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平成27年10月15日号
BOOK EXPO 2015/11月13日に大阪で大商談会

第5回を迎える大阪の大商談会「BOOKEXPO2015秋の陣」は、「挑め!書店人」をサブテーマとして、大阪市北区の「グランフロント大阪」を会場に開催されます。
今回は、過去最大の231社・234ブースでの開催。一般書、コミック、児童書、第三商材のコーナーが設けられ、商談や貴重な情報交換の場となります。明日につなげる書店人トークイベントを開催するほか、作家・朝井まかてさんのトークセッション、絵本作家・長谷川義史さんのサイン会、㈱コルク・佐渡島庸平さんの講演会を開催。ネット書店に勝つ!売場演出講座やコミック交流会などイベントが目白押しです。また、先着5百名に限定プレゼントを用意。ぜひ会場にお越しください。
▽日時2015年11月13日(金)10時30分~18時
▽会場グランフロント大阪地下2階「ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター」(JR・大阪駅、地下鉄御堂筋線・梅田駅、阪急・梅田駅より徒歩3分、阪神・梅田駅より徒歩6分)
▽出展231社・234ブース
▽主催「BOOKEXPO2015」実行委員会〔世話人代表=出版文化産業振興財団(JPIC)・肥田美代子理事長、実行委員長=堀廣旭堂・堀博明専務取締役〕
▽問い合わせ帳合の取次担当者または「BOOKEXPO2015」実行委員会事務局(JPIC)まで。tel.03―5211―7282FAX03―5211―7285

売上増とマージンアップ、出版業界全体で取り組みを/千葉組合総会で鈴木理事長

千葉県書店商業組合(鈴木喜重理事長)は9月29日、千葉市中央区の千葉県書店会館で第32期通常総会を開催し、組合員72名(委任状含む)が出席。鈴木理事長は、書店が抱える問題として、売上減少と近隣への大型書店の出店の影響に触れ、売上増と書店マージンアップのための施策に出版業界全体で取り組む必要があると訴えた。
総会は中島浩副理事長の司会で進行し、仁木俊行副理事長が開会の辞。あいさつを行った鈴木理事長は、7月に開催した日書連関東ブロック会の模様に言及。
「売上減少と大型書店の出店問題などについて話し合った。悩んでいる書店が多い。売上を増やし、書店マージンをアップする施策が必要。業界として対応していただきたい」と述べた。
鈴木理事長を議長に選出して議案の審議を行い、第32期事業報告、収支決算書、監査報告、第33期事業計画案、収支予算案など全ての議案を原案通り承認可決した。
第33期事業計画案では、①官公庁、業務用資材の共同販売事業、②会館の貸付利用事業、③組合支部組織の活性化、並びに新規組合員の加入促進及び組織化への対応、④日書連における書店経営健全化への推進、⑤出版物再販維持運動の継続、値引き販売の阻止及び対応――等の事業計画を承認。
来賓あいさつでは、日書連の小澤誠総務部長が、鈴木理事長が委員長を担当する指導教育委員会の活動について報告。「全国小売書店経営実態調査」の調査票を2月と4月に組合員書店に配布、回収率は29・7%で、出版社や取次に書店の窮状を訴える資料として来年の日書連総会までに報告書をまとめると説明した。
総会終了後、県中央会、出版社、取次を交えて懇親会を行った。

