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平成29年8月1号
書店粗利30%獲得へ改革訴え/第69回書店東北ブロック大会で藤原会長

第69回書店東北ブロック大会が7月6日、岩手県書店商業組合の設営により盛岡市つなぎ温泉の「ホテル紫苑」で開催され、東北6県の書店や出版社、取次など209名が出席。書店東北ブロック会の藤原直会長はあいさつで、日書連が取り組む書店の粗利30%獲得に言及し、「今の粗利では商売できないというのが共通認識。本屋としてあり続けるためには改革が必要だ」と述べた。
第1部は会員書店のみが参加して開催。岩手組合・小原玉義大会実行委員長の開会の辞に続き、藤原直会長(宮城県書店商業組合理事長)があいさつを行った。藤原会長は、書店東北ブロック会が発足した昭和24年頃について、当時は粗利の2割5分獲得運動を進めていたが、現在もそれは実現していないと指摘。「昭和23年には取引税として出版社・取次・書店に各1%が課せられていた。それを書店が払えないということで、多少の正味引下げが行われたというが、それでも粗利が18%程度とかなり厳しかった。現在、粗利は当時より改善されているが、物価や人件費も違い、今の粗利では商売できないというのが共通認識だと思う。日書連は粗利を30%までもっていくことを目指し努力している。我々本屋が本屋としてあり続けるためにはそれだけの改革が必要だろう。業界としてどうすべきか、この会を膝を突き合わせて話し合う場としたい」と述べた。
この後、藤原会長を議長に選任して議事を進行し、平成28年度会計報告・一般報告を原案通り承認。次年度大会の当番県を宮城県に決定した。
続いて、日書連・舩坂良雄会長が講話を行った。舩坂会長は書店の粗利拡大について、「全国各地の書店から、30%の粗利を取れるようにしてもらいたいとの声が出版社に投げかけられている。一部には賛同の考えを示す出版社もあるが、先頭を切ってやるところまではいかず、周りを見ている状況。それを実現させるためには、どういう提案を出していけるかも考えていきたい」と述べた。
また、自店での万引被害について言及し、「万引を防ぐことができればその分利幅が増える。いかに被害を少なくするか、まずは万引の防止を最大限に考えている」として、出版業界を挙げて防止対策に取り組む「万引防止出版対策本部」を立ち上げ、日書連を始め業界6団体が参加する方向で進めていること、これとは別に、渋谷の書店と警察・区が連携して万引を未然に防ぐ「渋谷プロジェクト」を発足することを説明した。
全員が参加して行った第2部では、当番県の岩手組合・玉山哲理事長があいさつ。玉山理事長は、「売れないのは書店のせいとか、取次の配本が悪いからと他のせいにして、自分の既得権益は守り業界を変えないで何とかしようというのはいかがなものか。東北の書店は東日本大震災の時に全国からお見舞いを頂戴し、感謝の気持ちを忘れずに、何とか販売力をつけなければいけないと頑張っている」と述べ、出版業界の改革を訴えた。続いて、出版社、取次、関連会社など出席各社がステージに上がって自己紹介を行った。最後に次年度当番県の宮城組合・藤原理事長が、大会を来年7月5日に秋保温泉で開催すると発表した。

17年上期、紙の出版物は5・5%減/出版科研

出版科学研究所は2017年上半期(1~6月)の出版統計を発表。これによると、紙と電子の出版物の市場規模は前年同期比2・8%減の8310億円となった。
紙の出版物(書籍・雑誌合計)の推定販売金額は同5・5%減の7281億円。内訳は書籍が同2・7%減の3954億円、雑誌が同8・5%減の3327億円だった。

『新字源』『坂本龍馬大鑑』KADOKAWAの企画2点を増売/東京組合

東京都書店商業組合(舩坂良雄理事長)は7月4日、東京都千代田区の書店会館会議室で定例理事会を開催した。
舩坂理事長は万引問題で、渋谷での万引防止の取り組み「渋谷プロジェクト」について説明。「書店間で万引犯の情報を共有する。プライバシーの面などでデリケートな問題を含んでおり、慎重にやっていきたい。万引を未然に阻止するのがプロジェクトの大きな意義。渋谷が1つの例となって、これを東京、全国へ進めていきたいと考えている」と話した。
日書連報告を行った柴﨑繁副理事長は、6月開催の総会で舩坂会長はじめ正副会長全員が再任されたと報告。また、「心にのこる子どもの本秋・冬セール」への参加を呼びかけた。柴﨑副理事長は「街の本屋が今後どうやって残るかということについて業界外で話をすると、『本屋に子どもの本が揃っていない』とよく言われる。セールのセットは7ヵ月長期委託なので、ぜひ参加してほしい。地元の議員に何かを陳情するとき、店に子どもの本を置いていることは大きなアピールになる」と述べた。
事業・増売委員会では、23年ぶりの改訂となる『角川新字源改訂新版』(10月下旬発売予定)、坂本龍馬に関する最新の知見と資料をまとめた『坂本龍馬大鑑』(11月15日発売予定)について、KADOKAWAの担当者が企画説明を行った。増売企画ではこのほか、青幻舎『携帯東京古地図散歩浅草編/丸の内編』『東京古道探訪』の説明を行った。

