5百冊の選書リストを「おすすめ本」として読者に提供する。また、本の帯にある「おやじマーク」2枚をハガキに貼って送ると抽選で百人に図書カード5百円が当る読者プレゼントも実施する。
書店向けに作った5百冊リストは陳列在庫別に1~百冊、101~2百冊、201~3百冊とランクが示されており、仕入の目安になる。

うみふみ書店日記/海文堂書店・平野義昌

私、家族を自慢するのは趣味ではないのですが、大好きです。美人の妻は、近くの大学生協食堂に勤めつつ、購買部の書籍売り場にも立つという働き者。妻似の、これまた美貌がウリの長女は、学校帰りに某大書店でアルバイト。労働可能な家人が3人とも家業でもないのに本を商うという、この我が国出版業界への貢献(他に仕事ないのか)を、ぜひ書店組合でも表彰の方向で検討をしていただければと、ちょっと気弱にお願いする次第です。
さて、10月は私のフェア当番です。当店は棚担当者全員が交代でやります。出版社企画、取次会社企画にも当然参加しますが、3カ所のフェア台のひとつは必ずオリジナルです。今月は、①「秋の夜長に時代小説のおすすめ」(文芸担当)②「子どもにだってできちゃうもんね!たのしくつくれる料理絵本フェア」(児童書担当)③「読んで、歩いて神戸歴史散策」、すべてオリジナル企画です。11月から1月まで季節商品が占領しますので一気に展開となりました。③私です、地元出版社の本並べるだけでは芸がないので、それなりに選んでおります。当店のみが取り扱う地方史研究会の刊行物を中心に地元の本でお茶を濁す、のではなくて、歴史懇話会版元さんのもございます。当店の規模ですと、単行本で平積み20から30点、③は欲張って80点を面陳(禁じ手斜め重ね並びあり)、巨大書店のような展開はできませんが、担当者の個性を心がけています。今年実施のものでは、「ビッグイシュー・バックナンバー」「海洋博物館・ミュージアムの図録・カタログ」「検定いろいろ」「本屋さんにいらっしゃーい」(ワシ)などが好評でした。
選書や版元さんへのお願いなど手間がかかりますし、驚くような売り上げもありませんが、お客様はちゃんと見てくださいます。担当者には毎回新たな発見があります。版元さんも必ず協力してくださり、アドバイスまであります。フェア内容はHPでご覧いただけます。皆さんの棚でご利用可能でしょうか、改良・アレンジしていただけるなら、ぜひ。

総会で解散決議の方向/日書連共済会全国地区委員長会議

日書連共済会は10月6日午後1時から書店会館で全国地区委員長会議を開き、本部役員、共済会運営委員、組織強化委員、地区委員会代表者ら総勢42名が出席。4月1日に保険業法が改正され存続が困難となったことから、解散方法、残余財産の処分方法について討議した。
会議は大川専務理事の司会で進行し、丸岡会長が「存続が困難になった日書連共済会の今後について方向を出したい」とあいさつ。続いて木野村運営委員長が「共済会は日書連組織強化の大きな柱だった。共済会の存続は極めて困難になったが、解散したあと組合員数が急減することがあってはならない。地区委員長皆様は、共済会が解散のやむなきに至った経緯、解散方法、残余財産の処分方法について加入者に懇切丁寧に説明し、現状を理解してもらえるよう努力してほしい」と求めた。
このあと木野村委員長を議長に議事を行い、伊澤副委員長が解散に至った経緯を説明。これによると、新保険業法がスタートした4月1日以降、日書連共済会のような根拠法のない共済組織は新規会員募集を禁じられた。来年度以降も運営を継続していくためには、保険会社または保険事業を目的とする協同組合のいずれかに組織変更しなければならない。新しい組織を設立した場合、運営面で①経費の増加②収入の減少③加入メリットの減少④給付査定の厳格化⑤新たに監督官庁の指導――などの問題があり、「継続は困難」と話した。
大橋副会長は解散の方法を説明。「このまま何もしなければ日書連共済会は自然消滅する。その場合、残余財産は国庫に帰属することになる。我々の意思をもって解散すれば、我々の手で残余財産の処分を決めることができる」と述べた。
また、解散の手続きについては「日書連共済会の定款には解散の定めがないので、法人の解散事由を定めた民法68条2項、および解散の決議を定めた同69条に則り、総会を開いて総会員の4分の3以上の賛成を得て解散を決める」と説明。残余財産の処分方法については「民法の判例により、残余財産は日書連共済会にあり、個々の構成員には財産の所有権はない。解散にともなう残余財産の処分については、民法72条の規定に基づき、総会の決議をもって日書連に帰属させたい。そのためには総会出席者の過半数の賛成が必要」と原案を提示。会員から多数の賛成が得られるよう各地区で努力してほしいと強く求めた。
今後のスケジュールは、10月19日に理事会を開き、解散、および残余財産を日書連に帰属させる方向を確認。11月22日午前10時に東京ガーデンパレス湯島会館で総会を開催。解散の賛否を問い、残余財産の処分方法を決定したいとした。