「帯コン」飾り付けコンクールの審査結果を発表/大阪組合

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は9月12日に大阪市の大阪組合会議室で定例理事会を開催した。
庶務報告では、大阪府商工労働部の「人材育成アンケート」について理事に協力を依頼した。
総務・財務委員会では、組合員数の減少によって総代会制から総会制に移行することに伴い、理事定数の改正に着手することを承認した。
経営活性化委員会では、定期雑誌部数の買切によるマージン30%確保問題と、雑誌協会・井上販売副部長を交えた討議について報告し、今後の方針を議論した。
読書推進委員会では、「本の帯創作コンクール(帯コン)飾り付けコンクールの審査結果を発表した。上位表彰5店は①正和堂書店鶴見店、②けやき書店、③タグチ書店、④天牛堺書店津久野店、⑤アミーゴ都島店。佳作は、アシーネ吹田店、弘鈴堂森田書店、ブックスふかだ、宮脇書店大阪柏原店、大垣書店豊中緑丘店だった。「帯コン」の作品応募は9月8日に締め切られ、10日午前までに開封した約7千点の内訳について報告した。
事業・増売委員会では、新井屋商事の販売カレンダーと、小学館の世界地図カレンダーの経過報告を行った。
出店委員会からは、平和堂書店フレンドタウン深江橋店、パーティハウス堺金岡店、未来屋書店四条畷店、水嶋書店枚方市駅店、TSUTAYABOOKSTOREららぽーとEXPOCITY店、ライフ長居店の各店の出店情報を報告した。
(石尾義彦事務局長)

11月17日に書店経営研修会/有隣堂松信専務が講演/東京組合

東京都書店商業組合は10月6日、東京・千代田区の書店会館で定例理事会を開催した。各委員会の主な報告・審議事項は次の通り。
[指導・調査]
平成27年度書店経営研修会を11月17日午後3時、書店会館で開催。有隣堂専務取締役の松信健太郎氏が「書店復権へ向けて!~株式会社有隣堂の新業態開発におけるTry&Error~」をテーマに講演する。申込締切は10月26日。問い合わせは東京組合事務局(tel.03―3291―0853)まで。
[事業・読書推進]
「読者謝恩図書カード」は、出版社19社20口の協賛を得て2万枚を発行、12月1日に販売を開始する予定。新規出版社は7社。
[総務・財務]
10月31日~11月1日に開催される「第25回神保町ロックフェスティバル」に青年部が2台のワゴンを出展、東京組合から補助金を出すことを承認した。
[組織]
城南エリアは10月22日、エリア会を開催する。他の4エリア(中央、城北、城東、多摩)も10月中に開催してほしいと要望した。
[取引・流通改善]
TS流通協同組合の9月期発注件数は4183件(前年同月比3・1%増)、売上金額は566万6175円(同32・0%増)、書店数は76店(同61・7%増)だった。
[デジタル戦略推進]
日本エンタープライズは総合電子書籍サービス「BOOKSMART」PC版(Windows対応)を9月8日に提供開始。スマートフォン・タブレット版で配信中の作品に加え、新たに約2万タイトルを追加投入することを報告した。
また、スマートフォン向け「本屋さんへ行こう」アプリについて、IT会社と組んでのアフィリエイト施策を説明した。

第4回「九州選書市」盛況に/出展社、来場書店とも昨年上回る

今年で4回目となる「九州選書市2015」(主催=福岡県書店商業組合、共催=佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島各書店商業組合)が9月8日、福岡市中央区のホテルニューオータニ博多で開催され、出展出版社110社205名、来場書店は九州・山口各県から190書店323名と、ともに昨年を大きく上回った。
選書市の開催に先立ち行われたセレモニーで、福岡県書店商業組合の森松正一副理事長は「年々順調に盛会を重ねているが、課題もある。1つ目は開催時期の問題を調整できていないこと、2つ目は内容の問題。今回はライトノベルの勉強会を計画した。参加することに意義があるのではなく、売上げや利益に結びつけて初めて意味がある。出版社と情報交換してほしい」と、都渡理事長のメッセージを代読した。
続いて、選書市実行委員長の安永寛副理事長は「『利は売りにある』が私の今年のモットー。売らないとこの不況は奪回できない。出版社には全力投球でお願いする」と開会宣言を行った。
選書市が始まると、書店は事前に配布された出版社のPR冊子を片手に目当てのブースへ進み、熱のこもった商談が行われた。
また、今回初めて、KADOKAWAの協力のもと「ライトノベル勉強会」を実施した。当初の予定を大幅に上回る参加申し込みがあったため、急遽、午前と午後の2回開催に変更。参加者は熱心に説明に聞き入っていた。
最後に森松副理事長は「来場者は昨年を上回って、過去最多となった。出版不況で書店は苦戦している。出版社にはモチベーションが上がる新しい企画が出ることを期待する。また来年も選書市を開催したい」とあいさつし、盛況のうちに閉会した。
(加来晋也広報委員)

