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平成20年6月1日号
組織改革に取り組む/組合員のためになる事業推進/東京総代会

東京都書店商業組合は5月20日午後2時から神楽坂の日本出版クラブ会館で第32回通常総代会を開催。現行19支部制を維持しつつ新たに「ブロック」を設置する組織改革案を説明したほか、今期は読者謝恩図書カードなど「組合員のために何ができるかに絞った事業」を推進するとした。
総代会は66名(委任状含む)が出席。冒頭、柴﨑繁副理事長は「本来、出版業界は読者が払ってくださったお金で運営されるべき。出版社から取次、取次から書店の流通と、読者からいただく実需のお金で賄われる業界に変革する必要がある。難問もあるが、出版社トップから流通改革をしなければ駄目だとの声も出ている。現状になんとか風穴を開けたい」と開会の辞を述べた。
大橋信夫会長は「出版業界は低迷している。書籍、雑誌とも約3%の落ち込みだが、体感的にはもっと悪いという感じがする。『女性の品格』『ホームレス中学生』などのミリオンセラーは出ているが、平均単価の下落と顧客数の減少で前年対比に届かないのが現状。平成20年4月1日現在の組合員数は625名・715店で、昭和59年ピーク時の半数に落ち込んでいる。経営環境は厳しく、書店は追い込まれている。こうした中、我々は読書推進運動を進めてきたが、政官を巻き込みながら徐々に効果が現れつつある。今後も読者を増やす努力が必要」とあいさつした。
議長に武田初雄(芳進堂)、鈴木康弘(優文堂書店)両氏を選び議案審議を行い、各議案を原案通り承認可決した。平成19年度事業報告は柴﨑繁、岡嶋成夫、舩坂良雄、小泉忠男の副理事長4名が担当委員会ごとに報告した。
このうち組織問題では、組織改革の一環として、まず支部活動の活性化を図る方法を検討していることが小泉副理事長から報告された。支部再編についての支部長アンケート実施後に支部長会を開催。その結果をもとに各支部の実情を把握した上で、あらためてブロック新設のための具体案作成に着手した。改革案は①現在の19支部制は変更せず維持する、②近接支部を統率する機関として「ブロック」を設け、理事選出および支部間の交流促進を図る、組合加入促進を図る――などが骨子。今後、理事会、支部長会などで引き続き内容を検討していくと説明した。
流通改善については、柴﨑副理事長が「客注品の迅速化・確実化を求める声が多い。通常取引の中でスピードアップを図ることができるTS流通協同組合をぜひ利用していただきたい。返品入帳問題では取次8社に『返品入帳処理改善のお願い』を送付し、回答をもらったが、具体的に改善に取り組んだ社はあまり多くない。改善された社とそうでない社との差がまだある。改善に向け引き続き取り組んでいきたい」と述べた。また、経営・取引問題では「出版社有事で書店だけが不利益を被ることのないよう研究している」とした。
事業計画では「組合員のために何ができるかに絞って事業を行う」として、読者謝恩図書カードの発行、取引約定書等問題の対策、雑誌付録・L表示問題の改善、返品入帳処理問題の改善などに取り組む。
補欠理事選任では、退任した永藤哲雄理事(タロー書房)の後任として、宍戸哲郎氏(八重洲ブックセンター常務)を新理事に選任した。
このあと組合功労者と支部功労者を表彰。来賓の東京都中小企業団体中央会・稲垣博行事務局長が祝辞を述べ、岡嶋副理事長の閉会の辞で総代会を終了した。
〔組合・支部功労者〕
▽組合功労者=原田亮一(くらや)
▽支部功労者=丸岡義博(廣文館書店)、遠山秀子(山陽堂書店)、石井正夫(寿書店)、山辺真次(やまべ書店)、家田通久(学友社書店)、北尾可代子(東武ブックスたばた)、澤井孝夫(若草書房)、山口長喜(やまぐち書店)

