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平成30年10月15日号
杉山和雄、久住邦晴氏らを顕彰/第50回出版功労者顕彰会

日本出版クラブは10月5日、神奈川・箱根町の出版平和堂で「第50回出版功労者顕彰会」を執り行い、次の9氏を出版功労者として新たに顕彰した。(没年順、敬称略)
▽版元関係=伊藤佐知子(春陽堂書店)、山口雅己(東京大学出版会)、古岡滉(学習研究社)、並河良(光文社)
▽取次関係=山中平吉(東京出版販売〈現・トーハン〉)、佐藤千晴(日本雑誌販売〈創業者〉)、雨谷正己(協和出版販売)
▽書店関係=杉山和雄(栃木・杉山書店)、久住邦晴(北海道・久住書房)

2019年度日書連理事会日程

▽19年4月=休会▽同5月=委員会22日・理事会23日・公取協総会23日▽同6月=委員会19日・理事会20日・通常総会20日▽同7月=休会▽同8月=休会▽同9月=委員会18日・理事会19日▽同10月=委員会16日・理事会17日▽同11月=休会▽同12月=委員会18日・理事会19日・年末懇親会18日▽20年1月=休会▽同2月=委員会19日・理事会20日▽同3月=休会

粗利30%実現へ出版社から具体的提案/書店環境改善「実務者会議」で/日書連定例理事会

日本書店商業組合連合会(舩坂良雄会長)は9月20日、東京・千代田区の書店会館で定例理事会を開催。業界3者で構成する書店環境改善「実務者会議」の第3回会合で、粗利30%以上実現に向けて出版社側からいくつかの具体的な企画提案があったことが報告された。このほか、2019年度理事会日程案を承認し、11月1日の「本の日」に合わせて行われる「本屋へ行こう!キャンペーン」に協力することを申し合わせた。
[指導教育委員会]
書店環境改善「実務者会議」は、これまで6月15日、7月24日、9月3日の3回会合を行い、活発に意見交換を行っていると鈴木喜重委員長が報告した。
実務者会議の座長を務める面屋龍延副会長は、3回の会合の模様を報告し、出版社側から出た「出版社はほとんど赤字で、利益の配分を変えようとしたところで、出版社も取次もぎりぎりまで来ている。薄利多売ではなく『厚利多売』をしたい。そういう実例を皆で作っていくことが大切」「粗利30%実現に対し、メーカーとして原資が出てこない。先に売り伸ばしを図ってもらい、それに対して求められているレベルまでの何かしらを支払うということになるだろう」といった意見を紹介。また、粗利30%以上の実現に向けていくつかの具体的な企画提案も出てきており、次回の会合で検討するとした。
[政策委員会]
2019年度理事会日程案を承認した(題字下に掲載)。理事会は19年度も従来通り年6回開催するが、変更点として4月を休会とし、代わって10月を開催することとした。なお、通常総会は19年6月20日、出版販売年末懇親会は19年12月18日に開催する。
弔慰金・見舞金規程で、弔慰金額を変更し、会長3万円、副会長2万円、理事1万円、相談役1万円とすることを決めた。
「第18回全国中小小売商サミット」が11月19日、東京・千代田区の経済産業省別館で開催されると報告があった。日書連など小売8団体で構成する全国中小小売商団体連絡会が主催。日書連からは舩坂会長が出席する。各団体からの近況報告・意見交換や中小企業庁との懇談会などを予定している。
11月1日の「本の日」に合わせて行われる「本屋へ行こう!キャンペーン」に協力してほしいと舩坂会長が呼びかけた。全国の書店店頭でフェアやイベントを実施し、来店客に「本の日」をアピールするほか、図書カードNEXTネットギフトが抽選で当たるプレゼントキャンペーンを実施する。キャンペーンポスターは日本図書普及から図書カード取扱店に配布し、全国書店新聞にも掲載(本号3面)。周知徹底を図る。舩坂会長は「出版業界を挙げて行うキャンペーン。まず出版界や関連業界で働く人たちが本屋に足を運んでほしい。今回は認知度を上げ、お客様に来店していただくことに重点を置く」と話した。
