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平成13年7月11日号
雑誌月間

夏休みを中心に、七月二十一日から八月二十日まで「雑誌愛読月間」(旧・雑誌月間)のキャンペーンが展開される。

雑誌月間推進特別委員会(浜田博信本部長)を発足させ、運動の拡大を図る雑誌協会は、昨年、目黒・世田谷でテスト実施した「定期購読キャンペーン」を今年は宮城県にも拡大、両地区合わせて三、四百書店で読者に年間定期購読を勧める促進活動を展開する。

このキャンペーンは、キャンペーンに参加する雑協会員社二十一社二十五誌の年間定期購読を読者に呼びかけ、一括先払いで申し込めば一カ月分を無料サービスするというもの。

参加書店には出版社が一カ月分を割り戻す。

また、期間中に申し込まれた読者の中から百名にオリジナル図書カード(五百円)をプレゼントする。

雑協では「雑誌愛読月間」の今年のキャラクター・釈由美子を起用した店頭掲示ポスター二種とチラシを作成。

参加書店に配布するほか、キャンペーンに合わせて書店を訪問、顧客獲得を支援していく。

昨年テスト実施した東京組合目黒・世田谷支部では参加した百店のうち約七割の書店で予約があり、申し込みは四百五十八件。

参加書店からは「定期購読の掘り起こしにつながった」という声が上がっている。

今回は参加銘柄も十五誌から二十五誌に拡大、目黒・世田谷に加え宮城県全域でも実施することから、相当の成果が期待されている。

こうしたキャンペーンなら、全国書店で実施してほしいものだが、取次に雑誌年間予約の割引に対応する処理システムがないことがネック。

関係者からは今後、取次にシステム対応を求める声が上がっている。

キャンペーン参加雑誌アシェット婦人画報社『Vingtaine』/オークラ出版『トトブレイク』/学習研究社『CAPA』/角川書店『マリ・クレール』/講談社『Grazia』/光文社『BRIO』/集英社『メイプル』/主婦と生活社『junon』/主婦の友社『my40s』『わたしの赤ちゃん』/小学館『おひさま』/新潮社『芸術新潮』/中央公論新社『婦人公論』/東京ニュース通信社『TVTaro関東、宮城』/東洋経済新報社『オール投資』/徳間書店『問題小説』/日経BP社『日経PC21』『日経IT21』/日経ホーム出版社『日経トレンディ』『日経ウーマン』/双葉社『小説推理』/文化出版局『ミマン』/文藝春秋『諸君』『オール読み物』/マガジンハウス『クロワッサン』

くじ精算はお早めに

今春実施いたしました「春の書店くじ」で各書店にお立て替えいただきました一等一万円、二等千円、三等五百円、四等百円の精算受付は七月一日から三十一日までとなっています。

お手持ちの書店くじは所定の用紙に当選券の明細、取引金融機関名、支店名、口座番号、書店名を明記の上、お早めに日書連事務局「書店くじ係」へお送り下さい。

ふるさとネットワーク

今では全国に六十カ所以上も広がっている「よさこい踊り」ですが、「本家」高知では今年も八月九日から十二日の四日間、四十八回目の「よさこい祭り」が行われます。

真夏の炎天下、地響きを起こすほどの大音量の囃子にのって踊り子が乱舞する姿は、まさに「本家」「本場」の迫力。

昨年は一万六千四百人の踊り子が参加し熱気溢れる祭りになりましたが、今年は更に盛り上がることでしょう。

「よさこい踊り」の特色は曲のアレンジも、振り付けも、衣装も自由というところにあります。

まさに自由民権発祥の地らしい(?)祭りです。

よさこい踊りが全国に広がっているのも、この「自由」という点にあるのでは、と私は思います。

私は毎年、店を抜け、カメラ片手に踊り子のオッカケおじさんをしています。

(福田啓助広報委員)


私たち書店が最も頼りとする組織、日書連の組合員は数年前まで一万店以上あったのが、十二年度八千八百五十三店と減少に歯止めがかかっていないのはまったく残念です。

いっそう厳しさを増す不景気、大型店の出店、読書離れ、携帯電話代などによってお金を払って本を買う人の減少がますます深刻化するのを避けることができるでしょうか。

私たち北海道の組合員も平成四年から十二年の八年間で五百七十二店から四百二店と三〇%も減っています。

北海道の今年の組合員名簿を見て驚いたのは、人口十五万人の小樽市の組合員がわずか二名(五店舗)だったことです。

これは異常な少なさです。

今年は組合員の加入に全国の理事さんたちは、何よりも未加入の書店に加入を働きかけ、何としても一万店を目指して努力してくださることを期待いたします。

また、共済会加入店ですが北海道は三九・一%と少なく、もっと加入店を増やすことが必要と思います。

ご多忙の中、理事さん方の頑張りには敬服しておりますが、このままでは組合の存亡にかかわり、組合員、共済会員を増やすことが何より求められています。

また、会費未納会員も不況で入金できない方も多いと思いますが、会の運営のために協力しましょう。

私の店がある古平町は人口約四千五百人の過疎の漁村で、一日の客数平均二ケタの零細書店ですが、組合員として、五口の共済会員として、少ない客を相手に頑張っております。

みんなで力を合わせて、輝かしい日書連の歴史を衰退させることなく、発展のため頑張りましょう。


母が腰痛の手術をして、二カ月間、我が書店を休業した。

配達も休んだ。

その間、得意先九十軒のうち十二軒が配達を断ってきた。

この数字が果たして多いのか少ないのか、いま私は検討中である。

私の書店は「地域密着型」と「出前型」の混合タイプを推進してきた。

つまり本を出前することも積極的にやってきた。

取引もやめずに二カ月間ずっと待っていただいた得意先は、中華料理店、美容院、理髪店、歯科医院、医院、食堂、ブティックなどである。

ありがたいことである。

三年前、中小企業診断士にアドバイスしていただいた時、「コンビニと同じことをやっていては、将来はない」と言われた。

だから私はこの混合タイプを今後も続ける方針である。

さらに、広告のチラシを広範囲にわたって配布して、私の店にいろんな本の相談をしていただくお客を増やしたいと考えている。

これは、いわば「ファミリー型」と言えよう。

別な言い方をすれば「アドバイザー型」とも言える。

お客さんには「自分の子供を大学に入学させたい」とか「公務員にしたい」とか「老後の生活を充実させたい」とか、様々な要望がある。

それらに対して、私の店の方からお答えするわけである。

要するに市民の皆さんのお役にたつ書店になるのである。

ふるさとネットワーク

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」−−「よしこの」(はやし唄)のリズムで踊る阿波踊りは、徳島を代表するイベント。

毎年八月十二日から十五日までの四日間、徳島市の街中は情熱的な踊りで興奮のるつぼと化す。

メイン会場は市の中心部の公演や通りに設けられた演舞場、おどり広場、おどりロード、まちかど広場で、夕方六時から夜の十時半まで踊りが続く。

起源については諸説あるが、約四百年の歴史を持つと言われる。

明治時代は藍商人の財政援助、大正時代は芸者たちの力で盛り上がった。

戦後の隆盛はご存じの通り。

自由な大衆芸能として徳島を飛び出し、東京・高円寺をはじめ全国各地に定着。

さらに、毎年の海外遠征で世界的知名度もアップ。

日本の阿波踊りから世界の踊り「AWADANCE」へと飛躍を遂げている。

(津川優広報委員)

トーハン関係会社

トーハン関係各社は六月二十七日に定時株主総会及び取締役会を開き、以下の役員を決めた。

◎昇任、○新任*東販自動車・代表取締役社長◎渡邊光常務取締役鈴木光雄取締役上瀧博正同○宮下洋二監査役藤井武彦*東販商事・代表取締役社長◎田沼義貞取締役吉葉光夫同○鈴木仁監査役藤井武彦*・レヴセン代表取締役社長小林辰三郎取締役山崎厚男同○鈴木仁監査役藤井武彦*・ブックス・トキワ

