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平成28年9月15日号
地震義援金分配方法を承認/人気著者の文庫カバー等で復興支援/熊本総会

熊本県書店商業組合は8月19日、熊本市のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで第29回通常総会を開催。組合員42名(委任状含む)が出席した。
総会は長﨑晴作理事長(熊文社)を議長に議案審議に入り、平成27年度事業報告、収支決算報告、監査報告、平成28年度事業計画書、収支予算案等を原案通り承認した。
その他の事項として、4月14日以降に相次いで発生した熊本地震の義援金について審議。同組合に寄せられた義援金を各地区の震度数に応じて分配することを承認した。また、義援金の一部を使い、人気著者デザインの文庫カバー、雑誌袋を作成し、店頭で活用することで書店の活性化につなげることを全員一致で承認した。
最後に、来賓の熊本県中小企業団体中央会指導員の吉村真季氏があいさつし、第1部総会を終了した。
第2部研修会では、東京海上日動火災保険熊本支店の柴田雅博氏が、熊本県の自然災害とBCP(事業継続計画)について話した。
第3部懇親会では、冒頭、長﨑理事長が熊本地震の現状報告を交えてあいさつ。テジマ・手嶋宏彰社長の発声で開宴。和やかに情報交換を行う中、親睦を深め、宮崎容一副理事長の三本締めで閉会した。
(宮崎容一広報委員)

春の書店くじ立て替え金を振り込みました

今春実施した「2016春の書店くじ」で各書店にお立て替えいただきました1等1万円、2等千円、3等5百円、4等百円の清算業務は終了いたしました。入金をご確認いただくようお願いいたします。
日書連書店くじ係

新理事長に井上俊夫氏/読み放題、枠組み作り求め決議/神奈川総会

神奈川県書店商業組合は8月24日、横浜市中区の平和会館で第39回通常総会を開催し、役員改選で井上俊夫副理事長(井上書房)を新理事長に選出した。また、電子書籍・雑誌の定額読み放題サービスは一定の枠組みの中で展開すること、次世代図書カード「図書カードNEXT」について消化仕入方式の早期実現を求める決議を採択した。
組合員120名(委任状含む)が出席した総会は、水越孝司常務理事(水越書店)の司会で進行し、井上副理事長の開会の辞に続き、筒井正博理事長(伊勢治書店)が「店頭売上が厳しい中、組合活動も様々な問題を抱えている。今日の総会を無事成立させ、次の期へ羽ばたいていきたい」とあいさつした。
続いて村上弘一副理事長(村上書店)を議長に選出して議案審議を行い、平成27年度事業報告、決算並びに監査報告、平成28年度事業計画案、予算案などすべての議案を原案通り承認可決した。
事業報告で筒井理事長は「県議会各政党に予算獲得ヒアリングの機会を通して書店の現状を訴えるとともに、『こども図書券(仮称)』の発行と予算措置を要求してきた。また、県立高校の図書購入に関して県外業者に大きく予算を配分することの不当性を表明してきた」と報告した。
定款変更では、組合員数減少のため、役員定数を「理事20人以上28人以内」から「理事17人以上25人以内」に減らすことを承認。
電子書籍・雑誌の読み放題サービスの一定の枠組みでの展開と次世代図書カードの消化仕入方式の早期実現を求める決議を採択し、日書連に申し入れることを決めた。筒井理事長は「読み放題サービスは強い危機感を持って対応しなければいけない。dマガジンのサービス開始とともに、電子雑誌の伸長と正反対に紙の雑誌の売上が落ちている。雑誌発売日が遅い地区では、電子雑誌が先に配信されて読まれてしまう。リアル書店の存在に関わる事態で、読者にも不利益を与える」と危惧の念を示した。
決議は①dマガジン、楽天マガジン、キンドルアンリミテッド等の電子書籍・雑誌の読み放題サービスは書店という流通形態を淘汰し、結果として出版社を苦しくするものであり、また輸送会社の経営をも維持できなくなる恐れもある。したがって配信時期や内容について、一定の枠組みの中で展開を!、②図書カードのサーバー管理型「次世代図書カード」で提示された、機能の早期実現を!実現不可能なら図書カード取扱い店に、基本在庫の完全委託を!――としている。
役員改選では、理事23名、監事2名を選出したあと初理事会を開き、2期4年理事長を務めた筒井氏に代わり、井上氏を新理事長に選出した。井上氏は2008年4月~同8月に理事長を務めて以来の再登板となる。井上新理事長は「私は単なる街の本屋のおやじ。少しでもより良い街の本屋をという思いで頑張っていきたい」と意気込みを語った。副理事長、委員会編成は9月定例理事会で決める。
来賓の日書連・鈴木喜重副会長は神奈川組合の先進的な活動と活発な議論、筒井前理事長の日書連における発言を評価。日書連が10年ぶりに実施した「全国小売書店経営実態調査」報告書で示された重要課題の解決に向け、井上新理事長と組んで活動していきたいと協力を求めた。

