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平成22年2月11日号
制度の重要性を再認識/出版再販研究委が新年懇親会

出版再販研究委員会は1月28日午後5時半から上野・梅川亭で新年懇親会を開催、書協、雑協、取協、日書連の出版4団体から委員・事務局など40名が出席した。
開会にあたり小峰紀雄委員長(書協)は、27日に行われた読売新聞社の新年会で渡邉会長が文字活字存亡の危機を訴えた話を紹介したあと、「同じ日に参議院議員会館で新しい活字議員連盟と文字活字推進機構の共催で国民読書年宣言集会があった。文字活字の置かれた状況は難しくなっており、その中で再販は大事な位置づけにある。改めて、本づくり、再販制度の重要性を原点に戻って考え直したい。知恵を集めて頑張ろう」と述べた。
各団体からは「議員とべったりの関係はいけないが、いざという時のパイプが重要なことを再認識した。再販制度の根っことなるものを再確認していきたい」(雑協上野理事長)、「出版業界は再販があるためにデフレ・スパイラルによる価格破壊の恐れはない。昨年第3四半期から雑誌は堅調で書籍も底を打った感じがある。国民読書年の今年も再販を守っていこう」(取協古屋会長)、「出版社の決めた定価を守るには気持ちを合わせ、ブレずにルールを守ることが重要だ」(日書連大橋会長)などの発言があり、朝倉邦造相談役(朝倉書店)の発声により乾杯を行った。

21年ぶりの2兆円割れ/09年は1兆9356億円/出版販売額

2009年の出版物推定販売金額は前年比4・1%減の1兆9356億円になったことが出版科学研究所の調べで明らかになった。出版販売額が2兆円を割ったのは1988年以来、21年ぶり。販売額の内訳は書籍が前年比4・4%減の8492億円。雑誌は3・9%減の1兆864億円だった。以下、『出版月報』1月号から2009年の出版概況を紹介する。

書籍の販売額4・4%減は、1997年以降では98年の5・9%減、03年の4・6%減に続いて3番目に大きい落ち込みとなり、3年連続となる前年割れ。雑誌の販売額3・9%減は12年連続の前年割れとなった。雑誌販売額の内訳は月刊誌が3・2%減の8445億円、週刊誌は6・1%減の2419億円で、週刊誌の落ち込み幅が大きかった。
書籍の推定販売部数は4・5%減の7億1781万冊で、ここ10年では最大の落ち込みとなった。
ミリオンセラーは村上春樹『1Q84』(新潮社、1・2巻合計223万部)と『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(二見書房、114万部)の2点にとどまり、08年の7点、07年の4点、06年の4点、05年の5点と比べると物足りない結果となった。
書籍の金額返品率は前年に比べて0・5ポイント悪化して40・6%。98年の41・0%に次いで2番目に高い返品率になった。
書籍の新刊点数は7万8555点で2・9%の増加と活発だが、新刊発行部数では2・8%減となり、1点当たり発行部数も前年の5200冊から4900冊へと部数を引き締める傾向が続いている。
雑誌販売金額は価格の大幅な上昇で売り上げ減をカバーしたものの、販売部数は販売額の減少幅を上回る6・9%減で、14年連続の減少に。落ち込み幅も過去最大となった。雑誌販売部数の内訳は月刊誌が5・9%減、週刊誌は8・9%減。週刊誌は青年コミック誌や総合週刊誌が大幅に落ち込んだことが影響した。
金額返品率は取次の送品抑制も影響し0・3ポイント減の36・2%。
昨年の特徴として、販売低迷のため定価改定を行う雑誌が増加したことがあげられ、09年に定価改定を行った雑誌は250点以上にのぼったという。また、付録を添付するための製作コスト上昇も定価アップの要因になったようだ。
創復刊点数は135点で、前年より42点の減少。89年以降では最小の創刊点数となった。一方、雑誌の休廃刊は『マミイ』『Cawaii』『マリ・クレール』『月刊現代』『諸君』など有名雑誌の休刊が目立った。休廃刊点数は前年より3点多い189点。過去2番目に高い点数だった。3年連続で休刊誌が創刊誌の点数を上回っている。
雑誌の低迷について出版科研では「リーマンショック以後、雇用環境が悪化、可処分所得も減少したことが、出版物の販売に強く影響したとみられる」「雑誌広告の激減により出版社の収益が悪化、創刊活動が停滞し、休刊誌が相次いだ」と分析している。

