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平成13年12月5日号
「一刻も早い景気回復を」

「21世紀地域(まち)の主役は『あなたのお店』」をメインテーマに掲げ、日書連など小売15団体による第6回「全国中小小売商サミット」(全国中小小売商団体連絡会主催)が11月29日、東京・平河町のマツヤサロンで開かれ、一刻も早い景気回復の実現中小企業金融対策の充実中小小売店を元気にするきめ細かな個店対策まちに賑わいをもたらす骨太のまちづくり・商店街対策中小小売店に過度の負担を強いる外形標準課税反対−−を求める宣言を採択した。

サミットには日書連から萬田貴久会長、下向磐副会長、植村稔理事らが参加。

午後1時半から行われた代表者会議の冒頭、主催者を代表して小野寺一夫同サミット実行委員長(全国商店街振興組合連合会理事長)は「中小小売店の経営環境は極めて困難な状況に直面している。

商店街活性化のポイントは魅力ある個店づくり。

中小小売店が元気を取り戻すことが、地域社会の人々の豊かな暮らしにつながる。

政府には一刻も早い景気回復実現と中小企業金融対策の充実を求めたい」とあいさつした。

また、全日本商店街連合会の桑島俊彦会長は「安いものと高級ブランドの二極分化が進み、中間にいる我々中小小売店は大変苦しんでいる。

商店街は地域社会のよろず相談所。

地域活性化に役立ち景気回復の下支えをしたい」と述べ、中小小売店が金融面で不当な影響を受けないよう、来年4月に予定されるペイオフ解禁の延期と、金融セーフティネットの構築を要望。

続いて全国共同店舗連盟の伊藤武治理事長が宣言文(別掲)を朗読し、満場の拍手で採択した。

内閣総理大臣、経済産業大臣あいさつが代読されたあと、政党代表があいさつ。

自民党の魚住汎英経済産業部会副部会長、民主党の中山義活中小企業局長、公明党の西博義団体局長、自由党の鈴木淑夫政策調査会副会長、保守党の西川太一郎経済産業大臣政務官が各党の中小小売商政策を説明し、小野寺実行委員長が宣言文を手渡した。

最後に日書連の下向副会長が「出版界は長年にわたり再販擁護の運動を続けてきたが、この3月に存置の結論が出た。

一方的な規制緩和の流れに対する歯止めになったのではないか」とあいさつして、ガンバロー三唱の音頭をとった。

代表者会議終了後、「元気を出そう中小小売店!あなたの店は今、何をすべきか」をテーマにシンポジウムを開催。

コーディネーターの松島茂法政大学経営学部教授、パネリストの加藤司大阪市立大学商学部助教授、木暮衣里木暮経営企画研究所代表、横井晃スマイル社長が活発な討論を行い、「人の住む街」「高齢化社会への対応」をコンセプトにした街づくりを提案した。

中小小売商サミット宣言文(要旨)

我々は、人々の「暮らしの空間」である「まち」と「まち」の活力の源泉である中小小売店(「個店」)の21世紀に向けての方向性・あり方を考えるとともに、地域社会の発展と人々の暮らしの豊かさを求めここに参集した。

わが国経済は、IT不況や米国同時多発テロ等の影響による世界的な景気減速を背景に、個人消費や生産、輸出等が一段と落ち込み、極めて深刻な状況にある。

商店街・中小小売店も、この不況に加え、郊外大型店や低価格専門大型店との熾烈な競争、業態間・地域間競争の激化、市街地大型店の撤退、さらには、これら環境変化を要員とする中心市街地の空洞化等により、未曾有の危機にさらされている。

こうした中で、我々中小小売店は、持ち前の機動性・柔軟性・創造性を発揮しつつ、暮らしやすい地域社会を目指して、住民や行政と連携し、元気で魅力ある店・商店街・まちづくりに懸命に努力しているところである。

元気ある「個店」は、「まち」・商店街の活力、発展の源泉である。

元気ある「個店」なくして、「まち」・商店街の賑わい・楽しさ、ひいては地域住民の暮らしの向上はありえない。

我々はこの苦境を打ち破り、明るい21世紀を切り開くために、政府に対して、先ずもって、景気回復の実現を図るとともに、「個店」の経営基盤の安定と魅力向上、元気ある「個店」群の創出、さらには、まちづくり・商店街づくりのために、骨太かつきめ細かな対策を講じるよう強く要求するものである。