中山寿賀雄理事長を再選/加入促進、発売日改善図る/長崎総会

長崎県書店商業組合は7月28日、諫早市の水月楼で第29回通常総会を開催し、組合員38名(委任状含む)が出席。役員改選で中山寿賀雄理事長を再選した。
総会は草野義広専務理事の進行で始まり、中山理事長があいさつ。書店数の減少や太洋社、栗田の経営破綻など近年の業界の動きについて説明した。
辻田信副理事長を議長に選任し議案審議に入り、中山理事長が事業報告。出版業界の現状や日書連の事業概要を報告し、「長崎組合は脱退店が増え、賦課金収入も減少。組合運営に支障が出かねない。九州雑誌センターでのムックの取扱いを拡張することを呼びかけていきたい」と述べた。草野専務理事が決算報告、六倉英二監事が監査報告を行い、全員一致で承認した。
事業計画案は中山理事長が説明し、組合未加入書店の加入促進を図り、九州地区の雑誌発売日を2日目地区にするよう要望するとした。収支予算案は草野専務理事が説明し、全員一致で承認した。
定款の変更では、組合員数の減少により、理事を8名から12名以内、監事を1名又は2名以内に変更する案を承認した。
役員改選では、選考委員から理事の発表があり、全員承認。中山理事長を再選した。
総会終了後、来賓の県中央会・今泉氏があいさつし、県中央会の現状などについて説明があった。懇親会では、テジマ運送の手島社長があいさつした。
[長崎組合役員体制]
▽理事長=中山寿賀雄▽副理事長=辻田信、尾崎嘉生、古瀬寛二▽専務理事=草野義広
(古瀬寛二広報委員)

木野村理事長を再選/岐阜総会

岐阜県書店商業組合(木野村匡理事長)は6月10日午後3時から、岐阜市の岐阜キャッスルインで第33回通常総会を開催し、組合員58名(委任状含む)が出席した。
総会は、篠田元弘副理事長が開会宣言。古田智一理事を議長に選任して審議を行い、平成27年度事業報告、決算、平成28年度事業計画案、収支予算案などをいずれも原案通り承認可決した。任期満了に伴う役員改選では、理事15名、監事1名を選出し、木野村理事長の再選を決定した。

県立図書館入札の対応説明/香川総会

香川県書店商業組合は8月5日、高松市のホテルパールガーデンで平成28年度通常総会を開き組合員28名(委任状含む)が出席した。
総会は政本公男氏の司会で進行、冒頭で日書連活動報告を西尾文士代表理事会長が行った。宮脇範次代表理事理事長を議長に選任し、平成27年度事業報告、収支計算書、平成28年度事業計画案、経費の賦課額及び徴収方法を審議して原案通り承認した。
総会終了後、香川県中央会・丸山市郎新事務局長より、国と県の中小企業対策等の話とあいさつをいただいた。宮脇代表理事理事長からは県立図書館入札の問題点と今後の対応について説明があり、業界全般の将来像等について意見交換を行い、無事終了した。
(政本公男広報委員)