地方の声、情報を紙面に/組合の武器として活用/全国広報委員会議

日書連広報委員会と各都道府県組合の広報委員、本紙編集部が一堂に会して1年間の広報活動を総括し、今後の編集方針を検討する全国広報委員会議が10月12日に書店会館で開かれ、総勢42名が出席した。
冒頭、下向副委員長は「窮状に追い詰められた書店の生の声を伝えていくことが広報委員会の使命」と開会の辞を述べ、続いて日書連・丸岡会長があいさつ。「書店新聞の果たすべき役割は広報と啓蒙。組合員に情報を伝達する、組合の諸活動に理解と協力を求めることが大切。書店新聞は組合の機関紙であり武器。マージン拡大、適正配本など日書連が重点的に取り組んでいる諸課題を解決するため有効に利用したい。各県広報委員は地元の理事会など諸行事の記事を投稿することで、地方の空気や情報を本部にあげていただきたい。書店新聞は組合員が認識を共有できる土俵。読みやすく楽しい、よりよい紙面作りをしていきたい」と話した。山口委員長は「1つの記事は立場や見る角度によって受け取り方が違ってくる。組合員、出版業界皆さんに興味をもっていただける紙面作りに皆さんとともに取り組んでいきたい」とあいさつした。
中島俊彦(大阪)、中島良太(兵庫)両広報委員を優秀広報委員として表彰したあと、赤澤本部広報委員を座長に各県広報委員によるフリー討論「拡大編集会議」を実施。「弱肉強食の世界で生きていくための希望と力になる記事を投稿したい」(福島・工藤氏)、「書店業界がなぜここまで厳しくなったか、どうしたら生き残れるかについて、書店の生の声や具体的事例をもっと紙面に反映させるべき」(山口・冨永氏)などの意見が出された。
最後に小泉副委員長が「声欄に寄せられた投稿を受けて、より掘り下げた記事を作りたい」と述べて閉会した。

〔全国広報委出席者〕
▽本部=丸岡義博会長、大川哲夫専務理事、山口尚之広報委員長、下向磐同副委員長、小泉忠男同副委員長、赤澤桂一郎同委員
▽各都道府県組合=高橋千尋(北海道)黒滝恭一(青森)五十嵐靖彦(山形)佐々木栄之、柴修(宮城)工藤達夫(福島)舘野弘(茨城)竹内靖博(群馬)植田榮一(千葉)平井弘一(神奈川)澤井孝夫、小橋琢己(東京)榊原壮一(愛知)熊田雅明(新潟)渋谷恵一(富山)高嶋雄一(長野)清水祥一(福井)加藤務(滋賀)中島俊彦(大阪)山名達哉(京都)庫本善夫(奈良)中島良太(兵庫)今井直樹(島根)荒木健策(岡山)丸岡弘二(広島)冨永信(山口)光永和史(愛媛)近藤甲平(佐賀)古瀬寛二(長崎)宮崎容一(熊本)金光直明(大分)今村栄(宮崎)浜田晴樹(鹿児島)安仁屋博一(沖縄)
▽編集部=田中徹、白石隆史、土屋和彦

『全国書店名簿』発売

47都道府県書店商業組合に所属する書店の名簿『全国書店名簿』2006年度版が出来ました。B5判、307頁、定価5040円(税込)。今年8月現在の組合員総数は6636名。都道府県組合別に住所、代表者、電話・ファックス番号、取引取次を掲載しています。お求めは日書連事務局か取次仕入窓口で。