7校を訪問し図書寄贈/愛知組合の青少年読進事業

愛知県書店商業組合が協賛する読書推進事業「青少年によい本をすすめる県民運動」は本年(平成21年度)で48回目を迎えた。
担当の平松敏久読書推進委員長(東海市・ニコニコ堂書店)に、以下の報告をいただいた。
(榊原壮一広報委員)
◇◇
第48回「青少年によい本をすすめる県民運動」は平成21年11月26日組合事務所で読書推進委員会を開催。愛知県社会活動推進課から2名と、県組合2名、各支部長他9名が出席して、図書寄贈訪問校(7校)分と、送付学校分(応募比率による段階配分冊数)を決定。いずれも頑張って、この県民運動に取り組んでくれた学校です。
引き続き、出版社様よりいただいた児童書・絵本・紙芝居・図鑑他を学校別仕分け、そして梱包作業に入りました。皆さんが大汗をかくほど、この作業はかなり大変でした。
今年度の読書感想文応募総数は1万6358名(昨年比23%減)。
県内幼稚園(9)、小学校(56)、中学校(4)、特別支援学校(1)の計70校と個人応募分84名に図書約2500冊と図書カードを各々送付させていただきました。
12月11日谷口理事長、西三河支部長の近藤さん、酒井事務局員さんらと四季桜で有名な豊田市小原町の小原中部小学校を訪問しました。
本が届くや、すぐ手にして本に魅入る児童たち。そして厳粛な図書贈呈式。数々のお礼の言葉・校長先生からも読書推進の熱い想いをお聞きしました。
‥‥感激‥‥感動の瞬間でした。
以下、学校訪問は年末商戦真っ只中12月中旬5日間に分けて、県社会活動推進課の皆さんと共に理事さん、各支部長さん、地元の書店さんにもご同行をお願いしてお届けいたしました。各地の学校で児童・園児たちから大歓迎を受けました。

出版再販研究委員会委員

(1月28日付)
▽委員長=小峰紀雄(小峰書店)
▽副委員長=菊池明郎(筑摩書房・議長代行)、早川三雄(小学館・スポークスマン)、風間賢一郎(中央社)、岡嶋成夫(ブックロード)
▽委員=鈴木一行(大修館書店)、山口雅己(東京大学出版会)、岩崎光夫(講談社)、横沢隆(角川グループパブリッシング)、藤井孝行(主婦の友社)、吉村治(中央公論新社)、高橋茂(大阪屋)、近藤敏貴(トーハン)、橋昌利(日販)、小暮豊博(中央社)、山去賢二(日教販)、村木透(太洋社)、佐久間信(協和)、鍬谷睦男(鍬谷書店)、大橋信夫(東京堂書店)、藤原直(金港堂)、面屋龍延(清風堂書店)、西村俊男(文信堂書店)、中村晃造(桂書房)、山口尚之(三山書店)、鈴木恭蔵(学識経験者)
▽監事=五井幹雄(文藝春秋)
▽会計=米川清一(栗田出版販売)、山本裕一(信濃屋書店)
▽相談役=長坂一雄(雄山閣)、渡邉隆男(二玄社)、朝倉邦造(朝倉書店)

参考図書

◇『出版営業百ものがたり』
本紙コラム「注目的新刊」を好評連載中の齋藤一郎氏が業界紙「新文化」に94年2月から12年間にわたって連載した「出版営業百ものがたり」と、続編の「出版営業漂流記」に加筆訂正し、遊友出版から上梓した。B6判288頁、定価本体1200円。
書店を1軒ずつ訪問して注文をとり、汚れたカバーを持参した新しいカバーと交換する中小出版社営業マンの汗と涙、奮闘を綴る。書店の個性が表れる営業への対応、出会ったエピソードなど、本を1冊ずつ書店に届ける出版営業マンの使命と心意気を感じさせる好著。