不況に立ち向かう姿勢必要/滋賀県組合総会で吉田理事長

滋賀県書店商業組合は8月26日午後3時から、近江八幡市のホテルニューオウミで第33回通常総会を開催。組合員44名(委任状含む)が出席した。
総会は山田康義副理事長の司会で始まり、吉田徳一郎理事長があいさつ。「平成27年11月に開催された第67回中小企業団体全国大会にて優良組合として表彰されたことは、組合員と関係団体のご協力によるものであり、今までの組合の適正な運営が認められたこと」と感謝の意を述べた。さらに中日新聞7月25日号の「買うだけ読書のススメ」を引用して、「ビブリオバトルに参加することや、公共交通機関には1冊の本を持って乗り、書店人が自ら読書して周囲に広げていくことが大切。書店不況に立ち向かっていく姿勢が必要だ」と話した。
議長に平柿宗敏理事を選出して議案審議を行い、平成27年度事業報告、収支決算報告、平成28年度事業計画、収支予算などの議案を原案通り承認可決した。理事欠員に伴う役員改選は、補欠理事2名を選出した。
総会終了後、来年のNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」が彦根藩初代藩主井伊直政の養母が主人公であることから、NHK出版大阪事務所長の佐藤敬氏を講師に、大河ドラマ関連本の販促と過去の大河ドラマのエピソードを、後半は作家の龍道真一氏から、戦国から幕末の大老井伊直弼についてのウラ話を聞いた。
懇親会場に移動し、京都新聞社「第45回お話を絵にするコンクール」の表彰式を行い、1位から3位までの書店を表彰した。表彰された書店は、1位甲賀市ブックパル大垣書店、2位近江八幡市川端書店、3位彦根市太田書店。
この後、中央会、輸送会社、取次、出版社を交えて懇親会を行い、親交を深めた。(岩根秀樹広報委員)

10月4日に書店大商談会/東京ドーム・プリズムホールで

第7回「書店大商談会」が10月4日に東京都文京区の東京ドーム「プリズムホール」で開催されます。今回の出展は、237社・250ブース。一般書、ビジネス書、児童書、コミック、第三商材のエリアを設置し、各社オリジナルの拡材、特別受注条件などの特典が満載です。著者サイン会、サイン本コーナー、勉強会など多彩なイベントも行われます。来場者には、店頭で役に立つ「出展社営業担当一覧」冊子をプレゼント。また、当日アンケートに回答した先着5百名に1千円分の図書カードを贈呈します。皆様ぜひご来場ください。
▽日時平成28年10月4日(火)午前11時~午後5時30分
※コミックは、当日はサロン形式で開催。分科会を10月20日(木)午後1時30分~5時、東京都文京区の講談社本館6階講堂で開催
▽会場東京ドーム「プリズムホール」(JR総武線・都営三田線水道橋駅から徒歩5分、都営大江戸線・三田線春日駅から徒歩10分、東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅から徒歩10分)
▽主催「書店大商談会」実行委員会
▽問い合わせ「書店大商談会」実行委員会事務局(出版文化産業振興財団=JPIC)まで。℡03―5211―7282

東京ブックアワードを発表/東京組合

東京都書店商業組合(舩坂良雄理事長)は9月2日、東京都千代田区の書店会館で定例理事会を開催した。
事業・読書推進では、暮しの手帖社の『暮しの手帖』83号の増刷分について東京組合が注文を取り、60店から435冊を受注した。会議に先立ち、同社の阪東宗文社長らが出席して『暮しの手帖』の定期購読獲得に協力を要請した。
デジタル戦略推進では、電子書店「BOOKSMART」と書店店頭連動の増売企画「東京ブックアワード」の第1回大賞作品が『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』(リイド社、ドリヤス工場著)に決定。大賞の発表と、7月発売の同じ著者の新刊と合わせた2点の増売企画を案内するFAXを組合員に送信したと報告があった。また、読者プレゼントの当選番号も発表となり、ギフトチケット発券店での賞品との交換を要請した。第2回東京ブックアワードは10月中のスタートを予定し、参加店のコミック担当者からの取扱い希望商品アンケートをもとに、対象商品を現在調整中と説明した。
平成29年新年懇親会は、来年1月17日(火)午後5時半から、文京区の東京ドームホテルで開催することを承認した。

