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令和2年3月15日号
キャッシュレス決済アンケート、6月総会で調査結果報告/7月以降の決済手数料増加へ対策/日書連2月理事会

日書連は2月20日、東京・千代田区の書店会館で定例理事会を開催。昨年12月定例理事会で実施を決めた「キャッシュレス決済利用状況アンケート」について審議した。経済産業省のキャッシュレス・ポイント還元事業が終了する7月以降、決済手数料が増え、書店収益の悪化が懸念される。今回の調査で組合加盟書店のキャッシュレス決済の現状を把握し、今後の支援活動に役立てる考えだ。

[書店再生委員会]
「キャッシュレス決済利用状況アンケート」は、5月末までに調査票を回収し、6月25日開催の通常総会で結果報告を行う予定。設問・調査方法・調査地域などの詳細は、今後、委員会で検討する。渡部満委員長は「組合加盟書店のキャッシュレス決済の導入状況などを把握し、キャッシュレス・ポイント還元事業終了後の対策に役立てたい」と目的を説明した。
また、2月19日に行われた公正取引委員会の「出版業界への著作物再販ヒアリング」に出席し、書店業界の現状と取り組みについて説明したと報告した。
[流通改善委員会]
2020年度「年間発売日カレンダー」が1月15日、日本出版取次協会・日本雑誌協会から示された。藤原直委員長は、雑誌の売上低迷と業量の減少、運送会社を取り巻く環境の悪化
で土曜休配日22日、平日休配日3日になった経緯、および両団体が週休2日の早期実現を目指し今後も協議を続けることを説明した。
また、昨年4月1日以降、中国地区・九州地区の発売日がさらに遅くなり、福岡組合から「週刊文春と週刊新潮などの発売日が土曜日になっている。これでは配達が週をまたいでしまう。対策を検討してほしい」と申し入れがあったことを報告。「雑誌発売日励行本部委員会に伝える」と述べた。
図書館問題では、2022年度に開設を予定している東京都中央区の新図書館が指定管理者導入の方針であることに対し、「サービスが低下する」と民営化に反対する区民の団体が1千筆の署名を集めて区議会に請願を提出した事例を紹介した。
[取引改善委員会]
柴﨑繁委員長は、返品現地処理問題について、コスト面など諸課題について関係者から話を聞いていると報告した
[組織委員会]
中山寿賀雄委員長は、各都道府県組合の加入・脱退状況を報告。12月期は加入なし・脱退9店で9店純減、1月期は加入なし・脱退8店で8店純減。日書連推定所属員数は3023店になった。
また、「委員会規約」「電磁的記録等に関する規約」については、5月定例理事会で案を提示し、6月通常総会で承認を得たいと今後のスケジュールを示した。
[広報委員会]
面屋龍延委員長は、「全国広報委員会議」を10月21日、都内会場で開催する予定と報告した。各都道府県組合広報委員と日書連本部広報委員、本紙編集部員が集まり、広報活動の取り組みについて話し合う。また、矢幡会長との懇談会や異業種から講師を招いての講演会、懇親会も予定している。総勢20名~30名規模での開催を予定。日程、会場、参加者の人選等の詳細は5月委員会で検討する。
また、全国組合の活動を本紙紙面に反映させることに役立てるため、45都道府県組合が2019年1月~12月に行った総会・理事会・委員会・イベント等の開催状況に関するアンケート調査を実施する。調査票は2月20日付で配布。回答締切は3月19日。
[指導教育委員会]
所用で欠席の鈴木喜重委員長に代わって、面屋副会長が書店環境改善を目指す運動の経過報告を行った。
また、万引防止出版対策本部が検討している「万引防止ポスター」掲出計画について矢幡会長が説明した。日書連から有志も加わりデザインやキャッチコピーを考え、万引防止に役立つポスターを制作する。
[読書推進委員会]
春井宏之委員長は、読売新聞東京本社と日書連のコラボレーション企画「読売新聞本屋さんへ行こう!プレゼントキャンペーン」の企画内容を説明した。「もっと書店へ足を運んでもらおう」と2005年より実施しているもので、書店で出版物を購入したお客様がレシートをハガキに貼って応募すると、抽選で図書カードが当たる。キャンペーン期間は3月18日~4月19日までの約1ヵ月間。実施エリアは東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、群馬、山梨、静岡の1都7県。約320書店の店頭にポスターを掲示し、応募ハガキを設置する。
[政策委員会]
▽東海3県の書店商談会「日本ど真ん中書店会議2020」(同実行委員会主催、愛知・岐阜・三重各書店商業組合共催)の日書連後援名義使用を承認した。同商談会は8月26日、名古屋市千種区の名古屋中小企業振興会館(吹上ホール)で開催される。
▽令和元年度決算は黒字になる見込みと報告した。
[その他]
全国書店再生支援財団は昨年の台風19号の被災地への見舞金として、岩手、福島、茨城、群馬の4組合に各30万円を支給することを決めた。同財団が見舞金を支給する組合はこれで計8組合となった。

