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平成14年2月13日号
新年度150市町村で計画

ブックスタート支援センター(松居直理事長)は2月7日午前10時から、千代田区公会堂で第1回「ブックスタート全国大会」を開き、関係者ら456名が参加した。

ブックスタート運動の取り組み開始から1年が経過し、実施自治体が全国に広がりを見せていることから、情報・意見交換の場を設け関係者のネットワークを構築することを目的に開いたもので、シンポジウム『赤ちゃんにとっての絵本』や、東京都杉並区での試験実施の調査報告、各地の事例報告が行われた。

ブックスタート全国大会

大会はブックスタート支援センター事務局代表・白井哲氏の司会で進行。

白井氏は「ブックスタートの実施市町村自治体は現在34地域。

今年4月からの新年度に向けて実施を計画している市町村は150を超えると予想される。

支援センターも1月8日付でNPO(特定非営利活動法人)となって各地の取り組みを長期的にサポートしていくための体制を強化した。

日本で生まれて間もない運動であり、実践を通して運動自体が成長していく。

第1回全国大会が理念をさらに深める機会として、また各地域での実践に際し有益な情報を得る機会として役立つことを希望している」とあいさつした。

引き続き第1部のシンポジウム『赤ちゃんにとっての絵本』が、松居理事長をコーディネーターに、パネリストとして岡崎義子氏(梶原ピッコロ保育園前園長)、正高信男氏(京都大学霊長類研究所助教授)が出席して行われた。

松居氏は始めに自らの子育てのエピソードを披露。

「赤ん坊が2カ月くらいの時むずかりかけたので抱き上げて子守歌を歌った。

少し経ってはっと気づいたのは、どうして子守歌を知っていたのかということ。

歌ってもらったり教わったりした記憶はない。

それ以来、言葉とは一体何か、なぜ無意識のうちに受け止めて覚えているのかをずっと考えていた。

また、とても小さい子でも絵本に興味をもち、読んでやったらじっと耳を傾けていることにびっくりした。

聞いてくれると読み手には手ごたえがあり、本を巡って喜びの時間と空間があることがわかった。

子どもが絵本を読んでほしいのは、お母さん、お父さんと一緒にいられるから。

本を読んでやるということは喜びを共にすること。

これが私のブックスタート体験だ」と述べた。

岡崎氏は、自らの子育てを始めに、保育園、地域文庫、そして孫と、赤ちゃんが絵本と出会う場面を見てきた体験を述べ、「小さい赤ちゃんに絵本が受け入れられるにはそれなりの素地がある。

保育園では努めて散歩に連れ出し、心にいろいろなものを取り込んでまた絵本に帰った。

実際の体験を通して本に出会う、その積み重ねが大切で、子どもの中に種を蒔く時期と実感した。

地域文庫では、母親の膝に乗って絵本を一生懸命見ている姿に、親子が本に親しむ場が身近にある大切さを思った。

現在4カ月の孫がどういう絵本と出会っていくのか、興味をもって見つめている」と語った。

正高氏は、0歳児の言語習得を調べるために行った絵本を読む実験を紹介し、「演技したり抑揚をつけて読んでやると0歳児でもよく反応する。

読み手が母親と父親では違った感性を育んでいることもわかった。

読み聞かせには早いという意見を聞くが、語彙を蓄積して初めて自発的にしゃべるのであって、記憶がなければしゃべり出さない。

大事なのは反復すること、興味をもっているものであることと、子どもの行為に反応してやること。

それには子どもが気に入った絵本を見つけることが大切だ。

絵本の単語と情景が結び付き繰り返し読むことで意味を理解する。

絵本でコミュニケーションを円滑にし、親子が楽しく時間を過ごすことが重要だ」と述べた。

ホームページ紹介

愛知県書店商業組合(高須博久理事長)が開設したサイトで、組合活動の紹介に重点を置いている。

会合・行事などの報告事項を載せた「お知らせ情報」、月間スケジュール表の「カレンダー」が充実している。

「お知らせ情報」では、毎月の定例理事会の審議内容を詳しく紹介している。

地区別の加盟店一覧、県組合定款もあり、組合員本位のサイトとして様々な情報が手に入る。

今後は加盟店一覧に各書店のリンクを張り、書店交流の場として一層の充実を目指す。

http://www.aichi-books.jp/

ホームページ紹介

販売管理ソフト開発など、中小書店のSA化を推進する関西の書店集団「本屋の村」のサイト。

http://www.hon-shop.com/rakupro/index.htm

ホームページ紹介

建都1200年の年に京都の書店人によって作られた約1300冊の選書リスト「ブックリスト京都」、グルメ、観光・宿、時刻表、病院、地図の便利なリンク集「京都インフォメーション」など、京都府書店商業組合(中村晃造理事長)のサイトは特色あるコンテンツが揃っている。

本の検索は日書連ホームページのシステムを利用し、注文は「書店紹介」にある加盟店で。

「書店紹介」は駐車場有、CD販売店、深夜営業店、文具販売店、レンタルビデオ有の分類も明記しており、読者にはありがたい。

http://www.books.gr.jp/

ホームページ紹介

香川県書店商業組合のサイトは組合概要と活動状況の紹介が中心。

トップページに松本一雄理事長のあいさつがあり、「永年にわたり皆さま方からいただいた信用を重んじ、親しんでいただける書店を目指して努力を続けております」として、再販、客注改善、県立図書館納入、書店くじ、サン・ジョルディの日キャンペーン等への取り組みについて活動報告を載せている。

組合員名簿は地区別に掲載。

香川組合推薦図書「目で見る高松・東讃の100年」や図書券・図書カードの紹介もある。

http://www.chuokai-kagawa.or.jp/shoten/

ホームページ紹介

山形県書店商業組合(五十嵐太右衛門理事長)が運営するサイト。

トップページはブルーを基調としたシンプルなデザイン。

コンテンツも「組合概要」「組合員一覧」「掲示板」「出版社リンク集」と、基本をきっちり押さえている。

「組合員一覧」は最上、庄内、村山、置賜の地区別に整理。

ホームページをもっている書店へリンクも張られている。

「地域文化向上の一端を担う」という考えから「郷土出版物検索画面」があり、地域に根ざした情報発信をしている。

http://www.ybook-web.com/

ホームページ紹介

東京都書店商業組合青年部(鈴木康弘会長)のサイトは、書店間のコミュニケーションに重きを置いたシンプルな作り。

トップページにアクセスすると青年部会員用「青年部の掲示板」「青年部のメーリング」がある。

さらに、TS流通協同組合ホームページの二つの掲示板「書店の掲示板」「全国の本屋さんの掲示板」にリンクが貼られており、前者では東京の書店、後者では全国の書店と交流することができる。

