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平成19年9月11日号
読書週間書店くじ実施要領

▽実施期間平成19年10月27日(土)より11月9日(金)まで書籍・雑誌500円以上購入の読者に「書店くじ」を進呈
▽発行枚数600万枚。書店には1束(500枚)3750円(税込)で頒布
▽申込方法返信用申込書に必要事項を記入し、束単位で所属都道府県組合宛に申し込む。
▽配布と請求方法くじは取次経由で10月25日前後までに配布。代金は取引取次より請求。
▽当選発表12月5日。日書連ホームページ並びに書店店頭掲示ポスターで発表
▽賞品賞品総額8680万円、9・8本に1本の当選確率
特等賞=台湾周遊4日間の旅ペアご招待
60組
1等賞=図書カード1万円600本
2等賞=同上または図書購入時に充当千円1800本
3等賞=同上5百円1万2000本
4等賞=図書購入時に充当百円60万本
ダブルチャンス賞=全国共通図書カード1万円100本
▽賞品引き換え特等賞は当選券を読者より直接日書連まで送付。1、2、3、4等賞は取扱書店で立て替え。図書カード不扱い店または図書カードが品切れの場合は、お買い上げ品代に充当。ダブルチャンス賞は平成20年1月15日(当日消印有効)までに読者が直接日書連にハズレ券10枚を送付
▽引き換え期間読者は12月5日より平成20年1月10日。書店で立て替えたくじは平成20年1月31日までに一括とりまとめて「引換当選券・清算用紙(発表ポスターと同送)」と一緒に日書連事務局まで送付
▽PR活動「読書週間書店くじ」宣伝用ポスター。全国書店新聞に実施要綱を掲載。日書連ホームページで宣伝

組織改革へアンケート実施/有害図書の区分陳列励行/東京

東京都書店商業組合は9月4日午後2時から書店会館で定例理事会を開き、組織改革と組合加入促進を図るため、各支部長に対してアンケート調査を実施することを決めた。また、都青少年課から有害図書類を区分陳列するよう要請が行われ、理事会は都への協力と区分陳列の励行を申し合わせた。
組織委員会からの報告によると、8月期の組合新規加入はなし、脱退は3店だった。本間委員長は「組合員数はこの7年で350店減って、現在715店。もっと加入促進に力を入れねば」と述べ、組織改革の必要性を強調。まず、組合および支部組織の現状を把握するため、各支部長に対してアンケートを実施したいと提案し、了承された。小泉副理事長は「アンケートや月報を利用して、組合のあり方について意見収集をしていきたい」と述べ、協力を求めた。
出版物販売倫理問題では、都青少年課の青山彩子課長、宮内隆健全育成担当係長が出席し、区分陳列徹底の要請を行った。青山課長は「都条例では、18歳未満の青少年の健全育成を阻害する図書類を販売する場合は、その他の図書類と明確に分けて大人だけが買えるよう、区分陳列の実施を定めている。不健全な図書類を青少年から物理的にシャットアウトするとともに、青少年がこれらを見たり買ったりすることができないというメッセージを大人社会がはっきり示すもの」と区分陳列の必要性を強調し、すべての書店や販売店がルールを実施するよう要請した。
区分陳列する必要がある図書として①指定図書(著しく性的感情を刺激し、甚だしく残虐性を助長し、又は著しく自殺若しくは犯罪を誘発するものとして、都が指定した図書)、②表示図書(性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発するものとして、青少年の閲覧が適当ではない旨を出版社が自主的に表示した図書)――について説明。シール止め誌、レディースコミックについても区分陳列するよう求めた。
区分陳列の方法については①間仕切り、ついたて等で陳列場所を隔離し、入り口に青少年制限の掲示をする、②陳列棚を60センチ以上離し、見やすい箇所に青少年制限の掲示をする、③陳列棚の左右に10センチ以上はりだす仕切り板をつけ、その表面に青少年制限の掲示をする、④150センチ以上の高さに、まとめて背立てで配架し、見やすい箇所に青少年制限の掲示をする――と説明した。
質疑応答のあと、大橋理事長は「都は青少年健全育成に努力している。書店が協力するのは当然のこと。区分陳列励行につとめたい」と協力を求めた。
このほか理事会では、中小書店経営研修会を12月12日に実施することを決めた。文藝春秋・名女川勝彦氏が雑誌売り名人発掘プロジェクト等について講演する。小林指導・調査委員長は「低迷する雑誌業界に活を入れる研修会にしたい」と意欲を示した。また、役員夫人感謝の会を10月14日に実施、歌舞伎座で「芸術祭十月大歌舞伎」を鑑賞する。理事研修会は11月17日、18日の2日間にわたり実施する。開催地は未定。
読書推進問題では、10月27日、28日の2日間にわたり神田神保町すずらん通り、さくら通り等の会場で開催される「第17回神保町ブックフェスティバル」(神保町ブックフェスティバル実行委員会主催)を後援することを了承した。同フェスティバルは「本」の得々市、在庫僅少本フェア、チャリティ・オークション、著者サイン会、子供ランドなど様々なイベントが行われる。東京組合も支部、青年部がワゴンを出展する予定。
出店問題では次の3件の報告があった。①未来屋書店日の出店(日の出町、11月20日開店、555坪)、②カルフール南町田店(町田市、9月29日開店、87坪)、③蔦屋書店八王子楢原店(八王子市、10月19日開店、390坪)。また、新宿支部から新宿西口駅前に建設中のモード学園ビルに来秋、ブックファーストが1000坪で出店予定との報告があった。
TS流通協同組合の8月期(8月1日~31日)の売上げは886万540円(前年同月比38・4%増)。74書店(同1・3%減)から9060件(同26・8%増)の発注があった。

