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平成25年9月1日号
軽減税率署名運動に協力を

日書連は、消費税増税の際に出版物への軽減税率適用を求める「50万人署名」運動を展開しています。4月初旬に各書店に直送した署名用紙で、運動へのご協力をお願いします。署名は日書連事務局まで、同封の返信用封筒にてご送付ください(切手貼付不要)。第2次締切は9月末日必着です。

今年上期は2・6%減/文芸書でヒット相次ぐ/出版販売額

出版科学研究所は2013年上半期(1月~6月)の書籍・雑誌分野別動向をまとめた。出版物販売金額は前年同期比2・6%減の8782億円で、書籍は同0・1%減の4333億円と健闘したものの、雑誌が同4・9%減の4449億円と、前年より落ち込み幅が拡大する厳しい売行きとなった。
書籍の販売金額は4333億円、前年同期比0・1%減と7年連続マイナスとなったものの、ほぼ前年並みの売上水準を維持した。推定販売部数は3億6489万冊で同0・1%増。出回り平均価格は同0・3%(3円)減の1118円と依然下落傾向にあるものの、前年の0・8%減から減少幅は縮小した。
書籍は、ここ数年大手取次主導で返品減少施策が進められているが、金額返品率は前年同期比1・5ポイント減の34・5%と大きく減少。5年前は通年で40%超の返品率だったものが大幅に改善されている。
13年上半期は、文芸では村上春樹の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、本屋大賞を受賞した百田尚樹『海賊とよばれた男』、ノンフィクションでは近藤誠『医者に殺されない47の心得』など単行本でビッグヒットが相次ぎ、書籍の売行きを牽引した。売行きベスト30銘柄の部数水準も前年を大きく上回っている。文庫は人気作家の新刊が続々と刊行され映像化作品のヒット作も出てはいるが、新刊点数、推定発行部数とも前年割れ。ビジネス書は、アベノミクスによる株価急上昇で株関連など利殖本の売行きが加速。ジャンル全般の動きも活発化し、4月以降売上は前年を大幅に上回った。
新刊点数は前年同期比1・8%減の3万8285点で、このうち取次仕入窓口扱いは同4・0%減の2万7886点と減少に転じた。これは、震災関連書や文庫本、学参などの減少が主な要因。
雑誌の販売金額は4449億円で前年同期比4・9%減。16年連続のマイナスで減少幅は前年より2・0ポイント拡大した。内訳は月刊誌が同4・1%減の3502億円、週刊誌が同7・9%減の947億円。大きなジャンルで好調な雑誌がなく、好調なのは小さい群や銘柄単体、単号に止まっている。読者は特集次第で買う単発需要にシフトしており、必要な時にだけ買う書籍的な購買傾向が見られる。好調な雑誌の多くが30代以上の読者向けで若者向けは厳しく、新しい雑誌も生まれず読者年齢は上昇する一方になっている。
平均価格は月刊誌が前年同期比1・2%(7円)アップの600円、週刊誌が同1・2%(4円)アップの344円。金額返品率は月刊誌が同1・0ポイント増の39・7%、週刊誌が同2・7ポイント増の34・9%だった。
発行銘柄数は、前年同期比2・1%減の3161点と7年続けて減少。創復刊点数は同5点減の49点で、年間で過去最低レベルだった前年同期よりさらに少なくなった。推定発行部数は同13・7%減で、創刊誌の部数規模は点数以上に大きく縮小した。女性誌は創刊が3点あり、いずれも対象読者の中心は30代以上。一方、休廃刊点数は51点と、前年同期より37点減と大幅に減少した。推定発行部数は同63・7%減。月2回刊の『漫画サンデー』やオーディオ誌『Gaudio』などが休刊した。
不定期誌の新刊点数は増刊・別冊が2312点で前年同期比92点減少。12年上半期は6年ぶりに増加していたが、再び減少に転じた。ムックは同254点増の4644点と増加が続いており、定期雑誌の不振をムックで補う動きが強まっている。