読書週間書店くじ実施要綱

▽実施期間平成29年10月27日(金)より11月9日(木)まで。書籍・雑誌500円以上購入の読者に「書店くじ」を進呈
▽発行枚数200万枚。書店には1束(500枚)3571円(税別)で頒布
▽申込方法と申込期限注文ハガキに必要事項を記入し、束単位で所属都道府県組合宛に申し込む。締切は8月20日(厳守)
▽配布と請求方法くじは取引取次経由で10月25日前後までに配布。代金は取引取次より請求
▽当せん発表12月5日。日書連ホームページ並びに書店店頭掲示ポスターで発表
▽賞品総額2860万円
当せん確率は9・6本に1本
1等賞=図書カード1万円400本
2等賞=図書カード
又は図書購入時充当1千円600本
3等賞=同5百円8000本
4等賞=図書購入時に充当百円20万本
▽賞品引換え1、2、3、4等賞は取扱書店で立替え。図書カード不扱い店または品切れの場合は、お買い上げ品代に充当
▽引換え期間読者は12月5日より平成30年1月10日まで。書店で立替えたくじは平成30年1月31日までに「引換当せん券・清算用紙(発表ポスターと同送)」と一緒に日書連事務局に送付
▽PR活動「読書週間書店くじ」宣伝用ポスターは日書連ホームページ(http://www.n-shoten.jp/)よりダウンロード(郵送はしません)。全国書店新聞に実施要綱を掲載。日書連ホームページで宣伝

光永和史理事長を再選/雑誌売上減少補う第3商品開発が急務/愛媛総会

愛媛県書店商業組合(光永和史理事長)は6月6日、松山市の松山全日空ホテルで第29回定時総会を開催し、組合員26名(委任状含む)が出席した。
総会は山本理事(山本書店)の司会、開会の辞で始まり、光永理事長があいさつ。「雑誌、コミックの大幅な売上減少が地方の書店にとって大きなダメージになっており、組合員減少の原因にもなっている。売上確保のため、従来の雑誌に相当する第3商品の開発が急務」と述べた。
光永理事長を議長に選任して議案審議を行い、平成28年度事業報告、収支決算報告、平成29年度事業計画案、予算案などすべての議案を満場一致で承認した。
役員改選では、組合員からの要望もあり、光永理事長をはじめ現体制の再任を満場一致で承認した。
総会終了後、出版社や取次14社が参加し、懇親会を催した。
[愛媛組合役員体制]
▽理事長=光永和史(松山堂書店)▽副理事長=松岡省自(アテネ書店)▽専務理事=足立岳彦(愛媛官報販売所)
(松岡省自広報委員)

九州選書市、9月20日に福岡市で/出展社120社を予定

福岡県書店商業組合(安永寛理事長)は、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島各県組合の共催の下、「第6回九州選書市2017」を9月20日午前10時~午後4時、福岡市中央区の電気ビル共創館みらいホール3・4Fで開催する。
出展料は2万円(税込)で、出展社数は120社を予定している。
昨年は2日間の開催だったが、今年は1日のみの開催としたため、開催時間を前回より2時間延ばし午後4時までとした。
また、会場を2フロア使用することにより、ゆったりとした商談スペースの確保に努めている。
今後は組合内の選書市実行委員会で取次各社を交えながらイベント等の協議を重ねていく。
問い合わせは福岡県書店商業組合内の選書市実行委員会まで。℡092(521)1922
(加来晋也広報委員)

新理事長に大塚茂氏/組合組織活用を呼びかけ/山梨総会

山梨県書店商業組合は6月6日、甲府市内で第29回通常総会を開催し、組合員24名(委任状含む)が出席。後藤雅利理事長(ブックスアマノ)が1期2年で退任し、新理事長に大塚茂氏(柳正堂書店)を選出した。
総会は渡辺卓史理事(卓示書店)の司会で進行。冒頭あいさつで、後藤理事長は「組合員の皆様には2年間の協力に感謝申し上げる。大塚新理事長のもと山梨県書店商業組合が更なる発展を遂げられるよう期待している」と述べた。
続いて後藤理事長を議長に議案審議を行い、すべての議案を原案通り承認した。事業報告では、やまなし読書活動促進事業実行委員会が主催するイベント「やま読スタンプラリー」に組合が協賛し、組合加盟書店16店が参加したことが報告された。
任期満了に伴う役員改選では、理事8名と監事1名を選出。新理事として須藤令子氏(朗月堂)を選任した。
引き続き、新理事による初理事会を開き、大塚氏を新理事長に選任した。大塚理事長は「事業報告にあったように、今、山梨県ではやまなし読書活動促進事業実行委員会を立ち上げ、山梨県(行政)、県立図書館、書店(民間)が一体となり、県内での読書活動を促進している。全国でも例を見ないケースと聞いている。この活動も4年目を迎え、『やま読ラリー』に県立図書館だけではなく各学校図書館、公立図書館も参加するなど広がりを見せている。よく組合に入るメリットを聞かれるが、組合がメリットを与えてくれるわけではない。我々が組合の組織を活用して、将来書店が継続していける環境作りのために何ができるかを念頭に置いて活動していきたい」と所信表明した。
(事務局・萩原清仁)