1、一刻も早い景気回復の実現を!2、中小企業金融対策のさらなる充実を!3、中小小売店を元気にするきめ細かな「個店対策」を!4、まちに賑わいをもたらす骨太の「まちづくり・商店街対策」を!5、中小小売店に過度の負担を強いる「外形標準課税」絶対反対!我々中小小売商は、「我が店」の将来に大きな不安と危惧を抱いている。

元気で、輝いている「我が店」を己の手で再び取り戻すために、我々は、自らを信じ、新たな発想のもと、地域と一体となり、英知を結集し、魅力ある「店づくり・まちづくり」に果敢に取り組まなければならない。

我々は、本日ここに、「21世紀地域(まち)の主役は『あなたのお店』!」をメインテーマに掲げ、地域、業種、組織の違いを超えて参集した。

幾多の障壁、困難があろうとも、この要求項目の実現に向けて、総力を挙げ邁進することを宣言する。

平成13年11月29日

電鉄売店前渡しに関する実施細則を討議

雑誌発売日励行本部・実行合同委員会は11月29日の会合で「電鉄関係駅売店への前渡し」に関する実施細則について話し合った。

この細則は関西地区地下鉄・私鉄・電鉄売店に限定したもので、前渡し実施については販売会社からの申請、また申請に対する各出版社からの承認書が必要。

申請は出版社指定の書式にしたがう。

販売会社は前渡し商品の搬入に際して、保管場所の確保、梱包には発売日・商品名・部数などを確認する。

発売日違反が確認された時は、従来の雑誌発売日励行に関する契約書に従って措置するというもの。

来年4月実施のスケジュールで進めているとの説明があった。

また、山口県書店商業組合から「発売日改善についてのお願い」の文書が提出された。

岡山、広島両県の発売日が今年3月に1日繰り上げとなり、隣県で発売日が違うため雑誌売上比率が高い店売に大きく影響が出ていると訴えたもの。

これに対し、来春から夏にかけて中国・四国ブロックの中でできるところから改善に着手したいとの方針が示された。

このほか「発売日励行ハンドブック」を5千部印刷し、日書連等に配布したことが報告された。

−無題−

文庫カバー・新書カバー斡旋中止日書連が斡旋、ユタカ紙業が受注製作していた「文庫カバー」「新書カバー」(各店名入り)は当初予定していた製作枚数を大幅に下回るため、新規の斡旋を中止いたします。

ご了承ください。

日書連事業委員会

取引問題で切実な要望相次ぐ

福島県書店商業組合会津支部は11月13日、会津若松市ウエディングプラザ中の島で、13名出席のもと芋煮会を兼ねて秋季支部総会を行った。

席上では、日書連に対して取引問題に関する要望が多く寄せられた。

その主なものは、以下に挙げた通り、書店にとって切実にして死活問題そのものという深刻な声であった。

◇取次の独占的地位の濫用を防ぐため、日書連は直ちに寡占化の問題で公取委に提訴してもらいたい。

◇日書連は、書店が経営の継続を考えようとしても、取次を恐れて取引問題に関し何の発言もできなくなった現状の打破に全力をあげてもらいたい。

◇以前、日書連と取協で定めた「取引ルール」は、実体と大きくずれてしまったので再度確立してもらいたい。

実送とか実売というのは、請求と返品入帳の時差で実体と大きく異なるので、100%支払い要求は絶対やめてもらいたい。

また、取次の決算時に帳尻を増加させないよう要望をお願いする。

◇100%支払いを強要されているために返品が増大し、思うように品揃えができず、売上の低下につながっている。

◇以前のように業界三位一体に戻ろう。

取次の集金業務の高圧的やり方は、書店の意欲を奪い、弱体化を進め、廃業に追い込みつつある。

◇日書連は、「取引は個々であるとの見解」は業界の禁句とし、団結して廃業店を一軒でも出さないように、そのことだけを主要な仕事にしてもらいたい。

今、他の仕事は全く無用ではないか。

この姿勢がなければ、書店の崩壊はやがては日書連の崩壊となるのでは。

以上、匿名を条件として1名ずつ発言してもらった主なものである。

(佐藤良平広報委員)

