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平成14年8月21日号
減収ながらやや増益に

日経流通新聞は8月1日号で「第31回日本の卸売業調査」を発表した。

卸売業全体の2001年度売上高は前年比0・01%減とほぼ横ばいで、減収幅は前年の0・3%から縮小したものの、5年連続の減収となった。

また、経常利益は3・5%減で2年連続のマイナスだった。

書籍卸売業をまとめたのが別表。

売上高伸び率は日販(2・2%減)、トーハン(3・0%減)など各社がマイナスになる中で、大阪屋(2・9%増)と太洋社(0・4%増)の2社は増収となった。

営業利益の伸びを見ると、前年度大幅減だった太洋社が101・6%増と盛り返した。

営業利益が増加したのは中央社(8・8%増)とトーハン(0・5%増)。

経常利益の伸び率では大阪屋(53・0%増)、太洋社(40・6%増)が目立った。

粗利益率は図書館流通センターが24・2%と突出。

ほかは軒並み10〜12%台で、中では中央社が12・3%で最も高かった。



上半期は1・5%減

出版科学研究所は『出版月報』7月号で今年上半期の出版概況を発表した。

上半期の出版販売金額は前年同期比1・5%減の1兆1758億円で、販売状況はいぜん回復の兆しが見えない。

内訳は書籍が2・6%減の5079億円、月刊誌は1・5%減の4951億円、週刊誌は2・2%増の1728億円。

サッカーW杯テレビ観戦による影響で、6月の書店売上げは1割近く落ち込んだようだ。

〔書籍〕上半期の書籍販売は「ハリーポッター」シリーズの累計315万部をはじめ、『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』『世界がもし100人の村だったら』『声に出して読みたい日本語』など、ミリオンセラーが続出したものの、全体の販売は低迷して、前年同期比2・6%減となった。

コンピュータ書、教養新書など、ここまで好調だったジャンルが、ここにきて低落している。

上半期の新刊点数は6・3%増の3万6506点。

横ばいだった文庫本以外のほとんどのジャンルで3%以上増えている。

中でも新学習指導要領の改訂で、小・中学校向け学参書の新刊と改訂版が大量に発行された。

1点当たりの発行部数は6・7%減で引き続き抑制基調。

販売が低迷し、初版部数を多く作れないため、点数増に跳ね返っていると出版科学研究所は分析する。

書籍の出回り平均価格は1・1%増。

新刊は0・2%減で、ほぼ横ばいのため、平均価格(1200円)を上回る本の動きがよかった。

〔雑誌〕雑誌は昨年10月から今年4月まで、3月を除いてプラスが続いていたが、ワールドカップの反動で6月は5・8%減と息切れした。

月刊誌・週刊誌を合わせた推定発行部数は前年同期比1・1%減。

月刊誌は1・8%減、週刊誌は0・1%増だった。

月刊誌の発行部数は99年が3・5%減、00年5・9%減、01年2・7%減で、今年上半期は減少幅は狭まった。

週刊誌は95年以来7年ぶりに前年同期を上回った。

鈴木宗男疑惑による総合週刊誌の部数増と、分冊百科の増加によるもので、分冊百科をのぞく一般週刊誌は1・8%減と前年比マイナスになる。

推定発行部数で前年同期を上回ったのは、月監視では女性関連誌、大衆誌、コミック単行本。

週刊誌は総合誌、専門、スポーツ誌で、パソコン誌は24%の大幅減になった。

創刊誌は前年より16点多い109点。

創刊が多かったのは大衆(36点)、趣味(21点)、週刊分冊百科(13点)。

休刊誌は前年より1点多い83点で、大衆(19点)、工学(16点)、経済、趣味(各9点)が多かった。

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読書週間標語決まる

文化の日を中心に、10月27日から11月9日まで実施される2002年読書週間の標語が、「自分が変わる、世界が変わる、本との出会い」に決まった。



雑誌袋・ポケッターなどを斡旋

日書連共同購買委員会は各種雑誌袋ならびにハンディ・タイプの手帳「ポケッター03年版」、名入れ印刷の代用に便利な「店名刷込シール」を斡旋します。

◇雑誌袋■週刊誌袋(純白40■、■×■)無地5千枚単位、名入れ1万枚以上、単価各2円45銭■雑誌袋(半晒再生紙50g、■×■)無地4千枚単位、名入れ1万枚以上、単価各3円20銭■ポリ手提袋(小判抜き、■×■)無地6千枚単位、単価5円、名入れ2万枚以上、単価6円50銭■A5判袋(半晒再生紙50g、■×■)無地5千枚単位、名入れ1万枚以上、単価各1円85銭ご注文は日書連受注センター、FAX03−3295−7180番へ。

