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平成26年2月15日号
再販の目的「書店の応援」/再販研究委新年懇親会で相賀委員長

出版再販研究委員会は1月23日、東京・千代田区のホテルグランドパレスで新年懇親会を開き、出版社、取次、書店の各委員、業界団体の代表ら関係者47名が出席した。
冒頭あいさつした相賀昌宏委員長(日本書籍出版協会理事長)は「業界に大事な再販制度を持続するため、弾力運用というより、非硬直的な運用を心掛けたい。なぜ必要なのかもっと啓蒙しなくてはいけない。再販制度の目的は書店の仕事を応援すること。不公平な競争、値引き、過剰なポイントに対しては各社で対応し是正していく」と再販制度の意義を強調した。今後は雑誌付録問題やコミックのパック化についても検討したいとした。また、ネット販売で古書が高額で取引されていることについて「読者利益の視点から議論を深めたい」と話した。
日本出版取次協会の古屋文明会長が祝辞を述べたあと、日書連の舩坂良雄会長が登壇。「書店の減少が業界全体の売上減少につながっている。書店の数をいかに減らさないかが最大の課題。再販という基本を守った上で、色々な仕掛けをしてお客様に喜んでもらうことを考えていきたい」と意欲を語った。

〔軽減税率適用商品の線引き必要/京都組合・中村理事長〕
このあと、同日、衆議院議員会館で公明党の議員と消費税増税問題をめぐって会談した京都府書店商業組合の中村晃造理事長が、内容を報告。「公明党は、消費税が10%に上がる際、新聞、出版、食品の3分野を軽減税率の対象にすることを考えているが、①軽減税率の対象となる商品とそうでない商品を伝票でどのように明記するか②適用する商品としない商品の線引き――の2点について出版業界でコンセンサスを作るよう注文された」と述べた。出版物に軽減税率が適用された場合、補填するための財源をどうするかも問題になっているという。そして、今後は自民党税制調査会へ働きかけ、なぜ出版物に軽減税率が必要か理解してもらえるよう運動してほしいと求められたことを紹介した。

9年連続マイナスに/2013年出版物販売金額/出版科研調べ

2013年の書籍・雑誌の販売金額は前年比3・3%減(575億円減)の1兆6823億円で、9年連続のマイナスになったことが出版科学研究所の調べで明らかになった。市場規模はピークだった96年の2兆6564億円と比べて約63%まで縮小した。

