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平成19年5月21日号
熱いメッセージ伝える/出版人の自覚と決意強調/出版人大会

出版文化の昂揚を図り、業界の発展を期する第46回全出版人大会が5月10日、ホテルニューオータニで開かれ、長寿者29名、永年勤続者422名を表彰するとともに、「IT革命の進展の中で出版人の果たす使命は、原点に立ち返り、熱いメッセージを込めて伝えること」とする大会声明を拍手で採択した。
式典では、野間佐和子大会会長(講談社)が「自由で平和な社会でなければ出版産業の発展は望めない。出版の自由のため努力してきた先人の伝統を受け継ぎ、意見の違いを暴力に訴える野蛮な行為に立ち向かっていくことこそ出版人の使命。自らを律し、信頼される報道、品位ある表現を目指していきたい。大会が出版人の親交を深め、自覚と決意を新たにする場になることを願っている」とあいさつ。別掲の大会声明を並河良大会委員長(光文社)が読み上げ、拍手で採択した。
来賓として池坊保子文部科学副大臣、長尾真国立国会図書館長が祝辞。安部首相の祝辞は日本出版クラブ小此木孝夫専務理事が代読した。池坊副大臣は子どもの読書活動プロジェクトチーム座長として①読み聞かせ、②朝の10分間読書、③ブックスタートを支援してきたことを紹介し、「21世紀の情報技術の発達の中で、読書は思考力、想像力、適応力を養うかけがえのないもの。出版業界の皆さんと手を取り、世界にはばたく子どもを育てていきたい」と述べた。
また、長尾国会図書館長はインターネット時代への対応策として「従来型出版と新しいネットワーク型出版の棲み分けが期待され、ネットワーク情報の保存と継承も課題。国立国会図書館としてデジタル情報の保存を数年前から検討しており、一部を保存する事業に着手している。保存と利用は出版界の皆さんの意見もよく聞きたい。出版や図書館資料は民主主義と文化向上に不可欠な役割を担う。わが国の知的基盤の形成に寄与していきたい」と述べた。
小峰紀雄大会副会長(小峰書店)、村松邦彦副会長(主婦の友社)が長寿者、永年勤続者に祝辞を述べ、表彰者を代表して山内昇(有斐閣)、松原健一(日本文芸社)両氏から謝辞が述べられた。

大 会 声 明
私たちは印刷や情報通信の技術発展を土台として、出版文化の豊かな実りを実現し享受してきました。さらに、インターネットをはじめとするIT革命の進展は、世界的規模の高度情報通信ネットワーク社会の形成を可能にしています。
しかし、コミュニケーションの手段が大きく変化し拡大するなかで、人と人との接し方は浅く淡白なものになり、人間関係が希薄になる傾向が指摘されています。1つの物事について深く考えることも少なくなってきています。めまぐるしく変化する時代のスピードと情報の量に、人間の感性がついていけなくなっているのかもしれません。
一市民が簡便に情報を発信できるようになった今の時代、出版という営みも従来の図式では語れなくなりつつあります。出版物に向き合う私たちの気持も、軽く淡白になってきていることは否定できません。
元来、人間の伝達行為は直接的で濃密なものでした。口伝えによって共同体の物語が受け継がれてきた長い時代を経て、それを文字によって記録することができるようになってから今日までの出版の歴史は、何事かを「伝えたい」という強い思いが原点であることを物語っています。そのようにして発信され蓄積されてきたコンテンツが、今日の文明社会の礎となってきた事実を振り返るとき、出版人の果たすべき使命はおのずと明らかです。いま私たちの出版物には、「伝えたい」思いがどれほど込められているでしょうか。ここに、静かに原点に立ち返り、熱いメッセージを込めて「伝える」ことを自らに課すことで、出版人としての使命を明らかにし、文化的な社会の発展に寄与していくことを誓い、大会声明といたします。
第46回全出版人大会