次回理事会告知、前回理事会報告があり、情報源としても活用できる。

http://www.bookstore.gr.jp/

ホームページ紹介

神奈川県書店商業組合川崎支部加入書店で構成する「川崎市ブッククラブ」のサイト。

川崎市在住者、勤務者が市内の書店を利用しやすくするため、また市内書店の情報交換の場として開設された。

お客様用「ブックカフェ」と書店用「本屋さんの部屋」の二つのメニューに分かれており、コンテンツは市内の書店紹介と新刊案内が中心。

読者は会員登録すれば会員専用ページで本を注文することもできる。

書店用メニューには新聞記事抜粋の「情報コーナー」と掲示板がある。

http://www.k-book.gr.jp/

ホームページ紹介

小さな本屋の親父の「本吉」(ほんきち)をイメージキャラクターに、親しみやすいサイトを目指す「なにわの町の本屋さん」。

今西理事長は読者の要望を知り、読者に愛される書店になるためにホームページを活用したいとしており、おすすめ本や業界ニュースなど読者への情報発信が充実している。

本の検索・注文は、書協等のホームページにある検索システムで調べ、「加盟店案内」にある近くの書店へ申し込む。

組合員の情報交換の場「組合員会議室」では活発な議論が行われている。

http://www.osaka-books.ne.jp/

ホームページ紹介

この1月21日にリニューアルしたばかりの、日書連が運営するサイト「本屋さんへ行こう!」。

日書連関連行事の告知や新刊・ベストセラー情報、ブックランキング、推薦図書、書評、新刊本プレゼントなど多彩なコンテンツが揃う。

本の検索と注文は、メールアドレスを登録した書店に読者からのネット注文を配信するシステム。

全国組合員書店一覧は「あなたの町の本屋さん」で調べることができる。

掲示板は書店だけでなく読者からの書き込みも多い。

全国書店新聞の記事も閲覧できる。

http://www.shoten.co.jp/

ホームページ紹介

鳥取県米子市・今井書店グループが開設した出版業界人の研修の場「本の学校」のサイト。

http://www.hon-no-gakkou.com/

販売特約店を募集

あかね書房、岩崎書店、偕成社、学習研究社、金の星社、国土社、小峰書店、大日本図書、ポプラ社、理論社でつくる「児童書10社の会」は、2002年新学期の販売目標を書店同行巡回販売29億3200万円(昨年対比97・5%)、書店自主販売19億5900万円(同104・1%)、合計で前年同額の48億9140万円に設定、今年度の自主販売特約書店を募集している。

自主販売店は事前登録制で、申し込み締切りは2月28日。

販売対象期間は4月1日から8月31日まで。

対象商品は2002年度版『本を選ぶほん』掲載商品及び10社の会専用注文書掲載商品。

特典として■カラーカタログ『本を選ぶほん』1冊無料進呈、■売り上げ金額によるランク報償、■学校別購入データ提供、■3カ月延べ勘。

カラーカタログ『本を選ぶほん』は44頁増えて452頁、817シリーズを掲載。

書店渡し価格550円。

10社の会事務局は理論社。

■03−3203−5791番、FAX03−3203−2422番。

テキスト改革元年に

NHK出版は2月7日午後4時から新宿京王プラザホテルに首都圏の書店を招き、2002年度春の販売促進会を開催。

NHKテキストを中心に主要企画を説明した。

第一部の説明会でNHK出版専務の安藤営業局長は同社の昨年の業績について「語学テキストはフランス語、ハングル、中国語がよかった。

ハングルは隔月刊から月刊にして大幅増。

17点のCD化で29・6%の伸びた。

家庭誌は『きょうの料理』12月発売が実売で前年を大きく上回った。

11月創刊した生活人新書は現在18点。

『そば屋』『6番アイアン』など4点が増刷にかかり、まずまず順調なスタートだ。

2001年度の売り上げはほぼ前年並みになる」と説明。

新年度の販売計画では、英語テキストを全面リニューアル。

8年ぶりという大改訂により前年の落ち込みの回復を目指すとし、「2002年はテキスト改革元年」と位置付けた。

春の出版計画、販促計画は道川常務、吉松取締役、山田販売部専任部長から説明が行われた。

このうち、語学テキストはラジオ英語講座が模様替えするのに伴い『ラジオ基礎英語1』はじめ6点を全面刷新、『テレビスーパーえいごリアン』を含め7番組7テキストに大幅改訂する。

山田部長は「昨年、カセットをCDに変えて30%伸びた。

語学テキスト改訂は増売のチャンス」と述べ、史上最大規模の宣伝に連動して、テキスト・コーナーの盛り上げと飾り付けコンクールへの参加をお願いするとした。

本屋のうちそと

現代の怪談をひとつ。

時は巳の年、12月。

20日余りを残して暮れなんとする9日、一本の電話が入った。

受話器をとると、やさしげではあるが有無を言わせぬ調子の声が響く。

園児へのクリスマスプレゼントに、白泉社の『ないた赤おに』を24冊、必ず19日までに!と迫る。

果たして間に合うのか!?恐ろしい。

普通のスリップ発注では安心できない。

版元に直接電話をかける。

「取次搬入は13日、直送はできない」。

な、なんと。

氷のような冷たい口調にこちらの口元が凍ってしまった。

いったんは電話を切ったものの、こどもたちのうらめしそうな顔が浮かんで、こちらも怖い。

深呼吸。

気を取り直してもう一度電話をかけ、上司にかけあう。

「こどもたちが待っているんです」。

写メールではないが、必死の形相が電話線を通じて届いたらしい。

「では、10日に取次に搬入する」と言う返事。

18日。

届かない。

取次の倉庫のどこかに紛れているのか。

あちこち、何度か探してもらうが、ない。

もう怖いなどと言っていられる事態ではない。

版元から直接宅急便で送ってもらえるよう交渉する。

なんとかOK。

19日、朝。

まだ来ない。

配達は午前のはず。

果たして送ってくれたのか?白泉社にまたまた電話を入れる。

そして1時間、ようやく宅急便が届く。

ホッ。

年は明け、睦月も晦日となった今。

確かに取次に搬入したという版元の事後調査報告はまだない。

フェデックスはテレビのCMの中だけの話らしい。

24冊はいったいどこに?(如意)

顧客サービス強化へ

第14回近畿書店栗田会総会が1月25日午後2時より三井アーバンホテル大阪に会員書店、出版社など71社87名が出席して開かれた。

総会は吉田裕彦幹事(ラックス)の司会で進行。

片山修己会長(山科書店)は「競争が激化する中、自店の客に合った棚作りや客注品迅速化などの顧客サービス強化が不可欠。

栗田会もパソコンなどを活用して情報化推進を行い、信頼される店作りに取り組みたい。

研修会も売り上げに直結する速効性ある内容にしていく」とあいさつ。

石田真輔氏(石田書店)を議長に会計報告、事業報告、予算案、事業計画案を全会一致で承認した。

栗田出版郷田専務の祝辞では、「当社は注文品、客注品の365日出荷体制、KINSパート・のインターネット化など情報・物流のスピードアップを推進している。

「本気・元気・勇気」で書店の意見・要望を早く的確にとらえ、全力を上げ商品供給に努めたい」と述べた。

第2部は国分寺・BOOKS隆文堂・高橋小織社長が「雑誌POPで店頭活性化」を講義。

高橋社長の指導でPOP作成に取り組み講評を受けるなど中身の濃い研修会となった。

このあと、出版社、関連業者を交えて新春懇親会を行った。

出版社の在庫資源を活用

栗田出版販売は2月4日記者会見を行い、再販制度弾力運用のビジネスモデルとして「蔵出し新刊システム」を開発、4月1日から稼働すると発表した。

このシステムは出版業界のマイナス成長が続き、返品率が増大する中で、出版社の在庫資源を有効活用し、時限再販品として自由価格で提供、書店が自由裁量の価格で販売するという仕組み。

栗田の関連会社、富士出版管理・(岩田清社長)が出版社から自主的に仕入れるバイヤーの役割を果たし、物流とシステム業務は栗田と提携する。

富士出版管理は出版社、書店とそれぞれ契約を結んだ上で特約出版社と品目の選定、出版社提供価格を交渉。

加盟書店にはネット上で品目・価格リストを公開して受注する。

商品は出版後1年以上経過したものをメドに出品依頼、商品には「蔵出し新刊」用のISBNコード、出版社提供価格シールを貼る。

書店店頭には3カ月間展示、売れ残り品は返品を受ける。

富士出版管理は出版社から提供価格の10%、書店が返品した時は5%の手数料を徴収する。

ネットの名称は「蔵出し新刊ドット・コム」(www.kuradashi-shinkan.com)。

出品数は当初100社、3千点、加盟書店300店、初年度扱い金額4、5億円を目指す。

記者発表で栗田亀川社長は「現在の流通には読者、出版業界の双方にストレスがたまっている。

流通段階で少しでも解消する方法を考え、提案した」と述べた。

手数料上限5千円に

客注品を専門に扱うトーハンの関係会社・ブックライナーは、「本の特急便」利用に際して、書店に請求する1冊50円の読者手数料に上限を設定し、1月請求分から1店舗当り1カ月5千円(100冊分)を超える部分は無料にするサービスを開始する。