〔3・3%減の1兆6823億円/雑誌、週刊誌の不振際立つ〕
書籍の推定販売金額は前年比2・0%減の7851億円と8000億円を割り込み、7年連続のマイナス成長となった。ミリオンセラーが新書本『聞く力』の1点のみだった前年に対し、13年は村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋、105万部)、近藤誠『医者に殺されない47の心得』(アスコム、105万部)、渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎、120万部)の3点出た。このほかにも本屋大賞を受賞した百田尚樹『海賊とよばれた男』(講談社)、映画化された『永遠の0』(講談社)、直木賞受賞の桜木紫乃『ホテルローヤル』(集英社)、大ヒットしたテレビドラマ「半沢直樹」の原作の池井戸潤『オレたちバブル入行組』『~花のバブル組』(文藝春秋)や『ロスジェネの逆襲』(ダイヤモンド社)などヒット作が相次いだが、全体では前年を上回ることができなかった。人気が一部のベストセラーに集中し、売れる本と売れない本の二極化が顕著に見られた。
推定販売部数は1・5%減の6億7738万冊と販売金額に比べて小幅な減少にとどまった。文庫本をはじめとする読者の廉価本志向が依然として強いことが要因。
返品率は37・3%と前年より0・5ポイント改善した。大手取次主導の返品減少対策として新刊部数の絞り込みなど送品抑制策が引き続き寄与した。
新刊点数は0・6%減の7万7910点。内訳は取次仕入窓口経由の新刊が2・5%減の5万6044点、注文扱い新刊は4・7%増の2万1866点。取次窓口経由が減少したのは、震災原発関連本や学習参考書の点数が減ったため。新刊の送品部数引き締めが続く中、出版社が採算のとれない本の刊行を見送るケースが出ていることも影響した。
平均価格は新刊が0・3%増の1120円で2年連続上昇。出回りは0・8%減の1103円。読者の低価格志向がうかがえる。
書籍市場は、話題の本がさらに売行きを伸ばし、メガヒットとなるケースが目立った。小説では文芸単行本にヒット作品が相次いだ。ノンフィクションでは、中高年の生き方本や健康本がヒット。コミュニケーション力アップをうたったビジネス書も好調だった。昨年ヒットを連発したダイエット本は不発だった。
雑誌の推定販売金額は前年比4・4%減の8972億円と16年連続のマイナス。内訳は、月刊誌が3・4%減の7124億円、週刊誌が8・1%減の1848億円。
推定販売部数は5・9%減の17億6368万冊。2年連続で6%近い大幅な落ち込みとなり、地滑り的需要減退の様相を呈してきた。内訳は、月刊誌が4・4%減の12億1396万冊、週刊誌が8・8%減の5億4972万冊となり、週刊誌の不振が際立っている。平均価格は1・4%増の524円。内訳は、月刊誌が1・2%増の600円、週刊誌が1・2%増の344円。推定発行部数は3・8%減の27億9516万冊。推定発行金額は2・5%減の1兆4658億円。返品率は1・2ポイント増の38・8%と大幅に上昇し、書籍(37・3%)を上回った。
創復刊点数は12点減の86点。過去最低レベルだった前年をさらに下回った。部数は27・2%減。女性誌の創刊が目立ったがほとんど30代以上向けで、若い読者対象の創刊意欲は乏しい。休刊点数は28点減の124点。この結果、雑誌銘柄数は65点減の3244点と、7年連続のマイナスになった。定期の新企画は少ないが、不定期のムックは約400点増の9500点と大幅に増やす傾向にある。
部門別動向を見ると、「女性」は10~20代向けの特にカジュアル系が厳しい一方、30~50代向けの年齢層が高い雑誌は好調な銘柄が多かった。「男性」は若者向けが依然として苦しいが、30代以上向けは部数を伸ばした。「趣味」はパズル誌がシニア向けで好調。スポーツ誌は大きな話題に乏しく漸減だった。専門誌は厳しいが、経済部門はアベノミクス効果で株関連が好調だった。

軽減税率署名運動に協力を

日書連は、消費税増税の際に出版物への軽減税率適用を求める「50万人署名」運動を展開しています。昨年4月初旬に各書店に直送した署名用紙で、運動へのご協力をお願いします。署名は日書連事務局まで、専用の封筒(切手貼付不要)にてご送付ください。

「20歳の20冊」17自治体と1校で実施/日書連・西村委員長が飯舘村の成人式を訪問

成人の日にお祝いとして新成人に本を贈る「20歳の20冊」は、出版文化産業振興財団(JPIC)が事務局を務め、日書連が協力している。今年は17自治体と1校の1087名に、推薦書20冊の中から新成人各自が選んだ本をプレゼントした。
東京電力福島第一原発の事故で全村民が避難を強いられている福島県飯舘村は、福島市の福島県民文化センターで1月12日に成人式を行った。飯舘村の今年の新成人は67名で、そのうち54名が出席して各自が選んだ本が手渡された。
(日書連読書推進委員会・西村俊男委員長)

「軽減税率」求めるポスター/店頭に掲示をお願いします

日書連、書協、雑協、取協、出版文化産業振興財団(JPIC)は、出版物への消費税軽減税率適用について読者の理解を得るため、「世界には、消費税20%でも本を非課税にしている国があります」と謳ったポスターを作成、取次を通じて書店に配布した。ポスターは、海外の軽減税率適用事例を挙げながら、出版物は民主主義に不可欠な公共財であり、情報や知識への課税は文化を衰退させることになりかねないと訴える内容。