書店青年会が25周年/組合活動の大きな柱に/山形

山形県書店青年会の25周年記念祝賀会が、8月20日午後7時から山形市のやまがたグランドホテルで、県内22書店、版元・メーカー17社の計45名が参加して盛大に行なわれた。
山形県書店青年会は、昭和56年8月に書店組合の若手書店人で設立、「増売」「近代的な書店運営」「研修」の3つを目的で運営してきた。特に「東京研修会」は、連続22回にわたって実施しており、山形県の組合活動の大きな柱となっている。
祝賀会は、歴代会長の思い出話や出版社さんのお祝いや期待の言葉、そして青年会25年をつづる「フォトストーリー」の上映などがあり、参加者一堂で今後の山形県書店青年会活動の継続を確認した。(写真は、昭和62年2月13日に開かれた第3回東京研修で、講談社山本勘三郎常務が講師となって「増売11ケ条」を研修した時のもの)
(五十嵐靖彦広報委員)

「声」/手づくりポスターで店の活性化/大阪市・カペラ書店・秋末勝

16年前までは、大阪は商都だった。万博の成功の自負があった。しかし、時代は東京への一極集中が進み、今日では大阪本社は名のみとなってしまった。民力も、最盛期の60%くらいだ。その頃までは、ボーナス払いで書籍・雑誌を購入する顧客がたくさんいた。価値観の変化は、少子高齢化と共に、本離れとなったように思う。
いま私の店は、30年、40年とお取引下さっている企業とそのお客様のおかげで、何とか続けている。続けなければと思っている。1999年に大書店が近くに出店し、2002年頃にはボディーブローのように経営が圧迫、下がり続ける売上げに悩んでいた。
その時、講談社から、日本の街道百巻の企画発表があった。ワンテーママガジンの始まりだ。この先2年間の売上げの原資が計算できる。これを取り上げて、外売の一つの柱としよう。セールスプロモーションは如何にと考えたが、幸い私は、このテーマの街道の生まれ。丹波篠山という地は京から山陰を結ぶ要の地で、竹内街道篠山街道と、文化は京から伝わった。祭り、しきたり等々、いかに人々に口コミしていくか考えた。
凸版印刷アイデアセンターに勤めた経験を生かしてポスターを制作しよう。記憶をたどり、郷里の入母屋造りの街道筋、その道は京に通じる。そこに母と妹と、自転車に乗っている私の冬景色を――まずまずの出来か。そして2003年からはイラストの共同制作に店長も加わった。今までに52作品を制作し、中には小学館の相賀社長に注目された西洋絵画の巨匠(全12巻)、講談社広報から手紙をいただいた週刊四国遍路の旅八十八カ所(全30巻)等々、ポスターの効果は思わぬ喜びを与えてくれた。定期読者も地味ながら増えている。今では、顧客からも出版社からもリクエストがある。
ポスター制作はいろいろと考えさせてくれる。出版の意図、内容のこと、そして読者のこと。何よりも従業員の啓蒙、勉強になる。書店経営ではお金が残らないが、ポスター制作は心の財産であり、おおいなる貯金だ。今も次のポスターに取りかかり、日頃の煩わしさを忘れて制作している。牛の歩みかもしれぬが、書店に携わっていることを喜びとして、これからも、一歩一歩と。