最優秀賞に静岡・布施書店/子どもの本秋・冬セール店頭飾り付けコンクール

日書連主催、日本出版取次協会、日本児童図書出版協会協賛の増売運動「2019年心にのこる子どもの本秋・冬セール」店頭陳列飾り付けコンクールの審査結果を、読書推進委員会・春井宏之委員長が2月定例理事会で発表した。
1月9日の締切までに19書店から応募があり、選考会の結果、最優秀賞は静岡県牧之原市の布施書店に決定=写真。このほか優秀賞3店、アイデア賞5店、参加賞10店を選んだ。
各受賞書店は以下の通り。
▽最優秀賞=布施書店(静岡県牧之原市)
▽優秀賞=宝屋書店(愛知県知多郡)BOOKSジュピター(徳島県板野郡)アクトピアブックセンター(愛媛県大洲市)
▽アイデア賞=加賀谷書店東通店(秋田県秋田市)冠文堂書店(宮城県仙台市)ブックスページワン板橋店(東京都板橋区)天真堂書店甲府国母店(山梨県甲府市)ブックスグリーンウッド中原店(佐賀県三養基郡)

書店くじ立替金振り込みました

昨年秋に実施した「2019読書週間書店くじ」で各書店にお立て替えいただきました1等1万円、2等千円、3等5百円、4等百円の清算業務は終了いたしました。入金をご確認くださいますようお願いします。書店くじ係

新型コロナの影響で雑誌発売日遅延も/雑協が発表

日本雑誌協会(雑協)は2月25日、「新型コロナウイルス感染症の影響による雑誌発売日の遅延などにつきまして」と題した文書をホームページで発表した。
同文書では「今般の感染症の影響により生産・流通に混乱が生じており、一部雑誌の発売日等に遅れが出ること、および付録の出荷遅延により、次号予告の内容が変更されることが明らかとなりました」とし、「今後の状況を注視しつつ、少しでも早く安全に、雑誌をお届けできるように取り組んでまいります」と理解を求めている。

1月期は前年比1・9%増/コミック・実用書伸長で2ヵ月連続プラス/日販調査店頭売上

日販調べの1月期店頭売上は前年比1・9%増。前月と比べて1・2ポイント上昇し、2ヵ月連続で対前年プラスとなった。前年超えしたジャンルのうち、実用書は2ヵ月連続の前年超えで、11年10、11月以来の快挙となった。コミックも4ヵ月連続の前年超え、2ヵ月連続で20%台の増加となり好調を維持している。
雑誌は4・4%減。書籍も4・0%減と低迷したが、実用書、ビジネス書、専門書、総記の4ジャンルで前年を上回った。
コミックは23・8%増。雑誌扱いコミックは『ONEPIECE95』(集英社)、『約束のネバーランド17』(集英社)が売上を伸ばした。また、「鬼滅の刃」(集英社)は既刊が売上を伸ばし続けている。書籍扱いコミックは『とんでもスキルで異世界放浪メシ5』(オーバーラップ)、『ハクメイとミコチ8』(KADOKAWA)が売上を牽引した。