10月19日に書店大商談会/東京ドーム・プリズムホールで

第6回「書店大商談会」が10月19日に東京・文京区の東京ドーム「プリズムホール」で開催されます。出展は、過去最多となる244社・250ブース。一般書、ビジネス書、児童書、コミック、第三商材のコーナーを設置し、各社オリジナルの拡材、特別受注条件などの特典が満載です。著者サイン会、サイン本受注コーナー、勉強会など多彩なイベントも行われます。来場者には、店頭で役に立つ「出展社営業担当一覧」冊子をプレゼントします。皆様ぜひご来場ください。
▽日時平成27年10月19日(月)午前11時~午後5時半
▽会場東京ドーム「プリズムホール」(JR総武線・都営三田線水道橋駅から徒歩5分、都営大江戸線・三田線春日駅から徒歩10分、東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅から徒歩10分)
▽主催「書店大商談会」実行委員会
▽後援日本書店商業組合連合会、東京都書店商業組合ほか
▽問い合わせ帳合の取次担当者または「書店大商談会」実行委員会事務局(出版文化産業振興財団=JPIC)まで。tel.03―5211―7282

静岡書店大賞に協賛金贈呈/若手書店人の活動支援/静岡組合

静岡県書店商業組合(江﨑直利理事長)は9月24日に開いた理事会で、4回目を迎える静岡書店大賞(通称SST)の実行委員会に協賛金5万円を贈呈した。SSTからは河口雅哉事務局長ら4名が出席した。
江﨑理事長は「様々な垣根を超えた若手書店人の活動が、忘れかけた大切な情熱と役割を思い出させてくれた」と語った。
県内の書店員が選ぶSSTは、図書館関係者や教育関係者にも広がり、県独自の読書推進活動として発展を続けている。今年は9月15日~30日に投票を実施。12月3日に静岡市内で授賞式を開き、結果発表を行う。(村上新吾広報委員)

林田芳幸理事長を再選/県の特性活かした活動推進/奈良総会

奈良県書店商業組合は7月23日、橿原市の橿原観光ホテルで第31回通常総会を開き、組合員33名(委任状含む)が出席した。
総会は森谷勝則氏(森谷書店)の司会で進行し、春名貞夫氏(サン書房)を議長に議事を進行。事業報告、決算報告、事業計画案、予算案などすべての議案を原案通り承認した。
役員改選では、奈良組合初の女性理事として川岸泰子氏(ベニヤ書店)、小林史佳氏(アサヒ書房)を選出するなど、新理事を候補者指名提案通り承認。新理事の協議により、林田芳幸理事長を再選した。
林田理事長は「全国一となってしまった組合員店舗閉店率を踏まえ、お客様と学校を含めた地域とのつながりが確かなものとなるよう、他業種や他地域書店との連携も図りながら、奈良県としての特性を活かしたイベントや店頭活性化事業をより強力に推し進めていきたい」と所信表明を述べた。
このあと、新図書カード「図書カードNEXT」について、日本図書普及から説明が行われた。質疑応答も行った。
初めての試みとして募集した版元ビブリオバトルは、応募が農山漁村文化協会(農文協)1社だったため、農文協が『うんこはごちそう』のプレゼンテーションと質疑応答を行った。また、奈良組合の庫本善夫(庫書房)がビブリオバトルのノウハウと効用について実演を交えて説明した。次回は版元バトラーを確保し、奈良組合版元ビブリオバトルの普及を目指す。このあと、業界関係者20名を来賓として招き懇親会を催した。(庫本善夫広報委員)