◇大阪屋『創立60周年記念社史1999年―2009年』
昨年9月に創立60周年を迎えた大阪屋は、直近10年間の歩みをまとめた『創立60周年記念社史1999年―2009年』を刊行した。2000年刊『大阪屋五十年史』の続編。B5判、100頁、非売品。
第一部は期別の年間史、第二部は販売戦略の推移、物流改善の取り組み、情報システムにおける10年間、EC事業の取組みの各トピックを取り上げる。第三部は資料編として定款、歴代社長、過去30年の営業成績の推移、事業所の変遷・現状などを掲載。第四部は年表編。

読書推進、組織強化などで報告/滋賀理事会

滋賀県書店商業組合は1月26日、近江八幡市駒吉で定例理事会を開催した。
委員会報告では、読書推進増売委員から子ども読書ボランティア実践交流会にて講師著書即売を行ったこと、組織強化委員からチェーン店加入促進を進めていること、流通改善委員から高速道路PA売店で週刊誌早売りがあり対策を講じていること、図書館サポート委員から草津市・守山市では全校に日書連MARCを導入されることが報告され、今後の対応を討議した。
引き続き新年会を開催。組合役員と取次各社・出版輸送を交えて情報交換しながら懇談した。
(岩根秀樹広報委員)

生活実用書/注目的新刊

A・O・B・AB型がほぼ4対3対2対1の割合になっている日本人。世界でも韓国を除いてこれほどバランスのいい国はない。アメリカはOとAで9割、インドではBが多くOが少ないという。また血液型占いは自分を確認出来る楽しさと同時に、妙に人を決めつけるきらいもある。
藤田紘一郎著『血液型の科学―かかる病気、かからない病気』(祥伝社新書189760円)は、そもそも血液型とは何かから始まって、思いもよらなかった血液型が持つ免疫力やかかりやすい病気までわかりやすく解説する。
血液型を決める血液型物質は血液だけでなく、腸や骨など体中に存在している。その特徴がさまざまな病気に対して影響を与えているという。
Aは一般的に免疫力が弱く感染症全般にかかりやすい。がん、糖尿病にも要注意だ。Oは免疫力が強く、結核などに感染しにくい反面、胃・十二指腸潰瘍にかかりやすい。Bは結核、インフルエンザ、肺炎に気をつけたい。ABもインフルエンザが注意事項。
また、体に合う食べ物も血液によって違ってくる。それは日頃食べている動植物にも血液型物質が入っているからなのである。つまり、AはB型物質の抗体を血清中に持っているために、B型物質を持つ食物とは合わないのだ。
Aは豚肉やうなぎ、Oは貝や野菜、Bは羊や鯨、ABは牛肉や馬肉などが体に合うが、ABは合わない食物は何一つないというから得している。
中島旻保著『O型は深夜に焼き肉を食べても太らない?血液型別「デブ」にならない食の法則』(講談社+α新書500―1B838円)も血液型に合った食物を摂取することで、いつの間にか、勝手にやせる方法を提唱する。
まずA型は農耕民族。肉・魚の項目を見ると、太りやすいのが牛・豚・イカ・タコ・エビ・カニ・鰻などで、太りにくいのは鶏・鮭・鯖・鰯など。Oは豚やタコが太りやすい食品に入っているのは同じだが、本書のタイトルになっているように、牛や羊肉が太りにくい食物なのである。O型は狩猟民族で、カレーもまた太りにくいという。
さらに血液型に適した運動法で、脂肪を排出できる。
いずれも一歩踏みこんだ血液型の本で、知っていれば自慢できる情報がいっぱいだ。
(遊友出版・齋藤一郎)

