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平成20年10月21日号
太洋社など4社訪問/送品・返品同日精算求める

日書連大橋信夫会長は柴﨑繁副会長、谷口正明副会長、大川哲夫専務理事とともに10月10日に太洋社、中央社、日教販の3社、8日には協和出版販売を訪ねて日書連の求める送品・返品の同日精算について懇談した。懇談では売上減少と返品増加で苦しくなっている書店の窮状を説明して、理解と協力を求めた。
10日の訪問は午後1時半に太洋社、2時半に中央社、3時半に日教販の順で各社を訪問。各社社長と懇談した。
文京区水道の太洋社では國弘晴睦社長、土屋正三取締役が出迎えた。
大橋会長は「これまで日書連は月末まで返品入帳をするよう求めてきたが、地方からの返品は取次到着まで輸送日数がかかっている事情も理解できる。それなら返品入帳に合わせて送品も同日精算してもらいたい」と、日書連の考え方を説明した。
これに対して國弘社長は9月24日の取協常務理事会で送品・返品同日精算が話題になったことを明らかにしたあと、「返品は必ず出るものだが、負の財産であることは明らか。今の仕組みでは返品が増えていく。返品を抑えることで書店に還元していきたい。これだけ返品が出ると環境問題で消費者から非難されかねない」と、同社として返品減少に取り組む方針を強調。決算前に出版社から大量のムック送品があり、これらを注文扱いにして抑制することも必要ではないかとの考えを示した。
また、地方書店で返品到着日数のかかる問題については、「発売日の差をなくす方向にしないと、返品入帳の統一もできない。やる気のある書店をないがしろにはしない」と述べた。
続いて訪れた板橋区東坂下の中央社では正能康成社長、大谷敏夫取締役が応対。返品入帳の現状はどうかという質問に大谷取締役は、「昨年2月から東ロジを使い、5営業日前日着まで入帳している。手作業の時はもっと日数がかかった。東ロジとの契約では着荷日に処理することになっている。地方の遅れは荷物の量により10日ということもある」と説明した。
「返品到着に10日かかるなら、それに合わせて請求
できないのか」という質問に、正能社長は「サイトを後ろ倒しするならすべてを対象にしないとできない」としたが、「お申し越しの内容はよく理解できる。サイトの問題と負担感は大きい。返品だけでも締切りを動かすとなると、経営面も見直さなければならない。出版社、業界全体の枠組みを検討する必要がある」と述べた。
この日、最後に訪れた戸田市の日教販では河野隆史社長が「書店からの要望があることは承知している。2年前から早期入帳の努力をしており、出版共同流通にも加わった。いくつか問題が残ってはいるが、同業他社なみにはできる。同日精算となると、当社独自ということもできない。当社は雑誌もなく、過剰送品することもない。扱い商品は季節性が強く、延勘、長期もある専門取次。送返品だけでなく、回収の問題もある。仕組みを変えれば資金もかかる。他社と同調して努力していきたい」とした。
8日には板橋区志村の協和出版販売を訪問。雨谷正己社長、佐久間信取締役が応対した。
大橋会長は取次8社に理解と協力を求めているとして、今回の訪問に至った経緯を説明した。雨谷社長は日書連の説明に理解を示す一方、転・廃業が多くなっている厳しい現実を語った。
また、「返品入帳に関しては、東ロジを使うようになってから5~7日で入帳処理するようになった。さらに短縮するよう鋭意努力中だが、返品・送品同日精算については、出版社の理解が必要になってくると思う」と述べるにとどまった。