「春夏秋冬本屋です」/「『良書を読む』というインプット」/兵庫・井戸書店代表取締役・森忠延

書店歴26年の間に書店の外部環境は大きく変わりました。デジタルの出現でアナログとの共存が起きたこと、またメディアの発信源が個人になり、即時に全世界へつながるようになりました。スマホがあれば、あらゆる情報や知見は手中に持ち運べます。
技術革新はすさまじく、便利かつ簡単になる一方、変わらないのはそれを使用する人間です。当店で毎月第2日曜日の朝に地域の子どもたちと一緒に学んでいる論語の内容は全く古びず、孔先生が現実に転生したら、「2500年前から君らは進歩がないのぉ~」とおっしゃること間違いありません。人が生きていく上で必要なものを「恕」、思いやりと訴えた孔先生から見ても、欲や得、プライドを保持したい現代人の多さに辟易とするのではないでしょうか。
仁ある人になるためには学ぶことを生涯忘れてはなりません。良いインプットがあってこそ、アウトプットである思いやりが滲み出てきます。学びの必要は食や呼吸を考えれば分かりやすいはずです。身体にとって良い食物や清浄な空気を吸うというインプットは、健全なアウトプットにとっては不可欠です。
ならばこそ、我々日本人は個々にとっての良書を読むインプットの必要性を認識しなければなりません。読書をすることは、人しか資源のない日本では当然でしょう。

「春夏秋冬本屋です」執筆陣が4月1日号から代わります

街の書店が日々の仕事を通じた喜びや手応えを綴る「春夏秋冬本屋です」の執筆陣は、4月1日号から以下の4氏に代わります。引き続きご期待ください。
青森・成田本店しんまち店 齊藤夕子氏
静岡・島田書店花みずき店 佐塚慎己氏
鳥取・今井書店 津田千鶴佳氏
鹿児島・楠田書店 楠田太平氏

「週刊文春」定期購読で割引、富士山MSがキャンペーン/雑誌存続の手段として実施/日書連2月理事会で文藝春秋執行役員営業局長・勝野聡氏が説明

雑誌の定期購読サイトを運営する富士山マガジンサービス(富士山MS)は、「週刊文春」(文藝春秋)の定期購読割引キャンペーンを行っている。月額払いで定期購読を申し込むと初回12号は50%の割引となるもの。13号目以降も10%の割引となる。2020年1月2日・9日合併号からスタートした。日書連は2月20日開催の定例理事会に文藝春秋の勝野聡執行役員営業局長を招き、同キャンペーンを実施するに至った経緯と現状について話を聞いた。勝野氏は、昨秋、富士山MSから週刊文春の定期購読を増やしたいと提案を受け、社内で検討を重ねたと説明。同キャンペーンの懸念として、①ルールに則っているかどうかの判断、②文藝春秋が行うことによる影響の大きさ、③売上・利益減少など書店店頭への影響――の3点をあげた。
①については、社内から定価表示から価格表示に切り替える案も出たという。しかし、ルールに抵触しなければいいという問題ではないとの判断から、現状は定価表示のまま進めていると説明した。
②については、「私が雑誌営業を任された8年前、実売部数50万部だったが、現在は26万部と半減した。このままいくと5年後に週刊文春はなくなる。25万部を割るとコスト面で編集部を維持できなくなる。その瀬戸際まで追いつめられた」と苦境を訴えた。
そして、「週刊文春を5年後も存続させるためには、これまでと同じことをやっていては駄目だと考え、踏み切った。生き残るためにあらゆる手段をとりたいと考えている。その1つと認識していただきたい」と理解を求めた。

〔月刊「文藝春秋」などで書店向け施策/今夏スタートできるよう準備進める〕
③については、「書店が失った利益を補填するという考え方ではなく、別のやり方で書店の利益が上がる施策を行わせていただきたい。月刊誌『文藝春秋』や書籍で日書連の皆様と何かできないか検討したい」と提案した。
勝野氏は「日書連とワーキンググループを作り、具体的な検討作業を進めたい」と話したが、出席理事から「それでは時間がかかる。期限を決めて、出来るだけ早く実行を」との意見が出た。これを受け、「今夏にもスタートできるよう準備を進める。矢幡会長はじめ数人の方から意見を聞いて叩き台を作り、3月から検討に入りたい」と具体的な日程目標を示した。
なお、同じ内容のキャンペーンを書店でも実施することについては、「不公平な状態が生じていることは認識している。ただ、キャンペーンの原資は富士山MSが負担しているので、現状では難しい」との見解を示した。
柴﨑繁副会長(取引改善委員長)は「文藝春秋は歴史的に書店のほうを向いてきた会社。その文藝春秋がこうしたキャンペーンをやった影響は大きい。他の出版社も追随するのではないか心配している。そうなったら店頭はますます壊滅的になる」と懸念を示した。