「本の特急便」は受注から出荷まで従来の物流から切り離して3日以内に店頭届けを可能にした客注専用システム。

昨年10月以降、受注冊数が急増している。

現在加盟している4千書店のうち400店以上が手数料書店負担ですべての客注を「本の特急便」で調達していることから、書店のコスト負担を緩和し、さらに利用を促進するため実施に踏み切った。

今月18日からは書店SAシステム「Web−TONETS」の画面からもブックライナーへの発注が可能になった。

父親の育児参加が必要

これまでの話を受けて松居氏は「言葉の本質は『語る・聞く』こと。

その豊かな体験が子どもにないと読書はできない。

現在の本離れは、その体験が欠けているための『言葉離れ』だと思う」と指摘し、「ブックスタートはお母さんを幸せにする運動。

そうでないと赤ちゃんも幸せではない。

孤立し不安を抱えている母親をどう手伝うか。

検診で本を渡すだけでなくその場で話ができること、支える人がいること。

それがブックスタートの大切な在り方だと思う」と述べた。

また岡崎氏は「父親がもっと育児に参加し、図書館や児童館が地域にあることが必要で、母親への周りの支えが大切。

心のゆとりがないといくらやってもだめで、その背景作りが課題だ」と述べ、正高氏は「現在の子どもを巡る問題は、父性の希薄化が大きい。

子どもに挫折を乗り越える力が備わることが必要。

子育ては経験がなければ下手で当たり前で恥ではない。

ブックスタートを契機に子育てや子どもの問題をもっとオープンにしゃべれるようになってほしい」と述べた。

第2部は、東京都杉並区で2000年11月と01年5月に実施したブックスタートパックの試験配布から、第1回のアンケート調査をもとに東京大学大学院教育学研究科助教授の秋田喜代美氏が報告を行った。

これによると、配布活動や内容について満足度が高く好意的であること、配布によって親自身の絵本に対する興味を喚起したり、家庭内でよく絵本を見るようになったという行動の変化が見られたこと、図書館や催し物など家庭外の絵本に関する環境への親の意識を喚起する効果が見られたことなどが明らかになった。

第3部事例報告会では、愛知県幡豆町、岡山県西粟倉村、北海道恵庭市の活動が紹介された。

前回上回る応募者

京都府書店商業組合(中村晃造理事長)が昨年末に行った「本屋さんへ行こう!キャンペーン」の公開抽選会が2日午後2時から京都御池地下街「ゼスト御池」で催された。

抽選会は黒沢氏(アポロン書房)の司会で始まり、中村理事長が「多くの方が本屋に足を運んでいただけるよう、キャンペーンに取り組んだ。

これからも京都の本屋は一丸となって頑張る」とあいさつ。

協賛出版社を代表して主婦の友社柳沢憲販売情報室長も祝辞を述べた。

京都組合の単独開催になってから2回目。

今回は3千600以上の応募があり、前回を数百枚上回った。

特賞はデジタルカメラ3台。

ブックス賞として図書券3千円が50名、千円が200名のほか、協賛出版社10社からは東京ディズニーランドやUSJのペア招待券など豪華賞品が提供された。

ブックス賞の図書券は来場いただいた一般客に投票箱から抽選してもらい、出版社賞は各版元が抽選した。

特賞「デジタルカメラ」はトーハン、大阪屋、日販が抽選した。

最後にキャンペーンの実行委員長、辻本専務理事が「次回もこのキャンペーンを盛大に盛り上げていく」と意気込みを示した。

(梅澤マサミ広報委員)

田辺氏講師に研修会

埼玉県書店商業組合は1月21日午後2時半よりさいたま市の浦和ワシントンホテルに田辺企画の田辺聰氏を迎え、「平成14年勝ち残る書店トップの課題」をテーマに研修会を開催した。

倒産、廃業の相次ぐ中、まだまだ1、2年は景気の低迷が続くと思われるが、中小書店にとっては今が正念場。

田辺氏は、生き残りをかけるため地域における密着度をさらに深め、読者層の開拓、商品構成の見直し、売れ筋商品の確保、外商の検討、売掛金対策などを人的問題も含め総合的に組み立って直す必要性があると指摘。

「厳しい経済環境の中だが、回りのムダ、ムラ、ムリに気を配り、地道な対面販売の積み重ねで地に足のついた経営を心かけよう」と述べた。

(長谷川正夫広報委員)

注目的新刊

「話すように書くな」という章が、井上ひさし著『自家製文章読本』の中にある。

著者は書店に並ぶ文章指南書のいずれもが申し合わせたように「話すように書け」と、ページを割いているのに驚く。

言文一致を提唱してきた明治以降の作家の文例なども取り上げて論は進むのだが、簡単に言ってしまうと、話し言葉と書き言葉の「両者はよほどちがうものだというところから始めた方が、ずっと近道だろう」という結論である。

斎藤孝著『声に出して読みたい日本語』が評判だが、これは書かれた文章を音読することで、日本語の持つ美しい響きを気づかせてくれる。

しかし、日本語には話し言葉そのものが清々しい、話芸というものがある。

桂文治著・太田博編『十代文治噺家のかたち』(うなぎ書房2100円)は初の芸談半生記だが「東京・大阪で五百人を越す噺家の中で、これほど言葉にこだわる人を見たことがありません」と編者が書くように、言葉を「おろそかにしない」著者の姿勢が、隅々にまで行き届いている。

「で、べらんめえ、なんて遣えばみんな江戸っ子だと思ってる人がいますが、ちょっと違うね。

江戸言葉なんてもともとあったわけじゃねえんですから。

」と言う。

日本中から人が集まってきて、あちこちの方言が入り交じってできた新しい言葉なのだとも言う。

職人と商人でも言い方が違い、その微妙な言い回しの説明も実に奥深く面白い。

澤田一矢著『生かしておきたい江戸ことば450語』(三省堂1600円)は、あ行から、わ行まで辞書仕立ての江戸言葉集。

たとえば匕首(あいくち)=つばのない単刀。

九寸五分(くすんごぶ)ともいう。

『噺家のかたち』の巻末の文治の落語言葉にでてくるあいくち(合い口)は気の合った人のこと。

あいつとは合い口がいいから、などと使う。

ねこばば(猫糞)という文字など、最早パソコンには現われない。

猫が自分の糞を埋めて隠すことから、よからぬことをしておきながら知らん顔で隠しているたとえ。

のどかな時代である。

死語になりつつある言葉が多くて残念だが、こうして本になって蘇るうちは、まだまだ健在であるとも言える。

書店には、もっと日本語の棚を広げておいてもらいたい。

(遊友出版斎藤一郎)

学校図書館納入書店への支援策すすめる

大阪府書店商業組合は2月2日午後2時から組合会議室で定例理事会を開催、今西理事長は「組合運営の改革は順調に進んできたが、組合員に収益を還元できる事業を構築できていない。

学校図書館納入書店への支援策などが1番に取り組む課題と考えている」とあいさつした。

庶務関係では通常総代会を5月18日(土)13時30分から開くこと、大阪府官公需適格組合協議会の創立20周年記念式典で西谷健事務局長が優良職員として表彰されることが報告された。