聖教新聞社『新・人間革命』が11月29日発売の「第30巻〈下〉」で完結するにあたり、創価学会・池田大作名誉会長の活字文化振興への貢献を讃え、日書連として感謝状を贈呈することを承認した。舩坂会長ら幹部が11月28日、東京・新宿区の創価学会本部を訪問し、贈呈式を執り行う。
「本の学校出版産業シンポジウム2018in東京」(本の学校主催/10月28日、東京・千代田区の専修大学神田キャンパスで開催)の協賛、取協読書推進事業「読み聞かせ会」(日本出版取次協会主催/18年12月1日~19年2月3日の期間中に開催)の協賛、「BOOKEXPO2018」(同実行委員会主催/11月7日、大阪市北区のグランフロント大阪で開催)の後援名義使用をそれぞれ承認した。
[組織委員会]
各都道府県組合の加入・脱退状況は、6月期が加入2店・脱退8店で6店純減、7月期が加入3店・脱退7店で4店純減、8月期が加入1店・脱退7店で6店純減。これにより8月末現在の日書連の推定所属員数は3201店になったと中山寿賀雄委員長が報告した。
[流通改善委員会]
藤原直委員長は、国立国会図書館と日本出版インフラセンターが連携し、18年度から発売前の近刊情報を提供できる体制を整えたことを報告し、「どの書店でも使うことができるので活用していただきたい」と述べた。これに関わる問題として、藤原委員長は「地方公共団体と公共図書館は指定管理事業者と納入業者を兼ねないよう区分。納入は地元書店を優先し、競争入札でなく再販を適用してほしいが、なかなか理解が進まない」と指摘し、「公共図書館改革に関するプロジェクト/実務者会議」に日書連から髙島瑞雄図書館サポート部会長を派遣することを提案し、承認した。
また、地震や台風など自然災害の影響により各地で雑誌発売日の遅れが発生していることについて、「物流状況の広報をもっと積極的に行うよう取協と雑協に働きかけたい」との意向を示した。
[取引改善委員会]
返品現地処理の実現に向けた研究の進捗状況を柴﨑繁委員長が報告。「輸送運賃が大きく値上がりしている。一刻も早く形を作る必要がある」と訴えた。
[広報委員会]
9月19日、東京・千代田区の文化産業信用組合会議室で開催した「全国広報委員会議」の模様を吉田徳一郎委員が報告した。同会議は日書連本部広報委員6名、各都道府県広報委員15名、全国書店新聞編集部2名、計23名が出席し、日書連と各都道府県組合・加盟書店をつなぐ広報活動・情報伝達の方法や今後取り上げるべき課題、各組合独自の広報紙の発行、SNSやホームページの活用などをテーマにグループ討議と全体討議を行った。また、優秀広報委員として神奈川組合の山本雅之広報委員、京都組合の若林久嗣広報委員を表彰した。
[読書推進委員会]
西村俊男委員長が、「平成30年度読書週間書店くじ」の申込状況を報告。また、来年4月20日~30日に実施する「第23回春の書店くじ」について、1等賞を従来の「1万円」(400本)から「5千円」(110本)にするなど、実施要項の変更点を説明した。
独自企画を提出した組合に補助金を支給する「読書推進活動補助費」については、11月末の締切までに良い企画を出してほしいと呼びかけた。
[書店再生委員会]
公正取引委員会が5月14日に行った「出版業界への著作物再販ヒアリング」について、本間守世委員長が捕捉説明した。

雑誌返品システムについて意見交換/北海道理事会

北海道書店商業組合(志賀健一理事長)は9月4日、札幌市中央区の札幌パークホテルで定例理事会を開催した。
理事会では、道組合の活動について審議。雑誌返品現地処理問題では、雑誌返品システムについて意見交換した。また日書連から支給される読書推進活動補助費について協議した。
(事務局・髙橋牧子)