「春夏秋冬本屋です」/「客注は前金です」/福島・高島書房代表取締役・髙島瑞雄

「ご注文は、前金か内金になります」
当店では30数年前から、客注は全て前金か内金扱いとしている。勿論、当初は罵声を浴び、憤慨して注文をせずに帰られたお客様もいた。『おたくは前金を取るから他の店で買う』と言われたこともある。
ちなみに、首都圏では書店が乱立し、客注がキャンセルされる事が多く、積極的ではないのかも。また、あるチェーン店では、苦情が多いので従業員の手を煩わせないために、通販の専門書店に全て振っていたという話を聞いたことがある。
地方の書店は、客注無しでは経営が成り立たない。主力の雑誌やコミックの前年割れが続く昨今は尚更だ。かといって、注文後にキャンセルされたり、入荷しているのにいつまでも受け取りにこなかったり、「見てみたら、思っていたのと違うからいらない」とか。書店員なら、泣かされたことが多々あると思う。
前金制での客注対応は入荷するまで気が抜けない。最速入荷のために幾つものチャネルを駆使している。最低限1週間以内の入荷にこだわっている。大多数のご来店頻度は週に一度。次回のご来店時に入荷していれば問題ない。いや、喜んでいただける。現状は97%くらいだろう。前金制にしてからは、ほとんどキャンセルはない。客注は当店の大きな収益源であると同時に、顧客化につながっている。

帯コン、読書ノートで成果/大阪読書推進会総会

大阪読書推進会は6月23日、大阪市北区の朝日新聞大阪本社で総会を開き、書店、出版社、取次、朝日新聞大阪本社ら合わせて21名が出席した。
総会は大阪府書店商業組合・深田健治副理事長の司会で進行し、大阪読書推進会・戸和繁晴実行委員長(大阪組合副理事長)が開会あいさつ。「設立総会から14回目となるが、本の帯創作コンクール(帯コン)は今年で13回目、読書ノートは11回目となり、5月に学校へ発送している。表彰式会場は朝日新聞の中之島会館で行う」と述べた。
続いて大阪読書推進会・宮川健郎会長(大阪国際児童文学振興財団理事長、武蔵野大学教授)が「昨年から参加しているが、本の帯については、昨年は選考から表彰まで経験した。大阪府を中心にたくさんの参加者を得た、面白いお祭り。今年も楽しみに参加したい」とあいさつした。
出席者の自己紹介の後、事業報告、事業計画案、会計報告、収支予算案を審議し、承認した。
朝日新聞大阪本社・鈴木まゆみ編集局長補佐は「6月6日のカラー版の記事以外に、社告を6月2日に大阪本社管内に掲載し、6月10日に北海道から静岡までの東京管内でも掲載した。残る九州と名古屋管内は7月10日頃を予定している」と述べ、「大阪で開催された西日本総局長会議で紹介したところ反応が良く、載せてもらえるところが出てきた」と報告した。
大阪読書推進会・面屋龍延副会長(大阪組合理事長)は「雑誌、コミック、文庫の売上が減っている中、子どもの本と学参の売上が増えている。各県の書店商業組合や取次各社も熱心に読書推進活動を進め、政府予算も地方交付税で付いている。少子化の中、子どもに本を読んでもらいたいと長年にわたり日本中で運動してきた成果が現れている」とあいさつし、閉会した。(石尾義彦事務局長)

会長、持ち回り制に/北信越ブロック会

日書連北信越ブロック会(西村俊男会長=新潟県書店商業組合理事長)が6月22日、東京・千代田区の書店会館で開催された。
会合では、会長を新潟、富山、石川、福井、長野各組合の順番で持ち回りとすることを決めた。1期2年。再任を妨げない。

訃報

杉山和雄氏(すぎやま・かずお=日本書店商業組合連合会理事、栃木県書店商業組合理事長、杉山書店代表取締役)7月21日死去、71歳。通夜は同25日、葬儀は同26日、宇都宮市のさがみ典礼さがみ葬斎会館元今泉で行われた。
平成15年から日書連理事、栃木組合理事長。

「ポケッター」18年版、申し込みはお早めに

日書連組織委員会(中山寿賀雄委員長)は、年末年始の贈答用に「ポケッター18」(78×127×3㍉)、名入れ印刷の代用に便利な「店名刷込シール」(55×25㍉)を斡旋します。どうぞご活用ください。
受注生産となっておりますので、下記の点にご注意ください。
①価格は申込総数により決定しますので、今回のご案内は予定価格です。決定次第、書店新聞等でお知らせします。
②申込締切日以降の申込み及び申込みのキャンセルはできません。
③ポケッター店名入りまたは店名刷込シールの申込みは、必ず印刷原稿を添付してください。
※以下は3万5千~4万2千部製作した場合の本体予定価格です。別途消費税がかかります。
◇ポケッター店名なし(のし袋付)=百部単位。百部1万400円~1万1000円
◇ポケッター店名入り(のし袋付)=5百部以上、百部単位。印刷は後ろ見返し。のし袋への印刷は不可。
5百部以上・百部あたり1万2400円~1万3000円、1千部以上・百部あたり1万1800円~1万2400円、1千5百部以上・百部あたり1万1600円~1万2200円
◇店名刷込シール
5百枚以上・百枚あたり1350円、1千枚以上・百枚あたり1150円、2千枚以上・百枚あたり1050円
※「ポケッター店名入り」「店名刷込シール」の書体は細ゴシック体または明朝体に限ります。
ご注文は所定の申込書に必要事項を記入の上、所属の都道府県組合へ。申込締切8月21日(厳守)。11月上旬~中旬頃に取引取次より配送。