販売倫理では大阪府青少年健全育成条例も制定後10年を経過して現状にそぐわない部分も出てきたので改定することになった。

組合でもたたき台の文案について検討することになった。

レディースランチの会は好評だったが、当初意図していた女性部立ち上げの目論見ははずれた。

しかし、初めての試みでよかったと大方の意見は一致した。

これに関連し、理事夫人などだけの慰労会があってもよいという意見も出た。

出店問題では豊中市に旭屋書店千里中央店が250坪で3月19日に開店することなどが報告された。

経営研究委員会からは大阪府商業振興センターが募集している競争力強化推進事業の助成金を申請すると報告があった。

(中島俊彦広報委員)

寒梅忌の催しに協力

時代小説の名手、藤沢周平が亡くなって5年。

郷里鶴岡市にある「藤沢周平文学愛好会」では1月20日に第3回「寒梅忌」藤沢周平をしのぶ会を催した。

作家活動の地であった練馬区大泉学園はじめ、全国各地からの藤沢ファン約百名が駆け付けた。

追悼式が営まれたあと、氏のエッセイ「冬の散歩」の朗読、「藤沢周平と大泉学園町」の対談、民謡歌手原田直之氏のギター演奏などが行われた。

山形組合鶴岡支部の書店は、藤沢作品や、ゆかりの地図を会場で出張販売し、同会の運営に協力した。

(佐藤一雄広報委員)

「声」

わが町では、広い駐車場付きの郊外型家電量販店が閉鎖されてしまった。

採算が合わなくなったためだ。

モータリゼーションの波に乗って、郊外型の大型店舗がこれまで増えてきていたが、不況が長引いて、一転してそれらの店舗は苦しくなっている。

書店業界では、はたしてどうなのだろうか。

私たちは、従来の思考から脱却すべきだ。

考えを変えればよいのだ。

デフレが進行し、物価が下がりつつある。

「価格が高い商品は、良い商品だ」という幻想が崩れ去り、「安い商品が欲しい」という消費者のマインドが今定着しようとしている。

だから、本は『安くて良い情報が載っている本』を売ればよいのだ。

また『高くても、その価格以上に読者が得をする本』をお勧めすれば、お客様にも喜んでいただける。

私の店では、今そんな方針で本を販売している。

人気のない雑誌は、自然と休刊に追い込まれ、淘汰されていく。

それは仕方がない。

要は、本を買っていただいてお客様が得をすれば、そんな本を売っている書店は伸びていくのだ。

「声」

日書連流通改善委員会藤原委員長の尽力により、書店新聞既報のとおり返品入帳の遅れ問題が正しい方向に進みつつあるのは、すばらしい事だと思います。

数年前より、私が投稿にて度々取次(当店は日販)のいいかげんさを指摘してきましたが、再度申し上げれば、昨年の3月、9月期もひどいものでした。

両月とも通常の月より約10日も早く入帳を締め切っています。

私の聞いたところでは、決算期は棚卸しが大変なために入帳処理を早めに打ち切るらしい。

当店は、現在有料の宛名シールを使う「新NOCS返品」という返品システムを使っている。

従来の方法より4〜5日入帳が早くなっている。

ところが決算期は何らかの指示で、手書き等すべての返品処理を同じ日で打ち切るらしい。

何のために日販のすすめで新NOCS返品にしたのか、あきれる。

日販も決算対策的な事はしていないと言うが、あやしい。

流通面でいくら努力しても所詮見せかけと言われても仕方ないのではないか。

藤原委員長の努力により、取次をここまで具体的な話し合いにもってこさせたのだから、「泣き寝入り」はやめよう。

送品が月末まで請求されているのだから、返品も月末までキッチリ入帳してもらおう。

私が言う完全入帳である。

彼らは言うだろう、「作業が日数的に不可能だ」。

それなら、これも以前に提案した事だが、こうしたらどうだろう。

現在月1回払いにもかかわらず、請求書が2回送られてくるが、それを月1回にしてもらう。

さらにそれを月末締切りの場合、今より10日位遅らせて、翌月15日頃に送ってもらう。

その間返品処理時間を充分にとってもらう。

そして、たとえ決算期であっても送品同様、返品も完全入帳してもらう。

当たり前の話である。

入金率云々の話は、それから始めよう。

「声」

BSfan別冊『デジビ』(版元=共同通信社、年4回発行)は返品期限の不当表示に当たります。

当店では2001年秋号、2002年冬号を返品できず廃棄処分しました。

2001年秋号はL表示が11月19日、2002年冬号は11月22日発売でL表示が1月27日、2002年春号は3月18日発売予定です。

なぜ2002年冬号を3月18日以降にL表示できないのですか?共同通信社殿。

◇2歳から

あそび相手を探していたことりが見つけたのは、キリンさん。

飛んでいって「あそぼうよ」って声をかけたのに「あそばない」って言われちゃった。

でもあきらめないよ。

どこまでも追いかけていって「あそぼうよ」ってさそうんだ!単純なくり返しが子どもに喜ばれ、クスッと笑えます。

◇4歳から

ぼくんちから犬のピーコが逃げだした。

あちこち探したら大きな庭のある家で女の子にかわいがられていた。

しかもポンちゃんって呼ばれて。

連れて帰って「ポンちゃん!」ってからかったら…。

男の子の素直な語り口から、移り変わる心の変化がしみじみと広がって、思いが深まります。

◇小学校低学年向き

自分の村のきいちごのことを書いた、楽しい絵入りの手紙が届きました。

実物大のきいちごも描かれています。

送り主は、やぎのめえこ、たぬきのたぬへいなど多彩なメンバー。

ゆっくりすみずみまで読んだり、好きな所だけ読んだりと楽しさの工夫ができそう。

物語仕立ての自然絵本。

編集部より

「声」欄では読者の皆さんからの投稿を募集しています。

原則として8百字以内で、氏名・店名・住所を明記の上、全国書店新聞編集部までお送りください。

紙上匿名可。

趣旨を変えずに文章に手を加えることがあります。

「読者の文芸」欄への俳句・短歌の投稿も歓迎します。

▽全国書店新聞編集部=〒101−0062東京都千代田区神田駿河台1−2書店会館内▽FAX=03−3295−7180▽Eメール=XLD07116@nifty.ne.jp

須原屋研修生OB会

1月10日にさいたま市の須原屋本店会議室で開かれた「須原屋研修生OB会」で、全国から集まった卒業生53名を前に講演した東洋経済新報社の浅野純次会長は、日本経済の行き詰まりを打開するには同質社会から脱却し、個の確立を図ることが必要と指摘。

書店も他と違うことへの不安とリスクを乗り越え、商品知識の蓄積と販売方法の工夫でプロとしての存在感を示したいと話した。

−無題−

(a)なぜ日本は行き詰まっているのか*政界、経済界、官界にリーダーシップが欠如して迷走が始まった日本にとってこれから一番大事なことは「個の確立」である。

日本がいま行き詰まっていることと個の確立とは、大いに関係がある。

まず言いたいのは、リーダーシップが政官財あらゆる階層において欠如しているということで、これによって日本の迷走、閉塞状況は始まった。

リーダーシップとは、個が集団に対して見識、決断、責任を明らかにすることである。

決断することがリーダーシップとよく言われるが、それだけではなく決断を前提とした高い見識がなければいけない。

リーダーシップはトップだけでなく、書店でいえば店長、売場主任などミドルにとっても大切なものである。

あらゆるレベルでリーダーシップは必要だということが、実はあまり理解されていない。

ここに大きな問題がある。

さらに言えば、一人ひとりが自分に対してリーダーシップを発揮できることが必要だ。

指示されてではなく、自分で判断し、リーダーシップを発揮出来るかどうかが非常に重要だと思う。

そのためには権限の委譲が非常に重要になってくる。

権限も委譲しないでミドルにリーダーシップを発揮しろというのは間違っている。

昨年末、ある書店におじゃまして社長と話をしたところ、そこは店長や売場主任はもちろん、普段あまり責任を持たされていない人にも本の補充について責任を与え、常に何を補充するか考えさせているという話だった。