若年層へテキストを積極宣伝/NHK出版「春の企画説明会」

NHK出版は2月6日、東京・文京区の東京ドームホテルで「2020年春の企画説明会」を開き、語学・家庭各分野のテキスト、書籍の注目企画の内容や販売施策を説明した。
冒頭であいさつした田中伸一常務は、NHKテキストの定期購読獲得コンクールの結果について、参加書店の昨年対比で獲得件数は目標値115%に対し162%、獲得冊数は目標値118%に対し146・6%と目標を大きく上回ったことを報告し、書店の取り組みに謝意を表した。
20年度の施策展開については、東京オリンピック・パラリンピックの開催と小学校の新学習指導要領の開始により、語学テキストの販売チャンスが拡がると指摘。春のテキスト企画のキャッチフレーズに「自分に合う。が見つかる」を掲げ、老若男女それぞれに合った講座が見つかることをコンセプトに利用者の拡大を図ると説明。特に10代、20代の若い世代に向け、動画広告配信やSNSなどで積極的に宣伝展開を行うと述べた。
続いて、語学テキスト、家庭テキスト、書籍の各担当者が企画説明。
語学テキストについては、小学生を対象にした『基礎英語0』はラジオ放送が週1回から週3回に増加。付録CDをなくして音声ダウンロードのみとなり、本文も増ページする。『基礎英語1~3』も聞く・話す・読む・書くの4技能重視の内容に刷新。新講座の『おもてなし即レス英会話』は、外国人との会話ですぐ言葉を返せるようになることを目標に学習する内容としている。
『ラジオ英会話』は、ゲストとして講師の大西泰斗氏が登場。講師就任3年目となる大西氏は、今年は英語のロジックを使って話してもらうことに挑戦するとして、「読んで楽しかったと思えるような本作りをしていく」と語った。
家庭テキストでは、『趣味の園芸』をAB判からA4判へ、大きく見やすい誌面にリニューアル。定価も本体505円から582円に改訂する。難しい園芸用語を丁寧に解説し、取り上げる植物数を増やすなど、初心者が入ってきやすい構成にする。
書籍企画では、3月14日発売のデイビッド・ウォレス・ウェルズ著『地球に住めなくなる日「気候崩壊」の避けられない真実』、6月発売予定の『池谷裕二+ヨシタケシンスケのそのモヤモヤ、かいけつします(仮)』などを説明した。
販売施策では、同社初の取り組みとしてYouTubeで動画広告を配信する。また、新年度も実施する定期購読獲得コンクール、飾り付けコンクールへの参加を呼びかけた。

京都本大賞受賞『京都府警あやかし課の事件簿』/天花寺さやか氏、第3巻発売記念のサイン会

京都本大賞実行委員会主催、京都府書店商業組合後援による天花寺さやか著『京都府警あやかし課の事件簿』(PHP研究所)3巻発売記念のサイン会が1月25日、京都市・JR京都駅八条口正面にあるPHP研究所京都本部ビルの大会議室で開催された。
同書は、第7回京都本大賞受賞作のシリーズで、12月に発売したばかりの3作目。イベントの告知は、書籍発売の1ヵ月前から京都組合加盟書店店頭で予約者に整理券を配り、京都組合ホームページや京都本大賞実行委員会および天花寺氏が、ツイッターなどのSNSで情報拡散した。
当日参加した33人のファン層は老若男女幅広く、遠方から駆け付けた人も多数見られた。京都本大賞実行委員長の京都組合・洞本昌哉副理事長(ふたば書房)は「京都本大賞も認知度が上がってきて、京都を舞台にした良い文芸作品がどんどん出てくるのは喜ばしい限り。京都の人間にとっては本当に身近な所で新しい作品が生まれているので、是非手に取って欲しい」とあいさつした。
小豆色の着物姿で登場した天花寺氏は、人前でのイベントには慣れていないと言っていたところをお願いして開催したこともあり、喜びもひとしおといった面持ちだった。40分に及んだ洞本委員長とのトークショーでは、貴重な制作秘話が明かされ、次回作について触れるなど、ファンにとってはかけがえのない時間となった。
サイン会では、握手やツーショット写真等の求めにも快く応じ、和気あいあいとした雰囲気で進んだ。後半には恒例のじゃんけん大会が行われ、勝者には天花寺氏力作のサイン入りポストカード等を贈呈。他の参加者全員にも特製カードが贈られた。
(若林久嗣広報委員)

返品現地処理の進捗状況を報告/北海道理事会

北海道書店商業組合(志賀健一理事長)は1月21日、札幌市中央区のJRタワーホテル日航札幌で定例理事会を開催。返品現地処理の活動について進捗状況を報告した。また、今期の見通しについて協議した。(事務局・髙橋牧子)