雑誌発売日改善を要望/署名運動、実用書増売で説明/長崎総会

長崎県書店商業組合(中山寿賀雄理事長)は7月29日午前11時から諫早市「水月楼」で第26期通常総会を開催。組合員54名(委任状含む)が出席した。
総会は草野専務理事の進行で始まり、中山理事長は6月開催の日書連総会について説明したほか、9月5日開催の九州選書市の説明を行い、参加を要請した。
その後、古瀬副理事長を議長に選任して議案を審議。1号議案の事業報告が中山理事長から行われ、本年度は、出版業界の現状や日書連の事業概況として、出版物に消費税の軽減税率適用を求める署名運動や、「食と健康」をテーマにした実用書増売企画について説明があった。2号議案の決算報告は草野専務理事が説明、六倉監事より監査の結果適正であった旨の監査報告があり、全員異議なく承認された。
3号議案の事業計画案は中山理事長が説明、雑誌発売日について九州一円を2日目地区にするよう要望する案と、来年に長崎県で46年ぶりに国体が開催されることについての協賛・支援が盛り込まれた。4号議案の収支予算案は草野専務理事より説明があり、3号議案・4号議案とも全員異議なく承認された。
総会終了後、来賓の中央会・小川氏よりあいさつが行われ、長崎県の中央会の現状などについて説明があった。懇親会では、テジマ運送の手島副社長よりあいさつがあり、無事総会及び懇親会を終了した。
(古瀬寛二広報委員)

「本と旅する本を旅する」/読書週間標語

読書推進運動協議会(小峰紀雄会長)の主催により文化の日を挟んで10月27日から11月9日まで実施される第67回読書週間の標語が「本と旅する本を旅する」に決まった。野間読書推進賞、全国優良読書グループ表彰などの行事が行われる。

「絵本わーるどいしかわ」4会場で開催/石川県組合が協力

今年で16回目となる「親と子の絵本ワールド・イン・いしかわ2013」(同実行委員会、北國新聞社主催)が、県教育委員会はじめ日本児童図書出版協会や各種団体の後援により、7月13~15日の3日間にわたって開催された。
今年は、前年実施の金沢市、小松市、白山市に七尾市を加えた計4会場で開催した。石川県書店商業組合も「絵本ワールド」を後援し、各会場における児童書の展示及び販売を、組合書店への委嘱事業として毎年協力している。
「絵本ワールド」は4会場合わせて3万5千冊以上の多彩なジャンルの絵本を揃え、絵本原画展、絵本作家の講演やサイン会、読み聞かせ、ゲームなど盛り沢山のイベントを実施。各会場とも連日多くの親子連れが来場し、絵本に触れあう時間を楽しんだ。
石川県では当催事のほか、児童書専用の「こども図書館」を開設したり、独自の読書感想文・感想画コンクールを実施、3ヵ月健診を受けた親子に「はじめまして絵本」をプレゼントするなど、官民挙げて児童書の普及に取り組んでいる。(吉田良一広報委員)

日書連情報会会議などを報告/山形総会

山形県書店商業組合(五十嵐太右衞門理事長)は7月19日午後2時から山形県教科書供給所で第26期通常総会を開き、組合員32名(委任状含む)が出席した。
総会は五十嵐太右衞門理事長を議長に審議を行い、第26期事業報告、収支決算書、監査報告、第27期事業計画案、予算案など全ての議案を原案通り承認可決した。このほか、7月4日に行われた日書連全国情報化推進会議の報告が行われ、午後2時50分に閉会した。
(五十嵐靖彦広報委員)

東淀川の読み聞かせ事業が本格始動/大阪理事会

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は7月13日、大阪組合会議室で定例理事会を開催した。
大阪市東淀川区から受託した「東淀川絵本読み聞かせ事業」が6月から本格的にスタート。絵本3百冊が集まり、ボランティア育成や子育て関連施設等での活動を開始した。「東淀川絵本読み聞かせ事務局」が設置され、7月1日に関係者が集まって経過報告と事業計画を討議。直近の催しとして、7月31日に東淀川区民会館で出版文化産業振興財団(JPIC)矢作専務によるボランティア育成講座、8月10日に田村書店上新庄店で絵本の読み聞かせを実施すると説明した。
読書推進では、「帯コン」飾り付けコンクールに153書店の応募があり、審査の結果、上位表彰3店と入賞店10店を決めた。
消費税問題では、6月19日に日書連・大橋会長(当時)、面屋副会長他が国会に公明党の山口代表を訪れ、消費税増税の際は出版物に軽減税率を適用するよう要望したことを報告。また大阪の署名運動の現状について、府内16支部長に回収の実態を調査し、約半数の支部長から回答を得たことを報告した。
この他、8月5日開催のシンポジウム「公共図書館と知の地域づくり」や、同8日開催の学校図書館納品勉強会の説明があった。
また、役員組織編成を以下の通り決定した。
(金田喜徳郎事務局長)