−無題−

出版興行・代表取締役社長○池田晃取締役根岸吉美同石村忠昭監査役小島紀二*・ジャパン・エイ・ヴィ・レンタルシステム代表取締役社長小早川紘一郎常務取締役高野栄二取締役吉味博同○鈴木仁監査役山崎厚男*東販リーシング・代表取締役社長服部良次取締役藤井武彦同小倉俊一監査役小島紀二*・メディア・パル代表取締役社長金田万寿人取締役○小柳貴史同○阿部信行監査役山崎厚男*・トーハン総研代表取締役社長○林隆夫取締役○金田万寿人同小林辰三郎監査役藤井武彦*・トーハン・システム・エンジニアリング代表取締役社長小林辰三郎取締役副社長飯島信太郎取締役○小林信同上瀧博正同小島俊一監査役藤井武彦*・トーハン・コンピュータ・サービス代表取締役社長小林辰三郎取締役土田武同小島俊一監査役藤井武彦*・ジャパン・メディア・サービス代表取締役社長中井伸行取締役西本博紀同○馬場義巳同○鈴木仁監査役藤井武彦*・トーハン・インターメディア代表取締役社長橋本優取締役○鈴木仁同小島俊一監査役藤井武彦*・トーハン・コンサルティング代表取締役社長○黒沢正雄取締役渡辺勝也同○正能康成監査役山崎厚男*・ブックライナ−代表取締役社長小林辰三郎常務取締役柳田武男取締役○渡邊光同高野仁監査役藤井武彦*退任取締役・監査役東販自動車安井一男東販商事岸輝同櫻井久雄レヴセン佐久間英雄ブックス・トキワ朝倉登東京ブッククラブ朝倉登出版興行宮下洋二ジャパン・エイ・ヴィ・レンタルシステム佐久間英雄同塚田茂東販リーシング榎本順章メディア・パル茨田晃夫同森田義一ト−ハン総研田中海南同吉岡準ジャパン・メディア・サービス牧田幸夫同佐久間英雄トーハン・インターメディア佐久間英雄トーハン・コンサルティング本田和美同小林昇ブックライナ−安井一男

日販事業グループ

日販の子会社、関連会社で構成される日販事業グループ各社の株主総会が六月十三日、十五日、二十六日に相次いで開催され、以下の役員構成が決まった。

◎昇任、○新任。

*お茶の水商事・代表取締役社長小関道賢常務取締役○清水昭次取締役鎌谷照夫同布施川健一監査役黒岩紘司*日販運輸・

−無題−

日販メディア・代表取締役社長鎌谷照夫常務取締役五味博取締役有山修平監査役黒岩紘司*日販製函・代表取締役社長菅徹夫専務取締役◎竹内福治取締役緒方信義同松尾宣昭監査役笠井三千男*・出版パッケージ代表取締役社長高久安雄取締役根上力同野谷清同高見吉弘監査役笠井三千男*・みずうみ書房

−無題−

日販アイ・ピー・エス・代表取締役社長入田規弘取締役岩田孝弘同鶴田尚正同○石田正樹監査役黒岩紘司*日販コンピュータテクノロジイ・代表取締役社長川名雄作取締役細野和夫同幸田謙三同井上顯一監査役笠井三千男*・カルチャーリース代表取締役社長椎名恒雄取締役神野修二同大谷弘幸同古屋文明監査役平林彰同笠井三千男同黒岩紘司*・マクス

−無題−

・エヌ・エー・シー代表取締役社長木下建夫取締役阿部忠彦同飯島健一同阿部洋一郎同橋昌利監査役黒岩紘司*アミューズソフト販売・代表取締役社長宮下昌幸専務取締役小川義章常務取締役菅野憲幸取締役都築幸七同鶴田尚正同山本久同島本雅司監査役○斉藤泰幸*・ほるぷ出版代表取締役社長土屋章常務取締役図師尚幸取締役橋昌利監査役黒岩紘司*・ブッキング代表取締役社長菅徹夫常務取締役左田野渉取締役竹林聡同鶴田尚正同橋昌利同○井上顯一同○小松賢志監査役笠井三千男*退任役員お茶の水商事浅賀国昭同杉本義郎日販製函吉田正美出版パッケージ鴻巣道明日販図書館サービス大野恒夫野田貞子日販アイ・ピー・エス三浦正一日販コンピュータテクノロジイ中山泰雄カルチャーリース深澤権三日本メディアリンク加藤哲朗杉本七生アミューズソフト販売笠井三千男ブッキング清水昭次

出版社人事異動

◇日本放送出版協会6月15日の定時株主総会および取締役会で以下の役員を決めた。

○は新任。

代表取締役社長○松尾武専務取締役安藤正直常務取締役道川文夫取締役吉松英美同佐々野兵鬼同妻野海郎同藤野健一同高城達郎同堀淳一同○小河原正己同○武田直樹同○高月嘉彦同(非常勤)酒井治盛同○横須賀鎮夫同○宮下宣裕同○出田幸彦監査役小森哲也同(非常勤)○北村真征*安藤龍男社長は顧問に、取締役荻野靖乃、八重樫克羅、二宮文彦、監査役井橋光平の各氏は退任。

◇フレーベル館6月15日開催の定時総会ならびに取締役会で左記の役員を選任した。

◎は昇任、○は新任。

代表取締役社長◎北林衞常務取締役◎田中資明同○重野邦雄取締役相談役○荒井健之輔取締役藤田弘道同○丁子惇同福居清孝同鈴木晴夫同多田光宏同登坂秀樹同永吉客夫監査役(常勤)○安藤榮一郎監査役副島豪◇くもん出版6月28日開催の定時総会ならびに取締役会で左記の役員を選任した。

代表取締役社長土居正二常務取締役土開章一取締役(業務部・企画部担当)小寺敏博同(編集部担当)赤石忍同(営業部担当)○志村直人監査役藤島尚和◇世界文化社(6月21日付)販売本部販売部部長新津公博秘書室長中澤俊昭販売本部販売促進部副部長保正一成◇東京堂出版(6月1日付)常務取締役(編集・営業担当)今泉弘勝◇山と渓谷社(6月1日付)営業副本部長川城明

営業総本部を新設

大阪屋は七月一日付で営業総本部を新設するなど、以下の機構改変を行った。

〔機構改変〕一、本社管轄の全組織を管掌する営業総本部を新設する。

同本部に管理統括部、第一営業統括部、第二営業統括部、営業推進統括部及び流通統括部を設置し、管理本部、営業本部、商品本部は廃止する。

一、管理統括部はこれまでの総務人事部、経理部、情報システム部を統括し、それぞれの各課は存置する。

一、第一営業統括部はこれまでの営業第一部、営業第二部及び神戸、京都、西部の各支店を統括し、営業第一部を第一営業部、営業第二部を第二営業部に改称する。

第一営業部、第二営業部にそれぞれ第一課、第二課を設置し、従来の課・係は廃止する。

一、第二営業統括部は、これまでの特販第一部、特販第二部、特販第三部を統括し、それぞれの各課は存置し、係は廃止する。

一、営業推進統括部は、これまでの雑誌企画調整部、書籍企画調整部、営業推進室、開発企画部及びその各課を統廃合し、企画調整部、営業推進部を新設する。

企画に雑誌企画調整課、コミック、ムック調整課、書籍調整課、書籍企画課を設置し、営業推進部に営業推進課、四条開発課、商品開発課を設置し、各係は廃止する。

一、取引管理部は取引部と改称し、取引総括課を取引課に、取引管理課を取引審査課にそれぞれ改称し、営業総本部所管とする。

一、大阪屋友の会事務局は、営業総本部の所管とする。

一、輸送管理室は廃止する。

一、流通統括部は関西ブックシティ、大阪流通センター、教科書部、図書館部を統括する。

一、流通統括部関西ブックシティの総務工程管理課を総務工程課に、専門書流通商品課を流通第四課に、注文業務課を流通業務課に、インフォメーションセンターを受注センターにそれぞれ改称し、各係は廃止する。

