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全国書店新聞
平成19年9月21日号
読書推進への取り組み進める/熊本総会

熊本県書店商業組合(長崎晴作理事長)の第20期通常総会が8月25日午後4時半から熊本全日空ホテルニュースカイで開かれ、組合員41名(委任状含む)が出席した。
総会の冒頭、長崎理事長はあいさつの中で、組合20周年記念事業「おーい中学生!!本はよかバイ」について、熊本の本屋さん推薦の本、中学生向け図書を約200点を取り上げ、書評や簡単なあらすじを紹介したブックガイド刊行への尽力に対するお礼も含め、感謝の言葉を述べた。
引き続き議案審議を行い、事業報告、決算報告、事業計画案、収支予算案などすべての議案を原案通り承認可決した。
このうち事業計画案についての報告では、本年度も「こどもの本ブックフェア」を開催することにより、読書推進運動に対してさらに前向きに取り組んでいきたいとの報告があった。
総会終了後の懇親会では、組合員書店がいっそうの意思の疎通を図り、和気あいあいの雰囲気の中で総会全日程を終了した。
(宮崎容一広報委員)

各自治体の情報収集/指定管理者制度への対応討議/大阪

大阪府書店商業組合は9月15日、組合会議室で定例理事会を開催。加速しつつある公共図書館への指定管理者制度導入の流れに対応するため、各自治体の情報収集に努めることを申し合わせた。また、第3回大阪こども「本の帯創作コンクール」(帯コン)について今後の日程・行事の内容が報告された。11月24日表彰式後の催しでは小学館・相賀昌宏社長が本にまつわる思い出を語る。

理事会の冒頭、庶務報告が行われ、「近畿ブロック会が8月9日、大阪市北区のホテルモントレ・グラスミアハウスで行われ、近畿2府4県から計48名が参加した。㈱ブックチェーン・湯本光尚氏が『公共図書館指定管理者制度導入問題に関して』、日書連専務理事・大川哲夫氏が『日書連の情報化の取り組み並びに改正された協同組合法』の演題で講演した」との報告があった。
各種委員会報告は以下の通り。
〔学校図書館・IT関連委員会〕
①学校図書館電算化モニター3校の蔵書登録作業に出向いた。他にもモニター校の希望があるようだったら申し出てほしい。
②公共図書館への指定管理者制度導入の流れは加速しそうである。各自治体の情報収集に努めてほしい。
〔読書推進委員会〕
①第3回大阪こども「本の帯創作コンクール」(帯コン)の作品応募は9月10日に締め切った。応募総数は約1万2千と前年並みだった。9月18日(予定)に選考委員の元へ作品を届け、11月中旬に大阪読書推進会・中川正文会長が最終審査。展示会および表彰式は11月24日午後1時から大阪府立労働センター「エル・シアター」で開催。表彰式後の催しで、「ドラえもん」の登場人物のび太の元声優・小原乃梨子さんが読み聞かせを行い、小学館・相賀昌宏社長が本にまつわる思い出を語る。
②第5回「子どもの本フェスティバル」(読売新聞主催)が10月27日、28日の両日、大阪市中央区・ビジネスパークのツインビルで開かれる。即売会場では「書店のおすすめ本コーナー」を設ける。組合員は9月22日までに推薦図書を事務局に通知。推薦図書に添える手書きPOPの締め切りは10月20日。優秀作には図書カードを進呈する。
〔経営活性化・書店環境改善委員会〕
①電子マネー「Edy」加盟店倍増キャンペーンに合わせ、組合員へ加盟キャンペーンを展開したところ、8月末までの期間中に組合員書店70店が加盟。当初の目標50店を上回った。好評につき9月末まで募集期間を延長することになった。消費者にとって利便性が向上するため、利用者が増えると思われる。
②「全国書店新聞」の取材で福岡市の書店「ブックス・キューブリック」を訪問した。記事は9月1日号に掲載。貴重な経験だったため大阪組合の皆様にも知ってもらおうと、ブックス・キューブリック代表の大井実氏の講演会を行う。10月6日、大阪市中央区のホテルモントレ・ラ・スールで開催。
〔定款等改定委員会〕
9月6日に委員会を開催、「中小企業協同組合法」等の改正を受けて大阪組合の定款改定案を検討した。総代会までの日程を考えると、できるだけ早期にとりまとめる必要がある。次回委員会を9月28日に開催、素案の目途をつけ、中小企業団体中央会のアドバイスを受けるようにしたい。(中島俊彦広報委員)