帯コン開催10回の節目に/大阪組合

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は1月18日、大阪市北区の大阪組合会議室で定例理事会を開催した。各委員会からの報告事項は以下の通り。
〔読書推進〕
2014『大阪子ども「本の帯創作コンクール」』(帯コン)は、第10回の節目を迎える。応募者を増やすために、読者が買って読みたくなる課題図書を選定したいとして、これまで未参加の出版社に書店からも協力を要請してほしいと呼びかけた。
〔消費税問題〕
大阪組合から日書連に送付した署名数は昨年12月12日現在で1万1873名だったが、その後の12月分と、「大阪組合だより・新年号」を年末配布した時に再度署名用紙を入れて協力を要請した結果、累計で1万2500名を超えた。
〔レディース〕
1月21日に大阪市北区・中之島フェスティバルタワーの「ラ・フェットひらまつ」でランチの会を開き、47名が参加した。
〔広報〕
「大阪組合だより・新年号」が12月27日に出来上がり発送作業をした。この号は、面屋理事長を囲む女性理事6名の新春座談会が第1面を飾った。
〔BOOKEXPO〕
2014年度は代表幹事に堀博明常務理事が就任、開催日は11月11日(火)、会場は梅田グランフロントに内定した。
(金田喜徳郎事務局長)

東京組合青年部新年会/青年部の活動に協力呼びかけ

東京都書店商業組合青年部(小川頼之会長)は2月6日、東京・中央区の銀座クラシックホールで新年懇親会を開催、約90名が出席した。
小川会長はあいさつで、青年部のホームページ「東京都書店案内」を全国展開するため出版社に協賛を要請したが、趣旨に賛同はいただいても協力を得られていないと述べ、「ここにいる皆さんは、何か社会貢献したいという思いで集まっていただいていると思う。趣旨に賛同いただき、今後とも組合活動にご協力を」と呼びかけた。
相談役の東京組合舩坂良雄理事長は「書店は非常に厳しい状況だが、1冊でも多く本を販売するのが私どもの使命。三位一体でなく一心同体で、この状況を乗り越えていかねばならない。青年部の皆様の力を借りて頑張っていきたい」とあいさつ。
光文社書籍販売部の加藤潔部長が祝辞を述べ、東京ニュース通信社の深津加代子氏の発声で乾杯した。

書店再生、フェア展開で売上伸長/東京組合

東京都書店商業組合(舩坂良雄理事長)は2月4日に書店会館で定例理事会を開催した。各委員会の主な審議事項は次の通り。
〔組織〕
後継者難を理由に廃業する書店が多いことについて舩坂理事長は「廃業を考えているお店と、書店をやりたいという人を組合が仲立ちし、店を引き継いでもらうようにすることはできないか」と提案、今後の検討課題にすることにした。
〔書店再生〕
日書連が実施する書店再生増売企画で、参加書店に行ったアンケート結果を片岡隆委員長が報告。「『食と健康』をフェア展開して提案したお店が売上を伸ばしている。この調査結果を検討して次回の企画に反映させたい」と述べた。
〔事業・読書推進〕
ブロンズ新社の絵本『だるまさんが』の発行部数100万部突破記念フェアの増売企画が紹介された。組合員特典として、購入者へのプレゼント(メッセージカード&コースターセット)を用意する。
〔取引・流通改善〕
TS流通協同組合の12月期発注件数は4767件(前年同月比85・2%)、売上金額は411万3240円(同77・3%)、書店数は50店(同84・7%)。1月期発注件数は4293件(同92・1%)、売上金額は477万4965円(同109・2%)、書店数は50店(同87・7%)だった。
〔デジタル推進〕
電子書籍販売サイト「BOOKSMART」の書店店頭連動企画として、1月からテレビ放映されている『戦力外捜査官』(河出書房新社)の増売に取り組んでいることを報告した。