横浜中華街で従業員表彰式

神奈川県書店商業組合(中村宣勝理事長)は11月23日の勤労感謝の日に、横浜中華街の華正楼本店で第41回永年勤続者表彰式を行った。

表彰式は中村理事長の祝辞に始まり、表彰状と記念品を永年勤続表彰者12名に贈呈。

書店主を代表して岩下副理事長(岩下書店)が激励の言葉を述べ、表彰者を代表して秋山幸子さん(秋山書店)が謝辞を述べた。

また来賓として、栗田・草場憲生営業第二部長、トーハン・片野芳夫神奈川支店長、日販・加藤恒男横浜支店長が出席し、お祝いのあいさつを行った。

式典後、華正楼ご自慢の北京料理で祝宴となり、無事お開きとなった。

なお式に先立って、青葉台に出店するブックファースト及び取次の大阪屋との話し合いが行われ、青葉台店ではポイントカードは行わない、組合に加入する、休日・営業時間は東急スクエアランドに準ずるとの意向が示された。

また大和市つきみのに、書籍100坪、CD・ビデオ等併せて400坪の大型複合店出店の話があり、対応していくことにした。

(平井弘一広報委員)〈永年勤続表彰者〉▽勤続25年=秋山幸子(秋山書店)▽勤続15年=佐藤政秀(ブックスアミ)伊地知信子(川野書店)▽勤続10年=堀陽(宮崎台書店)池田信子(岩下書店)石黒充(鎌倉書店)杉浦京子(ともえ書店)▽勤続5年=片岡正行(鎌倉書店)樋口和子(川野書店)高木順子(加藤書店)小野りう子、杉田悦子(平井書店)

福岡県組合第23期通常総会

福岡県書店商業組合(山口尚之理事長)は11月7日、福岡市中央区のセントラルホテルフクオカで第23期通常総会を開いた。

総会は組合員266名(委任状含む)の出席で午後4時より開始した。

大石宏典氏(大石金光堂)の司会進行のもと、山口理事長があいさつに立ち、不況に負けることなく頑張ってくださいと力強く訴えた。

議長に大石幸博氏(大石幸文堂)選任、書記に石松稜夫氏(五条書店)を指名して審議を行い、第1号議案の事業報告は各委員長が1年間の総括を詳細に報告した。

特に出店問題については、今月オープンしたジュンク堂書店に関する状況報告を始め出店、廃業の現状が安徳寛出店委員長(安徳書店)より行われた。

書店活性化委員会は白石穰一氏(白石書店)より、現在県組合が立ちあげているパソコン普及をより広め、注文着荷のスピード化を図ることや、組合加入店の運賃メリットについての説明がなされた。

倫理委員会からは手塚剛氏(ブックスやまだ)が深刻化する万引問題を報告した。

第2号議案の第23期収支決算報告と、第4号議案の第24期収支予算案に関する件は、財務委員長の山本太一郎氏(福岡金文堂)より行われ、原案通り可決承認された。

第5号議案のその他に関する件では河合正行副理事長より、現在の全国書店業界について具体的な数字を上げて、シビアなこれからの出版、書店の将来の見通しを語った。

また第3号議案の第24期事業計画案は、山口理事長が説明を行って原案通り可決承認され、総会は定時に終了した。

なお、北九州ブロック支部長の下川禮次郎氏(下川書店)が退任し、白石穰一氏が新支部長に就任した。

この後、同ホテル3階ダイヤモンドホールにおいて恒例の懇親会を午後5時半より開催。

出版、取次、運輸、その他団体などの参加をいただき、約70名による盛大な懇親会を終えた。

(鹿子島慶正広報委員)