鈴木喜重理事長を再選/諸問題の解決へ結束呼びかける/千葉総会

千葉県書店商業組合(鈴木喜重理事長)は9月25日、千葉市の千葉県書店会館で第35期通常総会を開催し、組合員55名(委任状含む)が出席した。
総会は中島浩副理事長の司会で進行し、仁木俊行副理事長が開会の辞。あいさつを行った鈴木理事長は、書店の粗利益30%以上を実現するため、日書連と出版社、取次の3者で書店経営環境改善のための「実務者会議」を開催していると説明。「書店の閉店が止まらないことは出版業界の売上に大きく影響し、業界を揺るがしかねない。書店が生き残っていける施策をということで協議を進めている。7月に行われた関東ブロック会では、各組合とも組合員が減少し、組合費も減って運営に苦労しているという話が出た。全国が結束して諸問題にあたらなければならず、千葉組合も日書連に協力していく」と述べた。
続いて鈴木理事長を議長に選任して議案審議を行い、第35期事業報告、収支決算書、監査報告、第36期事業計画案、収支予算案など全ての議案を原案通り承認可決した。
第35期事業報告では、千葉県立西部図書館、東部図書館、中央図書館の図書納入は今年度から入札が行われ、千葉組合が3館とも落札して納品を行っていると報告。第36期は①官公庁、業務用資材の共同販売事業②会館の貸付利用事業③組合支部組織の活性化、新規組合員の加入促進④日書連における書店経営健全化の推進⑤出版物再販維持運動の継続――等の事業計画を推進することを決めた。また定款変更について、理事定数を12人以上24人以内から、11人以上16人以内に変更するなどの条文案を承認。任期満了に伴う役員改選で理事13名、監事2名を選任し、鈴木理事長を再選した。
総会終了後に出版社、取次などを交えて懇親会を開催。来賓あいさつで日書連の石井和之事務局長は、実務者会議での協議について言及し、「書店だけが良くなればいいということではなく、3者それぞれの利益が上がっていく方策を打ち出したいと考えている」と説明。また、11月1日の「本の日」について、来店を盛り上げる運動へ協力を呼びかけた。
〔千葉組合執行部〕
▽理事長=鈴木喜重(ときわ書房)▽副理事長=仁木俊行(仁木書店)中島浩(中島書店)▽専務理事=植田榮一(植田文教センター)

組合加入メリットある企画を推進/大分県組合総会で二階堂理事長

大分県書店商業組合(二階堂衞司理事長)は9月26日、大分市の大分図書会議室で第34回通常総会を開催、組合員36名(委任状含む)が出席した。
総会は樋口副理事長の開会宣言で始まり、最初に二階堂理事長があいさつ。二階堂理事長は、インターネット通販、コンビニでの注文取り置きなど読者が出版物を入手する方法は増えているが、そこで売れるのは評判の本やベストセラーばかりになるとして、本の内容を見て買うという方法は書店でしかできず、そのためにも地域の書店は頑張っていかなくてはいけないと指摘。そして、「日書連が推進している書店経営環境改善のためにはどうしても粗利益30%以上が必要。消費税軽減税率の適用が決まるよう、組合員一致して運動していこう」と述べた。
また、大分組合の活動について、「9月から始まったお客様感謝旅行プレゼントキャンペーンは好評だ。組合に加入していることがメリットとなる企画をこれからも考えていく」と話した。
続いて、二階堂理事長を議長に選任して議案を審議。第1号議案の決算書報告が事務局の甲斐氏から、監査報告が藤井監事から行われ、承認を得た。第3号議案では、定款改訂で理事定数12名~16名を9名~12名へ変更することを説明。第4号議案では新監事に小野秀二氏(一休書店)を任命することを説明し、ともに承認された。
樋口副理事長の閉会宣言で総会を終了。引き続き同会場にて、青年部の集会を二階堂理事長の出席を得て開催し、青年部が大手ネット業者などを利用して地元の本を全国に売るための方法の一歩目について討議した。
(大隈智昭広報委員)

新理事に松信、宮脇両氏/小売公取協臨時総会

出版物小売業公正取引協議会は9月20日、東京・千代田区の書店会館で臨時総会を開催。役員補充選挙を行い、新理事に松信裕(神奈川・有隣堂)、宮脇範次(香川・宮脇書店)両氏を選任した。