「出版研修会」3月から開催/ブッカーズ広告を大規模展開/東京組合理事会

東京都書店商業組合は2月2日に書店会館で定例理事会を開催した。主な審議事項は以下の通り。
〔総務・財務委員会〕
出版社の編集者を招き、書店から出版企画について提案をする「書店のための出版研修会」を、3月から理事会終了後に開催していくことを決めた。大橋理事長は「出版社1、2社を招いて売行き良好書やロングセラー、または売行き苦戦商品について意見交換と情報伝達をしていく。こういう本を作ってほしい、ということを申し上げていきたい」と述べた。
また、第34回通常総代会は5月20日(木)午後2時から出版クラブで開催すると発表された。
〔電子サイト運営推進委員会〕
企画推進チームは1月29日にACCESS本社で第4回全体会議を開催し、Booker’sの大規模プロモーション計画や、新刊試し読みプロジェクトについて協議を行なったと報告があった。
プロモーションは、モバイルサイト内広告と交通広告を展開する。交通広告は3月に、駅貼り・車内吊りポスター6種類をJR・私鉄主要各線や、新宿、東京、渋谷、池袋等のターミナル駅で掲出。また、車輌ドアステッカーや車輌内映像の宣伝も実施する。これに合わせて書店に店頭ポスター、しおり、書評を集めた小冊子を送付し、連動企画を実施して売上げ向上とBooker’sのPRを図る。
〔流通改善委員会〕
TS流通協同組合の昨年12月期の発注件数は7991件(前年比97・8%)、売上げは735万9565円(88・9%)、書店数は69書店(103・0%)。1月期の発注件数は8193件(94・5%)、売上げは863万4308円(90・3%)、書店数は69書店(106・2%)と報告があった。

本の殿堂入りプロジェクトで売上確保/NET21新春の会

22法人・59店舗で構成する共同仕入・販売のための書店グループ「NET21」は2月4日、東京・六本木のANAインターコンチネンタルホテル東京で新春の会を開き、メンバー書店、出版社、取次など総勢約230名が出席した。
冒頭、田中淳一郎副社長(恭文堂)が今後の方針について①会員の増大②顧客管理システムCREWのデータ活用③本部目標の設定――を3本柱にすると説明。「会員増大によって売上を増やすとともに社内の活性化を図る。これはという書店に声をかけてほしい。CREWデータ活用については、来店するお客様へのプロモーションなど顧客志向、購入商品の分析を通してマーケティングを構築する商品志向のアプローチを行う。また、本部主導で全体目標を設定して、各店ごとに達成数値を決定したい。商品の調達を近い将来POS実績から予約実績へ移行する。これによって出版社も商品を供給しやすくなる。積極的な客注の体制へ意識改革を図り、客数の増加につなげたい。売るべき本、後世に残すべき本を選定して長期的に販売する『本の殿堂入り』プロジェクトで、売上のベースを確保する」と述べた。
昨年7月に副社長から昇格した大野裕彦社長(中原ブックランド)は「電子化、大資本による業界再編などいろいろな波があるが、町の本屋の灯を消していいのか。NET21は今年も頑張る」とあいさつ。また、前社長の渡辺順一会長(小山進駸堂)は「出版界に夜明けは来るのだろうか。しかし厳しいと言ってばかりいても仕方がない。こういうときこそ先送りしてきたことに立ち向かわねば。『不易流行』という言葉があるが、時代が変わっても変えてはいけないことはしっかり守り、変えるべきことは勇気をもって変えていきたい。今こそ出版社、取次、書店の業界3者が手を取り合うとき。連携共同できることはある。NET21は町の中小零細書店。地元でお客様をよく知っていることを強みに、ひと手間工夫するとともに人間力で勝負したい」と話した。
来賓の栗田・郷田照雄社長は「本音で付き合うことで地域に生きる書店と取次が手を携えて発展できる」とあいさつ。地方・小出版流通センター・川上賢一社長は「地域をよく知り、地域を作るぐらいの気持ちで商売しないとこれからの時代は厳しい。元気に頑張ってほしい」とあいさつし、乾杯した。

