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令和2年6月1日号
書店業界の感染防止ガイドライン/日書連ホームページで公表

政府は5月14日、全国を対象に発令していた緊急事態宣言について、東京や大阪など8都道府県を除き、39県で解除すると発表。感染拡大の予防と社会経済活動の両立を図るための業種別ガイドラインを作成し、19業種81団体のホームページで公表した。日書連の「書店における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」では、各店舗の実情に応じた感染予防対策をまとめたほか、従業員の感染予防・健康管理、買物エチケットに係る顧客への協力依頼・情報発信について注意を促している。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が5月4日、「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」で、「業種ごとに感染拡大を予防するガイドライン等を作成し、実践していただくことを強く求めたい」としたことを受け、書店業界における新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けたガイドラインを作成したもの。専門家会議で示された感染拡大を予防する「新しい生活様式」の実践例を踏まえつつ、具体的な取り組みを提示している。5月14日午後4時、日書連ホームページで公表した。
ガイドラインでは、書店には不特定多数の顧客が訪れることから、各店舗の実情に応じた効果的な対策を実施することで、顧客および従業員への感染拡大のリスクを下げることを目指すとした。
店舗における感染予防策としては、レジ前や入店前などで顧客が列に並ぶ際に身体的距離を保つことを求める。専門家会議提言の「新しい生活様式」で、対人距離の確保については「できるだけ2m(最低1m)空ける」とされたことを踏まえ、店舗の業態、規模・立地条件などの実情に応じ、実効的な対応をとるよう促している。
清掃・消毒については、従業員のこまめな手洗いや手指消毒の励行とともに、必要に応じて手指の消毒設備を入口や店舗内に設置することで顧客の手指消毒も励行する。買物カゴや扉の取っ手、トイレなどを定期的に消毒することも求めている。
従業員と顧客の接触を減らし、飛沫感染を防止するため、レジ前に透明間仕切り等を設置するほか、レジでコイントレーでの現金受け渡しを励行し、キャッシュレス決済の利用を促進することを盛り込んだ。
混雑緩和による接触機会削減の取り組みとしては、書籍・雑誌にひもかけ・バンドを使用することで、立ち読みを自粛するよう促す。混雑時の入店制限や入店者の分散化も検討することとしている。
従業員の感染予防・健康管理については、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや手指消毒に取り組むほか、咳エチケットの徹底、体温の測定と記録、時差通勤の必要性を掲げた。
また、買物客に対して、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや手指消毒など買物エチケットに係る理解を促すため、協力依頼・情報発信に取り組む必要があるとしている。

「第7回北海道書店大商談会」開催を中止

「北海道書店大商談会」実行委員会(中尾邦幸実行委員長)は5月13日、9月8日に札幌で開催を予定していた「第7回北海道書店大商談会」を中止すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来場書店、出展者、スタッフの健康と安全を最優先に考慮し、今年度の開催を中止した。

通常総会は延期に/大阪組合・正副理事長会

大阪府書店商業組合(面屋龍延理事長)は5月9日、大阪市北区の組合会議室で正副理事長会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で定例理事会の休会が続いていることから、3密を避け少人数で会合を行ったもの。
5月下旬に開催を予定していた通常総会は、政府の緊急事態宣言が解除された時点で開催日程を話し合う予定だが、終息とならなければ会場の借り受け契約が出来ないと報告。開催日時は決まり次第告知することとした。
NHK出版・荒川支店長から1ケース50枚のマスク30ケースを組合に寄贈すると申し入れのあったことが報告され、組合として提供先を検討することにした。
(石尾義彦事務局長)

日書連第32回通常総会は6月25日開催/書面議決を活用、少人数で開催

日書連の第32回通常総会は、理事会と異なり書面議決で行う「みなし総会」とも呼ぶべき開催が法的に認められておりませんので、予定通り6月25日(木)に開催いたします。
ただし、新型コロナウイルス感染症の影響もいまだ払拭し切れていない現状を考慮しまして、今回は可能な限り書面議決で対応し、会議は「3密」を避ける少人数で実施したいと考えております。理事の皆様におかれましては、極力書面による議決権の行使をご検討ください。県外への移動を避けて感染リスクを抑制するためにも、書面議決を活用くださいますよう、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

新型コロナへの対応が課題/「本の日」キャンペーンで成果/青森総会

青森県書店商業組合は5月7日、青森市の成田本店しんまち店で第33回通常総会を開き、組合員19名(委任状含む)が出席。成田理事長は消費低迷と新型コロナウイルスの感染拡大に懸念を示した。また、「本の日」キャンペーン企画事業の成果を報告した。
総会は組合事務局・武田豊文氏(成田本店)の司会で始まり、成田耕造理事長(成田本店)があいさつ。新型コロナウィルス感染症への対応として、今後、総会等を電磁的方法や書面議決で行うことができるよう定款・規約を変更することが必要になってくると提言し、「消費低迷が続いている。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いイベント等の中止が相次ぎ、観光客の激減が懸念される。この難局をどう乗り切るかが課題」と述べた。
また、今冬は雪が少なかったため除雪にかかる経費が抑制されたこと、組合員数は1店減少したものの4月以降に1店増えたため実質的に横ばいで推移したことを報告した。
日書連読書推進活動費を受けた事業では、11月1日「本の日」キャンペーン企画事業として、「あなたの選ぶ恋愛小説」アンケートを実施。1万部の用紙を作成、配布し、新聞広告やテレビ・ラジオCMで「本の日」をPRするとともに、入選者10名に図書カード1000円分、その他に同500円分をプレゼントした。合わせて、青森県十和田市生まれの芥川賞作家高橋弘希氏に、八戸市内の3書店で1日店長を務めてもらったことを報告した。
また、研修事業として、ブックエース・金子直記取締役が「書店店頭における生産性向上プログラムについて」をテーマに講演し、第二部として北東北エリアマガジン「rakra(ラ・クラ)」の滝澤純弥編集長、「企画集団ぷりずむ」の佐藤史隆元常務、グラフ青森の下地康一社長による鼎談「編集長が語るタウン情報誌の未来」を行ったことを報告した。
続いて、成田理事長を議長に議案審議を行い、19年度事業報告、収支決算、20年度事業報告案、収支予算案など、すべての議案を原案通り承認可決した。
(藤原真専務理事)