出版社有事でルール作り求める声/福島総会

福島県書店商業組合は5月18日、磐梯熱海・ホテル華の湯で平成20年度総会を開催。総勢38名が出席した。
総会の冒頭、あいさつに立った西猛理事長(西澤書店)は「原油高やサブプライムローン問題で景気が低迷している。当組合員数も三桁を割りこみ99名に減少、今後も厳しい状況が続くと予想されるが、書店組合の存在はいっそう重要になるだろう。今年も共同事業『絵本ワールド』や図書館への日書連マーク、情報ボックスの普及などに組合員一丸となって取り組みたい」と述べた。
議長に佐藤栄一(佐藤書店)、副議長に岡部和彦(松文堂書店)を選出して議案審議を行い、すべての議案を原案通り承認可決した。当県恒例の各支部提出議案では、①有事出版社の書店在庫品の返品入帳に対するルール作りの推進(県中・県南・いわき・相双)、②定期雑誌以外はすべてムック扱いを希望(相双)、③買い切り品正味の大幅下げを希望(いわき)、④出版物は消費税を減免すべき(会津)、⑤取次からの雑誌送品破損をなくすための梱包改善(県北)、⑥100%支払いであれば返品は月末まで全額入帳。支払いサイトは60日を希望(いわき)などの意見が出された。
研修会ではべネッセコーポレーションの木幡氏が「辞書引き学習で売上UP」を講演。引き続き来賓あいさつと新企画説明会が行われ、総会を終了した。(大内一俊広報委員)

外商力の強化研修/佐賀組合

佐賀県書店商業組合は5月8日午後2時から佐賀市・はがくれ荘に20名が参加して研修会「外商力アップセミナー」を行った。
吉竹理事の開会あいさつに続いて岩永理事長は「店頭売りが落ち込んでいる現在、書店の外商力をいかにアップするかが課題。今日の研修会が明日への活力となるよう実践につなげてほしい」と述べた。
研修会では講師の西岡隆博氏が出席者に「今日の講義でどんな成果を期待しているか」など設問を与えて目標を定め、意識を集中させる手法で話を進めた。
西岡氏は「ビジネスとは商品・サービスを通じて主張を世に問う一連の活動。絶対にぶれない軸・核を見つけることが大切だ」とし、①店の役割・存在意義を明確にし、客に選んでもらえる店に、②商品と周辺知識に関しナンバーワンになることが客の信頼を得て、リピート客にできる、③企画・拡販などのアクションは、顧客台帳を活用してFAXやメールで接触頻度を高める、④顧客ノートで客の嗜好を知り、関連性の高い商品をピンポイントで薦める、⑤趣味のグループに商品を提案するなどを紹介。「物売りでなくお客様に対して何の役に立てるかを追及してほしい」と結んだ。(近藤甲平広報委員)

負のスパイラル脱出へ/帯コンなど読書推進強化/大阪総代会

大阪府書店商業組合は5月23日午後2時から大阪市のホテルモントレ・グラスミアハウスで平成19年度通常総代会を開催した。
総代会は冒頭、面屋龍延理事長が「12年にわたるマイナス成長は経験がなく、なかなか有効な対策もない。書店が年間千店も廃業することで雑誌を配達する書店がなくなり、雑誌が売れなくなる。コンビニで雑誌を売らせたのが間違いだったという指摘もある。日書連は返品入帳、新販売制度、日書連マークなどの取組みを行ってきた。大阪組合は5年前に読書推進会を立ち上げ、組合主導で読書推進に取り組んでいる。組合財政の問題では10年前2千万円あった借入金をほぼ完済し、健全化を図った。今後も書店同士で声をかけ、手をとりあって、書店を続けられるよう努力していきたい」とあいさつした。
議長に深田健治(守口市・ブックス深田)、副議長に秋末勝(北区・カペラ書店)、松田和子(河内長野市・松田書店)の3氏を選んで議案審議に入り、各委員長から事業報告と事業計画が説明された。
昨年度事業報告では、大阪府立高校図書館99校と、新設の大阪市立高校に日書連マークを導入したことが報告されたほか、街の本屋の経営活性化を図るため、成功事例に学ぼうと福岡のブックスキューブリックを招いて研修会を行ったこと、女性理事を増やして活躍してもらったことなどが報告された。
読書推進運動では①読書ノート運動は187校、7万2千名が参加した、②帯コン応募は1万2千点にのぼり、年々拡大していることが報告された。4回目を迎える今年は、すでに朝日新聞紙上に15冊の課題図書が発表されており、各小学校へ積極的働きかけを行うよう要請があった。
事業計画では、読書推進、経営活性化、環境改善の取り組みに加え、学校図書館・IT委員会では近畿ブロック情報化委員会とともに学校図書館の電算化をサポート。書店研修会を開催していくとした。
報告提案を受けた質疑では、橋下知事により統合が噂されている大阪府立国際児童文学館の存続を求め、府議会に働きかけようと提案があり、署名運動も含めて理事会で検討していくことになった。また、第1支部から①返品入帳日同日請求の実現を、②委託雑誌・書籍の即請求・100%支払いは取次の強要、③互恵に基づく約定書改訂を――とする「取次との取引関係を改善することを要求する決議」が示され、大阪組合理事会に諮った上で、日書連に提案していくことを確認した。
総会終了後、永年勤続従業員、家族従業員の表彰を行い、出版社・取次を交えて懇親会を行った。
◇永年勤続従業員=長浜充(中央区・隆祥館書店)◇家族従業員=尾栄安子(高槻市・ドレミ書房)、高松淳子(西区・高松書店)