横浜事件、実質無罪の判決下る/出版労連が声明

第二次世界大戦中に起きた言論弾圧事件で出版関係者が犠牲となった「横浜事件」の再審で、第3次・第4次の再審請求で有罪・無罪の判断をせずに免訴判決を受けていた元被告5名の遺族が申し立てた刑事補償請求について、横浜地裁は2月4日、遺族の請求通り約4700万円の補償金を交付する決定を下した。
これを受けて出版労連は2月5日付で声明を発表。「横浜事件の先輩たちの意志を継いで、憲法に保障された出版・言論・表現の自由を守り、平和で民主的な社会を実現する運動にとりくんでいく決意を明らかにする」とした。
決定は、有罪の証拠とされた自白に関して「激しい拷問で生命の危機を感じるなどした結果、やむなくした虚偽の自白」と断じ、「有罪判決は特高警察による思い込みや暴力的捜査から始まり、司法関係者による事件の追認によって完結した」と認定、「警察、検察、裁判所の故意、過失は重大」と結論づけ、「再審公判で実態判断をしていれば無罪判決を受けていたことは明らか」と実質的に無罪判決を下した。
この事件は1942年、雑誌「改造」に掲載された論文が問題になり、執筆者が治安維持法違反で検挙された。これを発端に編集者、新聞記者ら約60名が神奈川県特高警察によって逮捕された。横浜地裁は敗戦から治安維持法廃止までの期間に約30名に有罪判決を下し、4名の獄死者を出した。戦後、無実を訴える元被告人やその家族・支援者らが再審請求を繰り返し、05年に再審が開始されることになったが、最終的に罪の有無を判断せず裁判を打ち切る免訴が確定。これを受けて原告側は控訴せず、刑事補償手続きでの名誉回復を目指していた。

春の書店くじ実施要領

▽実施期間平成22年4月20日(火)より30日(金)まで。書籍・雑誌500円以上購入の読者に「書店くじ」を進呈
▽発行枚数500万枚。書店には1束(500枚)3751円(税別)で頒布
▽申込方法注文ハガキに必要事項を記入し、束単位で所属都道府県組合宛に申し込む。締切は2月20日
▽配布と請求方法くじは取引取次経由で4月18日前後までに配布。代金は取引取次より請求。
▽当選発表5月23日。日書連ホームページ並びに書店店頭掲示ポスターで発表
▽賞品総額7500万円、9・7本に1本
特等賞=図書カード5万円100本
1等賞=図書カード1万円1000本
2等賞=図書カード又は図書購入時充当1千円1500本
3等賞=同5百円1万5000本
4等賞=図書購入時に充当百円50万本
ダブルチャンス賞=図書カード1万円100本
▽賞品引換え特等賞は当選券を読者より直接日書連に送付。1、2、3、4等賞は取扱書店で立替え。図書カード不扱い店または品切れの場合は、お買い上げ品代に充当。ダブルチャンス賞は7月5日(当日消印有効)までに読者が直接日書連にハズレ券10枚を送付
▽引換え期間読者は5月23日より6月30日(消印有効)まで。書店で立替えたくじは7月31日までに「引換当選券・清算用紙(発表ポスターと同送)」と一緒に日書連事務局に送付
▽無料配布店頭活性化の一環で組合加盟店全店に書店くじ50枚、ポスター1枚を無料配布

人事

◇小学館(1月19日付)
取締役〈マーケティング局〉兼マーケティング局ゼネラルマネージャー(取締役〈マーケティング局〉)
佐藤隆哉
マーケティング局専任マネージャー(マーケティング局ゼネラルマネージャー)市川洋一
マーケティング局ゼネラルマネージャー兼コミック営業二課課長(マーケティング局ゼネラルマネージャー)奥山豊彦
マーケティング局シニアマネージャー(マーケティング局シニアマネージャー兼コミック営業二課課長)藤田圭彦