6月の休配日、2日追加して合計4日に/取協・雑協

日本出版取次協会(取協)と日本雑誌協会(雑協)は5月15日、6月期の休配日の追加を発表した。13日、20日を追加の休配日に設定する。これによって、6月期は6日、29日と合わせて4日の休配日となる。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、出版物刊行点数の一時的な減少、書店の一時的な休業等の現状を踏まえ、両協会が緊急会議を行って決めた。
7月期以降については、今後の状況を鑑みて別途案内する場合があるとしている。

万引防止研修用DVDの動画、6月1日から1ヵ月間無料公開/万防機構のYouTubeチャンネルで

全国万引犯罪防止機構(竹花豊理事長)は、万引防止研修用DVD「サービスで選ばれるお店を目指して―基本の徹底と明るい挨拶で不明ロスをなくそう―」(写真)を同機構ホームページで案内するとともに、6月1日~30日までの1ヵ月間、同機構のYouTubeチャンネルで動画を緊急無料公開する。
新型コロナウイルス禍の中、同機構として何か貢献できることはないかと検討した結果、同機構が構成メンバーの一員として活動している渋谷書店万引防止対策プロジェクト(渋谷プロジェクト)での3月以降の万引事案が増加傾向にあることから、小売店全般での万引被害が増大しているのではないかと懸念し、緊急対策として期間限定で無料公開に踏み切ったもの。
この研修用DVDは、「ロス対策の決め手は『企業文化づくり』とし、店舗現場で働く従業員の1人ひとりこそがロス対策において重要な役割を果たす」という認識のもと、同機構内LP(ロスプリベンション)教育制度作成委員会が制作した。
なお、渋谷プロジェクトでの万引行為認知件数は、2019年7月30日の開始以来、2月11日までの約6ヵ月間で31件。以降、2月は1件だったのに対し、3月から4月30日までの2ヵ月間で、参加3店舗中1店舗が4月上旬より休業している中、14件と増加している。
問い合わせは全国万引犯罪防止機構の万引防止出版対策本部・阿部信行事務局長まで。℡03(5244)5612電子メール info7@manboukikou.jp


大手取次2社・GWの売上動向/2ケタの大幅マイナスに/緊急事態宣言に伴う休業店の広がりで

大手取次2社はゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)の8日間の書店売上動向を発表。トーハンは前年同期比25%減、日販は同10・9%減と大きく落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大防止をめざして政府が出した緊急事態宣言を受け、大手ナショナルチェーンを中心に休業店が全国的に拡大したことが要因と見られる。

【トーハン】
ゴールデンウィーク期間中の店舗営業状況は、POS店約1500店のうち約300店が休業、約1200店が営業継続だった。
休業店含む全体の売上動向は、総合で同25%減。書籍は同31%減、雑誌は同22%減、コミックは同7%減、MMは同34%減と大きなマイナスになった。
一方、営業店のみでみると、総合で同29%増。書籍は同33%増、雑誌は同16%増、コミックは同38%増、MMは同19%増と絶好調だった。ただ、店頭のスタッフの確保や感染予防策の実施、電話を含む客への対応など、普段以上に神経を使いながらの営業状況で、非常に苦労した店舗が多かった。
ジャンル別では、「学参辞典」は休業店含む全体でも同5%増と好調だったが、「地図ガイド」は同75%減と大きく低下した。営業店のみの集計では、「地図ガイド」「日記手帳」を除くすべてのジャンルで前年を上回った。

【日販】
休業店含む調査店約1750店舗の売上は前年同期比10・9%減。雑誌は同14・2%減、書籍は同15・8%減、コミックは同3・7%増、開発品は同18・5%減だった。
雑誌は、4月24日・25日に発売した「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)の合併号が今年は4月30日に発売したことで調査期間の売上に貢献したが、前年にムック「日経エンタテインメント!乃木坂46Special」(日経BP社)の発売があった影響で、大幅な減少となった。
書籍は、緊急事態宣言に伴う休校の影響で学参ジャンルが15・3%増と前年超えとなった。また、NintendoSwitchのゲームソフト「あつまれどうぶつの森」の攻略本2銘柄が売上を牽引したが、前年に「おしりたんてい」シリーズ(ポプラ社)や樹木希林『一切なりゆき』(文藝春秋)の売上が好調だった影響で、2桁の減少となった。
コミックは、5月のジャンプコミックスの発売が5月1日から5月13日に変更されたが、コミック売上トップ10を独占した『鬼滅の刃』(集英社)が売上に貢献し、前年を上回った。
開発品は、前年発売したレディースブランド「MILKFED」のブランドムックである「MILKFEDBIGBOSTONBABBOOK」と「MILKFEDBIGBACKPACKBOOK」(いずれも宝島社)の影響が大きく、大幅に落ち込んだ。

「春夏秋冬本屋です」/「こんな時だからこそ」/青森・成田本店しんまち店図書部業務係長・齊藤夕子

外出自粛中、皆様はどう過ごされていただろうか。営業自粛要請で休業したところもあったが、営業できても密集しないように入場制限をしたり、飲食店ではお弁当のテイクアウトを始めたり、世の中では色々な工夫がされたようだ。
当社でも10日ほど休業したテナント店舗があった。私の勤務する店舗はお客様との間にビニールカーテンの間仕切りを設けたり、カウンター周りをこまめに消毒するなどして営業を続けられたが、やはり自粛の影響は大きかった。学校の休校、周辺の大型店や飲食店、宿泊施設の休業も要因のひとつ。
ここ数年、税関や出入国管理にも対応できるクルーズ船専用ターミナルを青森港に設置するなど、県をあげて海外からの観光客の受け入れにも力を入れてきたが、桜まつりや夏の最大のイベントねぶた祭りも中止になった。先がどうなるのかもまだまだ分からない。
大震災の時にも強く感じたことだが、こんな時でも来店して下さるお客様があるのはとてもありがたいことだ。そして必ず思い出すのは「店頭は黙っててもお客さまのほうから来てくれるからありがたいんだよ」と言った営業経験のある同僚の言葉である。もちろん、お客様の求める魅力的な売り場であることが大前提だが、自らの意思で足を向けて下さるお客様に喜ばれる対応をと改めて思う。

移転

?日本万引防止システム協会
新事務所に移転し、5月26日より業務を開始した。
新事務所=〒160―0004東京都新宿区四谷1―6―1YOTSUYATOWER7階℡03(3355)2322FAX03(3355)2344