送料無料、代引き決済。

××◇ポケッター03年版(78■×■)■店名なし=1部73円、のし袋付、送料込み、百部単位■店名入り=5百部以上単価89円、千部以上82円、3千部以上78円◇店名刷込シール(55■×25■)5百枚以上単価10円50銭、千枚以上9円50銭、3千枚以上6円。

8月25日までに都道府県組合までお申し込み下さい。

商品は10月下旬頃、取引取次から配送予定。



必殺まるす固め

☆今年2回目の北海道旅行(刺身でも食えるサンマの塩焼きが旨かった)から帰ってくると、20冊近い献本と、ファクシミリがたまっていた。

ファクスに某テレビ局のがあって、松坂慶子写真集について、明日取材させて欲しいとあった。

明日たって、もう過ぎている。

バカだなおぬし、取材程度にオイラが応じるはずないだろうに。

1日たって、そのテレビ局から電話が入った。

「はじめまして……」。

あれ、初めてじゃないよなー、などと思いながら聞いていると他の番組だった。

「先生は、松坂慶子の写真集についてどう思われますか?」と、いきなりきた。

ひでー写真集です。

ヘアが見えているのが後のほうの2枚ぐらいしかなくて、それも少しだけで、全体が写っているのは1枚もない。

こういうのはヘア・ヌードとはいわない。

ヌードも3分の1しかなくて、そそられるのが1枚もない。

しぼんだオッパイ見たってしょうがないじゃないの。

ふとももだって、熟女の色っぽさには欠ける。

たぶん、彼女自身がエッチじゃないから、にじみ出るものがないんだと思いますよ。

背中たって、樋口可南子に比べれば、肉がついちゃってて見れませんね。

つまり、全裸になっても、お金を取れないカラダ。

だから、3分の2を桜や寺や、着物姿や下着で埋めないと間がもてなかったのでしょう。

縄やムチを使っているけど、あんなのを緊縛写真などといわない。

縛られることによって、妖しい美しい別のオンナに変身するものでなければならない。

条件として着物の似合う、巨乳または美乳の憂いを秘めた美しい顔だちの女性、ということになりますが、顔はいいですが、セクシーではない、カラダはダメときますね。

そんな話をしていると「反対意見をいう人がいないんです。

車で送り迎えいたしますので、ぜひ出演を…」というので引き受けてしまった。

電話を置いてふと思った。

あんな写真集を絶賛する人ばかりしかいないというのはヤバイ。

テレビでボロクソにいって、訴えられても困るなーと思った。

1日たって、出演を断った。

「さくら伝説松坂慶子写真集」は、高額にもかかわらず売れている。

内容を確認できないのに売れている。

これでハッキリした。

本は内容で売れるのではない。

噂(情報)で売れる。

内容がよくなくても、売れるのだということを。



大山緑陰シンポジウム

文化の国体「第17回国民文化祭・とっとり2002」が10月12日から鳥取で開かれるが、これに合わせて10月26、27、28日の3日間、大山緑陰シンポジウムが開かれることになった。

初日の26日は午後2時から韓国、中国、台湾からの出版人を招いての「東アジア出版文化シンポジウム」のあと、交流会。

翌27日は大山町総合福祉センター、ホテル大山を会場に8つの文化会。

28日は午前中、全体会で総括パネルディスカッションを行う。

各文化会は以下の通り。

◇第1分科会=ブックスタート「本のひととき赤ちゃんといっしょ」◇第2分科会=朝の読書「おもいきり、朝の読書を語ろう」◇第3分科会=山陰で文学を語ろう「志賀直哉&同人雑誌集合」◇第4分科会=図書館「図書館が消える日−そして次に来るもの」◇第5分科会=出版「本のつくり方はもっと自由になる」◇第6分科会=子どもと読書「のびやかな読書のために・子どもに本を読む・子どもと本を読む・子どもが本を読む」◇第7分科会=出版流通「書籍流通革命は起きているのか」◇第8分科会=電子出版「調べる、学ぶ、体験する『読書』を変えるeBook」