そういう組織は大変強いと思う。

リーダーシップには義務が伴う。

フランス語でノブレス・オブリージ(noblesseoblige)という言葉があるが、「noblesse」は貴族のことで、つまり高貴な身分はそれなりの責任を伴うということ。

リーダーシップは単に決断をしてそれで終わりではなく、常に結果に対して責任を伴う。

高い権限を持つ人は高い責任を持たねばならない。

そうであればリーダーシップは本物の説得力を持つことになるだろう。

*経済発展段階論から見た日本1億総中流と言われて久しい。

かつてはこれが強みとなって大きな需要を生み出したが、いま国民は目標を喪失し、上昇志向の意欲が非常に弱まってしまった。

これが日本の活力を損なっている。

昨年、香港生まれの著名な方に会ったとき、「日本はもっと貧富の差が激しくなったほうが、国の活力のためによい」という話をされた。

それくらい日本は平等国家で、平等であるがために一人ひとりの個性が非常に弱くなってしまった。

上昇志向も弱い。

したがってベンチャーもなかなか育たない。

「兵隊一流、参謀三流」の伝統が転換期に弱点として露呈している。

いまで言えば「現場一流、経営三流」で、これが日本の産業界の活力を弱くしている。

それまでの仕組みがガラッと変わったときに日本は弱い。

今まさにそこで政官財が行き詰まり現象を起こしており、新たな発想で戦略を打ち出せるかどうかが重要になっている。

*農耕民族・日本の強みと弱み農耕民族では、個があって組織があるのではなく、組織があって個がある。

まず村があって、そこに農民がいるわけである。

田植えから収穫まですべて皆が一緒に力を出し合って努力して、収穫が終われば秋祭り。

そこでは1人だけ変わったことをするのは絶対に許されない。

村落の存在基盤にかかわることで、村八分の対象になるのだ。

その伝統がとても強い。
すべての原点としての教育の責任を問う

日本の教育は結局「個」というものを重視していない。

ハンディキャップやキャリアで差別することは絶対にあってはならないが、差がつくことはまったく違う。

日本は差をつけない教育を一生懸命しようとしてきた。

それが今の日本の活力のなさにつながっている。

「あいつは変わっている」というのがネガティブで悪い意味をもつ社会では、出口は見えてこない。

*官僚主導主義の足かせ「社会主義的資本主義」と私は呼んでいるが、官主導で規制が非常に強く、何事もお上に頼ってきた産業が大きなウエイトを占めていることが、現在の日本の閉塞状況の大きな原因になっている。

日本IBMは滋賀県に工場があるが、世界的にみたとき競争力は低下している。

日本は人件費が高い、ということだけが理由ではない。

人件費が占める割合はせいぜい2割程度。

その他のあらゆるコストが圧倒的に高い。

だから日本で生産する意味がなくなり、東南アジアや中国など安いところで生産するほうが競争力が強くなっている。

日本の水道料金はアメリカの3倍、電気はイギリスの倍はする。

郵便料金もアメリカ、イギリスのほぼ倍。

運送料も高速料金も税金も、とにかくインフラコストがみな高い。

基本的に規制業種ほどコストが高い。

一方、規制のないところは競争で安いものを供給していくことが出来るから、規制から遠い自動車、エレクトロニクス、精密機器が一番競争力が強い。

私は「規制緩和」ではなく「規制撤廃」だと言っている。

規制緩和だと、どこまで緩和するのだという議論になってしまう。

だから規制を撤廃することで、もっと市場原理を生かすことになればよいのではないか。

日本の組織、企業には「内なる規制」がないだろうか。

たとえば「前例がない」「手続きを踏んでいない」「他社はどうか」あるいは「文書を出せ」とか、日本に冠たる大企業もそんなことばかりやっている。

官庁ではなく、自分たちで規制してしまっている。

もっとフレキシブルでダイナミックな組織の動かし方をしなければいけない。

(b)個の確立へ向けて*肩書きの文化日本ほど肩書き好きな社会はない。

浅野ということよりも部長だとか社長、会長だというほうが優先する社会である。

肩書きは個ではない。

肩書きというのは名詞で言えば普通名詞で、浅野というのは固有名詞。

固有名詞のほうが個に近いことは言うまでもない。

「社長」と言っていれば誰に変わろうとそれで済むから便利だが、その人の個というものを十分認めたとは言えないのではないか。

ゴルフ場でまで「会長」「部長」と呼んでいる社会は日本しかない。

こういう社会は個の確立からかなり遠いと思う。

すべて欧米流が良いとは思わないが、個の確立という点では欧米のほうがはるかに進んでいる。

最初はファミリーネームで、親しくなれば必ずファーストネームで呼ぶ。

肩書で呼ぶのは「ミスタープレジデント」くらいで、それ以外はほとんど使わない。

会社組織の中でも、何か特別な場合に「ミスターチェアパーソン」などと呼ぶことはあるが、基本的に固有名詞で呼ぶ。

*仲良しクラブ、横並び主義の限界仲良しクラブ的なところが、日本を個の確立から遠くしている一つの原因になっている。

また、横並び主義も個の確立と関係がある。

横並び主義というのは、言い訳ができること。

言い訳が出来れば出世も出来るし、経営も心配ないという面白い文化だ。

「よそがやっていることをした」「前例があることをした」「稟議書を通した」「お上や名門大学、専門家のような権威あるものの話に従った」--こういうことが言い訳になる。

だから、皆さんも組織のなかで何かやろうとするときに言い訳が出来るかどうか考えれば考えるほど、個の確立から遠のくことになる。

「前例がないからやる」ということが、これからは出来なければならない。

*ベンチャー精神が日本を活性化する日本ではベンチャーが育たない。

なぜ育たないかというと、個の確立ができていないからである。

「アメリカンドリーム」に対応する言葉が日本にはないということも大きい。

マイクロソフトという会社を見て、アメリカ人は「ああ、すごいな。

おれも頑張って第2のビル・ゲイツになりたい」と思う。

ところが、ソフトバンクの孫正義さんのような人を見て、日本人は「ああ、すごいな」とは思ってくれない。

ベンチャー会社の社長に対し、「あいつは何かやましいところがある。

今にうまくいかなくなるから見ていろ」と思う。

そして転んだらそこで叩こう、笑ってやろうとする。

ユニクロの株が暴落すると、マスコミは待ってましたとばかりに叩く。

これではベンチャーは育たない。

個というものを強く育てていこうという社会とベンチャーは、強くつながっている。

逆の社会ではベンチャーは育たない。

日本ではこれまでベンチャーブームが3回来たが、3回とも潰れている。

第4次ブームはいつ来るか。

ベンチャーが日本に定着したら面白くなってくる。

*個の確立とは個の確立は「自分で考え、自分で判断して、最終的に自分で責任を取る」ということだが、その前提として「自分を高める」ということがなければならない。

自分で何を考えるかというと、「5W1H」の原則はご存じだと思う。

WHAT、WHEN、WHO、WHERE、WHY、それからHOWのことだが、これはニュースの必要条件であるばかりでなく、われわれが何かを決め判断していくときにも絶対必要となる原則である。

このうち一番大切なのはWHY。

なぜやるのかというのは一種の哲学だ。

個の確立において、自分の哲学をもつことは非常に重要なことである。

『週刊東洋経済』で、ラグビーで神戸製鋼7連覇の偉業を成し遂げた平尾誠二さんにインタビューしたとき、「選手一人ひとりが考えるということがいかに大事か」という話をしてくださった。