書店組合総会スケジュール

◆愛媛県書店商業組合「第32回定時総会」
6月9日(火)、松山市・松山堂書店会議室で開催。
◆山梨県書店商業組合「第32回通常総会」
6月10日(水)、甲府市・きよ春で開催。
◆長野県書店商業組合「第36期通常総会」
6月11日(木)午後1時45分、千曲市上山田温泉・総合観光会館で開催。
◆岐阜県書店商業組合「第37回通常総会」
6月22日(月)午後1時、岐阜市・岐阜県教販で開催。

19年文庫本市場/4・8%減の901億円/大ヒット作の登場で減少幅縮小

出版科学研究所発行の『出版月報』3月号は「文庫本マーケット2019」を特集。これによると、昨年の文庫本(コミック文庫を除く)の推定販売金額は前年比4・8%減の901億円。14年以降毎年5~6%のマイナス幅が続いていたが、わずかに縮小した。同特集から文庫市場の動向を紹介する。

?『十二国記』シリーズが大ヒット
2019年の文庫本市場の推定販売金額は901億円、前年比4・8%減。14年から18年まで5~6%の減少が続いていたが、19年は小野不由美のファンタジー『十二国記』(新潮文庫)の18年ぶりの新刊発売などメガヒット作品が登場し、減少幅は抑えられた。
推定販売部数は同6・1%減の1億3346万冊で、販売金額は平均価格の上昇が寄与したものの、冊数ベースでは金額以上の落ち込みが続いている。
新刊点数は同7・1%(564点)減の7355点で、5年連続で減少。減少幅も前年の2・7%減から大幅に拡大した。19年に明確な点数減の方針を打ち出した出版社はなかったが、KADOKAWA(228点減)、文芸社(65点減)、講談社(54点減)、中央公論新社(36点減)、集英社(32点減)、宝島社(30点減)、東京創元社(27点減)、幻冬舎(26点減)など大手・中堅各社で減少した。KADOKAWAはライトノベル系レーベルの点数が大きく減少している。点数増となったのは、オーバーラップ(23点増)、コスミック出版(14点増)、文藝春秋(11点増)など。
19年の創刊文庫は8シリーズだった。「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」(いずれもLINE発行/日販アイ・ピー・エス発売)は、8月にLINEが開設した小説プラットフォーム「LINEノベル」と連動した企画で話題になった。「ハヤカワ時代ミステリ文庫」は、翻訳書が中心の早川書房が時代小説とミステリを融合させたレーベルとして創刊した。
新刊推定発行部数は同7・7%減。新刊1点あたりの部数は1万1千冊で、前年より1千冊減少した。新刊の部数も14年以降、5%以上のマイナスが続く。送品できる書店が年々減っていることに加え、出版社は返品対策で初版を多く刷らない傾向にある。初版部数が減少することで店頭で棚差しされ、埋もれてしまう作品が増えるという悪循環も生まれている。
新刊に既刊(重版+注文分)を加えた推定出回り部数は、同8・2%減の2億1736万冊。書店からの注文分が大きく減少し、重版部数の設定に各社が慎重になっている側面がある。
返品率は同1・4ポイント減の38・6%。12年以降は17年を除いて毎年悪化していたが、ようやく大幅に改善した。1ポイント以上改善したのは、11年以来。送品部数の大幅な絞り込みと書店でのフェア企画の見直しなどが返品減少につながった。
出回り平均価格は、同9円(1・4%)増の675円。新刊平均価格は同13円(1・9%)増の698円といずれも上昇した。19年10月に消費税の税率が8%から10%に引き上げられたことも影響してか値上げが目立っており、価格上昇トレンドは継続している。
文庫新刊の平均価格698円は、税込み(10%換算)では768円で、20年前の99年と19年の価格差を比較してみると、単行本は190円(11・5%)安、新書は75円(10%)高、児童書は50円(4・7%)高、文庫は117円(20・1%)高となり、文庫本の値上がりが顕著だった。現在は、学術文庫のみならず、エンタメ小説でも千円を超える文庫が増えており、単行本との違いや利点を打ち出しにくい状況になっている。
?映像化・人気作家作品が上位に
19年の文庫本の動向を見ると、最も話題になったのが『十二国記』シリーズ。18年ぶりにシリーズ新刊の発売が決定、『白銀の墟玄の月』が10月と11月の2回に分けて全4巻が発売になった。1巻の初版は新潮文庫では歴代最高タイとなる50万部だったが、発売後の反響が非常に大きく、新刊4点合計の部数は初版で188万部、累計で254万5千部に達した。
ベストセラー上位を映像化作品、人気作家の新刊が中心を占める傾向は19年も変わらず。年間で1番売れたのは、新海誠『小説天気の子』(角川文庫)。7月に公開され興収136億円の大ヒットアニメの原作で、62万8千部のヒットになった。人気作家では、東野圭吾は1月映画公開の『マスカレード・ホテル』(集英社文庫、14年刊、160万3千部)、『危険なビーナス』(講談社文庫、37万部)が堅調な売行き。湊かなえは『絶唱』(新潮文庫)が33万部のヒットになった。17年に直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎文庫)は4月の刊行以来10月の映画公開もあり、上下計90万部にまで伸長した。
時代小説では、佐伯泰英の人気シリーズの完結が相次ぎ、新刊刊行が減ってきた。『居眠り磐音江戸双紙』は3月に「決定版」として再刊行が決まり、双葉社から文藝春秋へ出版社が変更した。このほか髙田郁、上田秀人など定番の人気作家に加え、葉室麟『螢草』、幡大介『大富豪同心』(いずれも双葉文庫)が伸長した。
ライトノベルと一般文芸の中間に位置し、イラストの表紙が特徴のキャラクター文庫は、毎年新規参入が多いジャンルとなっている。19年に好調だったのは集英社オレンジ文庫で、NHKでドラマ化された『これは経費で落ちません』、中華風ファンタジー『後宮の烏』、20年1月にアニメ化された『宝石商リチャード氏の謎鑑定』などヒットが相次いだ。このほか、『京都寺町三条のホームズ』(双葉文庫)、9月に映画化された『いなくなれ、群青』(新潮文庫nex)などがヒットした。
19年のライトノベル(文庫本)の推定販売金額は同13・9%減の143億円で7年連続のマイナス。2年連続で2桁減となっており厳しい状況が続いている。新刊点数は同12・3%減の1889点。19年はアニメ化作品のヒットが少なく、点数も大幅に減少したため、市場の縮小に拍車がかかった。『ソードアート・オンライン』、『魔法科高校の劣等生』(いずれもKADOKAWA)、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(SBクリエイティブ)、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』(小学館)など人気シリーズが手堅い売行きだった。