近く図書館研究会

長崎県書店商業組合は7月22日午前10時半から諫早市・水月楼で第15期通常総会を開催、32名が出席した。

総会は草野専務理事の司会で始まり、中山理事長は「今期も組合員の脱退が6件あった一方で、長崎市内は今月だけでも古書店2店がオープンする。

昨年は地元史の書籍が出版され、書店の売上にはプラス材料だったが、まだまだ厳しさは続く」とあいさつした。

山内副理事長を議長に議案審議を行い、13年度事業報告は中山理事長、終始決算報告は草野専務理事、監査報告は小蔦監査の報告を承認。

14年度事業計画、予算案も原案通り承認した。

その後、草野専務理事より日書連マークの説明があり、長崎組合として近く研究会を開催することを決めた。

役員改選では、理事20名、監事2名を承認。

還暦を迎えてますます若い中山理事長を再選した。

組合3役と委員長は以下の通り。

○は新任。

▽理事長=中山寿賀雄(好文堂書店)▽副理事長=尾崎嘉生(長崎書店)山内俊雄(山内書店)○辻田信(博文堂)▽専務理事=草野義広(くさの書店)▽SA委員長=川崎孝(メトロ書店)▽雑誌発売日委員長=山口健(州文堂)、柴原伸八郎(ブックスマルシン)▽広報委員長=古瀬寛二(ながせや)(古瀬寛二広報委員)


絵本5千冊を即売

第3回「絵本ギャラリーin奈良」(同実行委員会主催、奈良県書店組合後援)が8月24日、25日の両日、奈良市高畑町の奈良教育大学で開催される。

同大学図書館が所蔵する内外の絵本400冊の展示のほか、0〜3歳児の絵本を紹介する「赤ちゃん絵本の部屋」や、約5千冊を用意した絵本の販売コーナー、民話や昔話の部屋、木工クラフト、手作り教室なども開催する。



京都組合調査・本文

5月に導入後1年のアンケートを実施しました。

最終アンケートということで今回は「1年間使用された感想」を聞きました。

回答の中では、活用状況の報告が多数を占め、次いで改善要望や提言がありました。

〈活用法〉活用法については、多数の方がs−bookでの注文やeメールの交換、日書連ホームページ(HP)や取次HPでの書誌検索等に利用されて、客注が早く入荷するようになった事や、新刊コミックも注文できて助かるなどの意見もありました。

さらにパソコン導入後HPを開設して、全国からメールをもらい励みになったとの感想もありました。

全体としてほぼ9割の方がs−bookや書誌検索に活用されていますが、メールが使えない方もおられます。

このような方々のサポートには、随時パソコン講習会を開催することや、メールや電話でできるだけ問い合わせにお答えするなどの対応で、レベルアップに努めています。

〈改善要望〉改善要望で一番多かったのが、多くの出版社にHPから注文できるようにしてほしいという意見と、出版社HPの入口を一つ(ポータルサイトの設置)にしてほしいという意見でした。

さらに進めて、重版の予約受付を希望する等の要望もありました。

HP入口を一つにすることは、以前より出版社さんからも聞いておりますので、ぜひ早期実現をお願いします。

〈感想〉感想としては、多くの方がパソコン導入の機会を作ってもらい感謝していると書いておられます。

このことからも、この事業はパソコンの重要性が認識され始めた時に進められ、とても良いタイミングだったと改めて感じました。

また京都組合としても活性化事業の柱として実施できたことは幸運だったと思います。

他には「他業界は流通業者が発注サイトを設けて積極的に小売業者に働きかけていますが、出版業界ではメーカー主導であり、流通の形態が特殊なのか?」との感想もあり、今後の流通の改善について考えさせられるものでした。

また書誌データの在庫情報の不正確さも指摘されています。

読者の要望に応えるためには、出版社、取次の各々の正確な在庫情報を書店が素早く確認できるシステム構築が切望されています。

××××1年を経過して4カ月毎のアンケートを振り返ってみますと、導入時にパソコンに触れるのが初めてだった人が確実に使用頻度を増してゆかれ、また既にパソコンに慣れていた方々もさらに高度な使用法に到達されているのがわかります。