〈副理事長の担当委員会〉
▽戸和繁晴=総務・財務、読書推進、雑誌発売日、消費税問題、定款・規約等改正、ストップ・ザ・廃業(STH)、再販・公取協、出店問題・組織強化、レディース▽深田健治=情報化・IT関連、図書館、共同受注▽森隆蔵=雑誌発売日、出版販売倫理▽萩原浩司=広報・HP、経営活性化・書店環境改善、事業、図書館
〈常務理事の担当委員会〉
▽堀博明=出店問題・組織強化▽虎谷健司=読書推進▽坂口昇=総務・財務、定款・規約等改正、再販・公取協▽藤田彰=情報化・IT関連、図書館、共同受注▽二村知子=経営活性化・書店環境改善▽鶴山武済=事業▽松田和子=共同受注
〈委員長・部長の担当委員会〉
▽春江健三=消費税問題▽坂井親宗=図書館▽東正治=広報・HP▽灘憲治=ストップ・ザ・廃業▽高松美佐子=レディース

田江泰彦理事長を再選/組合員研修の講演会開く/鳥取総会

鳥取県書店商業組合(田江泰彦理事長)は6月26日午後0時半から、倉吉未来中心で第25回通常総会を開催。議決権保有組合員(支店加盟除く)は委任状出席含め全員出席した。
総会は議長に田江泰彦理事長を選任し、議案審議を行った。窪田憲三副理事長より平成24年度事業報告、杉嶋運一副理事長より平成24年度事業計画案、収支決算、予算案等の説明があり、すべての議案を原案通り承認可決した。
25年度事業計画のうち「絵本ワールドinとっとり2013」(12月7日・8日実施予定)、県の公益事業のひとつ「青少年育成支援事業」について、組合員総力を上げて取り組もうとの方針が出された。任期満了に伴う役員改選は、指名推薦制により理事11名、監事2名を選任。このあと理事会を開き、田江理事長を再選した。
総会終了後、組合員研修として、鳥取県環境立県推進課の広田一恭氏より「グリーンウェイブについて」、鳥取県教科図書販売の島社長から「地方出版物について」と題する講演が行われた。
(井澤尚之広報委員)
〔鳥取県組合役員〕
▽理事長=田江泰彦(今井書店グループ)
▽副理事長=窪田憲三(クボタ書店)杉嶋運一(杉島書店)

今井直樹理事長が続投/郷土関係書の説明会開催/島根総会

島根県書店商業組合(今井直樹理事長)は7月25日、松江市の「くにびきメッセ」で通常総会を開催し、組合員27名(委任状含む)が出席した。
総会では平成24年度事業報告、決算報告、平成25年度事業計画並びに予算案を承認可決したあと、任期満了に伴う理事・監事の改選を行い、9名の理事と2名の監事を選任した。
総会終了後の理事会で、理事長に今井直樹(今井書店)、副理事長に糸川吉彦(糸川書店)、岡田豊彦(昭和堂書店)、専務理事に福田寛(員外)の各氏を選出した。いずれも留任。
総会・理事会終了後、同会場にて郷土関係図書の企画説明会を開催した。
(福田寛広報委員)

日書連のうごき

7月2日第3期フューチャー・ブックストア・フォーラムに藤原副会長が出席。
7月3日東京国際ブックフェアのテープカットに舩坂会長が出席。
7月4日全国情報化推進会議に舩坂会長ほか副会長、理事が出席。
7月5日「ためほんくん」事務局打合会。
7月8日取引改善委員会。
7月9日取引改善委員会。
7月10日政策委員会。「ためほんくん」事務局打合会。公取協会月例会員懇談会に舩坂会長ほか出席。
7月11日書店東北ブロック大会(東山温泉)に舩坂会長が出席。読進協事業委員会。出版倫理協議会。
7月14日、15日書店関東ブロック会(鬼怒川温泉)に舩坂会長が出席。
7月17日各種委員会。
7月18日定例理事会。
7月23日出版平和堂委員会、平和堂維持会。読進協事業委員会。取引改善委員会。発売日本部委員会。
7月25日「ためほんくん」部会、同幹事会、同準備会。
7月26日海外事業者公平課税対策会議。
7月29日公正取引委員会を舩坂会長、大橋前会長が訪問。