第2回北海道書店大商談会/商談成立3468万円、昨年比14%増

第2回「北海道書店大商談会」(主催=「北海道書店大商談会」実行委員会、実行委員長=田中雄一・フジヤ書店社長)が9月15日、札幌市・札幌パークホテルで開催された。
昨年に続き、前日に北海道トーハン会、当日夕方に北海道日販会が開催され、書店、出展社が参加しやすい環境を整えた結果、109社110ブース(昨年109社110ブース)の出版社と第三商材社が出展。238名(同257名)の書店が来場し、各ブースで熱心な商談が行われた。商談件数は1603件、商談成立金額は昨年比14%増の3468万5604円に達した。
隣接するイベント会場では、新潮社営業部を講師に迎えて「文庫の増売勉強会」を開催し、88名が参加。参加者は真剣な表情でメモをとっていた。
開会あいさつで田中実行委員長は「実りある商談会にしたい」と意気込みを話した。
来場した書店からは「普段話すことのできない出版社の担当者と直接商談ができてよかった」「商談会には新しい情報や発見があり、店頭活性化に役立つ」「勉強会では販売戦略について気づかなかったヒントをもらえた」などの意見が寄せられた。
出展社からは「道内全域を営業でまわるのが困難な中、一度にたくさんの書店と出会える商談会は貴重な場」「昨年よりブースでの滞留時間が長く、じっくり商談ができた」などの声があがった。
来場者総数は453名となり、盛況のうちに幕を閉じた。

書店業界生き残りへ研修会/熊本組合第28回通常総会

熊本県書店商業組合(長﨑晴作理事長)は8月29日、ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで第28回通常総会を開催し、組合員43名(委任状含む)が出席した。
総会の冒頭、長﨑理事長があいさつに立ち、日頃からの円滑な組合活動に対して御礼の言葉を述べた。このあと、長﨑理事長を議長に選任し議案審議を行い、平成26年度事業報告、決算報告、平成27年度事業計画案、収支予算案などすべての議案を原案通り承認した。役員補充では、佐薙大輔氏(金龍堂)を理事、禿善盛氏(青柳書店)を監事に選任し、それぞれ承認した。来賓の熊本県中小企業団体中央会の園田智恵氏があいさつし、第一部通常総会を終了した。
第2部研修会では、心理学博士・ポジティブライフコンサルタントの山口まみ氏が「本とヒトが持つ無限の可能性~価値を創造して提供するということ~」と題して講演。これからの書店業界の生き残りの道標と指針について話し、参加者は熱心に聞き入っていた。
第3部懇親会はテジマの手嶋宏彰専務の乾杯の発声で開宴。近況報告や情報交換など意義ある時間を過ごし、宮崎容一副理事長の一本締めで閉会した。
(宮崎容一広報委員)

書店さんへ行こう!キャンペーン/東京組合加盟書店で実施へ/雑協

日本雑誌協会(雑協)は今年度、雑誌活性化と書店への誘引喚起を図るため「マガフェス2015―16」を実施しているが、その取り組みの一環として東京都書店商業組合の加盟書店で「書店さんへ行こう!」キャンペーンを実施する。日本図書普及協賛。
秋の読書週間(10月27日~11月9日)中に書店に来店し、雑誌を500円(税込)以上購入した客がレシートをハガキに貼って応募すると、抽選で1000円分の図書カードが300名に当たる。応募締切は11月9日(当日消印有効)。書店には店頭ポスター2枚、応募ハガキ300枚の拡材セットを送付する。