NHK読書番組で店頭ツール/大学生の読書イベントを開催/JPIC

出版文化産業振興財団(JPIC)は10月16日、秋の新規事業に関する記者発表会を行ない、NHKの番組「私の1冊日本の100冊」の書店店頭ツール作成と、11月に実施するイベント「みんなの読書大作戦!~大学生編」について説明した。
NHKの「私の1冊日本の100冊」は、10月27日の文字・活字文化の日から来春3月20日まで、百回にわたり放送するもの。日本の著名人百人が、おすすめの本や思い出の本を1冊紹介する10分間の番組で、放送はBS‐2の月~金曜日朝8時。BS‐hiの月~金曜日朝8時45分から当日分の再放送を行なうほか、BS‐hiの土曜朝7時45分から当週5回分をまとめて再放送する。
放送開始前日の10月26日には、BS‐hiの午前10時から2時間特番「私の1冊日本の100冊オープニングスペシャル~たかが本?されど本?やっぱり本?~」を放送する(BS‐2で同日午後4時から再放送)。また来年3月下旬には、読者・視聴者の投稿による2時間特番「私の1冊日本の100冊」を放送予定。
JPICでは、放送に合わせて店頭のフェアに活用できるポスター・POPなどの関連ツールを作成、取次を通じて7950書店に配布する。内容はA3サイズのポスター2種類、B5サイズのチラシ80枚、ハガキサイズのPOP20枚。
「みんなの読書大作戦!~大学生編」は、11月3日午後2時から、三省堂書店神保町本店8階で開催。神保町ブックフェスティバルの企画の一つとして実施するもので、本好きの大学生たちがユニークな読書活動を発表する。出演は、「大学読書人大賞」実行委員会、「読書マラソン」交流会実行委員会など5団体。ゲストに人気ライターの永江朗氏。定員70名で参加費無料(要事前予約)。

うみふみ書店日記/海文堂書店・平野義昌

三宮の書店組合事務局で1965年(昭和40年)開業の書店店頭写真を見せていただきました。当時オープンした地下街の25坪の書店です。入口ウィンドウを飾る広告は文藝春秋社の『現代日本文学館』です。「一家に一冊/文藝春秋が贈る理想の文学全集/日本の英知/小林秀雄単独編集/杉山寧装幀。全43巻。第1回配本『夏目漱石』各巻480円」とあります。菊版函入りの本です。平台に高く積まれているのは『世界の名著ニーチェ』(中央公論社)、『カラー版世界文学全集』(河出書房)など。平積みも棚もほとんどが函入りの立派な本ばかりです。値段が500円~700円。当時の書店員の給料が手当て込みで3万ン千円だったそうで、私の貧乏換算では、今の3千円~4千円相当の本が堂々平積みということでしょうか。それらが飛ぶように売れたとのことですから、経済の成長・民主主義の浸透と共に文化・教養が多くの人に迎え入れられたということでしょう。現代のベストセラーと比べると恥ずかしくなります。時代が違うと言われれば、それまでです。
先日、友人と淡路島で遊びました。海文堂の創業者・賀集喜一郎(1875~1940)が淡路出身と以前に書きました。「賀集」という地名があちこちにありますし、縁につながるであろう人の事務所も見えました。一族は島内各地で庄屋を勤めたとか。江戸末から明治にかけても島の政治・経済のリーダーが出ています。喜一郎は1914年(大正3年)「賀集書店」を神戸駅近くで開業、23年元町に移転、26年「海文堂」と改称しました。40年(昭和15年)に現社長の父・岡田一雄が引き継いだのでした。
同僚と仕事の話が終わると、傍で聞いていたバイト君が鋭い質問をしてきます。
「平野さんは○○さんに頭が上がらないんですかぁ?」
(私ぁ店の誰にも頭が上がらん。皆きちんと仕事しているから、足引っ張らんよう、目立たず、控えめに出しゃばらず、これを謙虚というのじゃ)
「でも、頭、目立ちますよ」
(それは、髪の毛のことやろー!)
若さとは残酷なものであります。こうしてバイト君相手の漫才が始まります。仕事もしよう。
ノーベル賞物理・化学で日本人が4人も受賞して、文学賞も期待されましたが、残念なことです。神戸縁のあの人が例年マスコミで候補に挙がります。地元新聞記者から受賞時にはコメントを、と告げられました。(賢い人に頼みーな)と返したら、「そっちは別に手配している」とのことです。悪気はなく、正直なのです。ということは、新聞認定の「アホ代表」?ハクがついた気分です。