三宅常務理事の「県功労賞」讃え祝賀会/兵庫移動理事会

兵庫県書店商業組合(山根金造理事長)は7月9日午後2時より、明石市商工会議所で年1回の移動理事会を開催した。
支部報告、委員会報告の後、山根理事長より、井戸敏三県知事宛てに「高等学校の副読本・辞書等のご注文のお願い」と題する依頼文を渡した旨報告があった。これは、高校が版元との直接取引でなく、地元書店に注文するよう促進するための方策がかねてから議論されており、その具体策として行ったもの。
理事会終了後、各取次委員が加わって午後4時より発売日励行委員会を開催。その後場所を移動し、「県功労賞」祝賀会、懇親会を行った。これは、県組合常務理事の三宅節男氏(大書堂書店)が5月21日に兵庫県公館で〝産業振興功労〟により表彰されたことに対し、県組合としてその労をねぎらい讃えるため開催したもの。山根理事長より祝辞と趣旨説明の後、組合より記念品が贈呈された。三宅氏のあいさつの後、トーハン神戸支店長・山下幸治氏の乾杯の発声で懇親の幕を開けた。
(安井唯善広報委員)

「敬老の日読書のすすめ」リーフ作成/読進協

読書推進運動協議会は平成25年「敬老の日読書のすすめ」のリーフレットを作成。全国の図書館、書店などに配布した。各県の読進協から寄せられた「敬老の日におすすめする本」の推薦書目をもとに、読進協事業委員会で選定したもの。推薦図書は以下の24点。
▽『海賊とよばれた男上・下』百田尚樹、講談社▽『abさんご』黒田夏子、文藝春秋▽『等伯上・下』安部龍太郎、日本経済新聞出版社▽『桜ほうさら』宮部みゆき、PHP研究所▽『光圀伝』冲方丁、角川書店▽『わりなき恋』岸惠子、幻冬舎▽『老いかたレッスン』渡辺淳一、新潮社▽『わがままだって、いいじゃない。』室井摩耶子、小学館▽『冒険の遺伝子は天頂へ』三浦雄一郎、三浦豪太、祥伝社▽『老いてこそ遊べ』遠藤周作、河出書房新社▽『あら、もう102歳』金原まさ子、草思社▽『わが友の旅立ちの日に』安野光雅、山川出版社▽『95歳。今日をたのしく。もっと前向きに』吉沢久子、海竜社▽『すてきなおばあさんのスタイルブック』田村セツコ、WAVE出版▽『定年後の勉強法』和田秀樹、筑摩書房▽『それでもわが家から逝きたい―在宅介護の現場より―』沖藤典子、岩波書店▽『穏やかな死に医療はいらない』萬田緑平、朝日新聞出版▽『最高齢プロフェッショナルの条件』徳間書店取材班(編)、徳間書店▽『シルバー川柳誕生日ローソク吹いて立ちくらみ』社団法人全国有料老人ホーム協会/ポプラ社編集部(編)、ポプラ社▽『転んでもただでは起きるな!』安藤百福発明記念館(編)、中央公論新社▽『ペコロスの母に会いに行く』岡野雄一、西日本新聞社▽『気になる科学』元村有希子、毎日新聞社▽『心』姜尚中、集英社▽『また次の春へ』重松清、扶桑社