「新販売システム」をご支援下さい/日書連流通改善委員長・藤原直

1.書店マージン拡大の第一歩なのです
「注文生産、満数配本、売り切り、返品ゼロ」を提案したのは、誰あろう日書連自らなのです。本当のことを言えば、時限再販とか歩安入帳とか返品許容率とか言って、少しでも書店の負担を軽減したい。売れ残りのリスクを軽くしたい。しかし、こうした要望が商慣習の中に蔓延していたために、今まで「新正味買い切り制度」を定着させることが出来なかった原因ではなかったのではないでしょうか。このことを排除して
こそ、本来のマージン拡大があるという視点に立っているのが、この「新販売システム」なのです。ハイリスク、ハイリターン。腹を括って勝負に出て、初めて書店マージンの拡大が可能になると思います。その第一歩なのです。是非この点ご理解下さい。
2.本システムは多くの出版社が注目しています
「是非わが社にもやらせて欲しい」と、既に数社から声がかかっています。今後この社数を増やすか減らすか、また、対象商品の拡大を図れるか否かは、まさにこの講談社様との取り組みが評価対象となって来ます。画期的で斬新な試みであるため、腰を引かれている書店もあると思いますが、満数配本の確保と高マージン(実質40%)獲得を目指したテストケースとしての位置付けでもあるのです。しかも、高マージンに関しては日書連傘下の書店のみが享受出来る特典です。是非この点ご理解下さい。
3.「売れる」ではなく「売る」姿勢で臨んで下さい
「トットちゃん」は、25年前のベストセラーです。売れる本であるということは歴史的に証明しています。単行本の他に文庫が出ていますが、新装版になった単行本を前面に出し、また「だいじょうぶ」も大型版で読み聞かせに最適、「いい本ですよ」「今、話題の本です」「書店が自信をもってお薦めする本です」と、是非一声運動で対応してみませんか。読者は書店のその一声を待っています。店頭に並べて「売れる」のを待つのではなく、「売る」という積極的な販売姿勢をもって臨んでもらいたい。言葉を代えるならば、このシステムは意識改革の試みでもあるのです。是非この点ご理解下さい。
4.独立系書店の力量が問われています
現代は、まさにサバイバルゲームの様相を呈しています。出版社も取次も書店も様々な試みを通して、生き残り作戦を模索中といっても過言ではないと思います。そうした中で、今回「新販売システム」を企画したわけです。返品率の上昇が業界三者を苦しめていることも事実です。これをゼロにする試みは、無駄を排し、地球資源の環境保全にもつながります。独立系書店の組合である日書連の力を発揮するチャンスでもあります。リアル書店の底力をみせたい。生き残りのためのステップなのです。そういう意味がこのシステムには込められています。是非この点ご理解下さい。
5.「販売の機会損失」は最小限に防ぎましょう
中間集計で今回の注文の部数を見ますと、多くは「非常に慎重である」という印象を持ちました。「売れ残りによるリスク」と「販売の機会損失」を秤にかけた結果、「様子見」を選択肢にした書店が多く、注文部数を抑えているようです。今回、講談社様としても力を入れてくれていて、10月21日には「全国書店新聞」を使ったステッカー、28日には全国の県紙・ブロック紙並びに29日には朝日新聞で広告を予定しています。
もしそれを見た読者が、書店に来たとき、要望に応えることが出来ないとしたら、余りにも淋しくありませんか。今回は書店主導で、注文数を満数確保出来るのです。ポップやポスターを使ってじっくり売ろうではありませんか。表紙カバーの予備も用意してもらっています。是非この点ご理解下さい。
6.今回の2点は、日書連のPB商品なのです
先般、日書連で実施した「全国小売書店経営実態調査」の報告書を見ましても、「日書連に望む対応」のトップは、「書店マージンの拡大」で「客注品の迅速確実化」「出版物再販制の擁護」「適正配本」と続きます。「マージンの拡大」と「希望数の配本」を確保するには、日書連が版元になって出版するしかないという声も耳にしました。しかし、現実問題として日書連が出版元になるには、幾多の難関をクリアせねばなりません。そこで、本年5月頃よりPB(プライベート)商品としての位置付けを講談社様にお願いして検討を重ねてまいりました。そして、やっと実現したのがこの2点でありました。是非この点ご理解下さい。
7.「文字・活字文化の日」を記念した書店側からの提案です
昨年の7月に「文字・活字文化振興法」が成立し、10月27日が「文字・活字文化の日」になりました。昨年日書連は「本屋さんへ行こう!」というタイトルの音楽CDを製作して書店店頭からの盛り上げを図りました。今回は、「書店が自信をもってお薦めする書籍」ということで、「これが本屋のイチオシ!06秋」がキャッチフレーズです。お客様に必ず納得いただける選書だと自負しています。書店が熱き思いを込めて読者に訴えていく。是非この点をご理解下さい。以上