平和の集いで販売/大分組合

大分県書店商業組合は5月8日正午から大分図書会議室で理事会を開催。12名が出席した。樋口文雄副理事長の進行により、大分県立図書館納入落札、平和の日別府の集い、青少年有害図書規制の報告があった。
3月3日、別府ビーコンプラザで日本ペンクラブ、大分県、別府市が主催した「平和の日の集い」リレートークでは、阿刀田高、浅田次郎、立松和平、井上ひさし、椎名誠、高樹のぶ子ら出演作家のサイン本販売を行い、事前・事後販売も含め422冊・61万円を販売した。
会場には800人の聴衆が集まり、新井満、南こうせつの「千の風になって」「神田川」に聞き入った。当日の販売協力は晃星堂書店、おおくま書店、ブックプラザひぐち、楠書房、さいとう、金光書店と県立図書館の11名。
県立図書館納入については、大隈理事長から「4月1日に県立図書館の競争入札があり、館内カウンターサービスはTRC、雑誌書籍の装備と納入は県組合が落札。年間購入額は4500万円と報告した。
青少年有害図書は県青少年課福岡弘毅主幹より7月1日から施行する青少年条例改正について「粗暴性・残虐性を植え付ける情報、犯罪・自殺を誘発する情報を有する図書雑誌・ゲームソフトを18歳未満の者に販売しない」とし、協力を求めた。(金光直明広報委員)

4月期売上げ95.5%/『広辞苑』売行き落ちつく/日販調べ

日販経営相談センター調べの4月期書店分類別売上調査がまとまった。4月期の平均は95・9%で前年を4・1ポイント下回った。
ジャンル別では雑誌が99・5%と、ほぼ前年並の実績。今年創刊された『地球の鉱物コレクション』(デアゴスティーニ)などの分冊百科が好調に推移し、『オレンジページ特別号』も売上げに貢献したという。
コミックは94・2%、新書は94・1%と振るわない。新書の場合、昨年同時期の『女性の品格』『食い逃げされてもバイトは雇うな』などに匹敵する銘柄がないのが響いて、2カ月連続のマイナスとなった。
辞典は『広辞苑第6版』の売れ行きが落ち着き、94・7%と4カ月ぶりのマイナスとなった。
平均客単価は1133・4円で前年比100・5%となり、各売場規模とも、ほぼ横這いで推移している。

組合加入メリットを追及/自費出版受注、仲間卸しなどで

愛知県書店商業組合は5月22日午後2時から名古屋市千種区の愛知厚生年金会館で第25回通常総会を開き、組合員193名(委任状含む)が出席した。
総会は大原鉦治副理事長の司会で進行し、谷口正明理事長があいさつ。「今期は、全国から愛知に続けと言われるような『愛知モデル』を作りたい。委員会活動と支部活動の充実を図る。キーワードは『参画』。夢を抱いて、組合活動に参画していただきたい」と呼びかけた。
組合加入による経済的メリットの追及にも意欲を示し、具体的施策を説明。「目玉となる企画は自費出版。組合が本作りから陳列・販売までお手伝いすることで、組合員にまとまったお金が入る仕組みを作る。書店がやるのは本を作りたいというお客様から注文を受けることと、本を陳列・販売すること。組合が注文を集約し、制作・編集については自費出版専門版元のスタッフが行う。組合がやるという安心感が売り物。自費出版は書籍、雑誌、文具と並ぶ書店経営の柱になりうると考えている。仲間卸し証の発行も行いたい。組合加入証を申込制で作り、これを持って三省堂書店、紀伊國屋書店、三洋堂書店等に行けば、現金で1割引きで本を買うことができるようにする」と述べ、「組合は中小書店のためにある。お互いが助け合える組合を作りたい」として理解を求めた。
続いて谷口理事長を議長に各議案を審議し、平成19年度事業報告、平成20年度事業計画案、収支決算・予算案などを承認可決した。
このうち平成19年度事業報告は各担当副理事長から説明があり、①谷口理事長が新設した支部運営委員会では、支部長を対象にアンケートを実施。支部連絡網の構築、愛知書店新聞への支部告知欄設置などに取り組んだ、②サン・ジョルディフェスティバルは2日間で2万人が来場し、チャリティ売上金は102万2059万円となるなど盛況だった、③第2回「中学生はこれを読め!」フェアを愛知、三重の2県で開催、愛知58店、三重28店が参加した、④情報化推進委員会内の小委員会として図書館対策プロジェクトを立ち上げた――などの報告があった。一部定款変更の件では、組合が行う事業に「組合員の行う公立・学校図書館における管理・運営・利用システムに関する共同受注」の項目を追加することを承認した。
総会終了後、午後3時50分から主婦の友社・村松邦彦会長が「出版業界の現状と将来」を講演。午後5時から懇親会を催した。