最初の報告時にパソコンが初めてだと言っておられた方々から、先日お会いしたらもうExcelを仕事に活用していると聞いた時はとても嬉しくなりました。

今や書店業界にとりまして、パソコンは必要不可欠のものと思われ、業務の簡略化に大いに活躍しております。

何より入荷時期の短縮化は我々小売書店にとりましても、お客様にとりましても最大の功績と言えるのではないでしょうか。

〈「小学一年生」手書ポスターコンクールを京都組合独自で実施〉小学館支援PC導入1年後のこの時期に合わせ、小学館のご協力を得て、京都組合では新企画を実施しました。

この企画は、書店にとってこれからの読者を育てるためにも必要なものであり、子どもの読書推進にも役立つとの思いで理事全員が賛同し実施したもので、内容は、小学館のコンクールとは別に組合として独自に「小学一年生の手書ポスター&増売コンクール」を実施することです。

初めての試みでしたが、このコンクールには販売会社(トーハン、日販、大阪屋)にもご協力をいただき、手書ポスターコンクール参加推進に努めました。

特に市内では各支部長と販売会社担当者が同行して支部内の書店さんを回り、主旨を訴えて参加を呼びかけました。

この結果手書ポスターコンクールの参加書店は、例年の小学館さんへの応募の倍近い約170店にも達しました。

写真を回収後、理事会で一同に展示して理事の投票で優秀店を決め、3種類の賞を設けて13店を総会時に表彰しました。

また増売コンクールでは上位10店を同様に表彰しました。

業界の読書離れに対する危機感と子どもの読書推進への熱意で、三者が協力して効果ある事業を実施できたのだと考えております。

これから毎年このコンクールを実施できるように努めていきたいと思っております。



催し

★日本書店大学・第30回「書店特訓ゼミナール」9月18日、19日の両日、新宿のホテルセンチュリーハイアットで開催。

1名4万5千円(受講料・資料・宿泊・食事含む、宿泊無しは3万8千円)。

所定の申込用紙にて郵送かFAXで申し込む。

締切9月2日。

▽申込先=〒150−0031東京都渋谷区桜丘町29−31清桜ハイツ203日本書店大学03−3770−5840FAX03−3770−5052▽講師・講義=『スムースに進んだ仕事は疑え』幻冬舎社長・見城徹/『激動下における出版再生の道』タトル商会社長・賀川洋/『繁盛店は商品管理と従業員教育から』カルコス社長・信田哲彦/『オンデマンドシステム書店導入の提案実演』コニカビジネスマシン/『この激動期に書店が直面する新課題』日本書店大学学長・田辺聰/『商店街−まちづくり活性化の軌跡』稲毛屋社長・安井潤一郎/『「デジタルとエコ」時代の出版物』ノンフィクション作家・山根一眞