書店再生、軽減税率を柱に/北海道新年懇親会で志賀理事長

北海道書店商業組合(志賀健一理事長)は、1月21日午後6時からJRタワーホテル日航札幌「たいよう」で、平成26年北海道取協・出版社・書店組合新年合同懇親会を開催、55名が出席した。
主催者側として、北海道取協の日販・玉村武美北海道支店長があいさつ。北海道組合・志賀理事長は、「地盤沈下の続く出版業界だが黙ってみているわけにはいかない。日書連の今年の命題は、書店再生と出版物に対する消費税軽減税率の獲得だ。消費税は将来的に20%を超えることが間違いなく、今軽減税率を獲得しておかなければますます書店の経営を悪い方向に誘導していくことになる。ヨーロッパでは『食物は命の糧書物は精神の糧』と言われ、人間が人間として生きていくために必要な特別扱いを受けている。他にも問題は山積しているが、協力して今年も何とか乗り切っていきたい」とあいさつした。
この後、小学館パブリッシング・サービスの伊端永人北海道エリアマネージャー次長の発声で乾杯。懇親を深め、今年の活躍を誓い合った。

〔発売日、返品入帳問題などを協議/北海道理事会〕
新年懇親会に先立ち、北海道組合は1月21日午後4時半から、定例理事会を開催した。
志賀理事長、高橋千尋副理事長が日書連理事会及び委員会の報告を行った後、北海道組合の活動について協議。発売日問題は、引き続き全国統一発売を要請していくこととしたほか、返品入帳問題、賦課金問題等について話し合った。
また事務局から、北海道組合が加盟している「北海道万引防止ウイーブネットワーク」から各組合員へ、「ほくとくん防犯メール」のチラシを送付する旨報告があった。
(事務局・髙橋牧子)

特賞は図書カード5万円/4月20日から配布開始/春の書店くじ

4月23日の「世界本の日サン・ジョルディの日」に合わせて、平成26年「春の書店くじ」の配布が4月20日からスタートする。特等賞には「図書カード5万円分」30本を用意した。
29年目を迎える「世界本の日サン・ジョルディの日」に合わせて実施する「春の書店くじ」。配布するくじは、母親が女の子に絵本の読み聞かせをしている写真を使ったデザイン。ポスターは桜の木の下で読書する女性の写真をあしらった春らしいデザインのもの。特等賞の図書カード5万円が30本当たることをアピールし、1等賞、2等賞、3等賞、4等賞の賞品と当選本数、当選発表日と発表方法、賞品引換期間などを記載している。
店頭活性化の一環として、組合加盟店全店に無料の「書店くじセット」(くじ50枚、ポスター1枚)1組を送付する。くじの配布期間は、4月20日(日)から30日(水)まで。当選番号の発表は5月23日(金)。