鶴谷理事長を再選/雑誌販売に力入れる/青森総会

青森県書店商業組合は5月19日午後3時から青森市・アラスカ会館で第21回通常総会を開催した。
総会は岡田専務理事の司会で進行、田中副理事長が開会の辞を述べ、鶴谷理事長があいさつ。「今年度に入って立て続けに組合役員の書店が破綻し慙愧に堪えない。書店個々の内部的要因もあるが、外部的要因によるところも大きい。全国書店新聞5月1日号記事で杏林大学客員教授の木下修氏が述べているように、業界三位一体は崩壊してしまった。組合として、今後も業界健全化に向けて提案していきたい。本業を大事にしながら利益を出していくことを考えねばならない。今年は雑誌を大事に売っていく。組合員数減少に伴い青年部が活動休止状態に陥っているので、組合内部に『青年部会』を設けたい。来年は『太宰治・生誕100年』にあたるが、組合にとって良い転換点となるようにしたい」と述べた。
続いて議案審議に入り、平成19年度事業報告・収支決算を原案通り承認。①共同化・協業化事業の推進、②取引改善に関する諸問題、③「太宰治・生誕100年」事業の準備活動、④学校図書館情報化、⑤万引き防止事業、⑥ブックフェア、新販売システムの実施、⑦組合員の状況、⑧読書推進のための事業――などを継続事業とした。平成20年度事業計画としては、公共図書館における指定管理者制度導入による民間委託対策事業が承認された。
任期満了に伴う役員改選では、指名推薦方法により理事14名、監事2名を選任した。総会終了後、第1回理事会を開き、鶴谷理事長を再選した。
〔青森組合役員〕
▽理事長=鶴谷禄郎(鶴常書店)
▽副理事長=成田耕造(成田本店)田中麗子(木村書店)本間博(よしのや本間書店)
▽専務理事=岡田浩樹(岡田書店)
(岡田浩樹専務理事)

読みきかせらいぶらりい/JPIC読書アドバイザー・竹田裕子

◇2歳から/『ちょうちょうひらひら』/まどみちお=文/にしまきかやこ=絵/こぐま社945円/2008・2

春です。ちょうちょうが飛んできて、ウサギさんの耳にとまりました。うふふふ。なんだか嬉しいな。私にもとまって!ちょうちょうは、幸せを運んでくるみたい。シカさんやネズミさんや、ゾウさんにも、とまるかな?読み手も聞き手も、春の暖かさに包まれたように嬉しくなります。

◇4歳から/『10ぱんだ』/岩合日出子=文/岩合光昭=写真/福音館書店945円/2007・5

「らくらくきのぼり1ぱんだ」ぺ-ジをめくるごとに、2ぱんだ、3ぱんだ、と写真のパンダも増えていきます。読んでいるうちに「4ぱんだ!」「5ぱんだ!」と、子どもたちが、元気に声を揃えて言いだしました。「10ぱんだ!」で、可愛かったねーと、一体感があふれます。

◇小学校低学年向き/『ふわふわくもパン』/ペク・ヒナ=文・絵/キム・ヒャンス=写真/星あキラ、キム・ヨンジョン=共訳/小学館1575円/2006・4

雨の朝、私と弟は、ふわふわした小さな雲が、木の枝にひっかかっているのを見つけました。ママは、その雲でパンを焼いてくれたのです。雲パンは、いい匂い。空中にふわふわ浮かんでいます。食べると、体も浮かび上がりました。雲パンの不思議とコラージュの絵が、楽しい本です。