◇ベストセラーズ
(1月20日付)
執行役員経営管理部部長(経営管理部係長)
栗原武夫
営業本部雑誌営業部次長(営業本部書籍営業部係長)
村尾昌彦

2つ星フランス料理堪能/大阪組合レディースランチの会

大阪府書店商業組合は1月19日、大阪市中央区北浜「ルポンドシエル」で恒例のレディースランチの会を開催した。9回目となる今年は、昨年発行された『ミシュランガイド大阪・京都版』で大阪府下で唯一2つ星(フランス料理部門)を獲得した同レストランでの開催となった。
会はレディースランチの会委員会の青木久枝副委員長の司会で進行。冒頭、高松美佐子委員長は「アンティークな雰囲気のお店で美味しいフランス料理をいただき日頃の鬱憤を晴らすと同時に、笑顔で楽しいひとときを過ごしたい。また明日からの商売を頑張っていきましょう」とあいさつした。
続いて面屋龍延理事長は「出版業界の売上はこの10年毎年減少し、最盛期の25%も失ってしまった。その一方で売場面積は150万坪を超えた。中小零細書店は減少の一途をたどっており、『ストップ・ザ・廃業』問題を大きなテーマとして組合活動に臨んでいる。今日お集まりの皆さんは町の本屋を支えている女性陣で、町の本屋は個人商店が多数。個人商店を存続させる意義は①我々の生活を支えていること②社会的に自立していること③地域の社会教育に貢献していること――と考えている。2000年は子ども読書年が採択され、今年10年は国民読書年。大阪独自の読書推進運動『大阪こども本の帯創作コンクール』『読書ノート』も今年で6回目を迎える。みんなで盛り上げていこう」とあいさつして乾杯、会食が始まった。
料理は2つ星だけのことはあり、見たことも聞いたこともない料理が次々と運ばれ、給仕の方に説明してもらいながら皆舌鼓を打っていた。どのテーブルも賑やかな話し声や笑い声がこだまし、初めて参加した方もすぐに打ち解け、和やかなうちに時間が過ぎていった。
最後に松田和子副委員長が「来年もこの会を開催したい。ぜひご参加ください」としめて会を終了した。どの参加者も満足そうな顔をしており、この会の目的は十分に達することができたと確信できた。
(萩原浩司広報委員)

書店・直販の条件同一に/特典付き直販雑誌で要請/日書連

日書連流通改善委員会(藤原直委員長)は1月26日付で雑協会員出版社9社に「雑誌の特典付き直接販売について」と題する要請文を提出した。
同委員会では「雑協会員社の多くは書店と同条件での直販だが、異なる条件の社も散見される」として、書店の売上が低迷しているなか顧客を奪われかねないナイーブな問題であると指摘。直販定期購読と書店定期購読の「同一条件」を徹底するよう求めている。
〔要請文〕
出版社様が読者に対して、直の年間定期購読にいろいろなインセンティブを付けて販売活動をされている事案について、近年多くの書店より不満の声が高まっております。
弊会といたしましては、これを受けて47都道府県書店商業組合へ、その実情について調査依頼をしました。
書店の代表的な意見を申し上げますと、多くの定期読者を掴んでいる書店をないがしろにしている。外商活動をやっている書店、もしくは店頭で定期購読の営業努力を展開している書店に同じインセンティブを与えて頂きたい。もしくは出版社様の直販をやめて頂きたい。と云う危機極まる厳しい意見に至っております。
出版社様が読者へ直販を実施されている背景には、各社各様の理由があることとは存じますが、ここは書店側の切実なる思いをご理解頂き、是非改善方をお願いする次第でございます。
はなはだ、勝手なお願いではございますが、貴社におかれましては、なにとぞ早急に改善する方向でご検討下さいます様宜しくお願いいたします。

日書連のうごき

1月5日事務局仕事始め。
1月6日新年名刺交換会に大橋会長ほか役員が出席。
1月8日日教販春季大市会に大橋会長が出席。書店新風会新年懇親会に大橋会長が出席。
1月9日大阪屋新春おでんの会に面屋副会長が出席。悠々会新年会に大橋会長が出席。
1月13日「ためほんくん」出版社と意見交換会。
1月14日出版ゾーニング委員会に石井総務部長が出席。
1月15日公正取引委員会竹島委員長講演並びに賀詞交歓会に大橋会長ほか役員が出席。
1月18日出版倫理協議会に石井総務部長が出席。「万引防止三者連名ステッカー」打合せに大川専務理事が出席。
1月19日神奈川組合新年懇親会に大橋会長が出席。第25回梓会出版文化賞贈呈式に大川専務理事が出席。
1月20日「組合活性化資金」審査会。
1月21日各種委員会(増売、組織、指導教育、取引改善、流通改善、広報、消費税問題、再販研究、財産運用、政策)。
1月22日日書連2月定例理事会。
1月25日日本図書普及役員会に大橋会長ほか役員が出席。全国万引犯罪防止機構理事会並びに臨時総会に大川専務理事が出席。
1月26日故鶴田尚正氏の「お別れの会」に、大橋会長ほか役員多数が出席。
1月27日国民読書年宣言集会に大橋会長が出席。
読進協常務理事会に大川専務理事が出席。平成22年読売新聞新春懇談会に大橋会長が出席。
1月28日出版再販研究委員会に大橋会長ほか役員が出席。平成21年度全国団体事務局代表者会議に大川専務理事が出席。文化産業信用組合理事会に大橋会長が出席。
1月29日第33回人文・社会科学系出版五団体合同新年会に大橋会長が出席。