全書店の参加めざして/大阪組合消費税問題委員会からの報告

日書連は消費税増税の際に出版物への軽減税率を求める「50万人署名運動」を展開しています。今年の3月には、書協、雑協、取協、日書連の出版4団体が出版物への軽減税率の適用を求める共同声明を公表しました。
文化を支える出版物には軽減税率が必要です。すべての国民が書籍、雑誌、新聞等の出版物に広く平等に触れる機会を持つことは、民主主義の健全な発展と国民の知的生活の向上にとって不可欠です。生活必需品や医療等、国民の健康で文化的な生活を支える商品やサービスにも相当する重要性を持っています。そのため、これらにかかる消費税については、軽減税率の適用によって、少しでも国民の負担を軽くしていくことが必要です。欧州ではいち早く付加価値税での軽減税率を導入しており、EU各国は2007年から「産業の保護」「文化政策」という目的に限って適用しています。
我が国における消費税の今後の流れは、平成26年4月から8%、平成27年10月から10%になる可能性が大です。今年の9月か10月には、決定される見通しであり、平成27年の10%の時に軽減税率の適用を検討すると言われています。
大阪組合では、面屋龍延理事長が日書連の消費税問題の委員長でもあり、全組合員挙げて日書連の50万人署名運動に協力しています。2月21日の日書連定例理事会で署名運動を全国規模で展開することが決定したのを受け、面屋理事長は4月13日の大阪組合定例理事会で「消費税問題委員会」を作ることを提唱しました。
委員会が発足してまず取り組んだことは、各書店の署名運動への協力状況の調査です。委員会から全16支部長に調査依頼し、支部長から総代、そして総代から組合員に電話をして話を聞き、それをフィードバックしてもらい現状を把握しました。
現状を報告しますと、日書連第1次集計によれば7月17日現在、15万3727人の署名をいただいておりますが、その3分の2は出版社、取次が集めたもので、日書連は3分の1程度です。大阪組合は約310組合員のうち80組合員、署名数約8000名。全国1位ですが、まだ75%の組合員が署名未送付です。
全書店参加という悲願達成のためにも、9月末の第2次集計までに組合員全員の署名を集めたいと考えています。8月初旬に、広報紙「大阪組合だより」とともに署名用紙2枚、大阪組合宛の封筒を全組合員に郵送し、支部長、総代を通じて署名運動への協力を再度呼びかけました。5月末の第1次集計の時にはご協力いただけなかった書店も今回は多数ご協力くださっており、大きな成果をあげることが出来るのではないかと期待しています。
また、9月4日午後2時から全支部長と役員が参加して「大阪組合消費税問題特別委員会」を開催します。各支部長が現状報告し、今後の運動の進め方を協議したいと考えています。
10年前に約600名いた大阪組合の組合加入書店も、現在約310名まで減少しました。かつて経験したことのない厳しい商業環境下での今回の消費税増税は、書店にとって死活問題です。運動の趣旨をご理解いただき、ご協力くださるようお願いいたします。

生活実用書/注目的新刊

若杉友子著『こうして作れば医者はいらない』(祥伝社1300円)のサブタイトルは、若杉ばあちゃんの台所である。音をたどれば若すぎるおばあちゃんに聞こえなくもない。それだけ健康で病気知らずなのは食べ物による。難しいことではなく、昔ながらの知恵と料理を実践すればいいと著者は語りかける。
「日本の先人が残した一汁一菜の食養は、伝統的食事」で、誰でもやれると書く、その「食養」がキーワードだ。食養という考え方の根幹は陰と陽。この陰と陽のバランスが崩れると体調も崩れる。たとえば砂糖、アルコール等は極陰で、肉や魚が陽の食べ物とわかる一覧表もある。
米は体を温める、蕎麦は血管を強くする、糖尿病の妙薬小豆かぼちゃなど、小見出しだけでも医食同源が伝わってくる。鴨がネギしょってくるの深い意味、ではネギに含まれるアリシンの効用から、風邪をひいたときのシップ方法や、本来の意味である肉を食べる時はネギも一緒に食べなさいという教えと、さらにネギのぬた、ネギの味噌炒めと二つのレシピも紹介される。そうやって掲載された簡単でおいしいレシピは57種類。どれも美味しそうで、体に優しいものばかりである。
また、ことわざも食生活の知恵を教えてくれる。たとえば、腹八分目に医者いらずだが、腹六分目に医者知らずというのもある。いずれも食べ過ぎをいさめたものである。
腹八分といえば『養生訓』。周東寛著『「養生訓」病気にならない98の習慣』(日経プレミアシリーズ200日本経済新聞出版社 850円)は、西洋医学を学んだ医師が読み解く貝原益軒『養生訓』の現代的な意義である。
養生訓は病気を遠ざけるための江戸のバイブルだった。「PPK」を実現できるヒントが満載されている。PPKとはぴんぴんころりの略で、ぴんぴんしたまま長生きし、ある日ころりと苦しまずに逝きたいということである。たとえば生活習慣病を予防するのは今も昔も腹八分目とか、辛くて熱い物や冷たい物は害があるから、味がよくても食べないなど、益軒の教えを現代医学からも検証を加えていく。飲食の心得、生活の心得が各49。医者いらずの健康法は、古きを温ねて新しきを知る温故知新にほかならない。
(遊友出版斎藤一郎)