大好きな本絵画コンテスト/県内園児80名を表彰/神奈川組合

神奈川県書店商業組合や神奈川新聞社などで構成する神奈川県読書推進会は、6月10日、横浜市中区の全国共済ビルで、絵本の主人公などをテーマに自由に描いてもらう「第11回大好きな本絵画コンテスト」の表彰式を開催した。
今回は県内在住・在園の保育園や幼稚園の園児から1908点の応募作品が寄せられ、4月29日の審査に通った80点に賞が贈られた。このうち最優秀の神奈川県読書推進会賞は林夏煌さん(城郷幼稚園)の「かぐやひめ」、神奈川県書店商業組合賞は本良聡典さん(旭たちばな幼稚園)、河合美桜さん(平塚めぐみこども園)が受賞した。
表彰式では神奈川県書店商業組合の筒井正博常務理事があいさつ。審査委員を代表して神奈川県教育委員会社会教育主事の鈴木智久氏は「力作が多く、選ぶのが大変だった」と講評し、各部門の表彰を行った。
会場は園児のほか保護者やおじいちゃん、おばあちゃん、幼稚園・保育園関係者らで満席となり、受賞のたびに大きな歓声が起きるなど、熱気に包まれた。
受賞作品は全国共済の協力で、表彰式当日から1週間、全国共済ビル地下1階に展示された。
(山本雅之広報委員)

新社長に相賀昌宏氏(小学館)/平井茂氏が専務に昇任/日本図書普及

日本図書普及は6月30日開催の定時株主総会及び定例取締役会で、代表取締役社長に相賀昌宏取締役、専務取締役に平井茂常務取締役が昇任する役員人事を決定した。濱田博信社長は取締役相談役に就任した。新役員体制は以下の通り。
[新役員体制]
◎印は昇任
▽代表取締役社長=◎相賀昌宏(小学館社長)▽専務取締役=◎平井茂(日本図書普及)▽取締役相談役=濱田博信(講談社特別顧問)▽取締役=上野徹(文藝春秋社友)藤井武彦(トーハン社長)平林彰(日販社長)大竹深夫(大阪屋栗田社長)舩坂良雄(日書連会長及び東京ブロック会長)鈴木喜重(日書連副会長及び関東ブロック会長)藤原直(日書連副会長及び東北ブロック会長)面屋龍延(日書連副会長及び近畿ブロック会長)浅羽奉幸(日本図書普及)▽常勤監査役=鹿谷史明(ダイヤモンド社)▽監査役=風間賢一郎(中央社相談役)西村俊男(日書連副会長及び北信越ブロック会長)

書店の灯消さない/大阪レディースランチ

大阪府書店商業組合は6月14日正午より大阪市北区のイタリア料理店「モードディポンテベッキオ」で「レディース・ランチ」を開き、41名が出席した。
司会をレディース委員会の松田和子委員長(松田書店)が務め、あいさつに立った面屋龍延理事長(清風堂書店)は「業界は底が見えない状況だが、粗利益が30%あれば何とか続けられる。日経BP社の会合で、あるナショナルチェーン書店の社長が、大書店でもネット書店に比べてお客が本を探すのに苦労する化石のような商売だ、とあいさつした」として、「他のナショナルチェーンの社長も雑誌のマージンがあと10%なければ継続できないとの話をしていると仄聞している」と述べた。また、朝日新聞紙上で角川春樹氏が「書店のない街は街ではない」とした記事を紹介し、「皆さんと手を携えて書店の灯を消さないようにしたい」と話した。
堀博明副理事長(堀廣旭堂)が「皆さんは平素店主を支え、お店を切り盛りしている。今日は日頃の仕事を忘れ、ゆっくり食事をしてください」とあいさつして乾杯。30階の会場から全大阪を眺望しながら、モダンな空間でイタリア料理を堪能した。二村知子常務理事(隆祥館書店)のあいさつで閉会した。
出席者からは「料理が美味しかった」「雰囲気が素晴らしかった」「来年も開催を」との声が聞かれた。
(石尾義彦事務局長)