日書連、臨時総会で定款変更を承認/松信、宮脇両氏を新理事に選任

日書連は9月20日、東京・千代田区の書店会館で臨時総会を開き、暴力団など反社会的勢力排除への対応や組織の円滑な運営を促進することを目的に定款変更することを承認した。
総会は本人33名、書面6名、委任状2名、計41名が出席して成立。舩坂良雄会長を議長に議事を進行し、定款変更を担当した組織委員会の中山寿賀雄委員長が主な変更理由と変更点を説明した。
新しい定款では、暴力団など反社会的勢力排除に向けた社会的要請を踏まえ、同対策についての姿勢を明示し、社会的信用の維持向上を図るため、「会員になることができない者」として暴力団、暴力団員、暴力団でなくなった時から5年以上を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業等を対象にすることを明記した。
組織の円滑な運営の促進では、総会や理事会の招集手続きなどで電磁的方法による通知を可能にし、賛助会員の条文を新設する。
また、運営の実態に適合させるため、「会長、副会長及び専務理事」の条文から「専務理事」を削除する。日書連ではこの5年間、専務理事が置かれない状態が続いている。
中山委員長は「本日承認された新しい定款を経済産業省に提出し、認可していただく。その後、皆様には冊子として配布したい」と今後の日程を説明した。
引き続き役員補充選挙を行い、新理事に松信裕(神奈川・有隣堂)、宮脇範次(香川・宮脇書店)両氏を選任した。

「春夏秋冬本屋です」/「イビキ防止の余禄に期待」/福井・じっぷじっぷ代表取締役社長・清水祥三

帝人からCPAP(シーパップ)装置が届いた。この機器からホースとマスクで空気を強制的に気道に送り込むのがCPAP療法(持続陽圧呼吸法)だ。何十年もイビキで悩まされてきた。もちろん家族など周りがである。組合の総会など泊りがけの時は同室の人に「イビキが酷いので申し訳ない」と断りを入れて一番端に寝る。大抵「大丈夫、だいじょうぶ」という返事なのだが、朝目覚めると、私の布団の横に座卓で壁ができていたりする。
最近、年配者の交通事故が気になる。逆走などに混ざり無呼吸症候群による意識障害の例も報告されている。イビキの途中で息が止まっていると言われてきた。古希を目前に人身事故でも起こせば皆に迷惑がかかる為、意を決して検査を受けると、OSAS(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)がかなりの重症であるという診断。日中の強い眠気、倦怠感、そして気になっていた頭の悪さもこのせいに違いない。
そこでCPAPの登場である。就寝時に装着して寝るだけのコンパクトな機器は移動も楽で、睡眠時のデータは自動的に病院に送られる。気持ちよく眠れるようになったとかすっきりしたとか好評のようだ。これで頭も良くなるに違いない。古希を前に今更ではあるが、おもしろい本屋のアイデアの一つくらい思いつくかもしれない。期待しよう。

「本の日」キャンペーンいよいよ始動/実行委員会「まず出版業界人が本屋に」

「本の日」実行委員会は、11月1日の「本の日」を中心に全国の書店で「本屋へ行こう!キャンペーン」を展開するにあたり、書店、出版社、取次、関係団体に協力を呼びかけている。
「本の日」は書店新風会の大垣守弘会長(大垣書店)が提唱し、日本記念日協会に申請して昨年制定されたもの。日書連の舩坂良雄会長(大盛堂書店)が設立発起人代表に就任し、出版業界を挙げた恒例行事にすることを目指している。
10月1日~11月30日のキャンペーン期間中、趣旨に賛同する書店がフェアやイベントを独自に実施するほか、同実行委員会では総額5百万円の図書カードNEXTネットギフトが抽選で当たるプレゼントキャンペーンを実施する。
「本の日」をみんなで本屋に行く日にするという趣旨を実現するため、まず出版業界人が本屋に行くよう呼びかけている。出版界・関連業界で働く社員、パート・アルバイトを含む全員に、職場や自宅周辺ほかどの書店でも、回数や購入の有無は問わないので、11月1日に限らずその前後を含めて都合の良い日時に訪れてほしいとしている。
また、店頭フェアやイベントを実施する書店は、案内文、広告、チラシ、ポスターなどの告知拡材にキャンペーンロゴを活用してほしいと呼びかけている。キャンペーンロゴは、事務局を務める読書人のウェブサイト「週刊読書人ウェブ」(https://dokushojin.com/)に開設している「本の日」サイト内からダウンロードできる。