一、流通統括部大阪流通センターの雑誌管理課を雑誌返品業務課に、書籍管理課を書籍返品業務課に、運輸作業課を輸送業務課にそれぞれ改称する。

一、流通統括部図書館部の東日本営業課を図書館部東京分室に改称し、東京本部に置く。

一、東京本部総務経理部広報室分室及び同本部EC事業部東京分室並びに図書幹部東京分室の管掌は東京本部長とする。

一、東京本部総務経理部のシステム推進課をシステム課に改称する。

同部仕入れ管理課は、計算事務課と改称し、新設の仕入部に移管する。

一、東京本部に仕入部を新設し、これまでの雑誌仕入調整部、書籍仕入調整部を統合する。

同部に雑誌仕入課、コミック・ムック仕入課、書籍仕入課、専門書仕入課、計算事務課、東京書籍流通センターを設置し、マルチメディア商品課は廃止する。

一、東京本部東京営業部の営業推進課を営業課に、取引管理課を取引課にそれぞれ改称する。

一、東京本部東京業務部の物流管理課を物流業務課に、書籍業務課を書籍整品課にそれぞれ改称し、商品流通課の各係は廃止する。

催し

◇講談社野間記念館『京都画壇の精鋭』展講談社野間記念館は秋季展として九月一日から十月二十一日まで「培われた、伝統と進取の気風『京都画壇の精鋭』展」を開催する。

水墨画、大和絵、狩野派、琳派、円山・四条派など日本の絵画の様々な様式を生み出した京都文化は、長い伝統を誇りながらも日本画の革新を実践する気風に富んでいる。

竹内栖鳳凰とその門下、京都画壇の精鋭を集めた。

同時展示は「明治大正昭和大絵巻」の原画展。

開館午前十時から午後五時。

休館日月・火曜日。

入館料一般五百円、中・高・大学生三百円。

なお、現在行われている夏期展「飛泉の情景」は七月二十二日で終了し、七月二十三日から八月三十一日は休館。

秋季展のあと、十月二十七日から十二月十六日まで冬季展「四季礼賛展■錦秋(川合玉堂、川村曼舟、福田平八郎ほか)を開催する予定。

本とAVを一元管理

日販は書籍、雑誌、AV商品を一元的に単品管理し、売上げ、在庫などを分析して書店業務の効率化と顧客サービスを支援する店舗管理システム「NOAH(ノア)」を開発し、書店向けに販売開始した。

同システムは、従来から日販が取引書店に提供している出版物専用の店舗管理システム「ミニトータルシステム」の機能と、セル・レンタルAV専用の「オールインワンPOS」機能を統合したもの。

店舗で扱う書籍、雑誌、AV商品などの売上げ、在庫がすべて一元管理でき、二重にかかっていた管理コストが大幅に削減する。

従来の「ミニトータルシステム」は「NOAHBOOK」に、「オールインワンPOS」は「NOAHAV」に移行し、両者を一元管理するのは「NOAHPLUS」。

店舗のニーズに応じて必要な機能を選べる。

「NOAH」システムへの移行は導入済みの機器を活用して機能拡張を行う。

「NOAHPLUS」の価格はサーバー、プリンター、パソコン端末、書店ハンディ、POS四台の構成で月額二十七万九千円、「NOAHAV」十三万二千五百円、「NOAHBOOK」十九万八千円。

既に「ミニトータルシステム」を導入している書店に対しては、より低コストのネットワークに移行することで通信料・電話料を今秋から月額二万五千円程度引き下げる予定。

若手でパリパリ会結成

埼玉日販会は七月三日午後二時半から大宮市のラフォーレ清水園で第30回総会を開催、書店四十名、出版社四十名、日販からは菅社長、大野常務、野俣関東支社長などが出席した。

総会は野沢幹事(三星社)の司会、中村副会長(文華堂)の開会あいさつで始まり、吉田会長(吉田謙受堂)が「我々を取り巻く環境は厳しく好転の兆しが見えない。

ここ数年で会員店も三十数店減った。

IT革命の波と急速な変化にどこまでついていけるか。

活字離れ、新古書店、再販問題もある。

日販との関係をどう構築していくかでは、昨年、埼玉支店の本社移転があったものの、何とか不安をぬぐいつつある。

これの柱がネオステージ21で、営業マンの訪問も増えている。

我々も協力体制で応えたい。

トリプルウィン構想により三者の勝ち残りを早く実現してほしい」とあいさつ。

吉田会長を議長に行った事業報告、決算、予算案、新年度事業計画を原案通り可決した。

このうち新年度事業計画は平居埼玉支店長が提案説明。

■共同拡販商品として『人気シェフの料理レッスン』(世界文化社)『大安心』(講談社)『21世紀子供百科宇宙館』(小学館)『クッキング百科』(集英社)の四点を取り上げること、■従来の二世会の活動強化のため若手店長も含めた「パリパリ会」を結成すること、■十月から十二月にかけて「おはなしマラソン」を実施する−−などを承認した。

役員改選では新副会長に安斉章氏(安斉書店)を選んだほか、参与職を新設し中村二郎、押田浩、茂木孝一、植村稔、酒井與四郎の各氏が就任した。

議事終了後、日販菅社長が祝辞。

日販の近況について、「昨期の赤字決算から一転して、今期は過去最高益の黒字転換を果たした。

第54期はさらにスピードをあげて新生日販を目指す」と述べた。

また、先頃発表したトリプルウィン計画について、「業界三者が単品情報をネットワーク上で共有し、部品調達から生産、流通、販売と一気通貫で効率化をめざすもの。

一番の成功事例がユニクロ。

SCMはメーカー主導だが、出版界で一者ごとにネットワークを構築することは資金、運用面で非効率。

日販のネットワークを提供し、送返品情報のオープン化と書店からはPOSデータの提供をお願いしたい」と説明した。

さらに、日販が進める店頭サポートの一環としてムックの鮮度管理を紹介。

ムックの棚から二カ月間の新刊以外をはずし、新刊、定番、季節商品のみにしたところ、売上げが上がったことを例に「手をかければ売上がは伸びる。

簡便、効率的な店舗サポートを進めていく」と述べた。

出版社・書店情報交換会のあと、ブックスタート支援センターの佐藤いづみ氏が「ブックスタート(本のひととき、赤ちゃんと一緒)」を講演。

今年四月に発足した支援センターの取り組みを紹介し、秋にはNPO(非営利組織)として立ち上げることを報告した。

発券・回収とも微増

日本図書普及は六月二十六日午後四時から日本出版クラブ会館で「全国共通図書券・図書カード感謝の会」を開催した。

最初に同社佐藤専務は「先程第41回の総会が無事終了した。

今期の成績は、発券七百七十一億円(二・九%増)、引き換え七百七億円(一・〇%増)と、まずまずだった。

四十一年間、一度も前年を下回っていないのは皆さんの支援のおかげ。

特に図書カードは一般カードが一三〇%、広告カード一五〇%と急激に伸びており、読取り機設置も八千八百店と一万店近くなった。

カード発行から十年、学校、公共団体が卒業式や成人式にも広く使われ、本の販売に役立っている。

今後も業界のため社員一同努力していきたい」と、同社の近況を報告。

続いてあいさつした田中健五社長は、「政治の世界は小泉旋風が吹き荒れている。

出版界にもこの風が吹いて、本が売れるようになってほしい。

図書カードがどんどん売れて、交換されるよう、力添えを賜りたい」と述べた。

乾杯の発声は日書連萬田会長。

萬田会長は「東京地区百貨店の三月度の商品券発券は五十六億円。

市場は拡大しているが、前年比五・二%減少と聞いている。

図書券・図書カードは前年比を一度も割っていないことは出版業界協力の表れ」と述べて、乾杯した。

赤い鳥文学賞三賞

児童文芸雑誌『赤い鳥』にちなみ、優れた児童文学作品を顕彰する赤い鳥文学賞三賞(赤い鳥の会主催)の贈呈式が七月二日午後二時から、池袋のサンシャインシティプリンスホテルで行われた。