書店開業の支援策を検討/子どもの読書推進などに取組む/奈良総会

奈良県書店商業組合は7月21日、橿原市の橿原観光ホテルで第32回通常総会を開催した。
総会は森谷勝則氏(森谷書店)の司会で進行。庫本善夫氏(庫書房)を議長に選出して議事を進行し、林田芳幸代表理事(啓林堂書店)から事業報告、久保繁弘財務担当理事(久保書店)から決算報告、藤木公博監事(藤木書店)から監査報告。まとめて承認を受けたのち、次年度の事業計画及び予算案が提出され、承認された。
林田代表理事は、「財政的には回復したものの、組合員数及び組合員店舗数が店主他界や支店閉鎖などにより相次いで減少する中、奈良県組合の組合活動そのものが危機的状態になりつつある。奈良県内での書店開業や開業希望者に対して組合として何らかのサポートをしたり、組合が小取次として開店資金や初期在庫・日々の仕入れをサポートする支援モデルも検討したい」と述べた。
また、これまでは店頭活性化事業に注力してきたが、子どもたちの読書推進活動や学校でのPOPコンクール・読書会等の支援のほか、奈良ご当地出版賞の創設、組合書店のスタッフ向け勉強会も実施していきたいと述べた。
総会では、組合員数減少に伴う理事数の減数と事務所移転に関連して定款の変更を審議し、承認を受けた。
総会終了後、「書店を未来へつなぐ具体的な方法」と題し、ウィー東城店の佐藤友則店長による講演会を開催した。佐藤氏の講演は2回目で、前回講演した話のその後の展開に加えて、地域に対する販売でなくネット販売の展開について具体的にどのように始めてどれほどの利益確保ができたか、また今後の見通しについても詳細に説明した。
この後、取次・版元などの来賓を交えて懇親会を開催、各版元があいさつの中で行った増売依頼にも耳を傾けた。特に今年度で業務を終了する「奈良少年刑務所」について、西日本出版社から9月中旬発売予定の写真集が注目を集めた。同刑務所は明治時代に建設された五大監獄のうち現存する最後のもので、赤レンガの優美で機能的な建築で有名なだけでなく、運営も高く評価されていた。
(庫本善夫広報委員)

「情報BOX」の研修会を開催

山形県書店商業組合(五十嵐太右衞門理事長)は、日書連の「読書推進活動補助費」により、7月28日午後1時半から山形市の山形県産業創造支援センター研修室で「日書連MARC情報BOXまるわかり研修会」を開催。県内学校図書館の司書・先生26名が参加した。
この研修会は、県内160校に導入されている図書館電算化システム「情報BOX」の機能をもっと理解し活用してもらい、校内の読書推進を図ってもらうことを目的に開いたもの。これにより、読書週間に「校内でみんなに読んでもらいたい本を選んだ○○学校の図書大賞」などのイベントを開催してもらうことを意図している。
研修会では、講師の教育システム教育情報化コーディネーター・長尾幸彦氏が、図書貸出の上位者への「表彰状」の作成方法や、ベストリーダーへの「VIPカード」作成の提案、卒業時に渡す「私の読書日記」(貸出履歴一覧)など、図書館活性化のための「ワクワク企画」を多数説明。研修会後のアンケートでは「大変ためになった」「細かなところまで教えていただき学校ですぐ実践できる」との声が寄せられ、大変好評な研修会となった。
(五十嵐靖彦広報委員)

大分組合後援の児童図書展が盛況

大分県書店商業組合(二階堂衞司理事長)が後援する小・中学校、公共図書館向け展示会「児童図書・優良図書展示会」が8月9日・10日に大分市のホルトホール大分で行われた。
会場で両日対応にあたったのは出版社・取次が25名、書店が2名。会場を訪れた学校は、9日が約60校、売上(注文手配)額は約1000万円、10日は約80校、売上(注文手配)額は約1100万円で、両日来場した学校もあった。2日間の延べ来校数と売上は、昨年度の2倍以上という好成績だった。また、展覧会中に県内書店より8名の見学者が会場を訪れた。
会期中にはセミナーも開催。9日の「『ブックトークの作り方と実演』~読書の習慣が楽しく身につくために!~」には司書65名が参加。10日の「『本の修理講座』~大切な本をよみがえらせよう!~」には司書69名が参加し、好評を博した。(大隈智昭広報委員)