書店における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン/令和2年5月14日(同5月22日改訂)/日本書店商業組合連合会

【1.はじめに】
?日本書店商業組合連合会は、令和2年5月4日に変更された新型コロナウイルス感染症対策本部「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を踏まえ、令和2年5月4日の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(以下「専門家会議提言」という。)において示されたガイドライン作成の求めに応じ、専門家会議提言において示された感染拡大を予防する「新しい生活様式」の実践例を踏まえつつ、「小売業の店舗における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」を参考に、具体的取組(①各店舗の実情に応じた感染予防対策、②従業員の感染予防・健康管理、③買物エチケットに係る顧客への協力依頼・情報発信等)に関し、本ガイドラインを定めることといたします。
?書店には不特定多数の人々が訪れることから、店頭において十分な感染拡大防止策を講じることが、従業員及び顧客の感染を防止し、事業の持続可能性を確保する上で極めて重要です。
?本ガイドラインでは、事業者がそれぞれの業態、店舗の規模や立地などの実情に応じて実施する際に参考とすべき取組を例示し、指針として示します。
?また、従業員の感染予防・健康管理を実施する上で取り組むべき事項や買物エチケットに係る顧客への理解を得るための情報発信等に関し参考とすべき事項についても、併せて示します。
?各事業者におかれましては、本ガイドラインを活用することにより、消費者への呼びかけを含め、書店における新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防に向けた取組を推進していただきますようお願いいたします。
?なお、従業員に新型コロナウイルス感染者が発生した時の対応については、保健所と連携した対応を実施することになりますが、対応を巡る論点(営業再開及び情報発信の在り方等)の詳細については今後の検討課題とし、本ガイドラインの内容には含みません。
【2.感染拡大予防に向けた具体的な取組】
(1)店舗における感染予防対策
書店には不特定多数の顧客が訪れることから、店舗の規模・立地条件や地域における感染拡大の状況などの実情に応じた効果的な対策を実施することにより、「三つの密」を避け、店舗における顧客及び従業員への感染拡大のリスクを下げることが重要です。
具体的には、基本的な感染防止対策である、ⅰ)身体的距離の確保、ⅱ)マスクの着用、ⅲ)手洗いや手指消毒に取り組むとともに、店舗においては、社会的距離の確保、清掃・消毒の実施、接触感染・飛沫感染の防止、換気の徹底、商品陳列等の工夫、店舗内の混雑緩和、店舗内施設の利用等に関する取組を行う必要があります。
このため、各事業者においては、店舗の実情に応じ、以下に挙げる取組例を参考に対策を講じることにより、店舗における感染予防策の充実を図り、顧客や従業員の安全・安心を確保した上で事業を実施していくことが求められます。
①身体的距離の確保
●店内外において対人距離を確保するため、店舗の規模等に応じて、以下のような取組を行う。
(国立感染症研究所「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(令和2年4月20日版)」において、「濃厚接触者」は「手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)」とされたこと、専門家会議提言の「新しい生活様式」において、対人距離の確保については「できるだけ2m(最低1m)空ける」とされたことも踏まえつつ、店舗の業態、規模・立地条件などの実情に応じ、実効的な対応を推進する。)
・店内での滞在に際し、顧客に対し掲示・アナウンスの実施などにより可能な範囲での対人距離の確保を促す。
・とりわけ、レジ前や入店前など店舗内外で顧客が列に並ぶ際には、床に目印を付すことや掲示・アナウンスの実施などにより対人距離の確保を促す。
②清掃・消毒
●従業員に対しこまめな手洗いや手指消毒を励行するほか、必要に応じ手指の消毒設備を入口及び施設内に設置すること等により顧客の手指の消毒も励行する。
●店舗については、通常の清掃に加え、店内の消毒等に関し、以下のような取組を行う。
・買物カゴ、買物カートのハンドル部分、扉の取っ手など、顧客や従業員が手を触れることが多い箇所・機材等は定期的に消毒を実施する。
・トイレについて、トイレの蓋がある場合には蓋を閉めて汚物を流すよう表示し、不特定多数が接触する場所は消毒を行うとともに、ハンドドライヤーのほか共通のタオルの使用は行わない。
・ゴミの廃棄については、鼻水・唾液などが付いたゴミが入っていることを想定しビニール袋等に入れて密閉して縛るほか、ゴミを回収する人は、マスクや手袋を着用し、マスクや手袋を脱いだ後は、必ず石鹸と流水で手を洗う。
③接触感染・飛沫感染の防止
●従業員と顧客の接触機会を減らし、飛沫感染を防止するため、以下のような取組を行う。
・透明間仕切り等の設置などによるレジ前での飛沫感染防止の取組を行う。
・レジにおいてコイントレーでの現金受渡を励行する。
・自動精算機・キャッシュレス決済の利用を促進する。
・従業員によるマスク等の着用や、こまめな手洗いや手指消毒を励行する。
・従業員が対面による販売・説明・サービスを行う際には、感染予防の観点から、マスク等の着用等による必要な感染予防の措置を行う。
④換気の徹底
●店内が換気の悪い密閉空間となることを避けるため、以下のような取組を行う。(テナント事業者については、出店先の店舗・施設と連携して取り組む。)
(新型コロナウイルス厚生労働省対策本部において、リスク要因の一つである「換気の悪い密閉空間」を改善するため、多数の人が利用する商業施設等においてどのような換気を行えば良いかについて、推奨される換気の方法を取りまとめており、ビル管理法における空気環境の調整に適合していれば、必要換気量(一人あたり毎時30立方メートル)を満たすことになり、「換気が悪い空間」には当てはまらないとの見解が示されている。推奨される換気の方法としては、機械換気(空気調和設備、機械換気設備)による方法、窓の開放による方法などが推奨する措置として挙げられている。これらを踏まえ、店舗の業態、規模・立地条件などの実情に応じ、実効的な対応を推進する。)
・換気設備を適切に運転・管理することや窓やドアを定期的に開放すること等により、室内の換気に努める。
⑤商品陳列等
●商品の陳列等の工夫により、局所的な混雑緩和や接触機会を削減するための以下のような取組を行う。
・書籍・雑誌等の立ち読みについて、自粛の呼び掛けや必要に応じてひもかけ・バンド等の使用を行う。
⑥店舗内混雑の緩和
●店舗の規模や立地条件などの実情に応じ、店内の人の密集を避けるための工夫として、以下のような取組を行う。
・混雑につながるような販売促進策を自粛する。
・事前の買物リスト作成等による滞留時間短縮を呼び掛ける。
・混雑時間帯に関する情報提供によりオフピークタイムでの来店を呼び掛ける。
・混雑時の入店の制限のほか、店舗・施設などで混雑や待ち列が生じる可能性がある場合は入店者の分散化が図られる方法等を検討する。
⑦店舗内施設の利用等
●店舗内施設の利用等について、「三つの密」を避けるための以下のような取組を行う。