春の書店くじで合同抽選会

第11回春の書店くじ、第14回雑誌出版社との共同懸賞の合同抽選会が5月8日午後5時半から東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で開かれた。
抽選会の冒頭、日書連丸岡義博会長は「読書は人作り、社会作りに欠くことができない。本と読者をつなぐ書店の役割は重要。読書推進のため、今後も皆さんの協力を得ながら書店くじ、共同懸賞の充実を図っていきたい」とあいさつ。
続いて舩坂良雄増売委員長が今年のキャンペーンについて報告。雑誌出版社共同懸賞は57社112誌で「心が揺れた1冊の本」を募集し、ハガキ1万1083通、インターネット5088通、携帯サイト1505通、合計で1万7676通の応募があり、「本の川柳」には9513句の応募があったことを紹介。「日書連は読者に喜んでいただくため、読書推進運動を地道に続けている」と強調した。
抽選では日書連・丸岡会長、雑協・浜田博信常務理事が共同懸賞A賞、B賞各10名を選んだあと、春の書店くじ抽選をボーガンにより行なった。今回から新趣向として抽選会出席者の中から抽選でボーガンの射手を選び、東京組合・奥村弘志常務理事、書協・小峰紀雄理事長ら5名が次々と当選番号を決めていった。
このあと、書協・小峰理事長が「力を合わせ文字・活字文化を盛り上げていこう」と述べて乾杯の音頭をとり、懇親会に移った。

雑誌共同懸賞当選者
A賞(図書カード1万円)=静岡市・杉本さなさん(会社員)など2百名B賞(同・千円)=岩手県・千田文枝さん(パート)など8百名

5月24日に第19回日書連通常総会

日書連は5月24日午前11時から飯田橋のホテル・メトロポリタンエドモントで第19回通常総会を開催し、平成18年度事業報告、同決算報告、平成19年度事業計画案、同予算案などを審議する。
前日、23日は書店会館で午前11時から日書連理事会、午後4時から出版小売公取協総会。

不振続く総合週刊誌/06年下期ABCレポート

日本ABC協会は06年度下期の雑誌発行社レポートを発表した。これによると、今回掲載した54社148誌の販売部数平均は、前年同期を100として週刊誌が94・33、月刊誌が96・68で、合計では95・91となった。主要52誌の販売部数をまとめたのが別表。
総合週刊誌は、部数トップの「週刊文春」が2万部減の55万部となるなど、総じて不振が続く。「週刊新潮」は1万4千部減の49万5千部と大台割れ。「週刊現代」は3万2千部減の41万5千部、「週刊ポスト」は3万部減の37万3千部で、前回の大幅減に歯止めがかからなかった。
ビジネス誌は「週刊ダイヤモンド」が若干増、「週刊東洋経済」が3千部増と小動き。「プレジデント」は1万3千部減、「日経ビジネスアソシエ」は5千部減となった。
女性週刊誌は「女性自身」が1万4千部増と好調だったが、「女性セブン」は3千部、「週刊女性」は1万4千部の減。女性月刊誌では、大幅伸長が続いていた「CanCam」が2万6千部減と伸びが一服した。前回3万4千部減少した「JJ」は今回も3万2千部減と落ち込んだ。