今回賞を受けたのは、第31回赤い鳥文学賞が、はたちよしこ氏『またすぐに会えるから』(大日本図書)、同特別賞が、あまんきみこ氏『車のいろは空のいろ』シリーズ(ポプラ社)。

第19回新美南吉児童文学賞は最上一平氏、第15回赤い鳥さし絵賞は宮本忠夫氏が、ともに『ぬくい山のきつね』(新日本出版社)で受賞した。

贈呈式で、選考経過について砂田弘氏は「出版不況が続いて新刊点数は減ったが、昨年は優れた作品が数多く出版された。

最終選考に残った九作いずれも抜きん出た作品だったと思う。

『またすぐに会えるから』は、洗練された言葉で命のないものにも温かい目を注ぎ、リズム感豊かにうたっている。

『車のいろ』シリーズは長きにわたって子どもたちに愛読された作品」、また、松谷みよ子氏は「『ぬくい山のきつね』は、作家が渾身の力を込めて書いた、老人たちの物語。

このさし絵は“宮本さんだから描けた”と文句なく受賞が決まった」と報告した。

−無題−

雑誌返品が自動入帳になった。

もう伝票は必要ありませんという東京ロジスティックセンター。

本当に大丈夫なのかと疑惑の目で見ていたが、何においても信用できないというのは、お互いのためにならんと思い、唐突だが一人で見学に行ってきた。

JR東鷲宮から車で十分ほどで十五万坪という広い敷地にパンフレットで見たことのある東ロジがあった。

応接室でK係長から東ロジ案内のビデオと小店の返品データを使って説明を受けた後、いよいよ見学となった。

一日五万個以上届くという返品段ボールの山から、パレットごとにどんどん中へ入れられていく。

四、五人のチームで荷開け、読み込み作業がテンポよく進んでいる。

随所に工夫があり、これならミスが起きるはずがないと思える。

自動ラインに流れると最新技術のコンベアが用途別に振り分けしていく様は、まるで生き物のように見える。

自動化されているところもすごいが、コミックの再利用品は一冊一冊手間をかけてチェックされているのに感心した。

一時間ほどの見学だが、これほど進んでいるとは思ってもいなかった。

これなら安心、東ロジにすべてお任せできる。

だが、東ロジでも期限切れ品、直販品には大変困っている。

これについては書店として協力すべきだ。

また一部書店の不正返品には厳しいペナルティがある。

心あたりのある書店は今からでも改めよ。

帰り際、お世話になったK係長が「日本で最高の技術ってことは、世界でも最高なんだよ、東ロジはね」。

この言葉に素直にうなずく自分がいた。

(谷)

特賞、全国から23名

特賞当選者を「英国八日間の旅」にご招待する春の書店くじは、六月三十日の締切りまでに全国から二十三名が特賞当選の手続きを行った。

当選者のお名前は以下の通り。

カッコ内は発券書店。

*特賞当選者〔北海道〕札幌市豊平区・佐藤順子(貴光胴書店福住店)〔東北〕盛岡市・橋場学、仙台市青葉区・今野俊美、原町市・今野宏(東京書房)〔関東〕石岡市・高木三千子、行方郡・高野猛(大地堂ラ・ラ・ルー店)、狭山市・長岡知美、緑区・岩崎晶子(マルヤ)〔東京〕中央区・有賀美奈子(丸竹書店)、中野区・中田真弓(野方書店)、八王子市・立川勝一(書泉)、小平市・村越智(紀伊國屋国分寺店)〔東海〕島田市・大塚久代〔近畿〕西成区・岡井谷潮路(ユーゴー書店)、鶴見区・長谷川靖太(紀伊國屋梅田店)、福島区・小林厚恵(奥村書店)、乙訓郡・長谷川武士(長谷川弘文館)、須磨区・東條むつみ(すま書房)〔中国〕安芸区・桂栄一(ブックス森野屋)〔四国〕松山市・濱田優恵、伊予郡・橋本亜希(明屋書店)〔九州〕熊本市・松本淳一、人吉市・今藤隆文(清藤書店)

新旧役員の披露会開催

京都府書店商業組合(中村晃造理事長)の新旧役員披露会が六月二十七日、京都市中京区の京都ホテルで開催され、約六十名が出席した。

披露会は堀江副理事長の開会の辞に続き、中村理事長があいさつ。

「片山前理事長に六年間教えていただいたことを受け継いでいきたい。

業界は厳しさを増すばかり。

その中で組合として何ができるのか探っていきたい。

地元の出版社、取次、書店で発足した『京都出版三者交流会』を、流通・販売・IT・イベントと四つの分科会を作ってさらに発展させていく。

また、組合からの一方的な情報発信ではなく、書店から組合、出版社、取次への要望を聞き、組合に反映させていきたい。

力を合わせ、小さな本屋が生き残るため組合の基盤を作っていけるよう頑張っていきたい」と決意を述べた。

来賓の書協・中西健夫京都支部長は「図書館、学校を含めた読書推進で、京都の活性化につながることを三者で協力していきたい」、京栄会代表のトーハン京都支店・下村敏夫支店長は「新古書店、ネット通販等の問題が山積み。

気を緩められない時期に入っている。

業界の英知をしぼっていきたい」とあいさつ。

また、日書連近畿ブロック・今西英雄会長は「日書連でも役員の交替があった。

新しいやり方で新しい時代に対処していかなければならない。

再販問題も一応決着したかのようだが、ポイントカード等残る問題がある。

業界それぞれが考えをもって対処していかないと実態は崩れる可能性を孕んでいる」と指摘し、各組合が組織強化を図ることが日書連の力になり、業界の力につながると述べた。

片山修己前理事長は「中村理事長の今年度の方針を伺って、努力して先輩方が築いてこられた伝統ある京都組合がこれからも守っていけると確信した。

厳しい時期であるが京都組合の持っている実行力で進んでいただきたい。

ご支援をいただいてきた皆様に心からお礼を申し上げ、また今後ともよろしくお願い申し上げる」と述べた。

退任理事を代表して、神野正次氏(ブックス・サウスサイド)は「任期中は全国的にも多くの書店が廃業し、再販の山場を迎え、激動の四年間だった。

再販は持ちこたえたようにも見えるが、まだまだ油断できない。

今後も警戒を怠らないよう、新役員に見守っていただきたい」と謝辞を述べた。

第二部は司会を辻本専務理事が引き継ぎ、小学館パブリッシング・サービス・加藤醇司関西支社長の乾杯の音頭で開宴した。

(梅澤マサミ広報委員)

通常総会の議案を協議

佐賀県書店商業組合(弥富啓治理事長)は六月二十三日午後三時半から、嬉野町大正屋で移動理事会を開催、理事十三名が出席して第19回通常総会について協議した。

弥富理事長はあいさつの中で「再販維持が国民の合意の中で結論に達したのは書店の組織力が発揮された結果であり、県内議会で短期間にあれだけの意見書採択があったのは皆さんの力があったから」と一連の再販擁護運動に感謝の意を伝えた。

また、県内の状況について、今年の学校図書の図書購入で、TRC等に加え、学校用品販売(生協)の影響が拡大していることにより地域書店の経営が圧迫されていると懸念し、「頑張って地域を守ってほしい」と述べた。

日書連の活動では、土曜発売の週刊誌繰り上げ問題をぜひ実現させたいとした。

理事会では、総会の議案、日時について検討した結果、七月十五日(日)、佐賀市若楠会館で午前十一時から開催することを決めた。

その後の話し合いでは、学校用品のブックフェアの影響、それに対して組合としてどんな取り組みができるか、できないのか等について活発な意見が相次いだ。

(近藤甲平広報委員)