「地域文化支える自負を」吉田徳一郎理事長を再選/滋賀総会

滋賀県書店商業組合は8月21日、守山市のRiseVille都賀山で第32回通常総会を開き、組合員43名(委任状含む)が出席した。
総会は桑野理事の司会で進行し、議長に川端理事を選出して議案を審議。平成26年度事業報告、収支決算報告、経費の賦課並びに徴収方法決定、平成27年度事業計画案、予算案を審議し、すべての議案を原案通り可決承認した。
任期満了に伴う役員改選では、理事14名、監事2名を選出。続いて行われた第1回理事会で吉田徳一郎理事長を再選した。
吉田理事長はあいさつの中で、「近年に比べ、かつては書物と書店は重宝され、書物と書店の価値は高かった」という日書連副会長の言葉を紹介し、その理由について「江戸時代からの人の理想像は『小人』の対義の『聖人・君子』であり、『聖人・君子』になるには書物による学びや教養が必要という意識が社会の多くの人々にあったからではないか。今一度、人の理想像は『聖人・君子』であることが社会の意識となれば、根本的に書物と書店の価値は高まると思う。そして、書店は知識と文化を扱うことで地域を支えているという自負をもって活動していく必要がある」と3期目への決意を語った。
総会終了後、日本図書普及の浅羽泰幸取締役を講師に、新図書カード「図書カードNEXT」の説明会を開催した。「第44回京都新聞社[お話を絵にする]コンクール」の表彰式では、1位の川端書店をはじめ、上位5店を発表。京都新聞COM滋賀営業部の平井勝彦部長代理から表彰状ならびに副賞を授与した。最後に懇親会を催した。
(細江弘人広報委員)

財務省案への反対声明発表/出版物への軽減税率適用求める/出版協

財務省が消費税率を10%に引き上げる際の負担緩和策として、飲食料品の税率2%分をマイナンバーカードを活用して還付したことについて、日本出版者協議会(出版協、高須次郎会長)は10月1日、以下の反対声明を発表した。
【軽減税財務省案への反対声明】
この度、財務省から発表された消費税の軽減税率適用について、飲食料などの軽減税率2%分を限度額の範囲内で「ポイント制」によって還付する案が提示されました。そのためにマイナンバーカードを活用する、としています。この方法は、事業者の事務負担軽減を優先した分が消費者にしわ寄せされることになります。さらに、小売店の負担となるマイナンバーカードの読み取り機の設置費用、データの蓄積に関わる財政負担の発生、システム構築が消費税引き上げ時に間に合わないことが予想されます。また、子どもや高齢者対策が不備、カードの紛失や盗難に伴う個人情報の流出問題、税の還付のシステムが複雑であるなど、解決されなければならない前提が未整備の中、任意である筈のマイナンバーカードを税の還付を受ける為に半強制的に取得させられることになりかねません。更には、国民の買い物のデータが国に掌握されることでのプライバシーの侵害や、セキュリティー上の不安も無視できません。
我々は予てより、消費税増税に伴う出版物への軽減税率適用を、知の伝達と文化の継承に不可欠な出版物の為に強く求めてきました。にも拘わらず、これを無視し、今回飲食料品のみを軽減税率適用の対象としたことは、誠に容認し難く、遺憾の念を禁じ得ません。
人間は、日々食べなければ生存できません。同様に新聞や雑誌、書籍を読むことで情報や知識が伝達され、また心が満たされます。豊かな読書体験は心を癒したり、感動を覚えるのみならず思考力、創造力を育成し、ひいては国の発展に繋がると考えます。殊に未来がある子どもたちや若年層が、少しでも軽い税負担で活字文化を享受できる環境が望まれます。
欧米の先進諸国には書籍、雑誌も含めて、活字文化は単なる消費財ではなく「思索のための食料」という考え方があります。故に英国、アメリカの多くの州、またアジアでも韓国では出版物は0%、フランス、ドイツを始め多くの欧州諸国で軽減税率を適用しています。
これら既に軽減税率制度を導入している先進諸国に倣い、消費者に文化の継承に不可欠な出版物に負担をかけることなく、速やかなる出版物への軽減税率適用を強く求めます。
以上