平尾さんは、スポーツには「野球型」と「ゴール型」があると言う。

「野球型」は守りのときは守りだけ、攻めるときは攻めるだけで、選手一人ひとりがそれほど考えなくていい。

一方、ラグビーやサッカーなどゴールに向かって攻めこんでいく「ゴール型」は、守備から攻撃に、ピンチからチャンスに、状況が一瞬にして変わる。

その瞬間的な判断ができない選手は駄目だという。

書店経営においてもこれまで絶対有利だったものが不利になってしまうことが多いと思う。

これからの経済社会では一瞬にして攻守が切り替わる「ターンオーバー型」スポーツの問題意識が重要になってくる。

(c)ビジネスに必要なもの書店に限らず企業・組織にとって必要なものをいくつかあげてみたい。

まず「ビジョン」だが、これはどこへ行こうとしているか、何をしようとしているかということ。

毎日ただルーティンワークで過ごしているだけでは、高い目標へ向けての意欲はわいてこない。

2つ目は「使命感」。

今なぜ自分たちはこの仕事をしているのかということである。

書店の場合はたくさんの人に気持ちよく来てもらい、本を発見してもらい、読んで喜んでもらい、また来て欲しいというのが使命感だろう。

3つ目は「創造性」。

アメリカの真似をしたり、アメリカという目標に向かって努力すればいいという時代は終わった。

これから決め手になるのは独自のビジネスモデルをどこまで作れるかということで、これは創造性と言ってもいい。

4つ目は「継続事業体」。

企業、組織というものはとにかく毎年続いていかねばならない。

そのために持続的に利益を確保し、投資していくことが重要になる。

これを無視したビジネスはあり得ない。

5つ目は「関係者たちの満足」。

ビジネスの原点は顧客満足だが、それだけではなく株主、従業員、取引先も満足することが大切だ。

まず従業員が満足しないとお客さんを満足させることは不可能ということ。

自分が満足しないで相手を満足させるというのは、ほとんど出来ることではない。

従業員にとって自分が満足するとは何かというと、これからは経済的な満足だけではなく自己実現が重要なポイントになってくる。

だから皆さんの周りでも、店長が店員をどう評価するかを含め、自尊心に応えてあげることが重要なポイントになる。

(d)書店の存在感と活路*プロとしての書店書店といえども物とサービスを売るところだから、書籍や雑誌を売る特別な商売だとばかり考えると、間違うと思う。

物とサービスを売ることについて疎かにしているところがないか、考えなければならない。

今マーケティングやセールスの世界は物凄く進歩している。

当社でもCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の本をいくつも出しているが、顧客との関係をどのように改善していくか、そこからどうやって商機をつかむか、あるいは売り上げを伸ばしていくかということが問題になっている。