「朝の読書」25周年アンケート/若い世代中心に浸透

朝の読書推進協議会(大塚笑子理事長)の事務局を務めるトーハンは、「朝の読書」を中心に学校時代の読書体験を問うアンケートを実施し、このほど調査結果をまとめた。これによると、回答した10代から70代の755名のうち250名が「朝の読書」を体験し、半数以上が20代以下であることがわかった。若い世代ほど浸透しており、25年間で広がった運動の成果が裏付けられた。
「朝の読書」推進運動は1988年にスタートし、2013年に25周年を迎えた。この間、実施校は2万7800校を突破し、全国で970万名の小・中・高校生が「朝の読書」を行っている。今回のアンケートは25周年を記念して実施したもの。アンケート実施期間は13年10月1日~11月30日。
「朝の読書」を経験した学校(複数回答)については、経験者に占める割合が小学校68%、中学校56%、高校17%で、小・中学校で経験した人が多いことがわかった。
年代別実施率を見ると、10代では回答者の93%、20代では67%が経験しており、全国で実施校が急速に増えた00年以降に学校生活を送った20代までの実施率が高くなっている。
思い出に残っている本は、学校図書館や学級文庫の蔵書と思われる国内外のロングセラー作品が最も多く、児童文学、古典名作に続いて各年代のベストセラーも登場している。延べ467冊の回答があり、特定の作品に集中することがない中、最も多くの人が答えたのは『ハリー・ポッター』シリーズだった。このほか『赤毛のアン』『シートン動物記』『シャーロック・ホームズ』『ダレン・シャン』『モモ』といった海外の名作をあげる人が多かった。国内の作品では『かいけつゾロリ』『バッテリー』などの人気シリーズや『はだしのゲン』に複数の回答が集まった。著者別では夏目漱石、江戸川乱歩、星新一などの複数の作品に回答が寄せられた。
「朝の読書」についての思い出では、「朝の読書で心が落ち着き、授業に入れた」「朝の読書と教室の雰囲気をセットで思い出す」「友だちと読んだ本を交換したり、本の話題で盛り上がった」「無理やりの読書でも、だんだんと本の面白さがわかり自分と合う本を知る喜びを知った」など、本の楽しさや読書の習慣が身に付いたことに好意的なコメントが多く寄せられた。
また、「朝の読書」以外にも読書推進に熱心な先生による読み聞かせや学級文庫の本を読む活動、「図書だより」の制作、「感想文大会」「読書マラソン」「読書貯金」などオリジナルの読書活動体験についての回答も目立った。「先生が学級文庫の本を揃えていてくれた」「毎週少しずつ本の読み聞かせをしてくれたのが楽しみだった」「朝の読書後に、その本に関連した史跡に連れて行ってくれた」「自分が読んだ本を担任の先生も読んでいて、ふとした時に『あれおもしろいよな』と声をかけられた」「司書の先生からすすめられたシリーズを読破した」など、先生が率先して読書の環境を整えてくれたことをうれしかった思い出として回顧している。
アンケート結果について、トーハンは「子供たちにとって学校での毎日の読書時間は、勉強とは切り離された時間として、予想以上に心に残る活動として記憶されていたことがわかった。『朝の読書』の経験が読書の喜びや心の豊かさを育む土台となっていることがうかがえる調査結果になった」としている。

「絶対に軽減税率勝ち取る」渡辺主筆が強い決意/読売新春懇親会

読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長・主筆は、1月22日、東京・千代田区の東京會舘で開いた出版業界関係者との新春懇親会であいさつし、消費税問題に言及。「出版物への軽減税率を絶対に勝ち取らねばならない。この運動に命を賭ける」と決意を述べた。
新春懇親会には書店、出版社、取次など約600名が出席。渡辺会長・主筆は「書籍、雑誌の売上は右肩下がりで、重大な問題。活字文化が日本の国力や教育に与える影響を考えねばならない。経済全般を良くして、本を買う余裕のある家計を維持していかねばならない」と指摘。消費税率引き上げについては、欧州諸国は標準税率が25%でも新聞や出版物には軽減税率やゼロ税率を適用している国が多いことに触れ、「10%に上がる時には、絶対に新聞、書籍、雑誌に軽減税率を適用してもらいたい。欲を言えば5%に下げてほしい。出版物への軽減税率を勝ち取る運動に命を賭ける。安倍政権が続き、私が生きている限り、絶対に軽減税率を勝ち取ってみせることを約束する」と力強く語った。
来賓を代表して日本書籍出版協会の相賀昌宏理事長(小学館)は「新聞の良識ある書評によって出版社の多様性は支えられている」とあいさつした。