生活実用書/注目的新刊

江戸しぐさでは立ち居振る舞いを、上品(じょうぼん)、中品(ちゅうぼん)、下品(げぼん)に分類したという。人に親切で、迷惑をかけず、肩書きや身分にこだわらない、しかも遊び心を持っていることが江戸っ子の条件だった。約束を守れない、人様に迷惑をかけるような者は「恥っさらし」と言われて、死人の扱いをされるほどだった。
ところが、21世紀の今日を見れば、死人扱いをしなければならない人があちらこちらにうようよしている。人間や国の品格を問う本が花盛りなのも十分にうなずけるのだ。
坂東眞理子著『女性の品格―装いから生き方まで』(PHP新書418720円)は、弱い存在である人間の品格を考えた本。敢えて女性としたのは、特に現代では女性の生き方や役割が変わり、基準が混乱した時代であることが挙げられる。一方、男性は相変わらずの会社人間なために、女性も同じような権力志向、拝金志向になってはならないし、家族の幸せだけ考えれば良いという時代でもなくなったからだと著者は言う。
マナー、言葉と話し方、装い、暮らし、人間関係、そして行動、生き方の七章。「品格ある男性を育てる」の項では「男性を選び育てるのは女性です」、「女性がしっかり男性を選ぶことで世の中は変わります」と言い切る。確かに私男運が悪いノ、などといつものたまう人はやや品格に欠けるところがあります。
今や書店では品格コーナーもあるくらいだから、現代はよほど品のない有様なのだろうが、タイトルに品格という言葉のついた本ばかり並ぶのは面白みにかけるだろう。
小林千草著『女ことばはどこへ消えたか?』(光文社新書310850円)も、女子高・大学生が「違うよ」を「ちげーよ」と半数が言い、言葉遣いに男女差がなくなったことから、たおやかな女言葉の歴史を検証していく。百年前に書かれた漱石の『三四郎』をテキストに「ほほほ」という女の笑いや、「~わ」「~よ」といった言葉の文末にこめられた思いを探る。さらに二百年前、式亭三馬『浮世風呂』。
「やさしいことばはやさしい心を育てる」それが女言葉の原点と著者は語る。
この二人の著者は図らずも1946年生まれ。大学に在職することも共通している。
(遊友出版・斎藤一郎)