冨永理事長以下執行部を決定

山口県書店商業組合(冨永信理事長)は五月三十日正午からホテルみやけで第13回通常総会を開催し、組合員七十名(委任状含む)が出席した。

総会は村田紳也副理事長の司会で進行。

あいさつに立った冨永理事長は、「個々が声高に叫んでも何事もなし得ない中で、再販問題が日書連及び各都道府県組合団結のもとに存続の日の目を見たことは、誠に喜ばしい限りだ。

取次間戦争に端を発し、節操なき戦いが続く我が業界において、とりわけ山口県書店界は昨秋の旧県教販倒産などによりさらに疲弊状態にある。

だが『山口県よ元気を出そう!』を合言葉に、僭越ながら、培ってきた書店実務のあらゆる知識を組合加盟書店の皆様に提供したい。

生き残りのため、ともに歯を食いしばって元気を出して参りましょう」と述べた。

議事は平成十二年度事業報告・収支決算報告、平成十三年度事業計画案・収支予算案等を審議して原案通り可決。

任期満了に伴う役員改選では、選考委員により理事八名、監事一名を選考し、続いて開かれた理事会で冨永理事長以下別掲の役員を決定した。

(村谷紳也広報委員)〈山口組合新役員〉▽理事長=冨永信(冨永書店)▽副理事長=中野哲男(中野書店)村谷紳也(鳳鳴館)都野隆司(都野書店)▽専務理事=末廣裕幸(良文堂書店)

増本顧問弁護士を講師に民事再生法の勉強会開催

神奈川県書店商業組合(中村宣勝理事長)は七月四日午後一時から、横浜市西区のヨコハマジャスト1号館で増本一彦顧問弁護士を講師に民事再生法と民事救済制度の勉強会を開催。

終了後、定例理事会を行った。

増本弁護士は、企業を取り巻く環境について「小さな銀行ほど取り立てが厳しくなっているため、県下の中小企業から相談を受けることが増えてきた。

政府は不良債権処理を通じて企業を選別し構造改革を行うとしており、あらゆる分野にこれが及んできている。

倒産と失業の増加という波がこれから押し寄せてくる。

法手続きを使ってどう生き残るかを今から考えておく必要がある」と説明。

再生法のポイントとして、店の経営が厳しいとき再生手続きを使って商売を復活させるには、まず自分の店のメリット・長所を把握していることが重要だと指摘。

「民事再生法は、債権者の多数の同意と裁判所の認可を受けた再生計画に沿って再建を図る手続き。

再生計画は、自店のメリットを軸にして立てることになるからだ。

過半数の債権者、つまり多くの場合は銀行を説得できる計画を作る必要がある」と説明した。

民事救済としての独禁法の改正については、不公正取引禁止の各条項を説明して、「裁判所は従来、独禁法違反による当然無効ではなく、民法の公序良俗違反による無効の見解を取ってきたが、不公正取引差し止め請求の規定により、当然無効へと解釈が変わりつつあると思う。

実効をあげるためには業界の取引の実体を知り、侵害行為の具体的事実関係を把握する必要がある」と述べた。

勉強会終了後、午後三時十分から定例理事会を開催。

倫理問題では、六月十二日に開かれた県青少年問題業界協議会の報告があり、従来は見過ごされてきた包括指定有害図書の販売等に関し調査が行われるため、取次に対し該当図書取り扱いについての要請文書を送ることを決めた。

参加率の減少が続く書店くじの活性化策については、「旅行をやめて当選本数を増やす」「くじの購入単価を下げるべき」「広告付きにして無料化を」などの意見が上がった。

発売日問題では、首都圏委員会でCVS調査を決めたことを受けて、少年ジャンプとヤングマガジンについて七月二十二日、二十九日、八月五日のいずれか一回、日曜から月曜深夜の状況を各支部で調べることになった。

堀部理事長を再選

徳島県書店商業組合(堀部豊重理事長)は六月二十八日、ホテルグランドパレスで第13期通常総会を開催した。

総会で堀部理事長は「徳島県組合は五十六名と組合員がかなり減った。

商店街を見ても、後継者難で店を続けるのかという岐路に立たされている所が多い。

厳しい状況だがともに組合をもり立てていこう」とあいさつした。

議事では平成十三年度の活動方針を審議し、全会一致で承認。

役員改選では、堀部理事長以下役員の留任を決定した。

北海道地区は3カ月で●名が参加

日販の書店読み聞かせ会「おはなしマラソン」が六月二十三日(一部九日、十六日)、北海道地区の取引書店九店で開かれ、合計二百七十名(子ども百六十三名、大人百七名)が参加した。

同地区での四月六月の三カ月の参加者は累計八百十五名(子ども五百十三名、大人三百二名)にのぼった。

七月から貴九月は中国・四国地区の十二書店で開催する。

北海道開催各店の様子は以下の通り。

◇丸善札幌南1条店(札幌市)新美南吉童話賞を受けた童話作家の田苗恵、黒柳徹子氏の実妹の黒柳真理の両氏が、三カ月を通じて実演を担当した。

◇丸善ら・がぁーる新札幌DUO店(札幌市)実演者が絵本を読む前や、紙芝居のバックグラウンドミュージックとしてクラリネットを演奏し、子どもの興味を引き付けていた。

◇紀伊國屋書店平岡店(札幌市)開始五分前に店内放送、チラシ配布、親子連れへひと声かけて告知したことなどが功を奏し、売り場周辺の顧客を誘導することができた。

◇ブックマーク厚別店(札幌市)最初に「うさぎとかめ」をエプロンシアターで演じ、子どもを引き付けた。

一回五十分のやや長いおはなし会だったが、独立した会場で子どもの気が散ることもなく、最後まで熱心に聞いていた。

◇札幌明正堂元町店(札幌市)絵本を紙芝居形式に作り直し大きく見やすくした『おとうさんはウルトラマン』、あおむしの小さなぬいぐるみを使った大型絵本読み聞かせ『はらぺこあおむし』が人気。

リピーターが集まるようポケモン型のスタンプカードを手作りしてプレゼントした。

◇三省堂書店旭川店(旭川市)大型絵本での読み聞かせを初めて実施し、好評だった。

人形劇グループが三カ月を通じて実演を担当し、集客面で協力した。

◇ザ・本屋さんWOW店(帯広市)リピーターが毎回楽しみに来店。

特に紙芝居『ぼたもちばあさん』が好評で、子どもたちは熱心に聞き入っていた。

◇アイブック西友岩見沢店(岩見沢市)ボランティアとともに書店員二名も読み聞かせを行い、『くもくん』『どかんねこ』を読み、好評だった。

◇リラィアブル蔦屋書店運動公園通り店(釧路郡)読み手として地元高校の生徒が三カ月を通じて参加。

今回は初めて紙芝居を行い、好評だった。

「紙の雑誌はなくならない」

日本雑誌協会は「雑誌月間」(七月二十一日八月二十日)の名称を二十六回目を迎える今年から「雑誌愛読月間」に変更し、幅広いキャンペーンを目指すことになったが、その一環として七月四日、東京・神楽坂の日本出版クラブ会館でオープニングセミナーを開き、米国ミシシッピ大学のサミール・フスニ教授が「不況下の雑誌出版成功に至る七つのヒント」をテーマに講演。

雑誌王国アメリカの実情、メディアの将来展望について話した。

米ジャーナリズム界で「ミスター・マガジン」として知られるフスニ教授は一九五三年レバノン生まれ。

新聞・雑誌記者を経て七八年に米国留学し、八四年にミシシッピ大学で教鞭をとり、八五年にイヤー・ブック『GuideToNewConsumerMagazine』を創刊。

同書は創刊雑誌分析でMPA(米国雑誌協会)が依存するなど、米国で創刊される一般向け雑誌に関する唯一の網羅的・総合的な年版式のデータブックとして高い評価を得ている。