うみふみ書店日記/海文堂書店・平野義昌

皆さんの黄金週間はいかがでしたか?私、日頃の仕事の無理がたたって入院生活です。池澤夏樹さんのトーク&サイン会にも参加できませんでした。風邪をこじらせ肺炎で11日間の闘病。看護師さんに「肺炎を甘くみたらあきません、日本人の死因の第4位ですよ」と叱られました。仕事はムラがあり、仕事後のムダ酒が原因、という外野の意見はムシ。ひたすら療養、社会復帰の日々です。常々自分は丈夫と思っておりました。改めて知る健康の有難さ。「いただきます、ごちそうさま」を心から唱える毎日。もう、私、悟りの境地です。
入院当初はずーっと点滴、ただただ眠るのみ。4日目くらいから楽になりました。すると、退屈の虫がむらむらと。坐っているか横になっているかの状態ですから、読書か思索しかありません。病院では起床の6時から消灯の21時まで時間がゆっくり流れます。4時間おきの検診と食事の時間がアクセントです。私の思索というより妄想が進行し始めます。病院といえば、白衣の天使との恋(何が悟りか?)。でも、看護師さんたちはうちの娘と同年齢、これではただの変態オヤジ。第一、病院の皆さんは忙しい。どう考えてもロマンスなど起こらん。おとなしく読書するのみ。前もってわかっていることなら計画を立てて、長編に挑戦するのですが、そういうわけにはいきません。娘に頼んで本棚の「つんどく本」から何冊か運んでもらいました。美人妻も風邪で寝込んでおりましたので、今回は娘に世話をかけました。将来の「老と老」「老と病」という不安な夫婦生活が頭をよぎります。
耕治人の最晩年の三部作『そうかもしれない』(晶文社)を読んで考えました。作家は痴呆の妻を持て余しながらも愛情を持って介護しているが、ガンで入院せざるを得ない。やむなく妻を老人ホームに入れる。久しぶりに対面した時、妻は付添人に「ご主人ですよ」と言われると、「そうかもしれない」と呟く。その場にいた人たちは苦笑する。そのことばは元気だった頃よく使っていた。いずれ留保付きの返答もなくなるだろう。作家はその事実を受けとめる。覚悟を決めて歳をとらねばなりません。その前に、私の場合は美人妻の機嫌を損ねて放り出されないようにしなければなりません。そう、愛とは緊張です。
仕事では同僚たちにたいへん迷惑をかけました。溜まった仕事をボチボチ片付けます。無理は禁物です。

県内10カ所でSJ読み聞かせ運動/山形組合

山形書店商業組合は、「4月23日サンジョルディの日」を一般読者にPRするキャンペーンとして、日書連の後援で「サン・ジョルディ読み聞かせキャンペーン」を山形県内10カ所で実施した。その一部を紹介する。
▽尾花沢・鈴木書店=4月23日に富並小学校の1~6年生対象に、「子ども読書の日」としての取り組みで学校から依頼されて実施した(写真)。
▽鶴岡市・阿部久書店=4月15日「海坂の桜小祭り」との共催事業として開催され、小峰書店発行「プンプとツッカの春祭り」の訳者佐藤伸浩氏による読み聞かせを行った。
▽八幡町・ブックスやわた=4月17日・八幡町中央公民館で「八幡よみきかせ隊」による絵本の読み聞かせや紙芝居を行った。
(五十嵐靖彦広報委員)

河出書房の2企画を増売/神奈川

神奈川県書店商業組合(長谷川義剛理事長)は5月9日午後2時から横浜市の県社会福祉会館で定例理事会を開催した。
理事会の冒頭で、河出書房新社の岡垣重男営業部部長代理が『ハリー・ポッタースペシャルボックス』『大人の塗り絵』の増売企画について説明。ハリー・ポッターは1セットで140円(5%)の特別報奨がつくほか、神奈川組合で5百セットを販売した場合はさらに5%を上乗せすると説明があった。『大人の塗り絵』については第2回コンテストにあわせたセット販売、作品募集・PRの要請とともに、イベントとして①組合が塗り絵教室を開く場合は講師を派遣する、②組合の要望・協力により「大人の塗り絵」シリーズの県版企画を出版する――との提案があった。
続いて、平成19年度「神奈川県夏のすいせん図書読書感想文コンクール」の課題図書増売についてポプラ社、文研出版の担当者から説明があり、取り組みに協力を呼びかけた。
理事会の審議・報告事項では、神奈川組合が後援する「大好きな絵本絵画コンテスト」の入賞作81点が決まり、5月12日に表彰式を実施すること、川崎地区でジャンプ等の早売りが相次いでいる件では、そのうち1店の2次卸が判明し出版社からの厳重注意で早売りが止まったとの報告があった。また、次回の7月理事会は、組合法改正に伴う総会準備の関係で、通常より日程を遅らせて開催することにした。