10月28・29日に神保町BF開催

世界一の本の街、「神保町ブックフェスティバル」が10月28日(土)、29日(日)の両日、すずらん通りを中心に行われる。今年で16回目。
すずらん通り、さくら通りは車を通行止めにして出版社によるお楽しみワゴンセール「本の得々市」が開かれるほか、小学館・集英社前広場は「こどもランド」と名づけて児童図書出版協会による児童書ワゴン本セール、おはなし会、読み聞かせ、人形劇、シールラリーなどの催しを用意している。
イベントでは藤田宜永サイン会(28日15時、三省堂書店)、山本一力サイン会(29日16時、同店)、坪内祐三講演会(28日15時、東京堂書店)、佐藤優講演会(29日15時、同店)、川本三郎講演会(29日13時半、岩波ブックセンター)など多彩な企画を揃えた。東京組合千代田支部はワゴン2台、同青年部も1台を出して汚損本などを販売する。

受賞138点決まる/大阪本の帯創作コンクール

児童書を読み、子どもたちに自由な発想で本のオビを作ってもらおう――第2回「大阪こども本の帯創作コンクール」は10月4日開かれた大阪読書推進会・実行委員会で授賞作138点が正式決定した。大阪国際児童文学館中川正文名誉館長を中心に行われた2日の選考会結果を受けたもの。
表彰されるのは大阪府知事賞、朝日新聞社賞、大阪国際児童文学館賞、大阪出版協会賞、大阪府書店商業組合賞、大阪府教育委員会賞のほか、各自治体市長賞、教育委員会賞と協賛出版社賞17社賞。表彰式は11月5日午後1時から、天満橋の大阪府立女性総合センター「ドーンセンター」で行われる。
同コンクールでは、子どもたちの作ったオビを実際に製作して書店で販売用に並べることにしており、今年は以下の9作品のオビを製作することになった。
「くうきのかお」(福音館書店)、「紅玉」(新日本出版社)、「けんちゃんともぐりん」(くもん出版)、「フェアリーレルム」(童心社)、「あいつもともだち」(偕成社)、「ゆうびん受けのうさぎ」(あかね書房)、「花のき村と盗人たち」(小学館)、「木もれ日のむこうに」(国土社)、「ぼくがいっぱい」(岩崎書店)
オビの製作は各冊2千枚。大阪府書店商業組合では、各書店に注文書が届くので藤井寺市、豊中市、吹田市、大阪市、能勢町、枚方市、茨木市の関係書店は増売協力をお願いしたいと呼びかけている。
(中島俊彦広報委員)

〔大阪府知事賞〕
前田翔生(枚方市立東香里小2年)『おばけとしょかん』、荻野剛(藤井寺市立藤井寺北小3年)『くうきのかお』、岸本真里奈(豊中市立東豊台小6年)『紅玉』、松岩俊佑(太子町立山田小3年)『てぶくろをかいに』
〔朝日新聞社賞〕
吉岡冴彗(吹田市立山手小2年)『けんちゃんともぐりん』、竹端友香(豊中市立南丘小4年)『フェアリーレルム』、成田有希(河内長野市立美加の台小5年)『紅玉』、新地翔矢(岸和田市立大芝小3年)『パムとケロのそらのたび』
〔大阪国際児童文学館賞〕
筒井琴音(大阪市立豊新小2年)『あいつもともだち』、長佳蓉子(大阪市立友渕小3年)『ゆうびん受けのうさぎ』、岡田千里(能勢町立久佐々小6年)『花のき村と盗人たち』、上原和希(大阪市立長吉南小6年)『夢はワールドカップ』