・催事の実施又はアミューズメント施設及びサービス施設等の集客施設の使用については、各都道府県において示される対応に基づいて実施又は使用の可否を判断し、実施又は使用する場合においても、入場者の制限や誘導、手指の消毒設備の設置、マスクの着用、室内の換気等の適切な感染防止対策を講じる。
⑧店舗入店時の顧客に対する依頼
●顧客の店舗への入店に際しては、感染拡大のリスクをできる限り下げる観点から、掲示・アナウンスの実施などにより、顧客に対し以下のような事項を依頼する。(テナント事業者については、出店先の店舗・施設と連携して取り組む。)
・発熱その他の感冒様症状を呈している者、新型コロナウイルス感染症の陽性が判明した者との濃厚接触がある者、同居家族や身近な知人の感染が疑われる者、過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域等への渡航並びに当該国・地域の在住者との濃厚接触がある者(以下、「有症状者等」という。)の入場の自粛を依頼する。
・顧客の入店時のマスクの着用や手洗いや手指消毒などの実施を依頼する。
(2)従業員の感染予防・健康管理
店舗の事業を実施するとともに、店舗における感染拡大予防を確かなものとするためには、従業員の感染予防と健康管理の実施がそのための基礎となります。
従業員の感染予防においては、一人ひとりが基本的な感染防止対策である、ⅰ)身体的距離の確保、ⅱ)マスクの着用、ⅲ)手洗いや手指消毒に取り組むことが重要です。また各事業者においては、従業員に対し、新型コロナウイルス感染症予防に関する基本的知識等の周知徹底を図ること、飛沫感染と接触感染の防止策を講じること、対人距離を確保すること、バックヤードや事務所等における対策を講じること、感染予防・健康管理のための指導を行うこと等に取り組むことが必要となります。
このため、以下に挙げる取組例を参考に対策を講じることにより、従業員の健康と安全・安心の確保に努めることが求められます。また、とりわけ就労に対する不安や様々な事情(妊娠、高齢者介護等)を抱える従業員に対しては配慮が必要です。
①新型コロナウイルス感染症予防に関する基本的知識等の周知徹底
●従業員に対し、感染症予防に関する基本的な知識を周知し、感染防止策を徹底させるため必要な指導・教育を行う。
②従業員への飛沫感染と接触感染の防止
●従業員によるマスク等の着用や、こまめな手洗いや手指消毒を励行する。消毒による手荒れ防止等のため手袋を使用する場合であっても、手袋を使用していない場合と同様に、手洗いや手指消毒による感染防止の取組が必要であることを周知する。
③対人距離の確保
●従業員が業務において他の従業員や顧客との対人距離を確保できるよう、業務の方法や導線について点検するとともに、従業員自らが対人距離の確保に努めるよう指導する。
(専門家会議提言の「新しい生活様式」において、対人距離の確保については「できるだけ2m(最低1m)空ける」とされたことも踏まえるものとする。)
④バックヤード・事務所等での対策
●従業員用の休憩所や事務所等のバックヤードにおいても、「三つの密」を避けるための対策を適切に講じるとともに、共有電話など複数の者が触れる箇所・機材等の消毒を定期的に行うなど、感染予防の取組を適切に実施する。
⑤その他、感染予防・健康管理に関する指導等
●職場において、顧客対応に伴う先進負荷も含め、従業員の日々の健康状態の把握に配意するとともに、体調が優れない場合には休みやすい環境作りに努める。また、従業員に対し、以下のような指導を行う。
・咳エチケットを徹底する
・従業員による体温の測定と記録を実施する
・発熱などの症状がある場合に所属長への連絡と自宅待機を徹底する
・新型コロナウイルス感染症の陽性が判明した者との濃厚接触がある場合、同居家族や身近な知人の感染が疑われる場合、過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域等への渡航並びに当該国・地域の在住者との濃厚接触がある場合、所属長への連絡を徹底する
・出勤時、トイレ使用後、売場への入場時等における手洗いを徹底する
・通勤時には時差通勤など出来るだけ混雑を避ける方法を選択する
・勤務に際し、適切な休息の確保や水分補給など健康維持に必要な対応を行う
・従業員1人1人が十分な栄養摂取と睡眠の確保を心がけるなど健康管理を行う
●店舗・施設への出入り事業者に対しても、感染予防・健康管理に関する取組を促す。
(3)買物エチケットに係る顧客への協力依頼・情報発信
買物の場における安全・安心を確保するためには、店舗及び従業員による適切な対応だけでなく、顧客の理解と協力が不可欠です。従業員と顧客が互いに協力しあって安全で安心な買物の場を作り上げていくという意識が大切です。
従業員だけでなく、顧客においても、一人ひとりが基本的な感染防止対策である、ⅰ)身体的距離の確保、ⅱ)マスクの着用、ⅲ)手洗いや手指消毒に取り組むほか、買物エチケットに対する理解が必要です。
このため、以下のように、一般消費者に対する協力依頼とわかりやすい情報発信に取り組むことが必要です。
①対人距離の確保及び混雑緩和に係る理解促進
●対人距離の確保及び混雑緩和のため、以下の事項について、顧客に対し協力を依頼する。
(専門家会議提言の「新しい生活様式」において、対人距離の確保については「できるだけ2m(最低1m)空ける」とされたことも踏まえつつ、顧客の理解と協力を得ることに努める。)
・店舗内等においては他の顧客及び従業員との一定の対人距離を確保すること。
・精算を待つ際は間隔を空けて並ぶこと(複数人グループでの購入の場合にはできるだけ1人で精算すること)。
・予め購入品の計画を立てて来店するなど店内滞在時間短縮化を心がけること。
・来店回数の削減に努めること。
・混雑時間帯を避けての来店に努めること。
・従業員への問い合わせや他の顧客との会話で不要不急のものは出来るだけ控えること。
②感染防止対策への理解促進
●感染拡大を防止する観点から、以下の事項について、顧客に対し協力を依頼する。
・有症状者等は入店を自粛すること。
・入店時にはマスクを着用すること。また、入店後に飲食等のためマスクを外す際には、使用中のマスクを適切に管理すること。
・消毒液が備え付けられている際には手指を消毒すること。
・咳エチケットを徹底すること。
・現金を数える際に指をなめるなどの感染懸念行為を行わないこと。
・可能な限り購入しない品物への接触を避けること。
・電子決済や自動精算機の利用により可能な限り従業員との接触を避けること。
・マイバックへの袋詰めは顧客自身で実施すること。
・買物への外出時や帰宅時にマイバックの洗浄や消毒をすること。
③サービスの内容変化に対する理解促進
●接客やサービスの内容変化に関する以下の点について、顧客に対し理解を求める。
・感染予防(従業員の対人距離確保、飛沫対策等)の観点から、接客対応やサービス水準が従来とは異なるものとなり得ること。
・店舗において一時的に品薄商品や陳列棚における欠品が生じる可能性があることや、必要に応じて点数制限による販売が行われることがあること。
【3.おわりに】
?各事業者においては、本ガイドラインで示した事項に基づいて店舗営業を行うことにより、効果的な感染予防対策が図られることが期待されます。
?店舗における取組事例については、経済産業省、農林水産省及び消費者庁が公益財団法人流通経済研究所と連携し、好事例の収集・発信を行っています。最新の情報については、公益財団法人流通経済研究所のホームページをご参照ください。
(公益財団法人流通経済研究所ホームページ)
https://distribute-dei-taisaku.jp/
?なお、本ガイドラインの内容は、感染拡大の動向、ウイルスに関する知見等に関する専門家の助言等を踏まえ、今後見直すことがありえます。
(以上)