〔大賞に小学館「日本美術全集」/読売出版広告賞〕
新春懇親会に先立ち、読売新聞東京本社は第18回読売出版広告賞の贈賞式を開催。13年1月~12月に読売新聞に掲載されたすべての出版広告の中から、昨年1月1日付朝刊に掲載された小学館の「日本美術全集」の広告に大賞が贈られた。
金賞は集英社の「ONEPIECEコミックス3億冊突破記念キャンペーン」、銀賞は講談社の「東宝昭和の爆笑喜劇DVDマガジン」、銅賞は新潮社の「新潮文庫の100冊ワタシの一行」、特別賞は笠間書院の「コレクション日本歌人選」が受賞した。
主催者を代表して読売新聞東京本社の高橋信義取締役広告担当は「読売新聞は今年、創刊140周年。創刊第7号に掲載された初めての広告が出版広告だった。出版界と読売新聞の付き合いも140年。同じ活字でつながる二つのジャンルが今後ますます発展できるように、この賞を続けていきたい」と述べた。
受賞者を代表して小学館の相賀昌宏社長は「選評を見てあらためて感動した。選評付きで広告を出したいぐらい」と喜びを語った。

日書連のうごき

1月6日事務局業務開始。医書同業会新年会に舩坂会長出席。
1月7日日教販春季大市会に舩坂会長、出版関係新年名刺交換会に舩坂会長、柴﨑、小泉両副会長、本間、筒井両理事、影山監事が出席。
1月9日公取委員長講演会・新年会に舩坂会長、柴﨑、小泉両副会長、影山監事、公取協吉武顧問が出席。
1月10日大阪屋おでんの会に面屋副会長が出席。
1月16日JPO運営委員会に柴﨑副会長が出席。出版倫理協議会に井上理事が出席。梓会出版文化賞贈呈式に舩坂会長が出席。
1月18日絵本専門士養成講座オープンフォーラムに舩坂会長が出席。
1月21日図書館サポート部会に高島部会長、長尾委員が出席。
1月22日読売新春懇談会に舩坂会長が出席。
1月23日再販本部委員会・新年懇親会に舩坂会長、藤原、面屋、西村、小泉各副会長、井上、中村、長谷川各理事が出席。
1月27日全国万引犯罪防止機構理事会に舩坂会長が出席。公正取引委員会再販ヒアリングに小泉副会長が出席。JPIC読書アドバイザー修了式に舩坂会長が出席。
1月28日日書連政策委員会に舩坂会長、鈴木、藤原、面屋、柴﨑、西村各副会長が出席。日本図書普及役員会。
1月29日あかね書房の前社長、岡本雅晴氏のお別れの会に日書連幹部が出席。
1月31日出版5団体合同新年会に舩坂会長が出席。

官兵衛ゆかりの地を訪ねるバスツアー/兵庫組合

兵庫県書店商業組合(山根金造理事長)は、昨秋から「官兵衛三昧、よんで、きいて、いってみて」と題した企画を実施しているが、第三の陣の官兵衛ゆかりの地を訪ねるバスツアーを行った。1月18日と25日の2回に分け、西国攻め水攻めの奇策で落城させた備中高松城跡と備前おさふね刀剣の里を訪ねた。県下各地から店頭で希望者を募り、2日間で計104名の読者が参加した。
高松城跡では、地元ガイドの案内のもと、今は公園として整備されている城跡を、当時に思いを馳せながら散策した。水攻めの考案は黒田官兵衛によるものとされ、12日間で周囲の百姓にお金や米と引き換えに土を運ばせ堤を完成させた。周囲の山々に毛利方、秀吉側の武将が陣を構え、眼下一帯が水没した様は、現地を訪ねてこその体感だった。城攻めの中で本能寺の変の一報が入り、毛利に知られる前に船上で城主清水宗治が自刃し和睦となる。
ツアーでは宇喜多秀家が水攻めの技術を応用して開拓した土地、倉敷美観地区で昼食をとり、刀剣の里を見学したあと、光秀討伐のための中国大返しのルートを辿って帰路に就いた。
なお、今回の企画は、兵庫組合の組合員でもある神姫バスの多大な支援、協力のもと行われた。
(安井唯善広報委員)