インターネットの急速な普及で紙に印刷された雑誌の将来について悲観論が広がっているが、講演の冒頭でフスニ教授は「紙の雑誌の未来は明るい」ことを強調。

「今までも新しい媒体が登場すると古い媒体はなくなると言われてきたが、テレビが出てきたあと雑誌はなくなっただろうか。

色々な媒体があるが、一つの媒体がすべてを独占するわけではない。

印刷媒体はこれからも続くし、新しい技術で読者の求める雑誌を作れるようになった今は、むしろ黄金期と言える」と、強気な持論を展開した。

インターネットについては「今年末までに米ドットコム企業の八〇%が事業を継続できなくなると言われている。

インターネットは道具としては素晴らしいが、ビジネスとしては儲からない」との考えを示した。

フスニ教授は雑誌を「マーケティング・プロダクト」と定義。

「究極の目的は営利・ビジネスで、成功するためにはマーケティングが不可欠」として、米国では同じ中身の雑誌でもマーケットによって違う表紙をつけることが多いなど米国雑誌界の実情を披露。

成功に至るためのヒントとして現実志向のテレビにならった、他人の不幸を覗き見したいという大衆の志向に合わせた雑誌作り顧客を知る忠実な顧客を作る価値ある娯楽、サービス可能なファンタジーを提供するポジティヴ・シンキング開かれた流通6競争ではなく補完が大切7雑誌が読者に届いていることを広告主に対して明確化する−−の七つをあげた。

生活実用書注目的新刊

小池純二監修『関東周辺釣れる!穴場堤防ナビ■内房〜東京湾〜三浦半島』(辰巳出版1000円)は館山の大賀堤防から、三浦半島の突端久留和港にいたる、東京湾をぐるり囲んだ絶好の釣り場ガイドである。

茨城から南房が■、湘南から静岡西部は■である。

釣り場近くの設備も表示してあり、トイレ、駐車場(有料、無料)、コンビニ、飲食店、自動販売機の有無が一目でわかる。

主な魚の釣期、どんな魚がどの釣り方で釣れるかなども詳しく載っている。

軽装で手軽さが人気の、初心者向き、ファミリー向きの堤防釣り。

投げ釣り、サビキ釣りなどの仕掛けの方法、釣り用語の解説もある。

しかし、情報てんこもりのために本のタイトルが長い。

こういう本は、注文する時に実に書店泣かせなのである。

西東社出版部編『楽しむ釣り魚料理』(西東社1700円)は、海水魚と淡水魚72種、約250種の料理が手順を追って解説される。

自分で釣った魚を食べる醍醐味を手中にするために、しめ方、味の旬、身の硬軟や傷み方、生の食べ方が一覧表になっている。

おろし方、刺身から汁物、盛りつけ、ツマの作り方まで解説している。

燻製など保存食の作り方、包丁など道具も紹介して親切。

たとえばアジの料理は刺、焼、煮、揚、漬に○印。

蒸、鍋、汁、干、加は選ばれていない。

釣り場は浜、磯、堤でなく沖。

味旬は5〜10月。

アジ酢、三色巻き、串揚げのクラッカー衣など料理の幅も広く、大葉でくるんだサンガ焼きは魚の苦手な人でも大丈夫だ。

料理はすべてプロの作ったもので本格的。

全カラー。

書店の釣りコーナーにこの二冊が並ぶのはまれである。

釣ったら食べる、それが釣り人の一方の心情なのに、料理と釣りは棚の友達ではない。

もう一方でブラックバスが代表的な、キャッチアンドリリースのスポーツフィッシングがある。

同じ釣りでもこの二つは、現実に客層が違うのだが棚は同じである。

棚は一緒でも構わないが、せめて左右に分けてもらいたい。

かつてある書店で、これら全ての入り組んだ平台を見たことがあって、思わず言って直したことがあった。

客層を見据えた本の配置が大事なのである。

(遊友出版斎藤一郎)

八月に奈良県で絵本ギャラリー

絵本ギャラリーin奈良実行委員会は八月二十五日、二十六日の両日、奈良市の奈良教育大学で家庭教育推進週間共催事業として第二回「絵本ギャラリーin奈良」を開催する。

奈良県書店商業組合等が共催。

会場では約五千冊の絵本を展示。

「おはなしのへや」「つくろう!あそぼう!」「一日文庫」「シャボン玉で遊ぼう」「手づくり絵本の展示」などのほか、絵本作家の講演会やコンサートが以下のスケジュールで行われる。

▽25日=絵本作家の飯野和好氏と高畠純氏の講演、中川ひろたか氏コンサート、中川・飯野・高畠三氏のトークライブ▽26日=中川ひろたか氏と村上康成氏の講演、ケロポンズコンサート、ケロポンズ&中川ひろたか氏コンサート(福本成男広報委員)

三日間で1千●名

今年で二回目を迎える「2001こどもの本ブックフェア」(熊本県書店商業組合主催)が六月二十八日から三十日までの三日間、熊本市のフードパル熊本(熊本市食品交流会館)で開かれた。

期間中、大雨警報が出るあいにくの悪天候で、お客様の出足も今一歩。

それでも最終日の三十日にはお客様が集中し、三日間で約千四百名の来場があった。

児童書出版社約十五社の協力で会場一杯に約五万冊が展示された。

なかでも発売されたばかりの小学館『世界遺産ふしぎ探検大図鑑』や「ファンタジーワールド」のコーナーにたくさんの人が集まっていた。

また、別会場ではボランティアによるしかけ絵本教室や読み聞かせ等も開催され、親子で楽しんでいた。

(宮崎容一広報委員)

大分

大分県書店商業組合は世界本の日、サン・ジョルディの日を記念して六月三十日午後二時より大分市・OASIS広場21(音の泉ホール)で、作家・椎名誠氏の文化講演会を開催した。

協賛は小学館。

NHK大分、OBS放送、TOSTV、朝日放送が後援した。

七百名収容のホールは満席で、一時間前から並んだファンも数多くいた。

約十名の組合理事も受付、会場整理に役割分担して、汗を流した。

講演のテーマは「旅のネルダス」。

イミダスという本があるが、旅に出て「寝る」そして「出す」という単純な説明に、最初からシーナ隊長のユーモアに会場は爆笑の渦。

出版二百点を超すベストセラー作家のグイグイと豊富な体験話に引き込まれていった。

冒頭、文春コラムの記事に触れて、ビールに多く含まれるプリン体を摂取すると尿酸値が高くなり、痛風になる。

物書きの性分から、短時間で集中的に資料を読むことから得た、尿酸値を高めるプリン体探検隊の話を本日のテーマと関係なしに披露した。

氏は酒の蒸留酒と醸造酒の違いを説明し、本日は酒の話をしようと切り出した。

フランス、イギリス、メキシコ、モンゴル、チベット、韓国等世界の酒にふれ、旅をする椎名誠を会場の聴衆に印象づけた。

最後は、ドイツのミュンヘンで行われる十月のビール祭りに参加した体験話、二千名のための簡易男性トイレの光景話のオチに、またまた全員大爆笑の内に講演は終了。

講演後、会場ロビーで新刊『からいはうまい』を購入した百五十名の読者へのサイン会も約一時間程行われた。

中には県外からのファンの参加者もあり、女子高生、OL、青年男女を問わず、日焼けして精悍な作家・椎名誠との握手、記念写真撮り、言葉を交わす読者もいて、各自満足した笑顔で会場を後にした。

(金光直明広報委員)

読み聞かせらいぶらりい

森の中では動物たちが、あちこちで「ぎゅっ」っと仲良し。

それを見ていた子ざるのジョジョは、だんだんさびしそうな顔に…。

でも、ママが駆けつけてきて、思いっきり「ぎゅっ」。

よかったね!