第6回「本屋さんが選んだ、子どもに読み聞かせたい絵本101冊/愛知県書店商業組合

愛知県書店商業組合(春井宏之理事長)は「サン・ジョルディの日」に合わせ、第6回「本屋さんが選んだ、子どもに読み聞かせたい絵本101冊」を選定した。選定絵本は次の通り。
【0~3才位】
▽『くまくまパンいちにちパンやさん』西村敏雄、あかね書房▽『はっくしょん』ザ・キャビンカンパニー、岩崎書店▽『ゆびでさわってどこかなえほんぞうさん』サム・タプリン、岩崎書店▽『ほんだな』新井洋行、偕成社▽『せんろはつづく』竹下文子、金の星社▽『あいさつ』いもとようこ、金の星社▽『パンふわふわ』彦坂有紀、講談社▽『いつかはぼくも』よしだるみ、国土社▽『きょうりゅうたちもペットをかいたい』ジェイン・ヨーレン、小峰書店▽『ぐるぐるきらきら』今井宏枝、三恵社▽『おでかけ版たまごのえほん』いしかわこうじ、童心社▽『どんどこももんちゃん』とよたかずひこ、童心社▽『わんわんわんわん』高畠純、理論社▽『うるさく、しずかに、ひそひそと』ロマナ・ロマニーシン、河出書房新社▽『ねえねえパンダちゃん』西村敏雄、ほるぷ出版▽『コロちゃんはどこ?』エリック・ヒル、評論社▽『どんないろがすき』100%オレンジ、フレーベル館▽『まるさんかくぞう』及川賢治、文溪堂▽『たいこ』桶勝朋巳、福音館書店▽『そらまめくんとおまめのなかま』なかやみわ、小学館▽『もりのおうちのきいちごジュース』ハヤ・シェンハブ、徳間書店▽『おばけのやだもん』ひらのゆきこ、教育画劇▽『すべりだい』新井洋行、鈴木出版▽『いちにちうんち』ふくべあきひろ、PHP研究所▽『くろくまくんトイレでちー!』たかいよしかず、くもん出版▽『でんぐりころりん』ふくだじゅんこ、大日本図書▽『とんとんとん』ふくだいわお、光村教育図書▽『ぱかっ』森あさ子、ポプラ社▽『ようかいオリリンピック』めぐろみよ、星の環会
【4~6才位】
▽『ふらいぱんじいさん』神沢利子、あかね書房▽『しんごうきピコリ』ザ・キャビンカンパニー、あかね書房▽『しっぽしっぽだーれ?』穂高順也、岩崎書店▽『おうさまのこどもたち』三浦太郎、偕成社▽『へんしんバス』あきやまただし、金の星社▽『いっぺんやってみたかってん』はっとりひろき、講談社▽『わたしはいつも』よしだるみ、国土社▽『ながいながいへびのはなし』風木一人、小峰書店▽『クッピーとラムのたのしい森のピクニック』岡田新吾、三恵社▽『きょう、おともだちができたの』得田之久、童心社▽『くずかごおばけ』せなけいこ、童心社▽『おおかみのおなかのなかで』マック・バーネット、徳間書店▽『プリンちゃん』なかがわちひろ、理論社▽『きょうもうれしい』えがしらみちこ、理論社▽『くまとやまねこ』湯本香樹美、河出書房新社▽『せかいいちまじめなレストラン』たしろちさと、ほるぷ出版▽『こいのぼりくんのおさんぽ』すとうあさえ、ほるぷ出版▽『ねえ、どれがいい?』ジョン・バーニンガム、評論社▽『うちゅうじんはいない!?』ジョン・エイジー、フレーベル館▽『パムとケロのおかいもの』島田ゆか、文溪堂▽『こんとあき』林明子、福音館書店▽『おしりをしりたい』鈴木のりたけ、小学館▽『ちいさなちいさなほしのあかり』さかいさちえ、教育画劇▽『やきいもとおにぎり』宮西達也、鈴木出版▽『みえた!きょうりゅうのせかい』サラ・ハースト、くもん出版▽『おふくさんのおふくわけ』服部美法、大日本図書▽『ばけばけばけばけばけたくんのおるすばんの巻』岩田明子、大日本図書▽『ながーい5ふんみじかい5ふん』L・G・スキャンロン、A・ヴァーニック、光村教育図書▽『十二支のどうぶつゴールをめざせ』広瀬克也、星の環会▽『わたしのわごむはわたさない』ヨシタケシンスケ、PHP研究所▽『ねずみくんのチョッキ』なかえよしを、ポプラ社▽『おやくそくえほんはじめてのよのなかルールブック』高濱正伸、日本図書センター▽『へびかんこうセンター』こじましほ、文溪堂
【小学生~】
▽『ジャガーとのやくそく』アラン・ラビノヴィッツ、あかね書房▽『なんでもモッテルさん』竹下文子、あかね書房▽『きみがうちにくるまえに』マリベス・ボルツ、岩崎書店▽『おねえちゃんってすごくもやもや!』いとうみく、岩崎書店▽『セミクジラのぬけがら』如月かずさ、偕成社▽『しゅつどう!しょうぼうたい』鎌田歩、金の星社▽『もったいないばあさん』真珠まりこ、講談社▽『ようかいむらのじごくえんそく』たかいよしかず、国土社▽『なまえのないねこ』竹内文子、小峰書店▽『みずとはなんじゃ?』かこさとし、小峰書店▽『去年の木』新美南吉、三恵社▽『おしいれのぼうけん』ふるたたるひ、たばたせいいち、童心社▽『だじゃれ世界一周』長谷川義史、理論社▽『目で見てかんじて』ロマナ・ロマニーシン、河出書房新社▽『ないしょのオリンピック』もとしたいづみ、ほるぷ出版▽『かあちゃんのジャガイモばたけ』アニタ・ローベル、評論社▽『光の旅かげの旅』アン・ジョナス、評論社▽『NEWウォーリーのゆめのくにだいぼんけん』マーティン・ハンドフォード、フレーベル館▽『だいじょうぶだよ、ぞうさん』ローレンス・ブルギニョン、文溪堂▽『エルマーのぼうけん』ルース・スタイルズ・ガネット、福音館書店▽『おひめさまになったワニ』ローラ・エイミー・シュリッツ、福音館書店▽『小学生なら知っておきたい教養366』齋藤孝、小学館▽『いちばんしあわせなおくりもの』宮野聡子、教育画劇▽『さんぼんぼうってなんだろな』高橋秀雄、鈴木出版▽『わたしたちの家が火事です』ジャネット・ウインター、鈴木出版▽『魔女のいじわるラムネ』草野あきこ、PHP研究所▽『100円たんけん』中川ひろたか、くもん出版▽『すき』有田奈央、少年写真新聞社▽『いろいろいろんなかぞくのえほん』メアリ・ホフマン、少年写真新聞社▽『いもうとガイドブック』ポーラ・メトカーフ、少年写真新聞社▽『こもれび』林木林、光村教育図書▽『でんでんむしのかなしみ』新美南吉、星の環会▽『のら猫のかみさま』くすのきしげのり、星の環会▽『フウちゃんクウちゃんロウちゃんのふくろうがっこうこわいものにであったらのまき』いとうひろし、徳間書店▽『まじょのナニーさんまほうでおせわいたします』藤真知子、ポプラ社▽『おふくさん』服部美法、大日本図書▽『ゆめのかなえかた』たかいよしかず、大日本図書▽『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』高濱正伸、日本図書センター▽『ヤワな大人にならない!生きかたルールブック』齋藤孝、日本図書センター