万引防止で緊急シンポ

出版一六会(会長=嶋崎欽也文教堂社長)は11月26日、出版クラブで「緊急公開シンポジウム“万引き防止”にいま何をすべきか?」を開催。

万引問題の実態報告や、製本時に挿入したタグで万引を防止する「ソースタギング」について説明が行われた。

シンポジウムは中経出版・安部毅一専務の司会で進行。

第1部では、万引のテレビ番組を編集したビデオを放映したのち、日書連・藤原直副会長が『万引問題実態調査報告書』をもとに現状説明を行った。

藤原副会長は、被害はコミックが最も多い、万引犯の約8割が男性、中学生が43・2%を占める、新古書店が近くにある方が、平均被害件数や、小・中・高校生の占める割合、複数による犯行が多い傾向がうかがえる−−と説明。

「鏡やビデオを設置するだけでは済まない時代。

抑止力として、不況下にローコストで運営する方法が必要だ」と述べてソースタギング導入に理解を求めた。

続いて嶋崎会長は、11月20日開催の「ソースタギング検討の会」でタグが必要との認識を確認し、今後具体的な検討に入ることになったと述べ、「出版物の特性として、返品、再出荷がある。

中小書店が多く、製本段階の埋め込みしか方法はないと思う。

版元には負担になるが、万引被害を書店だけが負ってきたことを考えて前向きの対応をお願いしたい。

被害を減らすことで新古書店での商品回転を防ぎ、売上が増えるプラス面もある」と業界インフラ整備の必要性を訴えた。

第2部では、凸版印刷「トッパン・セキュリティタグ・システム」、ユニパルス「SAS物品監視システム」、高千穂交易「EAS商品監視システム」の各万引防止機器について説明があり、会場ではシステムの展示・実演が行われた。

10月は0・4%減に

日販経営相談センター調べの10月期書店売上は前年同月比99・6%となり、4カ月連続のプラスにはならなかった。

書店規模別では41〜80坪クラスが前年同月を2・7%上回ったほかは、40坪以下店0・5%減、81〜120坪店1・7%減、121坪以上店0・6%減と、各クラスとも前年をわずかながら下回った。

ジャンル別では、雑誌が0・1%増ながら、17カ月ぶりに前年を上回った。

10月は『style』(講談社)『ヒューマンボディ』(デアゴスティーニ)等の創刊誌が好調だった。

一方、専門書はコンピュータ書の落ち込みが激しく、平均7・1%の減。

120坪以下の店では軒並み1割程度の減少。

海外版の地図ガイドも米国の同時多発テロの影響で売上が落ちている。

客単価は973・4円で横ばい。

女房殿の財布のヒモ

取次の依頼で絵の巡回販売をやった。

この不景気に絵などのゼイタク品が売れるだろうかと一般家庭を避けて、比較的商売繁盛している店(世の中不景気といったって、田舎町にだってこんな店が四、五店はあるんです)に入って、平山郁夫や東山魁夷の(原画ではありません念のため)リトグラフを薦めると、有名画家の絵だから気に入ってくれる。