「本の日ポケットティッシュを制作/滋賀組合彦根支部

滋賀県書店商業組合彦根支部は、同組合・吉田徳一郎理事長が描いたイラストと出版社の広告が入ったポケットティッシュを制作し、同支部を中心に来店客に配布する。
「本の力は勇気100倍!限りない『知識』と『知恵』と『楽しみ』と書店で見つける1冊の本!!」のコピーで「本の日」を盛り上げる。希望する他組合にも提供するとしている。
問い合わせは彦根支部(ヨシダ書店)まで。℡0747(22)0163

学校図書館問題で自民党市会議員団に説明

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は、大阪市会9月議会の開催前日にあたる9月11日、市会自民党会議室で開催していた自民党大阪市会政調会に、「市立学校図書館と小中学校図書館の問題についての勉強会」を設定してもらい、現状の説明と要望の陳情を行った。
自民党市会議員団からは幹事長の黒田まさし議員、政調会長の荒木肇議員、今回の勉強会の設定に尽力いただいた高野伸生議員を始め16名の議員が出席した。
冒頭で、面屋理事長が大阪読書推進会の活動の趣旨と大阪組合の活動、読書と学力の問題について説明し、かつて大阪市立中央図書館に納入をしていたことや、学校図書館での地元書店の納入の現状などを訴えた。
続いて、深田健治図書館担当副理事長から、公共図書館の納入問題、学校図書館の電算化問題について説明。田上順一図書館問題委員長からは、学校図書館の納入にあたり地元書店が納入する際の見積合わせや、書籍に巻くフィルムが円高で高騰しているため、装備をしての納入が書籍の粗利益を圧迫している実態などを約1時間にわたって説明した。各議員からは書籍の定価販売と値引きの問題、市立図書館の分館の予算が半額の約2億円となっていることの問題点、中学校図書館の疲弊状況、読書推進の活動状況についてなど、多岐にわたった質問や説明が約30分間行われた。
学校図書館問題については今後、市会の教育こども委員会において取り上げてもらうこととなった。
(石尾義彦事務局長)

「本の日」を来店のきっかけに/長崎で書店新風会地方総会

書店新風会は9月21日、長崎県長崎市で第59回地方総会「長崎総会2018」を開催し、会員書店、出版社、取次など120社・145名が出席。任期満了に伴う役員改選で大垣守弘会長(京都・大垣書店)を再選したほか、60回目を迎える来年の地方総会を京都で開催し、大垣書店が幹事店を務めることを決めた。
今回の地方総会は好文堂書店(長崎・長崎市)が幹事店を務めた。はじめにホテルニュー長崎で会員書店のみによる総会を開き、大垣会長は「11月1日の『本の日』は正式に日書連から後援をいただくことができた。新風会の会員書店だけが良くなるということではなく、全国の書店とともに発展できる出版界にしていきたい」と抱負を語った。
総会終了後、好文堂書店の臨店研修とグラバー園の観光を行い、ルークプラザホテルで懇親会を開催。
はじめに好文堂書店・髙橋信也社長は「弊社は今年で創業113年。現在、書店は地下フロア1店舗のみで、3階に犬猫専門の雑貨・書籍を扱う『DogCatista!(ドッキャイスタ)』がある。昔は地下1階から3階までの4フロアと支店があったが、現在は自社物件である不動産を有効活用しつつ、外商を主体としている。時代の流れが厳しくとも、本を売りたいという気持ちは変わっていない。取次、出版社が書店のために多角的な施策を打ち出す中、それをしっかりと受け止められる体力と免疫力をつけて本業を継続できるよう努力する」とあいさつした。
書店新風会を代表してあいさつした大垣会長は、11月1日に制定した「本の日」について「ようやく日書連、取協、雑協から正式に後援を決めていただいた。書協も直近の理事会で諮っていただけることになった。『本の日』を設定することで、もう一度、本屋の魅力を高めて、足を運んでもらうきっかけにしたい。単に日を決めただけでは何もならない。来店していただいたお客様に何ができるか、真価が問われる。日本図書普及にはポスターを作っていただき、ネットギフトが当たるプレゼントキャンペーンを実施する。期待に応えられるよう、会員一同、知恵を絞って行動したい」と意気込みを語った。
来賓を代表してトーハン・近藤敏貴社長は「本業は厳しいが、先輩が残してくれた資産を有効活用し、取次業を盤石な体制で維持していくことを真剣に考えている。そのための中長期の計画を作っており、10月に発表する」とあいさつし、乾杯の音頭をとった。