必ずしも書店経営と結びつかないかもしれないが、本質的に共通するところはたくさんある。

これからの書店はマネジメントの手法を学んでいくことが必要だ。

店の構成に関しても、他業界では様々な試みがなされている。

書店はお客さんの動線や視線、あるいは快適さをしっかりと考えているだろうか。

店頭でお客の目を引くということについても、手書きPOPを工夫するなど、まだ工夫の余地がある。

棚の作り方にしても、カテゴリー別に法律なら法律の棚、文芸書なら文芸書の棚に置くのは管理しやすいので、これはこれでよい。

しかし、先進的なお店では売場主任がもっと工夫しており、それはうまくいっているように見える。

いずれにせよ大事なのはお客の立場に立つことだ。

アメリカで有名な話がある。

あるスーパーで紙おむつの隣にビールを置いたら、売上が大幅に増えたという。

週末、若い結婚したての亭主が奥さんに頼まれて赤ちゃんの紙おむつを買いに来る。

ついでに脇を見るとビールがある。

そうだこれも買おうといって買って帰るのだそうだ。

こういうことが書店にもできるかもしれない。

例えばビジネス書と健康書は、場合によっては一緒に置いてもいいのではないか。

ビジネスマンにとって健康と経営の本は、あるいは同じレベルのものかもしれない。

お客の立場からどこにニーズがあるか考えたい。

本を選ぶとき、まずタイトルと装丁が目につき、次に目次をパラパラと見て、定価を見て決めるのがほとんどだと思う。

そこにどうやってお客の目を向けていくかということも、書店にとって非常に大事な仕事だ。

そのために新聞、雑誌の書評がある。

しかし、これを切り抜いたりメモして買いにくる人はごくわずかだろう。

確かに参考にはなるが、評価はしにくいという話もよく聞く。

あとは版元のブランド、信用、イメージ、著者のブランドなどがある。

読者の本選びに書店側がどう対応していくかについては、開発の余地がかなり残されており、大変面白いのではないか。

何といっても大事なことは、書店の皆さんが本のプロであるということ。

書店の人がたくさん出ている本について知識を持つのは大変なことだ。

しかし、どの小売業でも商品の知識を相当強く持たないと、今は生き残れない。

店員に商品知識がなくても生き残れるのはコンビニくらいのものだろう。

本とか雑誌はクレームがあまりない。

そういう意味で大変恵まれている。

しかし、クレームからは学ぶべき点が多々ある。

クレームからいろいろな発想が生まれてくるのだ。

文房具などを配達する新しいビジネスを展開している「アスクル」では、コールセンターで電話注文を受けるが、そのど真ん中にクレームセンターがある。

岩田社長は「クレームがビジネスの原点」という考え方だ。

クレームを全部メモにとってデータベース化し、次のサービスや商品に生かしていくという。

クレームは要望であり、全部が全部苦情とは限らない。

それをどう生かすかが問題なのだ。

書店も落丁や乱丁以外、たとえば店員の対応に何か問題があったとかそういうクレームがあったときは、是非それを大きな財産として生かす仕組みを作ってほしい。

*書店としての魅力再販制度があるために「価格」で魅力を出すことは非常に難しいと思う。

しかし、どうやったら価格的なもので魅力をもつことができるか考えたい。

価格はこれから非常に重要な意味を持ってくるだろう。

次に「情報」だが、客が何を知りたいのかについて鈍感でいてはいけない。

客はいろいろなことを知りたいと思いつつ来店する。

そこに本のプロである書店がどう対応していくか。

情報とは何かということをよく考える必要がある。

一方で、「スピード」が大事な時代になっている。

ところが出版流通のスピードは大変遅く、問題が多い。

「これは」と本当に思える本を、動きから見て早めに手配することもスピードだと思う。

品切れ寸前になって手配するのと、初日からそれなりの対応をしていくのとでは全然違う。

私がよく行くパン屋さんは、カウンターに行列ができると、他の仕事をしている人がパッとカウンターに入る。

大きな書店であればこの種のスピードも必要かと思う。

「便利さ」も非常に重要だ。

店まで行くのが便利というだけではなく、「あそこへ行けば目指す本が簡単に手に入る」「あの本屋にはこういう本がありそうだ」と思わせるものも必要と思う。

その意味で、書店がもっと個性をもつことが求められている。

どの店に行っても同じなら、あそこに行ってなかったら、ここに行ってもないだろうとなってしまう。

しかし、個性が強く出ていれば「この本だったらあの本屋さんへ行けばいい」と分かる。

これはとても便利なことである。

「心地よい」ということは、客の立場に立てば、店員の態度とか、店の雰囲気とか、棚に汚れた本が並んでいないかなど、店の雰囲気がどこまで気持ちいいかである。

社員教育もしっかりとやりたい。

マニュアルどおりやることは大事だが、それだけでは足りない。

マニュアルにないことを店員がやることで非常に感動することがある。

居食屋「和民」の渡邊社長の話を聞いたことがあるが、和民にもマニュアルはたくさんある。

雨が降ったときにお客さんが入ってきて、座席に案内する。

そのとき入口で店員がタオルを何枚も用意して濡れている背中をちょっと拭いてあげるということを、マニュアルにはないがやっている店があった。

それを見て「この店は絶対大丈夫。

この店長は大丈夫」と思ったという。

実際その店の店長はその後、大変優れた成績をあげていると言っていた。

マニュアルを越えることができればホンモノである。

「楽しみ」も書店の存在意義である。

遊園地みたいなわけにはいかないが、書店に行っていろいろなものを探して発見する。

意外な本を発見する。

この楽しみをどうやって作るかが求められている。

最後に書店の魅力として「地域性」をあげたい。

沖縄は地域性が色濃く出ている書店、地域に根差した書店が多いように感じる。

北関東でも名古屋でも四国でも同じ本ばかり並んでいるのは、ちょっともったいない。

その地域の人たちの思考とか考え方、文化にどう対応していくかということは、書店にとって非常に重要なことだと思う。

*書店としてのブランドブランドとは、顧客が書店を意識して「私はこの店へ行く。

たまたま便利だから行くのではなく、常にこの店に行きたい」と思わせるものをどうやって作り上げるかということだ。

ディズニーランドはなぜうまくいっているかというと、リピーターが多いからである。

大きな書店は客の顔が見えていない。

小さな書店は客の顔は見えるけれど、それで終わりになっている。

いまマーケティング、小売りの世界で一番大事なことは顧客の囲い込みである。

書店ほど顧客を囲い込んでいない業種はないと思う。

同じようなものしか置けない、定価も同じだからということもあるかもしれない。

しかし、その中でどうやって個性を出していくか、差別化していくか、これは非常に重要なことだ。

これから書店としてのブランドをどうやって作り上げていくか。

そのためには店の立場ではなく、お客の立場に立って考える。

お客は何を望んでいるだろうかと常に考えてみる。

「ニーズ」と「ウォンツ」という言葉がある。

お客が今特定のテーマの本を欲しいというのが「ニーズ」で、何となくこんな本が欲しいなと思うけれど漠としている、そういうものが「ウォンツ」である。

売るほうもこの本はニーズに添った本、この本はウォンツだとしっかり認識したい。

ウォンツだとしたら書店の感性と工夫、努力、知識が問題になってくる。

-無題-

書店における個の確立よその店と同じようなことをやるのは非常に安心感がある。

しかし、よそと同じことをやっていては進歩もないし、知識の蓄積もない。

だから、いろいろな意味で挑戦してみるということ、挑戦とリスクのバランスをどうとるかということについて、考えていただきたい。

もちろんリスクは許容範囲内のものでなければならないが、リスクのないところに進歩はない。

東洋経済もリスクを取ろうとすると、いかに危ないか、難しいか、効率が悪いかということを理路整然と語る人が社内に少なくない。

評論家が多いものだから、たいへん困る。

権限の委譲も非常に重要なことだ。

私もすべてを自分でやりたくなってしまうが、じっと我慢することが多い。

権限委譲することで、いろいろな知識が共有化され、若い人が育ってくる。

権限委譲にやり過ぎはない。

もちろん常に報告、相談をしてもらいながらだが、任せる。

最後の責任はおれが取るからと言えば、みんな力を発揮してくれる。

書店における個の確立の一番のポイントは、常に考えることである。

考えるというのは面倒くさい。

テレビを見て「ああ、そうか」と思っているのがいちばん楽。

書物を読むということは、すなわち考えることである。

書物を読むことで考える材料を作るのである。

だから書店が本を読まなかったら、それは矛盾以外の何者でもない。

考えないところに個の確立はありえない。

人事

◇出版梓会(○新任)▽理事長=江草忠敬(有斐閣)▽副理事長(財務委員長)=大坪嘉春(税務経理協会)同(出版経営委員長)=安部英行(学事出版)▽常務理事(総務委員長)=佐藤英明(白水社)▽理事(巡回セミナー委員長)=石井一郎(中央経済社)同(財務・研修・出版に関する権利委副委員長)=○井村寿一(勁草書房)同(会報委員長)=大矢栄一郎(白桃書房)同(広報委員長)=神戸祐三(大明堂)同(出版ダイジェスト委員長)=坂本尚(農文協)同(IT開発委員長)=土井二郎(築地書館)同(財務・出版製作委副委員長)=○中川誠一(光生館)同(出版製作委員長)=○長野聰(みすず書房)同(研修委員長)=成瀬雅人(原書房)同(出版に関する権利委員長)=福村惇一(福村出版)同(出版経営委副委員長)=○矢部敬一(創元社)同(巡回セミナー・出版流通委副委員長)=○与那嶺一郎(CQ出版社)同(出版文化賞委員長)=○渡邊勲(東大出版会)同(業界担当)=渡邊隆男(二玄社)同(出版流通委員長)=○渡邊直之(草思社)同(出版文化賞委副委員長)=○和田肇(作品社)監事=川北博(公認会計士)同=風間務(風間書房)同=○北原暁彦(法学書院)

-無題-

◇出版セミナー『変化への対応-セブン-イレブン・ジャパンの挑戦』出版科学研究所は2月27日午後2時から飯田橋レインボービル大会議室で出版セミナー『変化への対応-セブン-イレブン・ジャパンの挑戦』を開催する。