テキスト2誌を新創刊/書店の集客力底上げ図る/NHK出版

NHK出版は2月3日午後2時から新宿京王プラザホテルで首都圏の書店を対象とした「春の企画説明会」を開催した。
説明会の冒頭、NHK出版遠藤絢一社長は、西武に入団した菊池雄星投手が大変な本好きであることを紹介し、「集中力を伸ばしたのは毎月10冊という読書の力。合宿所にも50冊持参したと聞いている。ゴルフの石川遼もこよなく本を愛している。彼らを旗印に本の魅力を伝えていきたい。版元、取次がそれぞれの役割を果たすことは重要だが、一番大切なのは読者と接する書店の力。3月に刊行する『きょうの健康大百科』を雪国で2百部超の予約を取った書店がある。書店の持つ無限の力の大きさを感じた。NHK出版は来年80周年。プロモーション展開などで、書店の集客力強化につなげ、底上げを図りたい」とあいさつした。
続いて荒井正之首都圏支社長は、同社の直近の業績について、「テキストは前年対比97・2%、家庭テキストは98・6%。不況で家食が増えたのか『きょうの料理』は103%、『同ビギナーズ』は109・5%だった。『きょうの健康』も月平均2万部アップ、110・6%の伸び。語学テキストは前年を下回った。雑誌は113%、書籍は78%で、今年度は最終的に92%の売上を確保できる見通し」と報告した。
春の出版企画説明では、新しい放送テキストとして「おしゃれ工房」が終わり、『すてきにハンドメイド』『きれいの魔法』(定価各650円)を創刊するほか、『趣味の園芸ビギナーズ&やさいの時間』は『趣味の園芸やさいの時間』に特化してリニューアルするとした。また、3月18日発売の『きょうの健康大百科』については、「委託で通常正味より2%安。報償もあるのでぜひトライしてほしい」と呼びかけた。
このあと、創刊2誌ならびにテキスト、書籍の販売促進計画が各担当者から説明された。
新年度の英語講座がわかる拡材『速報ガイド』は2月13日頃、書店着。NHKのテキスト・ラインナップ
『テキストナビ』は3月10日頃配布予定。

オリコン輸送を拡大/東ロジで物流部門新年会/トーハン

トーハン物流部門の新年賀詞交歓会が1月28日午後1時から大宮のパレスホテル大宮で開かれ、111社240名が出席した。懇親会に先立って午前10時からトーハン桶川SCMセンターで見学会が行われ、栃木裕史ロジスティックス部長から今年度の物流基本方針が説明された。
賀詞交歓会であいさつしたトーハン山﨑社長は「桶川は平成17年から約4年が経過し、軌道に乗って、さらなる改革のところまできた。従来の仕事の流れが早くなり、書店に手間のかからないデリバリーが実現しつつある。しかしマーケティングに生かす面ではまだ道半ば。品質に対する要求、ニーズも日々高まっている。生産性、品質の向上はエンドレスな努力が必要だ。出版物と雑貨の融合、違う商材にもチャレンジして効率良くデリバリーしていく。オリコン輸送も昨年から始まっており、倍旧の力添えをお願いする」とあいさつした。
桶川共栄会を代表してカンダ・コーポレーション勝又一俊社長は「午前中、桶川SCMセンターでトーハンの取り組みを聞いて心強く思った。アマゾンや楽天が伸びている中で、われわれは『本の特急便』の配送業務を担当し外部のネット書店に対抗していきたい。オリコンは規格統一で業界全体の効率化が必要だ。トーハンとともに、よりよい業務品質をめざしたい」とあいさつ。ダイエーコムネット品田良一社長の音頭で乾杯した。
トーハンが示した今年度物流基本方針は、シフト納品拡大による、さらなるスピードアップのほか、グリーン・ロジスティックスの取り組みとしてオリコン輸送の拡大が説明された。オリコンは昨年9月から大型チェーン250店で実施しており、今年は首都圏を中心に当面1日1600個、年内に1日1万個に持っていく目標という。