いくらだと聞くから二十五万円ですというと、別段驚くふうでもない。

「じゃあ一枚もらおうか」やったぁー売れたァ。

そこにオヤジの奥さんが出てきて「あんたぁこれ買うの、お金どこにあると思ってんの」。

こんなところに嫁さんが出てくると、ろくなことはない……オヤジが買うというのに、嫁ごがゼニが無いという。

あとの五軒も異口同音というのか、こんな調子で朝から夕方まで一枚も売れなかった。

どうせこんなことだろうと思っていたが、ゼニはある所にはある。

しかし不景気というムードに女がビビって、用心して財布の紐を緩めないのである。

女の、ムードに弱いのには困る。

しかし一日中こんな調子で疲れた。

最後の鮨屋でもこんな調子だった。

販売員のO氏とヤケ酒を飲んだ。

彼のここ二、三年の絵の販売の話を聞いたが、とにかく売れないという元気のない話だった。

よしよし、ここはワシが払うから元気だしんしゃいと力づけた。

支払いを済ませて帰ろうとしたら、鮨屋のオヤジが私の耳元に口を寄せ、小さな声で「あした出直さんですか、ワタシが何とかしまっしょ」と言ってくれた。

一枚買ってくれると楽しみにしている。

新規大型出店に思う

出版業界は5年連続のマイナス成長が確実視されている。

出版社の好企画も研究した品揃えも、市場経済がもう少し活性化しないと成果が上がらない。

今の時期、とにかく縮小均衡で乗り切ろうという考え方が日本全体に定着してしまったのではないだろうか。

そうしたマーケット縮小の中で市場を無視した新規出店、それも超大型店の進出があるのは許しがたい。

書店は小なりといえども地域に根付いて住民への文化の橋渡しをしてきた。

そうした積み重ねも、ナショナルチェーンの大型出店で変化する。

過去、大型店ができるのは文化のバロメーターと言われてきた。

しかし、すでにどの地域にも大型店はあり、文化市場は形成されている。

そこに再建途上の百貨店やSCリニューアルで大型店が進出する。

迎え撃つ既存大型店と顧客の奪い合いは必至であり、中小書店ははじき飛ばされ土俵下へ転落する。

資本主義の中、何事にも競争があり、強い者が勝つ論理は肯定する。

商いも自由である。

しかし、大も小も共存でき、棲み分ける施策を講じて地域のために何ができるか、同業者として検討できる場を設けるべきだと考える。

大型店は販売高のみ追求せず、社会的責任を持つこと。

中小も被害妄想を持たず、その役割の徹底を図ること。

こうした場をつくるのが書店組合の役割と考える。

活字離れが云々され、出版文化の衰退が懸念されているが、出版、取次、小売りの3者が互いの役割分担を全うすることで十分乗り切れると信じている。

お互いの立場を尊重しあい、正常な競合で出版文化を盛り上げていきたいと思う。

新SA機器に注文

11月6日、トーハン大阪支店5階ホールでトーハン新SA機器の説明会が開かれた。

トーハンの説明によると書店の使い勝手のよいように開発したそうである。

従来の機器より月額利用料などの価格設定が格段に安くなったと強調もした。

インターネット利用のWeb−TONET(書誌検索、売上管理等のデータ管理)、Assist−POS(POSレジ)、FlashH/T8(ハンディターミナル)それぞれの機能アップの詳細が説明された。

機器の利点は認めるが、出席書店からは、月額利用料等の価格に不満が多くでた。

主な質問は以下の通り。

■現在使っているPOSレジのリース料の残額があるのでリース料が二重払いになる。

善処して欲しい。

(答=残額を勘案して決断されたし)■ハンディ・ターミナルのリース更新をしたばかりだ。

ロール紙等の消耗品の手持ち分が無駄になる。

充電器を取り替えたばかりだ。

(答=上記によく似た答)■安くなるのはよいが、従来の機器は相対的に陳腐化するのであるから、当然利用料は安くすべきだ。

(答=微妙な問題なので返答に困る)■Web−TONETで注文出来るなら、返品も出来るようにして欲しい。

ハンディ・ターミナルはいらない。

(答=パソコンはデータ管理に使うのが本来の姿。

返品はハンディ・ターミナルでよろしく)ところで、上記の機器は同時導入することでその威力を存分に発揮できるのであるから、3点セット料金は安く設定すべきである。

さらに、Web−TONETにはブックライナー、e−honと機能が重なる部分もあるし、ソフトも流用できるはずだからもう少し利用料を安くできると思う。

その方がユーザーが増えてトーハンにもメリットがある。

旧機のリース料残額は新機のリース料契約の時にユーザーに有利なように計らうべきである。

他業界ではそういう例がある。

日書連の動き

11月6日野間読書推進賞式典へ鈴木副会長ほか出席。

再販問題で正副会長・委員合同会議。

中小小売商連絡会へ丸岡委員出席。

11月7日スタートアップ21事務局会議へ井門委員長。

JTB文化賞贈呈式へ萬田会長出席。

11月8日再販問題で取次各社との打合せ。

出版再販研究委小委員会。

11月11日三重県組合総会へ井門副会長出席。

11月12日SJ実行委。

11月13日出版倫理協議会。

子どもの読書推進会議。

再販契約書問題小委員会。

11月14日共通雑誌コード委へ井門、志賀委員。

11月15日再販問題小委員会。

出版再販研究委員会。

出版物公正競争規約で岡本顧問ほか打合せ。

情報化推進委員会。

11月16日中小小売商連絡会へ丸岡委員出席。

11月19日読書のめぐみ50周年に萬田会長ほか。

11月20日再販で中村委員長、公取委訪問。

JPIC評議員会。

リードジャパン創立記念へ萬田会長。

11月21日指導教育、情報化推進、雑誌発売日、組織強化、共同購買、共済会運営、流通改善、経営・取引、出店問題、再販研究、公取協専門委、広報、増売、読書推進各種委員会。