支部構成再検討の試案提出へ/理事定数の減少も視野に/大阪理事会

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は2月8日、大阪市北区の組合会議室で定例理事会を開催した。
庶務報告では、近畿ブロック会の日程を6月4日午後2時からの開催に変更。会場は大阪駅前第3ビル大会議室とし、講師は立命館大学教授の常世田良氏と決定。もう1名の講師を現在要請中と説明があった。また、令和元年度通常総会は5月23日午後2時より尼信ビルで開催、来年の新年互礼会は1月13日午後4時よりウェスティンホテル大阪で開催予定と報告した。
委員会報告では、定款・規約等委員会から、理事定数が減少することを視野に入れ、支部構成についても再検討する試案を提出したいとの説明があった。
(石尾義彦事務局長)

学習ドリル売上急増、トップ20に5冊/新型コロナ、政府の休校要請で

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が2月27日に全国の小中高校に休校を要請したことを受け、家庭での自主学習用としてドリルの売上が急増している。
日販が3月3日に発表した週間ベストセラー(2月24日~3月1日)では、学習ドリルがトップ20に5冊ランクイン。12位に『くもんの小学2年の総復習ドリル改訂第3版』、16位に『くもんの小学1年の総復習ドリル改訂第3版』、18位に『くもんの小学3年の総復習ドリル改訂第3版』(くもん出版)、19位に『学研の総復習ドリル小学1年生[2015年]新版』、20位に『学研の総復習ドリル小学3年生[2015年]新版』が入った。トップ100でも文響社の「うんこドリル」シリーズや文理の「全科まとめて」シリーズなども加えた17点がランクインした。
前週にはトップ100に1冊もなく、売上が急増したことが分かる。

日書連のうごき

2月4日子どもの読書推進会議総会に春井副会長が出席。
2月5日万引防止渋谷プロジェクト運営委員会に事務局が出席。
2月13日楽天ブックスネットワーク訪問に髙島顧問が出席。JPO運営委員会に春井副会長が出席。本の日実行委員会に矢幡会長が出席。
2月17日全国中小小売団体連絡会に事務局が出席。
2月19日各種委員会、部会。公取委出版物ヒアリングに渡部副会長が出席。学校図書館整備推進会議に事務局が出席。
2月20日定例理事会。図書コード管理委員会に藤原副会長、志賀理事が出席。
2月25日全国書店再生支援財団臨時評議員会、定例理事会に平井理事、髙島顧問が出席。
2月26日文化産業信用組合理事会に矢幡会長が出席。全国万引犯罪防止機構理事会に矢幡会長が出席。

『書店の未来』コンテストの受賞作発表/日販出版流通学院

日販が運営する出版流通学院は2月25日、開講30周年記念「30年後の書店の姿は?『書店の未来』アイデアコンテスト」の受賞作5作品を発表した。
コンテストでは、これからの書店について考える機会とすることを目的に〝30年後の書店の未来の姿〟をテーマとして、「こんな書店を作ってみたい」「こんな書店があったらいいな」などのアイデアを文章もしくはイラストで募集。全国から197作品の応募があり、「着眼点が独創的で斬新なアイデアか」「本との素敵な出会いを演出しているか」「行ってみたい!と思う書店か」という3点の審査基準により、最優秀賞1作品、優秀賞1作品、入賞3作品を選定した。
最優秀賞を受賞した「B∞KMUGENDAI(ぶっくむげんだい)」などの受賞作品は、同学院のサイトで見ることができる。

PHP新書『本屋を守れ』を特別増売/全組合員に10冊ずつ配本/東京理事会

東京都書店商業組合(矢幡秀治理事長)は3月3日に東京・千代田区の書店会館で定例理事会を開催。PHP研究所の『本屋を守れ読書とは国力』、NHK出版の『天、共に在りアフガニスタン三十年の闘い』の2銘柄の増売企画を説明した。
PHP研究所の企画では、藤原正彦著『本屋を守れ読書とは国力』(PHP新書、3月13日発売)を説明した。「英語より国語教育と読書」との信念を持つ著者が、IT化・インターネットの隆盛に異を唱え、町の書店の重要性を熱く語る内容で、特別増売企画として全組合員に10冊配本し、拡販に取り組むことを承認した。条件は4ヵ月長期委託。組合限定POPを別送する。
NHK出版については、アフガニスタンで人道支援に取り組み、昨年武装勢力に銃撃されて亡くなった医師・中村哲氏が半生をつづった自伝『天、共に在りアフガニスタン三十年の闘い』を説明。テレビでの紹介が多くなっているとして、積極的な注文を呼びかけた。また、デイビッド・ウォレス・ウェルズ著『地球に住めなくなる日「気候崩壊」の避けられない真実』(3月14日発売)と、既刊の『プラスチック・フリー生活今すぐできる小さな革命』『プラスチックスープの海北太平洋巨大ごみベルトは警告する』の増売に協力を求めた。