勉強会と組合理事との意見交換会を開催/大分組合青年部

大分県書店組合青年部は7月15日に大分市の大分図書2階で勉強会と組合理事との意見交換会を行った。
勉強会には豊後大野市の橋本書林・橋本忠典氏も参加、待望の新青年部員となり青年部は5名になった。
会の終盤には福田前理事長より、書店経営者となった過去から現在に至るまでの話や、青年部と共に今後も経営を模索していくとの話があった。
夜の懇親会では、橋本新部員の経営に関する質問に皆で意見を述べ合い、充実した時間を過ごした。
(大隈智昭広報委員)

書籍ほか卸、売上高1・8%減/日経MJ「第45回卸売業調査」

日経MJ(日経流通新聞)は8月3日号で「第45回日本の卸売業調査」の結果を発表。2015年度の全業種の売上高は前年度比4・6%増で、営業利益は同28・2%増。食品の値上げ浸透や高価格新薬の登場が影響し、2年ぶりの増収増益となった。
この調査は消費財を中心とした卸売業を行う企業958社を対象に依頼状を郵送して行ったもので、有効回答企業は583社。商業統計、大型小売店の売場構成などを参考に、独自に13業種に分類。該当しない企業は「その他」とした。
15年度の調査では、13業種のうち前年実績を上回ったのは、売上高で8業種、営業利益で11業種にのぼった。14年度調査に比べて増収が倍増、増益が4倍近くとなり、14年4月の消費税増税の影響をこえて収益をいったん回復した様子がうかがえた。
売上高の伸び率が最も大きかった業種は、全体の売上高の3割を占める医薬品で同8・7%増。以下、時計・貴金属、日用品・医療用品、スポーツ用品、食品の順となった。前年を割ったのは、文具・事務機と玩具のそれぞれ同4・4%減をトップに、書籍・CD・ビデオ・楽器、繊維、寝装品・インテリアの5業種だった。
書籍・CD・ビデオ・楽器卸の売上高は、同1・8%減少した。営業利益は同4・6%増、経常利益は1・6%増、税引後利益は同35・8%減だった。売上高ランキング首位の日販は同3・2%減収で、書籍の返品率改善などで営業利益は同5・8%増。2位のトーハンは減収、営業減益となった。
出版科学研究所の調査によると、15年の取次経由の出版物推定販売額は前年比5・3%減の1兆5220億円で、11年連続で前年を下回り、ピーク時から4割以上減少した。日経MJでは、電子書籍やネット配信の普及で事業環境が厳しさを増していると指摘している。

日書連のうごき

8月2日出版サロン会に舩坂会長が出席。
8月3日政策委員会に舩坂会長、鈴木、藤原、面屋、柴﨑、西村、本間各副会長が出席。
8月4日書店大商談会実行委員会に舩坂会長が出席。全国中央会システム見学会に事務局が出席。
8月23日読書推進運動協議会野間読進賞選考委員会に事務局が出席。
8月24日神奈川県組合総会に鈴木副会長が出席。
8月25日全国中小小売商団体連絡会に事務局が出席。

万引防止街頭キャンペーン/福岡組合と県警がチラシを配布

福岡県書店商業組合は、7月18日に福岡市の天神地区で、恒例の万引き防止キャンペーンを行った。同キャンペーンは毎年「海の日」に実施しており今年で13回目。
当日は、組合員13人と福岡県警察本部生活安全課より3人、福岡県中央警察署より3人の総勢19人が参加し、猛暑の中、「万引きゼロを目指します」のチラシと「万引きは犯罪です」と刻まれたボールペン2千セットを街行く人々に手渡して万引き防止を訴えた。
出発式で福岡組合の安永副理事長は、万引きがゼロになるよう今後も警察と一緒になって頑張ろうとあいさつ。続いて、福岡県警察本部生活安全課の濱﨑課長補佐が、「このような継続的な啓発活動が必要で、万引きが減少することを願っている」と話した。
福岡県警によると、県内の2015年度の犯罪件数は5万4千件で、2004年に比較すると11万4千件減と大幅に減少した。しかし、万引きが占める割合は、04年度が4・7%だったのに対し、15年度は10・1%と増えているという。青少年の万引き比率は減少したものの、高齢者の比率が増加傾向にあるとのことで、来年以降も万引きがゼロになるよう引き続きキャンペーンを行っていく。
(加来晋也広報委員)