読書週間書店くじ抽選会。

11月22日定例理事会。

11月26日出倫協ゾーニング委員会へ丸岡委員。

11月29日中小小売商サミット。

出版クラブ理事会へ萬田会長。

全国中央会45周年記念式へ白幡専務。

著作物リサイクリング研究会へ山口東京組合常務理事。

11月30日全国中央会事務局代表者会議へ大川局長。

図書普及役員会へ萬田会長。

公正競争規約で影山専務ほか公取委訪問。

出倫協ゾーニング委員会へ丸岡委員。

週刊売行き情報

ついに封切られた映画版ハリー・ポッター。

真夜中の第1回上映を見てきました。

原作同様、魔術に冒険と大活躍。

期待以上の面白さでした。

(文)(1)『ハリー・ポッターと賢者の石』静山社4‐915512‐37‐1…32冊
(2)『ルネッサンス』ダイヤモンド社4‐478‐32100‐0……14冊
(3)『ハリー・ポッターと秘密の部屋』静山社4‐915512‐39‐8……12冊
(4)『HARRYPOTTER&THEPHILOSOPHER’SSTONE』BLOOMSBURY0‐7475‐4955‐9……7冊
(5)『’02上期版間違いだらけのクルマ選び』草思社4‐7942‐1100‐7……6冊
(6)『ジャック・ウェルチわが経営(上)』日本経済新聞社4‐532‐16400‐1……5冊
”『V字回復の経営2年で会社を変えられますか』日本経済新聞社4‐532‐14934‐7……5冊
”『eメールの達人になる』集英社4‐08‐720119‐8……5冊
(9)『ジャック・ウェルチわが経営(下)』日本経済新聞社4‐532‐16401‐X……4冊
”『手にとるようにユビキタスがわかる本』かんき出版4‐7612‐5965‐5……4冊
”『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』静山社4‐915512‐40‐1……4冊
(12)『君に成功を贈る』日本経営合理化協会4‐89101‐020‐73冊
”『メイド・イン・チャイナ』東洋経済新報社4‐492‐44279‐0……3冊
”『ロジカル・シンキング』東洋経済新報社4‐492‐53112‐2……3冊
(11月25日〜12月1日調べ)

週刊売行き情報

地元の映画館の前を通りかかると長蛇の列ができている。

まさにハリー・ポッターの人気の凄さを表しているが、しかし本の方もこれ一色ではいかにも寂しい。

(井)(1)『ハリー・ポッターと賢者の石』静山社4‐915512‐37‐1…9冊
(2)『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』静山社4‐915512‐40‐1……8冊
(3)『ハリー・ポッターと秘密の部屋』静山社4‐915512‐39‐8……6冊
”『’02年上期版間違いだらけのクルマ選び』草思社4‐7942‐1100‐7……6冊
(5)『ももこのトンデモ大冒険』徳間書店4‐19‐861445‐8…5冊
”『新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論2』幻冬舎4‐344‐00131‐1……5冊
(7)『ドリームバスター』徳間書店4‐19‐861442‐3……4冊
”『声に出して読みたい日本語』草思社4‐7942‐1049‐3…4冊
”『ことばの魔術師からの贈り物』ベストセラーズ4‐584‐18637‐5……4冊
”『鳥頭紀行くりくり編』角川書店4‐04‐883712‐5……4冊
”『ルネッサンス』ダイヤモンド社4‐478‐32100‐0……4冊
(12)『言葉でわかる「話を聞かない男、地図が読めない女」のすれ違い』主婦の友社4‐07‐231900‐7……3冊
”『やがて中国の崩壊がはじまる』草思社4‐7942‐1089‐2…3冊
”『プロジェクトX挑戦者たち(9)熱き心、炎のごとく』日本放送出版協会4‐14‐080636‐23冊
”『2003年度版三菱総研版最新時事キーワード』高橋書店4‐471‐2634‐1……3冊
(11月25日〜12月1日調べ)