世界で一冊の『小1』/小学館、オンデマンドで

小学館集英社プロダクション(八木正男社長)は、小学校に入学するお子さんが表紙を飾る、世界で1冊だけのオリジナル『小学1年生』をインターネットで発売した。
AB判16頁4色の仕様は市販の『小学1年生』本誌とほぼ同じ大きさで、タイトルロゴも本誌と同様。「入学おめでとう特大号」と銘打って、お子さんの誕生から小学校入学までを特集した頁構成で仕上がる。セミオーダー式制作システムにより、希望の写真を簡単にレイアウトできる。
注文は①同社のホームページ上で制作・注文するインターネット注文、②手書きの原稿やプリント写真で作成するお仕立て券の2種類あり、ネット注文が4500円、お仕立て券は5250円。いずれも税・送料込み。お仕立て券は友人や親類への入学祝いとして贈ることもできる。
制作方法はお子さんの大切な瞬間を写した写真5枚を用意して、『小学1年生』編集部スタッフの設問20項目に答えを記入していくだけ。一度制作した本は簡単に複製・増刷ができ、祖父母へのプレゼントに最適。

日販労組、児童養護施設に図書寄贈

日販労組は12月19日と1月23日、30日の3日にわたり都内の児童養護施設等を訪問し、毎年恒例の図書寄贈と読み聞かせを行った。
この活動は「より多くの子どもたちに、本を読む楽しみを体験してもらいたい」という主旨で1982年からスタート。組合員の募金をもとに活動を継続し、これまで延べ390カ所の施設を訪問している。
今回は20代~40代の若手組合員を中心に前回よりも4名多い43名の組合員が参加し、児童養護施設等7施設に約2百冊のプレゼントと絵本読み聞かせを行った。子どもたちから心のこもった感謝状やお礼の言葉を受け、社会貢献活動の重要性を認識するとともに、子どもたちの真剣な眼差しに触れ、本が持つ魅力を改めて感じる契機となった。
本年は国民読書年でもあることから、日販労組は図書寄贈、読み聞かせに加え、一般読者へ読書啓蒙を行う「読書推進キャンペーン」も継続実施していく。

本屋のうちそと

書店に本が並ばない。そんな風景が出現するのだろうか?電子ブック「アマゾン・キンドル」が注目されている。日本語版の発売はまだだが、すでに数百万台の実績があり、まだまだ伸びているらしい。
もうすでに41万冊以上の電子書籍が配信され、その価格は書籍よりもはるかに安く、著者への印税率を大幅に上げて囲い込みをも計ろうという話があるそうだ。
3月下旬にはアップルの電子ブック「ipad」が参入してくる。小説などは「キンドル」で読み、マンガや雑誌は「ipad」を利用してとなるとか。
現在、音楽はネットでの配信が常識になっている。レコード会社は音楽ではなくレコードやCDの塩ビ商品を売っていたのに等しい。だからレコード会社は変わり、レコード屋も消える運命にあったのだと。そして、それは同じように電子ブックの普及が本の業界を変えることになるという意見がある。
しかし、出版社も書店も単なる紙製品を扱っているわけではない。CDやレコードと音楽との関係とは違う。考えればいい、子どもが初めて出会う絵本を。かわいい手のひらに収まる小さなものやタテ長のものや、大きなものまで、それぞれの内容に合わせて作られた紙の絵本。
電子ブックには決して真似のできないものである。一冊一冊大切に作られた本を、読者を思いながら仕入れ、並べられた本は決して出版社も本屋も裏切らない。
(理)
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