新会長に田中紀光氏/新事業展開で経営改善目指す/東京組合青年部総会

東京都書店商業組合青年部は6月15日午後4時から、東京都千代田区の書店会館会議室で第27回通常総会を開催し、会員63名(委任状含む)が出席した。
総会は、議長に小宮仁氏(こみや書店)を選任して審議を行い、平成28年度活動報告、収支決算報告、平成29年度活動計画、収支予算の全ての議案を原案通り承認可決した。
活動報告では、店頭活性化企画としてPHP研究所と実施したキャッシュバックキャンペーンで、畠山健二著「本所おけら長屋シリーズ」が実売2068冊を記録したことなどの報告があった。
平成29年度の活動については、①店頭活性化②ホームページを活用した事業展開③加入促進④街の書店の存在意義を訴える――の活動方針を決定。書店再生委員会を新設し、新事業委員会を統合して、業界団体との意見交換や経営改善に資する新事業の展開などを推進することを決めた。
任期満了に伴う役員改選では、新会長に田中紀光氏(明昭館書店)を選出。副会長に田中久隆(大和書店)、越石功(甲文堂書店)両氏が就任した。
総会終了後、千代田区の明治大学紫紺館で懇親会を開催。あいさつした田中会長は「どうしても街に本屋を残したい。私の店のお客様にはインターネットを使えない高齢者の方も多く、街の本屋を本との出会いの場として楽しみにしている。そうしたお客様に応えたい」と述べ、出席各社に協力を求めた。
相談役の東京組合・舩坂良雄理事長は、渋谷駅周辺の書店が区や警察と連携して万引防止対策を行う「渋谷プロジェクト」について説明。新体制となった東京青年部の活動に対して「頑張って東京組合を支えてほしい」と期待を寄せた。

日書連のうごき

6月2日学校図書館賞贈呈式に事務局が出席。
6月6日日本出版学会50周年記念事業委員会に事務局が出席。全国万引犯罪
防止機構理事会に舩坂会長が出席。JPO運営幹事会に事務局が出席。
6月7日OaK友の会連合大会に面屋副会長が出席。
6月9日JPIC理事会に舩坂会長、藤原、西村両副会長が出席。
6月12日公取協連合会総会に柴﨑副会長が出席。雑誌コード管理委員会に柴﨑副会長が出席。
6月13日日本図書館協会との意見交換会に髙島部会長が出席。全国中小企業団体中央会の個別専門指導事業実施。太宰治賞贈呈式に事務局が出席。
6月15日全国万引犯罪防止機構総会に舩坂会長が出席。図書コード管理委員会に藤原副会長が出席。東京都書店商業組合青年部総会懇親会に事務局が出席。
6月20日読書推進運動協議会総会に舩坂会長、西村副会長が出席。書店大商談会実行委員会に事務局が出席。
6月21日公取委独禁法コンプライアンス説明会に事務局が出席。各種常設委員会を開催。心にのこる子どもの本3者会議を開催。文化産業信用組合総代会に舩坂会長が出席。
6月22日5月定例理事会、臨時理事会を開催。平成29年度通常総会を開催。JPO総会・感謝の会に舩坂会長、藤原副会長。
6月23日JPIC評議員会に江﨑理事が出席。
6月26日JPO会費制度検討WGに事務局が出席。会計士による定期監査。
6月27日読書推進運動協議会書目選定委員会に事務局が出席。中小小売商連
絡会に事務局が出席。全国万引犯罪防止機構データベース検討会に舩坂会長が出席。
6月28日雑誌発売日励行本部・同実行委員会に藤原副会長、井上、塩川、長﨑各理事が出席。
6月30日全国中小企業団体中央会理事会・総会に事務局が出席。日本図書普及株主総会に舩坂会長、鈴木、藤原、面屋、西村各副会長が出席。

図書カード発行高4・8%減/NEXTの占有率85%/日本図書普及

日本図書普及は6月30日開催の定時株主総会に先立ち、6月16日、東京・新宿区の本社で記者会見を行い、平井茂常務らが第57期(平成28年4月1日~平成29年3月31日)の決算概況を発表した。
図書カードの発行高は前年比4・8%減の461億6100万円となった。一般カードは同3・8%減の441億8500万円、オリジナルカードが同23・3%減の19億7600万円。
このうち、昨年6月に発行を開始した次世代カード「図書カードNEXT」の発行高は390億7700万円で占有率85%だった。
一般カードは377億5500万円で占有率82%、オリジナルカードは13億2200万円で占有率3%。
回収高は、一般カードが同9・1%減の431億5300万円、オリジナルカードが同3・7%減の19億7300万円、図書券が同15・1%減の5億1100万円で、合計は同8・9%減の456億3800万円となった。NEXTの回収高は133億2500万円で占有率は29%だった。ただ、3月単月の回収高でNEXTの占有率は63%に達し、磁気カードの36%を大幅に上回っている。
加盟店は前期末対比218店減の6390店。読取機設置店数も同369店減の9080店舗となり、設置台数も同343台減の1万1964台となった。
損益については、売上高は増加。販売費及び一般管理費はNEXTに切り替えた結果、図書カード製作費用が3億円減少したものの、カード切り替え諸経費、新柄付属品の製作、新カードPR活動費等に3億円を要したこと、使用開始した新型読取端末機の減価償却費用に10億円計上したため、営業損失は約7億円増加し37億1000万円となった。営業外損益では、昨年リートを売却した有価証券売却益8億円が剥落し、売却リート分の分配金の喪失、日銀のマイナス金利政策に起因する償還国債の買い替え中止による受取利息の減少等で、営業外損益は8億円減少し、経常損失は19億8000万円となった。特別損益は貸倒引当金の戻入等で前期より1億6900万円収益が増えたが、税引前当期純損失は5億1900万円。当期純損失は前期納付法人税の繰戻還付を行ったため2億7900万円になった。
次年度の見通しについては、「減価償却費の減少、新カード発行時諸経費の剥落等で一定の収益は得られるが、運用収益の確保にはしばらく厳しい状況が続く」としている。
平井常務は、図書カードNEXTは大きなトラブルもなく順調と報告し、「今年度中に次の決算手段としてIDコード仕様のNEXTを開発する」と述べた。