日書連のうごき

8月1日第61回読書週間ポスター用イラスト選考委員会に石井総務部長が出席。山形組合図書館日書連マーク研修会(山形市会場)に長尾サポート委員が出席。
8月2日山形組合図書館日書連マーク研修会(庄内会場)に長尾サポート委員が出席。
8月3日山形組合図書館日書連マーク研修会(最上会場)に長尾サポート委員が出席。
8月9日近畿ブロック会事務局長会議に大川専務理事が出席。近畿ブロック会図書館研修会に湯本サポート委員が出席。
8月10日大阪市立中央図書館見学会に、湯本サポート委員、大川専務理事が出席。
8月16日学校図書館図書整備新5カ年計画プロジェクトチームに、石井総務部長が出席。
8月20日出版流通改善協議会に岡嶋理事が出席。
8月21日全国事務局職員研修会(第1日目)。
8月22日全国事務局職員研修会(第2日目)。芥川賞・直木賞贈呈式に大橋会長が出席。
8月24日神奈川組合総会に大橋会長と大川専務理事が出席。
8月28日茨城組合守谷市公共図書館研修会に長尾サポート委員が出席。
8月29日第39回出版平和堂合祀者顕彰会実行委員会に大橋会長が出席。
8月30日第37回「野間読進賞」1次選考委員会に石井総務部長が出席。平成19年度上期公正取引協議会連絡会議に、柴﨑公取協副会長など役員が出席。

雑誌増売、万引きで2講/栗田・出版販売実務セミナー

書店経営研究会主催による出版販売実務セミナーが8月29日午後、文京シビックセンターで開かれ、63名が出席した。開会に先立ち栗田出版販売郷田社長は「書店が直面する問題を2講用意した。雑誌は10年間マイナスが続いている。万引きは日経MJが発表した業種別ロス率によると書籍・文具は1・77%。業界全体で380億円、1店で年間210万円が消えている計算だ。健全で安心して商売できるよう企画した。明日からのヒントにしてほしい」とあいさつした。

第1講は、雑協「雑誌売り名人発掘プロジェクト」の名女川勝彦氏(文藝春秋取締役)が「雑誌で支える書店経営」を講演。雑協が冊子にまとめる予定で集めている雑誌販売成功事例を紹介した。
名女川氏は「売場30坪、月商8百万円、雑誌6割の書店が雑誌を月に0・5%伸ばすには1日8百円、1・5冊増やすだけで可能だ。これで年率6%伸びる。しかし、経営者だけでなく、実際に雑誌販売を担当しているアルバイト、パートも同様に考えなければ達成できない。成功事例は年内に冊子にまとめて配布するので、社員やパートと自店にあった方策を話し合うツールとして活用してもらいたい」と述べ、次のような成功事例を紹介した。
①プラケースに「残り1冊です」と表示して細ヒモでしばり、主要誌を販売。雑誌返品率が15・6%まで落ちた。
②客層に普段着の中高年男性が多かったことから、女性誌に換えて『新ハイキング』『散歩の達人』を前面に並べたところ、よく動くようになった。
③成人雑誌を移動式棚に陳列し、女性客が多い時間は布をかけ、夜になるとレジ周辺に引き出している。立地にあえば単価も高く、固定客がつく。
④うろこ陳列をやめる。展示点数は減るが、お客様にはアピールする。
⑤小型店でも主要雑誌30銘柄、50銘柄は毎日データを取る。2日目に売り切れば追加発注ができる。定期改正の不満は多く聞くがそれでも定期改正をこまめに行う店は伸びている。
⑥大型店がやらない配達を行う。美容院50店で定期を確保した例。見本誌5、6種類を持っていき、店に選んでもらう。
⑦女性誌は次号予告をチェックして特集により事前に追加発注する。売り切れてからでは遅い
⑧朝一番に来る客は雑誌の買い上げが多く、自店の中心客である。
⑨同じ雑誌を買っていくお客様には「次号を取り置きしましょうか」と声をかけ、絶えず定期につながる努力を行う。