講師はセブン-イレブン・ジャパン代表取締役社長の工藤健氏。

コンビニ業界のトップに立つ同社の現況と今後の展開、雑誌を中心とした出版物の販売方針、出版界への要望などを聞く。

受講料は1名5千円。

申込み・問い合わせは出版科研・出版セミナー事務局まで。

■03-3269-1379番。

FAX03-3266-1855番。

世界の老舗書店・有名店

マドリッド■カサ・デル・リブロスペインの首都マドリッド(人口308万人)の中心地はグラン・ビア通りである。

そのど真ん中にマドリッド一番の書店カサ・デル・リブロがある。

地下1階、地上4階の書店で、76年の歴史を持つ。

営業時間は午前9時半~午後9時半である。

1階売場は新刊、ベストセラー、文芸書、新書叢書、ブックアクセサリー、注文請書。

1階入り口にセンサーが置かれている。

そこにガードマンが立ち、入退店者を見ている。

1階は他の階に比べて照明が暗い。

店内は混雑しているので圧迫感がある。

さらに圧迫感を感じさせる風景がある。

それはお客様の頭の上を本を載せたロールコンベアが走っているからである。

上層階からリフトで降ろされた本をコンベアに載せて注文カウンターまで運ぶのである。

取次の配送場の風景に似ている。

うるさいことはないが、うっとうしさはある。

新刊の陳列が風変わりである。

床に簀の子状の板を敷き、その上に本が平積みされている。

あたかも床から直に積み上げた感じである。

取次では見慣れた風景であるが、書店店頭ではあまり見かけない。

外国では文庫本、文庫本コーナーをほとんど見ることはない。

その代わりペーパーバックの新書判は棚の占拠率が高い。

このリブロでも1階壁面棚を飾っていた。

純白の新書判クセジュが棚3間も占領しているので、遠くから見るとその部分だけ白壁のように見える。

面白い風景であった。

文芸書棚も変わっていた。

それは二重書棚であった。

日本では個人蔵書ではスライド式の二重棚は見かけるが、店頭ではほとんどない。

八重洲BC葛西店で一つの書棚を奥行きを深くして手前と奥の二重陳列は見たことがある。

2階売場はこどもの本である。

こどもの本と漫画本が並列陳列である。

コミックといってもこちらの本はA4判が主流で、日本のコミックサイズではない。

コミックというより絵本、戯画感覚である。

こども、父親が違和感なく選書していた。

3階は専門書売場であるが、周囲の壁面棚陳列が主流である。

売りたい専門書は中央平台に大々的に陳列されている。

しかしPOPはほとんどない。

4階は芸術、建築、医書売場である。

地階は辞書、教科書売場である。

バルセロナ■シスレ書店バルセロナのシャンゼリゼ通りといわれるグラシア通りにある。

この店は建物が道路から後退して建てられていることと、一見事務所風なので見逃してしまう。

書店とわかるのはウインドウによってである。

至近距離にハッピーブックス(総合専門書店)があるので、棲み分けをしていることが商品構成でわかる。

専門書は一切展示していない。

店舗面積は160坪前後。

間口4間、奥行き20間の細長い店で、店の中央部から2階と地階にいく階段がある。

2階、地階は1階の半分の売場面積である。

このレイアウトは日本でも参考になる作りである。

競合店ハッピーブックスに匹敵する売場であり、店内の立体的な展開と、庶民感覚があふれる親しみのもてる店であった。

乱雑なところもあったが、大衆向きのする書店である。

この店の一番の特色は新聞、雑誌の扱いのあるところである。

差別化戦略として雑誌を1階入り口に大々的に陳列している。

スペインでは雑誌は別流通であるが、シスレ書店は新聞、雑誌の仕入元をしていたのである。

もう一つの特色は地図、ガイドブックの充実である。

ハッピーブックスは重厚な書籍ばかりで、地図には力が入っていない。

バルセロナはスペインの玄関であり、観光都市である。

シスレ書店はこの点に注目し、ガイドブックだけで4間幅、48段、地図は3間幅、ミシュランの品揃えは圧巻である。

3番目の特色は2階のこどもの本の売場である。

この路線も差別化戦略である。

この売場だけは絨毯敷きになっていて、落ち着いた雰囲気を作っている。

絵本が中心で、陳列を低くしてあるところが心やさしい。

4番目の特色はCD売場が、1階中央部分に広くとられていることである。

この商品も競合店対策に役立っている。

■ハッピーブックスバルセロナ一番の総合書店である。

立地もグラシア通りの一等地にある。

近所には世界に誇るスペインのブランド、ロエベ、ヤンコ、カストリアの店がある。

ハッピーブックスは路面店の堂々たる書店で、階段は磨きのかかった大理石である。

階段を5段上がるとL字型の売場が広がる。

天井が4■以上あるので、宮殿の感じのする書店である。

店内の中央部分は全面平台なので店内は隅から隅まで見渡せる。

約150坪位のワンフロアの店であるが、それ以上に広く感じられる店である。

店の色調がピンクというのも面白い。

壁をピンクにしているので店内は一段と明るい。

この店の特色は1、芸術書、人文書、コンピュータ書が充実している。

2、こどもの本、学習参考書はない。

3、雑誌、新聞は扱ってない。

4、コミックはない。

5、社員数が少ない。

6名(女4、男2)6、専門書平積みが大胆である。

7、店頭平積みはユニークである。

4面、螺旋積み等。

8、書店で直接照明であることは珍しい。

9、プライスカードがよく付けてある。

10、整理、整頓、清掃の行き届いた店である。

バルセロナはスペイン第2の都市であり、人口168万人である。

92年にオリンピックが開催された都市であって、その実績が都市の実力になっている。

ハッピーブックスにもオリンピック記念号の写真集が陳列されていた。

首都のマドリッドがスペインの内陸中央部にあるのに対し、バルセロナのあるカタルーニャ地方はフランス国境に接し、また地中海を隔ててイタリアに近い。

ハッピーブックスには海を題材にした画集、写真集が多いのも特色である。

このような物理的環境が持つ意味は大きく、それはカタルーニャ地方がスペインの中でももっとも西欧的文化の香りがするのである。

バルセロナはその中心地である。

ガウディの建築物はそれをよく物語っている。

週間売行き情報

冬季五輪開幕。

前回長野でレース前のリラックス法としてお気に入りコミックを読み好結果が出た選手がいたそうです。

4年に一度の舞台。

選手達を応援したいです。

(文)(1)『世界がもし100人の村だったら』マガジンハウス4‐8387‐1361‐4……20冊(2)『世界一簡単な英語の本』幻冬舎4‐344‐00140‐0……10冊(3)『あかね空』文藝春秋4‐16‐320430‐X……9冊(4)『V字回復の経営2年で会社を変えられますか』日本経済新聞社4‐532‐14934‐7……7冊(5)『恐慌の罠』中央公論新社4‐12‐003233‐7……5冊”『声に出して読みたい日本語』草思社4‐7942‐1049‐3…5冊”『論理力を鍛えるトレーニングブック』かんき出版4‐7612‐5975‐2……5冊(8)『ホーキング、未来を語る』角川書店4‐04‐898070‐X…4冊”『歴代天皇総覧』中央公論新社4‐12‐101617‐3……4冊”『日本村100人の仲間たち』日本文芸社4‐537‐25088‐74冊(11)『シネマ坊主』日経BP出版センター4‐8222‐1733‐7…3冊”『紅一点主義』文藝春秋4‐16‐358140‐5……3冊”『盲導犬クイールの一生』文藝春秋4‐16‐357260‐0……3冊”『恋愛は自腹で』主婦と生活社4‐391‐12603‐6……3冊”『目下の恋人』光文社4‐334‐92353‐4……3冊”『エレガントな宇宙』草思社4‐7942‐1109‐0……3冊”『株の買い方・売り方が面白いほどわかる本〔入門の入門編〕』中経出版4‐8061‐1574‐63冊(2月6日~12日調べ)

週間売行き情報

学校は4月から週5日になる。

学力低下が取り沙汰され能力別クラス編成の案も出ているが、教える側の教師の質も検討していくべきではないか。

(井)(1)『矢口真理写真集』ワニブックス4‐8470‐2697‐7……20冊(2)『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』静山社4‐915512‐40‐1……9冊(3)『ハリー・ポッターと賢者の石』静山社4‐915512‐37‐1…7冊”『ハリー・ポッターと秘密の部屋』静山社4‐915512‐39‐8……7冊”『世界がもし100人の村だったら』マガジンハウス4‐8387‐1361‐4……7冊(6)『続続続伊東家の食卓裏ワザ大全集2002年版』日本テレビ放送網4‐8203‐9803‐2……5冊”『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』幻冬舎4‐344‐00140‐0……5冊(8)『流血の魔術最強の演技』講談社4‐06‐211075‐X……4冊”『美人画報ハイパー』講談社4‐06‐210899‐2……4冊”『ダイスをころがせ!』毎日新聞社4‐620‐10654‐2……4冊(11)『戦士たちの挽歌』角川書店4‐04‐791372‐3……3冊”『東京タワー』マガジンハウス4‐8387‐1317‐7……3冊”『ソウル』角川書店4‐04‐873364‐8……3冊”『つばさ(上)新書版』アカデミー出版4‐86036‐000‐13冊”『不安な国日本』光文社4‐334‐97327‐2……3冊(16)『日本人のこころ(3)』講談社4‐06‐210507‐1……2冊”『肩ごしの恋人』マガジンハウス4‐8387‐1298‐7……2冊(2月3日~9日調べ)

新社長に山口氏選ぶ

福岡県教科図書・は1月30日午後1時より福岡市中央区のセントラーザ・フクオカホテルで第46期株主総会を開催。

鶴英男社長が任期半ばで勇退されるのに伴い、役員会で山口尚之取締役を代表取締役社長に選任した。

前任の鶴社長は7年間にわたり社長を勤め、業績を大きく伸ばした功績に対して感謝状を贈った。

山口新社長にはさらなる会社発展が期待されている。

(鹿子島慶正広報委員)

各都道府県組合ホームページ紹介

読者や組合員への情報提供のためのツールとして、ウエブサイトの重要性が高まっている。

日書連「本屋さんへ行こう!」は情報提供・意見交換の場としていっそうの充実を図っているところだが、各都道府県組合でもサイト立ち上げの機運が高まっている。

ここでは業務に役立つ、そして、これから立ち上げを考えている組合にとって参考になるサイトを紹介する。

是非ブックマークし、アクセスしていただきたい。
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