児童書1万冊の即売会を実施/福島で絵本ワールド

「絵本ワールドinふくしま」(同実行委員会主催)が8月25日、26の両日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開催された。
子どもの本のお祭り「絵本ワールド」は「子どもの読書推進会議」が推進しているもので、2000年「子ども読書年」に岡山、静岡、福岡、北海道、大阪、石川の6地域で初めて開催され、今年は石川、奈良、福島、兵庫、鳥取、香川、長野、栃木の8地域で開催。福島での開催は、昨年に続いて2年連続となる。
今回催された主なイベントは以下の通り。①講演会(25日午後1時半=絵本作家・宮西達也氏、26日午前11時=絵本作家・漫画家・すずき大和、同午後1時半=絵本作家・西巻茅子)②リーディング・ドラマ「もりでうまれたおんなのこ」(アコースティックギター演奏付きの朗読劇)③ワークショップ・子どもふれあい広場(県内各地の団体による読み聞かせ、パネルシアター、紙芝居、わらべうた、工作教室など様々な企画)④カルピス「絵本のへや」(カルピスを飲みながらカルピス絵本の展示や大型絵本の読み聞かせを楽しむ)⑤「心に虹をかける本」展示、「はじめてであう絵本セット」展示(福島県立図書館協力)⑥絵本相談コーナー(JPIC読書アドバイザー福島支部協力)
福島県書店商業組合は「子どもの本の即売会」を担当。児童図書の販売にあたった。約1万冊の図書がたっぷりとした空間に見事に並べられ、色とりどりの絵本の競演に、来場した大勢の親子連れのお客様は、日頃手にしないたくさんの本との出会いを楽しみ、お気に入りの絵本を何冊も購入していた。
(大内一俊広報委員)

うみふみ書店日記/海文堂書店・平野義昌

上野千鶴子『おひとりさまの老後』(法研)が売行き好調です。当店の阪神タイガース首位(9・13現在)記念歓喜酔いどれ状態店長が手に取るので、私、思わず「奥さんより長生きする気でっかー?」と言ってしまいました。思ったことをすぐ口にしてしまう、どっちかというとボンボン育ち(空気読めない)のゆえ、この発言に悪気はありません。店長の持論は「人生50年」、もう秒読み段階に突入しております。今月のフェアのひとつ、「みょうが堂古書店野球雑誌フェア」はその店長の濃い暑苦しい人脈によるものです。宝塚の「みょうが堂」さん得意の懐かしい野球雑誌に写真ニュース・選手カードを揃えてくださいました。1冊5千円はザラ、1万円超えるものもあります。常設のサブカル「ちんき堂棚」とはまた違うディープなマニアの世界がレジ周辺に展開されています。
関西の情報誌「京阪神エルマガジン」10月号の特集は「書店カルチャー!?」。書店員アンケートの「気になる他店の棚」の質問に、店長「新刊本屋には行かん、行くとすれば古本屋」と答えた裏切り者いや偏屈者(これも空気読めないが、拙著の宣伝もしてくれた)でございます。それでも何かの役には立つもの。その男くさーい古書人脈のおかげで古書即売会に新刊屋ながら参加させてもらっています。11月も神戸と芦屋の会が決定しています。もちろん販売するのはそれぞれのテーマに合わせた新刊本です。目録作成や選書で、人の良い気の弱い私を倒錯変人奇人古本世界に引っ張り込まないでほしい。
さて、もうひとつのフェアは「神戸開港140周年記念海運書フェア」。これまで一般販売されることがなかった海運会社の社史や記念出版物を中心に、日本の海運史を集めました。担当は海事書ゴット氏。2階売場はますますグッズが充実し、いまや神戸観光おみやげスポットとしての地位を固めつつあります。
目立たぬように騒がぬように、私のミニフェア「歓迎世界華商大会」。世界の華僑の皆さんが神戸に来られます。南京町のお祭りも間近。ご近所のデパートでは「陳舜臣の世界展(9・10終了)もありました。
久々のイベントは、9・23「はるまきちまき+パギやんジョイントライブ」。神戸在住のちまきさんと、2月「唄うサイン会」をしてくださった浪花の巨人が来演します。
あれやこれやとバタバタしていても、売り上げは厳しいものです。コツコツ棚のチェックと整理整頓いたします。自戒。