「全国農村読書調査のあゆみ」を作成/家の光協会

家の光協会の「全国農村読書調査」は昭和21年から開始し今年で第68回を迎えるが、このたび半世紀以上にわたる調査の歩みをまとめた冊子『全国農村読書調査のあゆみ1946▼▼▼2012』を作成した。A4判、60ページ。
この冊子は3章から構成。第1章「『全国農村読書調査』の概要」は長年調査を担当した同協会元職員の岡本淳一郎、第2章「『全国農村読書調査』と時代背景から見えるもの」はフリーライターの永江朗、第3章「農村読書調査のこれまでとこれから」は東大文学部図書館の永嶺重敏の各氏がそれぞれ執筆した。
問い合わせは「家の光協会協同・文化振興本部読書・食農教育部」まで。℡03―3266―9038

催し

□読み書き(代読・代筆)情報支援員養成基礎講習会9月6日、7日の両日、北海道函館市の函館市総合福祉センターで開催。主催は函館視覚障害者図書館。運営協力は大活字文化普及協会。高齢者や障害者などで日常生活や学習・趣味の場などで読み書きに不自由のある方に読み書き支援を行う「読み書き(代読・代筆)情報支援員」の養成を目指す。受講者には「基礎講習修了証」を交付する。講師は高橋秀夫氏(読書権保障協議会委員、岐阜アソシア館長)ら。受講料3千円(テキスト・資料・基礎講習修了証交付発送代含む)。定員50名(先着順受付。定員になり次第締切)。申し込み・問い合わせは大活字文化普及協会(℡080―4071―9402)または函館視覚障害者図書館(℡0138―23―2580)まで。

過去最大177社が出展/出展社説明会を開催/書店大商談会

第4回「書店大商談会」(主催=「書店大商談会」実行委員会)の出展社向け説明会が7月23日、東京・新宿区の日本出版会館で開催された。今回の出展社は177社184ブース(前回147社152ブース)と過去最大となる。
あいさつした奥村弘志実行委員長(南天堂書房)は「お金を払ってまで出展する版元と時間を割いて来場する書店の双方にメリットがなければこの商談会は続かない。版元は書店を喜ばせるメリット+αが付く企画を考えてほしい。出版業界が生き残り活性化することを祈りながら、皆さんからご協力をいただくとともに、我々も努力する覚悟でいる」と述べた。
大商談会は10月9日午前10時~午後6時、東京・新宿区のベルサール新宿グランドホールで開催する。出展社の内訳は、一般書113社、児童書24社、ビジネス書17社、人文書10社、コミック11社、第3商材9社。計177社のうち初出展は42社。今回初めて設けられる人文書ブースは奥村実行委員長が担当する。
イベントを担当する井之上健浩実行委員(久美堂)は「イベントご案内ブース」を設置することを発表。スペースや予算の無い中小書店でも実施できる、サイン会、着ぐるみ、バルーンアートなどのイベント企画を出版社から募集。専用ブースで来場書店に情報提供し、その場で申し込めるようにする。
木村歳一実行委員(明正堂)は①既刊本をロングセラー化する②書店に仕入れの面白さを知ってもらう③書店の粗利を向上する――ための企画「K本」「C本」について説明。「くすぶっている本」の頭文字をとった「K本」は、書店店頭にはないが何かのきっかけで重版につなげたい既刊本。3~4ヵ月の委託で、2割程度の報奨金を設定する。書店がチャレンジする「チャレンジ・ブックス」の頭文字をとった「C本」は、昔売れていた良書で、現在は倉庫に眠っていて客注対応のみとなっている商品。3~4掛けで買切り、返品はできない。手数料・送料は出版社が負担する。木村実行委員は「ただの売れ残りではなく良い本を出してほしい」と求めた。
最後に日書連の舩坂良雄会長(大盛堂書店)は「書店大商談会は日書連、東京組合が後援している。今回42社の新たな出展社を迎える。実のある商談会にしたい。初参加の皆様も遠慮なく来場した書店に自社のよいものをPRし取引してほしい」と述べ、業界にとって意味のある商談会にするためいっそう協力してほしいと呼びかけた。