新理事長に二階堂衞司氏/昨年設立の青年部、活躍に期待/大分総会

大分県書店商業組合は9月11日、大分市の大分図書会議室で第31期(平成26年度)通常総会を開催し、組合員37名(委任状含む)が出席。新理事長に二階堂衛司副理事長を選出した。
総会は二階堂副理事長の開会宣言で始まり、福田健太郎理事長を議長に議案審議を行い、福田理事長あいさつのあと、事業報告、収支決算報告、事業計画案、予算案などすべての議案を原案通り承認した。
役員改選では、新理事を選出後、新理事長に二階堂副理事長を選出した。また、樋口純一、渕英樹両副理事長を新任した。
2期4年で退任した福田前理事長は「書店減少は読者の購買率も減らしている。理事長在職期間の経験を今後に活かしたい」とあいさつした。
二階堂新理事長は、出版物へ軽減税率適用を求める運動、外商雑誌の買切による報奨金で書店収益を改善する取り組み、組合員による先進地見学・勉強会の企画など重点施策を説明し、昨年設立した青年部と新任副理事長に期待するとあいさつした。
総会終了後、新体制で初理事会を開催。二階堂理事長は「日書連報告の確認を含め全国書店新聞を必ず読んでほしい」と強調した。

[大分組合役員体制]
▽理事長=二階堂衞司(二海堂書店)
▽副理事長=樋口純一(ブックスプラザひぐち)渕英樹(渕書店)
(大隈智昭広報委員)

塩川明人理事長を再選/今後の組合運営話し合う/長野総会

長野県書店商業組合は6月11日、松本市浅間温泉「ホテルおもと」で第31期通常総会を開催し、組合員47名(委任状含む)が出席。役員改選で塩川明人理事長を再選した。
総会は物故者の黙祷の後、滝沢副理事長の開会の辞で始まり、塩川理事長があいさつ。「理事長に就任して4年経った。毎年書店の売上は落ち込み、昨年は書籍が4%、雑誌が5%減少した。世の中や人生について広い視野で考えるには本が必要。良い本に巡り合うことができれば一生の宝になる。今年は役員改選の年。今後の組合の存続と運営について組合員の意見を聞きたい」と述べた。
越高副理事長を議長に議事を進行し、事業報告、収支決算報告、事業計画案、収支予算案、一部定款の改正案などすべての議案を原案通り承認した。
事業報告で、奈良井販促・拡販委員長はオススメの絵本、プレゼントしたい絵本を一般読者に投票してもらって大賞を選ぶ長野組合主催「長野県絵本大賞」、柳沢副理事長は平成28年度NHK大河ドラマ「真田丸」特別委員会の企画発表について報告した。
任期満了に伴う役員改選では、選考委員会が理事16名、監事2名を選出。塩川理事長を再選した。
引き続き、東京・吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」の島田潤一郎氏が「街の本屋さん・今とこれから」をテーマに講演。懇親会では、出版社、取次、運送会社、島田氏を交え、大いに盛り上がり、交流を深めた。(柳沢輝久副理事長)

日書連のうごき

9月1日読進協野間賞選考委員会に事務局が出席。出版平和堂実行委員会に事務局が出席。雑誌コード管理委員会に柴﨑副会長が出席。
9月2日日本出版インフラセンター事務局会議に出席。定期会計監査。
9月3日「2015年出版再販・流通白書」事務局会議に出席。
9月8日書店大商談会実行委員会に舩坂会長が出席。
9月9日日本出版インフラセンター運営委員会に柴﨑副会長が出席。
9月10日全国中小小売商団体連絡会に事務局が出席。
9月14日軽減税率専門委流通ワーキンググループに柴﨑副会長が出席。
9月15日出版倫理協議会に天野理事が出席。
9月16日書店くじ・ポケッターで取次協会と打合会。日本出版インフラセンターためほんくん管理委員会に深田部会長が出席。図書館サポート部会に高島部会長、岩瀬、湯本、長尾各専門委員他が出席。全常設委員会開催。
9月17日9月定例理事会開催。図書コード管理委員会に藤原副会長が出席。
9月29日文化産業信用組合理事会に舩坂会長が出席。日本出版インフラセン
ター理事会に藤原副会長が出席。全国中小企業団体中央会商業専門委員会に舩坂会長が出席。千葉県書店商業組合総会に事務局が出席。出版情報登録センター管理委員会に事務局が出席。
9月30日日本図書普及㈱役員会に舩坂会長他が出席。