本屋さんの現在とこれから/古書の日イベント

東京都古書籍商業協同組合は10月4日の「古書の日」を記念して、10月7日午後2時から神保町の東京古書会館でトークイベント「本屋さんの現在とこれから」を開催する。
地方小出版流通センターの直営販売店「書肆アクセス」が営業不振を理由に11月に閉店することをきっかけに、新刊書店と古書店で今、何が起きているのか、また、小さくても個性的な書店の可能性を考える。
発言者は書肆アクセス店長の畠中理恵子、フリーライター・永江朗、『彷書月刊』編集長・田村治芳の各氏。進行は東京古書組合広報部・内堀弘氏(古書石神井書林)。入場無料。定員先着順百名。申込みは9月30日必着で千代田区神田小川町3―22東京古書組合古書の日イベント受付M係へ。Eメールinfo@kosho.or.jp

新刊紹介

◇『おしりかじりむしうたとおどりの本』
今夏、NHK「みんなのうた」で放送され、幼児、小学生に大人気の『おしりかじりむしうたとおどりの本』(本体定価630円)が主婦と生活社から8月末に発売された。見本で「いけそうだ」という声が多かったため、発売前の段階で初版1万5千部に2刷5万部を追加。初日、2日目と売上げは好調で9月上旬に3刷5万部を重版して半月足らずで合計11万5千部を発行した。
一方、シリーズ累計200万部を販売している「リラックマ」は第5弾『うたたね気分』が9月14日に初版6万部で発売された。
◇『これでいいのか日本戦後60年の失敗』
作家・評論家の上坂冬子氏が大和書房から『これでいいのか日本戦後60年の失敗』を上梓した。新書判上製216頁・本体定価1200円。雑誌「正論」に寄稿した論文を下敷きに大幅加筆した。
「新憲法、ねむれる世論が問題だ」「気迫なき教育論議」「自衛隊か自衛軍か、それとも国軍か」「いったい、北方領土とは何なのだ」「歴史認識より時代認識」の各章で憲法制定後60年、混迷に喘ぎ、国家の威信を失った日本に警鐘を鳴らす。
◇『解剖・観察・飼育大事典』
アサリ、イワシ、ミズクラゲ、イモリなど身近な生き物を取上げた『解剖・観察・飼育大事典』が9月下旬、星の環会から出版される。B5判368頁、定価3675円。
13人の現役教師が編集に参加して動植物の観察・実験を通して生き物への関心と命の尊厳を学ぶ。写真・図版を多数収録する。対象は小学校上級以上、学校図書館に最適。