第2講は志村警察署生活安全課関口和加夫課長、同防犯係東孝昭統括係長の両氏が「万引き対応策、店頭でのトラブル処理」を講演した。
この中で関口課長は全国的な万引き認知件数は平成9年の10万6181件に対し、平成18年は14万7113件に28%増加しているものの、少年の万引きは同期間に5万944件から3万161件に41・8%減少、徐々に少なくなる傾向にあると説明した。
少年犯罪で最も多いのは自転車盗で、その次に多いのが万引き。警視庁管内で1年間に起きた万引き1万8100件のうち、少年の万引きは3459件、25・6%を占める。
一方、犯罪件数は減っているものの、グループによる万引きは悪質化しており、防犯カメラを避けて行うケース、防犯タグを反応させないなど巧妙化するケースも増えており、「やはり、万引きがやりやすい店は店員が少ない、死角が多い、防犯装置がない店が多く、何回も被害にあう場合は抜本的対策が必要」だという。
万引きは窃盗で、大人なら刑事の取調べを受ける。これが少年の万引きの場合、被害が回復すれば消しゴム1個、ボールペン1本程度なら店側が警察まで連絡しない場合が多く、警察でも少年係は微罪処分として処理するケースが多い。これについて、関口課長は「万引きした少年がこれぐらいなら大したことはないと味をしめ、エスカレートすることが懸念される。常習になる場合もある。できるだけ早いうちに芽を摘むことが重要で、警察に連絡してほしい。実態が把握できるとともに、学校と親には必ず連絡する」と、地域、学校、警察の連携による非行防止が重要であることを強調した。

受賞

◇家庭画報大賞
「夢のある美しい暮らし」を今年のテーマに読者参加コンテスト「家庭画報大賞」の表彰式が9月7日、帝国ホテルで開かれた。昨年を上回る3101通の中から45作品が受賞。大賞にはコーディネート作品部門に静岡県・勝木奈緒美さん、手づくり作品部門に岩手県・梅里進さんが選ばれ、賞状と賞金50万円が贈られた。
授賞式で世界文化社鈴木勤社長は「『家庭画報』は昭和33年創刊、50周年を迎えた。これを記念して愛読者の家庭画報サロンを立ち上げた。千住博先生講演会はじめ雅楽、オペラ、バレエと企画している。来年2月には600号を迎える。さらに内容充実を図っていく」とあいさつした。

分析力・販売力を強化/第3回総会に352名出席/太洋会

第3回太洋会総会が9月6日、目白のフォーシーズンズホテル椿山荘東京で開かれ、書店105名、出版社213名、太洋社30名など352名が出席した。
午後1時半からの総会であいさつした太田博隆会長(東京・ブックスフジ)は「ここ数年売上げが下降している。日書連の全国小売書店実態調査報告書でも、将来の見通しが下降すると悲観的に予測する書店が65%にのぼっている。しかし業績をあげている仲間もいる。太洋社とともに自店の分析を十二分に行い、対策を考えていくことが必要だ」と述べた。
太洋社を代表して沢野豊常務は、同社がすすめる書店支援策を説明。「いま、どうしても必要なのは営業力のアップ。分析力、提案力をつけなければいけない。受注準備室をつくり、営業は書店と向き合う時間を十分確保する。客注対策では在庫出庫率を昨年の52・8%から今年は58・4%にあげた。船橋流通センターで行っていた書籍返品作業を出版共同流通に移管し、空いたスペースを8月から流通倉庫にした。順次在庫量を増やしている。客注出庫率を70%まであげ、都内なら翌々日着荷にもっていきたい。情報面では近刊情報の発信をできるだけ網羅的に提供する。その中で予約できるシステムも開発中だ。仕入、情報、物流、改革を一体となって実現していく」と述べた。
議事では太田会長を議長に、事業報告、会計報告を原案通り承認可決。続いて、太洋会増売コンクール表彰式が行われた。
同コンクールは一昨年10月から今年3月までの1年半を対象に、雑誌販売総合賞、書籍販売総合賞など8部門でコンクールを行った。参加店は160店。雑誌販売総合賞Aコース第1位の竹島書店十条店はじめ61店が表彰された。支部対抗特別賞は東海・近畿・中国支部が第1回に続いて首位となった。
ゲストとして、初の小説『カゼヲキル1助走』を講談社から出版した増田明美さんが「自分という人生の長距離ランナー」の演題で記念講演。会員紹介、名刺交換会に続いて、午後6時から懇親会を行った。