移転

☆栗田出版販売・広島支店
中四国エリアの拠点を現在の広島県から岡山県に移し、「岡山支店」として10月30日(月)から営業を開始する。
〈岡山支店〉
〒700―0907岡山市下石井2―1―3岡山第一生命ビル5階
℡086―236―1622、FAX086―236―1629

催し

◆出版科学研究所「出版セミナー」
11月2日(木)午後2時から、家の光会館7階コンベンションホールで開催。高岡市・文苑堂書店の吉岡隆一郎代表取締役社長(富山県書店商業組合理事長)が、「地方書店の経営事情―北陸・文苑堂書店の場合」をテーマに講演。同社の戦略や経営哲学、人材育成などについて語る。受講料5千円。申込み、問合わせは出版科学研究所・出版セミナー事務局まで。℡03―3269―1379、FAX03―3266―1855
◆田辺聖子の世界展
NHK朝のテレビ小説「芋たこなんきん」の主人公は、今年で文学活動50年を迎えた作家・田辺聖子さんがモデル。これを記念した展覧会「田辺聖子の世界展」が11月14日から19日まで、日本橋三越本店新館7階ギャラリーで行なわれる。主催は読売新聞社とNHKプロモーション、田辺聖子展実行委員会。
旧制樟陰女子専門学校を卒業し、7年のOL生活を経て昭和31年に『虹』で大阪市民文芸賞、昭和39年には『感傷旅行』で芥川賞を受賞。これまで250冊に及ぶ作品を生み出した田辺さんの生原稿や著書、愛用の小物、人形コレクションなどを紹介する。14日と15日にはサイン会も予定。入場料は一般・大学生800円、中高生600円。
◆トーハン書店大学セミナー
トーハン・コンサルティングは、トーハン書店大学「お待たせしないラッピングセミナー」を11月21日(火)午後1時半からトーハン本社大ホールで開催する。
クリスマスや進学・就職シーズンに向け、さまざまなラッピングの技術を実習中心に学習。他のスタッフにも指導できる教え方のコツも学べる内容となっている。講師はラッピングコーディネーターの服部雅代氏。受講料は書店共助会加入店5千円、非加入店1万3千円。問合わせ、申込みはトーハン・コンサルティング教育事業部まで。℡03―3267―8686、URL=http://www.tohan-c.co.jp/

小学館児童出版文化賞

第55回小学館児童出版文化賞は、『風神秘抄』(荻原規子作・徳間書店)、『わたしたちの帽子』(高楼方子作・フレーベル館)の2作に決定した。
贈賞式は11月9日午後5時半から、千代田区一ツ橋の如水会館で行なわれる。

人事

☆西東社(10月2日付)
〈組織変更〉
販売部を改め、営業部とする。
〈人事異動〉
営業本部長(販売部次長)葛西善博
営業推進部部長(販売部販売企画課長)新井恒男
営業企画部部長(販売部課長)高橋誠