千葉県書店商業組合第24期通常総代会

千葉県書店商業組合は9月27日午後1時より千葉市中央区蘇我の千葉県書店会館で第24期通常総代会を開催する。総会終了後、午後3時より同会場で懇親会を予定。

指定図書13点決定/読書感想画コンクール

全国学校図書館協議会、毎日新聞社、各県学校図書館協議会が主催する第19回読書感想画中央コンクールの指定図書が決まった。
応募作品は地方審査を経て中央コンクールで審査の上、児童生徒と学校を表彰する。
〔小学校低学年の部〕
『おしゃべりな毛糸玉』沢田俊子作、文研出版、『ゆうやけごはんいただきます』長崎夏海作、ポプラ社、『ハナゴンドウのノンちゃん』井上こみち文、佼成出版社、『ハンタイおばけ』トム・マックレイ文、光村教育図書
〔小学校高学年の部〕
『ツー・ステップス!』梨屋アリエ作、岩崎書店、『子っこヤギのむこうに』加藤多一作、くもん出版、『トリ・サムサ・ヘッチャラ』ゾラン・ドヴェンカー作、ひくまの出版、『川の王さまオオサンショウウオ』広島市安佐動物公園著、新日本出版社
〔中学校・高等学校の部〕
『チンチン電車が走ってた』菅原治子作、福音館書店、『アル・カポネによろしく』ジェニファ・チョールデンコウ著、あすなろ書房、『銀のロバ』ソーニャ・ハートネット著、主婦の友社、『水曜日のうそ』クリスチャン・グルニエ作、講談社、『14歳の君へ』池田晶子著、毎日新聞社

11月中旬に絵本ワールド/雇用環境改善でセミナー/兵庫組合

兵庫県書店商業組合は、9月11日、エスカル神戸で定例理事会を開催した。
三上一充理事長(三上尚文堂)は冒頭で「この夏胆石の手術で入院中は皆様にご心配をお掛けしました」と約2カ月ぶりとなる顔合わせにスリムになった姿を披露した。
日書連報告に続き、今年度の「絵本ワールドinひょうご」は11月17日、18日の両日、神戸海星女子学院で開催することになったと報告があった。詳細については今後開かれる実行委員会で決め、逐次報告をすることとなった。
第5支部(播磨地区)からは新支部長として安井唯善氏(安井書店)が選出されたことの報告があった。今後の予定としては、10月2日に10月定例理事会を、16日に定時総代会を神戸神仙閣において開催する。
理事会に先立ち行われた講演会では、平成17年度より実施している「中小企業人材確保推進事業」の一環として、松寿高一氏(アリエシステム代表取締役)により「雇用環境改善レベルアップセミナー」が行われた。能力給・職能給それぞれの長所・短所、人事思想との関連や賃金制度の運用法などわかりやすくお話しいただいた。
また、大阪組合で3カ月前から取り組み現在では148店が導入をした電子マネー「Edy」の紹介があった。今後各支部ごとに説明会を実施し、導入を促進していくこととなった。
(中島良太広報委員)

書店ルート0.1%のマイナス/2年連続の減少、構成比は増加/ルート別出版販売額

2006年のルート別出版販売額は、書店ルートが1兆5065億円、前年比0・1%減で2年連続のマイナスになった。構成比は66・6%で前年より0・8ポイント増。一方、CVSルート(取次経由)は3・1%減の4739億円と4年続けて前年を下回ったことが、㈱ニッテン調べ「2006年出版物販売額の実態とその分析」(日販『書店経営ゼミナール会報』特集号)で明らかになった。