帯コン優秀作が決定/大阪理事会

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は10月11日午後2時から組合会議室で定例理事会を開催した。
理事会の前に小学館PSの西川雅司エリアマネジャーが、11月19日発売の「ホームメディカ」責任販売制の詳細を説明し、増売協力を依頼した。各委員会の審議・報告事項は次の通り。
〔読書推進委員会〕
10月9日、中川正文・大阪読書推進会会長を中心に「帯コン」優秀作の選考会を開催。大阪府知事賞始め上級賞20点と各自治体市長賞などを決定した。受賞者の確認作業の後、展示会・表彰式の準備を始める。
10月10日、大阪読書推進会・実行委員会を開催。今年度の「帯コン」表彰式の次第等を審議し、取次、出版社へ式当日の人員配備の協力を依頼した。また、次年度「帯コン」改革案について討議した。
〔経営活性化・書店環境改善委員会〕
「送品・返品同日清算」を実現すべく運動したい。トーハン、日販から日書連にあった回答では、「出版社との請求・支払い形態と連動しているので、3者間の話し合いが必要である」ということであった。書店側と取次側とには、若干の認識のズレがあるので今後も日書連と共に粘り強く交渉したい。
〔出店問題・組織強化委員会〕
9月27日、八尾市でコーナン外環新石切店の出店説明会があった。コーナンから責任者の出席がなく、大企業としての説明責任を果たして頂きたいと、改めて申し入れていきたい。
〔出版販売倫理委員会〕
大阪府次世代育成支援室青少年課から「青少年健全育成条例を見直すのに合わせて『有害図書類』の包括指定の基準も見直したい」と連絡があり、組合との話し合いの席を設定するよう申し入れることにした。
〔学校図書館・IT化関連委員会〕
9月27日、近畿ブロック会情報化委員会主催で、日本図書館協会理事・事務局次長・常世田良氏の講演会「図書館と書店の付き合い方」を開いたことが報告された。(中島俊彦広報委員)

特賞は図書カード10万円分/読書週間書店くじ

10月27日から始まる第35回読書週間書店くじのポスターが出来上がった。特賞として図書カード10万円分が50本当たることを大きく打ち出し、総計51万7650本が当たるとPRする。

書店ルート3.7%のマイナス/3年連続の減少、構成比も微減/ルート別出版販売額

2007年のルート別出版販売額は、書店ルートが1兆4503億円、前年比3・7%減で3年連続のマイナスになった。構成比は65・9%で前年より0・7ポイント減。一方、CVSルート(取次経由)は16・6%減の3952億円と5年続けて前年を下回ったことが、㈱ニッテン調べ「2007年出版物販売額の実態とその分析」(日販『書店経営ゼミナール会報』特集号)で明らかになった。

〔CVSルートは16.6%大幅減/ルート別販売額〕
2007年度の出版物販売額2兆1983億円をルート別に整理したのが表1。このうち書店ルートは1兆4503億円で前年比3・7%減と減少し、3年連続のマイナスとなった。構成比は前年より0・7ポイント減って65・9%。
CVSルート(取次経由)は3952億円で前年比16・6%の大幅減。前年の3・1%減から13・5ポイント悪化し、5年連続のマイナスとなった。構成比は3・1ポイント減って17・9%になった。また、二次卸などを経由する販売額は92億円で、この結果CVSルートの総額は4044億円となり、前年比16・6%減少した。
この他のルートを見ると、その他が3144・9%増、輸出ルートが3・7%増となった他は全てマイナス。構成比で7・5%を占める卸売ルートが1・4%減で、生協ルート0・2%減、鉄道弘済会ルート1・7%減、スタンド販売ルート7・3%減。その他が大幅増となったのはインターネット書店の利用が激増したため。「インターネット白書2008」によれば、オンラインショッピングでの購入経験有りが年齢問わず80・9%あった。

〔セブンイレブン1416億円/CVS売上額〕
店舗数100店以上の大手CVS26社を年間総売上額順に並べたのが表2。CVS全体の店舗数は4万3729店で、前年より307店減少した。大手3社で見ると、セブンイレブンは299店増の1万2034店、ローソンは23店増の8587店、ファミリーマートは190店増の6691店。店舗数100店以上の26社の店舗数は合計4万2485店で、CVSチェーン52社全体の97・2%を占めた。
書籍・雑誌売上額はCVS総合計4044億円で前年比16・6%の大幅減。大手3社はセブンイレブン1416億円(20・2%減)、ローソン636億円(20・9%減)、ファミリーマート549億円(6・5%減)。年間総売上額が1千億円以上の10社合計では3661億円で、CVS総合計の90・5%、出版物総販売額の16・6%を占めた。大手26社の合計は3937億円で、CVS総合計の97・3%、出版物総販売額の17・9%にあたる。