☆三省堂(10月2日付)
営業局販売部長兼販売課長(営業本部営業部販売課長)伊藤和市

9千7百件の予約を獲得/’06雑誌定期購読キャンペーン

2006年「雑誌愛読月間」キャンペーンの報告会が、10月6日午後4時から神田駿河台の雑協会議室で開かれた。
今年の雑誌愛読月間キャンペーンは、雑誌の再販弾力運用の実践とPRを改めて前面に出して展開。愛読月間のPRキャンペーンでは、関東交通広告協議会が協賛する電車内中吊りポスターを過去最大となる約10万8千枚掲出したほか、書店・図書館ポスター、会員社発行雑誌誌上の告知広告などでアピールした。
ブックハウス神保町とのジョイントフェアも企画し、開幕イベントとして3日間実施した日本図書普及の全面協力による「オリジナル図書カードづくり」には百名超が参加。またお話し会を2日2回、折り紙教室を2日4回にわたって開催、熱心な親子連れで賑わいをみせた。
定期購読キャンペーンは過去最大の36社91誌が対象となり、参加書店は5592店と前回を僅かに下回ったものの、予約数は9727件と初めて9千の大台に乗せた。ブックハウス神保町では対象誌を常設展示し、2号前までのバックナンバーを半額で販売。雑協のホームページでも注文を受け付けた。予約獲得店は1017店と昨年より若干減少したが、30件以上の予約を獲得した店は昨年より9店増えて39店になった。
今回のキャンペーンについて取次各社から、「大阪府書店組合で取り組みの掛け声をかけていただいた」「申込用のチラシが少ないという書店からの問い合わせが多かった」「都心の電車内ポスターは良く目についたが大阪にはない。工夫が必要ではないか」「反省点として、途中の進捗状況をチェックし把握することが必要だと感じた」などの報告があった。
日書連増売委員会・舩坂良雄委員長は「年々対象雑誌が増えているのは書店としてありがたいこと。地元と密着している店は販売網を持っている。町の本屋に力を入れてもらえれば、予約数は1万にいくと思う。PRがまだ足りないと思うので、一般の人の目に触れる機会を増やす方法の研究を進めてほしい。また、頑張った書店に対して何かしていただければありがたい」と述べた。
雑誌愛読月間推進特別委員会・浜田博信委員長は「東京中心のPRになっているので、関西の交通広告関係でPRを考えたい。地方への浸透は書店でのポスターが中心になるが、書店組合の中で議論してアイデアを出していただければと思う。大部数受注いただいた店に対して何かできるかは検討してみたい。対象雑誌を増やせるかどうか、各社検討してみてほしい。定期購読が拡がっているのは間違いない。今後の発展のためさらに工夫し、知恵を出していただきたい」と総括した。

荻世いをら、中山咲両氏が受賞/第43回文藝賞

河出書房新社が主催する第43回文藝賞の授賞式が、10月13日午後6時から山の上ホテルで行なわれた。今回の受賞は荻世いをら氏「公園」、中山咲氏「ヘンリエッタ」の2作。
授賞式では、角田光代、高橋源一郎、藤沢周、保坂和志の各選考委員が選評。このうち高橋氏は「中山さんの作品は完成度が高い。荻世君は完成度は低いが、普通の作家が書かないことをやろうという意気込みを感じた」、保坂氏は「若い作家は無理して急いで書かなくてもいい。自分を信じ、ゆっくり時間をかけて2作目を書いてほしい」と激励した。
受賞者が喜びの言葉を述べたあと、河出書房新社・若森繁男社長は「今年は創業120周年の文藝賞で、大変感慨深い。出版界は元気がなく、特に小書店の減少が危機的な状況だ。何が元気にさせるかといえば、やはり文芸書。河出は文芸書に賭けて邁進していきたい」と述べた。

本屋のうちそと

会社の帰りに立ち寄る40歳代のお客様。レパートリーは広く、頼んだ本がすぐに入らないと大書店に探しに行くという。パソコンですぐに調べるが、取次のネット注文サイトでは品物が無いことが多い。無い時は別のルートを探し、入荷日がわかればすぐに電話連絡をしなくてはならない。商品の在庫が無ければ時間がかかると早めに申してお断りしなくてはならない。最近は早く本が入っても「早いですねぇ」とは言わない。当然のようになってしまった。
お年寄りの注文は相変わらず、本の題名が不明瞭、著者不明、版元不明。パソコンで簡単に「この本ですか」と出ればよいが、出ないと「何日か前の新聞に載っていた」という。「はさみで切ってきてください」と言うと大抵出版社の部分が切れている。でも本の題名だけでもわかるからいいかぁ。
最近出版されたばっかりというのに、品切れ重版なしという本がある。お客様からは「何で!出版されたばっかりなのに」と言われる。そして「大書店で探してくる」という。嫌な言葉だ。何処探しても無いよと心の中で言っているが、意外に大書店にあるかもしれないもの?
零細書店には新刊書が定期的に入荷することが無い。たとえ今日新刊が出ても店に来ることはないのだ。お客様は当然のように何でも書店に行けばあるものだと思って来る。新聞、テレビ、電車の中吊、諸々のところで本の広告を見て探しに来るのです。
売れないこの時期に、一人のお客様を逃してしまうことは辛いものがある。売れる本が大書店に山積みになっていても、お客様からの注文には在庫なしと言うのだから、出版社は売りたいの売りたくないの?(とんぼ)
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