「AneCan」12月号で休刊

小学館は8月10日、女性向けファッション誌「AneCan」を11月7日発売の12月号をもって休刊すると発表した。
同誌は「お姉さん系CanCam」として2006年に年2回刊行を経て、07年3月から月刊誌として創刊。押切もえや蛯原友里らを専属モデルに起用し、30歳前後の女性を中心に一大ブームを巻き起こした。
小学館は「昨今の読者ニーズや広告環境の急激な変化を真摯にとらえ、休刊を決定した。今後はそのブランド力とノウハウを活かし、読者のライフスタイルに寄り添った新しい形でのビジネスを検討していく」としている。なお、ウェブサイト「AneCan.TV」は引き続き運営する。

NHK出版、新書通巻500号フェア/創刊15周年迎えて

 NHK出版は今年、「生活人新書」創刊から15周年、「NHK出版新書」となって5周年、10月刊行の新刊『はじめてのサイエンス』(池上彰著)で通巻500号を迎えるにあたり、記念フェアを実施する。9月8日現在、すでに436セットの申込があり、大きな反響を呼んでいる。
 15年にわたり刊行してきた500点の中から、『脳が冴える15の習慣』(築山節著)、『おとなの教養』(池上彰著)、『世界史の極意』(佐藤優著)など、近年のベストセラー銘柄や、発売から10年を経ても年間売上ランキングに入るロングセラー商品に加え、今読んでおくべきテーマをバランスよく選書した。
 セットは「ベストセラー10点セット」「ベストセラー20点セット」「棚用ベスト50点セット」の3種類を用意。10点セットは各5冊・計50冊でセット定価4万3416円。20点セットは各5冊・計100冊で同8万6400円。50点セットは各1冊・計50冊で同4万1558円。
 10点セット、20点セットには塩野七生氏、柄谷行人氏ら著名人、著者の推薦コメント入り帯を巻いて出荷し、通巻500号記念の新書目録20部と記念フェアのA4パネルを同梱。50点セットには新書目録10部と棚差しプレートを同梱する。
 条件は4ヵ月長期委託。注文締切は9月20日。搬入は10月上旬または11月上旬のいずれかを選択できる。
 さらに、10、11月のNHK出版新書は池上彰、佐藤優、姜尚中、竹中直人氏ら強力なラインアップを揃え、それぞれ4点発売。フェアと合わせての展開をお願いしたいとしている。

出版社17社が企画説明/外販企画の合同決起大会/トーハン

トーハンは9月1日、東京・新宿区の本社で第6回「出版社様合同外販企画決起大会」を開催し、出版社17社68名が外販企画商品のプレゼンテーションを行った。トーハンからは役員168名が参加した。
この決起大会は、新企画の取り組みに際し、出版社とトーハン営業担当者が情報や目標の共有化を図り、相互理解の深化と士気を高めることを目的に開催しているもの。
第1部企画説明会の冒頭、トーハンの近藤敏貴副社長は「この決起大会は高知・金高堂書店が毎年行っている販売コンクール決起大会を参考に始めたもの。金高堂書店販売コンクール決起大会の今年のキャッチフレーズは『伝えよう作った人たちの思いこの手で』。人と人とのつながりが商品を売るためには大切ということ。今日は出版社の皆さんとトーハンが心をつなげ、1冊でも多くの販売につながればと思っている」とあいさつした。
続いて出版社17社が新企画の内容を1社5分の持ち時間で説明した。企画説明を行った出版社は以下の通り。朝倉出版社、河出書房新社、学研プラス、講談社、集英社、主婦と生活社、主婦の友社、小学館、世界文化社、創元社、筑摩書房、中央公論新社、デアゴスティーニ・ジャパン、日東書院本社、PHP研究所、ポプラ社、旭屋出版。
このあと、トーハンの東日本、首都圏、西日本、特販の営業担当者4名が拡販に向けて決意表明を行った。
第2部懇親会で、トーハンの藤井武彦社長は「8月は五輪で日本中が熱くなった一方、書店店頭POSは書籍90%、雑誌93%、コミック80%、計90%と低調に推移した。これから反転攻勢に転じたい。五輪関連の出版物、そして外販企画商品をしっかりと売っていきたい。店売と外販は車の両輪。外販営業部を立ち上げて4年になるが、昨年度は110%と2桁伸長した。それを支えるプレミアムセールは109%、金額も10億円に迫る勢い。割販協は加盟社が400社を超え、50周年を迎えた昨年度、売上高6億4000万円の成績をあげた」と報告。東京国際ブックフェアでの同社単独ブース出展と新しい雑誌配本システムについて説明し、来年1月6日に東京・文京区の椿山荘で新春の会を開催することを決定したと発表した。
日東書院本社の穂谷竹俊社長が「トーハンとリアル書店の強みは外販企画の推進。商品を見れば出版社の営業担当者の顔が見えるという形でお手伝いいただきたい」と述べ、乾杯した。20点セットには塩野七生氏、柄谷行人氏ら著名人、著者の推薦コメント入り帯を巻いて出荷し、通巻500号記念の新書目録20部と記念フェアのA4パネルを同梱。50点セットには新書目録10部と棚差しプレートを同梱する。
条件は4ヵ月長期委託。注文締切は9月20日。搬入は10月上旬または11月上旬のいずれかを選択できる。
さらに、10、11月のNHK出版新書は池上彰、佐藤優、姜尚中、竹中直人氏ら強力なラインアップを揃え、それぞれ4点発売。フェアと合わせての展開をお願いしたいとしている。