出版販売金額2.0%減少/雑誌、過去最大の落ち込み/出版指標年報

出版科学研究所が発行した『2007出版指標年報』によると、2006年の取次ルートを経由した出版物(書籍・雑誌)の推定販売金額は前年比2・0%減の2兆1525億円となり、2年連続で前年を下回った。内訳は、書籍が1・4%増の9326億円、雑誌が4・4%減の1兆2200億円。書籍は2年ぶりに前年を上回ったが、雑誌は99年の4・2%減を超える過去最大の落ち込みとなった。「書籍堅調、雑誌不振」の構図が06年も継続した。

〔教養新書など貢献で1.4%増〕
書籍の推定販売金額は9326億円で、前年比1・4%増。ここ数年、書籍はハリー・ポッターの新刊刊行に大きく左右されてきたが、06年はハリポタの販売金額を除いても前年比プラスだった。最大のプラス要因はハリー・ポッター第6巻だが、教養新書、児童書、ケータイ小説、文庫本、中高年向けの本も好調。ミリオンセラーは4点出た。また、推定販売部数は7億5519万冊で2・1%増。販売金額に比べて伸び率が高いのは、価格の安い単行本や教養新書、文庫が売れたため。
金額返品率は38・2%と前年比0・5ポイント改善した。ハリポタ第6巻をはじめ部数水準の高いベストセラー商品が多かったことが返品率を押し下げた。
新刊点数は7万7722点で、前年比1・6%増。流通ルート別の内訳は、取次仕入窓口経由の新刊が1・3%減の5万7423点。ここ10年で前年割れしたのは99年の2・1%減と03年の0・5%減の2回のみ。06年はロット配本の新刊点数増に歯止めがかかった。注文扱いの新刊は10・5%大幅増の2万299点だった。
新刊推定発行部数は1・0%増の4億177万冊だが、初版200万部で刊行されたハリポタを除くと、05年と変わらない水準。新刊1点当たりの発行部数は5200冊で、こちらも05年と変わらなかった。新刊平均価格は1174円と17円(1・4%)下落した。
06年のミリオンセラーは『国家の品格』(222万部)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(205万部)、『東京タワー』(200万部)、『病気にならない生き方』(125万部)の4点。読みやすく安価なタイトルやメディアミックス作品が売れる傾向がさらに強まった。
06年単行本ベスト10は以下の通り。
①国家の品格/藤原正彦/新潮社②ハリー・ポッターと謎のプリンス(上・下)/J・K・ローリング/静山社③東京タワー/リリー・フランキー/扶桑社④えんぴつで奥の細道/大迫閑歩ほか/ポプラ社⑤病気にならない生き方/新谷弘実/サンマーク出版⑥人は見た目が9割/竹内一郎/新潮社⑦新・人間革命(15~16)/池田大作/聖教新聞社⑧子育てハッピーアドバイス(1~3)/明橋大二/1万年堂出版⑨鏡の法則/野口嘉則/総合法令出版⑩陰日向に咲く/劇団ひとり/幻冬舎

〔創復刊が161点と大幅減少〕
雑誌の推定販売金額は1兆2200億円、前年比4・4%減。99年の4・2%減を超える過去最大のマイナス幅で、これで9年連続の減少になった。内訳は、月刊誌が3・9%減の9523億円、週刊誌が6・5%減の2677億円。雑誌不振は他メディアとの競合、とりわけインターネットの影響や年々拡大しているフリーペーパーとの競合、中小書店の廃業といった構造的要因に加え、コンビニエンスストアの販売も振るわなかった。さらに、06年は創刊誌が少なかったため新規読者開拓が進まず、既存誌から読者が離れていくばかりとなった。
推定販売部数は6・1%減の26億9904万冊となった。内訳は、月刊誌が5・2%減の17億9535万冊、週刊誌が7・8%減の9億369万冊。金額返品率は、月刊誌が1・4ポイント上昇して35・8%、週刊誌が2・1ポイント上昇して29・4%だった。
創(復)刊点数は161点で、前年より40点(19・9%)の大幅減になった。推定発行部数も21・3%減。ここ数年、新雑誌が苦戦を強いられるケースが目立ち、創刊活動を抑制したものと見られる。主な創刊誌は『KING』(講談社)、『GOETHE』(幻冬舎)、『edu』(小学館)、『プレジデントFamily』(プレジデント社)など。パズル誌は16点と前年に引き続き大量創刊。分冊百科は5点減少の23点。男性誌は11点の創刊ラッシュだった。
一方、休(廃)刊点数は27点(19・3%)増の167点。休刊点数が創刊点数を上回ったのは、01年以来2回目となる。パソコン誌は大量17点が休刊。女性誌も12点が休刊した。
ジャンル別動向を見ると、任天堂系ゲーム誌、20代向け女性誌、パズル誌、グッズ付き分冊百科の売れ行きが良好だった。ムックは前年並み。コミックスは好調だった前年の反動でマイナス成長だが、テレビ化・映画化でヒット作が続出する傾向はむしろ加速した。