出版社の長期購読者割引で顧客失う

出版不況の中でもがき苦しんでいる零細書店にとって、定期購読者は重要な経営基盤となっています。

この経営基盤を崩すようなことが起きています。

先日、ある取引先から「現在定期購読している雑誌の中で、割引宣伝の付いている9誌について本誌に掲載されている年間予約購読の割引率を適用して納品してください。

出来なければ出版社との直接取引に切り替えます」と、通告されてしまいました。

たとえば、『ダイヤモンド』は3年間で42%割引、『プレジデント』は3年間で33%割引で、年間予約者への特典も付いています。

当然、応じることのできない値引率なので9誌の取引を失いました。

公取委は消費者利益保護という名目のもとに、競争原理を取り入れようとしていますが、それはあくまで小売業という同じ土俵の上での競争であるべきだと思います。

あの値引き率では書店は競争になりません。

このままでは、いつ来るかわからない不定期の客は書店で、定期購読者は出版社が一手に扱うという時代になってしまいます。

日書連として早急に対策を取るべきではないでしょうか。

−無題−

日販中間損益計算書(単位百万円)売上高354、841売上原価316、851販売費及一般管理費32、382営業利益5、607営業外収益555受取利息147その他407営業外費用4、778支払利息202売上割引4、491その他84経常利益1、384特別利益254特別損失300税引前中間純利益1、338法人税、住民税及事業税15法人税等調整額561中間純利益762前期繰越利益438再評価差額金取崩額113中間未処分利益1、314

新英和大辞典第6版

研究社は、『新英和大辞典第六版』を来年3月に刊行する。

B5変型判・総2942頁で、並装が定価本体1万8千円、背革装が同2万1千円。

11月28日午後2時から出版クラブで開催された説明会で、荒木邦起社長は「今年9月にグループを1社に統合し、大きな発表はこれが初めて。

『新英和』は当社の根幹となる辞書。

初版は昭和2年刊行で、第5版から21年が経ち、ようやく今日に至った。

最大最良の辞典との評価が固まっていると思うが、信頼と期待に応える真の大英和であると確信している。

不況に対抗する一端を担えればこれに勝る喜びはない」とあいさつした。

編集代表の竹林滋東京外国語大学名誉教授は「研究社の大辞典は学生のときから一番よい辞書とわかっていたが、当時は戦時中で高根の花。

編集に加われるとは考えられなかった。

第6版は“ITからシェークスピアまで”をモットーに内容を充実させた。

4分の3世紀の伝統はかなりの重みをもつ。

最良の努力を続けていくつもりだ」とあいさつした。

関戸雅男取締役編集部長は新英和大辞典の内容について「第5版の2470頁から約2900頁となり、紙面の密度を1・1倍に、項目を24万から26万に増やした結果、約30%の情報増となった」と述べ、特徴として百科事典的な情報を重視し幅広い語彙を収録、重用語の記述を充実、豊富な用例を記載した、語法、類義語、日英比較欄を新設、最新・精緻な発音表記、語源記述を強化した−−などを説明した。

人事

◇三省堂11月26日開催の定時株主総会、取締役会で以下の役員を選任、業務委嘱を行った。

江島昭彦代表取締役専務、佐藤義紀取締役制作管理部長は退任、佐久間孝夫宣伝部長が新取締役に就任した。

役員担当名誉会長上野久徳代表取締役社長五味敏雄常務取締役(出版全般及び出版管理・出版企画センター・デジタル情報出版・法律書出版部門担当、出版管理部長)堀内寧章同(営業全般及び販売部門担当)池野年勝同(営業・営業統括部門担当営業統括部長)八幡統厚同(総務・経理・事務センター・制作管理部門担当)佐伯勇取締役(非常勤)亀井忠雄同(教科書部門担当、教科書出版部長)渡辺孝映同(国語辞書・辞書DBセンター部門担当、国語辞書出版部長)松村武久同(外国語辞書部門担当、外国語辞書出版部長)西野宮魔木同(宣伝部門担当、教科書部門副担当、宣伝部長)佐久間孝夫監査役佐塚英樹