命の尊さ伝える/ワイズ・アウルから絵本『カーくんと』

内閣府の主催で9月10日から「自殺予防週間」が始まったが、㈱ワイズ・アウル(柳内功代表)から絵本『カーくんと森のなかまたち』が出版された。夢ら丘実果=絵、吉沢誠=文、B5判36頁、本体定価1500円。
生きる力をなくしたホシガラスのカー君が友だちに支えられ元気を取り戻していく物語で、命の尊さを伝えるメッセージがこめられている。聖路加国際病院名誉院長・日野原重明氏推薦。対象は幼稚園から小学生で、読み聞かせにも最適。日野原氏のメッセージはじめ、子ども110番、自殺対策ホームページなどの連絡先を紹介するチラシが付く。注文は各取次へ。

アスキー販促統合/角川出版販売

角川グループは営業部門集約化の一環として8月1日からアスキーの書店営業部門「販売促進部」と、角川グループパブリッシングの書店促進会社「角川出版販売」の業務を統合した。アスキー販売促進部員は角川出版販売に異動し、アスキー出版物の書店促進を角川出版販売で請け負う。
業務統合は角川グループ各社出版物に関する書店窓口の一本化を推し進め、角川出版販売と書店の統合的な商談による相互利益創出を目指すのが狙い。

目玉はリラックマ手帳/主婦と生活社『すてきな奥さん』

主婦と生活社の2008年版『新春すてきな奥さん』は、最強キャラクター「リラックマカレンダー」にビニールカバーつき「リラックマ手帳」、家計簿、おかずBOOKの4大付録を付けて、昨年の51万2千部を3・5%上回る53万部販売を目指す。
5日の説明会で高納社長は「上半期は定期誌、収入広告が上がらず、書籍も苦戦した。下期に向けてはムックが好調で、書籍も売り伸ばせる企画を準備している。『素敵な奥さん』新春号をはずみに盛り上げていきたい」と述べた。
新春号の内容説明は江原編集担当取締役が行い、「リラックマをキャラクターに使い3年目。昨年の読者アンケートで20代、30代が50・8%を占め、店売でもよく動いた。リラックマ手帳を目玉に若い読者を取り込んでいく」とした。
このほかの付録は定番の「お金が貯まる家計簿」と「くり返し作りたい!うち和食人気レシピベスト115」。本誌は松居一代の年末大掃除便利帳、江原啓之、美輪明宏スピリチュアル対談、我が家のお正月、取寄せカタログなど正月らしい特集を満載した。総額3百万円のキャッシュバッククイズ、車と人気家電が当るプレゼントも用意している。
古川販売本部長は「07年版は仕上がり率90・2%。今年は91%を目指す。市況が厳しい中であえて昨年を上回る設定を行った。強いキャラクターを生かして書店促進を展開していく」と強調した。
また、新春号販促費コースの書店で、11月9日に発売する『新版うちのお医者さん』販促申込み店はW報奨企画を設けている。

『新春すてきな奥さん』〔販売促進費コース〕
200~399部130円400~499部140円500~599部150円
600~699部160円700~799部170円800~999部180円
1000部以上相談
〔完売賞コース〕
A賞(30~49部)=ビール券4枚、B賞(50~99部)=8枚、C賞(100~149部)16枚、D賞(150~199部)24枚
年内完売確約2枚加算。