令和2年度教科書供給功労者31名を表彰

教科書供給事業を通じて学校教育の充実発展に多大の貢献があった方を文部科学大臣が表彰する「令和2年度教科書供給功労者表彰」は、次の31名の方々の表彰が決まった。表彰式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となった。
▽齊藤彌(北海道/曲ト齊藤商店)▽坂口剛史(北海道/旭屋書店)▽前田拓幸(北海道/大広)▽森茂(山形/あぶらや)▽大内美惠子(茨城/大内書店)▽山縣一彦(茨城/やまがた書店)▽橋本健(栃木/紙五商店)▽田島正雄(埼玉/文林堂)▽向後貞夫(千葉/向後商店)▽塚本健(東京・東京/塚本書店)▽馬塲俊二(新潟/野島書店)▽松野初美(富山/松野書店)▽堀口正德(福井/堀口精長堂)▽上田久(山梨/上田書店)▽宮沢俊彦(山梨/宮沢書店)▽岩田顯彦(静岡/大和文庫)▽金原茂夫(愛知/金原書店)▽川口力(三重/川口書店)▽葛城勝己(大阪/葛城書店)▽髙岸常治(大阪/ユーゴー書店)▽山田一男(大阪/山田商事)▽田中啓之(和歌山/田中文明堂)▽古本幸雄(広島/古本文昌堂)▽近藤誠(愛媛/近藤書店)▽山口尚之(福岡/三山書店)▽小野賢一(佐賀/秀文堂)▽坂口昌子(長崎/坂口商店)▽西島和夫(熊本/西島教材本店)▽福田健太郎(大分/福田書店)▽柏田泰彦(宮崎/柏田書店)▽長嶺實(沖縄/渡嘉敷書店)

4月期は前年比6・1%減/休業店発生の影響で大幅減/日販調査店頭売上

日販調べの4月期店頭売上は前年比6・1%減で、4ヵ月続いていた前年超えがストップした。4月上旬に発令された「緊急事態宣言」を受け、7都府県を中心に休業店が発生したことが影響した。全体では前月比6・9ポイントの大幅減となった。
書籍は10・7%減。学参、児童書の2ジャンルで前年比プラスになった。2月末に新型コロナウイルス感染症対策として小中学校等の一斉休校要請が出た影響で学習ドリルの売上が拡大し、ともに3ヵ月連続の前年超えとなっている。総記は、一斉休校要請の影響により、前年と比べて国語辞典や英和辞典など学校の授業で使用する辞典の売上が大幅に落ちている。
雑誌は16・1%減。月刊誌は、『文藝春秋5月号』(文藝春秋)、『Myojo6月号』(集英社)が売上を牽引。また、『Popteen5月号』(角川春樹事務所、付録=不二家ペコちゃんストロベリーコスメ2点セット)、『Seventeen5月号』(集英社、付録=鬼滅の刃ふきだしふせん)などのティーンズ誌も好調だった。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響で発売延期となるタイトルがあり、雑誌全体では売上が落ち込んだ。
コミックは16・6%増で、7ヵ月連続の前年超えとなった。雑誌扱いコミックの新刊では、『ONEPIECE96』(集英社)、『進撃の巨人31』(講談社)が売上を伸ばした。『鬼滅の刃』(集英社)は好調を持続し、既刊でも売上を伸ばし続けている。書籍扱いコミックは、『PLUS/SLAMDUNKILLUSTRATIONS2』(集英社)が売上を牽引した。
開発品は12・6%減。『シャーク&Co.』(デアゴスティーニ・ジャパン)が売上を伸ばしたが、2ヵ月連続での前年超えとはならなかった。