総計600万部突破と絶好調/河出書房新社「大人の塗り絵」シリーズ

河出書房新社は8月31日、2005年に刊行を開始した「大人の塗り絵」シリーズが総計600万部を突破したと発表した。昨年7月の430万部から1年余りで170万部増は異例の数字。5月には過去最高の売上を記録するなど、愛好者を増やし続けている。
10年前から「脳トレ」の一環として高齢者に人気があったが、昨年7月に日本認知症予防学会会長が認知症予防に効果があるとテレビで紹介したことや、フランスやアメリカなど海外でもアンチストレスに効果があると報道され、需要が急増した。また、フィギュアスケート選手の浅田真央さんが「マイブームは大人の塗り絵」と発言したことで、さらに広く認知された。
9月1日には第11回大人の塗り絵コンテストの募集を開始した。このコンテストは大人の塗り絵クラブ(河出書房新社主催)が開催する、日本で唯一の「大人の塗り絵」を対象にした本格的なコンテスト。毎年応募数が右肩上がりだが、前回はブームの影響もあり、前年より1500通以上増加し6768点の応募があった。特に60~80代で大幅に増加し、100歳以上の応募者もいた。高齢者施設のリハビリやレクリエーションとして使われることも多く、昨年は高齢の受賞者が地元のテレビや新聞に取り上げられたニュースが多数あった。敬老の日に向け、大人の塗り絵の需要はますます高まりそうだ。

「書き続ける」と村田沙耶香氏/芥川賞・直木賞贈呈式

第155回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が8月26日、都内のホテルで開かれ、芥川賞の村田沙耶香氏(受賞作「コンビニ人間」文學界6月号)、直木賞の荻原浩氏(同「海の見える理髪店」集英社刊)に、それぞれ記念品の時計と賞金100万円が贈られた。
村田氏は03年に「授乳」で群像新人文学賞優秀作を受賞したデビュー当時を振り返り、「人間が見つけてはいけない言葉を見つけるかもしれないし、見つけられたらいいと思っている。人類を裏切るかもしれない。ニコニコ応援してくれる人を裏切るような言葉を探してしまうかもしれない。誰を裏切ることになっても小説のことだけは裏切らないようにしようと思いながら、受賞からの1ヵ月を過ごしていた。これからも書き続けると誓う」と抱負を語った。
荻原氏は候補5回目での受賞。「自宅のちょっと行ったところにマンションがあって、そこを仕事場にしているが、今まで僕のことを昼間からブラブラしている失業者だと思っていたんじゃないかなという管理人や住民の方々の目が、すごく温かく優しくなったのは賞のおかげ」と会場を笑わせ、「直木賞受賞の反響は大きかった。明日からは地味に1行1行文章を積み重ねていくいつもの作業に戻りたい」と語った。
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