移転

◆佐賀県書店商業組合
事務所を左記の場所に移転した。
〒849-0937佐賀県佐賀市鍋島3丁目2-4-301
℡0952-37-8282、FAX0952-37-8539

「全国トーハン会代表者総会」を中止/トーハン、新型コロナ感染症拡大への対処で

トーハンは3月2日、新型コロナウィルス感染症の拡大に対処するため、以下の対応を実施すると発表した。
①全社時差出勤の実施
2月25日より3月31日まで(延長の場合あり)。
②訪店活動の中止
3月2日より3月15日まで(延長の場合あり)。
当面の間、訪店活動を原則として中止し、電話・メール等でのやりとりを中心とする。緊急時には別途対応する。
③各種会合の中止
トーハンが主催する会合及び各種イベント等への参加について、中止または延期する。
(1)4月22日に予定していた「全国トーハン会代表者総会」を中止する。20年度の経営方針・販売施策等は4月に発表し、その後、各地のトーハン会総会等で説明する。出版社に対しては、物流対応やグループ書店の取り組みを含め、別途7月に説明会を実施する予定。(2)5月に予定される「第28回台北国際図書展」について、日本館運営事務局の業務受託を中止し、参加を見合わせる。

岡山支店と四国支店を統合/トーハン機構改革

トーハンは2月17日、3月2日付の機構改革・役員人事を発表した。
〈機構改革〉
【本部・部・室】
1.広報室を廃止し、その機能の一部を仕入統括室に移管する。
【グループ】
2.営業統括部に、営業総括グループとストアプロデュースグループと店舗システム企画グループを置く。
3.営業統括部の店頭活性化企画室を廃止し、その機能をストアプロデュースグループに移管する。
4.中国四国支社の岡山支店と四国支店を統合し、その名称を岡山四国支店とする。
5.仕入統括室に、広報誌目録グループを置く。
6.複合事業本部のライツ開発グループを、ライツ・事業開発グループに改称する。
7.複合仕入部の戦略商品グループと開発商品グループを統合し、その名称を商品開発グループとする。
8.首都圏営業部関東支店のリテールサポート第一グループとリテールサポート第二グループとリテールサポート第三グループとリテールサポート第四グループを統合し、その名称をリテールサポートグループとする。
〈役員人事〉
▽解=AI推進室長兼任委嘱
上席執行役員齊藤貴

野田氏が取締役に新任/河出書房新社

河出書房新社は、2月26日に開催した第63期定時株主総会後の取締役会で、左記の通り役員の業務分担を行った。○は新任。
代表取締役社長
小野寺優
常務取締役〔営業・製作・総務担当〕岡垣重男
取締役〔営業・製作担当〕
山口茂樹
同〔総務担当〕金綱美紀夫
同〔編集担当〕藤﨑寛之
同〔編集担当〕
○野田実希子
監査役〔非常勤〕
野村智夫
阿部晴政取締役は退任し顧問に就任した。

古川、川越両氏が喜び語る/第162回芥川賞・直木賞贈呈式

第162回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が2月20日、都内のホテルで開かれ、「背高泡立草」(「すばる」2019年10月号)で芥川賞を受賞した古川真人氏、『熱源』(文藝春秋)で直木賞を受賞した川越宗一氏に正賞の懐中時計と副賞100万円が贈られた。
受賞者あいさつで、芥川賞を受けた古川氏は、「作中で書いた、既に死んでしまった人たちに背中をどやしつけられてここに立っている感じ」と受賞の心境を話し、「書いているときは、随分前に死んだおじさんやおばあさんが後ろから覗き込んで、『もうちょっとよく書け』などとうるさいことを言うのを聞くような感慨を覚えた。滝口悠生さんの芥川賞受賞作のタイトルを拝借するならば、作者が思い出してそのように書き続ける限り、背中をどやしつける人々は『死んでいない者』なのだろうと感じる。ここに来てくださった方々からもどやしつけられたからこそ芥川賞をいただけたので、今後もどんどん背中をたたいてください」と話した。
直木賞を受賞した川越氏は、「大きい賞をいただきとてもうれしいが、自分の中ではもう書き終わった作品で、今は次の作品を『熱源』よりも面白く書かねばということで頭がいっぱいだ。僕は歴史小説を書くので、必ず作品の題材とした時代があり人々がいる。小説で書く以上は虚構や僕なりの創作が入るが、過去の人々の生活や生き様というものがなければ僕の作品は生まれてこなかったし、今後も歴史小説を書く限り生まれない。改めて過去に生きたすべての人々に感謝をしている」と語った。