2006年度の出版物販売額2兆2627億円をルート別に整理したのが表1。このうち書店ルートは1兆5065億円で前年比0・1%減とわずかながら減少し、2年連続のマイナスとなった。構成比は前年より0・8ポイント増えて66・6%だった。
CVSルート(取次経由)は4739億円で前年比3・1%減。前年の0・4%減から2・7ポイント悪化し、4年連続のマイナスとなった。構成比は0・3ポイント減って21・0%になった。また、二次卸などを経由する販売額は112億円で、この結果CVSルートの総額は4852億円となり、前年比4・1%減少した。
この他のルートを見ると、輸出ルートが3・6%増となった他は全てマイナス。構成比で7・4%を占める卸売ルートが3・2%減で、生協ルート8・0%減、鉄道弘済会ルート6・2%減、スタンド販売ルート6・1%減、その他16・8%減となっている。鉄道弘済会ルートと、スタンド販売ルートのマイナスは13年連続になった。
店舗数100店以上の大手CVS26社を年間総売上額順に並べたのが表2。CVS全体の店舗数は4万4036店で、前年より180店増加した。大手3社で見ると、セブンイレブンは425店増の1万1735店、ローソンは198店増の8564店、ファミリーマートは217店増の6501店。また、店舗数100店以上の26社の店舗数は合計4万2733店で、CVSチェーン52社全体の97・0%を占めた。
書籍・雑誌売上額はCVS総合計4852億円で前年比4・1%減。大手3社はセブンイレブン1773億円(5・4%減)、ローソン804億円(1・6%減)、ファミリーマート587億円(1・7%増)。年間総売上額が1千億円以上の10社合計では4425億円で、CVS総合計の91・2%、出版物総販売額の19・6%を占めた。大手26社の合計は4741億円で、これはCVS総合計の97・7%、出版物総販売額の21・0%にあたる。
年間総売上額に占める書籍・雑誌扱い比率は、年間総売上額1千億円以上の上位10社平均で6・4%だった。10社中で最も扱い比率が高いのは、スリーエフの8・8%。次いでミニストップの7・7%、デイリーマヤザキ7・5%となっている。また、1店当たり書籍・雑誌年間売上額は、上位10社平均で1141万円となった。トップはセブンイレブンの1511万円で、以下スリーエフ1437万円、ミニストップ1222万円。
出版社4107社の年間売上額と占有率の関係をまとめたのが表3。売上額上位5社の合計額は、前年比6・3%減の5682億円。6~50位は5・8%増の8660億円、51~100位は2・7%増の3043億円だった。このほか101~150位、151~200位の2クラスが前年比プラスとなっている。
売上額を占有率で見ると、上位5社で21・2%と全体の5分の1強。6~50位は32・3%を占めており、合算すると上位50社で出版社全売上額の53・5%と過半数を占有している。以下、占有率は上位100社で64・9%、同200社で76・4%だった。

『ワンプラスワン』/男女共同参画情報誌

時事画報社が創刊した男女共同参画情報誌『1+1(ワン・プラス・ワン)』のキックオフパーティーが9月11日午後6時から港区「はあといん乃木坂」で開かれた。
同誌はワークライフバランス、女性チャレンジ支援、少子化問題の最新情報を提供するライフスタイル提案マガジン。表1は女性向け、表4は男性向けと2つの顔を持ち、中面が男女共通ページというユニークな編集を採用。7月31日に創刊後、9月11日に第2号を発刊。以後、毎月11日発売。時事画報社は社団法人として政府広報を手掛けており、今回初の市販誌を刊行した。定価450円。
男女雇用機会均等法の成立時、野中広務大臣とともに参事官として法案取りまとめを行った佐藤正紀理事長は「制定から8年たったが理念がまだ浸透していない。男女が協力し合える社会を実現するライフスタイルを紹介していきたい」とあいさつ。参会者の一層の支援を求めた。

書店報奨1部60円継続/主婦の友が新きほんBOOKS

シリーズ90点で766万部販売した『新実用BOOKS』に続く新シリーズとして、主婦の友社から『主婦の友新きほんBOOKS』が10月デビュー。
新シリーズは「はじめて以前」をキーワードに、知識、ノウハウがゼロでも見ただけでわかり、作れる実用書が特徴。10月下旬発売は『簡単おかず』『和風おかず』『家づくり』『庭づくり』の4点。来春3月までに10点を刊行する。以後、料理、ガーデニング、きもの、介護などを展開していく。AB判160頁、オールカラー、定価は『家づくり』のみ予価1365円、他は1260円。
新実用BOOKSと同様に、定価の5%に相当する1部60円の書店報奨を継続する。

銀座に『Begin』編集長デスク/世界文化社

世界文化社は9月15日発売の『Begin』11月号が創刊20周年を迎えたのを記念して、9月12日より高級衣料専門店バーニーズニューヨーク銀座店の大ウインドウディスプレイに同誌児島幹規編集長のデスクを再現した(写真)。銀座店を皮切りに新宿店、横浜店でもウインドウディスプレイを展開する。
同誌は20周年記念企画としてバーニーズニューヨークで『Begin』20周年記念アイテムを発売するほか、特別Webサイト「ファッション業界人に訊きましたBeginってどんな雑誌?」を9月15日より公開中。http://special.e-begin.ne.jp/20th/