北から南から

◇第60回書店東北ブロック大会
第60回記念大会の今回は山形県書店商業組合の担当により、7月8日、9日の両日、山形県天童市の天童ホテルで開催される。大会テーマは「東北書店の現状と課題、そして未来」。
8日午後2時から第1部会議。午後3時からの第3部では、第60回記念大会特別シンポジウム「自分の店を自分で守るために」を行う。コーディネーターは新文化通信社・丸島基和社長。パネラーは東北ブロック各県書店。午後6時から第三部・業界三者懇親会。
(五十嵐靖彦広報委員)

フェアサポート第2弾は実用書/トーハン

トーハンは季節感ある売場を展開する「マンスリー・フェア・サポート」の第2弾を6月より実用書で展開する。
マンスリー・フェア・サポートは、季節感ある平台コーナーを常設し、従来のシステムでできなかった季節指数の高い良好書を毎月送品。効率的な店頭展開をサポートする通年企画。5月に児童書でスタートして
おり、今回の実用書が第2弾。新刊に頼らない平台陳列、鮮度ある面陳列を保つため、毎月4~12点の実用書を送品する。参加は書店登録制で、年間を通していつでもスタートできる。
商品選定は独自の季節指数算出ロジックをもとに、一定時期に高い実売となる商品を特定。「ゆかた・着付け」(6月)、「秋の園芸・ガーデニング」(9月)、「人気開運・占い」(12月)、「新生活応援」(3月)などのテーマで季節にマッチした商品をセット組み。POPなどの拡材とともに送品する。
「ゆかた・着付け」をテーマにした第1回は6月上旬に以下の4点を送品する予定である。『髪わざハンディブック』(池田書店)、『きもの・ゆかたヘアアレンジ』(同)、『和のふだん着』(雄鶏社)、『ゆかた通信 大人かわいい夏ゆかた』(同)。

催し

◇海文堂イベント、ノンストッブ古本漫談
神戸の海文堂書店は岡崎武志・山本善行共著『古本屋めぐりが楽しくなる新・文學入門』(定価税込2415円、工作舎)の出版を記念して、6月22日(日)午後3時から5時まで同店2階のギャラリースペース「シースペース」でトーク&サイン会を開催する。サイン会は同書購入のお客様に限るが、トークは入場無料。

受賞

■講談社出版文化賞
平成20年度講談社出版文化賞は次の各氏に決まり、5月23日、ホテルニューオータニで各賞の贈呈式と祝賀会が行われた。
さしえ賞=水口理恵子氏「楽園」ほか
写真賞=石川直樹氏『NEWDIMENSION』(赤々舎)ほか
ブックデザイン賞=川上成夫氏『人形が死んだ夜+天狗の面限定セット』(光文社)、寄藤文平氏『暮らしの雑記帳』(ポプラ社)ほか
絵本賞=石井聖岳氏絵、もとしたいづみ氏文『ふってきました』(講談社)
■小学館ライトノベル大賞ガガガ賞
第2回小学館ライトノベル大賞はガガガ部門に976点、ルルル部門に565点の応募があり、大賞該当作はなかったが、ガガガ賞に桜こう氏『僕がなめたいのは、君っ!』、ルルル賞に華宮らら氏『ルチア』、両賞合わせた佳作5作品が決まり、5月16日に贈呈式が行われた。ガガガ賞受賞作は5月20日、ガガガ文庫より刊行されている。定価600円。受賞作は今後、順次刊行していく。

人事

◇人文会
5月16日の年次総会で以下の役員、委員長を決めた。○印は新任。
▽会長=菊池明郎(筑摩書房)▽代表幹事=鎌内宣行(春秋社)▽会計幹事=平石修(御茶の水書房)▽書記幹事=新保卓夫(誠信書房)▽販売委員長=田﨑洋幸(みすず書房)▽同副委員長=華園斉(創元社)、橋元博樹(東京大学出版会)▽広報委員長=吉武創(勁草書房)▽同副委員長=○桃野一郎(筑摩書房)