読み聞かせらいぶらりい

ライオンとうさんが子どもたちと散歩。

途中で動物たちが口々に誉めても、(わしは、子どもと散歩するのが好きなだけだ)と、マイペース。

お気に入りの場所で昼寝と俳句。

うーん、なかなかな一日。

読み聞かせらいぶらりい

「ただいまあ!ゆか、けん、はじめるよ!」学校からダッシュで帰り、弟や妹と争いながらのぎょうざ作り。

そして、家族みんなで大騒ぎして、最後の1個まで取り合いっこ。

お腹いっぱいは、幸せ一杯。

自分たちで作ったものって、おいしいよね。

家族団らんの暖かさが伝わる絵本。

作家・岡野薫子氏招き文化講演会

栃木県書店商業組合は六月三十日、宇都宮市の県組合会議室で「第四土曜日は子どもの本の日」のキャンペーンに合わせた県組合主催記念講演会の実施要領について役員会を開いた。

講演は七月二十一日午後二時十五分より栃木県教育会館で、「銀色ラッコのなみだ」などで知られる児童文学作家の岡野薫子氏を招いて「多目的にものを見るたのしさ」をテーマに行う。

当日は岡野氏の著書の販売とサイン会を予定。

抽選でサイン本をプレゼント。

ポスターとプログラムを組合員、後援団体に配布、講演のPRを行い、多数の受講を呼びかける。

定員百六十五名、会費無料。

申し込みは宇都宮市書店協同組合(028−6108655)まで。

(亀田二郎広報委員)

出家の理由を初告白

奈良県書店商業組合(辰巳寿一理事長)は六月二十四日、奈良市「なら一〇〇年会館大ホール」で「世界本の日=サン・ジョルディの日」を記念して文化講演会を開き、作家の瀬戸内寂聴氏が「私の五十年の文学の歩み」をテーマに講演した。

この講演のなかで、瀬戸内氏は出家の理由を初めて明かし、「作家としての行き詰まりから、自殺ではない方法として選んだのが出家」と話した。

このほか執筆活動や仏教について、ときに情熱的に、ときにユーモアたっぷりに話し、聴衆を引き込んだ。

講演終了後は質疑応答が行われ、会場では『瀬戸内寂聴全集』(新潮社)を販売、サイン会も行われた。

辰巳理事長は「当日は受付、会場整理、販売、マイク係などのために役員や地元組合員ら約二十名が応援にかけつけた。

中には店を休んで夫婦で手伝ってくださった方もいた。

千七百名の定員がぎっしり詰まり、盛会のうちに終了した」と、文化講演会の成功を喜んだ。

(福本成男広報委員)

週刊売行き情報

7月6日付朝日新聞の社説に「街の文化が消える」の記事。

25年間に書店売場面積は5倍、売上は2倍と書店バブルを伝えているが、返本率4割≒断裁は誤解招く。

(ペ)(1)『遊戯王DM5エキスパート1(上)』集英社4‐08‐779116‐5……19冊
(2)『サクラ大戦3〜巴里は燃えているか〜攻略ガイド(下)』ソフトバンク4‐7973‐1585‐7……10冊
(3)『新しい歴史教科書』扶桑社4‐594‐03155‐2……6冊
(4)『月刊松山SAGA(6)』アミューズブックス4‐9066‐1380‐2……5冊
”『チーズはどこへ消えた?』扶桑社4‐594‐03019‐X……5冊
(6)『ハリー・ポッターと賢者の石』静山社4‐915512‐37‐1……4冊
”『金子一馬グラフィックス』エンターブレイン4‐7577‐0416‐X……4冊
”『あなたはひとりじゃない』光文社4‐334‐97298‐5……4冊
”『チロと秘密の男の子』あかね書房4‐25‐104184‐4……4冊
”『話を聞かない男、地図が読めない女』主婦の友社4‐07‐226514‐4……4冊
(11)『ぐりとぐらのかいすいよく』福音館書店4‐8340‐0528‐3……3冊
”『十二番目の天使』求龍堂4‐7630‐0106‐X……3冊
”『新しい公民教科書』扶桑社4‐594‐03156‐0……3冊
”『竹中教授のみんなの経済学』幻冬舎4‐344‐90003‐0……3冊
”『三毛猫ホームズの花嫁人形』光文社4‐344‐07423‐5……3冊
”『トルシエ革命』新潮社4‐10‐540801‐1……3冊
”『からいはうまい』小学館4‐09‐394044‐4……3冊
(7月1日〜7日調べ)

週刊売行き情報

12週連続で『十二番目の天使』がランクインし、
週刊売行き情報

7月6日付朝日新聞の社説に「街の文化が消える」の記事。

25年間に書店売場面積は5倍、売上は2倍と書店バブルを伝えているが、返本率4割≒断裁は誤解招く。

(ペ)(1)『遊戯王DM5エキスパート1(上)』集英社4‐08‐779116‐5……19冊
(2)『サクラ大戦3~巴里は燃えているか~攻略ガイド(下)』ソフトバンク4‐7973‐1585‐7……10冊
(3)『新しい歴史教科書』扶桑社4‐594‐03155‐2……6冊
(4)『月刊松山SAGA(6)』アミューズブックス4‐9066‐1380‐2……5冊
”『チーズはどこへ消えた?』扶桑社4‐594‐03019‐X……5冊
(6)『ハリー・ポッターと賢者の石』静山社4‐915512‐37‐1……4冊
”『金子一馬グラフィックス』エンターブレイン4‐7577‐0416‐X……4冊
”『あなたはひとりじゃない』光文社4‐334‐97298‐5……4冊
”『チロと秘密の男の子』あかね書房4‐25‐104184‐4……4冊
”『話を聞かない男、地図が読めない女』主婦の友社4‐07‐226514‐4……4冊
(11)『ぐりとぐらのかいすいよく』福音館書店4‐8340‐0528‐3……3冊
”『十二番目の天使』求龍堂4‐7630‐0106‐X……3冊
”『新しい公民教科書』扶桑社4‐594‐03156‐0……3冊
”『竹中教授のみんなの経済学』幻冬舎4‐344‐90003‐0……3冊
”『三毛猫ホームズの花嫁人形』光文社4‐344‐07423‐5……3冊
”『トルシエ革命』新潮社4‐10‐540801‐1……3冊
”『からいはうまい』小学館4‐09‐394044‐4……3冊
(7月1日~7日調べ)

週刊売行き情報

12週連続で『十二番目の天使』がランクインし、更に同作者の前作品でもある『この世で一番の奇跡』も初登場した。

装丁も一新され、これから上位にくるだろう。

(隆)(1)『市販本新しい歴史教科書』扶桑社4‐594‐03155‐2……15冊
(2)『チーズはどこへ消えた?』扶桑社4‐594‐03019‐X……12冊
(3)『十二番目の天使』求龍堂4‐7630‐0106‐X……11冊
(4)『ハリー・ポッターと賢者の石』静山社4‐915512‐37‐1……9冊
”『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』筑摩書房4‐480‐86332‐X……9冊
”『VOW13』宝島社4‐7966‐2289‐6……9冊
”『ティアリングサーガユトナ戦記オフィシャルコンプリートガイド』エンターブレイン4‐7577‐0520‐4……9冊
(8)『金持ち父さん貧乏父さん』筑摩書房4‐480‐86330‐3……8冊
(9)『この世で一番の奇跡』PHP研究所4‐569‐60486‐2……7冊
”『ダレン・シャン奇怪なサーカス』小学館4‐09‐290301‐4……7冊
”『聞き取り・書き取り用CD付英語は絶対、勉強するな!』サンマーク出版4‐7631‐9388‐0……7冊
(12)『日中再考』扶桑社4‐594‐03157‐9……6冊
”『ルー∥ガルー』徳間書店4‐19‐861364‐8……6冊
”『みんなの経済学』幻冬舎4‐344‐90003‐0……6冊
(15)『英会話・ぜったい・音読・入門編』講談社インターナショナル4‐7700‐2746‐X……5冊
”『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』PHP研究所4‐569‐61488‐4……5冊
(7月1日~7日調べ)

本屋さんのパソコン活用パート2(14)