税引後利益は増益

日販は11月30日、今年上半期(平成13年4月−9月)の中間決算を発表。

売上高は前期より103億7100万円少ない3548億4100万円で、対前年2・8%減のマイナスになったが、税引後の中間純利益は前年同期4・3倍の7億6200万円と大幅な増益になった。

中間損益計算によると、売上高のマイナスは4期連続。

返品率は書籍41・1%、雑誌32・5%、開発商品5・5%、合計32・8%。

書籍はほぼ前年並だが、雑誌が2・8%悪化した。

経費面では一般管理費は6・1%減少したものの、返品率上昇に伴う物流コストの増加により、販売管理費全体ではマイナス0・5%のコスト削減にとどまった。

この結果、営業利益は対前年12・3%減の56億700万円、経常利益は35・6%減の13億8400万円となった。

しかし、税引後の中間純利益については、前期までに特別損失処理が一段落しているため、前期の435%増に当たる13億3800万円の大幅増益。

貸借対照表では短期借入金が71億円減って、今期はゼロになったほか、長期借入金も31億8千万円減少。

負債の部が減少したことから自己資本比率は前年の8・3%から9・1%に増加した。

上半期の取引書店増床は183店、1万1482坪、閉店は204店、1万898坪。

下半期はWWWプロジェクトや無伝票返品システムを早期に実行段階に写し、具体的成果を出していくという。

本屋のうちそと

講談社の注文がようやくネットでできるようになった。

とにかく入荷が遅くて困っていたので、ありがたい。

講談社のものだけが入らず揃っていない注文分を試しに発注した。

検索はまずまず。

「注文確定をしないと発注したことになりません」という注意書きのところでまごまご。

「注文確定、注文確定…っと」探してみてもすぐにはみつからない。

「これかな?」とあたってみたら偶然正解。

あとは、現物の到着を待つだけである。

小学館のイニシアティブで、こんなふうに発注できる出版社がずいぶん増えてきた。

業界にとって大きな前進だと思うのだが、ここでもう一歩進めて欲しいことがある。

それは、受注画面のフォームの統一である。

出版社、取次が個性を大事にしたい気持ちはわかる。

HP画面の個性的な展開は楽しい。

ただ、受注はごく実務的なことなので、フォームを同じにしてもらいたい。

小学館のは慣れているせいもあってさっさとできるが、注文主のデータの電話番号まではいらない。

角川書店のは検索のヒットの条件がよくわからないことがままあるのが難。

ブックオーダーネットは、字が大きくていいのだが、誘導が今ひとつわかりにくい。

と、それぞれ一長一短ある。

せっかくID統一までいっているのだから、画面も統一してもらえたら版元ごとにウロウロしなくてすむ。

より使いやすく改善するのも共同でやった方が制作コストを安くあげられるのでは?というのは余計な差し出口ですかね。

(如意)

首都圏の書店招き富士美術館見学会

聖教新聞社は11月29日、東京、埼玉、神奈川、千葉の書店百店を招いて八王子・東京富士美術館で開催中の「女性美の500年」展見学会を実施した。

同展覧会と創価大学本部を見学後、八王子市内の「鶯啼庵」で懇親会。

武蔵野の秋を満喫した。

懇親会では聖教新聞社原田代表幹事が歓迎のあいさつを述べたあと、創価学会原田副理事長が「女性美の500年」展について「新世紀は女性の時代という考えから、東西文化を融合する絵画を一同に集めて特別企画展を催した。

ロシアから来た『見知らぬ女』は来日したモスクワ大学総長も驚いたほど。

日頃お世話になっている書店にお集まりいただいて、一夕、歓談いただきたい」と述べた。

書店を代表して日書連萬田会長は「おもてなしに心から御礼する。

厳しい環境の中で聖教新聞社の出版物は毎年ベスト・テンに入り、書店の売上げを下支えしている。

池田名誉会長の著作でも活字文化の重要性、本を通じた親子の触れ合いを説くなど、書店には心強い限り」と、お礼のあいさつを行った。

このあと、教文館・中村社長の発声で乾杯して開宴した。

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