オペラ名作DVD10巻に/第1巻は「アイーダ」/世界文化社

世界文化社からDVD決定版『オペラ名作鑑賞』全10巻が刊行される。第1巻配本は5月末刊の「アイーダ」。各巻とも2枚組2作品のDVDをセット。
第1巻「アイーダ」は黄金期のパヴァロッティのテノールが堪能できるミラノスカラ座の1985年の公演(153分)を日本語字幕付きで全幕完全収録。2枚目のDVDでは若き日のソフィア・ローレンが主演する日本未公開イタリア映画(92分)を収録。
2巻以後は②椿姫、③ラ・ボエーム、④フィガロの結婚、⑤ドン・ジョバンニ&コジ・ファン・トゥッテ、⑥セビリャの理髪師、⑦トゥーランドット、⑧蝶々夫人、⑨カルメン、⑩トスカの構成。各巻とも一流劇場のライブ映像、歴史的舞台、日本未公開のシネマオペラから厳選した2枚組DVDと、A5判64頁の解説ブックが収納ケースに入っている。第1巻のみ発刊記念特別定価3600円。2巻以降4800円。

日販単体は減収増益/既存店の売上げ大幅減受け/日販懇話会

2008年度日販懇話会が5月20日午後2時半から文京区の東京ドームホテルで行われ、取引書店、出版社、日販関係者など389名が出席した。
懇話会の冒頭、日販古屋文明社長は今期60期決算の概況について「日販単体は売上げ0・2%減で減収増益。連結決算では増収減益になった。売上高の構造をみると新規の売上げは増えたが、既存店の売上げが大幅に減少した。課題を感じている」と述べた。
また今後の日販の戦略についてはCRM、王子リニューアル、Z―TOP、SCMなどの重点的取り組みを挙げ「注文品をきちんと届けることで返品の無駄をなくす。売上げが伸びない中で返品コストが流出している。効率販売の成果を出版社、書店とシェアしたい。この1年も既存店活性化、業界発展に寄与していく」と説明した。
続いて中期経営計画「NEXT」の重点施策について王子流通センター中山剛所長が「王子NEXTその後の展開」を、「CRM戦略HonyaClubについて」をwww推進部富樫建係長が報告した。
王子NEXTは現在までに新刊送品を1日早め、在庫スペースの大幅拡大を進めている。SCM戦略ではWIN分析店は2409店で業界シェアの26%を占め、SCM店は1481店。SCM銘柄は常時67銘柄、コミック79銘柄、定期誌48銘柄。一方、HonyaClubは80法人、260店舗が加盟しており、4月末の会員は172万人。6月からHonyaClubモバイルを開始し、今秋から出版社に購買履歴データを販売する予定。
このあと、花王㈱取締役会会長後藤卓也氏が「よきモノづくりを通した豊かな生活文化の実現」を記念講演した。
後藤氏は商品開発の5原則として①社会有用性、②創造性、③費用対効果、④調査徹底、⑤流通適合性をあげ、小売店支援策として「エリアマップに応じて商品の並べ方を変えるなどストア・マーケティングの提案が必要。市場変化の動向を把握する力と、健全な危機意識を持ち続け、基本を徹底することが求められる」と、顧客満足度ナンバーワン企業を目指す同社の考え方を述べた。
懇話会に先立ち、同日午前中にリニューアルが進む王子流通センターの見学会が行われ、王子NEXTの進捗状況について取引書店への説明があった。

本屋のうちそと

4月に入ってから田舎町の景気はさらに悪化してきた。都会の方々には信じられないだろうが、私は「物価高」の他に「後期高齢者医療制度」と「暫定税率」のせいだと思っている。
継ぐべき家業も、まともな給料の貰える仕事も少ない田舎町に若者は帰ってはこず、残された多くは「後期高齢者」、年金暮らしのお年寄り。幾つかの工場は殆ど中国へと行ってしまい、数少ない勤め先は公共事業頼みの建設関係、それも日給月給。4月からの「暫定税率」ストップで道路工事もストップし、工事現場で働く若者には4月頭から5月の連休明けまでの給料が出ていない。私とて「暫定税率」で要らない道路を作り続けろ、とは思わない。問題は「道路」ではなくて「仕事」なのだ。今、わが国は食べる物も着る物も中国頼み。政府は国内外経済のバランスを今後どうするつもりなのか。結局18年前の『豊かさとは何か/暉峻淑子/岩波新書』に戻らざるを得ない。
大沢オフィスはセブンイレブン専用本を講談社から出版した。これでこの3大作家にとって「セブンイレブン」は「タブー」となった。今後、この3大作家はコンビニに批判的な文章は一切書かないだろう。3大作家は知らないのだ。24時間営業のコンビニが街に溢れたが為に、読書の時間すら無くして働かなければならない者が多数増えたことなど。
しかし現代日本において3大作家の選択は正しい。コンビニの棚のお菓子のような本。ハレルヤ!現代日本の「地の塩」よ。(海人)
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