廣戸聡一「4スタンス理論」フェア/版元4社合同で

スポーツ整体「廣戸道場」主宰の廣戸聡一氏が提唱する「4スタンス理論」関連書籍のフェアを、実業之日本社、新星出版社、ゴルフダイジェスト社、日本文芸社の4社が版元横断で実施する。
同理論はプロ野球、プロゴルフ、格闘技など様々な競技の選手やコーチがパフォーマンス向上やコンディショニングに取り入れているもの。テレビや雑誌でも取り上げられ話題になっている。7月28日に東京都書店商業組合で、廣戸氏を講師に書店員向けセミナーも開催している。
フェア対象書籍は『4スタンス理論バイブル』(実業之日本社)、『あ・うんのゴルフ』(ゴルフダイジェスト社)、『4スタンス理論自重トレーニング』(新星出版社)、『「4スタンス理論」で腰痛は9割治る!』(日本文芸社)など11点(Aセット=11点各5冊、Bセット=6点各5冊)。10月中旬出荷。特別報奨あり。問い合わせは各版元担当者まで。

「カドカワ」に社名を変更/KADOKAWA・DWANGO

株式会社KADOKAWA・DWANGOは10月1日、社名を「カドカワ株式会社」に変更した。
同社は、KADOKAWAとドワンゴの2社が子会社として傘下に入る統合持ち株会社として、昨年10月1日に発足。今回の社名変更の意図について同社は、「KADOKAWAとドワンゴの経営統合を内外に強く示すため」とし、新社名はKADOKAWAに含まれる2つの「KA」と、ドワンゴの「ド」「ワ」を組み合わせたものと説明。両者のシナジーを活かした新規事業の立ち上げを進め、世界に類のない研究やサービスを発信するIT起業を目指すとしている。

雑誌のおススメ本特集と書籍のコラボフェア/雑協「マガフェス」第3弾企画

日本雑誌協会は、雑誌活性化を図る「マガフェス」の第3弾企画として、12出版社16誌を対象に「読書の秋本を読もうキャンペーン」を、10月から11月末まで全国約850書店で実施している。
読書の秋に、おススメ本を様々なアプローチで特集する雑誌と、特集で取り上げられた絵本や書籍を、それぞれの書店の個性に合わせて店頭で展開する、初めての雑誌発の書籍とのコラボフェア。
[フェア参加雑誌]
「MOE11月号」(白泉社)、「ダ・ヴィンチ11月号」(KADOKAWA)、「文藝11月号(冬号)」、「GOLD11月号」(世界文化社)、「週刊ダイヤモンド10月17日号」(ダイヤモンド社)、「小説すばる11月号」(集英社)、「オール讀物11月号」(文藝春秋)、「小説宝石11月号」(光文社)、「Gainer11・12月号」(光文社)、「AERAムック」(朝日新聞出版)、「GISELa12月号」(主婦の友社)、「サンエイムック」(三栄書房)、「エクラ12月号」(集英社)、「家庭画報増刊」(世界文化社)、「ゆうゆう12月号」(主婦の友社)、「WIREDワイアード(GQJAPAN増刊)」(コンデナスト・ジャパン)

図書98冊を児童養護施設に寄贈/静岡日販会

静岡日販会は9月17日、社会貢献活動の一環として、静岡県内の児童養護施設に暮らす子どものために児童図書98冊を寄贈した。斉藤行雄会長、菅沼壽副会長が県庁を訪問し、山口重則県健康福祉部長に目録を手渡した。
この図書寄贈は、静岡日販会の25周年を記念して昨年初めて行われ、今回で2回目。寄贈図書は、事前に施設側から希望分野を聞き意向に応えて揃えられたもので、静岡県児童養護施設協議会を通じて12の施設に届けられる。

役員人事と機構改革/太洋社

太洋社は9月25日開催の定時株主総会および取締役会で、役員の選任ならびに業務分担を以下の通り決定した。
代表取締役社長(経営全般)國弘晴睦
取締役(管理本部担当)
矢島雅史
同(営業本部担当)
坂実
監査役田村俊昌