第21期受講生99名が終了/JPIC読書アドバイザー講座

出版文化産業振興財団(JPIC)が主催する第21期読書アドバイザー養成講座の修了式が、1月27日に東京・新宿区の日本出版クラブ会館で開かれた。
主催者を代表してあいさつしたJPICの肥田美代子理事長は、「言葉の力はこれから次の世代、また次の世代になっても人間の基本的な能力であり、その能力を勝ち得るのは読書しかない」と述べ、修了生の読書推進における今後の活躍に期待を寄せた。
続いて、来賓の日本書籍出版協会・相賀昌宏理事長と日書連・舩坂良雄会長が祝辞。相賀理事長は「どれだけ本好きを作るかということは、本に関わるすべての人たちにとって一番大事な仕事。本にはいろいろなジャンルやレベルがあり、どこから入るかはそれぞれ違う。自らのめり込んで『この本すごく面白かったよ』という話を大勢の方にして、本好きを増やしていってほしい」。舩坂会長は「講座では、レポート提出やディスカッションなどで遅くまで議論し、その中で様々な知識が得られ、新しい出会いがあったと思う。これからは全国で読書推進に頑張っていただきたい」とあいさつした。
この後、第21期修了生99名を代表して、陸前高田市在住の荒木奏子さん、帯広市在住の沼田陽子さん、盛岡市在住で成績最優秀者の藤澤陽子さんが修了証書を受け取り、受講の感想と今後の抱負を語った。

書店の電子書籍販売でコンソーシアム/JPO

日本出版インフラセンター(JPO)は、昨年11月28日に「書店における電子書籍販売推進コンソーシアム」を設立した。
JPOは2011年から経済産業省の支援を受け、リアル書店の活性化に向けて「フューチャー・ブックストア・フォーラム(FBF)」を立ち上げて様々な取り組みを実施。第2期FBFでは、リアル書店の活性化の一つとして「リアル書店における電子書籍の販売のあり方」を研究しており、①リアル書店の魅力である「空間」を最大限に生かし、電子書籍コンテンツを「作品カード」等の形態で陳列販売。②書店店頭決済で購入した電子書籍は、顧客が好きな電子書店を選択して、コンテンツを取得できるような環境を構築。③電子書籍単体の販売はもちろん、紙の本とのセット販売等、多様な販売形態の実施。④店頭現金決済、図書カード等が利用可能な多様な決済手段による購入――等のモデルが提案された。
「書店における電子書籍販売推進コンソーシアム」は、上記のモデルの検証を目的に設立したもので、①リアル書店において、陳列された作品カードを購入した後、顧客が複数の電子書店から選択して電子書籍をダウンロードできる販売モデルの詳細検討。②検討した販売モデルの可能性検証のための実証実験の実施――に取り組んでいく。
〔参加企業〕五十音順
今井書店、大阪屋、紀伊國屋書店、三省堂書店、ソニーマーケティング、大日本印刷/トゥ・ディファクト、トーハン、凸版印刷/BookLive、日本出版販売、ブックウォーカー、豊川堂、有隣堂、楽天

「大人の塗り絵」に過去最多の応募作/河出書房新社

河出書房新社が主催、日書連が協力する「大人の塗り絵コンテスト」の第8回受賞作品が発表された。
コンテストには、過去最多となる4912作品が応募。この中から、独創的な作品に贈る「あじわいオリジナル賞」、90歳以上を対象とした「プラチナ賞」など全16賞の受賞作品が選ばれた。「大人の塗り絵」シリーズは累計410万部を突破、今回のコンテストには9歳から101歳までの幅広い層から応募があり、ファン層は大きな広がりを見せている。
受賞作を展示する「大人の塗り絵コンテスト展覧会」は、東京・渋谷区の渋谷Bunkamuraギャラリーで2月22日から3月2日まで、大阪・中央区のサクラアートミュージアムで3月17日から30日まで行われる。
なお、「第9回大人の塗り絵コンテスト」の応募期間は、2014年9月1日~12月1日を予定している。