翻訳事業、29年度は15点程度を刊行/JPIC

出版文化産業振興財団(JPIC)は6月23日に東京都千代田区の山の上ホテルで評議員会を開催し、平成28年度事業報告等を行った。
内閣府による翻訳出版事業「ジャパンライブラリー」は、今春新たに16タイトルを刊行した。JPICから3月に14タイトルを発行、海外の大学図書館・研究室、公共図書館など約1千ヵ所に寄贈した。また、大学でのテキスト採用に強い英米出版社と協力し4月に2点を発行した。平成29年度は、15タイトル程度の刊行を予定する。
10代・20代を中心とした若者への読書活動推進事業「JPICYOUTH」は、朝日新聞社と実施する「オーサービジット校外編」として、7月9日に名古屋で作家・米澤穂信氏を囲む読書会を開催。また、「10代から始めるリベラルアーツ」として脳科学者・茂木健一郎氏が出演する第1回講演会を7月16日に東京で開催。第2回は10月15日、「NewsPicks」編集長の佐々木紀彦氏が出演し東京で開催する。

専務理事に大久保徹也氏が就任/JPO総会

日本出版インフラセンター(JPO)は6月22日に東京都新宿区の日本出版会館で平成29年度定時総会を開催した。
総会は相賀昌宏代表理事(小学館)を議長に審議を行い、平成28年度活動報告、決算・監査報告、平成29年度活動計画、予算を原案通り承認。また、出版情報登録センターと日本書籍出版協会データベースセンターとの業務統合で発生する費用負担に基金を減少させて充てる件を承認した。
活動計画では、ISBN対象外商品へのISBN非付与の周知徹底を継続。書誌データベース統合については、来年予定する神保町の出版共同ビルへの移転に合わせ、システム、組織と人員の統合を進めていく。
役員改選では、理事にJPO顧問の大久保徹也氏、日本図書館協会理事長の森茜氏が新任、JPO専務理事の永井祥一氏、日本図書館協会副理事長の山本宏義氏が退任した。総会後に理事会を開催し、相賀代表理事の再任を決定。大久保氏が専務理事に、永井氏が顧問に就任した。
〔JPO役員〕〇新任
▽代表理事=相賀昌宏(小学館)▽専務理事=○大久保徹也(JPO)▽理事=安西浩和(日本出版販売)川上浩明(トーハン)佐藤隆信(新潮社)野間省伸(講談社)藤原直(日書連)堀内丸恵(集英社)松井清人(文藝春秋)松原眞樹(KADOKAWA)○森茜(日本図書館協会)▽監事=下中直人(平凡社)▽顧問=○永井祥一(JPO)

『サピエンス全史』著者の新作刊行/河出書房新社企画説明会2017

河出書房新社は6月28日、東京都新宿区の日本出版クラブ会館で「企画説明会2017」を開催した。
冒頭であいさつした小野寺優社長は「昨年の企画の中でも大きな成果を上げたのが『サピエンス全史(上・下)』(ユヴァル・ノア・ハラリ著)で、発行部数は累計42万部に達している。ハラリ氏の新作『HOMODEUS』の日本語版出版権を獲得した。『サピエンス』は人類の過去を中心に扱っているが、新作は人類の未来について考察したもの。来年秋に刊行を予定している」と述べた。
単行本企画については、「刊行にあたりそれぞれの特徴を活かした、これまでにないプロモーションを考えている。普段書店に来ない方にも足を運んでいただき、本を手に取るきっかけを作りたい」と説明した。
また、2014年に刊行を開始した『日本文学全集』について「掉尾を飾る『源氏物語』全訳に角田光代さんが取り組んでいる。『日本文学全集』は、現代日本文学界を代表する作家たちが古典新訳に挑み新たな命を吹き込んだが、『源氏物語』も角田さんならではの解釈と工夫に富んだ最高の現代語訳になっている」と語った。
企画説明では、大型企画として、宇宙と人類138億年の物語を新しい歴史観でヴィジュアル化した『ビッグヒストリー大図鑑』(11月中旬発売予定)、世界の乗り物115テーマ・約9百点を網羅する『世界の乗りもの大図鑑』(7月10日発売)などを説明した。
単行本は、山田悠介氏の4年ぶりの長編小説『僕はロボットごしの君に恋をする』を10月中旬発売。プロモーションアニメを制作し若者への訴求効果を狙う。アニメ制作は「四月は君の嘘」などを手掛けたA―1Picturesが担当する。期待の新人作家・石田香織氏のデビュー小説『きょうの日は、さようなら』(7月12日発売)は、装丁家・鈴木成一氏主催のイラストレーションコンペを開き、応募80点の中から装丁イラストを決定した。
第2部では、『源氏物語上』(9月発売予定)について、翻訳を担当した角田光代氏が講演。角田氏は「源氏物語に対して特別な思いがなく、ニュートラルな気持ちで向き合えた。翻訳は、読み易さを第一に考えた。驚いたのは、物語がとても緻密に構成されていること。感情によって1人ひとりの女性を書き分け、今の私たちにもその感情が十分わかることにも驚いた」と話した。