小学館『学習まんが世界の歴史』など増売/東京組合

東京都書店商業組合(舩坂良雄理事長)は10月2日、東京・千代田区の書店会館会議室で定例理事会を開催した。理事会の主な審議・報告事項は次の通り。
[総務・財務委員会]
10月27日・28日に開催される「第28回神保町ブックフェスティバル」に青年部が2台のワゴンを出展、東京組合から補助金を支出することを承認した。また、平成31年新年懇親会は中止することを決定した。
[指導・調査委員会]
平成30年度書店経営研修会を11月15日(木)午後3時から書店会館で開催する。こぐま社前社長の吉井康文氏が「書店における児童書の棚作り」をテーマに講演すると説明した。
[事業・増売委員会]
小学館、祥伝社の担当者が増売企画を説明した。
小学館は、『学習まんが世界の歴史』全17巻(11月29日頃発売予定)について説明。山川出版社が編集に協力し、同社の教科書『詳説世界史B』『新世界史B』などの著作者が各巻を監修しており、学校の勉強や受験にも十分役立つ内容だと紹介して増売の取り組みを呼びかけた。
祥伝社は、今村翔吾著の人気時代小説「羽州ぼろ鳶組」(祥伝社文庫)の新刊付セットについて拡販を要請。また、既刊のおすすめ仕掛け本として『産声が消えていく』(太田靖之著)などの説明があった。
このほか、河出書房新社の日本文学全集05『源氏物語中』(角田光代訳、11月1日発売予定)の刊行に合わせ、『源氏物語中』を1冊、既刊の『源氏物語上』を2冊組合員に配本し、併売に取り組む特別増売企画について説明があり、実施を承認した。

大阪屋栗田・服部社長らが鼎談/東日本地区OaK友の会研修会

東日本地区OaK友の会(奥村弘志幹事長=南天堂書房)は9月26日に東京・文京区のホテル椿山荘東京で研修会・懇親会を開催し、会員書店、出版社など254名が出席した。
研修会は「これからの書店のあり方について」を鼎談テーマに、大阪屋栗田の服部達也社長、恭文堂書店・田中淳一郎社長(東京・目黒区、NET21社長)、高島書房・髙島瑞雄社長(郡山市)が登壇。文化通信社の星野渉専務取締役が司会を務めディスカッションを行った。
始めに服部氏が5月に行った増資について「財務基盤を強固にし、楽天の子会社となることで取引先に安心していただくこと、より良いサービスが提供できるよう本業への投資をしていくこと、株主とのコラボレーションを強化し新しいサービスを作っていくことの3つが目的」と説明した。
ディスカッションで、現在の販売状況について田中氏は、「雑誌やコミックの落ち込みを書籍でカバーするのは難しい。でも商売が厳しくなり皆が撤退すると、逆にビジネスチャンスがあると見ている」と分析。髙島氏は「書店の主食だった雑誌が減り、書籍は低正味で回転率が悪いことが書店の疲弊する原因。とりあえず収益性の高いものを拾っていくしかない」と話した。服部氏は、キャッシュレスやデータ活用が進み、小売業が革新的に進化していかざるを得ない状況の中で、書店もインフラが必要な業態になると指摘し、個別ではできないシステムを取次が提供していくことも今後の方策として考えられると述べた。
田中氏は、NET21が取り組んでいるストックブック・プライオリティー・セール(SPS)について触れ、「SPSで利益率の高い商品を売って通常ルートを補い、全体的なバランスを上げていく。新刊の時はほとんど売れなかった商品が、良い場所に置くことで売れるなど、店頭の力は大きいと感じた」と述べた。
髙島氏は「当店はシニア世代の客が多く、店に話しに来ながら商品を買っていただくという流れが多い。客に情報を伝え、滞在時間を長く、購買金額を上げていくことが重要。来店客に対して『いらっしゃいませ』でなく『こんにちは』と言う率が8割なら、その固定客のための本を揃えることは可能で、店の個性化はできる」と話した。
出版社への要望では、田中氏は「再販制度の下で一番責任があるのは出版社。書店がこういう状態に置かれていることを、書店と向き合い考えてほしい」、髙島氏は「まずは定価のアップ。書店に真っ当な利益の出るような定価をつけてほしい」と述べた。服部氏は「従来型の取次として付加価値が足りないことは十分反省し、新しい提案を出版社、書店にできるよう努力していく」と語った。
懇親会では奥村幹事長が「自分の意思がある仕入をしていかなければ状況は変わらない。我々も行動を起こしていきたい」とあいさつ。続いて大阪屋栗田・金田徴取締役が祝辞を述べ、暮しの手帖社・阪東宗文社長の発声で乾杯した。