人事

◇大阪屋
大阪屋は7月31日開催の第66期定時株主総会ならびに取締役会・監査役会で役員および執行役員の選任を以下の通り決定した。○印は新任。
代表取締役社長
南雲隆男
常務取締役(営業本部長、商品流通本部統括)
中田知己
取締役(管理本部長、EC事業担当)荻田日登志
同(商品流通本部長、東京支社長)和田年正
同(商品流通本部副本部長、仕入部・東京ブックシティ担当)古市恒久
同(営業本部副本部長、大阪屋友の会事務局担当)
○小山登
常勤監査役北口明彦
監査役桑原豊
同増田和彦
執行役員(営業本部副本部長、取引部長)鳥居進
同(営業本部東日本営業第2部長)鎌垣英人
同(営業本部西日本営業第1部長)竹中繁輝
同(商品流通本部副本部長、大阪流通センター所長)木村展幸
同(商品流通本部仕入部長)○加治康弘
同(商品流通本部関西ブックシティ所長)
○鵜飼美樹
同(社長室長、広報室長、業務監査室長、新事業企画室長)○篠田真
取締役(非常勤)西洋一郎、阿部修嘉、森田俊郎の3氏は退任した。今後、西氏は株式会社キャップ書店、阿部氏は株式会社マルサカブックサービス、森田氏は株式会社大阪屋物流にそれぞれ代表取締役社長として専任する。常勤顧問伊勢久雄氏は退任した。

『GOLD』10月創刊/バブル世代向け新女性誌/世界文化社

世界文化社は10月7日に新雑誌『GOLD』を創刊する。バブル全盛期を過ごし、子育てを終えた45歳~52歳をターゲットに、ファッション、美容、読み物、食、インテリアなどすべてのライフシーンにわたる情報をグローバルな視点で提供する。また、旅をテーマにしたブック・イン・ブック「旅GOLD」を付ける。カバーガールは今井美樹さんが務める。A4変形判・無線とじ、300ページ(予定)、定価税込820円。毎月7日発売。
創刊にあたり書店向け販売企画として①創刊号店頭飾り付けコンクール②創刊号完売コンクール③創刊号実売コンテスト④年間返品率20%コンテスト⑤年間を通じて定位置に平積みする「GOLD書店」募集――を実施する。事前申込制で締切は9月17日。
8月2日、東京・港区のグランドハイアット東京で開かれた書店向け説明会で、高林祐志販売プロモーション本部本部長は「書店は好きなものに出会えるワクワクする空間。『どこにもないものが見たい。』をキャッチフレーズに、読者がワクワクし、書店に喜んでもらえる雑誌を作る」と述べた。
内山しのぶ編集長は「当社の『家庭画報』と『ミスプラス』の中間に位置する雑誌として、バブル時代に青春を過ごした世代を想定読者とした。誌名は“これからももっと輝きたい”という意味を込めて名付けた。元気のいいGOLD世代の“私たちの読む雑誌がない”という声に応えたい。プロが厳選したファッション、美容、ライフスタイル&カルチャーの情報を発信する。また、雑誌を通じてGOLD世代のマーケットを開拓していく」と話した。
高橋友彦販売部部長は「発行部数は8~10万部を考えている」と述べた。

新会長に矢幡秀治氏/東京日販会

東京日販会は7月22日、文京区の東京ガーデンパレスで第7回総会を開催し、会員書店、出版社、日販関係者あわせて124名が出席した。
冒頭、あいさつした板津武会長(自成堂)は「東京日販会は7回目を迎えたが、現在の会員数は50法人で、この6年間で30法人減るという厳しい状況にある。そんな中で行事、企画を実行し、今年の異業種勉強会はスカイツリーを見学した」と述べた。
議案審議では事業報告、会計報告、事業計画案、予算案などすべての議案を原案通り可決承認した。また、役員改選では新会長に矢幡秀治氏(真光書店)を選出した。
このあと日販の平林彰社長があいさつ。「日販は中期経営計画『Change』で書店の利益向上に取り組んでいる。13年は返品減少と売上拡大の推進で書店マージン率アップを目指したい」と述べ、同社の施策を説明した。
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