5月期販売額3・8%減/雑誌は返品増で2ヵ月連続大幅減/出版科研調べ

出版科学研究所調べの5月期の書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は前年同月比3・8%減となった。
部門別では、書籍が同3・0%増、雑誌が同10・0%減。雑誌の内訳は、月刊誌が同11・3%減、週刊誌が同4・6%減。雑誌は返品率の大幅上昇により2ヵ月連続で激減した。
返品率は書籍が同1・2ポイント減の41・2%、雑誌が同3・4ポイント増の48・9%。月刊誌の返品率は同3・8ポイント増の51・0%で、コミックスの返品が大幅に増加したことなどが影響し、初めて50%を超えた。
書店店頭の売上は、書籍が約2%減。文芸書は約5%増と好調が続いている。雑誌は定期誌が約7%減、ムックが約11%減、コミックスが約13%減となった。

240社248ブースが出展/書店大商談会出展社説明会を開催

第8回「書店大商談会」(主催=「書店大商談会」実行委員会)の出展社説明会が7月12日、東京都新宿区の新宿区立牛込箪笥区民ホールで開催された。
書店大商談会は10月26日(木)午前11時~午後5時半、東京都文京区の東京ドーム「プリズムホール」で開催する。今回の出展は240社248ブース。来場書店人数1千名、商談成立金額1億円(本体価格)を目標としている。当日は前回と同様、商談開始から一定時間、西入口から会場中央までパーテーションで区切った通路を設け、来場者が全体に分散しやすいようにする。コミックは、前回に続き分科会との2回開催とし、本会ではブース形式で実施、分科会は来年2月上旬に開催する予定。
書店への事前周知・集客手段として、8月上旬から開催直前まで、案内チラシ数種類を首都圏書店に限らず広く配布。9月上旬には出展社の情報を掲載したパンフレットを書店に配布する。フェイスブックやツイッターを使い、イベントやサイン会情報、各出展社の特典情報や取扱い商品などの情報を発信していく。
出展社には、お薦め既刊本のPRや、商談会のみの特別セット、本以外の開発商品、作家やタレント等によるサイン会等の実施を要請。書店の来場・仕入を促進するため購入額の5~10%を還元する「キャッシュバック券」の配布についても実施を依頼した。
説明会の冒頭、矢幡秀治実行委員長(真光書店)は、「書店の売上がなかなか上がらず非常に厳しい。この商談会で書店に元気を与えていただきたいと思っている。商談会への集客に力を入れて出版社と書店を結びつけ、売上アップ、業界の業績アップにつなげたい」とあいさつ。日書連の舩坂良雄会長は「商談会の主役は出版社。良い企画を提案し、書店が元気になるような商取引をしていただきたい」と述べた。
閉会にあたりあいさつした実行委員会の奥村弘志顧問(南天堂書房)は、「書店も版元も、商談会に出る以上お互い利益を生み出さなければ意味がない。書店の気持ちを動かせるような働きかけを考えてほしい」と呼びかけた。

豊田広宣、田仲幹弘両氏が専務に就任/トーハン

トーハンは6月29日開催の定時株主総会で取締役・監査役の選任を行い、取締役会で以下の通り就任した。◎昇任、○新任。
取締役社長(代表取締役)
藤井武彦
取締役副社長(代表取締役)近藤敏貴
専務取締役川上浩明
同◎豊田広宣
同◎田仲幹弘
常務取締役栃木裕史
同小野晴輝
同松本俊之
同◎藤原敏晴
取締役高見真一
同森岡憲司
同大西良文
同塚田達夫
同○渡辺勝也
同○堀内洋一
同鈴木敏文
同○赤尾文夫
監査役(常勤)本川幸史
同(常勤)吉田尚郎
監査役相賀昌宏
同岩瀬徹
相談役佐藤隆信
同野間省伸
同松井清人
〈執行役員〉
副社長執行役員(営業統括本部長)近藤敏貴
専務執行役員(情報戦略本部長兼商品本部長、渉外・広報担当)川上浩明
同(営業統括本部副本部長、支社総括担当、営業統括推進部長兼店頭活性化プロジェクト推進室長)
豊田広宣
同(海外事業部門担当、総務人事部長)田仲幹弘
常務執行役員(物流部門担当、ロジスティックス部長兼東京ロジスティックスセンター長兼書籍流通業務部長兼雑誌流通業務部長)
栃木裕史
同(近畿支社長、西日本エリア統括)小野晴輝
同(経営戦略部門担当兼事業改革推進室担当兼取引・経理部門担当)松本俊之
同(営業統括本部副本部長、市場開発部長、支社総括副担当)藤原敏晴
上席執行役員(情報戦略本部副本部長、プラットフォーム事業部長)高見真一
同(首都圏支社長)
森岡憲司
同(経営戦略部長)
大西良文
同(オムニチャネル推進担当兼CVS部門担当)
塚田達夫
同(複合事業本部長、複合売場開発部長)
○渡辺勝也
同(特販支社長)
○堀内洋一
同(情報戦略本部基幹システム改革担当、トーハン・システム・エンジニアリング兼任)中村勉
清水美成専務取締役、高田聡取締役、山﨑厚男顧問は退任した。