『新・人間革命』が完結/最終巻「第30巻〈下〉」11月29日発刊/聖教新聞社、東京で書店説明会を開催

聖教新聞社は9月19日、東京・文京区の東京ドームホテルで書店説明会を開き、11月29日に発刊される創価学会・池田大作名誉会長の小説『新・人間革命』の完結編「第30巻〈下〉」をはじめ、関連出版社である潮出版社、第三文明社、鳳書院の新刊書籍の企画内容を説明。東京、埼玉、千葉、栃木の書店、取次など総勢355名が出席した。書店組合からは、日書連・舩坂良雄会長(東京組合理事長)、同・柴﨑繁副会長(同副理事長)、同・吉田矩康理事(埼玉組合理事長)、千葉組合・仁木俊行副理事長、同・植田榮一専務理事らが来賓として出席した。
『新・人間革命』第30巻〈下〉は11月29日発売。四六判・上製、456ページ、定価本体1238円。「暁鐘(後半)」「勝ち鬨」「誓願」の3章を収録している。
聖教新聞社・石橋正至出版局長は「例年通り書店を中心に販売を進める。読者、会員の皆様には10月31日までに書店に注文すれば発売日に購入できると伝えている。取次から当社への申し込みは、初回が11月8日、第2回が11月15日を予定している。発売日に間に合うように準備を整えていただきたい」と販売への協力を求めた。
また、『人間革命』『新・人間革命』の通算の文字数810万字、新聞連載回数7978回、原稿用紙2万250枚、原稿用紙を積み重ねると高さ183センチになるとして、池田名誉会長が「ライフワークである小説『人間革命』『新・人間革命』の執筆も戸田先生とお誓いした師弟の約束の実行に他ならない」と語ったエピソードを紹介。「師匠と弟子の魂の叙事詩、創価の人間主義と偉大な庶民の勝利の歴史である『新・人間革命』がついに完結する。販売に総力をあげて取り組む」決意を語った。
続いて来賓を代表してあいさつに立った日書連・舩坂会長は「池田先生は、読書の意義について『読書は自己教育の尽きせぬ源泉であり、心の世界を広げる翼である』と説き、『読むことがいかに崇高な意味を持つか。文字・活字文化は無量の価値を持つゆえに、読む力、書く力の衰退とは創造性の衰退である』と提言している。この言葉は、書物を扱う書店にとって限りない力となって後押しをしてくれている」と文字・活字文化振興への尽力に謝意を表し、「活字文化の衰退が叫ばれ、出版不況という言葉が定着しつつある。全国の書店数もピーク時の半分以下になったが、このような悪環境の中で、唯一、太陽の日差しのような存在が『新・人間革命』の発売。書店は発売を心待ちにし、街の書店にとってこの上ない励みになっている。『新・人間革命』を多くの人に届け、書店業に日々励んでいきたい」と語った。
聖教新聞社・原田光治代表理事は、『新・人間革命』は刊行から20年間で発刊部数が累計2700万部、『人間革命』全12巻や文庫版、ワイド文庫版を加えると合計5500万部に達し、「わが国の出版で最大規模になる」と説明。
『人間革命』『新・人間革命』は海外でも注目されているとして、翻訳出版は現在、13言語で発刊されていることや、最初に発刊された1972年の英語版にイギリスの歴史学者トインビー博士が序文を寄せたエピソードを披露した。
また、『人間革命』の連載回数1509回、『新・人間革命』の連載回数6469回、合わせると7978回を数え、山岡荘八『徳川家康』の4725回を超えて、日本の新聞小説史上で最長の連載回数を記録したとして、「池田先生のライフワークとなる執筆、出版を温かく見守り支えてくださった皆様の厚情に感謝する。これからも文字・活字文化の興隆に努力、献身する」と書店、取次の支援に謝意を示した。
創価学会・原田稔会長は
「池田先生が恩師である戸田城聖第2代会長の偉業をしたためるため『人間革命』を執筆すると表明したのは、戸田先生の7回忌法要の時だった。戸田先生が逝去したのは1958年4月2日、7回忌法要は1964年4月2日に行われた。池田先生が執筆を開始したのはこの年の12月2日で、戸田先生の命日の2日に沖縄の地で書き始めた。聖教新聞に最終回が掲載されたのは1993年2月11日。この日は恩師の生誕の日。小説に思いを込めながら記念の日に留め、名実ともに恩師を宣揚しようという池田先生の思いが伝わる」と話し、この小説が「師弟不二の精神」に貫かれていることを強調。
また、『新・人間革命』の執筆を開始した1993年8月6日について、「広島に原爆が投下された、日本にとって永遠に忘れてはならない、世界の平和にとって永遠の原点になるべき日を選んだ。今年8月6日に第30巻を脱稿し、最終回が掲載されたのは9月8日。1957年のこの日、戸田先生が横浜・三ツ沢競技場で『原水爆禁止宣言』を発表した。1968年に池田先生が『日中国交正常化提言』を行った日でもある」として、終始一貫、世界の平和への思いを綴ってきたことに言及。54年間におよぶ『人間革命』の歩みを振り返った。