特製POPを送付/岩崎書店のホラー『グースバンプス』

小学校中学年以上向きの「グースバンプス」はアメリカで大人気のホラー小説シリーズ。世界で3億部を販売している。日本では岩崎書店が昨年6月から刊行し、全10巻で通算50万部を突破した。グースバンプスとは鳥肌が立つ恐怖小説の意で、各巻とも1話完結。幽霊、怪物、異世界を描き、男の子に人気がある。シリーズ各巻は定価840円、10巻セット定価8400円。
岩崎書店では1巻『恐怖の館へようこそ』、2巻『呪われたカメラ』に特製の「光るドクロ」をつけて販売。販売コンクールとともに実施したPOPコンクールには132店の応募があった。この中から、最優秀賞には相馬市・おおうち書店、優秀賞に大曲市・BOOKSかねき東店、努力賞3店、入選10店を決定。各作品は岩崎書店のホームページで紹介しているが、このほど、かねき書店のデザインを使用したグースバンプス公式POP(写真)を作成。希望書店に送付する。
特製POPの申し込みは同社営業部へ。電話03・3812・9131、FAX03・3816・6033。

主婦と生活社、クロスメディア事業部を新設

主婦と生活社は5月11日付でクロスメディア事業部とコンプライアンス監査室を新設。デジタルコンテンツ統括室を廃止した。
〔人事異動〕
取締役編集第1部長兼第2部担当兼クロスメディア事業部長伊藤仁
管理本部業務部長兼コンプライアンス監査室長
竹田亮三
広告本部営業部営業第2課長兼クロスメディア事業部課長有山雄一クロスメディア事業部
鈴木英之
販売本部宣伝部課長代理
三村恵介

3日で2985万円販売/上野の森親子フェスタ

子どもの読書推進会議と出版文化産業振興財団が主催して5月3日から5日まで上野恩賜公園一帯で開催された第8回「上野の森親子フェスタ」は3日間とも晴天に恵まれ、チャリティ・ブック・フェスティバル会場、講演会会場とも多くの来場者で賑わった。
上野公園噴水池周辺のチャリティ・ブック・フェスティバルには過去最高の55社が出展し、3日間で2985万1035円を販売した。
会場には出版社ごとのブースのほか、柳田邦男書店、ヤングアダルトコーナー、KUMON幼児フェスタ、全国訪問おはなし隊による読み聞かせ、紙芝居、作家サイン会などのお楽しみが連日行われた。
東京美術館講堂と東京国立博物館平成館大講堂では、童話作家・角野栄子さん「小さなお話の大きな世界」、作家・柳田邦男氏「いま、大人にすすめる絵本」、絵本作家・長谷川義史氏「絵本お絵かきライブ」、劇作家・井上ひさし氏「子どもにつたえる日本国憲法」など6つの講演会が連日催され、各会場ともほぼ満員の盛況だった。

新たに営業統括室設置/東京本部は東京支店に改称/大阪屋

大阪屋は5月1日付で今年度の機構改革と役員の担当変更、部長級の人事異動を発令した。
機構改革では責任体制の明確化、業務執行の迅速化を図るため経営統括室を新設して三好社長が同室長を兼務。営業本部、商品本部、物流本部、管理本部の4部門を管掌することになった。
営業本部には営業部、取引部を置き、市場開発室を新設。大阪屋友の会も管掌する。商品本部は仕入部、関西ブックシティ(KBC)、iブックシティ(iBC)、東京ブックシティ(TBC)を管掌。物流本部には物流業務部を新設。管理本部は総務人事部、経理部、情報システム部を管掌する。東京本部は東京支社に改称。