参考図書

◆『マガジンデータ2014(2013年版)』
日本雑誌協会刊行、頒価税込2千円。日本を代表する78社608誌の全データを表紙写真と編集長メッセージ付きで紹介。印刷証明付き発行部数公表は53社358誌。各誌の判型・刊行形態・発売日・創刊日・定価を掲載する。

電撃コミックグランプリの贈呈式

KADOKAWAアスキー・メディアワークスブランドカンパニーが主催する「第15回電撃コミックグランプリ」の贈呈式が、1月24日に都内のホテルで行われた。
電撃コミックグランプリは、少年マンガ部門159作品、少女マンガ部門75作品の応募作合計234作品の中から受賞作を決定。少年マンガ部門は優秀賞4点と奨励賞2点、少女マンガ部門は準グランプリ2点と奨励賞1点が受賞した。
贈呈式で、塚田正晃ブランドカンパニー長は、角川グループ各社が合併して新会社KADOKAWAが発足した経緯を説明。「会社は大きくなったが、編集自体はこれまでと同じく、作家ときちんと向き合って小回りが利くようになっている。本日受賞の皆さんが手に入れたのは、賞金や盾というものよりも、作家と向きあっていける編集者と、宣伝や営業などでサポートするメンバー、アジアを始め海外へ進出するためのパスポート、これら全部を手に入れたと思ってほしい。安心して思いのたけを作品作りに込めていただきたい」と述べた。
なお、電撃コミックグランプリは、次回から「電撃大賞」のコミック部門「電撃コミック大賞」に生まれ変わり、オリジナルコミック、コミカライズ、コミック原作の3部門を募集する。

9誌合同で「超刊号」企画/4月12日に一斉発売/日本雑誌協会

日本雑誌協会は、加盟する出版社9社が判型を統一した増刊9誌を「超刊号」と名付け、4月12日に一斉発売する企画を実施する。雑誌市場全体の活性化を目指し、消費税増税後の出版市場を盛り上げていく。
この企画に参加する出版社は、学研ホールディングス、講談社、光文社、集英社、主婦と生活社、小学館、世界文化社、ダイヤモンド社、文藝春秋で、各誌ともB5判変形に統一。9社もの出版社が同じ日に新雑誌を発売するのは、初めての試みという。
企画の実施にあたっては、全国紙広告や各出版社の雑誌での告知を行うほか、雑誌大賞からリニューアルした「マガフェス14」と連動したプロモーションを展開。特設スペシャルサイトを設置して、企画概要の紹介、アンケート投票、編集長インタビューの掲載等を行う予定で、抽選で豪華賞品が当たるキャンペーンも実施する。また、9誌すべてが立ち読みできる「ダイジェスト電子版」を同時制作し、手軽に〝新しい雑誌〟に触れられる機会を提供する。

■9冊の超刊号(タイトルは仮、価格未定)
▽学研ホールディングス=mer増刊『mer+』(メルプラス)▽講談社=with増刊『Rillia』(リリア)▽光文社=Mart増刊『Sprout』(スプラウト)▽集英社=『ONYVA』(オニヴァ)▽主婦と生活社=LEON増刊『GIFTLEONforKIDS』(ギフトレオンフォーキッズ)▽小学館=小学一年生増刊『オモタメ』▽世界文化社=Begin増刊『BeginLADIES』(ビギンレディース)▽ダイヤモンド社=地球の歩き方MOOK増刊『子どもと一緒に海外旅行!』▽文藝春秋=週刊文春増刊『おいしいものは日本中から取り寄せる!』
■スケジュール(予定)
▽3月中旬=特設スペシャルサイトをオープン
▽3月20日=全国書店で「事前告知ポスター」を掲示
▽3月下旬~=雑協加盟出版社の各雑誌にて、事前及び実施告知広告を掲載
▽4月11日=9誌編集長による企画説明記者発表
▽4月12日=9冊の超刊号を同時発売。全国紙で広告宣伝。全国書店3千店での店頭フェア
▽4月中旬~5月上旬=マガフェス14、アンケート投票、豪華賞品キャンペーン
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