〔機構改革〕10月16日付
1、販売部営業企画グループを営業企画室に改称し、営業本部直轄組織として改編する
2、営業企画室は、仕入部と販売部を統括する
3、仕入部仕入管理室は、仕入部仕入グループと仕入部コミック専門店グループを統括する
4、仕入部雑誌グループと仕入部書籍グループを統合し、仕入部仕入グループに改組する
5、販売部取引管理室は、販売部第1販売グループ、販売部第2販売グループ、販売部北陸支店、販売部四国支店、および販売部九州支店を統括する
6、販売部東日本グループと販売部西日本グループを統合し、販売部第1販売グループに改組する
7、販売部特販グループは販売部第2販売グループに改称する

「ツタヤ図書館」反対多数/愛知・小牧市の住民投票について/日書連図書館サポート部会部会長・高島瑞雄

「『ツタヤ図書館』反対」――10月5日付読売新聞の小見出しである。愛知県小牧市が計画している、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に図書館運営を委託する新図書館に対し、その是非を問う住民投票で反対が多数を占め、計画の見直しを迫られた。
地元の書店にとって公共図書館は、是非とも顧客化したい販売先である。昨今、指定管理者が図書館を運営するケースが増えてきている。その場合、地元書店は外され、運営会社が自社で直接納品するのが通例である。
2003年の地方自治法改正により、指定管理者による公共施設の管理・運営がスタートした。文化会館や公民館事業などに比べ、公共図書館の指定管理運営は、現状まだ2割弱程度と低い。だからこそ、今後は財政が厳しい市町村に対して、図書館専門の指定管理会社が攻勢をかけてくることは必至である。また、公共施設の活性化を理由に、集客力のみが話題の図書館を誘致しようとする市や町も出てきている。
書店として、自社の市場を守るためにも、まずは地元図書館や役所、教育委員会との情報交換を密にしていくことが、すぐできる最低限の防衛手段だろう。
詳しくは「週刊ダイヤモンド」10月17日号掲載の関連記事をご参照ください。

選書について「反省」のコメント/武雄市図書館の蔵書問題で/CCC

武雄市図書館(佐賀県武雄市)を指定管理者として運営しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、同図書館に追加納入した書籍に古い実用書などが多数含まれていた件について、9月10日付で「より精度の高い選書を行うべき点があった事を反省している」とするコメントを発表した。
CCCは、13年4月の武雄市図書館のリニューアル開館前に武雄市から業務委託を受け、初期蔵書の強化として1万132冊を追加納入。当時同社が出資していたインターネット古書店「ネットオフ」などから商品リストを事前に確認した上で購入したもので、納入金額は760万円(装備費・物流費含む)という。
この蔵書リストを市民らが情報公開請求し、今年8月にネットで公開したが、10年以上前に出版された資格試験の対策本や、武雄市から遠く離れた地域のガイドブックなどが多数含まれていたことがわかり、「図書館の蔵書としてふさわしくない」との批判が噴出していた。
CCCはこのコメントの中で、追加納入した蔵書のうち、13年4月のリニューアル開館から今年9月9日までの約2年半で、一度も借りられていない蔵書が1630冊あったと説明。同社が同じ数の書籍を新たに選書して寄贈することを表明し、武雄市図書館については「これまでと変わらず市当局と連携をし、細心の注意をもって今後の運営に注力する」としている。

〔安全対策のため蔵書購入額を削減と謝罪/武雄市教育委〕
また、武雄市教育委員会も9月11日付でコメントを発表した。
武雄市図書館のリニューアルオープン時の蔵書購入は、CCCが選書し、同市が確認して整備を推進。しかし、本の落下防止のため柵を新たに設置したことなど、緊急の安全対策費用(1224万円)が発生。中古本(756万円)を購入することで、当初の蔵書購入予定額(2056万円)を削減して、安全対策に充てることにしたという。
同教育委は、業務委託は双方協議の上、仕様書に基づき行われたものだが、市議会をはじめ関係各位に対して十分説明を果たせなかったとして、謝罪している。
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