売上げ微減の475億円/来期は雑誌販売強化の方針/太洋社

太洋社は9月26日午前10時から文京区水道の本社で第54期株主総会を開くが、これに先立ち第54期(平成18年7月1日~19年6月30日)の決算概況が発表された。
これによると、第54期売上高は前期より7億6千万円、1・6%少ない475億1200万円。内訳は雑誌241億1300万円(3・5%減)、書籍225億2100万円(1・7%増)、その他8億7800万円(22・8%減)。返品率は雑誌37・8%、書籍39・2%、その他23・4%、合計38・1%。
損益面では営業費が前年対比4584万円、0・94%増加して49億3671万円となり、1529万円の営業損失。これについて大和取締役は「4月に書籍・文庫の返品を出版共同流通にアウトソーシングし、移転経費など5500万円かかった。営業利益は7700万円出ているものの、費用については監査法人と認識の差があり、予定外の貸倒計上が生じた」と説明。税引前で8千万円の赤、最終的に6億円の当期純損失となった。
第55期は雑誌の太洋社の原点に戻り、雑誌販売強化のキャンペーンを展開するほか、客注に対応する船橋流通センターの在庫補充、TOCS・POSランキングシステムの提供、受注センター稼動、MD課機能強化による書店支援などの重点的施策で売上げ3・1%増、490億円、返品率35%を目指す。
任期満了に伴う役員選任では、取締役6名全員の再任を図る。役員業務分担では永澤取締役が担当していた物流本部長を土屋本部長が兼務する予定。

太洋社損益計算書
(単位百万円)
売上高47512
売上原価42590
売上げ総利益4921
販売費及び一般管理費4936
営業損失15
営業外収益206
受取利息及び配当金64
雑収入142
営業外費用345
支払利息16
売上割引308
雑損失20
経常損失153
特別利益130
特別損失56
税引前当期純損失80
法人税、住民税、事業税5
法人税等調整額516
当期純損失601

日販

◆映画「ミス・ポター」オリジナルフェア
「ピーターラビット」を生んだ英国女流作家ビアトリクス・ポターの実像に迫る映画「ミス・ポター」が9月15日より全国でロードショー公開されているが、日販では映画公開に合わせ、関連書籍増売のオリジナルフェアを取引先書店約5百店で展開中。
同企画は、配給元である角川映画や関連書籍を発売する各出版社の協力を得て実現したもの。映画スチール写真を用いたオリジナル帯を巻いた商品や著名人のコメント入りオリジナルPOPを参加書店へ送付。店頭販売を盛り上げる。
読者プレゼントキャンペーンとして、オリジナル帯に印刷された応募券を送ると、抽選で20名にピーターラビットのぬいぐるみが当るプレゼントも実施。

本屋のうちそと

閉店後、妹から電話があり、彼女の次男が結婚式を挙げるとのこと。聞けば新婦はバツイチで3歳の女児がいる。帰郷した中学時代の元カノの相談を受けている内に女の子もなつき、従来から両家も親しかったこともあり既に入籍同居している。米国に赴任している長男が一時帰国する機会に結婚写真を撮るだけの式を挙げ、仲人や来賓は招待せず両家の親族と幼馴染だけだという。純情物語を理解している出席者は簡潔で親身な心温まるスピーチで二人を祝福した。
叔母からの電話で叔父がかねてから前立腺の治療をしていると言っていたが、実は膀胱癌で医者から意識のあるうちに親族に集まってもらいたいとの連絡。親族相集い病院に駆けつけると、病人は意外にも意識がはっきりしていて、冗談も言える状態。一同拍子抜けするほど安堵したが、一週間後に息を引き取った。
通夜の席で話を聞けば、医者の忠告もあり在宅で終末治療を施し、私達が病院に駆けつける直前まで自宅で趣味の油絵を描き続けていたという。二人の娘にそれぞれ自宅近くの家を買い与え、いつも孫の誰かが話し相手になっていたようだ。
我が家の息子や娘は就職内定を得て、巣立とうとしている。家業を継ぐよりも、幸せになれるよう努力をすることだけを今念じている。(井蛙堂)
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