1>図書館の現状と変貌も知る図書館(公共図書館や学校図書館、特殊図書館)への販売は割引と付属サービスの競争です。

図書館は再販の除外11団体の一つであり、背景に図書館の恒常的な予算不足の現状があります。

(明治以後日本図書館界は政府の援助を一貫して要請継続)さらに来年の総合学習に向けて学校図書館を情報センター化しようという背景もあり、学校図書館の資源共有システムの実験が始まりました。

これは近隣地域の学校図書館同士で資料を貸し借りし活用効率を高めるため、センター図書館がネットワークを集中管理します。

この結果何が起こるでしょう?地域センター図書館の集約発注と学校別の図書館管理システムのIT化・MARC使用とネットワークシステムの統一は、図書館向け販売者の寡占化を起こし、従来の地元書店への発注は減少しえます。

対して滋賀県組合の集中装備や京都組合の装備請負なども行われていますが、今後は早急に、書誌データや検索タグの多様化などMARCや選書資料の図書館適合型提供も含めて、図書館・出版社と協力しつつ、著者と読者を結ぶ読書環境のインフラが望まれます。

このような環境を念頭に考えます。

2>管理システムは?仕事の詳細な工程を知れば、担当者(人)とパソコンの最適な関係システムが組み上がってきます。

図書館販売業務は「受注→発注→装備→納品→請求→信頼→推薦・拡売→受注」のサイクルで繰り返されます。

受注は訪問時やFAXでリストを貰ったり取次の展示会へ同行し購入する場合もあります。

図書館から云えば「選書・購入」です。

購入契約時に図書装備やMARCのサービスが付随します。

装備は、目録カード(件名+貸出+生徒用など)、分類ラベル、ブックポケット、ブッカー(ブックキーパー)、図書台帳記入代行(受入・蔵書・破棄など)などがあり、各々の記載書誌データは「目録規則」に従い、分類番号(NDC;日本十進分類法)、著者名、書名、発行年月日などですが、県や市町村の公共図書館や小中高大学の各図書館によって、その役割や主な利用目的によって変わります。

また管理システムがコンピュータ化されている場合そのシステムの違いよっても変わります。

装備付きで納品する場合は受け入れる図書館の特殊事情に合わせて適宜行う必要があります。

ですからシステムは各図書館の共通部分と特殊部分を良く調べる事が、お客に喜んでもらえる源になります。

3>作業工程順に管理ツールの関連化1、受注すると、まず<図書館管理表>のF~Lと受注日を入力し<図書台帳>にデータを転送します。

また取次に専用注文書がある場合はその印刷にも使います。

注文書印刷書式はカード印刷同様、所定用紙への試し刷りで印刷位置合わせ作業が必要です。

2、入荷すると<図書台帳>の未入力事項を入力、そのデータをカードやラベルの印刷に転送使用する。

プリンターは「はがき」より少し厚めの用紙が通れば良く、購入前の実証が必要。

ラベルの印刷は市販の糊付きラベル使用でコスト高ですからラベルは手書きかも?3、納品予定が決まると<図書館管理表>から「納品書」を、請求予定を確認して<図書館管理表>から「請求書」を作成。

行政など指定の書式があればそのフォームを予め作って<管理表>からデータを転送します。

業務管理全般にも言えることですが、コスト=入力時間とブッカー装備だが、データ入力は自店業務の合理化(納品書や所定書式の請求書作成や重複注文の防止など)にも繋がるから時間をかけても良く、ブッカー装備は材料費も時間もかかりコスト高ですから、装備サービスを販売戦略に使うなら、コスト計算を原価計算の形で細かく実測算出した最新のガイドラインが必要です。

(甲川純一)

ふるさとネットワーク

夏目漱石「坊ちゃん」でおなじみの道後温泉は、約三千年の歴史を誇る日本最古の温泉といわれております。

木造三階建ての本館を中心に、周囲には中世、河野水軍の居城跡・子規記念博物館・四国霊場五十一番札所・石手寺など名所旧跡が数多くあり、しまなみ街道人気も手伝って、年間百万人の観光客を集める人気スポットとなっております。

さて、このたび道後にもう一つのシンボルが誕生します。

それは「坊ちゃん列車」です。

明治中期、実際運行されていた小型蒸気機関車を復元、道後から松山市街地を運行しようというもので、地元でも話題になっており、十月の運行開始を楽しみにしております。

また、愛媛は魚の大変おいしい所です。

皆様ぜひ松山へおこしください。

そして坊ちゃん列車の乗車を体験いただければと思っております。

(光永和史広報委員)


ある日官報にFAXで注文した。

しかし…半月ほど待ってみても品物は届かない。

取次に聞くと、やはり入荷がないという。

取次の担当者が「こちらから改めて注文出しましょうか?」と言うので、頼んで待つことまた半月。

しかし入荷しない。

改めて取次に確認すると「入荷もないし、官報では出荷の記録がいまいち曖昧であるため、わからない」と言われてしまった。

完全に宙に浮いてしまったのだ。

この間、お客様には「店の対応が悪い」と映っている。

取次や版元のサービスの悪さは、書店のサービスの悪さとして信用度の低下に直結してしまうのだ。

これは永く続いてきた業界の根本的な問題点の一つであり、それを一掃することを何より全国の顧客が静かに待ち望んでいるはずなのだ。

同様に困るのは、版元のネット直販だ。

現行の客注品入荷日数二週間を考えたとき、安い送料手数料で版元が直販してしまったとき、ますます零細書店は販路が減ってしまう。

今まで何のために全国で書店が頑張ってきたのか。

このままでいいわけがない。

また、一部の取次では入荷日数迅速化をサービス化したところもあるようだが、聞けば中小零細書店では経済的に取り入れにくいものであるそうだ。

草の根で頑張っている中小零細書店にこそ、これから力を注ぐべきなのだ。

丸善とTRCが提携

丸善と図書館流通センター(TRC)はこのほど図書館業務の省力化と利用者サービス向上を支援するための、図書館業務のアウトソーシングに関する総合ソリューションサービス「ROOTS」を共同で提供することになった。

両社がこれまで個別に提供してきた図書館向けの情報システムや物流サービス、図書の整備・装備サービスを統合して提供することで、より強力な図書館運営のサポートを実現し、図書館業務のアウトソーシングニーズに応えようというもの。

丸善の学術情報ナビゲーションシステム「KnowledgeWorker」と、TRCの受発注システム「TOOLi」を併用し、業務省力化を支援。

和書五万点(百万冊)の在庫情報を「TOOLi」、洋書二万五千点(二十四万冊)の在庫情報を「KnowledgeWorker」で提供し、発注から図書装備、利用者への資料提供までスピードアップを図る。

六月二十一日に開かれた共同記者発表会で、丸善・戎井忍治常務は「TRCは公共図書館業務の経験が豊富で最高の技術を持つ」、TRC・尾下千秋社長は「丸善は大学市場に強く、全国に販売拠点がある」と互いを評価し、提携の意義を強調した。

両社はこれを契機に企画商品の共同開発、物流システムの共同利用・共同販売を目指した広範な提携を進めていくとしている。

ふるさとネットワーク

「サンポート高松」が満を持してオープンした。

「未来都市」そして「新瀬戸の都」を標榜する高松が大きく変化した。

JR高松駅新駅舎のコンコースには、彫刻家の流政之氏が制作したコールテン鋼制のモニュメント。

高さ五・六メートル、幅四・七メートルの巨大な作品で、タイトルは「だいてんまい」。

讃岐弁で「抱きしめなさい」という意味で、「この新駅舎が恋人や家族の絆を強く結んで欲しい」との願いが込められているとのこと。

バックには全日空ホテルが瀬戸内海を望みながらそびえ立ち、海の醍醐味を再認識させてくれる。

「讃岐うどん」という香川独特の食文化がサンポート高松のオープンでいっそう輝きを増しつつも、四国の玄関口としての高松は愛媛、高知、徳島の垣根を飛び越え、四国は一つになりつつあると思うのである。

(政本公男広報委員)
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