〔売上額トップ5社で21%占める/出版社売上額〕
年間総売上額に占める書籍・雑誌扱い比率は、年間総売上額1千億円以上の上位10社平均で5・2%だった。10社中で最も扱い比率が高いのは、ポプラ(ポプラ・生活彩家)の7・0%。次いでデイリーヤマザキ、スリーエフの6・4%となっている。また、1店当たり書籍・雑誌年間売上額は、上位10社平均で941万円となった。トップはセブンイレブンの1177万円で、以下スリーエフ1066万円、ミニストップ979万円。
出版社4055社の年間売上額と占有率の関係をまとめたのが表3。売上額上位5社の合計額は、前年比1・3%減の5607億円。6~50位は6・0%減の8139億円、51~100位は6・0%増の3227億円だった。このほか101~150位、151~200位、201~250位、251~300位、301~350位の5クラスが前年比プラス。
売上額を占有率で見ると、上位5社で21・1%と全体の5分の1強。6~50位は30・6%を占めており、合算すると上位50社で出版社全売上額の51・7%と過半数を占有している。以下、占有率は上位100社で63・9%、同200社で76・4%だった。

セミナー

◇トーハン書店大学「問題解決実践セミナー」
トーハン書店大学「問題解決実践セミナー」が10月22日と11月27日の2回、トーハン本社で開催される。
経営環境が激変する中、競争力ある店舗へ革新する経営のポイントを学ぶ。現状把握、現状分析、問題解決策立案、実践のサイクルを体験することで、店舗経営に役立つ知識・スキルが習得できる。
2回のセミナーで見出された課題は、3回目のカリキュラムでさらに掘り下げ、スキルを習得する。第3回は「経営幹部養成プログラム」「売場力強化プログラム」コースなど、選択制で来年1月に開催予定。
プログラム
第1回「店舗力強化のための問題点を発見する店舗診断法」(店舗診断による問題発見方法、競合店調査による問題発見方法)
第2回「販売力強化のための問題解決策立案法」(第1回コース実習課題の分析・整理、販売力強化のための改善策の考え方、改善策の実践法)
第3回コース(選択制)経営幹部養成プログラム、売場力強化プログラム。
講師はカスタマーズアイ代表取締役社長の池田誠氏。受講料は2回コース受講で書店共助会加入店2万円、非加入店5万4千円。お問合せ、申込みはトーハン・コンサルティング教育事業部、電話03―3267―8686番。

3月に家庭菜園検定/日販で検定受付

日販は、社団法人家の光協会が主催する「家庭菜園検定」の申し込み受付を日販が運営するサイト「検定、受け付けてます」で開始した。同時に書店店頭の願書による申し込み受付もスタートする。
「家庭菜園検定」は野菜の栽培技術と知識を向上させたい菜園愛好家を対象にした検定で、2009年3月15日に、東京と大阪で開催される。3級、2級、1級があり、合格者には認定証。家の光協会の呼びかけにより「家庭菜園検定委員会」(委員長=恵泉女学園大学藤田智准教授)が組織され、検定内容は委員会で協議して進める。
検定の公式テキスト『畑と野菜のしくみ』(家の光協会刊、定価1260円)も全国書店で発売中。試験問題は同テキストと、家の光協会発行の雑誌「やさい畑」から主に出題される。
日販は検定申し込み受付だけでなく、試験会場の運営の他、コールセンター業務、受験票や合否通知の発送まで検定運営業務全般をサポートする。

『月刊ハーモニー』に誌名変更/宙出版

10年にわたりロマンス市場を開拓、「月刊ハーレクイン」「ハーレクインコミックス」を刊行してきた宙出版は、原作使用権と名称使用権が本年末で契約終了となり、誌名並びにシリーズ名を変更して刊行していくと発表した。
「月刊ハーレクイン」は11月21日発売から「月刊ハーモニーRomance」に誌名変更するが、契約の残る11月・12月発売分までは現行内容のままであるため「ハーレクイン原作作品」を明記。来年1月発売からはハーレクイン以外の海外ロマンスの原作を使用した内容に変更する。
ハーレクインコミックスは10月新刊から「ロマンスコミックス」として刊行。月刊誌同様、12月発売分までは「ハーレクイン原作」。年明けから世界のロマンス作品をコミック化して投入する。宙出版では11月10日には海外ロマンス小説の文庫レーベルとして「オーロラブックス」を創刊。ロマンス出版ナンバーワンを目指すという。

人事

◇太洋社(9月29日付)
代表取締役社長國弘晴睦
常務取締役(経営戦略室担当兼各本部統括)沢野豊
取締役(管理本部長兼内部統制担当)大和政之
同(仕入本部長)牧野伸一
同(営業本部長兼物流本部長)土屋正三
同(管理副本部長兼総務人事担当兼取引管理部長)
永澤克彦
監査役泉信吾
同西尾慎之助
*安富諭監査役は任期満了で退任した。