日書連のうごき

7月1日雑誌発売日本部・同実行委員会合同会議。

7月2日読進協敬老の日事業委員会へ舩坂委員出席。

7月3日情報化推進委員全国研修会開催。

出版平和財団総会へ白幡専務出席。

7月4日中小企業税制を考える連絡会。

7月7日日書連関東ブロック会へ萬田会長出席。

7月9日出版再販研究委員会開催。

7月10日JPIC定例理事会へ萬田会長他出席。

7月11日日書連東北ブロック大会へ萬田会長出席。

7月12日取引契約問題で経営・取引委員会、東京組合との合同会議開催。

7月15日業界4団体トップ懇談会へ萬田会長出席。

7月17日下中邦彦氏お別れの会へ萬田会長出席。

出店問題、指導教育、増売、読書推進、共済会運営、組織強化、共同購買、流通改善、経営・取引、再販研究、広報、雑誌発売日、情報化推進各種委員会。

第4土曜日は子どもの本の日実行委開催。

情報化推進で井門、志賀副会長、講談社を訪問。

7月18日日書連定例理事会、出版物公取協、共済会理事会開催。

読進協事業委員会へ舩坂委員出席。

7月23日情報化推進委員会。

全国中央会臨時総会へ萬田会長出席。

7月24日雑誌傷み本問題三者会談へ下向委員他。

出版倫理協議会へ丸岡委員他、読進協常務理事会へ白幡専務、中小小売商連絡会へ大川局長出席。

7月25日出版平和堂合祀選考委員会へ白幡専務出席。

7月26日中小小売商連絡会小委員会。

都生活文化局、出倫協との懇談会へ下向、丸岡、大橋委員他出席。

7月29日出倫協ゾーニング委員会へ丸岡委員出席。

7月30日出版再販研小委員会。

図書普及役員会へ萬田会長他。

中小小売商税制研究会へ下向副会長他。

共通雑誌コード運営委員会へ志賀委員出席。

7月31日JPIC万引防止ソースタギング検討会へ萬田会長出席。



「e−hon」在庫50万点に大幅拡大

トーハンと取引先書店が運営する書籍通販サイト「e−hon」は、8月中旬より、在庫点数がオンライン書店としては最大級の約50万点となった。

ブックライナーの在庫活用強化により実現したもので、これに合わせてプレゼントキャンペーンを実施、新規会員の獲得を強化する。

「e−hon」は、昨年流通センターをブックライナーの商品センター内に移転して以来、ブックライナーの保有する豊富な在庫の活用を進めてきたが、このほどシステム改善による納期短縮が実現したことで、「e−hon」在庫とほぼ同等の出荷可能時期を保証できるようになった。

これに伴い、これまで出荷目安の表示が「お取り寄せ」となっていたブックライナーの在庫を「在庫あり」に変更した。

この結果、サイト上の在庫点数が約50万点に大幅拡大した。

これに合わせて、8月15日から9月15日までの期間中に新規登録した会員を対象に、抽選で60名に図書券1千円分をプレゼントするキャンペーンを実施、利用促進を図る。



本屋のうちそと

再販という制度で守られてきたせいだろうか。

この業界の発言にはときどき腑に落ちないことがある。

ついこの間目にした「取次の取り立てが厳しく」というのも、「ん?」の一つだった。

「取り立てが厳しい」という言葉から浮かび上がってくるのは、時代劇のワンシーンである。

悪代官とその配下が、年貢米の入った俵に何かと難癖をつける。

百姓たちには自分の食べるものさえ残っていないのに、「娘がいるじゃろう。

ん」。

下っ端役人が憎々しげな顔をして睨みつける。

いまどき、こんな理不尽な商取引がまかり通っているはずはない。

少なくとも私は経験したことがないので、「取次の取り立てが厳しい」という情景が浮かんでこない。

そもそも期日までに契約通りの支払いをするのは当たり前のこと。

だから遅れたことは一度もない。

時には銀行から借り入れをすることもあるが、それは資金繰りというもので、商売にはつきものだ。

取り立てが厳しいから商品構成に不備が出てくるというのは、どう考えても問題のすり替えである。

自分たちの店のカラーにあった、言い換えれば顧客のニーズに合った品揃えができていないだけのことではないか。

それを取次のせいにしていたのでは、自分たちのスキルアップにはならない。

もちろん、取次に対しての要望はある。

取次としての仕事、もっと迅速で正確な配本をしてもらいたい。

大書店と零細書店への対応をフェアなものにもしてほしい−−など。

けれど、店の配架には仕入のタイミングも含めて自らが責任をもつべきだと私は思う。

それが消費者とマッチしなくなったら、そのときは撤退しかないと覚悟を決めている。

(如意)


全国16会場で図書館ブックフェア

トーハンは9月19日から全国16会場で「図書館ブックフェア2002」を開催する。

図書館司書、選書担当者を対象に毎年開催しているもので、20回目となる今年は沖縄会場を新設。

出版社約1000社の1万点を展示する。

〈各会場日程〉▽北海道=9月19日20日、札幌総合卸センター▽東北=10月29日11月1日、トーハン東北支店▽茨城=11月27日28日、茨城県総合福祉会館▽群馬=11月13日14日、前橋問屋センター会館▽埼玉=12月4日5日、大宮ソニックシティ▽東京=10月7日11日、トーハン本社▽山梨=10月17日18日、山梨県地場産業センター▽新潟=11月6日7日、新潟ミナミプラザホテル▽静岡=10月3日4日、清水マリンターミナル▽名古屋=10月8日10日、愛知県中小企業センター▽京都=9月19日20日、京都府総合見本市会場▽大阪=10月30日11月1日、トーハン大阪支店▽岡山=11月27日28日、トーハン岡山支店▽広島=11月19日20日、広島産業会館西展示館▽九州=11月13日14日、博多スターレーン展示会場▽沖縄=12月11日12日、社会福祉センター