〔『新・人間革命』最終巻発刊に向けて神奈川で説明会を開催/聖教新聞社〕
聖教新聞社は10月2日、横浜市西区の崎陽軒本店で書店説明会を開催し、神奈川県の書店、取次、関係者など91名が出席。11月29日発売の創価学会・池田大作名誉会長『新・人間革命』の最終巻「第30巻〈下〉」をはじめ、関連出版社である潮出版社、第三文明社、鳳書院の出版物の説明を行った。
主催者を代表してあいさつした聖教新聞社・中村伸一郎神奈川支局主事は「『新・人間革命』の連載完結は9月8日で、戸田城聖第2代会長が横浜・三ツ沢の競技場で歴史に残る『原水爆禁止宣言』を発表した日。神奈川にとって重要な日であるのみならず、創価学会の平和運動の原点の日となっている。神奈川創価学会の全メンバーが熱い思いで迎える最終巻。総力をあげて販売を進めたい」と決意を述べた。
来賓の神奈川トーハン会・筒井正博会長(伊勢治書店)は「神奈川トーハン会は、『新・人間革命』の新聞連載完結を記念して、9月7日、池田名誉会長の貢献を讃える感謝状を贈呈した」と報告。「前著『人間革命』を合わせると54年にわたる執筆は世界一の偉業。単行本は毎回ベストセラーになり、出版界にとって勇気と希望の大きな源泉となってきた。単行本の完結には一抹の寂しさを感じるが、書店も前を向き、皆様と手を携えて、大幅な販売増進をもって池田名誉会長の功労に応えたい」と増売に全力で取り組むことを誓った。
聖教新聞社・藤堂正人出版局次長は「本日は神奈川県の創価学会組織のリーダーに参加していただいている。書店の皆様は『第30巻〈下〉』の販売に懸命に尽力してくださっている。近隣に書店がない地域もあると思うが、ぜひ書店まで足を運んで購入していただきたい。書店も遠方からまとまった冊数の注文があった場合、お客様に喜んでいただけるようにお願いしたい。これからも文字・活字文化の振興のため努力を重ねる」と書店の尽力に謝意を表した。
創価学会・山崎一久総神奈川長は「学会員は聖教新聞に連載される『新・人間革命』を学び、糧としながら進んできた。新聞連載が終わった今、神奈川をはじめ全国では、1巻からもう一度学び直そうとの気運が高まっている。『新・人間革命』こそ創価の永遠の指針として未来にわたって読み継がれていくもの。『第30巻〈下〉』の購読推進はもちろん、各家庭で全巻を買い揃え、学び直す運動も進めていきたい。活字文化の役割は時代が移り変わろうとも揺らぐことはない。今後も活字文化の発展のために皆様と力を合わせて歩んでいきたい」と話した。
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