作品と読者選考委員を募集/京都を題材・未発表の小説、最優秀作は出版化/京都文学賞

京都市や京都新聞、京都出版文化協会などで構成する京都文学賞実行委員会は、5月1日から第2回「京都文学賞」の作品募集を開始した。京都を題材とする小説で、純文学、時代小説、ミステリーなどのジャンルは問わない。日本語で書かれた自作の作品で、未発表のものに限る。応募締切は9月14日。
一般部門、中高生部門、海外部門の3部門を設け、プロ・アマを問わず、全国から作品を募集する。一般部門の最優秀賞には賞金100万円を贈るほか、出版化も予定する。優秀賞は50万円。中高生部門の最優秀賞は図書カード10万円分、優秀賞は同5万円分。海外部門の最優秀賞は賞金10万円を贈る。
最終選考委員は作家のいしいしんじ氏、原田マハ氏、評伝作家の校條剛氏らが務めるほか、読者選考委員約10名も一般公募している。読者選考委員は、二次選考で10~15作を審査し、最終選考にも数人が参画する。応募は7月31日まで。来年3月に表彰式・交流会を予定。
同実行委員会は、このほど東山アーティスツ・プレイスメント・サービス実行委員会(HAPS)と連携し、若手芸術家が作成・デザインしたリーフレット・ポスター等を作成した。
また、同文学賞では、京都ゆかりの作家がSNS等を通じた情報発信などPRを行っているが、新たに澤田瞳子氏がアンバサダー(応援大使)に就任した。
この賞は、昨年の「世界文化自由都市宣言」40周年を契機に、文学の更なる振興や「文化都市・京都」の発信に寄与するため、京都市が昨年4月に創設した。

全国書店共助会、休業店に特別給付/新型コロナ拡大で会員書店支援

トーハンの取引書店1989店舗(1469法人)で構成する全国書店共助会(玉山哲会長=東山堂、近藤敏貴理事長=トーハン)は5月18日、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い休業等の措置を余儀なくされている会員書店を支援する取り組みを発表した。
3月31日時点の全加盟店を対象に、第56期(20年9月~21年8月)の年会費を免除する。
また、4月~5月に7営業日以上休業した加盟店に対して加入口数10口につき30万円、加盟法人の非加盟店舗に対して1店舗につき5万円を特別給付する。特別給付は6月末の給付を予定している。

取次各社、緊急事態宣言解除に伴う営業活動

?トーハン、訪店活動を再開
トーハンは5月27日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言解除を受け、引き続き感染拡大の予防に努めつつ、必要な訪店活動を再開すると発表した。
対象は本社ならびに全国の支社、支店(営業所)。期間は5月27日より。具体的な訪店再開の進め方は、エリアごとの状況を考慮し、取引先と協議の上で対応する。
また、全社時差出勤・出勤人数の抑制等、感染予防を目的とした勤務体制は当面継続する。
?日販、取引先との面談を再開
日販は5月28日、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言解除を受け、引き続き感染拡大抑止に努めるとともに、取引先の状況・地域の状況に応じて、取引先と相談の上、順次面談を再開していくと発表した。
同社は、今後も当面の間、マスク着用・アルコール消毒などの予防行為を徹底するとともに、引き続き在宅勤務・時差出勤・リモート会議などを活用し、感染予防に努めていく。
?中央社、書店への訪問活動を再開
中央社は5月27日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の解除を受け、書店への訪問活動について、個別に相談しながら再開していくと発表した。訪問の際は、感染拡大防止のため事前の検温やマスク着用を実施する。
なお、感染拡大防止を目的とした勤務体制は当面の間継続する。

第2回「小学生が選ぶ!“こどもの本”総選挙」/『ざんねんないきもの事典』、今回も1位に

NPO法人こどもの本総選挙事務局は5月5日、第2回「小学生が選ぶ!〝こどもの本〟総選挙」の結果発表会をYouTubeの動画配信で実施。応募総数25万3399票から選ばれたベスト10の本を発表し、前回に続き1位は『おもしろい!進化のふしぎざんねんないきもの事典』(高橋書店)が選ばれた。
結果発表会では、投票者の中から選ばれた「こどもプレゼンター」10名が、投票した本と選んだ理由をコメントし、作者から感想をもらった。また、アンバサダーを務めるお笑い芸人で作家の又吉直樹氏も出演し、受賞作品の感想などを述べた。
ベスト10は以下の通り。
▽1位=『おもしろい!進化のふしぎざんねんないきもの事典』(今泉忠明監修、高橋書店)
▽2位=『あるかしら書店』(ヨシタケシンスケ著、ポプラ社)
▽3位=『りんごかもしれない』(ヨシタケシンスケ作、ブロンズ新社)
▽4位=『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』(廣嶋玲子作、jyajya絵、偕成社)
▽5位=『おもしろい!進化のふしぎ続ざんねんないきもの事典』(今泉忠明監修、高橋書店)
▽6位=『おもしろい!進化のふしぎ続々ざんねんないきもの事典』(今泉忠明監修、高橋書店)
▽7位=『おもしろい!進化のふしぎもっとざんねんないきもの事典』(今泉忠明監修、高橋書店)
▽8位=『おしりたんていラッキーキャットはだれのてに!』(トロル作・絵、ポプラ社)
▽9位=『ぼくらの七日間戦争』(宗田理作、はしもとしん絵、KADOKAWA)
▽10位=『鬼滅の刃しあわせの花』(吾峠呼世晴原作、矢島綾著、集英社)

生活実用書・注目的新刊/遊友出版・齋藤一郎

駅前の本屋とは、人びとに文化の存在を知らせる、という点で町の文化の拠点だ、と書くのは、藤原正彦著『本屋を守れ―読書とは国力』(PHP新書900円)。
インターネットで情報は得られても、知識や教養は絶対に育たない。ネットの書籍流通に規制を加えて、町の書店を救わなければならない。たとえばフランスでは2014年、小さな書店を守るため、ネットで値引きした本の無料配送を禁じる法律を議会で可決している。ネットによる寡占を許すと、必ず寡占してからの大幅値上げが始まるのが常だからという。
ネットを一日見ても得られるのは情報のみで、情報は知識や教養にまで高めなければ使えない。そのためには結局、本を読むしかないのである。
日本の最大の強みは庶民に至る分厚い教養層でその教養を培うには読書以外にない、と結ぶ。
印南敦史著『書評の仕事』(ワニブックス830円)は、年間500冊を読破する書評家の書評論だが、本の読み方から良い文章の見分け方まで、ビギナーのための文章読本にもなっている。
編集者だった父が晩年原稿用紙に向かっていた姿と、今の自分が重なって見えると告白する。
伝わりやすい書き方は書店のポップにも有用。
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