代表取締役会長に安西浩和氏/出版共同流通

出版共同流通は6月16日開催の定時株主総会ならびに取締役会で以下の通り役員を選任した。◎昇任、○新任。
代表取締役会長
◎安西浩和
代表取締役社長
髙田誠
常務取締役吉川浩
取締役長田浩
同小倉淳
同大竹深夫
同○渡部正嗣
同加藤哲朗
同酒井和彦
同北林誉
監査役久保朗
同○真鍋朝彦

『書店員の仕事』トークイベント/9月、神戸で開催

NR出版会は9月2日午後2時、神戸市中央区のこうべまちづくり会館3F多目的室で、同会情報誌の連載記事をまとめた単行本『書店員の仕事』の出版を記念してトークイベントを開催する。5月26日に東京で開催した出版記念会が盛況裏に終了し、関西での開催を希望する声が多数寄せられていた。当日は、市岡陽子(喜久屋書店阿倍野店)、伊藤美保子(丸善京都本店)、楫一子(喜久屋書店倉敷店)、山本千紘(丸善岡山シンフォニービル店)の各氏ら執筆者が登壇する。問い合わせはNR出版会事務局まで。℡03―5689―3886

生活実用書・注目的新刊/遊友出版・齋藤一郎

大森正司著『お茶の科
学』(講談社ブルーバックス1000円)は、日本人の生活と切っても切り離せない、なじみ深いお茶を多角的に捉えたお茶研究のレポート。
緑茶10グラムを急須に入れ、冷水を茶碗一杯分注ぎ15分待つ。この水出し茶は、うまみが凝縮して、万人をうならせる。
次に40~50度のぬるま湯を入れて1分。少し渋みの加わった爽やかな味が楽しめる。次は熱湯で1分。今度は苦みが現れる。残った茶葉は酢醤油を加えて食べてしまう。
鰹節やごまを入れて、酒の肴にもなってしまう。
非発酵茶である緑茶だけでも、玉露、煎茶、番茶、抹茶があり、再加工茶にほうじ茶、玄米茶。釜炒り玉緑茶なども。半発酵がウーロン茶、発酵茶は紅茶。後発酵茶にプアール茶、富山黒茶。
お茶のルーツから、おいしい淹れ方、香りを科学し、健康への効能まで茶の知識が満載である。
磯淵猛著『紅茶の手帳』(ポプラ新書800円)は発酵茶である紅茶の魅力を熱く語る。紅茶を美味しく淹れるには茶葉を入れたポットに沸かしたての酸素を多く含んだ熱湯を一気に注ぐ。やがてポット内の対流で茶葉がジャンピングを起こす。これが肝心なのだ。猛暑に負けずレッツ・ティー・ブレーク!

「文具女子博」12月に開催/日販

日販は12月15日~17日の3日間、東京・大田区の東京流通センター第二展示場Fホールで、文具の展示・販売イベント「文具女子博」を開催する。パーソナル文具専門卸のエムディーエスが共催。入場料500円(税込)。問い合わせは文具女子博実行委員会事務局まで。メールbungujoshi@nippan.co.jp

兵庫発新商材の開発で討論会/兵庫トーハン会

第49回兵庫トーハン会総会が6月15日、神戸市有馬温泉の有馬グランドホテルで開催された。
冒頭、中島良太会長(三和書房)は昨年20位だったプレミアムセールの実績を報告し、いっそうの増売に向けて決意表明した。
続いて各委員会から平成28年度事業活動報告、会計報告が行われ、承認された。同会が毎年実施している「地元書店員が選ぶ感動本グランプリ」について、書店員がそれぞれオリジナルの帯、POPを作成して売上を競う企画を実施。秋に文庫、春に新書本を対象に実施していると報告があった。また、各種研修会、地元の作家を招聘した講演会を実施し、高い評価を受けていると報告があった。
役員改選では、選考委員による新役員の選考が行われ、中島会長を再選。中島会長より平成29年度事業計画案、会計予算案が上程され、承認。3期目となる中島体制が始動した。
来賓のトーハン・坂口裕史神戸支店長が祝辞を述べ、総会を終了した。
総会終了後、出版社、トーハン担当者を交えて第4回業界討論会を実施した。日用品、ファンシー雑貨を製造するスケーター㈱の鴻池会長が基調講演。兵庫発の新商材を企画開発するべくグループ別に討論会を行い、各班より成果を発表した。中にはすぐにでも商品化できそうな案があり、トーハンで検討することになった。
合同懇親会には出版社30名、書店14名が出席。トーハンの小野晴輝常務が祝辞を述べ、小学館パブリッシング・サービスの西川支店長の乾杯の発声で開宴した。(安井唯善広報委員)
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