ニコル氏が講演/図書館BF東京会場

トーハンは7百社1万4千点の図書を集め9月から12月にかけ全国13会場で図書館ブックフェアを開催中だが、東京会場のトーハン本社では10月6日午後、C・W・ニコル氏の講演会が行われ、図書館司書や選書担当者80名が参加した。
C・Wニコル氏の講演は『子供たちの笑顔と日本の未来のために森を守る』。日本の森を再び野生動物の棲める豊かな森に戻したいとの思いから、長野県の森の再生活動を実践中。自身も長野県に居を構えて森林保護や調査研究に取り組んでいる。
講演会では、柔道をきっかけに日本と出会い、自然の豊かさに感動して居住するに至った経緯、森の再生活動などをユーモアを交えながら語り、心の再生を願い施設の子供たちを森に招く活動を紹介。終了後にサイン会も行われた。
環境問題に積極的に取り組むトーハンは今夏「チーム・マイナス6%」(環境省)の特別協力を得て「eco読」をスタート。全国1100書店で「eco読ブックフェア」や、1人1日1㌔CO2削減運動「私のチャレンジ宣言」の書店受付けを展開。図書館でも環境問題に着目して、来館者のエコ意識を高める蔵書や展示をとしている。

東京青年部の新HP/東京都書店地図から注文へ

東京都書店商業組合青年部(山辺真次会長)は、レンタルサーバー業者のもとでドメインを取得して独自のホームページを運営することを10月8日の理事会で決めた。
ホームページでは会員書店のリストや「本屋オヤジ組宣言」「東京の本屋おやじたちが推薦する文庫101」「掘り出し選書」を紹介するとともに、各書店ホームページへのリンクを貼り、アルバイト募集などの情報も載せる。
なかでも新しくスタートする「東京都書店地図」は、組合加盟、非加盟を問わず地図上から書店が検索できる仕組みで、地図上のバルーンをクリックすると書店名、営業時間や書店店頭、店主の顔写真などがポップアップする。
非加盟店は住所、電話のみだが、組合加盟店については配達の有無も掲載し、注文にも入れるようになっている。東京組合の携帯書店サイト「ブッカーズ」オープンに合わせて10月末にスタートさせる。
また、青年部140店のデータベースも構築中で、営業時間、休日、配達の有無、店主の年齢、後継者の有無などを調査しており、来年1月30日の新年会で発表するという。

本屋のうちそと

4月ごろから万引き被害が顕著となってきた。
小さい店ながら防犯カメラを6台敷設しているが、犯人の特定ができない。グループ犯か、単独犯か。犯人の特定が出来ても、現行犯でなければ逮捕権がない。まして妻や娘だけがレジにいる時に犯人逮捕は難しい。当然ビデオ録画で犯行を特定し、被疑者不詳として警察に届ける迂遠な方法をとらざるをえない。
ビデオと一体型だった防犯カメラのモニターが映らなくなり、映像のみのモニターと代替わっていたので、録画機を接続しなければならない。予算とスペースと私の能力からパソコンやDVDでなく、VHS録画機をと考えたが電気屋に問い合わせても在庫がない。なかば諦めていたところ、韓国製の新製品が購入できた。映像録画のための設定変更は、友人の助けを得て導入完了。今までの被害状況から、棚の位置と商品属性を絞り込みそこだけを6時間録画。
罠に万引き犯はキャッチできたが、カバンに商品を入れている録画がないので証拠不十分。しかし犯人の顔を特定できたので、来店したら6台のカメラで行動を追いかけ、カバンに入れるところを撮ることにした。
翌々日、やって来た。カメラ監視開始。出版社の営業が来て商談に気が行っている最中に嫌な雰囲気があった。振り返ると彼が立っていた棚が空白。体で商品を隠すように棚影に隠れる。カメラで行動を追いかける。営業さんが棚チェックしている位置とレジの中間の通路で彼は行動を止めた。こちらの監視を悟ったか。息詰る数分。持っていた商品を平積みの影に隠してレジ前を通過。
「持っていた商品はどこに置いたか」と問う。「あちら」と答える。「棚から抜いた商品は、レジに持ってくるか、棚に戻すかだ。棚に戻せ」一瞬逡巡した彼は不貞腐れながら棚に戻した。
彼は毎回人気コミックの新刊続き巻5冊ぐらいを肩に掛けたトートバックに隠し、漫画週刊誌を1冊買っていった。全員が怪しんだが「お馴染み」さんと見過ごしていたのだ。それ以来、彼は来ていない。被害も出ていない。(井蛙堂)
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