講談社、増収増益の決算/デジタル分野や版権事業が伸長/純利益は前年比約2・5倍に

講談社は2月20日、東京・文京区の本社で定時株主総会を開き、第81期(2018年12月1日~19年11月30日)決算と役員体制を発表した。
売上高は前年比12・7%増の1358億3500万円。内訳は、製品(紙の書籍・雑誌)が同3・9%減の643億1000万円。広告収入が同18・4%増の59億2600万円。事業収入が同38・5%増の613億7000万円で、このうちデジタル関連収入が同39・2%増の465億円、国内版権収入が同36・5%増の81億円、海外版権収入が同39・5%増の66億円。その他が同0・5%増の10億6700万円。不動産収入が同0・3%増の31億6000万円。
製品は、年度前半は芥川賞・直木賞のダブル受賞や、映像化によるコミック単行本の増売等で前年を上回って推移したが、8月以降は、海賊版サイト閉鎖後に売上が回復した前年に対し出荷が減少して減収となった。事業収入は、コミック分野を中心に大きく売上が伸長。電子書籍は年間を通じて前年を上回り好調に推移した。国内・海外版権収入は積極的な映像化による配信・商品化ビジネスが拡大。広告収入は、紙の雑誌は低減が続いたが、ウェブ広告が伸長した。
原価面では、製品の原価率を前年より改善。費用面は、デジタル媒体での積極的な宣伝展開により前年を上回った。この結果、営業利益は前年比66億円増の89億円、経常利益は同65億円増の112億円。税引前当期純利益は110億2100万円(同144・5%増)、当期純利益は72億3100万円(同152・9%増)と増収増益の決算になった。
同日行われた決算報告会で吉富伸亭取締役は「紙媒体は厳しい状況が続くが、企画の厳選と発行部数の適正化の取り組みが原価の削減、返品減少をもたらして利益率を改善、増益に貢献した」と述べた。
野間省伸社長は「21世紀に入って最高の数字となった。返品削減の努力を重ねた結果、紙製品の利益率が大幅に改善した。紙製品は工夫次第でまだまだビジネスになる、紙の本には底力があると改めて確認できた。デジタルや映像化等の分野もさらに伸ばしつつ、本業の大きな柱であり続ける紙製品の魅力をこれからも広く、強く発信していく」との方針を示した。
また、東京・池袋にオープン予定のLIVEエンターテインメントビル「MixaliveTOKYO(ミクサライブ東京)」について、「ライブビジネスに進出するのは新しい挑戦ではなく、むしろ必然。講談社は110年の歴史の中で、時代に合わせて表現形態を自在に変えながら、面白くてためになる作品と才能を世に送り出してきた。ミクサライブ東京も出版の1つの形だ。講談社はこれからも出版の新しい姿を追い求めていく」と意欲を語った。
役員人事では、金丸徳雄常務を専務に、森田浩章取締役を常務に昇任。また、菊池俊行総務局長を取締役に、凸版印刷代表取締役会長の金子眞吾氏を監査役に新任した。
新役員体制は以下の通り(◎は昇任、○は新任)。
代表取締役社長
野間省伸
専務取締役(社長室)
◎金丸徳雄
常務取締役(販売局)
峰岸延也
同(ライツ・メディアビジネス局)古川公平
同(第五事業局)
渡瀬昌彦
同(第三事業局、第四事業局)◎森田浩章
取締役(編集総務局、第六事業局)清田則子
同(第一事業局、第二事業局)鈴木章一
同(経理局)吉富伸享
同(広報室、IT戦略企画室)吉羽治
同(総務局)○菊池俊行
同(非常勤)野内雅宏
常任監査役白石光行
監査役○金子眞吾
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