第4土曜日は、こどもの本の日キャンペーン

日書連、日本児童図書出版協会、JPICの3団体で展開している「第4土曜日は、こどもの本の日」キャンペーンが6月22日(一部書店6月8日)に行われ、岩手16店、石川9店、長崎4店、3県合計29店でお話し会が催された。

各書店から届いた実践報告を要約して紹介する。

*◇東山堂三ツ割店(岩手県盛岡市)回を重ねるごとに参加人数も増え、定着してきたように思います。

「読み聞かせのボランティアに興味があるので来ました」という20代の女性、おはなし会が終わったあとプレゼントする絵本をボランティアさんに相談しているお母さんもいて、和気あいあいとした雰囲気で行われました。

◇日野屋本店(岩手県千厩町)ハンカチを使ってネズミ、キャンディ等を作って遊んだ後、子供同士打ち解けたところで書籍部長のあいさつ。

その後「くれよんのくろくん」「せんたくかあちゃん」を読み、再びハンカチ遊び、手あそび等をした。

参加者の男の子の大ハッスルもあり、大きな盛り上がりのなか終了となった。

◇喜久屋書店金沢店(石川県金沢市)前回と変わった点は、一家全員で足を運んでもらえたこと。

普段絵本に触れる機会の少ない父親が子供と一緒に聞き入る光景は、こういう会を開催しなければ得られないと思う。

子供にとっても親にっても意義のあるイベントだ。

◇金明堂山祇店(長崎県佐世保市)来られた方には満足して帰っていただきました。

次回も来店するとおっしゃっていただきました。

大きく見やすい本は皆様興味をもたれた様子。

年齢はばらばらですので幼時向けから小学校低学年向けまで幅広い準備が必要と思いました。

◇本のホンダ(長崎県大村市)先月参加した子供たちが今回も友だちと一緒に参加してくれ、楽しみにしていた様子が伝わってきてうれしかった。

読み手の方が子供たちの気持ちをしっかりとつかんで、とても上手に読み聞かせてくれるので、皆集中して聞くことができました。

おはなしに夢中になっている子供たちのキラキラと輝く瞳や笑い声が、実施して良かったな!!と思わせてくれました。


週刊分冊百科のコーナー作り提案

トーハンは売上伸長著しい「週刊ワンテーママガジン」のコーナー作り提案を7月よりスタート、8月中に600店の導入を目指している。

「週刊ワンテーママガジン」は「週刊分冊百科」「パートワーク」「ウイークリーブック」と呼ばれるジャンルの総称。

同社では2年前からコーナー作りを推奨してきたが、この2年間の点数増加にともない新たな店頭在庫管理手法が求められていたことから、今回は販売マニュアルのほかに、効果的な陳列のための「コーナー用シーリングバナー」「棚用見出しプレート」「読者向け銘柄一覧ポスター」の3種類の販売支援ツールを作成、実施書店に提供している。





日販児童図書展示会

日販の「本と遊ぼうこどもワールド2002児童図書展示会」が7月20日〜22日の3日間、名古屋市の明治生命名古屋ビルで開催され、のべ6065人が来場した。

オープニングセレモニーでは日販・阿部洋一郎副社長、福音館書店・時田史郎社長があいさつし、篠田元弘東海日販会世話人代表、坂野十四夫中日新聞社本社取締役、時田社長、阿部副社長、読者代表2名によりテープカットが行われた。

サブテーマを“本はともだちひろがるえがお”とした名古屋会場では「母と子の読み聞かせ」「ファーストブック」「魔法と冒険のファンタジーワールド」などのテーマ別に図書を展示。

「おはなしマラソン」コーナーや「スタンプラリーと抽選会」「しかけ絵本教室」などの催しを行った。

絵本作家・中川ひろたかさん、画家・村上康成さんによるトークショーも盛況だった。


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