別冊5大付録をパック/『主婦の友2008新年号』

『主婦の友2008年新年特大号』は「おかず家計簿」「料理歳時記」の定番のほか「誕生日大全ダイジェスト」「うちの3姉妹カレンダー」など別冊5大付録を付け、前年並みの55万部製作。仕上がり率90%以上を目指す。
3日に行われた説明会で神田社長は「今年も婦人誌新年号で書店店頭の活性化を図りたい。今回は5大付録で読者層の幅が拡がるよう期待している。ブックメイトが主婦の友セールス・プロモーションに移管して初めての年であり、真価が問われる」とあいさつ。村田取締役、藤井営業部長、金塚編集長から販売計画、内容説明があった。
発売体制は11月2日に通常号(12月・1月合併号)が出たあと、新年号は11月22日(木)発売。定価は1500円据え置き。判型は従来より一回り大きく平月号と同じサイズ。
付録は①毎日役立つおかずレシピを200種紹介した「365日のおかず家計簿」、②年中行事とイベントごはんの「お料理歳時記」、③39万部販売した『誕生日大全』を100頁に凝縮した「ダイジェスト」、④「家事の裏ワザ知得BOOK」、⑤「うちの3姉妹カレンダー」の5冊をシュリンクパックし、家族みんなで楽しめる内容。ほかに本誌綴じ込みで折り紙、ひらがなトレーニングシートも。
本誌は「母から子へ伝えたい美しい日本の暮らし」をテーマに、藤井恵のおもてなし料理、新春を彩る花アレンジ、伝えていきたい美しい暮らし方と正月らしい記事が満載。お年玉プレゼントとして銀はがしスピードくじは現金1万円を500名に。最新家電プレゼントもある。
10部以上の一括採用は名入れのし袋、挨拶状をサービス。拡販規定は別掲。

『主婦の友』拡販規定
●拡販店
200~399部130円
400~499部140円500~599部150円600~699部160円700~799部170円800~999部180円1000部以上相談
●完売賞店(ビール券)
A賞(30~49部)4枚、B賞(50~99部)8枚、C賞(100~149部)16枚、
D賞(150~199部)24枚、▽年内完売賞=プラス2枚

出版社

◇最相葉月氏『星新一』に講談社NF賞
平成19年度、第29回講談社ノンフィクション賞に最相葉月氏『星新一―1001話をつくった人』(新潮社)、鈴木敦秋氏『明香ちゃんの心臓―検証東京女子医大病院事件』(講談社)、第23回エッセイ賞に青山潤氏『アフリカにょろり旅』(講談社)、岸本佐知子氏『ねにもつタイプ』(筑摩書房)、第23回科学出版賞に西成活裕氏『渋滞学』(新潮社)が選ばれた。贈呈式は9月4日、丸の内の東京會舘で行われた。

本屋のうちそと

東野圭吾が売れている。もともと人気の作家なので必備なのだが、ラインアップも揃えてフェアを組んでいる。まあ多くの店でも展開はしているのだろう。しかし新作『夜明けの街で』は予想以上に足が早い。時効を迎えるミステリアスな殺人事件への興味なのか、その容疑者との不倫の恋に惹かれるのか、一体どこにポイントが…と思いつつ読んでしまった。オビにある―著者の新境地にして最高傑作―かどうかは判らないが、おかげでドキドキと切なさの感動を残しつつ中断していた直木賞作品の『容疑者Xの献身』を読み終え、『秘密』をも再読してしまった。
首都圏の書店や大手書店はダブル帳合が多いようだし帳合変更もちょくちょくあるみたいだ。如何せん地方の中小書店となるとそういう機会も場面もあまり無い。といっても当店では客注のスピードアップの為メイン以外の取次ともお付き合いはしているが。「一度きりなら浮気、継続性を感じさせた場合は不倫」というのに始まって「夜明けの街で」では主人公の友人が妻には絶対にバレないようにしろ、そこそこにしておけ、本気になるな!と再三忠告の言葉を投げかけてくる。しかし彼女の魅力にどんどん引き込まれていく。(メイン取次よりもなんか親切だしなあ、魅力的だしなあ、売れ行き良好書をたくさん分けてくれるかもしれないなあ、新刊配本もいまよりもよくなるかも)
…離婚はやめろ、口にするのもよせ、そんなことすると相手は態度が変わるぞ、考えても見ろ話が駄目になって元の鞘に戻った時、針のむしろだぞ、一生言われるぞ!(そうだよなあ、閉店しても出店はありえないような立地だから今より条件が良くなるなんて話があるわけないよなあ、帳合(寵愛)変更は夢見るだけにしておこう)さあ、番線担当の新入社員さんに良好書お願いFAXでも送るか。(理)
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