〔役員管掌〕
代表取締役社長(経営統括室長兼任)三好勇治
専務取締役商品本部長兼東京支社長高橋茂
常務取締役物流本部長兼物流業務部長高岡博
常務取締役営業本部長兼社長室長南雲隆男
取締役営業本部副本部長兼取引部長・大阪屋友の会事務局担当上高牧正一
取締役商品本部副本部長兼仕入部長・広報室長
伊勢久雄
取締役営業本部副本部長兼市場開発室長
西洋一郎
取締役管理本部長兼業務監査室長森田俊郎
取締役経営統括室EC担当兼ほんつな㈱社長
荻田日登志

〔辞令〕(部長級)
管理本部経理部長
北口明彦
商品本部iブックシティ所長・部長待遇古市恒久
営業本部営業部長池田俊治
同営業部長伊東廣道同営業部次長前田昌宏
物流本部物流業務部次長兼東京流通センター所長・新座流通センター所長・朝霞作業所長相澤勝彦
東京支社総務経理部長
青木英二郎

競馬力認定『馬検』/26日に公式問題集

サンケイスポーツ、競馬エイト、週刊ギャロップ、夕刊フジが主催して9月9日(日)に実施する「競馬力認定試験・馬検(ばけん)」の企画・運営を日販が全面サポートし、今月11日(金)から、日販が運営する検定サイト「検定、受け付けてます」(http://www.kentei-uketsuke.com)で、検定申込受付をスタートした。
5月26日からは全国の馬検申込受付書店でも受付を開始し、同日には馬検の唯一の公式対策書「競馬力認定試験『馬検』公式問題集」(辰巳出版、定価1260円)も発売となる。
日販は本年1月、「MTVロック検定」を皮切りに「検定ソリューション事業」に参入。検定を実施したいクライアント向けに検定トータルプロデュース事業を展開しており、書店には新たな検定受付業務を提案している。
◆試験概要◆
▽実施日=平成19年9月9日(日)
▽検定料=GⅢ(3級)3880円、GⅡ(2級)4880円、GⅢ・GⅡ併願8760円
▽実施エリア=東京、大阪
▽申込期間=書店店頭申し込み5月26日~7月31日、インターネット申し込み5月11日~8月5日

本屋のうちそと

今春から、息子も娘も大学4回生となり、昨年末から就職で走っている。息子は証券会社から出た内内定を断り、4月末にやっと総合商社の採用内定を得た。娘も観光業界に勤めたいと会社説明会や面接に応募しているが、未だ決まるまでには至っていない。
本人は楽観しているようなことを私には言っているが、妻にはどこでも良いから早く決め、キャンパスに戻りたいと言っている。
現実は労働条件の厳しさの割には、賃金が低く離職率が高いことや、女子の採用は1年の契約採用の後、本採用となることが多いことなどを伝え、採用条件の緩やかな業種・業界にしたらと諭しているが、夏までは希望業種を受けたいとしている。
考えてみれば、書店業界とりわけ小書店では、どれほどの賃金や社員の福利厚生を果たしているだろうか。多くの書店仲間に聞けば、アルバイトの時給は800円前後から850円で採用しているようだ。
当店では5年以上勤続するバイトくんに時給930円で働いてもらっている。自転車で配達に回っていることから、労災保険と退職金の準備の代わりとして失業保険に加入している。バイトくんのコミックやゲームの攻略本の情報や知識を含めて買っているのであってレジなどの単純労働に賃金を払っているとの意識はない。つまり人材に対する費用としての給料ではなく、人財=資産取得に対する支払いと考えている。より多くの利潤を得るとは情報資産の収益化を計ることではないだ
ろうか。 (井蛙堂)
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